JPS60410Y2 - パネルの連結装置 - Google Patents

パネルの連結装置

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JPS60410Y2
JPS60410Y2 JP11493979U JP11493979U JPS60410Y2 JP S60410 Y2 JPS60410 Y2 JP S60410Y2 JP 11493979 U JP11493979 U JP 11493979U JP 11493979 U JP11493979 U JP 11493979U JP S60410 Y2 JPS60410 Y2 JP S60410Y2
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JP
Japan
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connecting member
casing
wedge
panel
hook
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JP11493979U
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JPS5632705U (ja
Inventor
靖博 高木
Original Assignee
昭和アルミニウム株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、パネルの連結装置に関し、その目的とする
ところは、相互に接続すべきパネル同志をきわめて簡単
な連結作業により非常に強固にかつ確実に連結すること
ができ、しかも構造が簡単で、その製造を容易かつ安価
になし得るパネルの連結装置を提供しようとするにある
この考案を、以下図面に示す実施例に基づいて説明する
この明細書において、前後および左右は第2図を基準と
し、前とは第2図左側、後とは同右側をいい、左とは同
図図面紙葉の表側、右とは同裏側をいうものとする。
第1図〜第4図において、1,2は相互に連結せられた
第1および第2パネルで、これらはそれぞれアルミニウ
ム製の内板31と外板32との中間に断熱材層30が設
けられてなるものである。
3は第1パネル1の接続端部の断熱材層30に埋め込ま
れた箱形の第1ケーシングで、これは連結部材収容凹部
を有する一対のアルミニウム板によってつくられかつ接
続端面側に開口している。
4は第2パネル2の接続端部の断熱材層30に埋め込ま
れた箱形の第2ケーシングで、これはフック収容凹部を
有する一対のアルミニウム板によってつくられ、かつ接
続端面側に開口している。
第1および第2ケーシング3,4の接続端面と反対側の
端部にはそれぞれ脱出防止用折曲げ縁5,5が連設せら
れている。
6は第1ケーシング3内に収められた帯板状の連結部材
で、これの前端部にはフック7が設けられ、向後端寄り
の部分には、楔挿通用長孔8が連結部材6の長さ方向に
あけられるとともに、この長孔8両側の連結部材6の側
縁部に長孔8よりも長い突片嵌合用切欠き部9,9がそ
れぞれ設けられている。
10,11は連結部材6の後端部を両側より挾持する一
対の挾持部材で、これらの円盤状本体12,13の周縁
に鍔14が設けられ、同本体12,13の中央部に楔挿
通用長孔15,15があけられ、同本体12,13の各
対向面に、長孔15,15と平行な方形板状の突片16
,17が各対向面に対して直角状にかっ突片16,17
同志差違い状となるように設けられるとともに、長孔1
5,15とそれぞれ平行な突片先端部嵌込み用凹部18
,19が長孔15,15を介して各突片16,17の反
対側に設けられている。
そして上記連結部材6の後端寄りの部分がこれらの一対
の挾持部材10,11によって挾まれ、挾持部材10,
11の各突片16,17が連結部材6両側縁の切欠き部
9,9に嵌め込まれるとともに、各突片16,17の先
端部が対向する他方の挾持部材11,10の凹部19,
18に嵌め込まれている。
この状態において、連結部材6の長孔8と一対の挾持部
材10,11の長孔15,15とは同一方向に配置され
ていて、相互に重ね合わせられており、これらの長孔1
5,8,15には後述の楔22が挿通されている。
20.20は第1ケーシング3の両側壁にあけられた一
対の挾持部材嵌込み孔で、これらの孔2C920には挾
持部材10,11の鍔14より外側の本体12,13部
分が回転自在1こ嵌め込まれている。
したがってパネル1,2の連結前においては、連結部材
6は第1ケーシング3内に揺動自在に収められ、またそ
れ自体の長さ方向に若干摺動しうるものである。
21は挾持部材嵌込み孔20.20下側の第1ケーシン
グ3の底壁3aに設けられた凹所で、これにはパネル1
,2の連結前第1ケーシング3内において起立状に保持
せられた連結部材6の後端部6aが嵌め入れられる。
22は帯板状の楔で、これの先端部22aはテーパー状
となされるとともに、これの外端部には打込み用折曲部
23が一体に設けられている。
この楔は第1パネル1の外側より連結部材6と一対の挾
持部材10,11との楔挿通用長孔15゜8.15に挿
通せられ、その先端のテーパ一部22aは内側の挾持部
材11を越えた断熱材層30に打ち込まれている。
24は第2ケーシング4の両側壁に渡し止められた係合
ピンで、これには連結部材6前端のフック7が係り合わ
