JP2001218403A - 回転磁界型電動機 - Google Patents

回転磁界型電動機

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JP2001218403A
JP2001218403A JP2000054709A JP2000054709A JP2001218403A JP 2001218403 A JP2001218403 A JP 2001218403A JP 2000054709 A JP2000054709 A JP 2000054709A JP 2000054709 A JP2000054709 A JP 2000054709A JP 2001218403 A JP2001218403 A JP 2001218403A
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cover
rotating magnetic
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permanent magnets
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JP2000054709A
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English (en)
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Yoshito Nishikawa
義人 西川
Mikitsugu Suzuki
幹紹 鈴木
Takanori Ozawa
尊典 小澤
Mitsuhiko Matsushita
満彦 松下
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Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】軸方向に分割した永久磁石を回転方向に相対的
にずらして配置した回転磁界型電動機において、永久磁
石の飛散を確実に防止すること。 【解決手段】回転子10は、軸方向に2分割した永久磁
石13a〜13h,14a〜14hを回転方向に相対的
に所定角度ずらして配置して構成され、その永久磁石1
3a〜13h,14a〜14hの外側に、非磁性材料よ
りなる略円筒状のカバー17が装着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転磁界型電動機
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電動機は、例えば、特開平8−
251847号公報に開示されている。該公報の電動機
は、それぞれコイルが巻着された12極の突極磁極を有
する固定子と、8極の永久磁石を軸方向に2列設け、相
対的に回転方向に所定角度(7.5°)ずらして配置し
た回転子とから構成されている(該公報の第2の実施
例)。つまり、該公報では、回転子をスキュー効果をも
たらすように構成して、電動機のコギングトルクの低減
が図られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記構成の
電動機では、永久磁石の飛散防止対策が特になされてお
らず、永久磁石が回転子鉄心から飛散する虞があるた
め、その永久磁石の飛散を確実に防止することが望まれ
ていた。
【0004】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、軸方向に分割した永
久磁石を回転方向に相対的にずらして配置した回転磁界
型電動機において、永久磁石の飛散を確実に防止するこ
とができる回転磁界型電動機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、回転方向に複数極の永久
磁石を基部に固着してなる回転子と、該回転子の外側に
配置され、該回転子に回転磁界を供給すべく回転方向に
複数極の突極磁極を有する固定子とを備え、その永久磁
石を軸方向にm(但し、mは2以上の整数)分割し、そ
の分割した永久磁石をそれぞれ同一回転方向に相対的に
所定角度ずらして配置した回転磁界型電動機において、
前記永久磁石の外側に、非磁性材料よりなる略円筒状の
カバーを装着した。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の回転磁界型電動機において、前記カバーの内径を前記
永久磁石の外接円の直径より小さくし設定し、前記カバ
ーを前記永久磁石の外周に圧入した。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の回転磁界型電動機において、前記カバーはその開口部
