JP2001220845A - パネルの接合構造 - Google Patents

パネルの接合構造

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JP2001220845A
JP2001220845A JP2000032851A JP2000032851A JP2001220845A JP 2001220845 A JP2001220845 A JP 2001220845A JP 2000032851 A JP2000032851 A JP 2000032851A JP 2000032851 A JP2000032851 A JP 2000032851A JP 2001220845 A JP2001220845 A JP 2001220845A
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Toyojiro Hamamoto
豊二郎 浜本
Kiyoshi Hihara
清 日原
Osamu Yoshida
修 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パネル同士の接合を容易にかつ確実に行える
ようにし、コストの低減を図ること。 【解決手段】 隣接するパネルPのうちの一方のパネル
Pの側縁部に挿入される主支持ピン10と、他方のパネ
ルPの側縁部に挿入される副支持ピン15と、基端部が
主支持ピン10を軸にして回転するように設けられると
共に、先端部が副支持ピン15を超えて副支持ピン15
を抱き込む位置となるように形成される連結アーム12
とを設け、連結アーム12に、その先端部から基端部側
にかかる内縁部に、先端部から基端部側に向かうに従っ
て徐々に基端部側に位置するように形成されると共に、
副支持ピン15を引き込んだ状態に保持する複数の係止
凹部14を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば業務用の
冷蔵庫の外壁を断熱性を有する複数のパネルで構成する
際に、その各パネル同士を接合(連結)するためのパネ
ルの接合構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、屋外に設置される業務用の冷蔵
庫は、一対の表面板と、これら表面板の辺部間に介在さ
れる枠材と、上記両表面板及び枠材にて形成される空間
内に充填される例えば発泡ポリウレタン等の断熱性心材
とで構成される断熱パネルを接合して壁部、天井部及び
床部を構成している。
【0003】上記断熱パネルの接合構造としては、例え
ば図13に示す実開昭56−155292号公報におい
て開示されたものが知られている。このパネルの接合構
造は、冷蔵庫の外壁を断熱性を有するパネルaで構成す
る際に、フックbでピンcを引き寄せることにより、隣
接するパネルaの側縁部同士を圧接させるようになって
いる。
【0004】上記フックbは、偏芯カムdを介して第1
の基板eに回転自在に設けられており、ピンcは第2の
基板fに固定されている。第1及び第2の基板e、f
は、それぞれ平行な2枚の板によって構成されており、
上記フックb及び偏心カムdは第1の基板eの間に配置
され、ピンcは第2の基板fの間に配置されている。ま
た、第1の基板eは、一方のパネルaの厚さ方向の中央
の位置に埋設された状態になっており、第2の基板f
は、他方のパネルaの厚さ方向の中央の位置に埋設され
た状態になっている。
【0005】偏芯カムdは、フックbを回転自在に支持
するようになっており、その回転中心の位置にレンチ穴
d1が形成されている。また、一方のパネルaには、レ
ンチ穴d1にレンチを差し込むための穴(図示せず)が
形成されている。
【0006】このように構成されたパネルの接合構造に
おいては、フックbを備えた側のパネルaの側縁部と、
ピンcを備えた側のパネルaの側縁部とを隣接させ、偏
芯カムdを図13における矢印方向に回転する。そうす
ると、まずフックbがピンcの上に当接することにな
る。更に、偏芯カムdを同方向に回転すると、偏芯カム
dのみが回転し始め、偏芯カムdにおける回転中心から
最も離れた部分がピンcから遠ざかる方向に移動(図1
3において一点鎖線位置から実線位置へ移動)する。こ
のため、ピンcがフックbによって偏芯カムd側に引き
寄せられ、隣接するパネルaの各側縁部が圧接された状
態になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のパネルの接合構造においては、フックbでピンcを
引っ掛けた後、偏芯カムdを回転することにより、両パ
ネルaの各側縁部を圧接する構造であるため、偏芯カム
dを回せなくなるまで回さないと、パネルaが圧接され
ず、パネルaの圧接程度を調節することができないとい
う問題があった。したがって、パネルの取付寸法に誤差
が生じる場合には確実にパネルを接合することができな
