JP2001221497A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JP2001221497A JP2001221497A JP2000026975A JP2000026975A JP2001221497A JP 2001221497 A JP2001221497 A JP 2001221497A JP 2000026975 A JP2000026975 A JP 2000026975A JP 2000026975 A JP2000026975 A JP 2000026975A JP 2001221497 A JP2001221497 A JP 2001221497A
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- JP
- Japan
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- drain pan
- air conditioner
- wind direction
- support shaft
- conditioner according
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 前面パネルを取り外した状態で送風ファンお
よびファンモータを本体の前方に取り外しできるように
した壁掛け式の空気調和機を提供する。 【解決手段】 後部吸込口２、前部吸込口４および前面
吸込口５と、吹出口７とを結ぶ空気通路に、上部が後方
に傾斜した後方傾斜部10a と、同後方傾斜部の上端を折
曲して下方に傾斜させた下方傾斜部10b とからなる熱交
換器10と、前記後方傾斜部10a よりも下位に配した送風
ファン13とを設け、前記熱交換器の下部に設けられるド
レンパンを、前記後方傾斜部の下端に対応して前面パネ
ル３に一体に形成された前部ドレンパン14a と、前記下
方傾斜部の下端に対応してベース１に一体に形成された
後部ドレンパン14b とで構成した。
よびファンモータを本体の前方に取り外しできるように
した壁掛け式の空気調和機を提供する。 【解決手段】 後部吸込口２、前部吸込口４および前面
吸込口５と、吹出口７とを結ぶ空気通路に、上部が後方
に傾斜した後方傾斜部10a と、同後方傾斜部の上端を折
曲して下方に傾斜させた下方傾斜部10b とからなる熱交
換器10と、前記後方傾斜部10a よりも下位に配した送風
ファン13とを設け、前記熱交換器の下部に設けられるド
レンパンを、前記後方傾斜部の下端に対応して前面パネ
ル３に一体に形成された前部ドレンパン14a と、前記下
方傾斜部の下端に対応してベース１に一体に形成された
後部ドレンパン14b とで構成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁掛け式の空気調
和機に係わり、より詳細には、前面パネルを取り外した
状態で送風ファンおよびファンモータを本体の前方に取
り外しできるようにした構造に関する。
和機に係わり、より詳細には、前面パネルを取り外した
状態で送風ファンおよびファンモータを本体の前方に取
り外しできるようにした構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の壁掛け式の空気調和機は、例えば
図４で示すように、本体の後部を構成するベース１と、
同ベース１の前面に装着された前面パネル３と、同前面
パネル３の前面上部および上面に設けられた吸込口2'
と、前面下部に設けられた吹出口７と、同吹出口７の後
部に回動自在に軸支された左右風向変更板群８およびそ
の前方に回動自在に軸支された上下風向変更板９と、前
記吸込口2'と前記吹出口７とを結ぶ空気通路に設けら
れ、垂直部10a'と、同垂直部10a'の上端を折曲して後方
に傾斜させた後方傾斜部10b'とからなる熱交換器10'
と、同熱交換器10' により熱交換された空気を前記吹出
口７に送出する送風ファン13とからなる構成であった。
図４で示すように、本体の後部を構成するベース１と、
同ベース１の前面に装着された前面パネル３と、同前面
パネル３の前面上部および上面に設けられた吸込口2'
と、前面下部に設けられた吹出口７と、同吹出口７の後
部に回動自在に軸支された左右風向変更板群８およびそ
の前方に回動自在に軸支された上下風向変更板９と、前
記吸込口2'と前記吹出口７とを結ぶ空気通路に設けら
