JP2001219982A - 肩カバー付アクチュエーター - Google Patents

肩カバー付アクチュエーター

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JP2001219982A
JP2001219982A JP2000074951A JP2000074951A JP2001219982A JP 2001219982 A JP2001219982 A JP 2001219982A JP 2000074951 A JP2000074951 A JP 2000074951A JP 2000074951 A JP2000074951 A JP 2000074951A JP 2001219982 A JP2001219982 A JP 2001219982A
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actuator
shoulder cover
operation button
waste gas
fitting
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JP2000074951A
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Toshimi Takahashi
利美 高橋
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TAKAHASHI PLASTIC KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】肩カバー付アクチュエーターを付けたエアゾー
ル製品の、使用済製品を廃棄する前に、エアゾール容器
本体から、容易に廃ガス処理出来るようにし、又、廃棄
時には肩カバー付アクチュエーターを容易に取り外せる
ようにする事。 【解決手段】廃ガス処理を行う為に、ヒンジ部をアクチ
ュエーターの作用方向の線上に設け、操作釦下部係合突
起と、該操作釦下部係合突起と篏合する係止突起を、噴
口を挟んでヒンジの反対側に設け、廃ガス処理時には操
作釦を最下部まで押し下げた処で操作釦下部係合突起と
係止突起が篏合出来るようにして廃ガス処理を容易に出
来るようにし、更にエアゾール容器本体から肩カバー付
アクチュエーターを容易に取り除くための短冊状リング
帯状体などを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は肩カバー付アクチュ
エーターに関するものであり、より詳しくは肩カバー付
アクチュエーターを付けたエアゾール製品の、使用済製
品を廃棄する前に、エアゾール容器本体から、エアゾー
ル容器本体内の残留ガス放出(以下廃ガス処理ともい
う)を容易に行えるようにした肩カバー付アクチュエー
ターであり、又、その後、廃棄時には使用済製品から該
肩カバー付アクチュエーターを容易に取り外しエアゾー
ル容器本体と肩カバー付アクチュエーターを分別廃棄出
来るようにした廃ガス処理機能を有する肩カバー付アク
チュエーターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】キャップとは別にエアゾール容器本体に
装着されているバルブやエアゾール容器本体自体の上部
を覆う形(目的)で装飾装着されるものは、業界用語で
肩カバーと呼ばれている。この肩カバーに操作釦などの
アクチュエーターを設けたものを肩カバー付アクチュエ
ーターというが、肩カバー付アクチュエーターは、従
来、エアゾール容器本体(エアゾール容器本体の凸部、
凹部あるいはエアゾール容器本体に装着されたバルブ)
から簡単に外れないようにすることが重要視され、使用
中、肩カバーや肩カバー付アクチュエーター等を、万が
一にも外れないようにするにはどうすればよいかと言う
ことに注力、検討がなされて来た。
【0003】しかし、最近、環境問題など、循環型経済
社会を目指すところから設計・生産・流通・消費・使用
など全ての段階でのリュース・リペア・リサイクルを図
ることが強調され、廃棄リサイクルを図るうえで「エア
ゾール缶」の廃棄リサイクルに関しては、エアゾール業
者等は設計上において取り外し容易な肩カバー及びキャ
ップの採用、装飾カバーの廃止(容器形状成型等)の検
討を行うなど再資源化における素材の品質保持の配慮が
行われている。
【0004】消費者に於いても分別廃棄を行うことが義
務づけられてきているところであるが、特にエアゾール
製品の用済み後の廃棄時においては、内圧を持っていた
エアゾール容器の回収、破壊、焼却時の安全性を確保す
るためには、まず用済み製品の残留ガスを放出し、エア
ゾール容器本体の内圧を下げ、その後、金属製であるエ
アゾール容器本体と、プラスチック製である肩カバー、
