JP2001220807A - 溝蓋排水口用キャップ - Google Patents

溝蓋排水口用キャップ

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JP2001220807A
JP2001220807A JP2000033038A JP2000033038A JP2001220807A JP 2001220807 A JP2001220807 A JP 2001220807A JP 2000033038 A JP2000033038 A JP 2000033038A JP 2000033038 A JP2000033038 A JP 2000033038A JP 2001220807 A JP2001220807 A JP 2001220807A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誰でも簡単に溝蓋の排水溝に着脱することが
できると共に、構造が簡単で安価に製作することのでき
るキャップを提供すること。 【解決手段】 隣接する溝蓋B,B間に形成された排水
口Cを閉じるためのキャップであって、前記排水口Cを
閉じるに十分な面積を有し、且つ、水抜き用の小穴1a
を備えた天板1と、該天板1の中央下面から下方に向か
って一体的に垂下された脚部材2と、この脚部材2に沿
って上下方向にのみ移動可能に組み込まれ、且つその下
端に天板1の長さ方向に対して直交する方向に折り曲げ
られたフック片3aを有する挟着片3と、該挟着片3を
上下動させるためのボルト4とからなり、前記ボルト4
は回動のみ可能なように天板1に保持され、且つボルト
4を回動させるための工具が嵌合する嵌合部4aが天板
1上面に露出して形成されており、前記脚部材2並びに
挟着片3の垂直な部分3bが前記排水口C内で回転でき
る寸法で形成されている構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、道路面に沿って形
成された側溝の上面をカバーする溝蓋の排水口を閉じる
ためのキャップに関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、道路面に沿って形成された側溝や、
排水口の上面をカバーするために、主としてコンクリー
トで作られた多数の四角形の溝蓋が溝上面に敷設されて
いる。この溝蓋には、図1に示すように、施工時に手や
リフトハンガー等の爪を係合させるためと、降雨時の雨
水や溜まり水を排水させるための細長い穴C(以下本発
明ではこれを排水口という)が隣接する溝蓋間に形成さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの排水口Cは
歩行者のつま先や子供の足を引掛けたり、ハイヒールの
かかとが嵌り込んだり、或いは障害者用の車椅子の小さ
な前輪がはまり込んだりして危険であると共に、落ち葉
やゴミ等が排水口から溝内に落ち込むといった問題点が
あった。
【0004】そこで本発明は、誰でも簡単に溝蓋の排水
口に着脱することができると共に、構造が簡単で安価に
製作することのできるキャップを提供することを主たる
目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では次のような技術的手段を講じた。即ち本発
明に係るキャップにあっては、隣接する溝蓋B,B間に
形成された排水口Cを閉じるためのキャップであって、
前記排水口Cを閉じるに十分な面積を有し、且つ、水抜
き用の小穴1aを備えた平板状の天板1と、該天板1の
中央下面から下方に向かって一体的に垂下された脚部材
2と、この脚部材2に沿って上下方向にのみ移動可能に
組み込まれ、且つその下端に天板1の長さ方向に対して
直交する方向に折り曲げられたフック片3aを有する挟
着片3と、該挟着片3を上下動させるためのボルト4と
からなり、前記ボルト4は回動のみ可能なように天板1
に保持され、且つボルト4を回動させるための工具が嵌
合する嵌合部4aが天板1上面に露出して形成されてお
り、前記脚部材2並びにこれにガイドされる挟着片3の
垂直な部分3bが、前記排水口C内で回転できる寸法で
形成されている構造とした。
【0006】
【発明の実施の形態】前記天板1並びに挟着片3は、ス
テンレススチールや防錆処理をした鉄等の金属材料が好
ましいが、十分な強度を有するものであれば合成樹脂材
であってもよい。また、天板1に形成される水抜き用の
小穴1aは、ハイヒールのかかと等が嵌り込まないよう
な小さな穴で形成する。
【0007】ボルト4の回動による挟着片3の上下移動
の範囲は、対応する溝蓋Bの厚みによって定められる。
コンクリート製の溝蓋の厚みは、通常7cm〜15cmであ
るから、これら全ての溝蓋に適用できるようにその移動
範囲を設定するのがよい。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例について図1乃至図4に
基づいて説明する。図において符号B,Bは、道路脇等
に形成された溝の上面開口部を閉じる為に敷設されたコ
ンクリート製の溝蓋であって一般に周知のものである。
この溝蓋B,Bの隣接する縁部には細長い排水口Cが設
けられている。本発明は、この排水口Cを閉じるための
キャップであって、前記排水口Cを閉じるに十分な面積
を有し、且つ、水抜き用の小穴1aを備えた長方形状の
平らな天板1を備え、この天板1の中央下面から下方に
向かって垂下された脚部材2が天板1に固着されてい
る。
【0009】前記脚部材2は下向きに開口したスライド
溝2aを有し、このスライド溝2aに沿って、上下方向
にのみ移動できるように挟着片3が組み込まれている。
この挟着片3は、前記天板1から垂下されたボルト4に
螺合されていて、該ボルトを回動することにより上下動
する構造となっている。前記ボルト4は、回動のみ可能
