JP2001218419A - 偏平形コアレス振動モータ - Google Patents

偏平形コアレス振動モータ

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JP2001218419A
JP2001218419A JP2000065631A JP2000065631A JP2001218419A JP 2001218419 A JP2001218419 A JP 2001218419A JP 2000065631 A JP2000065631 A JP 2000065631A JP 2000065631 A JP2000065631 A JP 2000065631A JP 2001218419 A JP2001218419 A JP 2001218419A
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vibration
flat
flat coreless
coreless
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JP2000065631A
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English (en)
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Manabu Shiraki
白木  学
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Shicoh Engineering Co Ltd
Original Assignee
Shicoh Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、偏平形コアレス偏心振動用
電機子に鉛などの金属の錘を備えることが無く、このた
め前記偏平形コアレス振動モータの組立工数を無用に増
やすこともなく、しかも人体等が十分感じ取れる程に大
きい振動を発生させることができる偏平形コアレス振動
モータを提供することである。 【解決手段】 偏平形コアレス振動モータにおいて、前
記電機子コイルはタングステン合金の導線からなること
を特徴とする偏平形コアレス振動モータを提供すること
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明の偏平形コアレス振動モー
タは、小型無線機、携帯電話などにおいて振動によって
呼び出しを伝えるページャ等の呼び出し装置、聴覚障害
者用の信号受信器、所定の信号を伝達する装置、軽いバ
イブレータを人体等に伝えることができマッサージ効果
あるいは軽い振動を必要とするマッサージ装置等に適す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の偏平形コアレス振動モータは、偏
平形コアレス偏心振動用電機子に鉛などの金属の錘を備
えて該電機子の重心を回転中心と一致させないようにし
て振動を発生させていた。このため別途錘を準備しこれ
を該偏平形コアレス偏心振動用電機子に取り付けなけれ
ばいけないという手間がかかり、前記偏平形コアレス振
動モータの組立工数を無用に増やしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、偏平
形コアレス偏心振動用電機子に鉛などの金属の錘を備え
ることが無く、このため前記偏平形コアレス振動モータ
の組立工数を無用に増やすこともなく、しかも人体等が
十分感じ取れる程に大きい振動を発生させることができ
る偏平形コアレス振動モータを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の課題を解決する
ために請求項1に記載の発明は、隣配置の磁極が異極と
なるようにN極、S極の磁極をP(Pは2以上の整数)
極対数個備えて形成した界磁マグネットを固定子として
備えると共に一対のブラシを備え、モータ本体からシャ
フトが出ないように備え、該シャフトを中心に電機子コ
イルを偏心配置して偏重心を取りながら偏心回転する偏