肩カバー付アクチュエーター等、材質の異なる部品を分
別して廃棄する必要性が出てきた。
【0005】その為にも、消費者が製品使用後の廃ガス
処理を容易に出来るようにし、同時に、廃ガス処理済み
の容器から、異種材質で作られている部品を取り外すこ
とを容易に出来るようにすることが必要になってきてい
る。
【0006】最近、廃ガス処理をするためのキャップ
や、使用後の分別処理が可能な肩カバーが発明、考案さ
れ、いくつかが製品化されているものの、肩カバー付ア
クチュエーターのついた製品に廃ガス処理を出来るもの
はなかった。そこで肩カバー付アクチュエーターを付け
たエアゾール製品、とくに肩カバー付アクチュエーター
を付けた殆どの化粧品については、廃ガス処理をせぬま
ま廃棄する事しか出来なかったので、廃棄には危険性が
付きものであった。
【0007】エアゾール製品とは別に購入し使用するエ
アゾール容器専用のガス抜き治具が販売されているもの
の、それらは一般的には殺虫剤や工業用品に使われ、化
粧品に多い肩カバー付アクチュエーターの付いた製品に
は余り使用されないのが実情であり、ましてやその廃ガ
ス処理をした後、分別廃棄を容易に出来るものは無かっ
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】肩カバー付アクチュエ
ーターを付けたエアゾール製品の、使用済容器を廃棄す
る前に、エアゾール容器本体内の残留ガスを容易に排出
処理(廃ガス処理)出来るようにし、又、その後、廃棄
時には、エアゾール容器本体から異種材料製の該肩カバ
ー付アクチュエーターを容易に取除けるようにして、分
別廃棄作業を安全、かつ容易に出来るようにする事が大
きな課題である。
【0009】
【課題を解決するための手段】(1)ヒンジ部がアクチ
ュエーターの作用方向の線上に設けられ、使用済み容器
内の廃ガス処理を行う為の、操作釦下部係合突起と、該
操作釦下部係合突起と篏合する係止突起が、噴口を挟ん
でヒンジ部の反対側に設けられ、廃ガス処理時、操作釦
を最下部まで押し下げた処で操作釦下部係合突起と係止
突起が篏合できるようにしたことを特徴とする廃ガス処
理機能を有する肩カバー付アクチュエーター、(2)バ
ルブと篏合する篏合突起を有するリング帯状体が、容易
にエアゾール容器本体とバルブとの篏合を解除出来る構
造であることを特徴とする前項(1)に記載の廃ガス処
理機能を有する肩カバー付アクチュエーター、(3)操
作釦に設けた指当て部の尾部が上側に屈曲可能であるこ
とを特徴とする前項(1)または(2)のいずれかに記
載の廃ガス処理機能を有する肩カバー付アクチュエータ
ー、(4)操作釦の裏面に切れ目を入れ、操作釦の指当
て部の尾部が上側に折れ曲がり可能にしたことを特徴と
する前項(1)〜(3)のいずれかに記載の廃ガス処理
機能を有する肩カバー付アクチュエーター、(5)通常
の噴射作動時には、操作釦下部係合突起もしくは係止突
起のいずれかの突起を収納隠匿できるようにし、廃ガス
処理をする時には収納隠匿した突起を外部に突出出来る
ようにしたことを特徴とする(1)〜(4)のいずれか
に記載の廃ガス処理機能を有する肩カバー付アクチュエ
ーター、(6)アクチュエーターの作用方向の線上に設
けたリング帯状体の操作釦側の篏合突起が、ヒンジ部側
の篏合突起より充分短い長さの篏合突起であることによ
り、操作釦側とヒンジ部側に、肩カバー付アクチュエー
ター本体とバルブとの篏合力に差をつけたことを特徴と
する(1)〜(5)のいずれかに記載の廃ガス処理機能
を有する肩カバー付アクチュエーター、(7)リング帯
状体の操作釦側の篏合部分が、ヒンジ部側の篏合部分よ
り弱くなるよう操作釦側、ヒンジ部側のいずれか/また
は両方位置に篏合突起を全く設けず、両側に設けた篏合
突起の位置によって、操作釦側とヒンジ部側に、肩カバ
ー付アクチュエーターとバルブとの篏合力に差をつけた
ことを特徴とする前項(1)〜(5)のいずれかに記載
の廃ガス処理機能を有する肩カバー付アクチュエータ
ー、(8)篏合突起を有するリング帯状体が、篏合突起
を有するリング帯状体を複数の短冊状に分断して、該短
冊状リング帯状体の少なくとも一部が外力により容易に
折れ曲がり傾斜させることが可能な幅をもつ短冊状リン
グ帯状体であることを特徴とする前項(1)〜(5)の
いずれかに記載の廃ガス処理機能を有する肩カバー付ア
クチュエーター、(9)操作釦の操作力が2キログラム
未満の力では操作釦下部係合突起と係止突起が噛み合わ
ないようにしたことを特徴とする(1)〜(8)のいず
れかに記載の廃ガス処理機能を有する肩カバー付アクチ
ュエーター、(10)肩カバー付アクチュエーターの取
り外しを行う際に押圧するところが作用方向X−X’に
対して45度から135度の間になるようにしたことを
特徴とする前項(1)〜(9)のいずれかに記載の廃ガ
ス処理機能を有する肩カバー付アクチュエーター、(1
