JP2001219406A - 丸 鋸 - Google Patents

丸 鋸

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JP2001219406A
JP2001219406A JP2000038043A JP2000038043A JP2001219406A JP 2001219406 A JP2001219406 A JP 2001219406A JP 2000038043 A JP2000038043 A JP 2000038043A JP 2000038043 A JP2000038043 A JP 2000038043A JP 2001219406 A JP2001219406 A JP 2001219406A
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JP
Japan
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gear case
surface plate
supporter
circular saw
fulcrum
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000038043A
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English (en)
Inventor
Katsutoshi Kochiyama
勝利 河内山
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Ryobi Ltd
Original Assignee
Ryobi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 丸鋸における切屑の飛散を防止する。 【解決手段】 鋸刃(7)を支持するギヤケース(8)
と、このギヤケースの下方に配置される定盤(9)と、
ギヤケースの前部を定盤に連結するためのサポーター
(10)と、ギヤケースの後部を定盤に連結するための
ガイド板(11)とを有し、ギヤケースはこのギヤケー
スを定盤上でガイド板に沿って上下方向に回動させるた
めの第一の支点(21)を介してサポーターに連結さ
れ、サポーター及びガイド板は鋸刃及びギヤケースを定
盤に対して傾斜させるための第二の支点(20,25)
を介して定盤に連結された丸鋸において、ギヤケースと
サポーターの一方又は双方における第一の支点の近傍に
切屑飛散防止用の突起(28,29)が設けらる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、切屑の飛散防止手
段を備えた丸鋸に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】実開平
5−35203号が開示する丸鋸は、ギヤケースに切屑
のガイドリブを備えている。この丸鋸によれば切屑の多
くがギヤケース内に導かれた後に外部に排出されるが、
図5に示すように、一部の切屑は鋸刃1の外周からギヤ
ケース2の前部へ飛んで行く。この切屑が、ギヤケース
2とサポーター3との隙間から丸鋸1の上方へと矢印a
の方向に吹き出す。切屑は定盤4の上方に飛び出した直
後は収束しているが、定盤4から離れるにつれて拡散す
るため、出来るだけ定盤面近傍にギヤケース2内に切屑
を誘導する部位を設けた方が良いが、ギヤケース2の支
点から下方には切屑のガイド部が無いため切屑が拡散し
易い。
【0003】また、特許第2829714号公報が開示
する丸鋸は、図5に示すように、定盤4上でギヤケース
2の高さを調節するためのガイド板5及び締付けネジ6
を有する。締付けネジ6を緩めてギヤケース2をガイド
板5に沿って移動させることで切り込み深さを変更する
ことができる。しかし、最大切り込み深さを設定する場
合、定盤4を固定する締付けネジ6とガイド板5の図示
しない長穴とで調整しなければならないので、安定した
位置決め方法とは言い難い。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に係る発明は、鋸刃(7)を支持するギヤ
ケース(8)と、このギヤケース(8)の下方に配置さ
れる定盤(9)と、上記ギヤケース(8)の前部を上記
定盤(9)に連結するためのサポーター(10)と、上
記ギヤケース(8)の後部を上記定盤(9)に連結する
ためのガイド板(11)とを有し、上記ギヤケース
(8)はこのギヤケース(8)を上記定盤(9)上で上
記ガイド板(11)に沿って上下方向に回動させるため
の第一の支点(21)を介して上記サポーター(10)
に連結され、上記サポーター(10)及び上記ガイド板
(11)は上記鋸刃(7)及びギヤケース(8)を上記
定盤(9)に対して傾斜させるための第二の支点(2
0,25)を介して上記定盤(9)に連結された丸鋸に
おいて、上記ギヤケース(8)と上記サポーター(1
0)の一方又は双方における上記第一の支点(21)の
近傍に切屑飛散防止用の突起(28,29)が設けられ
た丸鋸を採用する。
【0005】また、請求項2に係る発明は、上記ギヤケ
ース(8)に設けられた突起(29)が、切屑をこのギ
ヤケース(8)内へ導くように上記第一の支点(21)
より下方に向けられた請求項1に記載の丸鋸を採用す
る。
【0006】また、請求項3に係る発明は、上記ガイド
板(11)には上記ギヤケース(8)の当接部(23)
を接触させる屈曲部(24)が設けられた請求項1に記
載の丸鋸を採用する。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0008】<実施の形態1>図1乃至図3に示すよう
に、この丸鋸は、鋸刃7を支持するギヤケース8と、こ
のギヤケース8の下方に配置される定盤9と、ギヤケー
ス8の前部を定盤9に連結するためのサポーター10
と、ギヤケース8の後部を定盤9に連結するためのガイ
ド板11とを有する。
【0009】ギヤケース8は鋸刃7を回転させるための
モータ12や動力の伝達のための図示しないギヤ等を収
納するためのハウジングを構成する。モータ12はこの
丸鋸の左右方向(図1の矢印31,32方向)に沿うよ
うにギヤケース8内に収納されている。鋸刃7はギヤケ
ース8の右側(図1の矢印31方向)に配置され、ギヤ
ケース8の右側(図1の矢印31方向)にはこの鋸刃7
を上側から覆うための安全カバー13が設けられてい
る。ギヤケース8の中央上部にはこの丸鋸を支えるため
のハンドル14が設けられている。また、ギヤケース8
の安全カバー13内には鋸刃7を下側から覆うためのロ
アガード15が設けられている。ロアガード15は鋸刃
7を回転させる図示しないシャフトに回動可能に支持さ
れ、図示しないワークの切断に伴い安全カバー13内に
入り込むようになっている。
【0010】定盤9は、ワークに当てられる平板であ
り、その略中央部には鋸刃7やロアガード15を通すた
めの刃口16が設けられている。また、定盤9の周囲に
は定盤9の補強等を行うためのリブ17a,17b,1
7c,17dが上向きに形成されている。