れ、垂直部10a'と、同垂直部10a'の上端を折曲して後方
に傾斜させた後方傾斜部10b'とからなる熱交換器10'
と、同熱交換器10' により熱交換された空気を前記吹出
口７に送出する送風ファン13とからなる構成であった。
【０００３】しかしながら、例えばメンテナンス時に前
記送風ファン13を取り外す際、前記前面パネル３を前記
ベース１から取り外したのちに、同送風ファン13を本体
の前面側下方に向けて取り外すようになっていることか
ら、同本体の下方にタンスなどが設置されている場合に
はこれを移動させる必要が生じて作業性が悪くなるとい
う問題を有していた。なお、前記送風ファン13を本体の
前方に向けて取り外すためには、前記熱交換器10' の少
なくとも前記垂直部10a'を取り外したのちに、同送風フ
ァン13を本体の前方に向けて取り外さなければならない
構成となっているため余計に不便であった。
記送風ファン13を取り外す際、前記前面パネル３を前記
ベース１から取り外したのちに、同送風ファン13を本体
の前面側下方に向けて取り外すようになっていることか
ら、同本体の下方にタンスなどが設置されている場合に
はこれを移動させる必要が生じて作業性が悪くなるとい
う問題を有していた。なお、前記送風ファン13を本体の
前方に向けて取り外すためには、前記熱交換器10' の少
なくとも前記垂直部10a'を取り外したのちに、同送風フ
ァン13を本体の前方に向けて取り外さなければならない
構成となっているため余計に不便であった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑み、前面パネルを取り外した状態で送風
ファンおよびファンモータを本体の前方に取り外しでき
るようにした壁掛け式の空気調和機を提供することを目
的とする。
記の問題点に鑑み、前面パネルを取り外した状態で送風
ファンおよびファンモータを本体の前方に取り外しでき
るようにした壁掛け式の空気調和機を提供することを目
的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、前面を開放して上面後部に後部吸込口が設
けられ、本体の後部を構成したベースと、同ベースの前
面に装着され、上面前部に吸込グリルを備えた前部吸込
口が、前面上部に前面吸込口が、前面下部に吹出口が夫
々設けられた前面パネルと、前記吹出口の後部に軸支さ
れた左右風向変更板群およびその前方に軸支された上下
風向変更板と、前記後部吸込口、前記前部吸込口および
前記前面吸込口と、前記吹出口とを結ぶ空気通路に設け
られ、上部が後方に傾斜した後方傾斜部と、同後方傾斜
部の上端を折曲して下方に傾斜させた下方傾斜部とから
なる熱交換器と、駆動モータに連結され支軸部により軸
支された送風ファンと、前記熱交換器の下部に設けられ
たドレンパンとからなり、前記ドレンパンが、前記後方
傾斜部の下端に対応して前記前面パネルに一体に形成さ
れた前部ドレンパンと、前記下方傾斜部の下端に対応し
て前記ベースに一体に形成された後部ドレンパンとで構
成されている。
決するため、前面を開放して上面後部に後部吸込口が設
けられ、本体の後部を構成したベースと、同ベースの前
面に装着され、上面前部に吸込グリルを備えた前部吸込
口が、前面上部に前面吸込口が、前面下部に吹出口が夫
々設けられた前面パネルと、前記吹出口の後部に軸支さ
れた左右風向変更板群およびその前方に軸支された上下
風向変更板と、前記後部吸込口、前記前部吸込口および
前記前面吸込口と、前記吹出口とを結ぶ空気通路に設け
られ、上部が後方に傾斜した後方傾斜部と、同後方傾斜
部の上端を折曲して下方に傾斜させた下方傾斜部とから
なる熱交換器と、駆動モータに連結され支軸部により軸
支された送風ファンと、前記熱交換器の下部に設けられ
たドレンパンとからなり、前記ドレンパンが、前記後方
傾斜部の下端に対応して前記前面パネルに一体に形成さ
れた前部ドレンパンと、前記下方傾斜部の下端に対応し
て前記ベースに一体に形成された後部ドレンパンとで構
成されている。
【０００６】また、前記後方傾斜部の下端が、前記送風
ファンの周縁上端部とほぼ同位置またはその上位となる
ように配置された構成となっている。
ファンの周縁上端部とほぼ同位置またはその上位となる
ように配置された構成となっている。
【０００７】また、前記下方傾斜部の下端が、前記後方
傾斜部の下端よりも下方まで延出されるとともに、前記