平形コアレス偏心振動用電機子を回動自在に支承した回
転子を前記界磁マグネットと軸方向の空隙を介して面対
向させ、前記偏平形コアレス偏心振動用電機子を構成す
る前記電機子コイルと電気的に結線されたコミュテータ
を上記ブラシと摺動自在に設けた偏平形コアレス振動モ
ータにおいて、前記電機子コイルはタングステン合金の
導線からなることを特徴とする。
【0005】請求項1に記載の発明によれば、電機子コ
イルにタングステン合金の導線を用いることは、タング
ステン合金は高比重合金であるため、偏平形コアレス偏
心振動用電機子は、前記電機子コイルにより偏重心を取
ることができる。このため別途鉛などの金属の錘を偏平
形コアレス偏心振動用電機子に備えるという手間を省く
ことができ、このため前記偏平形コアレス振動モータの
組立工数を無用に増やすこともなく、しかも人体等が十
分感じ取れる程に大きい振動を発生させることができる
偏平形コアレス振動モータを提供することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】(第1実施例)図1は本発明の第
1実施例としての3相偏平形振動モータ11−1の分解
斜視図、図2は同偏平形コアレス振動モータ11−1の
縦断面図、図3は同偏平形コアレス振動モータ11−1
に用いた偏平形コアレス偏心振動用電機子4−1の平面
図、図4は同偏平形コアレス振動モータ11−1に用い
た偏平形コアレス偏心振動用電機子4−1の底面図、図
5は同偏平形コアレス振動モータ11−1の展開図であ
る。以下、図1乃至図5を参照して、本発明の第1実施
例としての3相偏平形コアレス振動モータ11−1の実
施例について説明する。尚、展開図についての説明につ
いては、すでに公知になっているので詳細な説明を省略
する。他の実施例の場合についても同様とする。
【0007】図1は、界磁マグネット1としては4極の
ものを用い、3相のu相、v相及びw相の空心型のコア
レス電機子コイル6−1、6−2、6−3(図1及び図
3参照)を2層の3相配置し、軸方向から見てほぼ半円
形板状の偏心形状に形成した3相偏平形コアレス偏心振
動用電機子4−1を持つ回転子5−1を軸方向の空隙を
介して上記界磁マグネット1と面対向させた軸方向に偏
平な軸方向空隙型の3相の偏平形コアレス振動モータ1
1−1の分解斜視図を示す。コアレス電機子コイル6−
1、6−2、6−3は、タングステン合金でできた導線
からなる。この偏平形振動モータ11−1は、次のよう
に構成する。
【0008】軸方向の厚みが、3ミリ、直径が18ミリ
以下の磁性体でできた偏平カップ形のモータハウジング
12の下部開口端部を磁性体でできた円板状のモータブ
ラケット13で閉じて偏平形コアレス振動モータ本体2
を形成する。モータブラケット13は、モータハウジン
グ12はステータを兼ねている。モータブラケット13
は、鉄基板を用いて形成する。
【0009】モータブラケット13の上面には、各々正
側電源端子14−1側、負側電源端子14−2側に電気
的に接続するための2つの電源供給用導電パターン15
−1、15−2がほぼ円環状にエッチング等の手段で形
成されている。該導電パターン15−1、15−2の端
部の櫛歯状のブラシ8−1、ブラシ8−2を設けて電気
的に接続する。ブラシ8−1と8−2との配置開角幅
は、約90度の開角幅に設定する。
【0010】上記モータハウジング12の側面部を切り
欠きした透孔29に対向するモータブラケット13の外
周部を半径外側方向に延長形成して電源供給用リード線
取付片17を形成する。この取付片17に延長形成した
上記上記導電パターン15−1、15−2に正側電源端
子14−1側に接続するためのリード線18−1、負側
電源端子14−2側に接続するためのリード線18−2
を半田によって電気的接続する。(図1参照)。10−
1、10−2は、半田付け部を示す。
【0011】モータブラケット13の中心部には、鍔付
固定シャフト3(図2参照)の下端部を圧入固定するた
めの透孔19が形成され、該透孔19に鍔20がモータ
ブラケット13に当節するまで、その固定シャフト3を
透孔19に圧入固定し、固定シャフト3の上端に装着し
たスラスト受け26を介してモータハウジング13の内
