JPH036669Y2 - - Google Patents

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JPH036669Y2
JPH036669Y2 JP10932985U JP10932985U JPH036669Y2 JP H036669 Y2 JPH036669 Y2 JP H036669Y2 JP 10932985 U JP10932985 U JP 10932985U JP 10932985 U JP10932985 U JP 10932985U JP H036669 Y2 JPH036669 Y2 JP H036669Y2
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JP
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lid
roadway
sidewalk
hole
edge
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JP10932985U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は歩車道幅の変更および拡張による地下
施設用開孔上の歩道用開閉自在蓋に関する。
従来の技術 最近、車道を一方通行にて、両側歩道を拡張し
たり、車道を拡張して歩道幅を狭めたりする道路
整備が方々で実施されているが、この計画に際し
て問題となるのがガス管、水道管、送電線、電話
線或いは上下水道敷設のための既設の地下施設用
開孔である。即ちこれら地下施設用開孔(以下施
設孔という)が車道の中央にある場合には問題な
いが、従来の車道の端にある場合には、拡張され
た歩道にくい込むことがある。また、車道を拡げ
たために従来歩道上にあつた施設孔が歩車道両方
にまたがることもある。
考案が解決しようとする問題点 併し、施設孔は配管、配線の配置上、容易に道
路の中央側や外側に移動できるものではなくその
ため止むを得ず、施設孔の存在する部分の歩道を
車道の面に合わせて切り欠いていた。このため、
歩道の車道側寄りに段付部が形成され、歩行上危
険であるのみならず、この部分に塵埃が集積す
る。従つて、安全面は勿論、該施設孔が消火栓等
の場合に蓋がとつさに開けられない事態も生じて
いた。
本考案は上記問題点を除き、上記のような施設
孔上にかぶせ、しかも、その上面を歩道と面一と
した特殊構造の開閉自在蓋を提供することを目的
とする。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するため本考案の構成は次の通
りとする。即ち、180゜全開型鉄蓋であつて該蓋は
車道側を除く歩道側3方を受枠で支承され、車道
側両端裏面に設けられたずれ止め突起が受枠の対
応位置に設けられた突起受穴に係合して位置規制
され、蓋の車道側端縁部に多数の指掛孔が設けら
れるとともに該端縁部の下面と車道との間に隙間
が形成され、該車道側端縁部の対称側に蝶番部が
設けられたことである。
作 用 蓋は歩道側3方が受枠で支持され、車道側に設
けられたずれ止め突起と突起受穴とが係合して位
置規制され、施設孔が排水用桝である場合には車
道側端縁下方から雨水を導入し、開蓋時には指掛
孔に指を引つ掛けて、容易かつ、ワンタツチで引
き上げ開蓋される。
実施例 以下本考案を図面に示す実施例にもとづいて説
明する。
本考案の開閉自在蓋10は第1図に示すように
車道C上に歩道Bが拡幅されて張出された際、地
下施設用開孔蓋(以下施設孔蓋という)Aを覆う
状態で設置される。蓋10は反車道側に蝶番部1
2を介して180゜全開可能とされる。蓋10は歩道
側に理設された受枠20によつて歩道B側3方が
支承される。即ち、第1図ないし第4図に示され
るように受枠20は車道C側を除く歩道B側3方
に形成された段付支承部21と、車道側の幅方向
(第1図上下方向)両端部分に設けられた受部2
2と、車道C側および縁石B1の敷設部分を除く
歩道B側に一体形成された埋込枠23とを有す
る。前記受部22は水平板状をなし、その略中央
には上向きの突起受穴24が形成されている。
蓋10は頂面が平面状をなす鋳鉄製蓋本体11
の反車道側両端部分が蝶番部12とされ、該蝶番
部には第5,6図示の如くL形蝶番30が吊持さ
れるための蝶番孔13が設けられる。前記L形蝶
番30は蓋本体11に固定されたピン14により
開蓋方向に沿い揺動自在に挿通支持されている。