前部ドレンパンが、前記後部ドレンパンよりも上位に設
けられた構成となっている。
傾斜部の下端よりも下方まで延出されるとともに、前記
前部ドレンパンが、前記後部ドレンパンよりも上位に設
けられた構成となっている。
【０００８】また、前記前面パネルの少なくとも一側
に、前記前部ドレンパンから前記後部ドレンパンにドレ
ン水を導く導水路を一体に形成した構成となっている。
に、前記前部ドレンパンから前記後部ドレンパンにドレ
ン水を導く導水路を一体に形成した構成となっている。
【０００９】また、前記後部ドレンパンに、ドレン水を
排出する排出口を設けるとともに、同排出口の周縁に外
側に突出するドレンコックを一体に形成した構成となっ
ている。
排出する排出口を設けるとともに、同排出口の周縁に外
側に突出するドレンコックを一体に形成した構成となっ
ている。
【００１０】また、前記駆動モータが、同駆動モータの
後部に対応して前記ベースに設けられた後部保持部と、
前部に対応して前記前面パネルに設けられた前部保持部
とで構成され、これら後部保持部および前部保持部にほ
ぼ隙間なく収容された構成となっている。
後部に対応して前記ベースに設けられた後部保持部と、
前部に対応して前記前面パネルに設けられた前部保持部
とで構成され、これら後部保持部および前部保持部にほ
ぼ隙間なく収容された構成となっている。
【００１１】また、前記支軸部が、前記駆動モータの駆
動軸を軸支する軸受体からなり、同軸受体の後部に対応
して前記ベースに設けられた後部軸受部と、前部に対応
して前記前面パネルに設けられた前部軸受部とで構成さ
れ、これら後部軸受部および前部軸受部にほぼ隙間なく
収容された構成となっている。
動軸を軸支する軸受体からなり、同軸受体の後部に対応
して前記ベースに設けられた後部軸受部と、前部に対応
して前記前面パネルに設けられた前部軸受部とで構成さ
れ、これら後部軸受部および前部軸受部にほぼ隙間なく
収容された構成となっている。
【００１２】また、前記軸受体が、オイルレスメタルか
らなる構成となっている。
らなる構成となっている。
【００１３】また、前記軸受体が、自己潤滑性を有する
合成樹脂からなる構成となっている。
合成樹脂からなる構成となっている。
【００１４】また、前記左右風向変更板群を軸支する第
一支軸部が、同左右風向変更板群の下部に夫々設けられ
た第一支軸と、これに対応して前記吹出口の底面に設け
られた複数の第一支軸孔とからなる構成となっている。
一支軸部が、同左右風向変更板群の下部に夫々設けられ
た第一支軸と、これに対応して前記吹出口の底面に設け
られた複数の第一支軸孔とからなる構成となっている。
【００１５】更に、前記上下風向変更板を軸支する第二
支軸部が、同上下風向変更板の両側に設けられた第二支
軸と、これに対応して前記吹出口の両側面に設けられた
第二支軸孔とからなる構成となっている。
支軸部が、同上下風向変更板の両側に設けられた第二支
軸と、これに対応して前記吹出口の両側面に設けられた
第二支軸孔とからなる構成となっている。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に基づいた実施例として説明する。図１は本発明
による壁掛け式の空気調和機の断面図であり、図２は本
発明による壁掛け式の空気調和機の分解斜視図であり、
図３は本発明による壁掛け式の空気調和機の説明図で、
（Ａ）は要部断面図、（Ｂ）は要部斜視図である。
付図面に基づいた実施例として説明する。図１は本発明
による壁掛け式の空気調和機の断面図であり、図２は本
発明による壁掛け式の空気調和機の分解斜視図であり、
図３は本発明による壁掛け式の空気調和機の説明図で、
（Ａ）は要部断面図、（Ｂ）は要部斜視図である。
【００１７】図において、１は壁掛け式の空気調和機本
体の後部を構成し、上面後部に後部吸込口２を備えたベ
ース、1aは同ベース１に連続形成されて後述する送風フ
ァンを収容するケーシング、３は前記ベース１の前面に
装着され、上面前部に前部吸込口４を備え、前面上部に
前面吸込口５を備えた前面パネル、６は同前面パネル３
に着脱可能に設けられ、前記前面吸込口５を構成する吸
込グリル、７は前記前面パネル３の前面下部に設けられ
た吹出口、８は同吹出口７の後部に第一支軸部16により
回動自在に軸支された左右風向変更板群、９は同左右風
向変更板群の前方に第二支軸部17により回動自在に軸支
された上下風向変更板、10は前記後部吸込口２、前記前
部吸込口４および前記前面吸込口５と前記吹出口７とを
