JP2001218043A - 画像入出力処理装置及び画像入出力処理方法 - Google Patents

画像入出力処理装置及び画像入出力処理方法

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JP2001218043A
JP2001218043A JP2000022961A JP2000022961A JP2001218043A JP 2001218043 A JP2001218043 A JP 2001218043A JP 2000022961 A JP2000022961 A JP 2000022961A JP 2000022961 A JP2000022961 A JP 2000022961A JP 2001218043 A JP2001218043 A JP 2001218043A
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Eiji Ohara
栄治 大原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】紙幣等の偽造防止のために特定画像を含む原稿
の判定を迅速に行う。 【解決手段】読み取った画像は、特定画像を含む場合に
は記憶装置110に格納され、判定回路111による判
定結果もまた付帯情報として記憶される。印刷時には付
帯情報が参照され、特定画像を含むか否かの判定が行わ
れ、しかも特定画像を含まない旨の付帯情報を持つ画像
データだけが印刷される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力画像が特定画
像であるか判定し、判定結果に応じて画像データの入出
力制御を行うという、画像入出力処理装置及び画像入出
力処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年において、例えば複写機の高画質化
やカラー化に伴い、有価証券や紙幣等の本来複写される
べきでない原稿についての偽造の危惧が生じている。
【0003】一方、複写機等の画像処理において、これ
らの偽造行為を防止するために、予め特定原稿に電子透
かし情報を挿入し、電子透かし情報を抽出した場合に
は、一般に出力画像に加工を施す等の対策を行ってい
た。あるいは、偽造防止の対象となる特定原稿に描かれ
た画像(特定画像と呼ぶ)の特徴データをあらかじめ保
持し、入力された画像信号の特徴と比較することによ
り、特定原稿であるか否かを判定する方法が提案されて
いる。特定原稿であると判定された場合には、一般に出
力画像に加工を施す等の対策を行っていた。
【0004】近年、有価証券や紙幣等の本来複写される
べきでない原稿は多岐にわたっている。特定原稿の偽造
を防止するためには、これら多くの特定原稿について、
誤判定することなく精度良く判定する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
多岐にわたる特定原稿を判定するためには、複雑な処理
を繰り返し行い、判定処理するために多くの時間を必要
とする。このため、例えば複数枚の原稿を複数部数複写
する場合には、複写するためのパフォーマンスが著しく
落ちてしまうという欠点があった。
【0006】また、パフォーマンスをあげようとして判
定処理時間を短くすると、判定可能な特定原稿の種類が
制限され、しかも、誤判定も増えるという欠点を有して
いた。
【0007】本発明は、上記従来例に鑑みてなされたも
ので、偽造防止における特定原稿の判定処理による負荷
を軽減し、また確実に偽造行為を防止することができる
画像入出力処理装置及び画像入出力処理方法を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のような構成からなる。
【0009】入力された画像データが特定画像を含むか
否かを判定する判定手段と、前記判定手段の結果を付帯
情報として記憶する付帯情報記憶手段と、画像データを
画像として出力する出力手段と、前記付帯情報に基づい
て、前記出力手段による画像の出力を制御する制御手段
とを備える。
【0010】更に好ましくは、前記付帯情報はさらに、
画像データが前記特定画像を含むか否かの判定結果の有
無、あるいは、前記特定画像と判定された画像データへ
の制御方法の、少なくともいずれかを含む。
【0011】更に好ましくは、前記制御手段は、前記判