にかしめ部を有し、該かしめ部を折り曲げることによ
り、前記カバーを前記基部に対して固定、若しくは該カ
バーの開口部に嵌挿されるリングプレートを介して前記
基部に対して固定した。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の回転磁界型電動機において、前記リングプレートは、
その外縁部に前記かしめ部を鋭角に折り曲げ可能なテー
パ部を備える。
【0009】請求項5に記載の発明は、請求項3又は4
に記載の回転磁界型電動機において、前記リングプレー
トの外径及び前記カバーの内径を、前記永久磁石の外接
円の直径より大きくなるように設定した。
【0010】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれか1項に記載の回転磁界型電動機において、前記
カバーは有底円筒状に形成され、その底部に前記回転子
の回転軸と相対回転不能に嵌合する嵌合孔を備える。
【0011】従って、請求項1に記載の発明によれば、
回転子は、軸方向にm(但し、mは2以上の整数)分割
した永久磁石をそれぞれ同一回転方向に相対的に所定角
度ずらして配置して構成され、その永久磁石の外側に、
非磁性材料よりなる略円筒状のカバーが装着される。こ
れにより、永久磁石の飛散が確実に防止される。
【0012】請求項2に記載の発明によれば、カバーの
内径が永久磁石の外接円の直径より小さくし設定され、
カバーが永久磁石の外周に圧入される。これにより、カ
バーが基部に対して相対的に回転したり軸方向にずれる
ことがなく、該カバーが回転子の回転に支障を来すこと
がなくなる。
【0013】請求項3に記載の発明によれば、カバー
は、その開口部に設けられたかしめ部を折り曲げること
により基部に対して固定、若しくは該カバーの開口部に
嵌挿されるリングプレートを介して基部に対して固定さ
れる。これにより、カバーが基部に対して相対的に回転
したり軸方向にずれることがなく、該カバーが回転子の
回転に支障を来すことがなくなる。
【0014】請求項4に記載の発明によれば、リングプ
レートは、その外縁部にかしめ部を鋭角に折り曲げ可能
なテーパ部が備えられる。これにより、かしめ部をかし
めた後に、該かしめ部がスプリングバックにより折り曲
げ方向と反対方向に僅かに戻っても、カバーの固定強度
が著しく低下しない。
【0015】請求項5に記載の発明によれば、リングプ
レートの外径及びカバーの内径が、永久磁石の外接円の
直径より大きくなるように設定される。これにより、寸
法誤差により、永久磁石がリングプレートより径方向外
側に突出することが防止される。即ち、かしめ時の力が
マグネットに直接作用しなくなり、該マグネットが欠け
たり、割れたりすることがなくなる。
【0016】請求項6に記載の発明によれば、カバーは
有底円筒状に形成され、その底部に回転子の回転軸と相
対回転不能に嵌合する嵌合孔が備えられる。これによ
り、カバーが基部に対して相対的に回転することがな
く、該カバーが回転子の回転に支障を来すことがなくな
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を図面に従って説明する。図1は、本実施形態の
回転磁界型電動機1の概略構成を示す。電動機1の固定
子(ステータ)2はアウタコア3及びインナコア4を備
え、該コア3,4は複数枚の鋼板を軸方向に積層して構
成されている。アウタコア3は円環状をなしており、イ
ンナコア4は、径方向に延び、かつ回転方向に等間隔
(「40°」間隔)に配置された9つのティース4a〜
4iを備えている。
【0018】ティース4a〜4iの基端部(外側端部)
は、アウタコア3と連結される。ティース4a〜4iの
先端部(内側端部)は、隣接するそれと相互に連結さ
れ、この連結により円環部4jが形成される。そして、
各ティース4a〜4iにはコイル巻線5a〜5iがそれ
ぞれ巻着され、回転磁界を回転磁界を発生させるための
9極の突極磁極6a〜6iが構成されている。尚、本実
施形態では、回転方向に連続する3つのティース4a〜
4i毎に、それぞれU・V・W相の励磁コイルがコイル
巻線5a〜5iにより構成される。
【0019】一方、電動機1の回転子(ロータ)10
は、図1〜図3に示すように、回転軸11、基部12及
び永久磁石13a〜13h,14a〜14hとからな
り、前記固定子2の円環部4j内側に回転可能に支持さ
れている。つまり、本実施形態の回転磁界型電動機1
は、8極の永久磁石13a〜13h,14a〜14hで
構成された所謂インナロータ型の回転磁界型電動機であ
る。基部12は磁性材料よりなり、該基部12にはその
中心に回転軸11が圧入されている。