【0011】サポーター10は定盤9の前端に形成され
たリブ17aに連結されるブラケットである。このサポ
ーター10は、リブ17aに当てられる当接板18と、
上記安全カバー13の前端を左右から挟むように当接板
18の左右両側から突出する二本のアーム19とを有す
る。当接板18は後述する第二の支点を構成する第一の
ピン20により定盤9の前端のリブ17aに連結され
る。二本のアーム19は第一の支点であるピン21によ
り安全カバー13の前端に連結される。第一の支点とな
るピン21は丸鋸の左右方向(図1の矢印31,32方
向)に伸びている。これにより、ギヤケース8は第一の
支点のピン21を中心にして定盤9上で上下方向に回動
可能である。
【0012】ガイド板11は、この丸鋸による切り込み
深さを調整するために用いられるもので、定盤9の後端
に形成されたリブ17bに連結される細長い板材であ
る。ガイド板11は定盤9上から安全カバー13の後部
内方に鋸刃7に当たらないように入り込んでいる。ガイ
ド板11は安全カバー13に対し締付けネジ22により
固定されるようになっている。すなわち、ガイド板11
には図示しない長穴が長さ方向に形成され、この長穴に
ボルト22aが安全カバー13の内側から通されてい
る。ボルト22aは安全カバー13をその外側へと貫通
し、その突出した雄ネジに蝶ナット22bが螺合してい
る。これにより、図2に示す状態で蝶ナット22bを緩
め、図3に示すようにギヤケース8を定盤9の上方へ持
ち上げると、ボルト22aはガイド板11の長穴内を上
方にスライドし、ギヤケース8は第一の支点のピン21
を中心にして上方へ回動する。その後蝶ナット22bを
締め付ければギヤケース8は当該位置に固定される。図
2は鋸刃7を最大切り込み位置に調整した状態を示し、
図3は鋸刃7を最小切り込み位置に調整した状態を示し
ている。
【0013】また、ガイド板11の下部には、ギヤケー
ス8の後端の当接部23を接触させる屈曲部24が形成
されている。図2に示すように鋸刃7を最大切り込み位
置に調整すると、ギヤケース8の当接部23が屈曲部2
4の棚に当たって停止する。これにより、ギヤケース8
はガイド板11の屈曲部24を介して定盤9上の定位置
に保持される。
【0014】上記サポーター10及びガイド板11は鋸
刃7やギヤケース8を定盤9に対して傾斜させるための
第二の支点である第一及び第二のピン20,25を介し
て定盤9に連結されている。第一及び第二のピン20,
25は定盤9上を前後方向に伸びる一本の直線上に乗る
ように配置される。このうち第一のピン20はサポータ
ー10の当接板18を定盤9の前端のリブ17aに連結
し、第二のピン25はガイド板11を定盤9の後端のリ
ブ17bに連結している。これにより、サポーター10
及びガイド板11はギヤケース8を保持した状態で第一
及び第二のピン20,25を支点にして定盤9上を左右
方向に傾斜可能である。
【0015】また、上記サポーター10の当接板18に
は定盤9の前端のリブ17aに沿ってレバー板26が突
設されている。レバー板26に対応してリブ17aには
第一のピン20を中心にして湾曲する図示しない円弧溝
が形成され、レバー板26に螺合する蝶ボルト27がこ
の円弧溝に挿入されている。蝶ボルト27を緩めてギヤ
ケース8を第二の支点である第一と第二のピン20,2
5を中心に傾斜させるようにすると、鋸刃7が定盤9に
対して傾斜する。所望の傾斜角度で蝶ボルト27を締め
付けると、その傾斜角度に応じた傾斜角度の切断面をワ
ークに形成することができる。
【0016】上記ギヤケース8と上記サポーター10に
おける上記第一の支点となるピン21の近傍には、切屑
飛散防止用の突起28,29が設けられている。すなわ
ち、サポーター10の二本のアーム19間とギヤケース
8の前端との間に生じる隙間を遮蔽するように、サポー
ター10の当接板18の上端から第一の支点のピン21
の上方へと第一の突起28が庇状に突出し、ギヤケース
8の先端から第一の突起28の下方に潜るように第二の
突起29が庇状に突出している。このため、図2中矢印
bで示すように、鋸刃7の回転により丸鋸の前方へ飛び
出した切屑は、ギヤケース8とサポーター10に設けら
れた突起29,28により、上方への吹き上げを妨げら
れ、定盤9上に落下することになる。
【0017】次に、上記構成の丸鋸の作用について説明
する。
【0018】まず、蝶ナット22bを緩めてギヤケース
8を第一の支点のピン21を中心に傾斜させることでワ
ークに対する切り込み深さを調整し、また、蝶ボルト2
7を緩めてギヤケース8を第二の支点のピン20,25
を中心に傾斜させることでワークに対する鋸刃7の傾斜
角度を調整する。蝶ナット22bや蝶ボルト27を再び
締め付けてギヤケース8を定盤9に固定する。
【0019】なお、この調整に際し、最大切り込み深さ
はガイド板11の屈曲部24にギヤケース8の下端の当
接部23を接触させることにより決定される。
【0020】ワークの切削は、ハンドル14を持って定
盤9をワーク上に置き、モータ12で鋸刃7を回転させ
ることによって行われる。このワークの切削により生じ
る切屑の多くはギヤケース8内に一度入り、その後外部
に排出される。ギヤケース8内に導かれない切屑は、突
起29又は28に当たって定盤9上に落ち、ギヤケース
8外への飛散が防止される。
【0021】<実施の形態2>図4に示すように、この
丸鋸ではギヤケース8に設けられる突起29が上記第一
の支点を構成するピン21より下方に向けられている。
このため、切屑は突起29に当たってギヤケース8内へ
と導かれる。
【0022】なお、上記各実施の形態では切屑飛散防止
用の突起29,28をギヤケース8とサポーター10の
双方に設けたが、ギヤケース8又はサポーター10のい
ずれか一方にのみ設けるようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、鋸刃の周
方向からギヤケースの前方へ飛び出そうとする切屑は、
ギヤケース又はサポーターに設けられた突起により上方
への吹き上げを妨げられ、従ってギヤケース外への飛散
が防止される。
【0024】請求項2に係る発明によれば、突起に当た
った切屑をギヤケース内に導くことができ、従って、切
屑の丸鋸上方への舞い上げを阻止することができる。
【0025】請求項3に係る発明によれば、最大切り込
み深さのセットに際しギヤケースを鋸刃周方向で第一の
支点から最も遠い位置で固定することができるので、最
大切り込み深さを部品のばらつき等に左右されず安定的
に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る丸鋸の平面図である。
【図2】図1に示す丸鋸を最大切り込み深さにセットし
た状態で示す立面図である。
【図3】図1に示す丸鋸を最小切り込み深さにセットし
た状態で示す立面図である。
【図4】他の実施の形態に係る丸鋸の立面図である。
【図5】従来の丸鋸の立面図である。
【符号の説明】
7…鋸刃 8…ギヤケース 9…定盤 10…サポーター 11…ガイド板 21…第一の支点のピン 20,25…第二の支点のピン 23…当接部 24…屈曲部 28,29…切屑飛散防止用の突起