なように天板1に保持され、且つボルト4を回動させる
ための工具が嵌合する嵌合部4aが天板1上面に露出し
て形成されいる。
【0010】前記挟着片3の下端に、天板1の長さ方向
に対して直交する方向に折り曲げられたフック片3a,
3aが形成されている。また、前記脚部材2並びにこれ
のスライド溝2aに沿って摺動する挟着片3の垂直な部
分3bが、前記排水口C内で自由回転できる寸法で形成
されている。
【0011】上記キャップの素材、殊に天板1並びに挟
着片3は、ステンレススチールや防錆処理をした鉄等の
金属材料が好ましい。しかし十分な強度を有するもので
あれば合成樹脂材で成形することも可能である。また、
天板1に形成される水抜き用の小穴1aは、ハイヒール
のかかと等が嵌り込まないような小さな穴で多数形成す
るのがよい。
【0012】上記のごとく構成されたキャップを排水口
Cに取り付ける場合は、図1に示す如く、挟着片3のフ
ック片3a,3aを結ぶ方向を、排水口Cの長さ方向と
合わせた姿勢で排水口Cに差し込み、フック片3a,3
aが溝蓋B,Bの下方に突き出た状態で図3に示すよう
に天板1を90度回転させる。この回転させた姿勢にお
いてフック片3a,3aの先端部分が、隣接する溝蓋
B,Bの下面に充分係合するように予めフック片3aの
長さを設定しておく。次いで図3の状態から天板1の上
面に露出したボルトの嵌合部4aに、所定の回動工具を
差し込んでボルト4を所定方向に回動することにより、
挟着片3が上昇してフック片3a,3aと天板1との間
で、溝蓋Bを挟み込みキャップを強固に固定することが
できる。
【0013】前記したボルト4の回動による挟着片3の
上下移動の範囲は、対応する溝蓋Bの厚みによって定め
られる。コンクリート製の溝蓋の厚みは7cm〜15cmで
あるから、これら全ての溝蓋に適用できるようにその移
動範囲を設定するのがよい。
【0014】以上本発明の代表的な実施例について説明
したが、本発明は必ずしも上記の実施例構造のみの特定
されるものでなく、その構成要件を備え、且つ効果を有
する範囲内で適宜変更して実施できることは勿論であ
る。
【0015】
【発明の効果】本発明のキャップは上記の如く構成され
たものであるから、排水口に差し込んで90度回転さ
せ、一本のボルトを締め付けるだけでキャップを取り付
けることができ、これにより取付作業の簡略化とランニ
ングコストの低減化を図ることができる。また取り付け
た状態では、挟着片のフック片と天板との間で溝蓋が強
固に挟着されているから、使用中に天板がずれたり回転
したりすることがないといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るキャップの一実施例を示す斜視
図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】図2のDーD線断面図。
【図4】排水口に本発明のキャップを取り付けた状態を
示す断面図。
【符号の説明】
1 天板 1a 水抜き用小穴 2 脚部材 3 挟着片 3a フック片 4 ボルト 4a ボルトの嵌合部 B 溝蓋 C 排水口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接する溝蓋(B),(B)間に形成された排
    水口(C)を閉じるためのキャップであって、前記排水口
    (C)を閉じるに十分な面積を有し、且つ、水抜き用の小
    穴(1a)を備えた平板状の天板(1)と、該天板(1)の中央下
    面から下方に向かって一体的に垂下された脚部材(2)
    と、この脚部材(2)に沿って上下方向にのみ移動可能に
    組み込まれ、且つその下端に天板(1)の長さ方向に対し
    て直交する方向に折り曲げられたフック片(3a)を有する
    挟着片(3)と、該挟着片(3)を上下動させるためのボルト
    (4)とからなり、前記ボルト(4)は回動のみ可能なように
    天板(1)に保持され、且つボルト(4)を回動させるための
    工具が嵌合する嵌合部(4a)が天板(1)上面に露出して形
    成されており、前記脚部材(2)並びにこれにガイドされ
    る挟着片(3)の垂直な部分(3b)が、前記排水口(C)内で回
    転できる寸法で形成されている溝蓋排水口用キャップ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011157687A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Kaneso Co Ltd 被覆板の凹状筐孔の遮蔽装置
JP2019178522A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 株式会社D.C.Tアイ 地中埋設用側溝材、および地中埋設用側溝材の蓋ロック具
JP2022059753A (ja) * 2020-10-02 2022-04-14 株式会社淀川製鋼所 溝蓋穴閉塞キャップ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011157687A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Kaneso Co Ltd 被覆板の凹状筐孔の遮蔽装置
JP2019178522A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 株式会社D.C.Tアイ 地中埋設用側溝材、および地中埋設用側溝材の蓋ロック具
JP2022059753A (ja) * 2020-10-02 2022-04-14 株式会社淀川製鋼所 溝蓋穴閉塞キャップ

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