【0020】図4に示すように、基部12は、軸方向の
中央から一方の端部の間を第1ブロック15とし、軸方
向の中央から他方の端部の間を第2ブロック16として
いる。第1,第2ブロック15,16はともに略正八角
柱状に形成され、それぞれ8つの外側面15a〜15
h,16a〜16hを有している。ここで、図2におい
て、隣接する外側面15a〜15h,16a〜16hに
垂直で、かつ回転子10の回転中心Oを通る直線La1〜
La8,Lb1〜Lb8のなす角は、それぞれ「45°」にな
っている。そして、各ブロック15,16は、その半分
の「22.5°」だけ相対的に回転方向にずらして設け
られている。
【0021】又、各外側面15a〜15h,16a〜1
6hの回転方向両端部には、それぞれ径方向に突出し、
かつ軸方向に連続して延びる8つの凸部15z,16z
が形成されている。隣接する各凸部15z,16z間
は、それぞれ永久磁石13a〜13h,14a〜14h
が嵌合する大きさに形成されている。
【0022】前記基部12の各外側面15a〜15h,
16a〜16hには、各凸部15z,16z間に直方体
(径方向断面が長方形状)よりなる永久磁石13a〜1
3h,14a〜14hが回転方向に交互に異なる磁極と
なるように嵌合され、接着剤等により固定される。この
永久磁石13a〜13h,14a〜14hは、図6に示
すように、所定大きさの直方体(又は、立方体)の永久
磁石ブロック材20から所定厚さだけ切り出されて形成
される。
【0023】こうして、図2〜図4に示すように、各永
久磁石13a〜13h,14a〜14hは軸方向に第
1,第2ブロック15,16の2つに分割され、前記基
部12の形状より、第1ブロック15に固定される永久
磁石13a〜13hと第2ブロック16に固定される永
久磁石14a〜14hの同極が相対的に回転方向に「2
2.5°」ずれるように位置決め配置される。このと
き、各永久磁石13a〜13h,14a〜14hは、そ
の回転方向の中心が前記直線La1〜La8,Lb1〜Lb8を
通るように配置される。従って、永久磁石13a〜13
h,14a〜14hの回転方向の中心を通る前記直線L
a1〜La8,Lb1〜Lb8が、軸方向からみて、各ブロック
15,16で交互に「22.5°」の等間隔に配置され
る。
【0024】そして、永久磁石13a〜13h,14a
〜14hは、回転時の遠心力や振動等による基部12か
らの飛散を防止するために、その外周に非磁性金属材料
よりなる円筒状のカバー17が装着される。カバー17
は、図5に示すように、その内径L1が、永久磁石13
a〜13h,14a〜14hの外接円の直径L2より僅
かに小さくなるように設定されている。尚、従って、カ
バー17は、永久磁石13a〜13h,14a〜14h
の外周に圧入され、がたつくことなく装着される。
【0025】次に、上記のように構成された電動機1の
作用を説明する。図8は、本実施形態の電動機1、即ち
条件式 P=8n、かつ、T=9n(但し、nは1以上の整数) の「n」を「1」に設定した永久磁石磁極数Pが
「8」、突極磁極数Tが「9」であって、更に永久磁石
の軸方向の分割数mが「2」の電動機において、各ブロ
ック間の永久磁石の相対的な回転方向のずれ角θを0°
〜90°/((m−1)×n)、即ち0°〜90°まで
変化させたときのコギングトルクの大きさを示してい
る。尚、同図8では、ずれ角θが「0°」、即ち各ブロ
ック間の永久磁石が相対的にずれていない場合のコギン
グトルクの大きさを「1」としている。
【0026】同図8より、各ブロック15,16の永久
磁石13a〜13h,14a〜14hの回転方向の相対
的なずれ角が「0°〜22.5°」に増加するに伴っ
て、コギングトルクが小さくなっていく。特に、ずれ角
θが「10°〜22.5°」の範囲内は、コギングトル
クの大きさが約「0.5」以下となる好ましい範囲であ
る。
【0027】次に、ずれ角が「22.5°〜67.5
°」の範囲内(図8の斜線部分)においては、コギング
トルクが約「0.2」以下と小さく、好ましいように見
える。しかしながら、各ブロック15,16の永久磁石
13a〜13h,14a〜14h間で異極同士が近づく
配置となるため、電動機1自体の出力が大きく低下して
しまう。従って、この範囲内のずれ角の設定は適さな
い。
【0028】次に、ずれ角が「67.5°〜90°」に
おいては、ずれ角が「0°〜22.5°」と対称的に変
化する。従って、詳細な説明を省略し、以下には「0°
〜22.5°」のみ場合を記載する。
【0029】従って、このような測定結果により、ずれ
角θを「22.5°」に設定すれば、ずれ角の有効な範
囲内において、コギングトルクの大きさが最も小さくな
る約「0.2」となる。つまり、ずれ角θを「22.5