定手段により判定が行われていない画像データについて
は、それを出力しないよう前記出力手段を制御する。
【0012】更に好ましくは、前記制御手段は、画像デ
ータに対応する付帯情報がない場合に、該画像データは
前記判定手段による判定が行われていないものとして出
力しないよう前記出力手段を制御する。
【0013】更に好ましくは、前記制御手段は、前記付
帯情報に、それに対応する画像データに対して前記判定
手段による判定が行われていないことを示す情報が含ま
れている場合に、前記画像データを出力しないよう前記
出力手段を制御する。
【0014】更に好ましくは、前記制御手段は、前記付
帯情報に、それに対応する画像データが前記特定画像を
含むことを示す情報が含まれている場合に、前記画像デ
ータを出力しないよう前記出力手段を制御する。
【0015】更に好ましくは、前記制御手段は、前記付
帯情報に、それに対応する画像データが前記特定画像を
含むことを示す情報が含まれている場合に、その旨使用
者に報知する。
【0016】更に好ましくは、前記判定手段により特定
画像を含むと判定された画像を変更する変更手段を更に
備え、前記付帯情報には、前記変更手段により画像デー
タが変更された旨を示す情報が含まれる。
【0017】更に好ましくは、前記制御手段は、前記付
帯情報に、それに対応する画像データが変更された旨を
示す情報が含まれている場合に、前記画像データを出力
しないよう前記出力手段を制御する。
【0018】更に好ましくは、前記制御手段は、前記付
帯情報に、それに対応する画像データが変更された旨を
示す情報が含まれている場合に、その旨使用者に報知す
る。
【0019】更に好ましくは、入力された画像データを
記憶する記憶手段を更に備え、前記制御手段は、前記入
力された画像データを、複数部数、前記出力手段より出
力する場合、前記付帯情報に応じて、前記記憶手段に記
憶された画像データを繰り返し読み出す制御を行う。
【0020】更に好ましくは、前記制御手段は、前記入
力された画像データが前記判定手段により特定画像を含
むと判定された場合、前記記憶手段への記憶を禁止する
か、あるいは、前記画像データに修正処理を行って前記
記憶手段へ記憶するか、あるいは、前記記憶手段に記憶
した画像データを消去するか、いずれかの処理を遂行す
る。
【0021】更に好ましくは、前記判定手段は、前記画
像データに特定の電子透かし情報が挿入されているかを
判定することで、特定画像を含むか否かを判定する。
【0022】更に好ましくは、前記判定手段は、前記画
像データから得られた特徴と、予め設定された特定画像
の特徴との類似度に基づいて、前記画像データが特定画
像を含むか否かを判定する。
【0023】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]以下、本発
明の第1の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0024】本発明に係る画像入出力処理方法は、例え
ば、図1に示すような画像入出力処理装置100により
実施される。この画像入出力処理装置100は、本発明
に係る画像入出力処理装置を適用したものでもある。
【0025】<画像入出力処理装置の構成及び動作>次
に図1を参照して画像入出力処理装置100の構成及び
一連の動作について説明する。
【0026】画像入出力処理装置100には、スキャナ
回路101により取り込まれた画像データや、ファクシ
ミリ回路103により受信された画像データ、或いは、
PDL回路104により得られた画像データが入力され
る。
【0027】スキャナ回路101は、原稿上をスキャン
して読み取られた画像データを入出力制御回路107に
供給する。また、ファクシミリ回路103は画像データ
の送受信が可能なものであり、受信した画像データを入
出力制御回路107に供給する。また、PDL回路10
4は、ホストコンピュータ(単にホストとも呼ぶ)10
6で生成されインターフェース回路105を介して伝送
されてきたPDLデータをビットマップ画像に展開す
る。ここで、インターフェース回路105は、PDL回
路104へのPDLデータの供給、入出力制御回路10
7とのデータの授受を行うと共に、ホスト106と画像
データの双方向通信をも行う。
【0028】そして、入出力制御回路107は、バッフ
ァメモリ回路108との画像データの書込及び読出動作
の制御、及び圧縮伸長回路109を介して記憶装置11
0との画像データの書込及び読出動作の制御等を行うこ