1)リング帯状体の上部に、内側方向に傾斜させること
が可能なガイド壁を設け、リング帯状体には分断され
た、対面する突起をもうけたことを特徴とする(1)〜
(10)のいずれかに記載の廃ガス処理機能を有する肩
カバー付アクチュエーターである。
【0010】
【実施例】ここで、まず本発明の廃ガス処理機構につい
て説明する。
【0011】図1〜図6は本発明の第1及び第2実施例
であり、第1及び第2実施例はシングルタイプの肩カバ
ーを有する肩カバー付アクチュエーターを用いて図示し
た実施例を示す。
【0012】図1は、本発明の肩カバー付アクチュエー
ター本体1をエアゾール容器2に装着した状態、図2は
図1の肩カバー付アクチュエーター本体1を製品使用時
に噴射作動させている状態、図3は図1の肩カバー付ア
クチュエーター本体1を製品が使用済みになった後、エ
アゾール容器2内にある残留ガスを外部に排出(廃ガス
処理)させるために操作釦7をロックの位置まで押し込
んだ状態、図4は図1の肩カバー付アクチュエーター本
体1を製品の廃棄時、操作釦7を廃ガス処理時にロック
の位置まで押し込んだ時の状態のままで、スパウト3を
ヒンジ部9側(Aの矢印の方向)に倒す事によって、エ
アゾール容器本体2から肩カバー付アクチュエーター本
体1を取り外す状態を示す説明図である。尚、以下各図
において図1〜図4で示した構成と同一構成については
同一符号を付してその説明を省略する。
【0013】図1〜図4において1は本発明の第1実施
例である肩カバー付アクチュエーターであり、エアゾー
ル容器本体2の上部に取り付けられている。2はエアゾ
ール容器本体を示す。3はスパウトであり、スパウト3
には内容物を吐出する噴口4があり、スパウト3の下部
外周近傍位置には盤状部16がある。盤状部16には内
容物を吐出させる時に操作させる操作釦7を設けてあ
り、リング帯状体12にヒンジ部9で繋がっている。リ
ング帯状体12の下端には肩カバー付アクチュエーター
本体1をエアゾール容器本体2(本体のバルブ13等)
と篏合させるための篏合突起11(11−a、11−
b...等符号11にて表した突起部)を設けてある。
【0014】ヒンジ部9はアクチュエーターであるスパ
ウト3の作用方向の線上X−X’に設けられている。こ
れによって操作釦7の動きがスムーズに成ると共に、操
作釦7又はスパウト3の部分を押して操作釦7の下部に
設けた操作釦下部係合突起5を、リング帯状体12に設
けてある係止突起6に嵌め込もうとする際にも、操作釦
7又はスパウト3から加わる押力が無駄なく働くように
なる。もし、該ヒンジ部9が作用方向の線上に無いと製
品使用中の操作釦7の動きが悪いうえ、操作釦下部係合
突起5を、係止突起6に嵌め込むのに歪が生じる。
【0015】製品通常使用時には操作釦7を図2の位置
まで押さえることによってバルブ13のバルブコア14
が押し下げられるので、スパウト3の噴口4から内容物
が噴射出来る。製品が使用済みとなり、廃棄しようとす
る前には、図3の位置まで操作釦7を押し下げ、操作釦
下部係合突起5と係止突起6を篏合させる事によって、
バルブコア14は下がったままとなり残留ガスを外部に
排出(廃ガス処理)することが出来る。
【0016】廃ガス処理のために行う操作釦7の押し圧
(操作釦下部係合突起5と係止突起6とを篏合させるの
に必要な力)は少なくとも2キログラム以上の力を加え
ないと操作釦下部係合突起5と係止突起6が噛み合わな
いようにする事が好ましい。もし、2キログラム未満の
力で噛み合うようにすると、通常使用時の噴射作業中誤
って操作釦下部係合突起5と係止突起6が篏合してしま
い、操作釦7が元の位置に戻らず内容物を全量噴射させ
てしまう恐れが生じる。
【0017】図5及び図6は図1〜図4に示した第1実
施例の肩カバー付アクチュエーター本体1の噴口4が、
第1実施例のようにスパウト3状の大きな開口部を持つ
ものではなく、斜め横向きに小さな穴の開いた噴口4を
備えた噴口チップ10を持つ肩カバー付アクチュエータ
ー本体1である第2実施例を示す。図5は製品が使用済
みになった後、エアゾール容器本体2内にある残留ガス
を外部に排出(廃ガス処理)させるために操作釦下部係
合突起5を係止突起6のロックの位置まで押し込んだ時
の第2実施例の状態、図6は図5の肩カバー付アクチュ
エーター本体1を、図5で操作釦下部係合突起5を係止
突起6のロックの位置まで押し込み廃ガス処理をした時
の状態のままで、操作釦7をBの矢印側に引き上げる事
によって、エアゾール容器本体2から肩カバー付アクチ
ュエーター本体1を取り外している状態を示す説明図で
ある。
【0018】図7〜図10は本発明の第3及び第4実施
例であり、第3及び第4実施例はダブルタイプの肩カバ
ーを有する肩カバー付アクチュエーターを用いて図示し
た。
【0019】図7、図8は本発明の肩カバー付アクチュ
エーター本体1の第3実施例であり、通常使用時に操作