せられている。
25は第1パネル1の外板32に貫通状にあけられた円
形の孔、26はこの孔25につづいて断熱材層30にあ
けられためくら孔で、これは第1ケーシング3の両側壁
の孔20,20と連通し、また第1ケーシング3をわず
かに内側に越えた断熱材層30の部分まであけられてい
る。
27は外板32の貫通孔25に嵌め込まれた円形の外板
断片、28は断熱材層30のめくら孔26に嵌め込まれ
た断熱材断片、29は第1および第2パネル1,2の接
続部分に形成された間隙で、これの周縁部にはパツキン
33が装着されている。
上記において、第1および第2パネル1,2は、つぎの
ようにして相互に連結される。
まず、第5図に示すように、第1パネル1の連結部材6
は、最初その後端部6aが凹所21内に嵌め込まれて、
第1ケーシング3の底壁3aに受は止められることによ
り、第1ケーシング3内に斜めに起立した状態に保持せ
られ、したがって連結部材6は外力が作用しない限り安
定に斜めに起立している。
またこのとき、連結部材6の楔挿通用長孔8は一対の挾
持部材10,11の楔挿通用長孔15,15に対してす
れた位置にあり、これらの長孔15,8,15は相互に
一部だけ重なり合っている。
つぎに、第6図に示すように、第1パネル1の連結部材
6が水平に倒される。
すると、その先端のフック7が第1ケーシング3の開口
部より外側に突出し5、このフック7が第2パネル2の
第2ケーシング4内に挿入せられて、係合ピン24にゆ
るく掛は合わされる。
また連結部材6は一対の挾持部材10,11によってわ
すかに後方に摺動しうるように挾持せられている。
つぎに、第7図に示すように、第1パネル1の外側より
楔22のテーパー状先端部22aが外板32の孔25お
よび断熱材層30のめくら孔26を通って連結部材6と
一対の挾持部材10,11の相互に重なり合っている楔
挿通孔15. 8. 15部分に差し込まれ、さらに楔
22後端の折曲げ部23か適宜の道具により打ち込まれ
ることにより、連結部材6の長孔8の後端が楔22のテ
ーパー状先端部22aの側縁に押されて、連結部材6が
第1ケーシング3内に強制的に後退せしめられ、これに
よって連結部材6先端のフック7が係合ピン24にしつ
かりと掛は合わせられ、第1および第2パネル1,2が
この連結部材6を介して相互に非常に強固に結合される
最終的には楔22が連結部材6と一対の挾持部材10,
11の長孔15,8,15 (これらは完全に重なり合
う)に挿通せしめられて、その先細の先端部22aが第
1ケーシング3を越えた反対側の断熱材層30に打ち込
まれるものである。
なお、断熱材層30のめくら孔26に充填される断熱材
断片28は楔を打ち込むさいにこれに装着して同時に挿
入すればよい。
そして楔22の打込み終了後に、外板断片27を外板3
2の孔25に嵌め入れて、たとえば接着剤により固定す
ればよい。
この考案にか)るパネルの連結装置は、上述のように、
前端にフック7を有する帯板状の連結部材6の後部の左
右両側に、一対の円盤状挾持部材10.11が第1ケー
シング3の左右両側壁の円形孔20,20に回転自在に
嵌め込まれた状態に配置され、各挾持部材io、i1の
中央部に楔挿通用長孔15,15があけられるとともに
、挾持部材10,11に長孔15,15と平行な一対の
突片16,17が長孔15,15の両側に位置するよう
にかつ対向面に対して直角状に設けられ、連結部材6の
後部に上記長孔15,15と略同長を有しかつ長さ方向
に長い楔挿通用長孔8が設けられるとともに、連結部材
6の後部の上下両側縁部に上記突片16,17の前後の
長さよりも長い突片嵌込み用切欠き9,9がそれぞれ設
けられ、これらの切欠き9,9に挾持部材10,11の
突片16,17がそれぞれ嵌め込まれ、パネル1゜2の
連結前において第1ケーシング3内の連結部材6の後端
部6aがケーシング底壁3aに受は止められて、連結部
材6が起立状態に保持せられるとともに、挾持部材10
,11の突片16,17が連結部材6の切欠き9,9内
の後部寄りに位置せしめられかつ連結部材6の楔挿通用
長孔8が挾持部材10,11の楔挿通用長孔15,15
に対して一部重ね合わせられかつ前側にずれた状態に位
置せしめられており、第1パネル1の連結部材6が水平
状に倒されてくその前端のフック7が第2パネル2の係
合ピン24にゆるく係り合わせられた状態において、第
1パネル1の外側より帯板状の楔22のテーパー状先端
部22aが連結部材6の長孔8と挾持部材10,11の
長孔15,15との重ね合わせ部分に挿入されて、さら
に楔22が打ち込まれることにより、連結部材・6の長
孔8の後端が楔22のテーパー状先端部22aの側縁に
押されて、連結部材6が第1ケーシング3内に後退せし
められ、この連結部材6前端のフツク7と係合ピン24
とが相互に強く係合せしめられるとともに、相互に一致
せしめられた連結部材6の長孔8と挾持部材10,11
の長孔15,15とに楔22が挿通せられるようになさ
れているもので、第1パネル1の接続端部内に収められ
た連結部材6を水平状に倒して、パネル1の外側より楔
22を打ち込むだけのきわめて簡単な連結作業によって
第1および第2パネル1,2同志を互いに連結すること
ができ、しかも楔22を取り去らない限り連結部材6の
フック7と係合ピン24との係合が外れないので、たと
えば振動等によってもフック7と係合ピン24とが外れ
るようなことはなく、パネル1,2の連結を非常に強固
