JP2001219352A - 鋼帯研削装置のベルト交換装置 - Google Patents

鋼帯研削装置のベルト交換装置

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JP2001219352A
JP2001219352A JP2000032223A JP2000032223A JP2001219352A JP 2001219352 A JP2001219352 A JP 2001219352A JP 2000032223 A JP2000032223 A JP 2000032223A JP 2000032223 A JP2000032223 A JP 2000032223A JP 2001219352 A JP2001219352 A JP 2001219352A
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JP
Japan
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belt
grinding
steel strip
roll
receiver
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JP2000032223A
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English (en)
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Tatsuo Uchinoi
辰夫 内野井
Masao Iwami
眞男 岩見
Naotoshi Nishimura
直俊 西村
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Nippon Steel Corp
Nippon Steel Plant Designing Corp
Original Assignee
Nittetsu Plant Designing Corp
Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鋼帯研削装置のベルト交換を遠隔操作によつ
て行えるように構成することにより、一人作業を可能に
すると共に研削油が作衣服に付着する等の問題を解消す
る。 【解決手段】 鋼帯研削装置の操作側WSに設けたホイ
スト6の吊条7,7の先端に梁棒8を渡して設け、梁棒
8に垂直軸10を中心に旋回可能なC型フック9を設け
る。C型フック9の腕部を横断面が逆U字型で且つ稜線
に沿ってスリット状孔12を持つベルト受け11によっ
て形成し、ベルト受け11の下面に設けたスクリュー軸
14に電動モータ13を連結して設けると共にナット1
5を螺合して設け、ナット15と連結しスリット状孔1
2から突出したベルトクランプ18を設ける。研削ベル
ト5の交換時は、ベルトクランプ18により研削ベルト
5の上端を掴んだ状態で、ベルトクランプ18をベルト
受け11の先端から基部へ、又は基部から先端へ移動さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼帯表面の欠陥除
去あるいは表面仕上等のために、鋼帯表面を回転する無
端状の研削ベルトによって研削あるいは研磨する(以
下、単に研削という)鋼帯研削装置において、研削ベル
トを交換する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鋼帯研削装置として図1に示す装置が知
られている。この装置は、無端状の研削ベルト5が巻掛
けられたアイドラロール1及びコンタクトロール2とビ
リーロール3とを1組とする研削装置を鋼帯Sのパスラ
インに沿って1組〜4組程度(図では2組)設けたもの
である。鋼帯Sの研削に際しては、鋼帯Sを通板させる
と共に、コンタクトロール2を回転駆動させながらビリ
ーロール3を押し上げて鋼帯Sを回転する研削ベルト5
に押し付けることにより鋼帯表面の研削を行う。
【0003】研削ベルト5は、研削に伴って磨耗したと
さ、あるいは鋼帯表面の研磨粗さを変更するとき等にお
いて交換する。このとさ、研削ベルトは研削油が付着し
ており、しかも軟弱化していること等から二人作業を必
要とし、しかも研削油が作業服に付着する等の問題を伴
っていた。そのため、研削ベルトの交換は遠隔操作等に
よって行うことが望まれるが、従来、そのような装置は
存在しなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、鋼帯研削装
置のベルト交換を遠隔操作によつて行えるように構成す
ることにより、一人作業を可能にすると共に研削油が作
