JP2001221956A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JP2001221956A
JP2001221956A JP2000030828A JP2000030828A JP2001221956A JP 2001221956 A JP2001221956 A JP 2001221956A JP 2000030828 A JP2000030828 A JP 2000030828A JP 2000030828 A JP2000030828 A JP 2000030828A JP 2001221956 A JP2001221956 A JP 2001221956A
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brightness
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JP2000030828A
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Seiichi Hosoda
誠一 細田
Masahide Yamaki
正英 八巻
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型でかつ容易に、可視光及び可視光以外の
光の光量を可変でき特殊光の観察時に適正な明るさで観
察する。 【解決手段】 光源装置3のCPU43が映像信号処理
装置5からの明るさ情報(明るさ信号)に基づき所定の
明るさの映像信号が得られていないと判断すると、CP
U43が適正な明るさが得られるようにパターン発生回
路46を制御して、パターン発生回路46は光変調デバ
イス(LC31〜35)の透過/非透過の規則性パター
ンを明パターンとしIR1、IR2、R面順次照明光を
供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はる内視鏡装置、更に
詳しくは面順次光の供給制御部分に特徴のある内視鏡装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、同時式及び面順次式の撮像手段を
備えた電子内視鏡または外付けカメラを接眼部に設けた
光学式内視鏡を使用する医療用および工業用の内視鏡シ
ステムが広く用いられるようになってきた。このような
内視鏡システムでは、被写体に照射する照明光を供給す
る光源装置が用いられる。
【0003】この種の光源装置として、例えば特開平1
−276983号公報あるいは特開昭4−357926
号公報では、面順次式の電子内視鏡に供給する照明光を
得るための回転フィルタに可視光以外のフィルタ領域を
持たせて回転させることにより可視光以外の照明光を供
給するようにしたものが提案されている。
【0004】また、特開平4−357929号公報で
は、複数光源を用いてライトガイドに集光することによ
り、可視光または可視光以外の照明光による観察が可能
な光源装置が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記例
えば特開平1−276983号公報あるいは特開昭4−
357926号公報における光源装置では、回転フィル
タが一定速度で回転するようにしているため、例えば可
視光以外の光が不足しているような場合に、回転フィル
タの回転数を落とし、可視光以外のフィルタ領域での出
射時間を可変させる等して、可視光以外の光を所望の光
量に増加させるといった制御を容易に行うことができな
いという問題がある。
【0006】また、特開平4−357929号公報にお
ける光源装置では、レーザ等の光源が複数必要となり、
光源装置を実用的な大きさに収めることが困難である。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、小型でかつ容易に、可視光及び可視光以外の光
の光量を可変でき特殊光の観察時に適正な明るさで観察
することのできる内視鏡装置を提供することを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の内視鏡装置は、
照明光を供給する光源ランプと、前記光源ランプからの
照明光を可視光および赤外または紫外の複数の波長の光
に分割する複数の波長分割手段と、前記複数の波長分割
手段により分割された前記複数の波長の光の光軸上での
光量供給を制限する複数の光変調デバイスと、前記複数