°」に設定した本実施形態の電動機1は、コギングトル
クが確実に低減される。
【0030】又、上記の回転子10には、永久磁石13
a〜13h,14a〜14hの外周にカバー17が装着
されているので、該永久磁石13a〜13h,14a〜
14hの飛散が確実に防止される。しかも、カバー17
は永久磁石13a〜13h,14a〜14hの外周に圧
入されているので、基部12に対してカバー17が相対
的に回転したり軸方向にずれることがなく、該カバー1
7が回転子10の回転に支障を来すことはない。
【0031】上記したように、本実施の形態によれば、
以下に示す作用効果を有する。 (1)永久磁石13a〜13h,14a〜14hの外周
にはカバー17が装着される。従って、永久磁石13a
〜13h,14a〜14hの飛散を確実に防止すること
ができる。
【0032】(2)カバー17は永久磁石13a〜13
h,14a〜14hの外周に圧入されるので、基部12
に対してカバー17が相対的に回転したり軸方向にずれ
ることがない。従って、カバー17が回転子10の回転
に支障を来すことはない。しかも、カバー17を固定す
る手段を特別に必要としないので、部品数の増加を極力
抑えることができる。
【0033】(3)本実施形態の永久磁石13a〜13
h,14a〜14hは直方体形状であるので、カバー1
7を装着する際、該カバー17は永久磁石13a〜13
h,14a〜14hの角部にのみ接触しながら圧入され
る。従って、永久磁石13a〜13h,14a〜14h
とカバー17との摺接抵抗が小さいので、該カバー17
を圧入し易い。
【0034】(4)各永久磁石13a〜13h,14a
〜14hは軸方向に第1,第2ブロック15,16の2
つに分割され、第1ブロック15の永久磁石13a〜1
3hと第2ブロック16の永久磁石14a〜14hの同
極が相対的に回転方向に「22.5°」ずれて配置され
る。このようにすれば、図8に示すようにずれ角の有効
な範囲内(斜線以外の部分)において、電動機1のコギ
ングトルクを極めて小さく抑えることができる。
【0035】(5)各永久磁石13a〜13h,14a
〜14hは、外側面15a〜15h,16a〜16hの
回転方向両端部に形成された各凸部15z,16z間に
嵌め込むことにより回転方向の位置決めがなされる。従
って、永久磁石13a〜13h,14a〜14hの回転
方向の位置決めを簡単かつ正確に行うことができる。
【0036】(6)各凸部15z,16zは、基部12
(各ブロック15,16)にのみ設けられるので、各永
久磁石13a〜13h,14a〜14hの形状を複雑化
しない。
【0037】(7)本実施形態の永久磁石13a〜13
h,14a〜14hは、図6に示すように直方体である
ので、一般に多く用いられる図7に示す円弧状の永久磁
石21と比べて形成が容易である。即ち、本実施形態の
永久磁石13a〜13h,14a〜14hは、図6に示
すように、所定大きさの直方体(又は、立方体)の永久
磁石ブロック材20から所定厚さだけ切り出すだけであ
る。これに対し、円弧状の永久磁石21は、図7に示す
ように、所定大きさの直方体(又は、立方体)の永久磁
石ブロック材22から所定厚さの直方体よりなる永久磁
石素材23を切り出し、更に該素材23を研磨して円弧
状に形成される。従って、本実施形態の永久磁石13a
〜13h,14a〜14hは、円弧状の永久磁石21と
比べて、その製造工程が簡単で、製造にかかる工数が少
なくてすむ。しかも、本実施形態の永久磁石13a〜1
3h,14a〜14hは、円弧状の永久磁石21と比べ
て、単位当たりのブロック材20から多くの永久磁石1
3a〜13h,14a〜14hを形成することができ
る。その結果、永久磁石13a〜13h,14a〜14
hを低コストで製造することができ、ひいては、電動機
1の低コスト化を図ることができる。
【0038】(8)本実施形態の永久磁石13a〜13
h,14a〜14hは、各ブロック15,16の外側面
15a〜15h,16a〜16hに対して平面同士で固
定される。ここで、仮に、円弧状の永久磁石21を用い
る場合、その磁石21を円柱状の基部の外周面に固定す
る際において、該基部の外周面の曲率と永久磁石21の
内側面のそれとが一致しないことがある。このような場
合では、永久磁石21の外側面に治具を押し当てて、該
磁石21の内側面が基部の外周面に密着するようにして
該磁石21を基部に固定するが、このとき、治具により
磁石21が割れたりする場合がある。そのため、永久磁
石21の内側面の曲率を基部の外周面のそれと極力一致
させる必要があるが、これは高い精度の研磨加工が要求
されるので、手間がかかるだけでなく、コストが上昇す
るという問題が生じる。従って、本実施形態では相互が
平面同士であるので、円弧状の永久磁石21を使用した