とで、スキャナ回路101やファクシミリ回路103、
或いはPDL回路104から供給された画像データをバ
ッファメモリ回路108に記憶すると共に、圧縮伸長回
路109を介してMO(光磁気ディスク)ドライブやハ
ードディスク等からなる記憶装置110に蓄積する。ま
た、入出力制御回路107は、供給された画像データを
判定回路111に供給する。
【0029】判定回路111は、入出力制御回路107
からの画像データが特定画像であるか否かを判定し、そ
の判定結果をシステム制御回路112に供給する。
【0030】システム制御回路112はCPU等からな
り、操作部等のMMI(マンマシンインターフェース)
回路114により行われた画像入出力処理装置100に
関する各種設定、及びROM113に予め記憶された処
理プログラムに従って、画像入出力処理装置100全体
の動作制御を行う。特に、システム制御回路112は、
判定回路111の判定結果に従って、入出力制御回路1
07の動作制御を行う。
【0031】入出力制御回路107は、システム制御回
路112の制御に従って、上述のようにして記憶装置1
10に蓄積した画像データを圧縮伸長回路109を介し
て、画像データの印刷出力を行うプリンタ装置102に
供給する。
【0032】プリンタ装置102は、入出力制御回路1
07からの画像データを印刷出力する。
【0033】<システム制御回路112の構成>つぎ
に、上述したシステム制御回路112について具体的に
説明する。
【0034】ROM113には、例えば、図2Aに示す
ようなフローチャートに従った制御プログラムが予め格
納されており、この制御プログラムは、システム制御回
路112により読み出され実行されるようになされてい
る。これにより、画像入出力処理装置100は、以下の
ように動作する。尚、図2Aの制御プログラムは、複写
機能を実現するためのものであり、この複写機能は、画
像入出力装置100が有する機能の一部の機能である。
【0035】システム制御回路112により、ROM1
13に格納されている図2の手順の制御プログラムが読
み出されて実行されると、システム制御回路112は、
画像読込指示を、入出力制御回路107を介して、例え
ばスキャナ回路101に発行する。これにより、スキャ
ナ回路101は、図示していない原稿上の画像を、ディ
ジタル方式の画像データ(以下、イメージデータと言
う)として読み取る(ステップS201)。
【0036】ステップS201でスキャナ回路101に
より読み取られたイメージデータは、入出力制御回路1
07の制御により、バッファメモリ回路108に記憶さ
れる(ステップS202)。
【0037】また、読み取られたイメージデータは、入
出力制御回路107の制御により、判定回路111にも
与えられる。判定回路111は、与えられたイメージデ
ータが特定画像であるか否かを、電子透かしの有無ある
いは特徴の照合によって判定する(ステップS20
3)。
【0038】電子透かしの有無によって判定する場合、
判定回路111は、入出力制御回路107により与えら
れたイメージデータに予め挿入された特定の電子透かし
情報があるか否かを判定する。与えられたイメージデー
タに電子透かし情報があった場合にはイメージデータが
特定画像であると判定される。
【0039】特徴の照合によって判定する場合、判定回
路111は、与えられたイメージデータの特徴を抽出
し、その特徴データと、予め保持された特定画像、例え
ば、本来複写されるべきでない有価証券や紙幣等の特定
画像の特徴データとを比較してその類似度を判定する。
与えられたイメージデータと特定画像との類似度が所定
値以上の場合にはイメージデータが特定画像であると判
定される。
【0040】この判定処理の詳細は後述する。判定回路
111の判定結果は、システム制御回路112に供給さ
れる。
【0041】システム制御回路112は、判定回路11
1の判定結果により、イメージデータが特定画像でなか
った場合、ステップS203でバッファメモリ回路10
8に記憶されたイメージデータを記憶装置110に蓄積
するように、入出力制御回路107に指示を与える。こ
れにより、入出力制御回路107は、バッファメモリ回
路108からイメージデータを読み出し、圧縮伸長回路
109に供給する。圧縮伸長回路109は、入出力制御
回路107により供給されたイメージデータを、所定の
圧縮方式で圧縮して(ステップS204)、記憶装置1
10に蓄積する(ステップS205)。