釦下部係合突起5が、肩カバーに設けてある係止突起6
に入り込まないよう操作釦7を長くして指当て部15を
設け、該指当て部15が上側に屈曲可能な肩カバー付ア
クチュエーター本体1としている。図7は本発明の肩カ
バー付アクチュエーター本体1をエアゾール容器2に装
着し通常使用時に噴射作動させている状態、図8は図7
の肩カバー付アクチュエーター本体1を製品が使用済み
になった後、エアゾール容器2にある残留ガスを外部に
排出(廃ガス処理)させるためにスパウト3をFの矢印
の方向に押しまげて操作釦7をロックの位置まで押し込
んだ状態を示す説明図である。指当て部15は上側に屈
曲可能なため、スパウト3をFの矢印の方向に押すこと
によって操作釦下部係合突起5は容易に係止突起6に入
り込む。又通常の噴射作動時には、指当て部15を押さ
えるため、操作釦下部係合突起5が係止突起6に噛みあ
ってしまうことは無い。
【0020】図9、図10は本発明の肩カバー付アクチ
ュエーター本体1の第4実施例であり、操作釦下部係合
突起5が、肩カバーに設けてある係止突起6に入り込ま
ないよう操作釦7を長くして指当て部15を設け、該押
し釦の裏面に切れ目21を入れ、指当て部15が上側に
折れ曲がるようにした肩カバー付アクチュエーター本体
1の説明図である。図9は本発明の肩カバー付アクチュ
エーター本体1をエアゾール容器2に装着し通常使用時
に噴射作動させている状態、図10は図9の肩カバー付
アクチュエーター本体1を製品が使用済みになった後、
エアゾール容器2にある残留ガスを外部に排出(廃ガス
処理)させるために操作釦7の指当て部15の尾部を上
に折り曲げた後、指当て部15の裏面を押し下げるか、
スパウト3をGの矢印の方向に押して操作釦下部係合突
起5を係止突起6に篏合させロックした状態を示す。
【0021】前述してきた図1〜図10において図1〜
図6は肩カバー部がシングルタイプである本発明の肩カ
バー付アクチュエーター本体1を、図7〜図10は肩カ
バー部がダブルタイプである本発明の肩カバー付アクチ
ュエーター本体1を図示して説明した。
【0022】ここでこれらシングルタイプとダブルタイ
プについて、それぞれ廃ガス処理後、使用済み製品をエ
アゾール容器本体2からエアゾール容器本体2とは異な
る材料からなる本発明の肩カバー付アクチュエーター本
体1を取り外す機構についてそれぞれ図を用いて説明す
る。
【0023】まず、シングルタイプの肩カバー付アクチ
ュエーター本体1から説明する。図11〜図16は本発
明の肩カバー付アクチュエーター本体1を取り外す機構
についての説明図であり、図11〜図14はシングルタ
イプの肩カバーを有する本発明の肩カバー付アクチュエ
ーター本体1に用いる肩カバー付アクチュエーター本体
1の裏面図、図15は図5及び図6に示した肩カバー付
アクチュエーター本体1の上面図である。又、図16は
図5、図6、図14及び、図15で図示した本発明の肩
カバー付アクチュエーター1の一部分を断面した縦断図
である。
【0024】図11は、リング帯状体12の篏合突起1
1−bが、篏合突起11−aよりずっと短い長さの篏合
突起を設けた肩カバー付アクチュエーター本体1であ
る。篏合突起11−b側を篏合突起11−a側より小さ
な篏合力とする為である。これによって、製品通常使用
時に頻繁に操作釦7を押すことにより篏合突起11−a
側に生じるバルブ12から離脱しようとする反発力(復
元力なども)については、篏合突起11−a側の強い篏
合力でもって防ぐことが出来る。篏合突起11−b側に
は、通常使用時には全くと言って良いほど篏合力は不要
であるが、廃ガス処理時には篏合力はある程度必要とな
る。即ち、廃ガス処理時に一度ロックの位置までセット
した後、バルブ12からの復元力が篏合突起11−b側
にも加わることとなり、ここで篏合突起11−b側にも
篏合力が必要となる。しかし篏合突起11−b側につい
ては、その噴射状態は静の状態で続く為、噴射状態を保
つだけの最低力(概ねバルブ12のバルブスプリングに
よる復元力を防ぐだけの力)が篏合突起11−b側にあ
ればよい。そして篏合突起11−b側をこのように最低
必要力に近い小さい篏合力で設定する事によって、廃棄
時には操作釦7部を持ち上げるように引っ張るか、スパ
ウト3をヒンジ部9(図4の場合Aの矢印の方向、図6
の場合Bの矢印の方向)側に倒す事によって容易に図
4、図6のようにエアゾール容器本体2から肩カバー付
アクチュエーター本体1を取り外す事が出来るのであ
る。
【0025】図12は図11と同じ作用、即ち、篏合突
起11−a側と篏合突起11−b側(実際には篏合突起
が存在しないので以下、符号に括弧をつけて場所を表
す)の篏合力に差を持たせるための他の実施例を示すも
のであり、図12は(11−b)側には全く篏合突起を
設けず、篏合突起11−a側と側面側に篏合突起11−
a−x、11−a−yを設けることによって、篏合突起