結ぶ空気通路に設けられ、後方に傾斜させた後方傾斜部
10a と、同後方傾斜部10a の上端を折曲した下方に傾斜
させた下方傾斜部10b とからなる熱交換器、13は同熱交
換器10により熱交換された空気を前記吹出口７に向けて
送出し、駆動モータ11の駆動軸11a に連結され支軸部12
により軸支された送風ファンで、前記熱交換器10を構成
する前記後方傾斜部10a および前記下方傾斜部10b の下
部にはドレンパンが夫々設けられ、前記ベース１の一側
には電装品箱ｆが設けられている。
体の後部を構成し、上面後部に後部吸込口２を備えたベ
ース、1aは同ベース１に連続形成されて後述する送風フ
ァンを収容するケーシング、３は前記ベース１の前面に
装着され、上面前部に前部吸込口４を備え、前面上部に
前面吸込口５を備えた前面パネル、６は同前面パネル３
に着脱可能に設けられ、前記前面吸込口５を構成する吸
込グリル、７は前記前面パネル３の前面下部に設けられ
た吹出口、８は同吹出口７の後部に第一支軸部16により
回動自在に軸支された左右風向変更板群、９は同左右風
向変更板群の前方に第二支軸部17により回動自在に軸支
された上下風向変更板、10は前記後部吸込口２、前記前
部吸込口４および前記前面吸込口５と前記吹出口７とを
結ぶ空気通路に設けられ、後方に傾斜させた後方傾斜部
10a と、同後方傾斜部10a の上端を折曲した下方に傾斜
させた下方傾斜部10b とからなる熱交換器、13は同熱交
換器10により熱交換された空気を前記吹出口７に向けて
送出し、駆動モータ11の駆動軸11a に連結され支軸部12
により軸支された送風ファンで、前記熱交換器10を構成
する前記後方傾斜部10a および前記下方傾斜部10b の下
部にはドレンパンが夫々設けられ、前記ベース１の一側
には電装品箱ｆが設けられている。
【００１８】前記構成でなる壁掛け式の空気調和機にお
いて、前記前面パネル３を取り外した状態で前記送風フ
ァン13およびファンモータ11を本体の前方に取り外しで
きるようにした構造について以下に説明する。前記ドレ
ンパンが、前記後方傾斜部10a の下端に対応して前記前
面パネル３に一体に形成された前部ドレンパン14a と、
前記下方傾斜部10b の下端に対応して前記ベース１に一
体に形成された後部ドレンパン14b とからなる構成とな
っており、これによって、とくに前記前部ドレンパン14
a が個別に製作されるような場合に比して、寸法および
形状を正確に仕上げることができるとともに、コスト的
に有利な構造となる。なお、前記前部ドレンパン14a に
は、スタビライザ3aが連続形成された構成となってい
る。
いて、前記前面パネル３を取り外した状態で前記送風フ
ァン13およびファンモータ11を本体の前方に取り外しで
きるようにした構造について以下に説明する。前記ドレ
ンパンが、前記後方傾斜部10a の下端に対応して前記前
面パネル３に一体に形成された前部ドレンパン14a と、
前記下方傾斜部10b の下端に対応して前記ベース１に一
体に形成された後部ドレンパン14b とからなる構成とな
っており、これによって、とくに前記前部ドレンパン14
a が個別に製作されるような場合に比して、寸法および
形状を正確に仕上げることができるとともに、コスト的
に有利な構造となる。なお、前記前部ドレンパン14a に
は、スタビライザ3aが連続形成された構成となってい
る。
【００１９】また、前記後方傾斜部10a の下端が、図１
により二点鎖線ａで示す前記送風ファン13の周縁上端部
とほぼ同位置またはその上位となるように配置された構
成となっており、これによって、例えばメンテナンス時
に前記送風ファン13を取り外す際、前記前部ドレンパン
14a を一体に形成した前記前面パネル３を前記ベース１
から取り外すことにより、同送風ファン13を本体の前方
に向けて取り外すことができるようになって、作業性を
大幅に向上させることができるようにした構造となる。
により二点鎖線ａで示す前記送風ファン13の周縁上端部
とほぼ同位置またはその上位となるように配置された構
成となっており、これによって、例えばメンテナンス時
に前記送風ファン13を取り外す際、前記前部ドレンパン
14a を一体に形成した前記前面パネル３を前記ベース１
から取り外すことにより、同送風ファン13を本体の前方
に向けて取り外すことができるようになって、作業性を
大幅に向上させることができるようにした構造となる。