の光変調デバイスを介した前記照明光を内視鏡の先端に
前記照明光を伝達する光伝達手段に集光する光学系と、
内視鏡像を撮像する撮像素子の撮像タイミングに合わせ
て前記複数の光変調デバイスを制御する制御手段とを備
えて構成される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について述べる。
【0010】図1ないし図4は本発明の第1の実施の形
態に係わり、図1は内視鏡装置の構成を示す構成図、図
2は図1の光変調デバイスである液晶が駆動される透過
/非透過の規則性パターンを示す図、図3は図1の内視
鏡装置の作用を説明する第1の図、図4は図1の内視鏡
装置の作用を説明する第2の図である。
【0011】図1に示すように、本実施の形態の内視鏡
装置1は、管腔内の観察部位を撮像する電子内視鏡2
と、電子内視鏡2に照明光を供給する光源装置3と、電
子内視鏡2からの撮像信号を信号処理し内視鏡画像をモ
ニタ4に表示させる映像信号処理装置5によって構成さ
れる。
【0012】電子内視鏡2は、管腔内に挿入する先端側
が湾曲可能な細長で可撓性を有する挿入部11と、挿入
部11の基端側に連設され把持及び湾曲操作等を行うた
めの操作部12と、操作部12から延出し光源装置3に
接続されるコネクタ13を先端に備えたユニバーサルケ
ーブル14と、コネクタ13から延出し映像信号処理装
置5に接続されるコネクタ15aを先端に備えた信号ケ
ーブル15とからなり、挿入部12の先端には観察部位
を撮像する固体撮像素子であるCCD16が設けられ、
またユニバーサルケーブル14及び操作部12内には光
源装置からの照明光を挿入部12の先端に伝送するライ
トガイド17が配設されている。
【0013】光源装置3の光学系は、ランプ電源18に
より照明光を発光する光源ランプ20と、光源ランプ2
0より出射された照明光のうちの赤外波長の光IR2を
反射しそれ以外の光を透過するダイクロイックミラー
(以下、DMと記す)21と、DM21を透過した照明
光のうちの赤外波長の光IR1を反射しそれ以外の光を
透過するDM22と、DM22を透過した照明光のうち
の可視光Rを反射しそれ以外の光を透過するDM23
と、DM23を透過した照明光のうちの可視光Gを反射
しそれ以外の光を透過するDM24と、DM24を透過
した照明光を反射する全反射ミラー25と、DM21な
いし24及び全反射ミラー25が反射した光を2次元マ
トリックス的に透過/非透過させ透過光量を制限する光
変調デバイスである液晶(以下、LCと記す)31,3
2,33,34,35と、LC31を透過した赤外波長
の光IR2を反射する全反射ミラー26と、LC32を
透過した赤外波長の光IR1のみを反射するDM27
と、LC33を透過した可視光Rのみを反射するDM2
8と、LC34を透過した可視光Gのみを反射するDM
29と、LC36を透過した可視光Bのみを反射するD
M30と、DM30で反射した可視光B及び各DM27
ないしDM30を透過した可視光G、可視光R、赤外波
長の光IR1、赤外波長の光IR2をライトガイド17
の入射端面に集光させる集光レンズ36とからなる。
【0014】ここで、LC31〜35に示される液晶
は、3板方式のデータプロジェクタで使用される液晶パ
ネルを用いている。また、照明ランプ21は放物面鏡を
内蔵し、平行光を出射する高輝度のキセノン放電ランプ
である。
【0015】光源装置3の制御部は、LC31〜35を
駆動する駆動回路41と、操作パネル42からの可視光
または特殊光の観察状態を切り替えるスイッチの信号を
入力し駆動回路41に可視光の波長組み合わせか特殊光
の波長組み合わせか設定する設定信号を出力するCPU
43と、CPU43に接続され映像信号処理装置5と通
信を行い可視光または特殊光のモードの設定及び明るさ
信号の送受を行う通信I/F44と、映像信号処理装置
5からのCCD16の撮像タイミングと同期をとるタイ
ミング信号を生成するタイミング同期回路45と、通信
I/F44介した映像信号処理装置3からの明るさ信号
に基づいてCPU43により制御されかつタイミング同
期回路45からのタイミング信号に基づき照明光の明暗
を制御する2次元マトリックスのパターンを発生させる
パターン発生回路46を備えて構成される。
【0016】CPU43は、映像信号処理装置3からの
明るさ信号に基づいて可視光であればR、G、Bの照明
光の明暗を制御するパターンを発生させるように明るさ