かった。また、接合作業時においても、圧接させる締め
付けが確実に行われているか否かが不安であった。更に
は、接合するパネルを正確に合わすため、第1及び第2
の基板e、fをパネルaの所定の位置に精度良く取り付
けなければならないので、この点からもコストが高くな
るという問題があった。
【0008】この発明は上記事情に鑑みてなされたもの
であり、パネル同士の接合を容易にかつ確実に行えるよ
うにし、更に、コストの低減を図ることのできるパネル
の接合構造を提供すことを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、以下のように構成する。
【0010】請求項1記載の発明は、隣接するパネルを
引き寄せて各側縁部を圧接するようにして接合するパネ
ルの接合構造であって、 一方のパネルの側縁部に挿入
される主支持ピンと、 他方のパネルの側縁部に挿入さ
れる副支持ピンと、 基端部が上記主支持ピンを軸にし
て回転するように設けられると共に、先端部が上記副支
持ピンを超えて副支持ピンを抱き込む位置となるように
形成される連結アームとを具備し、 上記連結アーム
は、その先端部から基端部側にかかる内縁部に、先端部
から基端部側に向かうに従って徐々に基端部側に位置す
るように形成されると共に、上記副支持ピンを引き込ん
だ状態に保持する複数の係止凹部を具備してなることを
特徴とする。
【0011】このように構成することにより、主支持ピ
ンと共に連結アームを回転すると、連結アームの回転に
伴って、副支持ピンが連結アームの先端側の係止凹部か
ら基端部側の係止凹部に徐々に係合して連結アームの基
端部側に移動し、隣接するパネルが引き寄せられた状態
になる。したがって、連結アームを回転するだけで隣接
するパネルを引き寄せて接合(連結)することができ
る。また、連結アームの回転に伴って副支持ピンは係止
凹部のいずれかに段階的に係合するので、パネルの圧接
状態を確認しながら接合作業を行うことができると共
に、パネルの取付寸法の誤差を吸収することができる。
しかも、接合作業中に連結アームの回転を一旦中断して
も副支持ピンと連結アームの係合を維持することができ
るので、接合作業を容易にかつ確実に行うことができ
る。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載のパ
ネルの接合構造において、 上記複数の係止凹部を連続
して形成してなることを特徴とする。
【0013】このように構成することにより、副支持ピ
ンと係止凹部との係合が連続的になるので、更にパネル
の取付寸法の誤差を高精度に吸収することができる。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載のパネルの接合構造において、上記主支持ピン及び連
結アーム又は副支持ピンを、パネルの側縁部に装着され
る枠材に形成され、一端が開口するケース体内に収容し
てなることを特徴とする。
【0015】このように構成することにより、パネルの
枠材に主支持ピン及び連結アーム又は副支持ピン等の接
合部材を一体に設けることができるので、構成部材の削
減が図れる。また、パネルの接合時における主支持ピン
及び連結アームと副支持ピンの配置位置の位置決めを容
易にすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施形態につ
いて、添付図面に基づいて詳細に説明する。
【0017】図1は、この発明に係る断熱パネルを、例
えば冷蔵庫の壁部70(図11参照)を構成する壁材に
使用した場合の接合前の状態を示す断面図、図2は図1
のA−A線に沿う拡大断面図、図3は断熱パネル同士を
接合した状態を示す拡大断面図である。
【0018】上記断熱パネルPは、一対の表面板1A,
1Bと、これら表面板1A,1Bの辺部間に介在される
枠材2と、両表面板1A,1B及び枠材2にて形成され
る空間内に充填される断熱性心材3とで主に構成されて
おり、枠材2の一部が、後述する係止手段である主支持
ピン10及び連結アーム12又は係止受手段である副支
持ピン15を具備する接合ユニット4の枠体5と、所定
の長さを有する枠部材7及びコーナー枠部材8とで構成
されている。
【0019】この場合、接合される一方の断熱パネルP
の枠材2、枠部材7及び接合ユニット4の枠体5には、
外方に向かって突出する断面が略截頭円錐状の凸条20
が形成されると共に、この凸条20の両側の外表面には
シールパッキン30が沿設されている。また、接合され
る他方の断熱パネルPの枠材2、枠部材7及び接合ユニ
ット4の枠体5には、上記凸条20と嵌合(係合)し得
る断面が略逆截頭円錐状の凹条21が形成されている。
また、これら枠材2、枠部材7及び接合ユニット4の枠
体5の両側端部には、表面板1A,1Bの端部折曲片1
aが嵌合固定されている。
【0020】上記表面板1A,1Bは、例えばアルミニ
ウム製の金属板にて形成されており、枠材2及び枠部材
