JP2001221715A - 車両の故障診断装置 - Google Patents

車両の故障診断装置

Info

Publication number
JP2001221715A
JP2001221715A JP2000030637A JP2000030637A JP2001221715A JP 2001221715 A JP2001221715 A JP 2001221715A JP 2000030637 A JP2000030637 A JP 2000030637A JP 2000030637 A JP2000030637 A JP 2000030637A JP 2001221715 A JP2001221715 A JP 2001221715A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
model
parameter
vehicle
failure
failure diagnosis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000030637A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Okeguchi
美智男 桶口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UD Trucks Corp filed Critical UD Trucks Corp
Priority to JP2000030637A priority Critical patent/JP2001221715A/ja
Publication of JP2001221715A publication Critical patent/JP2001221715A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両に設けられた故障検出手段からのデータ
に基づいて故障診断を行う車両の故障診断装置におい
て、様々な車種に容易に対応できるものを提供する。 【解決手段】 故障診断装置10に、車両1のコントロ
ールユニット2に機種判定要求コマンドを送信する機種
情報要求手段11と、コントロールユニット2から送信
されてきた機種情報に基づいて機種パラメータを選択す
る機種パラメータ選択手段12を備える。故障診断装置
10は、選択された機種パラメータが指定する検査項目
について、機種パラメータに対応する診断プログラムに
より故障診断を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に設けられた
故障検出手段からのデータに基づいて、故障発生の診断
を行う車両の故障診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、車両用故障診断装置として、
車両に搭載された故障検出装置からの検出信号に基づい
て、故障診断する(どのような故障が発生しているのか
を判定する)ものがある。このような故障診断装置は、
車両の機種毎に専用機器として製作されるか、または車
両の機種に対応したICカードを装着することにより、
検査車両の機種に対応するようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな故障診断装置では、故障診断装置本体あるいはIC
カードが検査車両の機種毎に必要となるので、検査時に
煩雑であるし、故障診断装置あるいはICカードの管理
が面倒である。
【0004】本発明は、このような問題点に着目してな
されたもので、車両に設けられた故障検出手段からのデ
ータに基づいて故障診断を行う車両の故障診断装置にお
いて、様々な車種に容易に対応できるものを提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明では、車両の
故障検出手段からの検出信号に基づいて車両の故障診断
を行う故障診断装置において、車両の機種毎の検査項目
を指定する機種パラメータをパラメータリストとして記
憶するパラメータ記憶手段と、検査すべき機種にしたが
って機種パラメータを選択するパラメータ選択手段と、
このパラメータ選択手段により選択された機種パラメー
タに対応する診断プログラムによって故障診断処理を行
う故障診断手段とを備えた。
【0006】第2の発明では、前記故障検出手段に対し
て機種判定のための情報の送信を要求する機種情報要求
手段を備え、前記パラメータ設定手段は前記コントロー
ラから送信されてきた機種判定のための情報に基づいて
機種パラメータを選択する。
【0007】
【発明の作用および効果】第1の発明では、検査対象機
種にしたがってパラメータリストから機種パラメータを
選択し、この機種パラメータに対応する診断プログラム
によって故障診断を行うので、様々な機種に対して一つ
の故障診断装置10で対応することができ、このために
ICカードの差し替え等の作業を必要としない。また、
パラメータリストに新たな機種パラメータを追加するこ
とにより、対応機種の増加も容易に行える。また、いず
れかの機種の検査項目が変更され、機種パラメータの内
容を変更する場合であっても、パラメータリストを修正
することにより容易に対応できる。さらに、診断プログ
ラムは機種パラメータ毎に備えられることになるが、車
両の機種によっては共通の機種パラメータを持つものも
あるので、機種毎に診断プログラムを備える場合に比較
して、診断プログラム数を削減できる。
【0008】第2の発明では、機種パラメータは機種情
報要求手段により要求された機種判定のための情報(機
種情報)に基づいて選択されるので、故障診断装置の操
作者が、検査車両の機種を判断して設定するような手間
がかからない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明の実施の形態について説明する。
【0010】図1に示すように、車両1には、コントロ
ールユニット2が備えられる。このコントロールユニッ
ト2は、車両1の機種に応じた故障検出のためのプログ
ラムが搭載されたもので、車両1の検査部分に設けられ
たセンサ等とともに、故障検出手段を構成する。車両1
の故障検出結果は、エラーデータとして、I/Fボック
ス3を介して接続された故障診断装置10に送信され
る。
【0011】故障診断装置10は、例えばパーソナルコ
ンピュータからなるもので、機種情報要求手段11を備
えている。車両1の故障診断時には、この機種情報要求
手段11から車両1のコントロールユニット2に向け
て、機種情報判定要求コマンドが送信される。この機種
情報判定要求コマンドを受けたコントロールユニット2
は、故障診断装置10に向けて機種情報を送信する。
【0012】この機種情報に基づいて、故障診断装置1
0の機種パラメータ選択手段12は、記憶手段16に記
憶されているパラメータリストから、機種パラメータを
選択する。故障診断装置10は、選択された機種パラメ
ータで指定される検査項目について、その機種パラメー
タに対応する診断プログラム8によって、故障診断を行
う。
【0013】具体的には、読み込み手段13によりエラ