【0042】また、システム制御回路112は、判定回
路111により前記イメージデータが特定画像であると
判定された場合、上述のステップS204及びステップ
S205の各処理を行わないように、入出力制御回路1
07に指示を与える。これにより、イメージデータが特
定画像であると判定された場合には、バッファメモリ回
路108に記憶されたイメージデータは、記憶装置11
0に蓄積されないことになる。
【0043】また、イメージデータが特定画像であった
場合には、そのイメージデータが特定画像であり、記憶
装置110へ蓄積しなかった旨を示す情報を付帯情報と
して記憶装置110に記憶する(ステップS206)。
このステップ206では、イメージデータが特定画像で
ないと判定された場合も、特定画像ではなかったと判定
された旨を示す情報を付帯情報として記憶装置110に
記憶するようにしてもよい。この付帯情報を利用するこ
とで、例えば、入力画像に制限が加えられたかどうか等
を容易に認識することができる。また、特定画像ではな
かった場合に、その旨を付帯情報として記憶しておくこ
とで、記憶装置110に多くのイメージがイメージデー
タとして蓄積されている場合にも、特定画像を含むか否
かの判定が行われたイメージであるか、それとも判定が
行われていないイメージであるかを、付帯情報から判定
することができる。また、付帯情報には、特定画像と判
定された画像データへの制御方法を表す情報を含ませて
おいても良い。この場合には、その制御方法に従って画
像データは処理される。
【0044】上述のようなステップS203の判定処理
が行われ、その判定結果に従った処理が行われた後、シ
ステム制御回路112は、入出力制御回路107を介し
て、スキャナ回路101により次の画像が読み取られ入
力されたか否かを認識する(ステップS207)。例え
ば、スキャナ回路101に自動原稿搬送器(図示せず)
が接続されており、その自動原稿搬送器により複数の原
稿が搬送され原稿上の画像が読み取られる場合、自動原
稿搬送器の原稿載置センサ等の出力により、システム制
御回路112は次の原稿があるか否かを認識する。次の
原稿があった場合には、上述したステップS201以降
の処理を繰り返し行うような動作制御を行う。このと
き、記憶装置110には複数のイメージデータが蓄積さ
れることになるが、各イメージデータのアドレス管理は
システム制御回路112により行われる。
【0045】次に、システム制御回路112は、例え
ば、MMI回路114により設定した印刷部数を認識
し、その設定された印刷部数分のプリンタ装置での印刷
出力を終了したか否かを判別する(ステップS20
8)。
【0046】そして、システム制御回路112は、ステ
ップS208の判別の結果、最終部まで印刷出力が終え
ていない場合には、これから読み出そうとするイメージ
データの付帯情報を読み出して、その内容を判定する
(ステップS214)。もし、イメージデータに対応す
る付帯情報が読み出せなければ、その付帯情報に対応し
たイメージデータは、特定画像を含むか否かの判定が未
だなされていないものと判断される。また、付帯情報を
読み出せても、「特定画像である」旨を示す内容である
場合には、そのイメージデータには特定画像が含まれる
ものと判断される。これらの場合には、そのイメージデ
ータの出力はスキップされる。付帯情報が読み出せ、か
つ、その内容が「特定画像である」旨ではない場合に限
り、ステップS209に進んでそのイメージデータの印
刷が行われる。
【0047】なお、本実施形態では、特定画像を含むと
判定されたイメージデータは読み捨てられてしまうた
め、判定回路が正常に動作している限りは、付帯情報を
参照しなくとも特定画像は複写されることはない。しか
しながら、判定回路が停止した状態で複写が行われたよ
うな場合には、特定画像を含むか否かの判定が行われな
いまま複写が実行される場合もあり得る。このような場
合に、付帯情報を参照することで、偽造防止機能が停止
した状態での原稿の複写を防止することができる。
【0048】さて、ステップS209においては、記憶
装置110に蓄積されたイメージデータを読み出すよう
に、入出力制御回路107に指示を与える。これによ
り、入出力制御回路107は、記憶装置110の読出動
作を制御することで、記憶装置110に蓄積されたイメ
ージデータのうち、蓄積順に従った1つのイメージデー
タを読み出して圧縮伸長回路109に与える(ステップ