7は、合成樹脂製部材にて押出形成され、また、接合ユ
ニット4も、合成樹脂製部材にて型による樹脂形成によ
って一体成形されている。なお、接合ユニット4を金属
製部材を鋳造によって加工したものを使用することも可
能である。なお、断熱性心材3は、例えば発泡ポリウレ
タンにて形成されている。
【0021】上記接合ユニット4には、主支持ピン10
及び連結アーム12を具備する第1の接合ユニット4A
と、副支持ピン15を具備する第2の接合ユニット4B
の2種類がある。第1の接合ユニット4Aは、図2ない
し図6及び図8に示すように、凸条20を有する枠体5
と、凸条20の中央部において外方に開口すると共に、
内方に主支持ピン10及び連結アーム12を収容するケ
ース体6とを一体成形したものにて形成されている。な
お、枠体5とケース体6とを別体に形成してもよい。
【0022】この場合、主支持ピン10は、図6及び図
8に示すように、例えば六角レンチ等の工具40によっ
て回転される六角孔11を有する大径部10aと、この
大径部10aの先端に延在する断面四角形の小径部10
bとを具備している。このように構成される主支持ピン
10は、断熱パネルPの側縁部の一側部に設けられた工
具40を案内するためのガイド穴9内に挿入されると共
に、ケース体6の一側壁に穿設された透孔13内に挿入
され、先端の小径部10bがケース体6内に収容される
連結アーム12に設けられた四角形孔12aに嵌合され
ている。
【0023】上記連結アーム12は、図4及び図5に示
すように、その先端部から基端部側にかかる内縁部が、
先端部から基端部側に向かうに従って徐々に基端部側に
位置するように円弧状に形成されると共に、副支持ピン
15を引き込んだ状態に保持する複数の連続する波形状
の係止凹部14を具備している。このように構成される
連結アーム12は、四角形孔12aを有する基端部側か
らケース体6内に収容されると共に、四角形孔12a内
に上記主支持ピン10の小径部10bが嵌合された状態
で、基端部が主支持ピン10を軸にして回転するように
形成されている。なお、ガイド穴9の開口端部にはキャ
ップ部材50が着脱可能に被着されており、不使用時に
はガイド穴9を外部(庫内側)から目隠している(図2
参照)。
【0024】なお、上記説明では、主支持ピン10の小
径部10bを断面四角形にし、連結アーム12に四角形
孔12aを設ける場合について説明したが、必ずしも四
角形状である必要はなく、主支持ピン10の回転を連結
アーム12に伝達できる形状であれば、例えば五角形、
六角形等の多角形状や楕円形状であってもよい。また、
主支持ピン10の大径部10aと工具40の形状も、工
具40の回転を主支持ピン10に伝達できるものであれ
ば、例えば五角形、六角形等の多角形状や楕円形状であ
ってもよい。
【0025】また、上記説明では、連結アーム12に形
成される係止凹部14が複数の連続する波形状に形成さ
れる場合について説明したが、係止凹部14の形状は必
ずしも連続する波形状である必要はなく、断続する形状
であってもよい。
【0026】一方、第2の接合ユニット4Bは、図2、
図3及び図7に示すように、凹条21を有する枠体5
と、凹条21の中央部において外方に開口すると共に、
内方に副支持ピン15を収容するケース体6とを一体成
形したものにて形成されている。この場合、副支持ピン
15は、上記係止具10のフック13と係合する金属例
えばステンレス製の丸棒にて形成されている。なお、枠
体5とケース体6とを別体に形成してもよい。
【0027】上記のように構成される主支持ピン10及
び連結アーム12と副支持ピン15を用いて断熱パネル
P同士を接合する状態を図4及び図5を参照して説明す
ると、断熱パネルPの接合前には、連結アーム12は、
図5に二点鎖線で示すようにケース体6内に収容されて
おり、工具40を主支持ピン10の六角孔11内に嵌合
して図5において時計方向に回転すると、連結アーム1
2の先端部が、一点鎖線で示すように、ケース体6の外
方に突出して、隣接する断熱パネルPに設けられた副支
持ピン15を超えて副支持ピン15を抱き込む位置に達
すると、連結アーム12に設けられた先端部側の係止凹
部14が段階的に副支持ピン15に係合してパネルPを
引き寄せる。更に、連結アーム12が回転すると、実線
で示すように、連結アーム12の基端部側に設けられた
係止凹部14が段階的に副支持ピン15に係合して、他
方の断熱パネルPを更に強く引き寄せることができる。
【0028】したがって、連結アーム12を回転するだ
けで、簡単に隣接するパネルPを引き寄せて接合(連
結)することができる。また、連結アーム12の回転に
伴って副支持ピン15は係止凹部14のいずれかに段階
的に係合するので、パネルPの圧接状態を確認しながら
接合作業を行うことができると共に、パネルPの取付寸
法の誤差を吸収することができる。しかも、接合作業中
に連結アーム12の回転を一旦中断しても副支持ピン1
5と連結アーム12の係合を維持することができるの
