JP2006106131A - プロセスユニット及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】感光体表面を帯電させる帯電ワイヤを具えたプロセスユニットにおいて、帯電ワイヤを清掃する際に清掃物がグリッドや感光ドラムに落下するのを防止するためのコンパクトで低コストの清掃手段を提供する。
【解決手段】ワイヤ45に付着した汚れは、スポンジ部材47aがワイヤ45と摺擦している部分によりワイヤ45から削取されながら、スポンジ部材47aのワイヤ45の長手方向中央部がプラスチック部材47bに押圧されることにより形成された開口部S'からスポンジ部材47aのワイヤ45の長手方向中央部へと減り込んでいく。減り込んだ汚れ(清掃物)は、後から減り込んできた清掃物によりさらに中央部へと押し込まれる。このため、ワイヤクリーナ47は、清掃した清掃物を落下させることなく溜め込むことができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、感光体表面を帯電させる帯電ワイヤに付着した汚れを除去する清掃手段を備えたプロセスユニット、及び該プロセスユニットを着脱可能な画像形成装置に関するものである。
従来、スポンジ部材を二つ折りにして帯電ワイヤを挟み、帯電ワイヤに沿ってスライドさせることにより帯電ワイヤに付着した汚れを除去するワイヤクリーナを備えたプロセスユニットが提案されている。
この構成にすることにより、ワイヤクリーナの帯電ワイヤに接触した部分の帯電ワイヤ長手方向端部で汚れを除去することが可能となり、また、ワイヤクリーナが簡単な構成となり、コストを低くすることが可能となる。
しかしながら、帯電ワイヤを清掃していくうちに、帯電ワイヤの汚れがワイヤクリーナの帯電ワイヤに接触した部分の帯電ワイヤ長手方向端部に溜まり、最終的に溜まった汚れがグリッドや感光ドラム表面に落着し、帯電ムラや黒白ポチの原因となる。
そこで、帯電ワイヤの付着物を清掃具によって拭取り、帯電ワイヤから拭取られた付着物が清掃具から脱落したとしても下方の突出部で受ける清掃装置を備えた画像形成装置が提案されている(特許文献1)。
この清掃装置は、拭取部材としての清掃具などを有する清掃部材を有し、清掃具により帯電ワイヤを拭取って清掃するものである。
清掃部材は、金属片およびスポンジ部材からなる清掃具と、清掃具を下方から受ける突出部と、この突出部を固定する連結部材とを備えている。そして、清掃具は、ばね性を有し内側に付勢するように曲げられた金属片が外側に設けられ、この金属片でスポンジ部材などを介して、帯電ワイヤを例えば上下または左右などから挟み込んで当接するようになっている。突出部は、その中央部から清掃具を上方に支持するようになっており、清掃具で拭取られた帯電ワイヤの汚れを受けるようになっている。
以上より、帯電ワイヤから拭取られた付着物が清掃具から脱落したとしても下方の突出部で受けることが可能となる。
特許第3462825号公報
しかしながら、上述した従来の特許文献1の技術においては、付勢手段、動作連動手段、突出部を清掃具と連結する部材、突出部を固定する部材など、清掃装置の構成が複雑で、清掃装置を構成する部材が少なくない。そのため、コストが高くなり、さらに、清掃装置が大型化してしまうという問題があった。
そこで、本発明は、感光ドラム表面を帯電させる帯電ワイヤに付着した汚れを除去し、コストが低くコンパクトな清掃手段を備えたプロセスユニット、及び該プロセスユニットを着脱可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、感光体表面を帯電させる帯電ワイヤを備えたプロセスユニットにおいて、帯電ワイヤに沿って摺動自在に設けられ、帯電ワイヤから清掃された清掃物を溜め込む清掃手段を備え、清掃手段は、帯電ワイヤを挟み押圧することによって帯電ワイヤを清掃する清掃部材を有し、清掃部材は、帯電ワイヤ長手方向端部に開口部を有し、開口部の帯電ワイヤ長手方向端部は、清掃部材が帯電ワイヤを押圧する押圧力において、清掃部材の帯電ワイヤ長手方向中央部にかかる押圧力が清掃部材の帯電ワイヤ長手方向端部にかかる押圧力より強くなるように押圧されることによって、開口することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、感光体表面を帯電させる帯電ワイヤを備えたプロセスユニットにおいて、帯電ワイヤに沿って摺動自在に設けられ、帯電ワイヤから清掃された清掃物を溜め込む清掃手段を有し、清掃手段は、帯電ワイヤを挟むことによって帯電ワイヤを清掃する清掃部材と、清掃部材によって清掃され帯電ワイヤまたは清掃部材から落下した清掃物を受ける突出部と、を有し、突出部は、清掃部材の帯電ワイヤに接触している接触部の帯電ワイヤ長手方向端部よりも帯電ワイヤ長手方向に長くなるように、清掃部材と一体形成されることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、清掃部材は、清掃部材がU字型に折曲されることによって形成された隙間から、帯電ワイヤ長手方向に垂直に装着され帯電ワイヤを挟むことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、帯電ワイヤは感光体より鉛直方向上方にあり、突出部は、突出部の帯電ワイヤ長手方向端部より下に窪んでいる部分を有することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、帯電ワイヤにリブが設けられ、リブは、清掃手段が帯電ワイヤに沿って摺動され突起物を通過するときに、清掃手段に溜め込