蓋本体11の開蓋側(車道側)端縁部15は下向
(第3図下方)にわん曲され、該端縁部にはその
幅方向(第4図上下方向)に沿つて多数の指掛孔
16が並設される。前記端縁部15の下方は車道
との間に隙間が形成される。該隙間は前記指掛孔
16とともに施設孔が排水桝である場合、通水の
役目をする。
前記端縁部15の幅方向両端には第3図、第7
図および第8図に示されるように端部切欠17が
設けられ、前記受枠20の両端受部22上に当接
する。そして、該端部切欠の内側(第3図左方)
からずれ止め突起18が垂設される。ずれ止め突
起18は前記受枠20の突起受穴24に係合し、
蓋10上を人が歩行するとき、衝撃によつて該蓋
が長さ方向(第2図左右方向)に移動するのを防
ぐ。
蓋10の裏面側には補強用リブ19が設けられ
る。
蓋10は受枠20への装着に際し、公知の如
く、該蓋の蝶番部12を下方にして直立状態に保
ち、かつ、その幅方向を蓋開閉方向に沿わせて支
え、一方側(実施例では第2図下方)の受枠孔2
5に一方側のL形蝶番30を差しこみ、その後水
平方向へ90゜蓋10をまわして、他方側(第2図
上方)のL形蝶番30を他方側受枠孔の長孔26
aに挿入し、この挿入が終つた後、該L形蝶番3
0が短孔26bに係合するよう蓋全体を他方側へ
移動させることにより装着が完了する。閉まつた
蓋を開くには前述の通り多数の指掛孔16に指を
差しこんで両手で一挙に起すことにより軽く持ち
上げられ、蝶番部12まわりに180゜回転させて歩
道B上に倒せば、下方の施設孔蓋Aは何ら支障な
く開けられる。端縁部の下端に手をかけて持ちあ
げてもよいことは勿論である。
L形蝶番が摩耗した場合は従来の施設孔蓋と同
様ピン14を抜けば自由に交換が可能である。
本考案の蓋は歩道Bと同じ高さに設定されるの
で歩行には全く支障がなく、しかも上面が密閉さ
れるので、下方の施設孔蓋Aや施設孔が覆われ、
これらの上に塵埃が溜つたり流入することは極め
て少ない。
本考案は消火栓孔、上下水道バルブ用孔等の上
方は勿論、側溝をそのまま生かして車道幅を狭め
た場合の、この側溝上に間隙をおいて設けてもよ
い。
考案の効果 本考案は180゜全開型鉄蓋であつて、該蓋は車道
側を除く実施側3方を受枠で支承され、車道側両
端裏面に設けられたずれ止め突起が受枠の対応位
置に設けられた突起受穴に係合して位置規制さ
れ、蓋の車道側端縁部に多数の指掛孔が設けられ
るとともに該端縁部の下面と車道との間に隙間が
形成され、該端縁部の対称側に蝶番部が設けられ
たので、従来の施設孔を生かしたまま歩道の安全
性が確保され、開閉が極めて容易で、そのうえ、
下方に排水桝や側溝がある場合には水はけが極め
て良好であるなどの効果を挙げることができる。
しかも、蓋が外れて車道側へずれる等の事故が発
生するおそれもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の開閉自在蓋を設置した一実施
例を示す平面図、第2図は同蓋の拡大平面図、第
3図は正面図、第4図は側面図、第5図は要部拡
大平面図、第6図は第5図の−断面図、第7
図は要部拡大斜視図、第8図は第7図の−断
面図である。 A……地下施設用開孔蓋、B……歩道、C……
車道、10……開閉自在蓋、11……蓋本体、1
5……端縁部、16……指掛孔、18……ずれ止
め突起、20……受枠、21……段付支承部、2
2……両端受部、24……突起受穴。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
180゜全開型鉄蓋であつて、該蓋10は車道C側
を除く歩道B側3方を受枠30で支承され、車道
側両端裏面に設けられたずれどめ突起18が受枠
20の対応位置に設けられた突起受穴24に係合
して位置規制され、蓋20の車道側端縁部15に
多数の指掛孔16が設けられるとともに該端縁部
の下面と車道との間に隙間が形成され、該端縁部
の対称側に蝶番部30が設けられたことを特徴と
する歩道用開閉自在蓋。
JP10932985U 1985-07-16 1985-07-16 Expired JPH036669Y2 (ja)

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JPS6216148U JPS6216148U (ja) 1987-01-30
JPH036669Y2 true JPH036669Y2 (ja) 1991-02-20

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