業服に付着する等の問題を解消することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の鋼帯研削装置のベルト交換装置は、回転駆動するコ
ンタクトロールとその上方に間隔をあけて設られたアイ
ドラロールとに無端状の研削ベルトを巻掛け、鋼帯を前
記コンタクトロールの下方を通板させると共にビリーロ
ールによって研削ベルトに押し付ける鋼帯研削装置にお
いて、前記アイドラロールより上方の操作側において該
アイドラロールの軸を含む垂直面内で該軸と平行な方向
を走行する2台のホイストを設け、両ホイストの吊条の
先端に梁棒を渡して設け、該梁棒の長手中心部に垂直抽
を中心に旋回可能なC型フックを設け、該C型フックの
腕部に相当する部位を横断面が逆U字型で且つ稜線に沿
ってスリット状孔を持つベルト受けによって形成し、該
ベルト受けの下面にスクリュー軸を支持して設け、該ス
クリュー軸に電動モータを連結して設けると共にナット
を螺合して設け、該ナットと連結し前記スリット状孔か
ら突出したベルトクランプを設けたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】図2は、本発明の実施の形態を説
明する側面図、図3は図2のA−A線正面図であり、図
1に示した部材と名称及び機能が同じ部材には、同じ符
号を付している。図2及び図3において、鋼帯研削装置
4の操作側WSのアイドラロール1,1の上方には、ア
イドラロール1の軸を含む垂直面内で該軸と平行な方向
を走行する2台のホイスト6,6がホイストレール5,
5に設けられている。
【0007】図3に示す各ホイストの吊条7,7の先端
には梁棒8が渡して設けられており、梁棒8の長手中心
部にはC型フック9が垂直軸10を中心にして旋回可能
に吊設されている。
【0008】図4は、図3に示したC型フック9を拡大
して示す一部断面図、図5は図4のB−B線平面図であ
り、C型フック9の腕部に相当する部位には、ベルト受
け11が連結されている。ベルト受け11は、横断面が
逆U字型であり(図6参照)、その稜線に沿う部分には
スリット状孔12が設けられている(図5参照)。
【0009】ベルト受け11の下面には一端に電動モー
タ13が連結されたスリュー軸14が回転駆動可能に支
持されている。スクリュー軸14にはナット15が螺合
されており、ナット15は電動モータ13の駆動によっ
てスクリュー軸14に沿って移動する。ナット15には
スリット状孔12を突さ抜けた連結部材16が連結され
ており、連結部材16にはエアーシリンダー17の駆動
によって研削ベルト5の上端部を掴むベルトクランプ1
8が設けられている。
【0010】次に、本装置の作動状況について説明す
る。アイドラロール1とコンタクトロール2に巻掛けら
れた研削ベルト5を取り出すときは、図4に示す電動モ
ータ13を正転駆動させてベルトクランプ18をベルト
受け11の先端まで移動させておく。図3に示すアイド
ラロール1を降下させると共に、ベルト受け11をホイ
スト6によって鎖線で示すアイドラロール1の高さまで
降下させた後、その先端をアイドラロール1の上端部に
接近させ待機させる。
【0011】アイドラロール1は降下されているため研
削ベルト5は張力のない状態となっている。そこで人手
によって研削ベルトVをアイドラロール1の上面を滑ら
せながら引出して待機しているベルトクランプ18に当
接させた後、エアーシリンダー17の駆動によって研削
ベルト5の端部を掴む。ベルトクランプ18は電動モー
タ13の逆転駆動によって研削ベルト5を掴んだ状態で
アイドラロール1から引さ出してベルト受け11に受け
渡す。
【0012】図3に鎖線で示すように、ベルト受け11
をホイスト6によって操作側WSへ引き出した後、作業
高さまで降下させると共に、垂直軸10を中心にして9
0°旋回させる。次に、電動モータ13を正転駆動させ
てベルトクランプ18を図4に示す実線位置から鎖線位
置へと移動させると、研削ベルト5はベルト受け11か
ら押し出される。押し出された研削ベルト5は、クラン
プ解除後、人手によって搬送台車(図示しない)に積み
下ろす。
【0013】研削ベルト5をアイドラロール1及びコン
タクトロール2に装着するとさは、図3に示す前記状態
のベルト受け11に研削ベルト5を人手によって載置
し、ベルトクランプ18に押し込んだ後、その先端部を
ベルトクランプ18によって掴む。前記人手による押し
込みに代えて、ベルトクランプ18をベルト受け11の
先端部まで進めた後、ベルトクランプ18によって研削
ベルト5の先端部をクランプし、この状態で電動モータ
13を逆転駆動させてベルトクランプ18をベルト受け
11の基部まで移動させてもよい。
【0014】研削ベルト5が支持されたベルト受け11
をホイスト6によって上昇させてアイドラロール1の上
端部に接近させる。この状態で電動モータ12を正転駆