まれた清掃物を清掃手段から落下させることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、リブは、清掃手段が帯電ワイヤに沿って摺動されリブを通過するときに、清掃部材の隙間の帯電ワイヤ長手方向端部から清掃手段内部に進入し、隙間を広げることによって清掃手段に溜め込まれた清掃物を落下させることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、帯電ワイヤ長手方向端部に突起物が設けられ、突起物は、清掃手段が帯電ワイヤに沿って摺動され突起物に到達すると、突出部を押下し、清掃手段に溜め込まれた清掃物を清掃手段から落下させることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、プロセスユニットが画像形成装置に着脱可能であることを特徴とする。
請求項1のプロセスユニットによれば、感光体表面を帯電させる帯電ワイヤを備えたプロセスユニットにおいて、帯電ワイヤに沿って摺動自在に設けられ、帯電ワイヤから清掃された清掃物を溜め込む清掃手段を備え、清掃手段は、帯電ワイヤを挟み押圧することによって帯電ワイヤを清掃する清掃部材を有している。そして、清掃部材は、帯電ワイヤ長手方向端部に開口部を有し、開口部の帯電ワイヤ長手方向端部は、清掃部材が帯電ワイヤを押圧する押圧力において、清掃部材の帯電ワイヤ長手方向中央部にかかる押圧力が清掃部材の帯電ワイヤ長手方向端部にかかる押圧力より強くなるように押圧されることによって、開口する。よって、清掃物は清掃手段の帯電ワイヤ長手方向端部で清掃されず、長手方向中央部付近で清掃され、長手方向端部から中央部に向かうにつれて開口部が狭くなるので、清掃手段は清掃物を挟み込んで溜め込むことができ、清掃物がグリッドや感光ドラムに落下するのを防止することが可能となる。また、清掃手段の構成が単純で、清掃手段を構成する部材が少なく、コストを低く抑えることが可能となり、さらに、清掃手段を小型化することが可能となる。
請求項2のプロセスユニットによれば、感光体表面を帯電させる帯電ワイヤを備えたプロセスユニットにおいて、帯電ワイヤに沿って摺動自在に設けられ、帯電ワイヤから清掃された清掃物を溜め込む清掃手段を有し、清掃手段は、帯電ワイヤを挟むことによって帯電ワイヤを清掃する清掃部材と、清掃部材によって清掃され帯電ワイヤまたは清掃部材から落下した清掃物を受ける突出部と、を有している。そして、突出部は、清掃部材の帯電ワイヤに接触している接触部の帯電ワイヤ長手方向端部よりも帯電ワイヤ長手方向に長くなるように、清掃部材と一体形成されるものとなっている。よって、清掃部材により帯電ワイヤを清掃したときに、清掃物が帯電ワイヤまたは清掃部材から落下したとしても、突出部によって清掃物を受け止めることが可能となる。また、清掃部材と突出部とが一体形成されているので、清掃手段の構成が単純で、清掃手段を構成する部材が少なく、コストを低く抑えることが可能となり、さらに、清掃手段を小型化することが可能となる。
請求項3のプロセスユニットによれば、清掃部材は、清掃部材がU字型に折曲されることによって形成された隙間から、帯電ワイヤ長手方向に垂直に装着され帯電ワイヤを挟むものとなっている。よって、清掃手段を帯電ワイヤに容易に装着することが可能となる。
請求項4のプロセスユニットによれば、帯電ワイヤは感光体より鉛直方向上方にあり、突出部は、突出部の帯電ワイヤ長手方向端部より下に窪んでいる部分を有するものとなっている。よって、突出部によって一度受け止めた清掃物が、突出部から転落するのを防止することが可能となる。
請求項5のプロセスユニットによれば、帯電ワイヤにリブが設けられ、リブは、清掃手段が帯電ワイヤに沿って摺動されリブを通過するときに、清掃手段に溜め込まれた清掃物を清掃手段から落下させるものとなっている。よって、清掃手段に清掃物が溜まってきてもリブで清掃物を落下させることができるので、清掃手段を交換する必要性をなくすことが可能となる。さらに、清掃物を多く溜める必要がないので、清掃手段を小型化することができ、結果として清掃手段を備えたプロセスユニットも小型化することが可能となる。
請求項6のプロセスユニットによれば、リブは、清掃手段が帯電ワイヤに沿って摺動されリブを通過するときに、清掃部材の隙間の帯電ワイヤ長手方向端部から清掃手段内部に進入し、隙間を広げることによって清掃手段に溜め込まれた清掃物を落下させるものとなっている。よって、清掃手段に清掃物が溜まってきてもリブで清掃物を落下させることができるので、清掃手段を交換する必要性をなくすことが可能となる。さらに、簡単な構成で清掃物を落下させることができ、また、清掃物を多く溜める必要がないので、清掃手段を小型化することができ、結果として清掃手段を備えたプロセスユニットも小型化することが可能となる。
請求項7のプロセスユニットによれば、帯電ワイヤ長手方向端部に突起物が設けられ、突起物は、清掃手段が帯電ワイヤに沿って摺動され突起物に到達すると、突出部を押下し、清掃手段に溜め込まれた清掃物を清掃手段から落下させるものとなっている。よって、清掃手段に清掃物が溜まってきても突起物で清掃物を落下させることができるので、清掃手段を交換する必要性をなくすことが可能となる。さらに、簡単な構成で清掃物を落下させることができ、また、清掃物を多く溜める必要がないので、清掃手段を小型化することができ、結果として清掃手段を備えたプロセスユニットも小型化することが可能となる。
請求項8の画像形成装置は、前記プロセスユニットを着脱可能とするものである。よって、プロセスカートリッジが小型化できるので、画像形成装置全体も小型化することが可能となる。
