JPH10267799A - 車両診断装置 - Google Patents

車両診断装置

Info

Publication number
JPH10267799A
JPH10267799A JP9077780A JP7778097A JPH10267799A JP H10267799 A JPH10267799 A JP H10267799A JP 9077780 A JP9077780 A JP 9077780A JP 7778097 A JP7778097 A JP 7778097A JP H10267799 A JPH10267799 A JP H10267799A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
diagnostic
unit
diagnosis
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9077780A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Takakura
敬司 高倉
Hiroyuki Aiba
裕之 相場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP9077780A priority Critical patent/JPH10267799A/ja
Publication of JPH10267799A publication Critical patent/JPH10267799A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】車両Cに搭載されたECU(電子制御装置)に
接続される形態ユニット2に診断機能を持たせると診断
ユニット2が高価なものになる。 【解決手段】ECUに自己診断機能を持たせ、診断ユニ
ット2には自己診断結果をホストコンピュータ3に送信
する機能のみを持たせることにした。尚、22はバッフ
ァであり、23は通信部である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載された
電子制御装置を介して車両の診断を行う車両診断装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種のものとして、例えば
特公平7−52141号公報により、車両に搭載された
電子制御装置に接続し、この電子制御装置内の診断デー
タを読み出して車両の診断を行う携帯式の診断ユニット
からなる車両診断装置が知られている。このものはディ
ーラのサービスステーションなどで使用されることを前
提としているため診断ユニットのみで車両診断装置を構
成すると共に診断ユニット内に車両診断機能を全て備え
させている。
【0003】また、車両の組立工場での完成車に対する
ものとして、特開平8−15095号公報により、車両
に搭載された電子制御装置に接続し、この電子制御装置
内の診断データを読み出して車両の診断を行う携帯式の
診断ユニットと、該診断ユニットが読み出した診断デー
タの一部や診断ユニット内で行われた診断結果を受信し
診断結果を集計するホストコンピュータとを備えた車両
診断装置が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の車両診断装
置では双方ともに診断ユニット内に車両診断機能を備え
させているため、診断ユニットが大型化し、且つ価格が
高くなる。特に診断ユニットは複数用いられる場合が多
く、診断ユニットの価格が高くなると車両診断装置全体
の価格に大きく影響する。
【0005】そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、診
断ユニットの構造が簡単な車両診断装置を提供すること
を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、車両に搭載された電子制御装置に接続さ
れ、該電子制御装置内に記憶されている自己診断プログ
ラムを用いて車両の診断を行う装置において、各車両の
電子制御装置に接続され、自己診断プログラムの実行に
より作成される診断データを電子制御装置から受け取り
送信する携帯式の診断ユニットと、診断ユニットから送
信された診断データを受信し、診断データを解析して車
両が正常であるか否かを判断するホストコンピュータと
を備えたことを特徴とする。
【0007】電子制御装置内に自己診断プログラムを記
憶させておき、診断ユニットには車両診断機能を持たせ
ない。自己診断プログラムが実行されると車両の各所の
診断データが作成される。診断データは診断ユニットに
読み出される。車両が正常であるか否かは診断データを
解析する必要があるが、診断ユニットで診断データを解
析せず、診断ユニットは診断データを送信するだけの機
能を有している。送信された診断データはホストコンピ
ュータが受信して車両が正常であるか否かの判断を行
う。
【0008】ところで、ホストコンピュータ側で受信準
備が整うまでに診断ユニットが診断データの送信を開始
すると診断データがホストコンピュータに受信されな
い。そのため診断ユニットとホストコンピュータとの間
で通信が確立するまで診断データの送信を待機させなけ
ればならない。診断ユニットとホストコンピュータとの
間で通信が確立してから診断ユニットに診断データを読
み込んだのでは車両診断に要する時間が長くなる。ま
た、診断ユニット側から診断データの読み込みタイミン
グを制御するためには診断ユニットに双方向通信機能を
設けなければならない。このような場合に、診断ユニッ
トに記憶手段(データバッファ)を設ければ、診断ユニ
ットはホストコンピュータとの通信確率に関係なく電子
制御装置から診断データを読み込むことができる。
【0009】ところで、ホストコンピュータは診断デー
タを受信すると診断データを解析して車両が正常である
か否かの判断を行い、その結果を記録しておく。一方、
車両が正常である場合には完成車として払い出すが、異
常と判断した場合には再検査工程や修理工程に回さなけ
ればならない。そこで、診断結果をホストコンピュータ
内に記録させておくだけでなく表示装置に診断結果を表