11−a側と(11−b)側の篏合力を変えたものであ
る。この場合、(11−b)側の位置に篏合突起は設け
ないものの篏合突起11−aから両サイドに延びる篏合
突起11−a−x、11−a−yが(11−b)側に必
要である篏合力を与えることとなる。このように(11
−b)側そのものに篏合突起が存在しないので肩カバー
付アクチュエーター本体1をエアゾール容器本体2から
取り外す際には、(11−b)側そのものに篏合突起が
存在する場合より、取り外し作業が容易となる。
【0026】図13も図11、図12と同じ作用を持
つ。図13は図12より更に(11−a)側の位置にも
篏合突起は設けないで、側面にのみ篏合突起11−cと
篏合突起11−dを設け、(11−a)と(11−b)
部分の開口部の大きさの差によって、(11−a)側と
(11−b)側に篏合力の差を付け、バルブ13との篏
合性を変えたものである。この場合、述べるまでも無
く、前記同様、(11−a)、(11−b)側の位置に
篏合突起は設けないものの両サイドに延びる篏合突起1
1−c、篏合突起11−dが(11−a)、(11−
b)側それぞれに必要である篏合力を与えることとな
る。
【0027】図14は図5及び、図6のように、リング
帯状体12の上部に背の高いガイド壁22を設けた本発
明の肩カバー付アクチュエーター本体1に使用するリン
グ帯状体12の裏面図である。図5、図6のように適当
な硬度と、厚さを持つガイド壁17を設け、ガイド壁の
上部22を内側に押した時、下部にあるリング帯状体1
2が同時に外側に動き楕円形に変形できるようにすれ
ば、分断された、対面する突起を図14の如く設けれ
ば、C、D、Eのいずれの位置からでもそれぞれの矢印
の方向に押す事によって、本発明の肩カバー付アクチュ
エーター本体1をエアゾール容器本体2から取り外すこ
とが出来るようになる。図14は分断された篏合突起1
1−e、篏合突起11−fをリング帯状体12の作用方
向X−X’の線上に設け、作用方向X−X’の線上に対
して直角方向の両位置に篏合突起が存在しないリング帯
状体12とした場合の実施例を示す。C、D、Eのいず
れの位置からでもそれぞれの矢印の方向に押す事によっ
て、リング帯状体12が楕円形に変形しながら図22の
ように、肩カバー付アクチュエーター本体1をエアゾー
ル容器本体2から取り外す事が出来る。図15はこれら
図5、図6及び、図14で示した該肩カバー付アクチュ
エーター本体1の上面図である。
【0028】図16は図5、図6、図14及び、図15
で図示した本発明の肩カバー付アクチュエーター本体1
を、エアゾール容器本体2から取り外す際の説明図であ
り、ガイド壁上部22を図6および図15のC、D、E
のいずれかの矢印の方向に指で押すことによって、容易
に肩カバー付アクチュエーター本体1をエアゾール容器
本体2から外すこと出来る。押し込むだけなので図7の
様に引っ張る場合より更に取り外し作業が容易となる。
【0029】次にダブルタイプである本発明の肩カバー
付アクチュエーター本体1を取り外す機構についてそれ
ぞれ図を用いて説明する。図17〜図22は本発明の肩
カバー付アクチュエーター本体1の説明図であり、図1
7及び、図19〜図20は本発明の肩カバー付アクチュ
エーター本体1の裏面図、図18は本発明の肩カバー付
アクチュエーター本体1の上面図である。図21は図1
7の裏面構造をもつ本発明の肩カバー付アクチュエータ
ー本体1を取り外しする時の実施例を示す説明図であ
り、図22は図19の裏面構造をもつ本発明の肩カバー
付アクチュエーター本体1を取り外しする時の実施例を
示す説明図である。
【0030】図17及び、図18は肩カバー付アクチュ
エーター本体1の外側リング帯状体18の一部(Hの矢
印側)を押す事によって、エアゾール容器本体2から肩
カバー付アクチュエーター本体1を容易に取り外せるよ
うにした本願発明の肩カバー付アクチュエーター本体1
である。図17は図18の裏面の一例を表す説明図であ
り、肩カバー付アクチュエーター本体1の内側に、バル
ブ13に篏合させる為の、篏合突起11(篏合突起11
−c及び、11−d)を有するリング帯状体12を設
け、該リング帯状体12を複数の短冊状(短冊状リング
帯状体12−a及び、短冊状リング帯状体12−b)に
分断して、該短冊状リング帯状体の少なくとも一部が外
力により容易に折れ曲がり傾斜させることが可能な幅を
もつ短冊状リング帯状体(12−b)としている。製品
が使用済みになった後、廃棄する前に、操作釦7をロッ
クの位置まで押し込んだ状態のままで、肩カバー付アク
チュエーター本体1の外側リング帯状体18の一部(H
の矢印)を矢印側に押す事によって、短冊状リング帯状
体12−bが折れ曲がり、滑り台的な役目を果たし、肩
カバー付アクチュエーター本体1を浮かび上がらせてい
く。そして図21のような形で、エアゾール容器本体2