図1は、本発明の画像形成装置としてのレーザプリンタ1の一実施形態を示す要部側断面図である。
図1において、このレーザプリンタ1は、非磁性1成分の現像方式によって画像を形成する電子写真方式のレーザプリンタであって、本体ケーシング2内に、用紙3を給紙するためのフィーダユニット4や、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成ユニット5などを備えている。尚、以下の説明では、後述する給紙ローラ11が設けられる一方側をレーザプリンタ1の前側とし、後述する定着部17が設けられる他方側をレーザプリンタ1の後側とする。
(フィーダユニットの構成)
フィーダユニット4は、本体ケーシング2内の底部に、着脱可能に装着される給紙トレイ6と、給紙トレイ6の前側端部に設けられる給紙機構部7と、給紙機構部7に対し用紙3の搬送方向の下流側に設けられるレジストローラ9とを備えている。
(給紙トレイの構成)
給紙トレイ6は、用紙3を積層状に収容し得る上面が開放されたボックス形状をなし、本体ケーシング2の底部に対して本体ケーシング2の前面から水平方向に着脱可能とされている。この給紙トレイ6内には、用紙押圧板10が設けられている。用紙押圧板10は、用紙3を積層状にスタック可能とされ、後側端部において揺動可能に支持されることによって、前側端部が上下方向に移動可能とされ、その裏側から図示しないばねによって上方向に付勢されている。そのため、用紙押圧板10は、用紙3の積層量が増えるに従って、後側端部を支点として、ばねの付勢力に抗して下向きに揺動される。
(給紙機構部の構成)
給紙機構部7は、給紙ローラ11と、その給紙ローラ11に対向する分離パッド8と、分離パッドの裏側に配置される図示しないばねとを備えており、そのばねの付勢力によって、分離パッド8が給紙ローラ11に向かって押圧されている。
そして、用紙押圧板10上の最上位にある用紙3は、用紙押圧板10の裏側から図示しないばねによって給紙ローラ11に向かって押圧され、その給紙ローラ11の回転によって給紙ローラ11と分離パッド8とで挟まれた後、それらの協働により、1枚毎に分離されて給紙される。給紙された用紙3は、レジストローラ9に送られる。
(レジストローラの構成)
レジストローラ9は、一対のローラから構成されており、用紙3をレジスト後に、画像形成位置、つまり、用紙3にトナー像を転写する転写位置であって、後述する感光ドラム21と転写ローラ14との接触部分に送るようにしている。
(画像形成ユニットの構成)
画像形成ユニット5は、スキャナユニット15、プロセスユニット16、転写ローラ14、定着ユニット17などを備えている。
(スキャナユニットの構成)
スキャナユニット15は、本体ケーシング2内の上部に設けられ、図示しないレーザ発光部、回転駆動されるポリゴンミラー18、レンズ19、反射鏡20などを備えている。このスキャナユニット15では、レーザ発光部から発光される画像データに基づくレーザビームを、鎖線で示すように、ポリゴンミラー18、レンズ19、反射鏡20の順に通過あるいは反射させて、後述するプロセスユニット16の感光ドラム21の表面上に高速走査にて照射させている。
(プロセスユニットの構成)
プロセスユニット16は、略矩形ボックス状の筐体51内に感光体としての感光ドラム21と、プロセスカートリッジ23と、帯電器としてのスコロトロン型帯電器24とを備えている。このプロセスユニット16は、スキャナユニット15の下方において、本体ケーシング2に対して着脱自在に装着されている。
より具体的には、本体ケーシング2の前面には、下端部がヒンジ12を介して回転可能に支持され、上端部が前後方向に揺動されるフロントカバー13が設けられており、このフロントカバー13を仮想線で示すように開放して、プロセスユニット16を前後方向に移動させることにより、プロセスユニット16を本体ケーシング2に対して着脱できるように構成されている。
(プロセスカートリッジの構成)
プロセスカートリッジ23は、プロセスユニット16の筐体51に対して着脱自在に装着されており、トナーホッパ26と、そのトナーホッパ26の側方に設けられる供給ローラ27、トナーを担持する現像ローラ28及び層厚規制ブレード29とを備えている。プロセスカートリッジ23を、プロセスユニット16の筐体51に対して着脱自在に設けることによって、感光ドラム21とプロセスカートリッジ23とを、それぞれの寿命に対応させて、それぞれ交換することができる。そのため、感光ドラム21とプロセスカートリッジ23とを、それぞれ適切なタイミングで交換することによって、ランニングコストの低減化を図ることができる。
プロセスカートリッジ23は、本体ケーシング2に対してプロセスユニット16の筐体51と一体的に着脱するように構成されている。すなわち、このプロセスカートリッジ23は、本体ケーシング2に対してプロセスカートリッジ23のみを着脱させることはできず、プロセスカートリッジ23を着脱させるときは、本体ケーシング2に対してプロセスユニット16の筐体51を取り外し、その取り外したプロセスユニット16の筐体51に対してプロセスカートリッジ23を着脱させるように構成されている。
たとえば、プロセスカートリッジ23を交換するときには、まず、本体ケーシング2からプロセスユニット16の筐体51を取り外し、次いで、その取り外したプロセスユニット16の筐体51から使用済みのプロセスカートリッジ23を取り外し、その取り外したプロセスユニット16の筐体51に新しいプロセスカートリッジ23を装着し、その後、その新しいプロセスカートリッジ23が装着されたプロセスユニット16の筐体51を本体ケーシング2に装着する。