【００２０】また、前記下方傾斜部10b の下端が、前記
後方傾斜部10a の下端よりも下方まで延出されるととも
に、前記前部ドレンパン14a が、前記後部ドレンパン14
b よりも上位に設けられた構成となっており、これによ
って、前記説明のとおり、前記後方傾斜部10a の下端を
前記送風ファン13の周縁上端部とほぼ同位置またはその
上位となるように配置する一方、前記下方傾斜部10b の
下端を可能な範囲で延出させて、前記熱交換器10として
の熱交換能力が低下しないようにした構造となる。
後方傾斜部10a の下端よりも下方まで延出されるととも
に、前記前部ドレンパン14a が、前記後部ドレンパン14
b よりも上位に設けられた構成となっており、これによ
って、前記説明のとおり、前記後方傾斜部10a の下端を
前記送風ファン13の周縁上端部とほぼ同位置またはその
上位となるように配置する一方、前記下方傾斜部10b の
下端を可能な範囲で延出させて、前記熱交換器10として
の熱交換能力が低下しないようにした構造となる。
【００２１】また、前記前面パネル３の少なくとも一側
に、前記前部ドレンパン14a から前記後部ドレンパン14
b にドレン水を導く導水路15を一体に形成した構成とな
っており、これによって、前記導水路15を個別の部材で
製作することなく、前記前部ドレンパン14a 内のドレン
水を前記後部ドレンパン14b に集めて、同後部ドレンパ
ン14b から外部に排出できるようにした構造となる。
に、前記前部ドレンパン14a から前記後部ドレンパン14
b にドレン水を導く導水路15を一体に形成した構成とな
っており、これによって、前記導水路15を個別の部材で
製作することなく、前記前部ドレンパン14a 内のドレン
水を前記後部ドレンパン14b に集めて、同後部ドレンパ
ン14b から外部に排出できるようにした構造となる。
【００２２】また、前記後部ドレンパン14b に、ドレン
水を排出する排出口を設けるとともに、同排出口の周縁
に外側に突出するドレンコック16を一体に形成した構成
となっており、これによって、前記コスト的に有利な構
成でなる前記ドレンコック16から、ドレン水を漏らすこ
となく円滑に排出できるようにした構造となる。
水を排出する排出口を設けるとともに、同排出口の周縁
に外側に突出するドレンコック16を一体に形成した構成
となっており、これによって、前記コスト的に有利な構
成でなる前記ドレンコック16から、ドレン水を漏らすこ
となく円滑に排出できるようにした構造となる。
【００２３】また、前記駆動モータ11が、同駆動モータ
11の後部に対応して前記ベース１に設けられた後部保持
部ａと、前部に対応して前記前面パネル３に設けられた
前部保持部ｂとで構成され、これら後部保持部ａおよび
前部保持部ｂにほぼ隙間なく収容された構成となってお
り、これによって、前記駆動モータ11を前記後部保持部
ａと前記前部保持部ｂとで容易に挟持して正確に保持で
きるようにした構造となる。
11の後部に対応して前記ベース１に設けられた後部保持
部ａと、前部に対応して前記前面パネル３に設けられた
前部保持部ｂとで構成され、これら後部保持部ａおよび
前部保持部ｂにほぼ隙間なく収容された構成となってお
り、これによって、前記駆動モータ11を前記後部保持部
ａと前記前部保持部ｂとで容易に挟持して正確に保持で
きるようにした構造となる。
【００２４】また、前記支軸部12が、前記駆動モータ11
の駆動軸11a を軸支する軸受体ｃからなり、同軸受体ｃ
の後部に対応して前記ベース１に設けられた後部軸受部
ｄと、前部に対応して前記前面パネル３に設けられた前
部軸受部ｅとで構成され、これら後部軸受部ｄおよび前
部軸受部ｅにほぼ隙間なく収容された構成となってお
り、これによって、前記軸受体ｃを前記後部軸受部ｄと
前記前部軸受部ｅとで容易に挟持して正確に保持できる
ようにした構造となる。
の駆動軸11a を軸支する軸受体ｃからなり、同軸受体ｃ
の後部に対応して前記ベース１に設けられた後部軸受部
ｄと、前部に対応して前記前面パネル３に設けられた前
部軸受部ｅとで構成され、これら後部軸受部ｄおよび前
部軸受部ｅにほぼ隙間なく収容された構成となってお
り、これによって、前記軸受体ｃを前記後部軸受部ｄと
前記前部軸受部ｅとで容易に挟持して正確に保持できる
ようにした構造となる。
【００２５】また、前記軸受体ｃが、例えば焼結合金の
ようなオイルレスメタルからなる構成となっており、こ