ーデータを読み込むとともに、データ解釈手段14によ
り、読み込んだエラーデータがどのような故障を示すも
のであるかを解釈する。そして、データ解釈手段14に
より故障を示すものであると判定されたエラーデータに
は、エラーメッセージ付加手段15により、故障内容を
示すエラーメッセージが付加される。このようにエラー
メッセージが付加されたエラーデータは、記憶手段16
に記憶されるとともに、表示手段17の表示画面に表示
される。
【0014】図2〜図4には、記憶手段16に記憶され
ているパラメータリストの一例を示す。
【0015】図2、図3は、エンジン関連の検査を行う
場合の、機種パラメータの一例を示すものである。図示
されるように、コードa、b、c、…、iの各機種パラ
メータにおいては、エンジン回転数、ラック位置等の1
0項目の検査項目について、それぞれ適用(検査有り)
Tまたは不適用F(検査無し)が対応づけられている。
そして、大型1のA、B、C、D、中型1のA、B、C
等の車両1の機種に対しては、いずれかの機種パラメー
タが対応している。例えば、大型1のC機種には、機種
パラメータcが対応する。
【0016】また、図4(A)、(B)は、ブレーキ関
連の検査を行う場合の、機種パラメータを示すものであ
る。この場合には、機種パラメータは車両1の機種と1
対1に対応しており、IIIの7Aタイプ、IIの7Bタイ
プ、IIIの12Aタイプ等の車両1の各機種に対応する
各機種パラメータにおいては、エンジン回転数、カウン
タギア回転数等の7項目の検査項目について、それぞれ
適用(検査有り)Tまたは不適用F(検査無し)が対応
づけられている。
【0017】前述したように、故障診断装置10におい
ては、故障診断すべき車両1の機種に対応する機種パラ
メータが、パラメータリストから選択(設定)され、そ
の機種パラメータが指定する検査項目についての故障診
断がなされるので、様々な機種に対して一つの故障診断
装置10で対応することができ、このためにICカード
の差し替え等の作業を必要としない。
【0018】また、この場合、故障診断装置10は、機
種判定要求コマンドを送信することにより、車両1のコ
ントロールユニット2から機種情報を受け取って、検査
する機種が何であるかを知ることができるので、故障診
断装置10の操作者が、検査する車両1の機種を判断し
て設定するような手間がかからない。
【0019】また、パラメータリストに新たな機種パラ
メータを追加することにより、対応機種の増加も容易に
行える。さらに、いずれかの機種で検査される項目が変
更され、機種パラメータの内容を変更する場合(例え
ば、図2を太枠部分の値が異なる図3に変更する場合、
あるいは図4(A)を太枠部分が異なる図4(B)に変
更する場合)であっても、パラメータリストを修正する
ことにより容易に対応できる。
【0020】また、診断プログラムは機種パラメータ毎
に備えられることになるが、車両1の機種によっては共
通の機種パラメータを持つものもある(例えば、図2、
図3のパラメータリストにおいて、大型1のC機種とD
機種は共通の機種パラメータcを持つ)ので、機種毎に
診断プログラムを備える場合に比較して、診断プログラ
ム数を削減できる。
【0021】図5には、故障診断装置10における処理
手順をフローチャートで示す。
【0022】ステップS1では、機種判定要求コマンド
を車両1のコントロールユニット2に送信する。これに
より、コントロールユニット2からは、その車両1の機
種を示す機種情報が、故障診断装置10に向けて送信さ
れる。
【0023】ステップS2では、機種情報の取り込み処
理を行う。続くステップS3では、機種情報が示す機種
が、対応機種であるか否か(対応する機種パラメータが
パラメータリスト内にあるか否か)を判定する。そし
て、対応機種でなければ、ステップS4で、対応機種で
ないことを画面表示して処理を終了する。一方、対応機
種であれば、ステップS5に進んで、機種情報が示す機
種に対応する機種パラメータを選択する。
【0024】ステップS6では、選択された機種パラメ
ータに対応する診断プログラムにしたがって、故障診断
処理を行う。すなわち、機種パラメータにより指定され
た検査項目について、エラーデータを読み込み、エラー
データの内容を解析し、エラーデータにエラーメッセー
ジを付加する。
【0025】ステップS7では、ステップS6でなされ
た診断結果(エラーメッセージが付加されたエラーデー
タ)を、表示手段17の画面に表示して、処理を終了す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の故障診断装置を示す構成
図である。
【図2】同じくパラメータリストを示す図表である。
【図3】同じくパラメータリストを示す図表である。
【図4】同じくパラメータリストを示す図表である。
【図5】同じく故障診断装置における処理手順を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 車両 2 コントロールユニット 10 故障診断装置 11 機種情報要求手段 12 機種パラメータ選択手段 13 読み込み手段 14 データ解釈手段 15 エラーメッセージ付加手段 16 記憶手段 17 表示手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の故障検出手段からの検出信号に基づ
    いて車両の故障診断を行う故障診断装置において、 車両の機種毎の検査項目を指定する機種パラメータをパ
    ラメータリストとして記憶するパラメータ記憶手段と、 検査すべき機種にしたがって機種パラメータを選択する
    パラメータ選択手段と、 このパラメータ選択手段により選択された機種パラメー
    タに対応する診断プログラムによって故障診断処理を行
    う故障診断手段と、 を備えたことを特徴とする故障診断装置。
  2. 【請求項2】前記故障検出手段に対して機種判定のため
    の情報の送信を要求する機種情報要求手段を備え、前記
    パラメータ設定手段は前記コントローラから送信されて
    きた前記機種判定のための情報に基づいて機種パラメー
    タを選択することを特徴とする請求項1に記載の故障診
    断装置。
JP2000030637A 2000-02-08 2000-02-08 車両の故障診断装置 Pending JP2001221715A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000030637A JP2001221715A (ja) 2000-02-08 2000-02-08 車両の故障診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000030637A JP2001221715A (ja) 2000-02-08 2000-02-08 車両の故障診断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001221715A true JP2001221715A (ja) 2001-08-17