本実施例ではプロセスカートリッジ23がプロセスユニット16の筐体51に着脱自在に設けられているが、プロセスカートリッジ23とプロセスユニット16は、それぞれ直接本体ケーシング2に着脱可能に設けられてもよい。このように構成されても、感光ドラム21とプロセスカートリッジ23とを、それぞれの寿命に対応させて、それぞれ交換することができる。そのため、感光ドラム21とプロセスカートリッジ23とを、それぞれ適切なタイミングで交換することによって、ランニングコストの低減を図ることができる。
トナーホッパ26には、現像剤として、正帯電性の非磁性1成分のトナーが充填されている。このトナーとしては、重合性単量体、例えば、スチレンなどのスチレン系単量体や、アクリル酸、アルキル(C1〜C4)アクリレート、アルキル(C1〜C4)メタアクリレートなどのアクリル系単量体を、懸濁重合などの公知の重合方法によって共重合させることにより得られる重合トナーが使用されている。このようなトナーには、カーボンブラックなどの着色剤やワックスなどが配合されるとともに、流動性を向上させるために、シリカなどの外添剤が添加されている。その平均粒径は、約6〜10μm程度である。
また、トナーホッパ26には、アジテータ30が設けられている。このアジテータ30は、トナーホッパ26内の中心に回転可能に支持される回転軸31と、その回転軸31の周りに設けられる攪拌羽根32とを備えている。そして、このアジテータ30の回転軸31の矢印方向(時計回り)への回転によって、攪拌羽根32が周方向に移動して、トナーホッパ26内のトナーが、次に述べる供給ローラ27に向けて搬送される。
供給ローラ27は、トナーホッパ26の側方において、その軸方向がプロセスユニット16の筐体51の幅方向(プロセスユニット16の着脱方向と略直交する方向、以下同じ)に沿って配置され、矢印方向(反時計回り)に回転可能に設けられている。この供給ローラ27は、金属製のローラ軸に、導電性ウレタン発泡体からなるローラ部が被覆されている。
現像ローラ28は、供給ローラ27の側方において、その軸方向がプロセスユニット16の筐体51の幅方向に沿って配置され、矢印方向(反時計回り)に回転可能に設けられている。この現像ローラ28は、金属製のローラ軸に、導電性の弾性材料からなるローラ部が被覆されており、より具体的には、現像ローラ28は、カーボン微粒子などを含む導電性のウレタンゴムまたはシリコーンゴムからなるローラ部の表面に、フッ素が含有されているウレタンゴムまたはシリコーンゴムのコート層が被覆されている。また、現像ローラ28のローラ軸には、現像バイアスが印加されている。
そして、これら供給ローラ27と現像ローラ28とは、互いに対向配置され、現像ローラ28に対して供給ローラ27がある程度圧縮するような状態で圧接されており、供給ローラ27と現像ローラ28とは、それらの対向接触部分において、互いに逆方向に回転するように設定されている。
層厚規制ブレード29は、供給ローラ27の上方であって、現像ローラ28の軸方向に沿って現像ローラ28と対向配置されている。この層厚規制ブレード29は、板ばね部材34と、その板ばね部材34の先端部に設けられ、現像ローラ28と接触される絶縁性のシリコーンゴムからなる圧接部35とを備えている。この層厚規制ブレード29は、板ばね部材34がプロセスカートリッジ23に支持された状態で、圧接部35が板ばね部材34の弾性力によって、現像ローラ28の表面に圧接されている。
そして、アジテータ30の回転によって、供給ローラ27に搬送されたトナーは、その供給ローラ27の回転によって、現像ローラ28に供給される。この供給ローラ27から現像ローラ28へのトナーの供給時において、供給ローラ27と現像ローラ28との間においてトナーが摺擦され正極性に帯電される。
帯電されたトナーは、現像ローラ28の表面上に担持され、現像ローラ28の回転に伴って、現像ローラ28と層厚規制ブレード29の圧接部35との間に進入され、現像ローラ28の表面上に薄層として担持される。
(感光ドラムの構成)
感光ドラム21は、現像ローラ28の側方において、その現像ローラ28と対向するように、その軸方向がプロセスユニット16の筐体51の幅方向に沿って配置されており、プロセスユニット16の筐体51において、図示しない軸受けを介して矢印方向(時計回り)に回転可能に支持されている。この感光ドラム21は、ドラム本体が接地されるとともに、その表層がポリカーボネートなどからなる正帯電性の感光層により形成されている。
感光ドラム21の表面は、後述するスコロトロン型帯電器24により一様に正帯電された後、スキャナユニット15からのレーザビームの高速走査により露光され、所定の画像データに基づく静電潜像が形成される。尚、このレーザプリンタ1では、感光ドラム21の表面におけるレーザビームによる露光された部分の電位が150〜170Vとなるように設定されている
(帯電器の構成)
スコロトロン型帯電器24は、コロナ放電を発生させる正帯電用のスコロトロン型の帯電器であり、感光ドラム21の上方において、感光ドラム21と接触しないように、所定間隔を隔てて対向配置され、プロセスユニット16の筐体51に支持されている。このスコロトロン型帯電器24は、帯電ワイヤとしてのワイヤ45と、グリッド電極46と、清掃手段としてのワイヤクリーナ47とを備えている。
ワイヤ45は、タングステンワイヤなどからなり、感光ドラム21の軸方向に沿って対向配置されている。このワイヤ45は、ワイヤ45自身に電圧をかけることによってコロナ放電を発生させることができ、これにより、感光ドラム21の表面を一様に正極性に帯電させることができるように構成されている。尚、このレーザプリンタ1では、帯電後の感光ドラム21表面の帯電電位が870Vとなるように設定されている。