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋸刃を支持するギヤケースと、このギヤ
    ケースの下方に配置される定盤と、上記ギヤケースの前
    部を上記定盤に連結するためのサポーターと、上記ギヤ
    ケースの後部を上記定盤に連結するためのガイド板とを
    有し、上記ギヤケースはこのギヤケースを上記定盤上で
    上記ガイド板に沿って上下方向に回動させるための第一
    の支点を介して上記サポーターに連結され、上記サポー
    ター及び上記ガイド板は上記鋸刃及びギヤケースを上記
    定盤に対して傾斜させるための第二の支点を介して上記
    定盤に連結された丸鋸において、上記ギヤケースと上記
    サポーターの一方又は双方における上記第一の支点の近
    傍に切屑飛散防止用の突起が設けられたことを特徴とす
    る丸鋸。
  2. 【請求項2】 上記ギヤケースに設けられた突起が、切
    屑をこのギヤケース内へ導くように上記第一の支点より
    下方に向けられたことを特徴とする請求項1に記載の丸
    鋸。
  3. 【請求項3】 上記ガイド板には上記ギヤケースの当接
    部を接触させる屈曲部が設けられたことを特徴とする請
    求項1に記載の丸鋸。
JP2000038043A 2000-02-09 2000-02-09 丸 鋸 Pending JP2001219406A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101524853A (zh) * 2008-03-07 2009-09-09 株式会社牧田 锯断机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101524853A (zh) * 2008-03-07 2009-09-09 株式会社牧田 锯断机

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Effective date: 20050412

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Effective date: 20050614