S209)。圧縮伸長回路109は、記憶装置110か
らのイメージデータを所定の伸長方式で伸長する(ステ
ップS210)。
【0049】次に、入出力制御回路107は、ステップ
S210で圧縮伸長回路109により伸長されたイメー
ジデータをバッファメモリ回路108に記憶する(ステ
ップS211)。
【0050】次に、入出力制御回路107は、ステップ
S211でバッファメモリ回路108に記憶したイメー
ジデータを読み出してプリンタ装置102に供給する。
これにより、プリンタ装置102は、入出力制御回路1
07により供給されたイメージデータを印刷出力する
(ステップS212)。
【0051】次に、システム制御回路112は、入出力
制御回路107を介して、記憶装置110に蓄積された
全てのイメージデータが読み出され印刷出力し終えたか
否かを判別する(ステップS213)。
【0052】そして、システム制御回路112は、ステ
ップS213の判別の結果、全てのイメージデータを印
刷し終えていない場合には、上述したステップS209
以降の処理を繰り返し行うような動作制御を行う。
【0053】これにより、記憶装置110に蓄積された
全てのイメージデータは、蓄積順に読み出されて、プリ
ンタ装置102で印刷出力される。
【0054】上述のようにして、記憶装置110に蓄積
された全てのイメージデータの印刷出力が終了すると、
システム制御回路112は、ステップS213の判別の
結果により、これを認識してステップS208の判別処
理に戻り、再度、最終部までの印刷出力をし終えたか否
かを判別する。そして、システム制御回路112は、ス
テップS208の判別の結果、最終部までの印刷を終了
した場合に、本処理を終了し、未だ終了していない場合
には、上述したステップS209以降の処理を繰り返し
行うような動作制御を行う。
【0055】したがって、1部のみの印刷出力の場合
は、記憶装置110に蓄積されたイメージデータの数だ
け、ステップS209〜ステップS212の処理が繰り
返し行われることで、記憶装置110から蓄積順にイメ
ージデータが読み出されて、プリンタ装置102から順
次印刷出力される。
【0056】また、複数部数印刷出力する場合には、上
述の1部数のみの印刷出力の場合の処理が、設定された
部数だけ繰り返し行われることで、記憶装置110から
蓄積順にイメージデータが繰り返し読み出されて、プリ
ンタ装置102から順次印刷出力される。
【0057】印刷出力を行う際には、事前に記憶装置1
10に記憶された付帯情報を確認しており、特定画像で
あるか否かどうかを判定した結果、特定画像ではないと
判定されたイメージデータのみ印刷出力を行い、上述し
た特定画像と判定されたイメージデータについては、記
憶装置110には蓄積されていないため、プリンタ装置
102から印刷出力されない。
【0058】つぎに、上述した判定回路111で行われ
る判定処理(ステップS203)について具体的に説明
する。
【0059】まず本実施例で用いた特定画像として電子
透かしを応用した例について説明する。例えばスキャナ
回路101により読み取られるイメージデータ(以下、
入力画像とも言う)を入力する。
【0060】上記入力された入力画像をブロック分割
し、ブロック毎にフーリエ変換を施し周波数成分を抽出
する。
【0061】この結果得られた周波数領域の入力画像は
振幅スペクトルと位相スペクトルに分離され、この振幅
スペクトルに含まれるレジストレーション信号を検出す
る。
【0062】画像に埋め込まれた低周波成分の信号は、
高周波性成分の信号の埋め込みに比べ、人間の視覚特性
からノイズとして認識されやすいという欠点があり、ま
た、画像に埋め込まれた高周波成分は、JPEG圧縮な
どの非可逆圧縮方式はローパスフィルタ的な効果がある
ため、圧縮伸長処理により除去されてしまうという欠点
がある。これらの欠点を踏まえて、レジストレーション
信号は、人間の知覚には認識されにくい第1の周波数レ
ベル以上であって、非可逆圧縮/伸長により除去されな
い第2の周波数レベル以下の中間レベルの周波数のイン
パルス信号により埋め込まれている。
【0063】レジストレーション検出では、振幅スペク
トルに含まれる前述した中間レベルの周波数領域のイン
パルス性の信号を抽出する。
【0064】抽出されたインパルス信号の座標から、入
力画像のスケーリング率を算出する。電子透かしを検出
する判定回路111では、スケーリングが行われていな
い判定対象画像のどの周波数成分にインパルス信号が埋