示させ、検査終了後の車両の行き先を作業者に知らせる
ことが望ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】図1を参照して、1は車両診断用
のラインであり、電子制御装置(ECU)を搭載した車
両CがステーションST1からステーションST4に向
かって所定の周期で順次搬送されてくる。2は携帯式の
診断ユニットであり、ケーブル21を介して各車両Cの
ECUに接続される。各車両Cには各車両固有の車両番
号がバーコードBCとして表記されており、該バーコー
ドBCはステーションST2においてバーコードリーダ
BCRにより読み取られる。また、ライン1の近傍には
ホストコンピュータ3が設置されており、診断ユニット
2との間で双方向に無線で通信を行う。診断ユニット2
内にはECUから読み込んだ診断データを一時的に記憶
しておく記憶手段であるデータバッファ22と、該デー
タバッファ22に記憶された診断データをホストコンピ
ュータ3に送信する通信部23とを備えている。一方、
ホストコンピュータ3は診断データを受診すると診断デ
ータを解析して車両が正常であるか否かの判断をし、そ
の判断結果を車両番号等の他のデータと共に記録する。
また、診断データの解析の結果車両の正常であると判断
した場合には表示装置4の「OK」側を点灯させるよう
にした。これにより作業者は診断の対象となった車両C
を完成車として払い出す。また、車両に異常が生じてい
ると判断した場合には表示装置4の「NG」側を点灯さ
せる。これにより作業者はその車両Cを払い出さずにラ
イン1とは別に設けた再診断所に回し、先に診断した際
の診断データのうち、異常と判断した診断データに関す
る診断を再度行い、異常が解消していれば完成車として
払い出し、異常が解消しない場合には修理工程に回す。
【0011】ところで、ECU内には自己診断プログラ
ムが予め記憶されており、ケーブル21をECUに接続
するとECU側で接続を検知して自動的に自己診断プロ
グラムを実行させるようにした。ECUに記憶されてい
る自己診断プログラムにより実行される診断内容は、例
えば図2に示す内容であり、モジュールと呼ばれる診断
機能プログラムがM1乃至M14まで実行される順番に
組み合わされている。これらモジュールM1乃至M14
の中でM4を例示すると、モジュールM4は小モジュー
ルM41乃至M46から構成されている。本実施の形態
で示したものは酸素センサが2個設けられた車両に搭載
される電子制御装置用のものである。従って、酸素セン
サの設けられている個数が異なる車両に搭載される電子
制御装置用の診断プログラムでは、診断プログラム中に
モジュールM4と同じ機能の診断をするためのモジュー
ルが存在してもモジュールM4を構成する小モジュール
の組み合わせと相違する。尚、他のモジュールについて
も車両の仕様に応じて各々のモジュールを構成する小モ
ジュールの組み合わせを変更する。これら各モジュール
が実行されると各モジュールの実行毎に診断データが作
成され上記診断ユニット2のバッファ22に記憶され
る。そして、図示しないが診断ユニット2に自己診断終
了を示すランプを設け、自己診断が終了すると該ランプ
を点灯させることにより作業者にECUから診断ユニッ
トを取り外してよいことを報知する。
【0012】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、電子制御装置に接続する携帯式の診断ユニットに診
断機能を持たせず電子制御装置内の自己診断プログラム
の実行により作成される診断データをホストコンピュー
タに送信するものとしたことにより、診断ユニットの構
造を簡単なものにすることができ、車両診断装置全体の
コストを下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示す図
【図2】車両の診断工程を示すフロー図
【符号の説明】
1 (車両診断用の)ライン 2 診断ユニット 3 ホストコンピュータ 22 バッファ 23 通信部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載された電子制御装置に接続
    され、該電子制御装置内に記憶されている自己診断プロ
    グラムを用いて車両の診断を行う装置において、各車両
    の電子制御装置に接続され、自己診断プログラムの実行
    により作成される診断データを電子制御装置から受け取
    り送信する携帯式の診断ユニットと、診断ユニットから
    送信された診断データを受信し、診断データを解析して
    車両が正常であるか否かを判断するホストコンピュータ
    とを備えたことを特徴とする車両診断装置。
  2. 【請求項2】 上記診断ユニットは、診断データを一
    時的に記憶する記憶手段を有することを特徴とする請求
    項1記載の車両診断装置。
  3. 【請求項3】 上記ホストコンピュータによる診断結
    果を表示する表示装置を設けたことを特徴とする請求項
    1または請求項2記載の車両診断装置。
  4. 【請求項4】 診断データを診断ユニットからホスト
    コンピュータへ無線通信により送信することを特徴とす
    る請求項1乃至請求項3記載の車両診断装置。
JP9077780A 1997-03-28 1997-03-28 車両診断装置 Pending JPH10267799A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9077780A JPH10267799A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 車両診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9077780A JPH10267799A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 車両診断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10267799A true JPH10267799A (ja) 1998-10-09