グリッド電極46は、感光ドラム21に向かうように開口されたスコロトロン型帯電器24のケーシングの開口部において、ワイヤ45の長手方向に沿って設けられている。
ワイヤクリーナ47は、後述するが、摺動自在にワイヤ45を挟む清掃部材としてのスポンジ部材47aから構成されている。
(転写ローラの構成)
転写ローラ14は、感光ドラム21の下方において、この感光ドラム21に対向するように、その軸方向がプロセスユニット16の筐体51の幅方向に沿って配置され、本体ケーシング2において、矢印方向(反時計回り)に回転可能に支持されている。この転写ローラ14は、金属製のローラ軸に、導電性のゴム材料からなるローラ部が被覆されており、転写時には転写バイアスが印加される。
(定着ユニットの構成)
定着ユニット17は、プロセスユニット16の側方であって、用紙3の搬送方向下流側に設けられており、加熱ローラ37と、押圧ローラ38と、搬送ローラ39とを備えている。加熱ローラ37は、金属製の素管内にヒータとしてハロゲンランプを備えている。押圧ローラ38は、加熱ローラ37の下方に対向配置され、その加熱ローラ37を下方から押圧するように設けられている。また、搬送ローラ39は、加熱ローラ37及び押圧ローラ38に対して、用紙3の搬送方向下流側に設けられている。
現像ローラ22の回転により、現像ローラ22上に担持されかつ正帯電されているトナーが、感光ドラム21に対向して接触する時に、感光ドラム21の表面上に形成される静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感光ドラム21の表面のうち、レーザビームによって露光され電位が下がっている部分に供給され、選択的に担持されることによって可視像化され、これによって反転現像が達成される。尚、このレーザプリンタ1においては、現像ローラ22には、バイアス電圧として400〜450Vの電圧が印加されている。
(画像形成動作例)
以上のような本実施例のレーザプリンタ1において、印刷時の動作を図1を参照して説明する。
感光ドラム21の表面は、その感光ドラム21の回転に伴って、まず、スコロトロン型帯電器24により一様に正帯電された後、スキャナユニット15からのレーザビームの高速走査により露光され、画像データに基づく静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ28の回転により、現像ローラ28の表面上に担持されかつ正極性に帯電されているトナーが、感光ドラム21に対向して接触する時に、感光ドラム21の表面上に形成される静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感光ドラム21の表面のうち、レーザビームによって露光され電位が下がっている露光部分に供給され、選択的に担持されることによって可視像化され、これによって反転現像が達成されて、トナー像が形成される。
そして、感光ドラム21の表面上に担持されたトナー像は、感光ドラム21の回転によって、レジスト後にフィーダユニット4のレジストローラ9から搬送されてくる用紙3と対向接触した時に、その用紙3が、感光ドラム21と転写ローラ14との間を通る間に、用紙3に転写される。トナー像が転写された用紙3は、定着ユニット17に向けて搬送される。
定着ユニット17に搬送されてきた用紙3は、加熱ローラ37と押圧ローラ38との間を通る間に、熱定着され、その後、搬送ローラ39によって、本体ケーシング2に設けられる搬送ローラ40及び排紙ローラ41に向けて搬送される。搬送ローラ40は、搬送ローラ39に対して、用紙3の搬送方向下流側に設けられ、排紙ローラ41は、排紙トレイ42の上方に設けられている。搬送ローラ39によって搬送されてきた用紙3は、搬送ローラ40によって排紙ローラ41に搬送され、その後、排紙ローラ41によって、排紙トレイ42上に排紙される。
(ワイヤクリーナの構成及び動作)
次に、このようなプロセスユニット16に備えられたスコロトロン型帯電器24のワイヤ45をクリーニングするワイヤクリーナ47の構成及び動作について、図2〜図7を参照して説明する。
図2(a)〜(d)は、それぞれ、ワイヤクリーナ47のスポンジ部材47aのプラスチック部材47bを装着される前の平面図、ワイヤ45の長手方向から見た側面図、斜視図、およびワイヤ45の長手方向に垂直な方向から見た側面図である。図3(a)は、感光ドラム21側から見たワイヤクリーナ47の平面図、図3(b)は、ワイヤ45の長手方向から見たワイヤクリーナ47の側面図であり、図3(c)は、レーザプリンタ1の側面から見たワイヤクリーナ47の側面図であり、図3(d)は、ワイヤクリーナ47を斜め上方から見た斜視図である。そして、図4は、プラスチック部材47bに装着されたスポンジ部材47aがプラスチック部材47bにより押圧される前後の、図3(a)の一部を拡大した図である。
図2〜図4に示すように、スポンジ部材47aは、U字型に折曲されることによって形成された隙間Sからワイヤ45の長手方向に垂直に装着されワイヤ45を挟む。尚、スポンジ部材47aに切込みを形成し、切込みからワイヤ45に装着しても良い。そして、スポンジ部材47aは、スポンジ部材47aのワイヤ45の長手方向中央部をプラスチック部材47bによって装着され、ワイヤ45を押圧する。これにより、スポンジ部材47aのワイヤ45の長手方向中央部の押圧力は、端部の押圧力より強くなる。つまり、スポンジ部材47aのプラスチック部材47bによって押圧される部分の押圧力が最大となる。すると、図4に示すように、スポンジ部材47aの隙間Sが、ワイヤ45の長手方向端部に向かうにつれて開口し、開口部S'が形成された状態でワイヤ45が押圧される。