にかつ確実に行なうことができる。
また連結装置の構成部材、すなわちフック7、長孔8お
よび切欠き9.9を有する帯板状連結部材6と、突片1
6゜17および長孔15,15を有する円盤状挾持部材
10,11と、テーパー状先端部22aを有する帯板状
楔22とは、いずれも形状が簡単で、製造容易なもので
あるから、ひいては連結装置の製造を容易つ安価になし
得るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図はパネル
の連結状態の水平断面図、第2図は第1図■−■線にそ
う断面図、第3図は第1図■−■線にそう断面図、第4
図は連結装置の第1パネル側に装備された部品の分解斜
視図、第5図〜第7図はパネルの連結工程を順に説明す
るもので、第5図はパネル連結前の第1パネル側の縦断
面図、第6図は連結部材を水平に倒した状態の縦断面図
、第7図はパネルの連結状態を示す縦断面図である。 1.2・・・・・・第1および第2パネル、3・・・・
・・第1ケーシング、3a・・・・・・底壁、4・・・
・・・第2ケーシング、6・・・・・・連結部材、6a
・・・・・・後端部、7・・・・・・フック、8,15
・・・・・・楔挿通用長孔、9・・・・・・切欠き部、
10,11・・・・・・挾持部材、16,17・・・・
・・突片、18,19・・・・・・凹部、21・・・・
・・凹所、22・・・・・・楔、22a・・・・・・テ
ーパー状先端部、24・・・・・・係合ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1パネル1の接続端部に埋め込まれかつ接続端面側に
    開口した箱形の第1ケーシング3と、第2パネル2の接
    続端部に埋め込まれかつ接続端面側に開口した箱形の第
    2ケーシング4と、第1ケーシング3内に揺動自在にか
    つそれ自体の長さ方向に若干摺動しうるように収められ
    た前端にフック7を有する連結部材6と、第2ケーシン
    グ4の左右両側壁に渡し止められかつ連結部材6のフッ
    ク7が係合せられる係合ピン24とを備えており、第1
    および第2パネル1,2が連結部材6を介して相互に連
    結されるようになされているパネルの連結装置において
    、前端にフック7を有する帯板状の連結部材6の後部の
    左右両側に、一対の円盤状挾持部材10,11が第1ケ
    ーシング3の左右両側壁の円形孔20,20に回転自在
    に嵌め込まれた状態に配置され、各挾持部材10.11
    の中央部に楔挿通用長孔15,15があけられるととも
    に、挾持部材10,11に長孔15,15と平行な一対
    の突片16,17が長孔15,15の両側に位置するよ
    うにかつ対向面に対して直角状に設けられ、連結部材6
    の後部に上記長孔15.15と略同長を有しかつ長さ方
    向に長い楔挿通用長孔8が設けられるとともに、連結部
    材6の後部の上下両側縁部に上記突片16,17の前後
    の長さよりも長い突片嵌込み用切欠き9,9がそれぞれ
    設けられ、これらの切欠き9,9に挾持部材10,11
    の突片16,17がそれぞれ嵌め込まれ、パネル1,2
    の連結前において第1ケーシング3内の連結部材6の後
    端部6aがケーシング底壁3aに受は止められて、連結
    部材6が起立状態に保持せられるとともに、挾持部材1
    0,11の突片16,17が連結部材6の切欠き9,9
    内の後部寄りに位置せしめられかつ連結部材6の楔挿通
    用長孔8が挾持部材10,11の楔挿通用長孔15,1
    5に対して一部重ね合わせられかっ前側にずれた状態に
    位置せしめられており、第1パネル1の連結部材6が水
    平状に倒されて、その前側のフック7が第2パネル2の
    係合ピン24にゆるく係り合わせられた状態において、
    第1パネル1の外側より帯板状の楔22のテーパー状先
    端部22aが連結部材6の長孔8と挾持部材10,11
    の長孔15,15との重ね合わせ部分に挿入されて、さ
    らに楔22が打ち込まれることにより、連結部材6の長
    孔8の後端が楔22のテーパー状先端部22aの側縁に
    押されて、連結部材6が第1ケーシング3内に後退せし
    められ、この連結部材6前端のフック7と係合ピン24
    とが相互に強く係合せしめられるとともに、相互に一致
    せしめられた連結部材6の長孔8と挾持部材10,11
    の長孔15,15とに楔22が挿通せられるようになさ
    れているパネルの連結装置。
JP11493979U 1979-08-20 1979-08-20 パネルの連結装置 Expired JPS60410Y2 (ja)

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JPS5632705U JPS5632705U (ja) 1981-03-31
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ID=29347176

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JPS5632705U (ja) 1981-03-31

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