れによって、前記軸受体ｃに適宜潤滑性をもたせて前記
駆動軸11a を円滑に軸支できるようにした構造となる。
ようなオイルレスメタルからなる構成となっており、こ
れによって、前記軸受体ｃに適宜潤滑性をもたせて前記
駆動軸11a を円滑に軸支できるようにした構造となる。
【００２６】また、前記軸受体ｃが、例えばポリアセタ
ール樹脂のような自己潤滑性を有する合成樹脂からなる
構成となっており、これによって、前記オイルレスメタ
ルよりも安価に製作できる前記軸受体ｃに適宜潤滑性を
もたせることができて、前記駆動軸11a を円滑に軸支で
きるようにした構造となる。
ール樹脂のような自己潤滑性を有する合成樹脂からなる
構成となっており、これによって、前記オイルレスメタ
ルよりも安価に製作できる前記軸受体ｃに適宜潤滑性を
もたせることができて、前記駆動軸11a を円滑に軸支で
きるようにした構造となる。
【００２７】また、前記左右風向変更板群８を軸支する
第一支軸部16が、同左右風向変更板群８の下部に夫々設
けられた第一支軸8aと、これに対応して前記吹出口７の
底面に設けられた複数の第一支軸孔7aとからなる構成と
なっており、これによって、前記左右風向変更板群８を
正確に軸支できるようになって、吹出空気流量が多い前
記吹出口７の下部における風向変更を効果的に行えるよ
うにした構造となる。
第一支軸部16が、同左右風向変更板群８の下部に夫々設
けられた第一支軸8aと、これに対応して前記吹出口７の
底面に設けられた複数の第一支軸孔7aとからなる構成と
なっており、これによって、前記左右風向変更板群８を
正確に軸支できるようになって、吹出空気流量が多い前
記吹出口７の下部における風向変更を効果的に行えるよ
うにした構造となる。
【００２８】更に、前記上下風向変更板８を軸支する第
二支軸部17が、同上下風向変更板９の両側に設けられた
第二支軸9aと、これに対応して前記吹出口７の両側面に
設けられた第二支軸孔7bとからなる構成となっており、
これによって、前記上下風向変更板８を軸支するための
前記第二支軸孔7bを備えた個別の支柱を設けることな
く、同上下風向変更板８をコスト的に有利にした簡便な
構成で軸支できるようにした構造となる。
二支軸部17が、同上下風向変更板９の両側に設けられた
第二支軸9aと、これに対応して前記吹出口７の両側面に
設けられた第二支軸孔7bとからなる構成となっており、
これによって、前記上下風向変更板８を軸支するための
前記第二支軸孔7bを備えた個別の支柱を設けることな
く、同上下風向変更板８をコスト的に有利にした簡便な
構成で軸支できるようにした構造となる。
【００２９】以上の構成により、図１と、図２と、図３
（Ａ）および図３（Ｂ）とで示すように、前記ドレンパ
ンが、前記後方傾斜部10a の下端に対応して前記前面パ
ネル３に一体に形成された前部ドレンパン14a と、前記
下方傾斜部10b の下端に対応して前記ベース１に一体に
形成された後部ドレンパン14b とからなる構成にしたの
で、とくに前記前部ドレンパン14a が個別に製作される
ような場合に比して、寸法および形状を正確に仕上げる
ことができるとともに、コスト的に有利な構造となり、
また、前記後方傾斜部10a の下端が、図１の二点鎖線ａ
で示す前記送風ファン13の周縁上端部とほぼ同位置また
はその上位となるように配置された構成にしたので、例
えばメンテナンス時に前記送風ファン13を取り外す際、
前記前部ドレンパン14a を一体に形成した前記前面パネ
ル３を前記ベース１から取り外すことにより、同送風フ
ァン13を本体の前方に向けて取り外すことができるよう
になって、作業性を大幅に向上させることができるよう
にした壁掛け式の空気調和機となる。
（Ａ）および図３（Ｂ）とで示すように、前記ドレンパ
ンが、前記後方傾斜部10a の下端に対応して前記前面パ
ネル３に一体に形成された前部ドレンパン14a と、前記
下方傾斜部10b の下端に対応して前記ベース１に一体に
形成された後部ドレンパン14b とからなる構成にしたの
で、とくに前記前部ドレンパン14a が個別に製作される
ような場合に比して、寸法および形状を正確に仕上げる
ことができるとともに、コスト的に有利な構造となり、
また、前記後方傾斜部10a の下端が、図１の二点鎖線ａ
で示す前記送風ファン13の周縁上端部とほぼ同位置また
はその上位となるように配置された構成にしたので、例
えばメンテナンス時に前記送風ファン13を取り外す際、