そして、ワイヤクリーナ47がワイヤ45に沿って摺動自在にされることによって、ワイヤ45に付着した汚れを清掃する動作が開始される。ワイヤ45に付着した汚れは、スポンジ部材47aがワイヤ45と摺擦している部分によりワイヤ45から削取されながら、開口部S'からスポンジ部材47aのワイヤ45の長手方向中央部へと減り込んでいく。減り込んだ汚れ(清掃物)は、後から減り込んできた清掃物によりさらに中央部へと押し込まれる。このため、ワイヤクリーナ47は、清掃した清掃物を落下させることなく溜め込むことができる。
次に、ワイヤクリーナ47がワイヤ45を清掃して溜め込んだ清掃物を落下させるリブ48について、図5〜図7を参照して説明する。図5(a)〜(c)は、それぞれ、感光ドラム21側から見たワイヤクリーナ47の平面図、ワイヤ45の長手方向に垂直な方向から見た側面図、及びワイヤ45の長手方向から見たワイヤクリーナ47の側面図である。図6(a)、(b)は、それぞれ、スコロトロン型帯電器24をレーザプリンタ1の側面から見た、リブ48のワイヤ45に対する固定位置を示す側面図、ワイヤ45の長手方向からみた側面図である。そして、図7(a)は、感光ドラム21側から見たワイヤクリーナ47がリブ48を通過する様子を示す平面図を右に、ワイヤクリーナ47がリブ48を通過した後の様子を示す平面図を左に示す図である。また、図7(b)は、レーザプリンタ1の側面から見た、ワイヤクリーナ47がリブ48を通過する様子を示す側面図を右に、ワイヤクリーナ47がリブ48を通過した後の様子を示す側面図を左に示す図である。
ワイヤ45は感光ドラム21より鉛直方向上方にあり、ワイヤ45において感光ドラム21の非画像形成領域Pの上方に、平板状のリブ48がワイヤクリーナ47の隙間の高さより低くなるようにワイヤ45に固定されている。そして、清掃物を溜め込んだワイヤクリーナ47が摺動されリブ48を覆うようにして通過する際に、リブ48がワイヤクリーナ47の隙間Sからワイヤクリーナ47内部に進入する。よって、リブ48のワイヤ45の長手方向に対する幅の分だけワイヤクリーナ47の隙間Sが広げられる。これは、ワイヤクリーナ47のワイヤ45の長手方向中央部に関しても同様で、前記中央部も広げられる。その結果、中央部に溜め込まれていた清掃物が、広げられた隙間Sから落下し、ワイヤクリーナ47は、再びワイヤ45に付着した汚れを溜め込むことができる。よって、ワイヤクリーナ47が清掃物を溜め込み過ぎて、新たに清掃した清掃物がワイヤクリーナ47に入り込めなくなり、そのまま感光ドラム21上に落下してしまうことを防止することが可能となる。また、ワイヤクリーナ47は、リブ48によって清掃物を回収されることにより、清掃物を多く溜め込むために大型化される必要がなくなる。
尚、ワイヤクリーナ47に溜め込まれた清掃物がリブ48によってワイヤクリーナ47から落下されるが、リブ48は、清掃物が非画像形成領域Pに落下するようにワイヤ45に固定されているので、清掃物によって感光ドラム21が汚される心配はない。
ワイヤクリーナ47から清掃物を回収するためにリブ48を設けたが、ワイヤクリーナ47の隙間を大きくすることが可能な手段であれば、リブ48の替わりに用いることができるのは、もちろん言うまでもない。
また、リブ48は、非画像形成領域Pの上方のワイヤ45に設けられたが、リブ48の下方に清掃物が感光ドラム21に落下しないように受け止める機構があれば、画像形成領域P'に設けられてもよい。
本発明の第2の実施例に係る画像形成装置及びプロセスユニットについて、図面を参照にして具体的に説明する。尚、実施例1と対応する構成部分に同一の符号を付け、実施例1と重複する説明は省略することにする。図8(a)〜(d)は、それぞれ、ワイヤクリーナ47のスポンジ部材47aのプラスチック部材47bを装着される前の平面図、ワイヤ45の長手方向から見た側面図、斜視図、およびワイヤ45の長手方向に垂直な方向から見た側面図である。図9(a)〜(d)は、それぞれ、感光ドラム21側から見たワイヤクリーナ47の平面図、ワイヤ45の長手方向から見たワイヤクリーナ47の側面図、レーザプリンタ1の側面から見たワイヤクリーナ47の側面図、そして、ワイヤクリーナ47を斜め上方から見た斜視図である。
図9は、スポンジ部材47aが見えるように、プラスチック部材47bを省略して描いている。
図8および図9に示すように、H字型形状のスポンジ部材47aは、U字型に折曲されることによって形成された隙間Sからワイヤ45の長手方向に垂直に装着されワイヤ45を挟む。H字型形状のスポンジ部材47aがU字型に折曲されたとき、ワイヤ45から清掃された汚れ(清掃物)を受け止める突出部47cが形成されるが、スポンジ部材47aのワイヤ45に接触している接触部のワイヤ45の長手方向端部AまたはBの少なくとも一方よりもワイヤ45の長手方向に長くなるように、スポンジ部材47aと一体形成される。尚、T字型形状のスポンジ部材47aに切込みを形成し、切込みからワイヤ45に装着しても良い。そして、ワイヤクリーナ47がワイヤ45に沿って摺動自在にされることによって、ワイヤ45に付着した汚れを清掃する動作が開始される。ワイヤ45に付着した汚れは、スポンジ部材47aがワイヤ45と接触している部分のワイヤ45の長手方向端部AまたはBによりワイヤ45から削取されながら該端部AまたはBとワイヤ45との間に溜まっていく。端部AまたはBとワイヤ45との間に溜まっていった汚れ(清掃物)は、やがて端部AまたはBとワイヤ45との間に留まっておくことができなくなり、端部AまたはBとワイヤ45との間から零れ落下する。落下した清掃物は、H字型形状のスポンジ部材47aを折曲することにより形成された突出部47cによって受け止められるので、清掃物が感光ドラム21を汚すことがなくなる。このようにして、清掃物は突出部47cに溜め込まれていく。