で、接合作業を容易にかつ確実に行うことができる。
【0029】上記第1,第2の接合ユニット4A,4B
の他に枠材2の一部を構成する枠部材7には、図9
(a)に示すように、中央部に凸条20を有する第1の
枠部材7Aと、図9(b)に示すように、中央部に凹条
21を有する第2の枠部材7Bの2種類と、これら枠部
材7A,7B以外に凸条20又は凹条21を有する長尺
の第3の枠部材7C(図10参照)がある。
【0030】上記のように構成される枠部材7A,7
B,7Cは、所定の寸法に切断されて、図1に示すよう
に接合ユニット4Aの凸条20及び枠体5あるいは凹条
21及び枠体5に連ねられて枠材2を構成する。この場
合、これら枠部材7A,7B,7Cを、例えば図10に
示すように、コーナー枠部材8と接合ユニット4A,4
Bの間に連接することによって、接合ユニット4A,4
Bの位置決めを行うことができる。したがって、壁材と
して使用される断熱パネルPの天井側付近と、床側付近
の2箇所に位置決めした状態で、接合ユニット4A,4
Bを配置することができる。なお、第3の枠部材7C
は、接合ユニット4A,4Bを取り付けない断熱パネル
Pの辺、例えば上端辺あるいは下端辺等のコーナー枠部
材8間に配置される(図10参照)。
【0031】上記シールパッキン30は、例えば中空半
円弧状の合成ゴム製部材にて形成されており、図12に
示すように、枠材2(枠部材7A,7B,7C、枠体5
及びコーナー枠部材8も含む)の外側面に設けられた狭
隘開口状の嵌合溝60内に嵌挿された状態で枠材2等に
一体的に沿設されている。なお、シールパッキン30の
形状は必ずしも中空状である必要はなく、中実状であっ
てもよい。また、枠材2や枠部材7A,7B,7Cのよ
うに押出成形される場合には、枠材2等と一体に成形す
ることも可能である。
【0032】上記のようにした製造された断熱パネルP
を接合するには、図1及び図2に示すように、接合する
両断熱パネルPを対峙させた後、凸条20と凹条21を
嵌合(係合)させる。このとき、庫内側にガイド穴9の
開口部が位置するようにセットする。そして、上述した
ように、第1の接合ユニット4Aの主支持ピン10の六
角孔11に工具40を嵌挿して、主支持ピン10を回転
すると共に、連結アーム12を回転し、他方の断熱パネ
ルPに埋設された第2の接合ユニット4Bの副支持ピン
15に連結アーム12に設けられた係止凹部14を段階
的に係合させて、引き寄せることで、両断熱パネルPが
圧接された状態で接合される(図5参照)。このとき、
両断熱パネルP間にシールパッキン30が圧縮された状
態で介在されるので、コーキング材を用いることなく断
熱パネルP同士を気水密に接合することができる(図3
参照)。
【0033】なお、上記実施形態では、断熱パネルPを
壁部70に使用した場合について説明したが、図11に
示すように、断熱パネルPを天井部80や床部90にも
同様に接合して使用することができる。更に、図11に
示すように、壁部70の断熱パネルPと天井部80の断
熱パネルPや、壁部70の断熱パネルPと床部90の断
熱パネルの接合にも適用することができる。
【0034】また、上記実施形態では、断熱パネルPの
コーナー部にコーナー枠部材8を配置した場合について
説明したが、必ずしもコーナ枠部材8を用いる必要はな
い。例えば枠部材7A,7Bの端部を45度にカットし
て突き合わせることで、コーナー部を構成することがで
きる。
【0035】また、上記実施形態では、主支持ピン1
0、連結アーム12、副支持ピン15を収容するケース
体6を、ピース状の接合ユニット4A,4Bの枠体5に
形成する場合について説明したが、ケース体6を長手通
しの枠材2に形成することも可能である。なお、枠材2
の形状は必ずしも図示の形状に限定されるものではな
い。
【0036】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明は、上
記のように構成されているので、以下のような効果が得
られる。
【0037】(1)請求項1記載の発明によれば、、主
支持ピンと共に連結アームを回転すると、連結アームの
回転に伴って、副支持ピンが連結アームの先端側の係止
凹部から基端部側の係止凹部に徐々に係合して連結アー
ムの基端部側に移動し、隣接するパネルが引き寄せられ
た状態になるので、連結アームを回転するだけで隣接す
るパネルを引き寄せて接合(連結)することができる。
また、連結アームの回転に伴って副支持ピンは係止凹部
のいずれかに段階的に係合するので、パネルの圧接状態
を確認しながら接合作業を行うことができると共に、パ
ネルの取付寸法の誤差を吸収することができる。しか
も、接合作業中に連結アームの回転を一旦中断しても副
支持ピンと連結アームの係合を維持することができるの
で、接合作業を容易にかつ確実に行うことができる。
【0038】(2)請求項2記載の発明によれば、副支
持ピンと係止凹部との係合が連続的になるので、上記