Family

ID=18555623

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000030637A Pending JP2001221715A (ja) 2000-02-08 2000-02-08 車両の故障診断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001221715A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005239085A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Fuji Heavy Ind Ltd オペレータ側システムおよびモードファイルの特定方法
DE102015203213A1 (de) 2014-02-24 2015-08-27 Denso Corporation Vorrichtung und programm zum erzeugen von korrekturparametern für diagnosedaten

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005239085A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Fuji Heavy Ind Ltd オペレータ側システムおよびモードファイルの特定方法
JP4509602B2 (ja) * 2004-02-27 2010-07-21 富士重工業株式会社 オペレータ側システムおよびモードファイルの特定方法
US7962258B2 (en) 2004-02-27 2011-06-14 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Operator-side system and mode file identifying method
DE102015203213A1 (de) 2014-02-24 2015-08-27 Denso Corporation Vorrichtung und programm zum erzeugen von korrekturparametern für diagnosedaten
JP2015158421A (ja) * 2014-02-24 2015-09-03 株式会社デンソー 補正値生成装置、故障診断装置、補正値生成プログラム、および故障診断プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3138709B2 (ja) 車両用電子制御装置の自己故障診断方法及び装置
US5315502A (en) Plant operation support apparatus and method using expert systems
JPH1137903A (ja) 電子制御装置の診断装置
JP5777483B2 (ja) プログラマブルコントローラシステム
US20050144264A1 (en) Diagnosis system for at least one technical system
JP2001221715A (ja) 車両の故障診断装置
JP2002268742A (ja) 加工診断監視システム、加工診断監視装置、および加工診断監視プログラム
JP3345827B2 (ja) 車両診断装置
JP2003027981A (ja) 車両用故障診断装置
CN115407742A (zh) 用于诊断车辆的车载网络的方法
JPH11160202A (ja) 車両用データ収集装置
US20200118356A1 (en) Information processing apparatus and computer-readable recording medium including program
JP2009139313A (ja) 自己診断機能を有する検査装置およびそのためのプログラムならびに記録媒体
JP2005014743A (ja) 車両用故障部品探知装置
JP2001221714A (ja) 車両の故障診断装置
BR102012030468B1 (pt) Sistema de gerenciamento de informação de veículo, sistema de diagnóstico de mau funcionamento, veículo do tipo de montar e método de gerenciamento de informação de veículo
JPH0820340B2 (ja) 自動車用故障診断装置
JP2530410Y2 (ja) 車両用故障診断装置
WO2022162817A1 (ja) 故障診断システム、故障診断方法及びプログラム
JPH071795A (ja) エラー情報トレース制御方法
JPH10170406A (ja) 車両診断装置
JP3674343B2 (ja) 車両診断用ハンディテスタ
JPH10267799A (ja) 車両診断装置
JPH0619746A (ja) 故障診断装置
JP2635637B2 (ja) システム内メモリの試験装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040408

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040420

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040817