面中心部に設けたスライダー21に当接摺動させ、スラ
スト軸受として用いている。
【0012】スラスト受け26は、キャップ状をなし、
圧入などの手段でシャフト3の上端(開放軸端)に容易
に取着できるようになっており、その上端は上記シャフ
ト3の軸端面よりも大きな面積の円板状に形成され、し
かも摺動性の良いフッソ系樹脂などの材料で形成されて
いる。
【0013】固定シャフト3には、後記するように偏平
形コアレス偏心振動用電機子4−1(図3参照)をプラ
スチック22によってモールドし、半円板状に形成す
る。尚、この場合、必ずしもプラスチック22によって
モールドしなくてもよいが、偏平形コアレス偏心振動用
電機子4−1の強度が増すのでプラスチック22で偏平
形コアレス偏心振動用電機子4−1をモールドするのが
望ましい。
【0014】このようにするに当たっては、図1に示す
偏平形コアレス偏心振動用電機子4−1をプラスチック
22のモールド手段によって図1に示すような半円板状
の回転子5−1に形成する際、シャフト3の軸受とする
ために中心内周部にスリーブ軸受28を一体形成し、該
スリーブ軸受28によって固定シャフト3の外周に回転
子5−1を回動自在に支承する。スリーブ軸受28は、
オイルレスメタル軸受やプラスチック軸受など適宜なも
のを用いる。
【0015】偏平形コアレス偏心振動用電機子4−1を
持つ回転子5−1の中央部下面にプリント配線基板24
を固定すると共に3個の平面扇枠形状の空心型の3相の
コアレス電機子コイル6−1、6−2、6−3を当該基
板24の上面に接着固定して偏平形コアレス偏心振動用
電機子4−1を形成する(図3及び図4参照。尚、図3
及び図4では、説明の都合上、プラスチック22を省略
している。)。
【0016】偏平形コアレス偏心振動用電機子4−1
は、当該電機子4−1が(部分円偏心しながら)回転し
た場合、偏心且つ振動して回転するように3個の空心型
の電機子コイル6−1、6−2、6−3を次のように配
設して2層に重さなる軸方向から見て半円板状の偏心形
状の3相通電構造の電機子構成とする。
【0017】また3相の偏平形コアレス偏心振動用電磯
子4−1は、順次、u相、v相及びw相の電機子コイル
6−1、6−2、6−3を互いに電気色で2/3πの角
度だけ位相をずらしてプリント配線基板24に配置する
と共に、該プリント配線基板24に形成したプリント配
線パターン16(図3参照)に適宜電気的描線をなし、
これをプラスチック22でモールドして半円状の回転子
5−1を形成する。
【0018】この場合、図1乃至図3に示すように電機
子コイル6−1と6−3を隣接配置し、該電機子コイル
6−1と6−3の上部中間位置に電機子コイル6−2を
配置すれば、電機子コイル6−2の外側部分に大きな空
きスペースができる。従って、この大きな空きスペース
に更に大きな振動を得るための適宜な偏心ウエイトを配
設できるので、更に大きな振動力を得たい場合には、そ
の空きスペースに適宜な偏心ウエイトを配設した偏平形
コアレス偏心振動用電機子4−1とすると、より大きな
振動を発生させることができるが、この実施例では、そ
のようにしていない。
【0019】尚、電傲子コイル6−1、…、6−3で
は、それぞれ半径方向の有効導体部6a、6a‘が発生
トルクに寄与し、周方向の導体部6b、6cは発生トル
クに寄与しないものとなっている。また各電機子コイル
6−1、…、6−3は反トルクの入らない効率良好な偏
平形コアレス振動モータ11−1を形成するために、有
効導体部6aと6a’との開角を、界磁マグネット1の
1磁極の幅と等しい幅、すなわち電気色で180度(機
械角で90度)の扇形状のものとしている。但し、理論
的に、電機子コイル6−1、…、6−3を上記のように
巻線したとしても、径が小さくなるほど巻線撒や巻き枠
などの都合で理論からずれたものが出来上がるが、この
ようなものも理論に沿って巻線したものと言える。
【0020】該偏平形コアレス偏心振動用電機子4−1
(回転子5−1)と軸方向の空隙を介して隣接する磁極
が異垣となるように、周方向に沿って交互にN極、S極
の磁極を着磁した平板円環状の4極の界磁マグネット1
を固定シャフト3と同心状配置にモータブラケット13