から肩カバー付アクチュエーター本体1を取り外す事が
出来る。
【0031】図19は図17、図18と同じように肩カ
バー付アクチュエーター本体1の外側リング帯状体18
の一部を押す事によって、エアゾール容器本体2から肩
カバー付アクチュエーター本体1を容易に取り外せるよ
うにした一実施例の本願発明の肩カバー付アクチュエー
ター本体1を示す裏面図である。肩カバー付アクチュエ
ーター本体1の内側に、バルブ13に篏合させる為の、
端部に篏合突起11を有するリング帯状体12を設け、
該リング帯状体12の一部を分断削除した欠除部20を
設けてある。製品が使用済みになった後、廃棄する前
に、操作釦7をロックの位置まで押し込んだ状態のまま
で、肩カバー付アクチュエーター本体1の外側リング帯
状体18の一部(Iの矢印)を矢印側に押さえる事によ
って、バルブ13自体の外観が円形であり、該バルブ1
3のマウンテン(バルブの膨らみの部分)部も丸みを持
っているために、エアゾール容器本体2についているバ
ルブ13は、リング帯状体12−cに挟まれつつも欠除
部20を通りぬけようとして、肩カバー付アクチュエー
ター本体1が楕円形に歪みつつ、少しずつ上に持ち上げ
るような形で、図22のように抜け出すので、エアゾー
ル容器本体2から肩カバー付アクチュエーター本体1を
容易に取り外す事が出来る。
【0032】図20は図17〜図19と同じように肩カ
バー付アクチュエーター本体1の外側リング帯状体18
の一部を押す事によって、エアゾール容器本体2から肩
カバー付アクチュエーター本体1を容易に取り外せるよ
うにした場合の一実施例の本願発明の肩カバー付アクチ
ュエーター本体1を示す裏面図である。肩カバー付アク
チュエーター本体1の内側に、バルブ13に篏合させる
為の、篏合突起11を有するリング帯状体12を設け、
該リング帯状体12の一部を分断削除し欠除部20を設
け、その欠除部20を囲むような形で、リング帯状体1
2の端部と外側リング帯状体18との間に補強壁19を
設けたものである。製品が使用済みになった後、廃棄す
る前に、操作釦7をロックの位置まで押し込んだ状態の
ままで、肩カバー付アクチュエーター本体1の外側リン
グ帯状体18のJの矢印で示した辺りを矢印側に押す事
によって、図22と同じような形で、エアゾール容器本
体2から肩カバー付アクチュエーター本体1を取り外す
事が出来る。図22と同じ原理でエアゾール容器本体2
から肩カバー付アクチュエーター本体1が離れるように
なるが、補強壁19によって、肩カバー付アクチュエー
ター本体1に用いる樹脂の硬度に余り左右されず安定し
た作業性を示すことが出来る。
【0033】廃ガス処理をしようとする際、操作釦下部
係合突起5と係止突起6を篏合させる事によって、残留
ガスを外部に排出(廃ガス処理)することとなるが、廃
ガス処理中、バルブコア14の復元力によってエアゾー
ル容器本体2から肩カバー付アクチュエーター本体1が
万が一にも外れないようにする余裕をもって設計するた
めには、図17や図18のリング帯状体12のようにア
クチュエーターの作用方向を避けるようにして欠除部2
0を設けることが望ましい。そして取り外しを行う際に
押圧するところ(IやJの矢印部分)が作用方向X−
X’に対して45度から135度の間になるように欠除
部20を設けることが最も望ましい。このことは図17
〜図19に於いても同様である。
【0034】図23及び、図24は操作釦下部係合突起
5を通常使用時は外部に表さずに、廃ガス処理の直前に
肩カバー付アクチュエーター本体1の操作釦7の内部か
らスライドさせることによって、操作釦下部係合突起5
を係止突起6と篏合させようとする本発明の肩カバー付
アクチュエーター本体1の実施例の一例を示す第5実施
例である。図において、操作釦下部係合突起5はスライ
ド体23に設けてあり、通常は図23に示すように引っ
込めてある。廃ガス処理時には図24に示すようにスラ
イド体23を引き出し、操作釦下部係合突起5を定位置
に出す。次に操作釦7を押さえることによって操作釦下
部係合突起5は係止突起6と噛み合うので廃ガス処理が
出来る。本実施例においては、スライド体23を操作釦
7側に装備したが、実施にあたってはリング帯状体12
の一部に同類の処置(ヒンジ部を設け、折り曲げること
によって操作釦下部係合突起5を作り出すなども含む)
をすることも何ら問題なく実施出来る。
【0035】第1実施例については最も一般的な肩カバ
ー付アクチュエーター本体1であるスパウト3を備えた
もの、第2実施例は噴口4の部分が斜め噴射になった小
さな噴口4を備えたもの、第3実施例、第4実施例は、
通常使用時の噴射操作にミスが生じないよう、操作釦下
部係合突起5が肩カバーに設けてある係止突起6bに不
用意に入り込まないよう、操作釦7を長くして指当て部
15を付けたもの、第5実施例は通常使用時の噴射操作
にミスが生じないよう、操作釦下部係合突起5が肩カバ