め込まれているかを予め認識している。
【0065】この予め認識している周波数と、インパル
スが検出された周波の比によりスケーリング率を算出す
ることができる。例えば予め認識している周波数をa、
検出されたインパルスの信号の周波数をbとするとa/
bのスケーリングが施されていることが分かる。これは
公知のフーリエ変換の性質である。
【0066】このスケーリング率により入力画像に含ま
れる電子透かしを検出するためのパターンのサイズを決
定し、このパターンを用いた畳み込みを行なうことでデ
ジタル画像データに含まれる電子透かしを検出する。
【0067】尚、電子透かしは、入力画像を構成するい
ずれの成分に付加されていてもよいが、本実施形態では
人間の視覚上もっとも鈍感である青成分に付加されてい
て、この場合上記パターン検出は青成分に行われる。
【0068】また、入力画像を構成する可視の色成分に
電子透かしを付加するのではなく、特定周波数成分に情
報を生めこむ電子透かしが入力画像に埋め込まれている
場合には、入力画像にフーリエ変換した後の特定周波数
に対して電子透かしを検出する用処理を行なってもよ
い。
【0069】また、上述した判定回路111とは異なる
判定処理(ステップS203)について説明すると、例
えば、スキャナ回路101により読み取られるイメージ
データがカラー画像のデータある場合、判定回路111
により、その入力画像と、特定画像とを各々共通色空間
に変換し、その共通色空間にて、画素単位で、入力画像
と特定画像の比較を行う。
【0070】そこで、判定回路111は、例えば、図3
に示すように、入出力制御回路107(上記図1)から
のイメージデータが供給される判定ROM151と、判
定ROM151の出力が供給される積分器152と、積
分器152の出力が供給される判別回路153と、判別
回路153によりアクセスされるメモリ154とを備え
ており、判別回路153の出力がシステム制御回路11
2(上記図1)に供給されるようになされている。
【0071】上述のような判定回路111において、判
定ROM151は、入出力制御回路107からのイメー
ジデータを、アドレス入力として読み出されたデータを
積分器152に供給するが、このとき、判定ROM15
1に、特定画像の色空間データに入力画像の色空間デー
タが含まれている場合には「1」の数値を、含まれてい
ない場合には「0」の数値を各々割り当て、これらの数
値を積分器152の入力X(i)とする。
【0072】積分器152は、判定ROM151からの
X(i)を持って、 Y(i)=AY(i−1)+255(1−A)X(i) i=1,2,3,・・・0<A<1 なる式に示される演算を行い、積分値Y(i)を判別回
路153に供給する。
【0073】判別回路153は、積分器152の出力で
ある積分値Y(i)が、予め設定されている数値(設定
値A)以上である画素数を求める。これにより、入力画
像中に特定画像と思われる領域の画素数が算出されるこ
とになる。
【0074】ここで、積分値Y(i)を用いているの
は、入力画像が特定画像の色空間データに含まれる場
合、ある程度画素が連続して含まれるようになるため、
積分することで、散発的に含まれる画素をふるいにかけ
るためである。
【0075】判別回路153は、上述のようにして算出
された画素数が、予め設定されている値(設定値B)以
上である場合、入力画像が特定画像の色空間をある程度
の領域含む画像であり、特定画像である可能性が高いこ
とを認識し、さらに、その類似度の判定処理を行う。
【0076】すなわちこの場合、判別回路153は、例
えば、色空間の任意の色を、メモリ154のアドレスに
相当させ、積分器152の出力である積分値Y(i)
が、設定値A以上である画素の色に相当するメモリ15
4上のアドレスに「1」を記憶し、これを入力画像の画
素全てに対して行う。
【0077】そして、判別回路153は、メモリ154
上で「1」に記憶された画素数を計数し、その計数値が
予め設定されている値(設定値C)以上であれば、入力
画像が特定画像と類似していると判定し、その判定結果
をシステム制御回路112に供給する。
【0078】このようにして、判別回路153により類
似度を判定することで、積分器152の出力である積分
値Y(i)の計数値が同一色を複数計数する場合による
重複を避け、特定画像の色空間を広い範囲にわたり含ん
でいるか否かを判定することができる。
【0079】尚、判定回路111での判定処理は、上記