次に、ワイヤクリーナ47がワイヤ45を清掃して突出部47cに溜め込んだ清掃物を回収するリブ48について、図10〜図12を参照して説明する。図10(a)〜(c)は、それぞれ、感光ドラム21側から見たワイヤクリーナ47の平面図、ワイヤ45の長手方向から見たワイヤクリーナ47の側面図、及び、レーザプリンタ1の側面から見たワイヤクリーナの側面図である。図11は、スコロトロン型帯電器24をレーザプリンタ1の側面から見た、リブ48のワイヤ45に対する固定位置を示す側面図である。そして、図12(a)は、感光ドラム21側から見たワイヤクリーナ47がリブ48を通過する様子を示す平面図を右に、ワイヤクリーナ47がリブ48を通過した後の様子を示す平面図を左に示す図である。図12(b)は、ワイヤ45の長手方向から見た、ワイヤクリーナ47がリブを通過する様子を示す側面図である。また、図12(c)は、レーザプリンタ1の側面から見た、ワイヤクリーナ47がリブ48を通過する様子を示す側面図を右に、ワイヤクリーナ47がリブ48を通過した後の様子を示す側面図を左に示す図である。
本実施例のワイヤクリーナ47も実施例1と同様に、突出部47cに溜め込まれた清掃物は、図10〜図12に示すように、スポンジ部材47aを折曲することによって形成された隙間Sが、ワイヤクリーナ47を摺動して隙間リブ48を通過させることにより大きく広げられ、これにより突出部47cから感光ドラム21の非画像形成領域Pに落下される。
図13(a)〜(c)は、それぞれ、本実施例の変形例としてのワイヤクリーナ47を感光ドラム21側から見た平面図、レーザプリンタ1の側面から見た側面図、および斜視図である。図13に示すように、突出部47cが、突出部47cのワイヤ45の長手方向端部よりも下に窪んでいる部分Cを有するように、形成されても良い。このようにすれば、突出部47cに落下した清掃物、あるいは、突出部47cによって一度受け止めた清掃物が、突出部47cから転落するのを防止することが可能となる。
また、他の変形例も考えられる。図14は、レーザプリンタ1の側面から見た、ワイヤクリーナ47が突起物49に到達する前の様子を示す側面図を右に、ワイヤクリーナ47が突起物49に到達したときの様子を示す側面図を左に示す図である。図14に示すように、リブ48の代わりにワイヤ45の長手方向端部にワイヤ45の長手方向中央部へ向かって延びる円錐状の突起物49を設け、突起物49の先尖部が突出部47cより少し上に位置するようにしてもよい。このようにすると、ワイヤクリーナ47がワイヤ45に沿って摺動され突起物に到達すると、突起物が突出部47cを押下し、ワイヤクリーナ47に溜め込まれた清掃物が落下する。
以上、各実施例に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではなく、その技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能である。
本発明の画像形成装置としてのレーザプリンタ1の一実施形態を示す要部側断面図である。 (a)は、ワイヤクリーナ47のスポンジ部材47aのプラスチック部材47bを装着される前の平面図、(b)はワイヤ45の長手方向から見た、ワイヤクリーナ47のスポンジ部材47aのプラスチック部材47bを装着される前の側面図、(c)はワイヤクリーナ47のスポンジ部材47aのプラスチック部材47bを装着される前の斜視図、(d)はワイヤ45の長手方向に垂直な方向から見た、ワイヤクリーナ47のスポンジ部材47aのプラスチック部材47bを装着される前の側面図である。 (a)感光ドラム21側から見たワイヤクリーナ47の平面図、(b)はワイヤ45の長手方向から見たワイヤクリーナ47の側面図、(c)はレーザプリンタ1の側面から見たワイヤクリーナ47の側面図、(d)はワイヤクリーナ47を斜め上方から見た斜視図である。 プラスチック部材47bに装着されたスポンジ部材47aがプラスチック部材47bにより押圧される前後の、図3(a)の一部を拡大した図である。 (a)は感光ドラム21側から見たワイヤクリーナ47の平面図、(b)はワイヤ45の長手方向に垂直な方向から見たワイヤクリーナ47の側面図、(c)はワイヤ45の長手方向から見たワイヤクリーナ47の側面図である。 (a)はスコロトロン型帯電器24をレーザプリンタ1の側面から見た、リブ48のワイヤ45に対する固定位置を示す側面図、(b)はスコロトロン型帯電器24をワイヤ45の長手方向から見た、側面図である。 (a)は感光ドラム21側から見たワイヤクリーナ47がリブ48を通過する様子を示す平面図を右に、ワイヤクリーナ47がリブ48を通過した後の様子を示す平面図を左に示す図、(b)はレーザプリンタ1の側面から見た、ワイヤクリーナ47がリブ48を通過する様子を示す側面図を右に、ワイヤクリーナ47がリブ48を通過した後の様子を示す側面図を左に示す図である。 (a)はワイヤクリーナ47のスポンジ部材47aのプラスチック部材47bを装着される前の平面図、(b)はワイヤ45の長手方向から見た、ワイヤクリーナ47のスポンジ部材47aのプラスチック部材47bを装着される前の側面図、(c)はワイヤクリーナ47のスポンジ部材47aのプラスチック部材47bを装着される前の斜視図、(d)はワイヤ45の長手方向に垂直な方向から見た、ワイヤクリーナ47のスポンジ部材47aのプラスチック部材47bを装着される前の側面図である。 (a)感光ドラム21側から見たワイヤクリーナ47の平面図、(b)はワイヤ45の長手方向から見たワイヤクリーナ47の側面図、(c)はレーザプリンタ1の側面から見たワイヤクリーナ47の側面図、(d)はワイヤクリーナ47を斜め上方から見た斜視図である。 (a)は感光ドラム21側から見たワイヤクリーナ47の平面図、(b)はワイヤ45の長手方向から見たワイヤクリーナ47の側面図、(c)はレーザプリンタ1の側面から見たワイヤクリーナの側面図である。 スコロトロン型帯電器24をレーザプリンタ1の側面から見た、リブ48のワイヤ45に対する固定位置を示す側面図である。 (a)感光ドラム21側から見たワイヤクリーナ47がリブ48を通過する様子を示す平面図を右に、ワイヤクリーナ47がリブ48を通過した後の様子を示す平面図を左に示す図、(b)はワイヤ45の長手方向から見た、ワイヤクリーナ47がリブを通過する様子を示す側面図、(c)はレーザプリンタ1の側面から見た、ワイヤクリーナ47がリブ48を通過する様子を示す側面図を右に、ワイヤクリーナ47がリブ48を通過した後の様子を示す側面図を左に示す図である。 (a)本実施例の変形例としてのワイヤクリーナ47を感光ドラム21側から見た平面図、(b)は本実施例の変形例としてのワイヤクリーナ47をレーザプリンタ1の側面から見た側面図、(c)は本実施例の変形例としてのワイヤクリーナ47の斜視図である。 レーザプリンタ1の側面から見た、ワイヤクリーナ47が突起物49に到達する前の様子を示す側面図を右に、ワイヤクリーナ47が突起物49に到達したときの様子を示す側面図を左に示す図である。
符号の説明

1 レーザプリンタ
4 フィーダユニット
5 画像形成ユニット
21 感光ドラム
24 スコロトロン型帯電器
28 現像ローラ
45 ワイヤ
46 グリッド電極
47 ワイヤクリーナ
47a スポンジ部材
47b プラスチック部材
47c 突出部
48 リブ

Claims (8)

  1. 感光体表面を帯電させる帯電ワイヤを備えたプロセスユニットにおいて、
    前記帯電ワイヤに沿って摺動自在に設けられ、前記帯電ワイヤから清掃された清掃物を溜め込む清掃手段を備え、
    前記清掃手段は、
    前記帯電ワイヤを挟み押圧することによって前記帯電ワイヤを清掃する清掃部材を有し、
    前記清掃部材は、
    前記帯電ワイヤ長手方向端部に開口部を有し、
    前記開口部の前記帯電ワイヤ長手方向端部は、前記清掃部材が前記帯電ワイヤを押圧する押圧力において、前記清掃部材の前記帯電ワイヤ長手方向中央部にかかる前記押圧力が前記清掃部材の前記帯電ワイヤ長手方向端部にかかる前記押圧力より強くなるように押圧されることによって、開口する
    ことを特徴とするプロセスユニット。
  2. 感光体表面を帯電させる帯電ワイヤを備えたプロセスユニットにおいて、
    前記帯電ワイヤに沿って摺動自在に設けられ、前記帯電ワイヤから清掃された清掃物を溜め込む清掃手段を有し、
    前記清掃手段は、
    前記帯電ワイヤを挟むことによって前記帯電ワイヤを清掃する清掃部材と、
    前記清掃部材によって清掃され前記帯電ワイヤまたは前記清掃部材から落下した前記清掃物を受ける突出部と、を有し、
    前記突出部は、
    前記清掃部材の前記帯電ワイヤに接触している接触部の前記帯電ワイヤ長手方向端部よりも前記帯電ワイヤ長手方向に長くなるように、前記清掃部材と一体形成される
    ことを特徴とするプロセスユニット。
  3. 前記清掃部材は、
    前記清掃部材がU字型に折曲されることによって形成された隙間から、前記帯電ワイヤ長手方向に垂直に装着され前記帯電ワイヤを挟む
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のプロセスユニット。
  4. 前記帯電ワイヤは前記感光体より鉛直方向上方にあり、
    前記突出部は、
    前記突出部の前記帯電ワイヤ長手方向端部より下に窪んでいる部分を有する
    ことを特徴とする請求項2または3に記載のプロセスユニット。
  5. 前記帯電ワイヤにリブが設けられ、
    前記リブは、
    前記清掃手段が前記帯電ワイヤに沿って摺動され前記リブを通過するときに、前記清掃手段に溜め込まれた前記清掃物を前記清掃手段から落下させる
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のプロセスユニット。
  6. 前記リブは、
    前記清掃手段が前記帯電ワイヤに沿って摺動され前記リブを通過するときに、前記清掃部材の前記隙間の前記帯電ワイヤ長手方向端部から前記清掃手段内部に進入し、前記隙間を広げることによって前記清掃手段に溜め込まれた前記清掃物を落下させる
    ことを特徴とする請求項6に記載のプロセスユニット。
  7. 前記帯電ワイヤ長手方向端部に突起物が設けられ、
    前記突起物は、
    前記清掃手段が前記帯電ワイヤに沿って摺動され前記突起物に到達すると、前記突出部を押下し、前記清掃手段に溜め込まれた前記清掃物を前記清掃手段から落下させる
    ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載のプロセスユニット。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載のプロセスユニットを着脱可能な画像形成装置。
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