制御信号をパターン発生回路45に出力し、また、特殊
光であれば、IR1、IR2、Rの照明光の明暗を制御
するように明るさ信号をパターン発生回路45に出力す
るようになっている。
【0017】また、パターン発生回路45は、CPU4
3からの明るさ信号によりCCD16の撮像タイミング
に合わせてR、G、BまたはIR1、IR2、Rの照明
光を出射するようにLC31〜35を制御する2次元マ
トリックスのパターンを駆動回路41に出力するように
なっている。
【0018】映像信号処理装置5は、CCD16を駆動
するCCD駆動回路51と、CCD16からの撮像信号
を信号処理しモニタ4で観察可能な映像信号に処理する
映像信号処理回路52と、CCD駆動回路51での駆動
タイミング信号及び映像信号処理回路52での映像信号
を得るためにタイミング信号を発生するタイミング発生
回路53と、可視光または特殊光のモードの設定及び表
示を行う操作パネル54と、操作パネル54での可視光
または特殊光のモードの設定に基づき映像信号処理回路
52を制御すると共に可視光または特殊光のモードの設
定情報及び明るさ信号である映像信号からの明るさ情報
を出力するCPU55と、CPU55に接続され光源装
置の通信I/F44との間で可視光または特殊光のモー
ドの設定情報及び明るさ情報(明るさ信号)の通信を行
う通信I/F56と、光源装置3のタイミング同期回路
45に駆動タイミング信号に同期した同期信号を出力す
るタイミング同期回路57とを備えて構成される。
【0019】(作用)このように構成された本実施の形
態の作用について説明する。電子内視鏡2を体腔内に挿
入し、内視鏡観察を行う。この場合は、最初に可視光で
の観察が行われ、一般的な内視鏡検査が行われる。
【0020】可視光での観察では、光源装置3において
は操作パネル42で可視光の観察状態を設定するスイッ
チが選択され、映像信号処理装置5においては操作パネ
ル54で可視光のモードが設定される。
【0021】ここで、光変調デバイス(LC31〜3
5)は、パターン発生回路45により2次元マトリック
ス状に配列された2次元配列エレメント(セル)を透過
/非透過の規則性パターンで駆動し、詳細には、図2に
示すように、明から暗に至る複数の透過/非透過の規則
性パターンで駆動し、トータルの透過光量を制御するよ
うになっている。
【0022】なお、図2は模式的に描いたものであり、
実施にあたっては光変調デバイス(LC31〜35)の
2次配列エレメント(セル)は640×480または8
00×600エレメント以上となるのでエレメントの制
御範囲は非常に広範囲となる。
【0023】可視光での観察での映像信号処理装置5で
は、面順次方式で駆動され、図3(a)に示すように、
R、G、B各照明光に同期して順次電荷蓄積期間及び電
荷読出期間を繰り返したR、G、B駆動信号でCCD1
6を駆動する。
【0024】一方、可視光での観察での光源装置3で
は、LC31,32の全ての2次配列エレメント(セ
ル)が非透過となり、LC33,34,35の2次配列
エレメント(セル)は所定の透過/非透過の規則性パタ
ーンで駆動される。
【0025】例えば図2に示した光変調デバイス(LC
31〜35)の透過/非透過の規則性パターンを暗パタ
ーンとしR、G、Bの面順次照明光(可視光)が供給さ
れ、映像信号処理装置5におけるR、G、B駆動信号に
同期したR、G、Bの面順次照明光の光量が図3(b)
に示すような光量となり、光源装置3のCPU43が映
像信号処理装置5からの明るさ情報(明るさ信号)に基
づき所定の明るさの映像信号が得られていないと判断す
ると、CPU43が適正な明るさが得られるようにパタ
ーン発生回路46を制御することで、パターン発生回路
46は例えば図2に示した光変調デバイス(LC31〜
35)の透過/非透過の規則性パターンを明パターンと
しR、G、Bの面順次照明光を供給する。これにより映
像信号処理装置5におけるR、G、B駆動信号に同期し
たRGB面順次照明光の光量が図3(c)に示すような
光量となり、適正な光量のR、G、Bの面順次照明光を
照射する。
【0026】このようにして、可視光による一般内視鏡
検査が行われ、もし、この状態で病変部と疑わしい部分
が発見された場合に、光源装置3においては操作パネル
42で特殊光の観察状態を設定するスイッチが選択さ
れ、映像信号処理装置5においては操作パネル54で特
殊光のモードが設定され、可視光から特殊光観察への切
り替えを行う。
【0027】特殊光での観察での映像信号処理装置5で