ときの種々の不具合が生じることなく、基部12に対し
て永久磁石13a〜13h,14a〜14hを簡単かつ
確実に固定することができる。
【0039】尚、本発明の実施の形態は、以下のように
変更してもよい。 ○上記実施の形態では、カバー17の内径L1を、永久
磁石13a〜13h,14a〜14hの外接円の直径L
2より僅かに小さくなるように設定したが、カバー17
の内径L1と永久磁石13a〜13h,14a〜14h
の外接円の直径L2を等しくしてもよい。尚、この場
合、カバー17が基部12に対して相対的に回転したり
軸方向にずれたりして、回転子10の回転に支障を来す
虞があるので、これを防止する必要がある。その具体例
を図9〜図15に示す。
【0040】図9に示す形態では、有底円筒状のカバー
18が用いられ、そのカバー18の底部中央に回転軸1
1aと嵌合する嵌合孔18aが形成される。回転軸11
aは断面略D字状に形成され、前記嵌合孔18aはこの
回転軸11aに嵌合する形状に形成される。このように
すれば、カバー18により永久磁石13a〜13h,1
4a〜14hの飛散を確実に防止できるとともに、該カ
バー18が基部12に対して相対的に回転することを防
止できる。又、この場合、嵌合孔18aの内径を回転軸
11aの外径より小さくして回転軸11aに圧入するよ
うにすれば、カバー18の軸方向へのずれが防止でき
る。尚、カバー18の嵌合孔18aと嵌合する部分だけ
回転軸11aを断面略D字状に形成して、回転軸11a
全体を断面略D字状に形成しなくてもよい。
【0041】又、図10に示すように、回転軸11bを
2面幅形状に形成し、カバー18の嵌合孔18bをこの
回転軸11bに嵌合する形状に形成しても、上記と同様
になる。更に、後述する円形の嵌合孔18cであって
も、回転軸11に圧入するようにすれば、上記と同様に
なる。つまり、回転軸とカバーとが相対回転不能となる
ように組み付けられればよい。
【0042】又、図11〜図13に示す形態では、有底
円筒状のカバー18の底部中央に回転軸11と嵌合する
円形の嵌合孔18cが形成され、開口部18dにかしめ
片18eが等角度間隔に4つ形成される。カバー18の
開口部18dには、該カバー18の内径と等しい外径を
有するリングプレート19が嵌挿される。リングプレー
ト19は、図12及び図13に示すように、その外周縁
に環状突部19aが形成され、その環状突部19aがカ
バー18の開口部18d側(図13において右側)に向
くように配置される。環状突部19aは、内側に向かう
ほどその高さが次第に低くなるテーパ部19bを有して
いる。
【0043】そして、リングプレート19の挿入後に、
かしめ片18eが該プレート19側に折り曲げられて、
カバー18がかしめ固定される。このとき、かしめ片1
8eは、図13の2点鎖線で示すように、テーパ部19
bに沿って鋭角に折り曲がるようにかしめられる。従っ
て、かしめ片18eがスプリングバックにより折り曲げ
方向と反対方向に僅かに戻っても、カバー18の固定強
度が著しく低下しない。このようにすれば、上記と同様
に、カバー18により永久磁石13a〜13h,14a
〜14hの飛散を確実に防止できるとともに、該カバー
18が基部12に対して相対的に回転したり、軸方向に
ずれたりすることが防止できる。
【0044】又、図11〜図13に示す形態では、カバ
ー18の開口部18dにかしめ片18eを4つ形成した
が、かしめ片18eの数はこれに限定されるものではな
い。又、図14及び図15に示すように、カバー18の
開口部の全周にわたってかしめ部18fを設けるように
してもよい。
【0045】又、図11〜図15に示す形態では、有底
円筒状のカバー18を使用し、その開口部にかしめ部1
8e,18fを有する構成としたが、円筒状をなすカバ
ーを使用し、両開口部にそれぞれかしめ部を有する構成
としてもよい。
【0046】又、リングプレート19を使用せず、基部
12に対してカバー18を固定するようにしてもよい。
尚、図9〜図15に示した形態を適宜組み合わせて実施
してもよい。
【0047】○上記実施の形態では、「n」を「1」と
した永久磁石磁極数Pが「8」、突極磁極数Tが「9」
であって、永久磁石の軸方向の分割数mが「2」の電動
機1としたが、条件式 P=8n、かつ、T=9n(但し、nは1以上の整数) を満たし、更に永久磁石の軸方向の分割数が「m」(但
し、mは2以上の整数)の電動機であればよい。この場
合、図8の斜線以外に示すずれ角の有効な範囲内におい
て、ずれ角θを「22.5°/((m−1)×n)」に
設定すると、コギングトルクを大きさを最も小さく抑え
ることができる。又、ずれ角θを「10°/((m−
1)×n)〜22.5°/((m−1)×n)」の範囲
内に設定すれば、コギングトルクの大きさを約「0.