の内部上面に接着剤によって固定する。
【0021】偏平形コアレス偏心振動用電機子4−1の
下面部に固定したプリント配線基板24の下面には、シ
ャフト3と同心状にコミュテータ片27−1、…、27
−6群からなる平コミュテータ9を形成している(図4
及び図5参照)。
【0022】上記プリント配線基板24は、プリント基
板などの絶縁基板(スルーホール基板を用いて構成する
と都合良い)の下面にエッチング手段などにてプリント
配線パターン25を形成してあり(図4参照)、図5に
示すように適宜なコミュテータ片27−1、…、27−
6同士をプリント配線基板24の上面に形成したプリン
ト配線パターン16及びリード線18を介して基板24
の下面において半田付けなどの手段で電機子コイル6−
1、…、6−3に電気的接続している。
【0023】従って、本発明のコアレス振動発生モータ
11−1によれば、これを内蔵したページャや携帯電語
の電池などの電源を電源端子14−1、14−2、電源
供給用リード像18−1、18−2、電源供給用導電パ
ターン15−1、15−2、ブラシ8−1、8−2、平
コミュテータ9を介して3個の電機子コイル6−1、
…、6−3に適宜方向の回転トルクが得られるように通
電すれば、シャフト3の上端のスラスト受け26をスラ
スト軸受として利用しながら、フレミングの左手の法則
に従って所定方向に回転するトルクが発生するので、固
定シャフト3を中心として偏平形コアレス偏心振動用電
機子4−1を持つ回転子5−1が所定方向に部分円偏心
して回転する。
【0024】偏平形コアレス偏心振動用電機子4−1を
持つ回転子5−1が所定方向に部分円偏心して回転する
と、順次所定方向の回転トルクが得られるように、ブラ
シ8−1及び8−2とコミュテータ片27−1、…、2
7−6の摺動位置が切り変わり、連続した所定方向の回
転トルクが発生する。
【0025】ここでタングステン合金の導線からなる電
機子コイル6−1、…、6−3をそなえる平形コアレス
偏心振動用電機子4−1(回転子5−1)は、偏心して
形成されたものであるので、部分円運動しながら偏心回
転する。この偏心振動用電機子4−1(回転子5−1)
の偏心回転による半径及び周方向の偏心量による振動、
及びトルク変動によって発生する半径及び周方向の振動
がコアレス振動発生モータ本体2に伝播するので、該コ
アレス振動発生ロータ11−1を取り付けた装置、例え
ばページャあるいは携帯電語筐体に振動が伝わり、ペー
ジャ携帯者に振動による呼び出しがあることを知らせる
ことができる。
【0026】(第2実施例)この第2実施例以下の他の
実施例も第1実施例と共通する箇所が多いので、それら
の説明を省略して異なる偏平形コアレス偏心振動用電機
子を持つ回転子について説明していく。即ち、回転子
は、第1実施例のものに限らず、同様な目的を達成でき
る回転子であればよい。
【0027】図6は説明の都合上、プラスチック22を
省いた偏平形コアレス偏心振動用電機子4−2の平面図
で、図7は同偏平形コアレス偏心振動用電機子4−2の
下面斜視図で、図8は同偏平形コアレス偏心振動用電磯
子4−2と界磁マグネット1との展開図を示す。
【0028】この第2実施例のコアレス振動発生モータ
11−2は、図6に示すように回転子5−2を形成する
偏平形コアレス偏心振動用電機子4−2は、界磁マグネ
ット1の1磁極幅よりも狭く開角幅を形成した3個のu
相、v相及ぴw相のタングステン合金の導線でできた電
機子コイル6‘−1、…、6’−3をそれぞれ2層に重
なるように3相配置したものとなっている。
【0029】それぞれの電機子コイル6‘−1、…、
6’−3は、界磁マグネット1の1磁極幅よりも狭い6
0度の開角幅に形成したため反トルクが人いるが、重心
方向に集中して発生トルクに寄与する導体部6‘a、
6’a‘が集中して存在するので、また偏平形コアレス
偏心振動用電機子4−2で構成する回転子5−3が全体
として180度以下の開角幅に形成できるので、大きな
振動が得られるものとなっている。尚・符号6’b、6
‘cは、発生トルクに寄与しない導体部を示す。
【0030】(第3実施例)図9は、第3実施例を示す
偏平形コアレス振動発生モータ11−3の分解斜視図