は、面順次方式で駆動され、図4(a)に示すように、
IR1、IR2、R各照明光に同期して順次電荷蓄積期
間及び電荷読出期間を繰り返したIR1、IR2、R駆
動信号でCCD16を駆動する。
【0028】一方、特殊光での観察での光源装置3で
は、LC34,35の全ての2次配列エレメント(セ
ル)が非透過となり、LC31,32,33の2次配列
エレメント(セル)は所定の透過/非透過の規則性パタ
ーンで駆動される。
【0029】特殊光でも可視光と同様に、例えば図2に
示した光変調デバイス(LC31〜35)の透過/非透
過の規則性パターンを暗パターンとしIR1、IR2、
Rの面順次照明光(可視光)が供給され、映像信号処理
装置5におけるIR1、IR2、R駆動信号に同期した
IR1、IR2、R面順次照明光の光量が図4(b)に
示すような光量となり、光源装置3のCPU43が映像
信号処理装置5からの明るさ情報(明るさ信号)に基づ
き所定の明るさの映像信号が得られていないと判断する
と、CPU43が適正な明るさが得られるようにパター
ン発生回路46を制御することで、パターン発生回路4
6は例えば図2に示した光変調デバイス(LC31〜3
5)の透過/非透過の規則性パターンを明パターンとし
IR1、IR2、R面順次照明光を供給する。これによ
り映像信号処理装置5におけるIR1、IR2、R駆動
信号に同期したIR1、IR2、R面順次照明光の光量
が図4(c)に示すような光量となり、適正な光量のI
R1、IR2、Rの面順次照明光を照射する。
【0030】この特殊光観察状態から可視光観察状態に
戻す場合は、操作パネル42及び操作パネル54を操作
することで図3のように制御し、すぐに可視光状態で観
察ができるようになる。
【0031】(効果)このように本実施の形態では、可
視光から特殊光への切り替えが瞬時に行え、かつ可視光
及び特殊光の観察状態においてそれぞれ適正な明るさに
容易に制御することができる。また、液晶による光変調
デバイスで透過光量を制御するので、装置を小型に構成
することができる。
【0032】図5及び図6は本発明の第2の実施の形態
に係わり、図5は光源装置の構成を示す構成図、図6は
図5の光変調デバイスのDMDの駆動パターンを示す図
である。
【0033】第2の実施の形態は、第1の実施の形態と
ほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の
構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0034】(構成)第2の実施の形態は光変調デバイ
スを反射式のデジタルマイクロミラーデバイス(以下、
DMDと記す)に変更したものである。
【0035】DMDは、2次元マトリックス状に配列さ
れた2次元配列エレメント(セル)を構成する複数のマ
イクロミラーをシリコンチップ上に配置し、各マイクロ
ミラーを対角線を中心に安定した2つの状態間で回転す
るヨーク上に保持部材により保持し、シリコンチップの
平面方向に対して±10°の角度変化できるようにした
素子である。
【0036】すなわち、LC31,32,33,34,
35の代わりに、図5に示すように、本実施の形態の光
源装置3の光学系では、DM21ないし24及び全反射
ミラー25が反射した光を2次元マトリックス的に全反
射ミラー25及びDM27ないしDM30の各光軸上に
供給反射/非供給反射させ全反射ミラー25及びDM2
7ないしDM30への供給光量を制限する光変調デバイ
スであるDMD61,62,63,64,65を設けて
構成されている。
【0037】また、本実施の形態の光源装置3の制御部
における駆動回路66は、DMD61,62,63,6
4,65の各マイクロミラーの角度を変化させる駆動回
路であって、また、パターン発生回路67は、駆動回路
66でのDMD61,62,63,64,65の各マイ
クロミラーでの供給反射/非供給反射駆動をPWM(パ
ルス幅変調)制御させるためのPWM駆動パターンを生
成するようになっいる。その他の構成は第1の実施の形
態と同じである。
【0038】(作用)本実施の形態では、図6に示すよ
うに、R、G、B駆動信号あるいはIR1、IR2、R
駆動信号(図6(a))に同期して、光源装置3のパタ
ーン発生回路67は、光源装置3のCPU43が映像信
号処理装置5からの明るさ情報(明るさ信号)に基づ
き、例えば明るいと判断された場合は、図6(b)に示
すような第1のPWM駆動がなされるようなPWM制御