5」以下の好ましい範囲内に抑えることができる。
【0048】尚、「n」を「2」以上に設定した場合、
永久磁石磁極数Pは「8n」となるので、永久磁石を固
定する基部の各ブロックを、その磁極数P(=8n)と
同数の外周面を有する正多角形状に形成する必要があ
る。又、永久磁石の軸方向の分割数mを「3」以上に設
定した場合、軸方向に隣接する永久磁石をそれぞれ同一
回転方向に相対的に所定のずれ角θだけずらして回転子
を構成する。
【0049】○上記実施の形態の回転子10において、
同極の永久磁石を回転方向でk(但し、kは2以上の整
数)分割させてもよい。その一例を図16及び図17に
示す。図16及び図17は、k=2とし、同極の永久磁
石を2分割した回転子30の例である。
【0050】基部31には軸方向に第1,第2ブロック
32,33が設けられ、各ブロック32,33には8極
の永久磁石34a〜34h,35a〜35hがそれぞれ
が2つに分割された16個の永久磁石34a1〜34h1,
34a2〜34h2,35a1〜35h1,35a2〜35h2が設
けられる。各ブロック32,33は、永久磁石磁極数P
(=8n)と回転方向分割数kとの積と同数の外側面3
2a1〜32h1,32a2〜32h2(第2ブロック33の外
側面は図示せず)を有する正多角柱状、即ち図16にお
いては正16角柱状に形成される。各ブロック32,3
3は、相対的に回転方向に「0°/((m−1)×n)
〜22.5°/((m−1)×n)」のいずれかの角度
だけずらして設けられる。
【0051】各外側面32a1〜32h1,32a2〜32h2
の回転方向両端部には、前記凸部15z,16zと同様
の凸部32z(第2ブロック33の凸部は図示せず)が
形成される。永久磁石34a1〜34h1,34a2〜34h
2,35a1〜35h1,35a2〜35h2は、各凸部32z
間にそれぞれ嵌め込まれて回転方向の位置決めがなされ
て、各外側面32a1〜32h1,32a2〜32h2に固定さ
れる。そして、上記実施形態と同様に、永久磁石34a1
〜34h1,34a2〜34h2,35a1〜35h1,35a2〜
35h2の外周にカバー17が装着され、永久磁石34a1
〜34h1,34a2〜34h2,35a1〜35h1,35a2〜
35h2の飛散が防止される。
【0052】このようにすれば、図18に示すように、
永久磁石34a〜34h,35a〜35hの外側面と固
定子2の円環部4j内周面との平均ギャプが小さくな
る。従って、上記実施形態のように回転方向に分割しな
い永久磁石磁極数Pが「8」の場合でも平均ギャップは
小さいが、永久磁石34a〜34h,35a〜35hを
図16及び図17のように同極を回転方向に分割するこ
とで、平均ギャップを更に小さくすることができる。そ
の結果、漏れ磁束を極力少なく抑えることができ、電動
機の高出力化を図ることができる。
【0053】○上記実施の形態では、永久磁石13a〜
13h,14a〜14hを直方体、即ち径方向断面が四
角形状としたが、該断面がその他の矩形状の永久磁石を
用いてもよい。このようにしても、永久磁石が簡単な形
状であることから、該磁石を簡単に製造できる。しか
も、永久磁石と基部とを平面同士で固定することができ
る。又、永久磁石13a〜13h,14a〜14hの外
周面を円弧状にしてもよい。
【0054】更に、図19及び図20に示すように、径
方向断面を円弧状に形成した永久磁石を用いて上記実施
形態と同様に構成してもよい。即ち、回転子40は略円
柱状の基部41を備え、基部41は相対的に回転方向に
「22.5°」ずれた第1,第2ブロック42,43を
有する。各ブロック42,43にそれぞれ固定される永
久磁石44a〜44h,45a〜45hは、前記凸部1
5z,16zと同様に各外側面42a〜42h(第2ブ
ロック43の外側面は図示せず)の回転方向両端部に設
けた凸部42z,43zによって、該面42a〜42h
に位置決め固定される。そして、例えば、図11と同様
のカバー18及びリングプレート19を装着して永久磁
石44a〜44h,45a〜45hの飛散が防止され
る。
【0055】又、図21に示すように、カバー18とマ
グネット44a〜44h,45a〜45hとの間に隙間
Sが生じるように、リングプレート19の外径及びカバ
ー18の内径を設定してもよい。このようにすれば、寸
法誤差により、マグネット44a〜44h,45a〜4
5hがリングプレート19より径方向外側に突出するこ
とを防止できる。即ち、マグネット44a〜44h,4
5a〜45hがリングプレート19より径方向外側に突
出すると、かしめ時の力がマグネット44a〜44h,
45a〜45hに直接作用し、該マグネット44a〜4
4h,45a〜45hが欠けたり、割れたりするため、
このような不具合が発生しないようにしている。
【0056】○上記実施の形態では、各外側面15a〜