で、図10は、同偏平形コアレス振動発生モータ11−
3の縦断面図で、図11は、同偏平形コアレス振動発生
ロータ11−3に用いたプラスチック22を省いた偏平
形コアレス偏心振動用電機子4−3(回転子5−3)の
底面図、図12は同偏平形コアレス振動発生ロータ11
−3の展開図を示す。この第3実施例のコアレス振動発
生ロータ11−3は、図9及び図10に示すように回転
子5−3を形成する偏平形コアレス偏心振動用電磯子4
−3は、u相及びw相のタングステン合金の導線ででき
た電機子コイル6−1及ぴ6−3の2個を2層に重なら
ないように隣接配置したものとなっている。
【0031】第1実施例の電機子コイル6−2が1個少
ない分たけ、トルクが小さいものの、安価に形成できる
ので、このような目的のためには、この偏平形コアレス
偏心振動用電機子4−3を用いるメリットがある。尚、
偏平形コアレス偏心振動用電機子4−1に比較して、電
機子コイル6−2が無いために電機子コイルが2層に重
なっていない点を除けば、第1実施例と同じため、その
詳細な説明は省く。
【0032】(第4実施例)図13は、本発明の第4実
施例に別ねる偏平形コアレス振動モータ11−4におけ
る回転子5−4を構成する偏平形コアレス偏心振動用電
機子4−4の平面図である。この第4実施例のコアレス
振動発生ロータ11−4は、図6に示すように回転子5
−2を形成する偏平形コアレス偏心振動用電機子4−2
同様な3個のu相、v相及びw相のタングステン合金の
導線でできた電機子コイル6‘−1、…、6’−3をそ
れぞれ3相配置且つ重ならないようにした偏平形コアレ
ス偏心振動用電機子4−4を持つ回転子5−4を用いて
いる。
【0033】それぞれの電機子コイル6‘−1、…、
6’−3は、界磁マグネット1の1磁極幅よりも狭く開
角幅を形成したため反トルクが入り、しかも重心方向に
集中して錘となる部分が少ないために、若干効率が悪い
ものであるが、このような形状の偏平形コアレス偏心振
動用電機子4−4を有する回転子5−4を用いて偏平形
コアレス振動モータ11−4を形成してもよい。
【0034】(第5実施例)図14は、本発明第5実施
例の偏平形コアレス振動モータ11−5における回転子
5−5を構成する偏平形コアレス偏心振動用電機子4−
5の上面斜視図で、図15は偏平形コアレス振動モータ
11−5における展開図である。この第5実施例のコア
レス振動発生モータ11−5は、図14及び図15に示
すように第1実施例の偏平形コアレス偏心振動用電機子
4−1からw相の電機子コイル6−3を省いた偏平形コ
アレス偏心振動用電機子4−5を持つ回転子5−5を用
いたものとなっている。トルクが劣化するが、w相の電
機子コイル6−3がない分、安価に形成できる。尚、図
面の都合上、プラスチック22を省いている。
【0035】(第6実施例)図16は、本発明第6実施
例の偏平形コアレス振動ロータ11−6における回転子
5−6を構成する偏平形コアレス偏心振動用電機子4−
6の下面斜視図で、図17は偏平形コアレス振動モータ
11−6における展開図である。この第6実施例のコア
レス振動発生モータ11−6は、図16に示すように第
2実施例の偏平形コアレス偏心振動用電機子4−2から
w相の電機子コイル6‘−3を省いたもの構造の偏平形
コアレス偏心振動用電機子4−6を有する回転子5−6
を用いたものとなっている。勿論、図の都合上、プラス
チック22等を省略している。電機子コイル6‘−3が
1個少ない分たけ、トルクが小さいものの、安価に形成
でき、また重心部分に重量を集めることが出来るので、
その分だけ比較的大きな振動が得られるので、このよう
な目的のためには、この偏平形コアレス偏心振動用電機
子4−6を用いるメリットがある。
【0036】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、電機子
コイルにタングステン合金の導線を用いることは、タン
グステン合金は高比重合金であるため、偏平形コアレス
偏心振動用電機子は、前記電機子コイルにより偏重心を
取ることができる。このため別途鉛などの金属の錘を偏
平形コアレス偏心振動用電機子に備えるという手間を省
くことができ、このため前記偏平形コアレス振動モータ