前記前部ドレンパン14a を一体に形成した前記前面パネ
ル３を前記ベース１から取り外すことにより、同送風フ
ァン13を本体の前方に向けて取り外すことができるよう
になって、作業性を大幅に向上させることができるよう
にした壁掛け式の空気調和機となる。
【００３０】
【発明の効果】以上のように本発明によると、前面パネ
ルを取り外した状態で送風ファンおよびファンモータを
本体の前方に取り外しできるようにした壁掛け式の空気
調和機となる。
ルを取り外した状態で送風ファンおよびファンモータを
本体の前方に取り外しできるようにした壁掛け式の空気
調和機となる。
【図１】本発明による空気調和機の断面図である。
【図２】本発明による空気調和機の分解斜視図である。
【図３】本発明による壁掛け式の空気調和機の説明図
で、（Ａ）は要部断面図、（Ｂ）は要部斜視図である。
で、（Ａ）は要部断面図、（Ｂ）は要部斜視図である。
【図４】従来例による空気調和機の断面図である。
１ ベース 1a ケーシング ２ 後部吸込口 ３ 前面パネル 3a スタビライザ ４ 前部吸込口 ５ 前面吸込口 ６ 吸込グリル ７ 吹出口 ８ 左右風向変更板群 8a 第一支軸 ９ 上下風向変更板 9a 第二支軸 10 熱交換器 10a 後方傾斜部 10b 下方傾斜部 11 駆動モータ 11a 駆動軸 12 支軸部 13 送風ファン 14a 前部ドレンパン 14b 後部ドレンパン 15 導水路 16 ドレンコック 17 第一支軸部 18 第二支軸部 ａ 後部保持部 ｂ 前部保持部 ｃ 軸受体 ｄ 後部軸受部 ｅ 前部軸受部 ｆ 電装品箱
Claims (11)
- 【請求項１】 前面を開放して上面後部に後部吸込口が
設けられ、本体の後部を構成したベースと、同ベースの
前面に装着され、上面前部に吸込グリルを備えた前部吸
込口が、前面上部に前面吸込口が、前面下部に吹出口が
夫々設けられた前面パネルと、前記吹出口の後部に軸支
された左右風向変更板群およびその前方に軸支された上
下風向変更板と、前記後部吸込口、前記前部吸込口およ
び前記前面吸込口と、前記吹出口とを結ぶ空気通路に設
けられ、上部が後方に傾斜した後方傾斜部と、同後方傾
斜部の上端を折曲して下方に傾斜させた下方傾斜部とか
らなる熱交換器と、駆動モータに連結され支軸部により
軸支された送風ファンと、前記熱交換器の下部に設けら
れたドレンパンとからなり、前記ドレンパンが、前記後
方傾斜部の下端に対応して前記前面パネルに一体に形成
された前部ドレンパンと、前記下方傾斜部の下端に対応
して前記ベースに一体に形成された後部ドレンパンとで
構成されてなることを特徴とする空気調和機。 - 【請求項２】 前記後方傾斜部の下端が、前記送風ファ
ンの周縁上端部とほぼ同位置またはその上位となるよう
に配置されてなることを特徴とする請求項１に記載の空
気調和機。 - 【請求項３】 前記下方傾斜部の下端が、前記後方傾斜
部の下端よりも下方まで延出されるとともに、前記前部
ドレンパンが、前記後部ドレンパンよりも上位に設けら
れてなることを特徴とする請求項１に記載の空気調和
機。 - 【請求項４】 前記前面パネルの少なくとも一側に、前
記前部ドレンパンから前記後部ドレンパンにドレン水を
導く導水路を一体に形成してなることを特徴とする請求
項１または請求項３に記載の空気調和機。 - 【請求項５】 前記後部ドレンパンに、ドレン水を排出
する排出口を設けるとともに、同排出口の周縁に外側に
突出するドレンコックを一体に形成してなることを特徴
とする請求項４に記載の空気調和機。 - 【請求項６】 前記駆動モータが、同駆動モータの後部
に対応して前記ベースに設けられた後部保持部と、前部
に対応して前記前面パネルに設けられた前部保持部とで
構成され、これら後部保持部および前部保持部にほぼ隙
間なく収容されてなることを特徴とする請求項１に記載
の空気調和機。 - 【請求項７】 前記支軸部が、前記駆動モータの駆動軸
を軸支する軸受体からなり、同軸受体の後部に対応して
前記ベースに設けられた後部軸受部と、前部に対応して
前記前面パネルに設けられた前部軸受部とで構成され、
これら後部軸受部および前部軸受部にほぼ隙間なく収容
されてなることを特徴とする請求項１に記載の空気調和
機。 - 【請求項８】 前記軸受体が、オイルレスメタルからな
ることを特徴とする請求項７に記載の空気調和機。 - 【請求項９】 前記軸受体が、自己潤滑性を有する合成
樹脂からなることを特徴とする請求項７に記載の空気調