(1)に加えて更にパネルの取付寸法の誤差を高精度に
吸収することができる。
【0039】(3)請求項3記載の発明によれば、パネ
ルの枠材に主支持ピン及び連結アーム又は副支持ピン等
の接合部材を一体に設けることができるので、上記
(1)、(2)に加えて構成部材の削減が図れる。ま
た、パネルの接合時における主支持ピン及び連結アーム
と副支持ピンの配置位置の位置決めを容易にすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る断熱パネルの接合前の状態を示
す断面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う拡大断面図ある。
【図3】上記断熱パネルの接合状態を示す拡大断面図で
ある。
【図4】この発明における主支持ピン、連結アーム及び
副支持ピンを示す一方のケース体を除いた斜視図であ
る。
【図5】この発明における連結アームと副支持ピンの係
合状態を示す断面図である。
【図6】この発明における主支持ピンと工具を示す斜視
図である。
【図7】この発明における副支持ピンの取付状態を示す
斜視図である。
【図8】この発明における主支持ピンと連結アームの取
付状態を示す分解断面図である。
【図9】この発明における枠部材の別の形態を示す斜視
図である。
【図10】この発明における一方のパネルにコーナー枠
部材、枠部材及び接合ユニットを配置した状態を示す平
面図である。
【図11】上記断熱パネルを壁部、天井部及び床部に用
いた場合の断面図である。
【図12】図2のB部の拡大断面図で、この発明におけ
るシールパッキンの取付態様の一例を示す拡大断面図で
ある。
【図13】従来のパネル接合構造を示す概略断面図であ
る。
【符号の説明】
P 断熱パネル 1A,1B 表面板 2 枠材 3 断熱性心材 4 接合ユニット 4A 第1の接合ユニット 4B 第2の接合ユニット 5 枠体 6 ケース体 7(7A,7B) 枠部材 10 主支持ピン 11 六角孔 12 連結アーム 14 係止凹部 15 副支持ピン 20 凸条 21 凹条 30 シールパッキン 40 工具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 修 静岡県庵原郡蒲原町蒲原1丁目34番1号 日本軽金属株式会社グループ技術センター 内 Fターム(参考) 2E125 AA70 AD01 AD03 AE14 AE15 AE18 AG08 AG41 BB09 BD01 BE07 BF05 CA93 EA21 EA22

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接するパネルを引き寄せて各側縁部を
    圧接するようにして接合するパネルの接合構造であっ
    て、 一方のパネルの側縁部に挿入される主支持ピンと、 他方のパネルの側縁部に挿入される副支持ピンと、 基端部が上記主支持ピンを軸にして回転するように設け
    られると共に、先端部が上記副支持ピンを超えて副支持
    ピンを抱き込む位置となるように形成される連結アーム
    とを具備し、 上記連結アームは、その先端部から基端部側にかかる内
    縁部に、先端部から基端部側に向かうに従って徐々に基
    端部側に位置するように形成されると共に、上記副支持
    ピンを引き込んだ状態に保持する複数の係止凹部を具備
    してなることを特徴とするパネルの接合構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のパネルの接合構造におい
    て、 上記複数の係止凹部を連続して形成してなることを特徴
    とするパネルの接合構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のパネルの接合構造
    において、 上記主支持ピン及び連結アーム又は副支持ピンを、パネ
    ルの側縁部に装着される枠材に形成され、一端が開口す
    るケース体内に収容してなることを特徴とするパネルの
    接合構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009539003A (ja) * 2006-05-30 2009-11-12 ウニフォア エセ.ピー.ア. 壁を仕切るための支柱組立体
KR101577731B1 (ko) 2014-12-10 2015-12-17 에스와이빌드 주식회사 연결의 편의성과 단열성을 갖는 패널구조체
CN113309254A (zh) * 2021-06-03 2021-08-27 浙江高盛钢结构有限公司 一种装配式墙体
CN113833157A (zh) * 2021-10-28 2021-12-24 苏州金螳螂建筑装饰股份有限公司 一种模块化墙体结构

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