ーに設けてある係止突起6に不用意に入り込まないよ
う、操作釦下部係合突起5をスライド体23につけて、
通常使用時は外に突出していないようにしたものを説明
してきたが、これらはシングルタイプのもの、ダブルタ
イプのものに共通できる事項であり、実施例に図示した
形状等に限定するものでは無い。取り外し機構との組み
合わせに於いても同様、実施例に図示した形状等に限定
するものでは無い。
【0036】尚、本発明の肩カバー付アクチュエーター
本体1に使用される樹脂としてはポリエチレン、ポリプ
ロピレン等、従来から肩カバー付アクチュエーターに用
いられて来た樹脂をそのまま使用することができる。
【0037】
【発明の効果】従来、肩カバー付アクチュエーターを付
けたエアゾール製品、とくに肩カバー付アクチュエータ
ーを付けた殆どの化粧品については廃ガス処理を出来ぬ
まま廃棄する事しか出来なかったので、廃棄には危険性
が付き物であったが、操作釦を強く押し込むだけで、か
つ製品を奇麗な形で(器具で穴を開けるなどエアゾール
容器本体に傷を着けることが無いので)廃ガス処理する
ことが出来、さらにその廃ガス処理済みのエアゾール容
器本体から肩カバー付アクチュエーターをそのまま取り
外す事が出来るので、消費者が安心して使えるのは勿
論、自治体や処理業者等における運搬時や焼却時におい
ても、安全かつリサイクル性のよい製品を作ることが出
来る。
【0038】また、本発明を実施するに当たっては、従
来の商品と比べて全くコストを上げる事なく実施出来る
ので、消費者に如何なる負担をかける事もなく目的を果
たすことが可能となるのに加えて、従来からの製品のデ
ザインを殆ど変える事なく実施出来るので実施採用が容
易な上、短期間に種々の製品に実施することが出来るの
で、社会に対する貢献度が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を示す一部分を断面した
縦断面図を用いた説明図。
【図2】 本発明の第1実施例を示す一部分を断面した
縦断面図を用いた説明図。
【図3】 本発明の第1実施例を示す一部分を断面した
縦断面図を用いた説明図。
【図4】 本発明の第1実施例を示す一部分を断面した
縦断面図を用いた説明図。
【図5】 本発明の第2実施例を示す一部分を断面した
縦断面図を用いた説明図。
【図6】 本発明の第2実施例を示す一部分を断面した
縦断面図を用いた説明図。
【図7】 本発明の第3実施例を示す一部分を断面した
縦断面図を用いた説明図。
【図8】 本発明の第3実施例を示す一部分を断面した
縦断面図を用いた説明図。
【図9】 本発明の第4実施例を示す一部分を断面した
縦断面図を用いた説明図。
【図10】本発明の第4実施例を示す一部分を断面した
縦断面図を用いた説明図。
【図11】本発明の実施の一例を示す裏面図を用いた説
明図。
【図12】本発明の実施の一例を示す裏面図を用いた説
明図。
【図13】本発明の実施の一例を示す裏面図を用いた説
明図。
【図14】本発明の実施の一例を示す裏面図を用いた説
明図。
【図15】本発明の実施の一例を示す上面図を用いた説
明図。
【図16】本発明の実施の一例を示す一部分を断面した
縦断面図を用いた説明図。
【図17】本発明の実施の一例を示す裏面図を用いた説
明図。
【図18】本発明の実施の一例を示す一例を示す上面図
を用いた説明図。
【図19】本発明の実施の一例を示す裏面図を用いた説
明図。
【図20】本発明の実施の一例を示す裏面図を用いた説
明図。
【図21】本発明の実施の一例を示す一部分を断面した
縦断面図を用いた説明図。
【図22】本発明の実施の一例を示す一部分を断面した
縦断面図を用いた説明図。
【図23】本発明の第5実施例を示す一部分を断面した
縦断面図を用いた説明図。
【図24】本発明の第5実施例を示す一部分を断面した
縦断面図を用いた説明図。
【符号の説明】
1は肩カバー付アクチュエーター本体 2はエアゾール容器本体 3はスパウト 4は噴口 5は操作釦下部係合突起 6は係止突起 7は操作釦 8は操作釦ヒンジ部 9はヒンジ部 10は噴口チップ 11−a、11−a−x、11−a−y、11−b、1
1−c、11−d、11−e、11−f、11−gは篏
合突起 12、12−aはリング帯状体 12−b、12−cは短冊状リング帯状体 13はバルブ 14はバルブコア 15は指当て部 16は盤状部 17はガイド壁 18は外側リング帯状体 19は補強壁 20は欠除部 21は切れ目 22はガイド壁上部 23はスライド体 A は方向を示す矢印 B は方向を示す矢印 C は方向を示す矢印 D は方向を示す矢印 E は方向を示す矢印 F は方向を示す矢印 G は方向を示す矢印 H は方向を示す矢印 I は方向を示す矢印 J は方向を示す矢印 X−X’は作用方向を示す線 Y−Y’は位置を示す線 Z−Z’は位置を示す線