の組立工数を無用に増やすこともなく、しかも人体等が
十分感じ取れる程に大きい振動を発生させることができ
る偏平形コアレス振動モータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明第1実施例の偏平形コアレス振動モー
タ11−1の分解斜視図である。
【図2】 同偏平形コアレス振動モータ11−1の離断
面図である。
【図3】 同偏平形コアレス振動モータ11−1に用い
た偏平形コアレス偏心振動用電磯子4−1の平面図であ
る。
【図4】 同偏平形コアレス振動モータ11−1に用い
た偏平形コアレス偏心振動用電機子4−1の底面図であ
る。
【図5】 同偏平形コアレス振動モータ11−1におけ
る展開図である。
【図6】 本発明第2実施例の偏平形コアレス振動ロー
タ11−2における偏平形コアレス偏心振動用電磯子4
−2の平面図である。
【図7】 同偏平形コアレス偏心振動用電機子4−2を
有する回転子5−2の下面斜視図である。
【図8】 同偏平形コアレス振動ロータ11−2におけ
る展開図である。
【図9】 本発明第3実施例の偏平形コアレス振動発生
ロータ11−3の分解斜視図である。
【図10】 同偏平形コアレス振動発生モータ11−3
の縦断面図である。
【図11】 同偏平形コアレス振動発生モータ11−3
に用いた偏平形コアレス偏心振動用電機子4−3の底面
図である。
【図12】 同偏平形コアレス振動発生モータ11−3
における展開図である。
【図13】 本発明第4実施例の偏平形コアレス振動ロ
ータ11−4における偏平形コアレス偏心振動用電機子
4−4の平面図である。
【図14】 本発明第5実施例の偏平形コアレス振動発
生モータ11−5に用いた偏平形コアレス偏心振動用電
磯子4−5の上面斜視図である。
【図15】 同偏平形コアレス振動発生モータ11−5
の展開図である。
【図16】 本発明第6実施例の偏平形コアレス振動発
生モータ11−6に用いた偏平形コアレス偏心振動用電
機子4−6の下面斜視図である。
【図17】 同偏平形コアレス振動発生ロータ11−6
の展開図である。
【符号の説明】
1 界磁マグネット 2 偏平形コアレス振動モータ本体 3 シャフト 4−1、…、4−6 偏平形コアレス偏心振動用電機子 5−1、…、5−7 回転子 6−1、…、6−3,6’−1、…、6’−3 電機子
コイル 6a,6a’、6’a,6’a’ 発生トルクに寄与す
る導体部 6b,6c,6’b,6’c 発生トルクに寄与しない
導体部 8−1,8−2 ブラシ 9 平コミュテータ 10−1,10−2 半田付け部 11−1、…、11−7 偏平形コアレス振動モータ 12 ロータハウシング 13 モータブラケット 14−1 正側電源端子 14−2 負側電源端子 15−1、15−2 電源供給用導電パターン 16 プリント配線パターン 17 電源供給用リード線取付片 18−1、18−2 リード線 19 透孔 20 鍔 21 スライダー 22 プラスチック 24 平板状プリント配線基板 25 プリント配線パターン 26 スラスト受け 27−1、…、27−6 コミュテータ片 28,28’スリーブ軸受 29 切欠した透孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣配置の磁極が異極となるようにN極、
    S極の磁極をP(Pは2以上の整数)極対数個備えて形
    成した界磁マグネットを固定子として備えると共に一対
    のブラシを備え、モータ本体からシャフトが出ないよう
    に備え、該シャフトを中心に偏心配置して偏重心を取り
    ながら偏心回転する偏平形コアレス偏心振動用電機子を
    回動自在に支承した回転子を前記界磁マグネットと軸方
    向の空隙を介して面対向させ、前記偏平形コアレス偏心
    振動用電機子を構成する電機子コイルと電気的に結線さ
    れたコミュテータを上記ブラシと摺動自在に設けた偏平
    形コアレス振動モータにおいて、 前記電機子コイルはタングステン合金の導線からなるこ
    とを特徴とする偏平形コアレス振動モータ。
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