パターンを駆動回路66に出力し、また暗いと判断され
た場合は、図6(c)に示すような第2のPWM駆動が
なされるようなPWM制御パターンを駆動回路66に出
力することで、可視光(R、G、B面順次照明光)ある
いは特殊光(IR1、IR2、R面順次照明光)を所望
の明るさにする。
【0039】DMDは第1の実施の形態で使用した液晶
よりも応答スピードが速く、すなわちマイクロミラーの
応答スピードが十数μSと速く、ミラーの作動時間が問
題になることはなく、PWM制御を行ってもマイクロミ
ラーの応答時間により、パルス幅の変化でも適正な明る
さ制御が行われる。その他の作用は第1の実施の形態と
同じである。
【0040】(効果)このように本実施の形態では、第
1の実施の形態の効果に加え、パターン発生回路67に
おいてPWM制御用の簡単なPWM制御パターン生成す
るだけで明るさの制御ができ、パターン発生回路67の
構成を簡略化できる。
【0041】また、光変調デバイスをDMDにしたこと
により、光変調デバイスでの光利用率が高く、透過型液
晶よりも高い効率で照明光を供給できる。
【0042】なお、本実施の形態ではPWM制御とした
が、例えばPFM(パルス周波数変調)制御のようなパ
ルス幅の制御ができるものであれば、どのような方式で
も適用できる。
【0043】図7及び図8は本発明の第3の実施の形態
に係わり、図7は光源装置の構成を示す構成図、図8は
図7の光源装置の外観の一例を示す図である。
【0044】第3の実施の形態は、第1の実施の形態と
ほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の
構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0045】(構成・作用)第3の実施の形態は光変調
デバイスを反射式の液晶(以下、RCDと記す)に変更
したものである。すなわち、図7に示すように、本実施
の形態の光源装置3の光学系では、光源ランプ20から
出射された光は偏光ミラー(以下、RMと記す)71〜
75に入射され、RM71〜75においてp波が透過さ
れs波が反射される。
【0046】RM71〜75で反射されたs波はRCD
81〜85に入射し、RCD81〜85では反射される
とp波に偏光され、RCD81〜85で反射したp波が
再びRM71〜75に入射し、RM71〜75を透過す
る。
【0047】そして、RM71〜75を透過したRCD
81〜85で反射したp波は、それぞれ透過フィルタ
(以下、FLと記す)91〜95に入射する。
【0048】ここで、FL91は赤外波長IR2を透過
し、FL92は赤外波長IR1を透過する。同様に、F
L93〜95は波長R、G、Bを透過するようになって
いる。
【0049】FL91〜95を通過した光は全反射ミラ
ー26及びDM27ないし30入射する。全反射ミラー
26で反射された赤外波長IR2はp波をs波に偏光す
る偏光フィルタ(以下、RFと記す)101を透過し、
s波となってRM27に入射する。同じく、DM27で
反射された赤外波長IR2はp波をs波に偏光するRF
102を透過し、s波となってRM28に入射する。こ
のときDM27を透過した赤外波長IR1はs波である
のでRF102をそのまま透過する。
【0050】また、同様にDM28で反射された可視光
Rはp波をs波に偏光するRF103を透過し、s波と
なってRM29に入射する。このときDM28を透過し
た赤外波長IR1及び赤外波長IR2はs波であるので
RF103をそのまま透過し、DM29で反射された可
視光Gはp波をs波に偏光するRF104を透過し、s
波となってRM30に入射する。このときDM29を透
過した赤外波長IR1、赤外波長IR2及び可視光Rは
s波であるのでRF104をそのまま透過する。
【0051】DM30で反射された可視光B及びDM3
0を透過した赤外波長IR1、赤外波長IR2及び可視
光R、可視光Gは集光レンズ36によりライトガイド1
7へ集光される。その他の構成及び作用は第1の実施の
形態と同じである。
【0052】(効果)このように本実施の形態では、第
1の実施の形態の効果に加え、RCDは第1の実施の形
態で使用した透過型液晶よりもいわゆる開口率が高いた
め、透過光量を多くすることができ光損失を少なくする
ことができる。
【0053】ところで、特開平1−211714号公
報、特開平1−211715号公報あるいは特開平1−
217411号公報号では、電子内視鏡の種類に応じて