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒンジ部がアクチュエーターの作用方向
    の線上に設けられ、使用済み容器内の廃ガス処理を行う
    為の、操作釦下部係合突起と、該操作釦下部係合突起と
    篏合する係止突起が、噴口を挟んでヒンジ部の反対側に
    設けられ、廃ガス処理時、操作釦を最下部まで押し下げ
    た処で操作釦下部係合突起と係止突起が篏合できるよう
    にしたことを特徴とする廃ガス処理機能を有する肩カバ
    ー付アクチュエーター。
  2. 【請求項2】 バルブと篏合する篏合突起を有するリン
    グ帯状体が、容易にエアゾール容器本体とバルブとの篏
    合を解除出来る構造であることを特徴とする請求項1に
    記載の廃ガス処理機能を有する肩カバー付アクチュエー
    ター。
  3. 【請求項3】 操作釦に設けた指当て部の尾部が上側に
    屈曲可能であることを特徴とする請求項1または2のい
    ずれかに記載の廃ガス処理機能を有する肩カバー付アク
    チュエーター。
  4. 【請求項4】 操作釦の裏面に切れ目を入れ、操作釦の
    指当て部の尾部が上側に折れ曲がり可能にしたことを特
    徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の廃ガス処理機
    能を有する肩カバー付アクチュエーター。
  5. 【請求項5】 通常の噴射作動時には、操作釦下部係合
    突起もしくは係止突起のいずれかの突起を収納隠匿でき
    るようにし、廃ガス処理をする時には収納隠匿した突起
    を外部に突出出来るようにしたことを特徴とする請求項
    1〜4のいずれかに記載の廃ガス処理機能を有する肩カ
    バー付アクチュエーター。
  6. 【請求項6】 アクチュエーターの作用方向の線上に設
    けたリング帯状体の操作釦側の篏合突起が、ヒンジ部側
    の篏合突起より充分短い長さの篏合突起であることによ
    り、操作釦側とヒンジ部側に、肩カバー付アクチュエー
    ター本体とバルブとの篏合力に差をつけたことを特徴と
    する請求項1〜5のいずれかに記載の廃ガス処理機能を
    有する肩カバー付アクチュエーター。
  7. 【請求項7】 リング帯状体の操作釦側の篏合部分が、
    ヒンジ部側の篏合部分より弱くなるよう操作釦側、ヒン
    ジ部側のいずれか/または両方位置に篏合突起を全く設
    けず、両側に設けた篏合突起の位置によって、操作釦側
    とヒンジ部側に、肩カバー付アクチュエーターとバルブ
    との篏合力に差をつけたことを特徴とする請求項1〜5
    のいずれかに記載の廃ガス処理機能を有する肩カバー付
    アクチュエーター。
  8. 【請求項8】 篏合突起を有するリング帯状体が、篏合
    突起を有するリング帯状体を複数の短冊状に分断して、
    該短冊状リング帯状体の少なくとも一部が外力により容
    易に折れ曲がり傾斜させることが可能な幅をもつ短冊状
    リング帯状体であることを特徴とする請求項1〜5のい
    ずれかに記載の廃ガス処理機能を有する肩カバー付アク
    チュエーター。
  9. 【請求項9】 操作釦の操作力が2キログラム未満の力
    では操作釦下部係合突起と係止突起が噛み合わないよう
    にしたことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載
    の廃ガス処理機能を有する肩カバー付アクチュエータ
    ー。
  10. 【請求項10】 肩カバー付アクチュエーターの取り外
    しを行う際に押圧するところが作用方向X−X’に対し
    て45度から135度の間になるようにしたことを特徴
    とする請求項1〜9のいずれかに記載の廃ガス処理機能
    を有する肩カバー付アクチュエーター。
  11. 【請求項11】 リング帯状体の上部に、内側方向に傾
    斜させることが可能なガイド壁を設け、リング帯状体に
    は分断された、対面する突起をもうけたことを特徴とす
    る請求項1〜10のいずれかに記載の廃ガス処理機能を
    有する肩カバー付アクチュエーター。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008120441A (ja) * 2006-11-15 2008-05-29 Maruichi Valve Co Ltd エアゾール容器用噴射装置
JP2020083396A (ja) * 2018-11-28 2020-06-04 花王株式会社 エアゾール容器用アクチュエーター

Cited By (3)

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