Family

ID=13643492

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9077780A Pending JPH10267799A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 車両診断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10267799A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100347239B1 (ko) * 1999-12-22 2002-08-03 주식회사 현대오토넷 개인 휴대용 고장진단 장비를 이용한 차량내 바디측 전자시스템 점검장치 및 그 방법
JP2008032519A (ja) * 2006-07-28 2008-02-14 Nissan Motor Co Ltd 車載電子制御装置の検査方法および検査装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100347239B1 (ko) * 1999-12-22 2002-08-03 주식회사 현대오토넷 개인 휴대용 고장진단 장비를 이용한 차량내 바디측 전자시스템 점검장치 및 그 방법
JP2008032519A (ja) * 2006-07-28 2008-02-14 Nissan Motor Co Ltd 車載電子制御装置の検査方法および検査装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5922037A (en) Wireless system for diagnosing examination and programming of vehicular control systems and method therefor
US7739007B2 (en) Vehicle diagnostic method and system with intelligent data collection
US6192303B1 (en) Vehicle diagnosing apparatus
US20030004623A1 (en) Scan tool with dropped communications detection and recovery and improved protocol selection
US8041476B2 (en) Error message details for debug available to end user
EP0261335B1 (en) Test method and apparatus for a distributed processing system
JPH1137903A (ja) 電子制御装置の診断装置
JP2002228551A (ja) 車両診断システム
JPH10267799A (ja) 車両診断装置
JP3550062B2 (ja) 車載電子制御装置の故障診断装置
JP4284962B2 (ja) 電装部品検査方法及びその装置
JP2003027981A (ja) 車両用故障診断装置
JPH10253502A (ja) 車両診断装置
CN116800895A (zh) 信息处理装置、记录介质及信息处理方法
JP2000516718A (ja) 電子装置の診断方法
JPH0715427B2 (ja) 自動車用故障診断装置
JP4057323B2 (ja) 車両検査における特定情報対応システム
JP2800975B2 (ja) 車両用コントロールユニットの診断装置
JPH0343841B2 (ja)
US6262669B1 (en) Voice diagnostic apparatus for mainboard
JPS62245341A (ja) エンジン制御装置
KR20030029356A (ko) 차량 진단 시스템
JP2530410Y2 (ja) 車両用故障診断装置
JP2005315235A (ja) 車載式故障診断システムの検査装置
JPH0378667A (ja) 自動車の故障診断システム