15h,16a〜16hの回転方向両端部に、それぞれ
径方向に突出し、かつ軸方向に連続して延びる8つの凸
部15z,16zを形成したが、凸部の形状、配置、数
はこれに限定されるものではない。又、永久磁石に凸部
又は該凸部が回転方向に係合する凹部のいずれか一方を
設けるとともに、基部にそのいずれか他方を設けてもよ
い。又、凸部15z,16zを省略するようにしてよ
い。このようにすれば、基部12の形状が簡単になるの
で、基部12を容易に形成することができる。
【0057】○上記実施の形態では、永久磁石13a〜
13h,14a〜14hを永久磁石ブロック材20から
切り出して製造したが、粉体を圧縮形成して永久磁石を
製造してもよい。
【0058】上記各実施の形態から把握できる請求項以
外の技術的思想について、以下にその効果とともに記載
する。 (イ) 請求項1〜6のいずれか1項に記載の回転磁界
型電動機において、前記永久磁石の磁極数Pと前記突極
磁極の磁極数Tとの関係が、P=8n、かつ、T=9n
(但し、nは1以上の整数)を満たすものであり、軸方
向に分割した永久磁石の回転方向の相対的なずれ角が、
0°/((m−1)×n)〜22.5°/((m−1)
×n)の範囲内となるように前記永久磁石を位置決めし
たことを特徴とする回転磁界型電動機。このようにすれ
ば、スキュー効果が得られ、コギングトルクの大きさが
小さくなる(図8参照)。
【0059】(ロ) 上記(イ)に記載の回転磁界型電
動機において、前記ずれ角が、10°/((m−1)×
n)〜22.5°/((m−1)×n)の範囲内となる
ように前記永久磁石を位置決めしたことを特徴とする回
転磁界型電動機。このようにすれば、軸方向に分割した
永久磁石を回転方向にずらさない場合と比べて、コギン
グトルクの大きさを約1/2以下に抑えることができる
(図8参照)。
【0060】(ハ) 上記(イ)に記載の回転磁界型電
動機において、前記ずれ角が、22.5°/((m−
1)×n)となるように前記永久磁石を位置決めしたこ
とを特徴とする回転磁界型電動機。このようにすれば、
軸方向に分割した永久磁石を回転方向にずらさない場合
と比べて、コギングトルクの大きさを約1/5以下に抑
えることができる(図8参照)。
【0061】(ニ) 上記(イ)〜(ハ)のいずれか1
項に記載の回転磁界型電動機において、前記基部と前記
永久磁石とを相互に回転方向に係合して、前記基部に対
する永久磁石の回転方向の位置決めを行う位置決め手段
を設けたことを特徴とする回転磁界型電動機。このよう
にすれば、位置決め手段により、永久磁石の回転方向の
位置決めが簡単かつ正確に行われる。
【0062】(ホ) 上記(ニ)に記載の回転磁界型電
動機において、前記位置決め手段は、前記基部における
前記永久磁石を固定するための固定面の回転方向両端部
に設けた凸部であることを特徴とする回転磁界型電動
機。このようにすれば、隣接する凸部間に永久磁石が嵌
め込まれることにより、永久磁石の回転方向の位置決め
が簡単かつ正確に行われる。しかも、位置決め手段を基
部にのみ設ければよいので、永久磁石の形状を複雑化し
ない。
【0063】(ヘ) 請求項1〜6,上記(イ)〜
(ホ)のいずれか1項に記載の回転磁界型電動機におい
て、前記基部を、前記永久磁石の磁極数に対応した数の
外側面を有する正多角柱状に形成するとともに、軸方向
にmブロックに分割し、かつ、各ブロックを相対的に回
転方向に前記所定角度ずらして構成し、前記永久磁石
を、径方向断面が矩形状に形成し、前記基部の各ブロッ
クの外側面にそれぞれ固定するようにしたことを特徴と
する回転磁界型電動機。このようにすれば、永久磁石は
径方向断面が矩形状に形成されるので、該磁石の製造が
簡単である。しかも、永久磁石は正多角柱状の基部の外
周面に平面同士で固定されるので、簡単かつ確実に固定
される。
【0064】(ト) 上記(ヘ)に記載の回転磁界型電
動機において、前記永久磁石を、回転方向においてk
(但し、kは2以上の整数)分割するとともに、前記各
ブロックを、その分割数と前記永久磁石の磁極数との積
と同数の外側面を有する正多角柱状に形成したことを特
徴とする回転磁界型電動機。このようにすれば、永久磁
石と固定子との平均ギャップ(図18参照)が小さくな
り、漏れ磁束が少なくなる。
【0065】(チ) 上記(ヘ)又は(ト)に記載の回
転磁界型電動機において、前記永久磁石の径方向断面が
長方形状となるように該永久磁石を形成したことを特徴
とする回転磁界型電動機。このようにすれば、永久磁石
を極めて簡単に製造することができる。
【0066】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
軸方向に分割した永久磁石を回転方向に相対的にずらし
て配置した回転磁界型電動機において、永久磁石の飛散