面順次式を順次透過するフィルタを着脱自在に設けた例
が提案されているが、カラーフィルタは回転フィルタご
と交換しなければならなかった。
【0054】そこで、図8に示すように、第3の実施の
形態の光源装置3においては、フィルタ交換可能な交換
蓋111を設け、交換蓋111を開けることにより交換
可能に配置されたFL91〜95を取り扱うことができ
るように構成してもよく、こうすることによりカラーフ
ィルタを単独に各々交換することが可能となる。
【0055】フィルタの交換は、一枚単独で出来るので
電子内視鏡の種類や特殊光観察時に最も適したフィルタ
ーを構成させることができる。また、フィルタを容易に
交換する事が出来るようになり、フィルタ1枚でも最適
のフィルタ構成をすることができるようになる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、小
型でかつ容易に、可視光及び可視光以外の光の光量を可
変でき特殊光の観察時に適正な明るさで観察することが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る内視鏡装置の
構成を示す構成図
【図2】図1の光変調デバイスである液晶が駆動される
透過/非透過の規則性パターンを示す図
【図3】図1の内視鏡装置の作用を説明する第1の図
【図4】図1の内視鏡装置の作用を説明する第2の図
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る光源装置の構
成を示す構成図
【図6】図5の光変調デバイスのDMDの駆動パターン
を示す図
【図7】本発明の第3の実施の形態に係る光源装置の構
成を示す構成図
【図8】図7の光源装置の外観の一例を示す図
【符号の説明】
1…内視鏡装置 2…電子内視鏡 3…光源装置 4…モニタ 5…映像信号処理装置 16…CCD 18…ランプ電源 20…光源ランプ 21,22,23,24,27,28,29,30…D
M(ダイクロイックミラー) 25,26…全反射ミラー 31,32,33,34,35…液晶 41…駆動回路 42,54…操作パネル 43,55…CPU 44,56…通信I/F 45,57…タイミング同期回路 46…パターン発生回路 51…CCD駆動回路 52…映像信号処理回路 53…タイミング発生回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 9/04 H04N 9/04 Z Fターム(参考) 2H040 BA09 CA04 CA09 CA11 DA03 DA21 GA02 GA05 GA11 4C061 AA00 AA29 CC06 DD03 FF47 GG01 LL02 MM03 NN01 RR02 RR04 RR12 RR14 RR17 RR22 RR30 5C022 AA09 AB14 AB15 AC01 AC42 AC55 AC75 5C054 AA02 AA05 CA03 CA04 CA05 CB02 CC07 DA08 EA01 FB03 FC03 FF02 HA12 5C065 AA04 BB41 CC01 DD02 EE02 EE06 EE09 EE10 EE16 FF02 FF09 GG32 GG44

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明光を供給する光源ランプと、 前記光源ランプからの照明光を可視光および赤外または
    紫外の複数の波長の光に分割する複数の波長分割手段
    と、 前記複数の波長分割手段により分割された前記複数の波
    長の光の光軸上での光量供給を制限する複数の光変調デ
    バイスと、 前記複数の光変調デバイスを介した前記照明光を内視鏡
    の先端に前記照明光を伝達する光伝達手段に集光する光
    学系と、 内視鏡像を撮像する撮像素子の撮像タイミングに合わせ
    て前記複数の光変調デバイスを制御する制御手段とを備
    えたことを特徴とする内視鏡装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の波長分割手段は、交換可能な
    複数のフィルタ手段からなることを特徴とする請求項1
    に記載の内視鏡装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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