動させてベルトクランプ18をアイドラロール1に向け
て送り出す。研削ベルト5はベルトクランプ18が移動
終端に至ったとき、アイドラロール1の上方に位置す
る。ベルトクランプ18による研削ベルト5のクランプ
を解除した後、ベルト受け11をホイスト6によってア
イドラロール1から引き出すと、研削ベルト5はアイド
ラロール1上に載置される。
【0015】アイドラロール1上に載置された研削ベル
ト5は、必要に応じて人手により幅方向位置の調整を行
った後、従来の作動と同様に、アイドラロール1を上昇
させて研削ベルトVに張力を付与し、ビリーロール3を
上昇させて鋼帯Sを研削ベルト5に押し付け、コンタク
トロール2を回転駆動させると共に、鋼帯Sを通板させ
て鋼帯表面の研削を行う。
【0016】以上の作動において、ホイスト6、電動モ
ータ13及びエアーシリンダー17の駆動は、無線によ
る遠隔操作によって行うことが可能である。
【0017】なお、以上の説明では、C型フック9の腕
部に相当する部位にベルト受け11を連結して設け、ベ
ルト受け11にスクリュー軸14及び電動モータ13を
支持して設けたが、これに代えてC型フック9の腕部に
相当する部位に電動モータ13を介してスクリュー軸1
4を連結して設け、スクリュー軸14と電動モータ13
またはスクリュー軸14とC型フック9の上面にベルト
受け11を支持して設けてもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明の鋼帯研削装置によれば研削ベル
トの交換を遠隔繰作によつて行えるように構成したの
で、従来、二人作業を必要とし、しかも、衣服に研削油
が付着する等の問題があったものを、一人作業に省力化
することができ、また衣服に研削油が付着する問題も解
消する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の鋼帯研削装置の側面図である。
【図2】本発明の実施の形態を説明する側面図である。
【図3】図2のA−A線正面図である。
【図4】図3の一部を拡大して示す図である。
【図5】図4のB−B線平面図である。
【図6】図4のC−C断面図である。
【符号の説明】
1 アイドラロール 2 コンタクトロール 3 ビリーロール 4 本発明の鋼帯研削装置 5 ホイストレール 6 ホイスト 7 吊条 8 梁棒 9 C型フック 10 垂直軸 11 ベルト受け 12 スリット状孔 13 電動モータ 14 スクリュー軸 15 ナット 16 連結部材 17 エアーシリンダー 18 ベルトクランプ 5 研削ベルト S 鋼帯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩見 眞男 山口県光市大字島田3434番地 新日本製鐵 株式会社光製鐵所内 (72)発明者 西村 直俊 福岡県北九州市戸畑区大字中原46−59 日 鐵プラント設計株式会社内 Fターム(参考) 3C058 AA05 AA09 AA12 AA14 AA15 CA01 CB03 CB04

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動するコンタクトロールとその上
    方に間隔をあけて設られたアイドラロールとに無端状の
    研削ベルトを巻掛け、鋼帯を前記コンタクトロールの下
    方を通板させると共にビリーロールによって研削ベルト
    に押し付ける鋼帯研削装置において、前記アイドラロー
    ルより上方の操作側において該アイドラロールの軸を含
    む垂直面内で該軸と平行な方向を走行する2台のホイス
    トを設け、両ホイストの吊条の先端に梁棒を渡して設
    け、該梁棒の長手中心部に垂直軸を中心に旋回可能なC
    型フックを設け、該C型フックの腕部に相当する部位を
    横断面が逆U字型で且つ稜線に沿ってスリット状孔を持
    つベルト受けによって形成し、該ベルト受けの下面にス
    クリュー軸を支持して設け、該スクリュー軸に電動モー
    タを連結して設けると共にナットを螺合して設け、該ナ
    ットと連結し前記スリット状孔から突出したベルトクラ
    ンプを設けたことを特徴とする鋼帯研削装置のベルト交
    換装置。
JP2000032223A 2000-02-09 2000-02-09 鋼帯研削装置のベルト交換装置 Withdrawn JP2001219352A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008044067A (ja) * 2006-08-15 2008-02-28 Toyo Tekkosho:Kk 研磨ベルト装着装置
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Effective date: 20070501