を確実に防止することができる回転磁界型電動機を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態の回転磁界型電動機の概略構成図
である。
【図2】 回転子の永久磁石の配置を示す平面図であ
る。
【図3】 回転子の永久磁石の配置を示す側面図であ
る。
【図4】 回転子の構成を示す分解斜視図である。
【図5】 回転子の構成を示す平面図である。
【図6】 直方体の永久磁石の製造方法を示す説明図で
ある。
【図7】 円弧状の永久磁石の製造方法を示す説明図で
ある。
【図8】 ずれ角に対するコギングトルクの変化を示す
特性図である。
【図9】 別例の回転子を示す分解斜視図である。
【図10】 別例の回転子を示す分解斜視図である。
【図11】 別例の回転子を示す分解斜視図である。
【図12】 別例の回転子を示す底面図である。
【図13】 図12のA−A断面図である。
【図14】 別例の回転子を示す分解斜視図である。
【図15】 別例の回転子を示す底面図である。
【図16】 別例の回転子を示す平面図である。
【図17】 別例の回転子を示す側面図である。
【図18】 永久磁石磁極数P×回転方向分割数kの積
に対する平均ギャップの変化を示す特性図である。
【図19】 別例の回転子を示す分解斜視図である。
【図20】 別例の回転子を示す底面図である。
【図21】 図20のB−B断面図である。
【符号の説明】
2…固定子、6a〜6i…突極磁極、10,30,40
…回転子、12,31,41…基部、13a〜13h,
14a〜14h,34a〜34h,35a〜35h,4
4a〜44h,45a〜45h…永久磁石、17,18
…カバー、18a,18b,18c…嵌合孔、18d…
開口部、18e…かしめ部としてのかしめ片、18f…
かしめ部、19…リングプレート、19b…テーパ部、
L1…内径、L2…直径。
フロントページの続き (72)発明者 小澤 尊典 静岡県湖西市梅田390番地 アスモ 株式 会社内 (72)発明者 松下 満彦 静岡県湖西市梅田390番地 アスモ 株式 会社内 Fターム(参考) 5H622 AA02 CA02 CA05 CA14 PP03 PP10 PP11 PP16 PP18 QB03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転方向に複数極の永久磁石を基部に固
    着してなる回転子と、該回転子の外側に配置され、該回
    転子に回転磁界を供給すべく回転方向に複数極の突極磁
    極を有する固定子とを備え、その永久磁石を軸方向にm
    (但し、mは2以上の整数)分割し、その分割した永久
    磁石をそれぞれ同一回転方向に相対的に所定角度ずらし
    て配置した回転磁界型電動機において、 前記永久磁石の外側に、非磁性材料よりなる略円筒状の
    カバーを装着したことを特徴とする回転磁界型電動機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の回転磁界型電動機にお
    いて、 前記カバーの内径を前記永久磁石の外接円の直径より小
    さくし設定し、前記カバーを前記永久磁石の外周に圧入
    したことを特徴とする回転磁界型電動機。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の回転磁界型電動機にお
    いて、 前記カバーはその開口部にかしめ部を有し、該かしめ部
    を折り曲げることにより、前記カバーを前記基部に対し
    て固定、若しくは該カバーの開口部に嵌挿されるリング
    プレートを介して前記基部に対して固定したことを特徴
    とする回転磁界型電動機。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の回転磁界型電動機にお
    いて、 前記リングプレートは、その外縁部に前記かしめ部を鋭
    角に折り曲げ可能なテーパ部を備えることを特徴とする
    回転磁界型電動機。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4に記載の回転磁界型電動
    機において、 前記リングプレートの外径及び前記カバーの内径を、前
    記永久磁石の外接円の直径より大きくなるように設定し
    たことを特徴とする回転磁界型電動機。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の回
    転磁界型電動機において、 前記カバーは有底円筒状に形成され、その底部に前記回
    転子の回転軸と相対回転不能に嵌合する嵌合孔を備える
    ことを特徴とする回転磁界型電動機。
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