和機。 - 【請求項１０】 前記左右風向変更板群を軸支する第一
支軸部が、同左右風向変更板群の下部に夫々設けられた
第一支軸と、これに対応して前記吹出口の底面に設けら
れた複数の第一支軸孔とからなることを特徴とする請求
項１に記載の空気調和機。 - 【請求項１１】 前記上下風向変更板を軸支する第二支
軸部が、同上下風向変更板の両側に設けられた第二支軸
と、これに対応して前記吹出口の両側面に設けられた第
二支軸孔とからなることを特徴とする請求項１に記載の
空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000026975A JP2001221497A (ja) | 2000-02-04 | 2000-02-04 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000026975A JP2001221497A (ja) | 2000-02-04 | 2000-02-04 | 空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001221497A true JP2001221497A (ja) | 2001-08-17 |
Family
ID=18552628
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000026975A Pending JP2001221497A (ja) | 2000-02-04 | 2000-02-04 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001221497A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002213766A (ja) * | 2001-01-16 | 2002-07-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機 |
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| WO2016154954A1 (zh) * | 2015-03-31 | 2016-10-06 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器室内机 |
| US9982898B2 (en) | 2009-02-05 | 2018-05-29 | Mitsubishi Electric Corporation | Indoor unit of air conditioner and air conditioner including a heat exchanger on a downstream side of a blower |
| US10571136B2 (en) * | 2015-03-31 | 2020-02-25 | Gd Midea Air-Conditioning Equipment Co., Ltd. | Indoor unit of air conditioner |
| WO2023163582A1 (en) * | 2022-02-22 | 2023-08-31 | Daikin Research & Development Malaysia Sdn. Bhd. | A mounting structure for mounting a motor for an air purifier |
-
2000
- 2000-02-04 JP JP2000026975A patent/JP2001221497A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| EP1568944A1 (en) * | 2002-12-02 | 2005-08-31 | Daikin Industries, Ltd. | Indoor unit of air conditioner |
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| JP2011043253A (ja) * | 2009-08-19 | 2011-03-03 | Sharp Corp | 壁掛け形空気調和機 |
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