図3に示した構成により入力画像が特定画像であるか否
かを判定するようにしたが、これに限らず、他のアルゴ
リズムに従って、その判定を行うようにしてもよい。要
するに、この実施の形態では、少なくとも入力画像が特
定画像であるか否かを判定できればよい。
【0080】上述のように、第1の実施の形態では、入
力手段より入力された画像データが特定画像であるか否
かの判定に関する付帯情報を上記記憶手段に上記画像デ
ータとともに記憶しており、例えば複数原稿を複数部数
複写する場合には、上記付帯情報を確認して、複写を繰
り返すことが可能なため、偽造防止における判定処理の
軽減を行うことができ、しかも、入力画像が特定画像と
判定された場合には、その入力画像を記憶装置110に
蓄積しないように構成したことにより、偽造行為を確実
に防止することができる。
【0081】[第1の実施の形態の変形例] (1)なお、第1の実施形態では、ステップS214で
の判定の結果、「特定画像を含むか否かの判定済み」か
つ「特定画像を含まない」場合にステップS209に進
み、そうでない場合には、そのままステップS213に
進んで次の画像の処理を行うが、図2Bのように、利用
者に対する警告を表示出力することもできる。図2B
は、図2AのステップS214と置換されるステップで
ある。図2AのステップS208の後、「特定画像を含
むか否かの判定済み」であるか否かの判定を行い(ステ
ップS221)、判定済みでなければ、ステップS22
2においてMMI回路114の有する表示パネルなど
に、未判定の画像であるために複写されない旨表示す
る。
【0082】判定済みであっても、ステップS223に
おいて特定画像を含んでいたと判定された場合には、ス
テップS224で特定画像であるために複写されない旨
表示する。
【0083】このようにすることで、利用者に偽造防止
のための警告を与えることができる。なお、図2Bの手
順は、後述する図4,5,6にも適用することができ
る。
【0084】(2)また、上述した第1の実施の形態で
は、図2の制御プログラムにおいて、ステップS203
の判別処理により、入力されたイメージデータが特定画
像であった場合には、そのイメージデータを記憶装置1
10に蓄積しないようにしたが、例えば、図7A中に示
すように、特定画像と判定されたイメージについては、
そのイメージデータから修正画像を生成する加工処理を
行って記憶装置110に蓄積するようにしてもよい(ス
テップS204′)。
【0085】すなわち、ステップS203の判別処理に
より、入力されたイメージデータが特定画像であった場
合、システム制御回路112は、バッファメモリ回路1
08に記憶されたイメージデータに、例えば、予め保持
された特定のパターンを付加して記憶装置110に蓄積
するように、入出力制御回路107に指示を与える。こ
れにより、入出力制御回路107は、バッファメモリ回
路108からイメージデータを読み出し、そのイメージ
データに上記特定パターンを付加して、圧縮伸長回路1
09に供給する。圧縮伸長回路109は、入出力制御回
路107からの上記特定パターンが付加されたイメージ
データ(修正画像)を、所定の圧縮方式で圧縮して(ス
テップS204′)、記憶装置110に蓄積する(ステ
ップS205)。したがって、この場合には、プリンタ
装置110から印刷出力されるイメージデータのうち、
特定画像と判定されたイメージデータについては、特定
パターンが付加されたものが印刷出力されることにな
る。
【0086】尚、上述したようにイメージデータが特定
画像であった場合、その修正画像を記憶装置110へ蓄
積するようにしたが、特定画像か否かの判定処理を行
い、その判定の結果、特定画像であると判定し、記憶装
置110へ修正画像を蓄積した旨を示す情報を付帯情報
として記憶装置110に記憶するようにしてもよい(ス
テップS206)。また、イメージデータが特定画像で
なかった場合も、特定画像か否かの判定処理を行い、そ
の判定の結果、特定画像であると判定し、特定画像では
なかったと判定した旨を示す情報を付帯情報として記憶
装置110に記憶するようにしてもよい(ステップS2
06)。
【0087】この付帯情報を利用することで、例えば、
入力画像に制限が加えられたかどうか等を容易に認識す
ることができる。
【0088】(3)また、図7Aでは、ステップS21
4での判定の結果、「特定画像を含むか否かの判定済
み」かつ「特定画像を含まない」場合にステップS20
9に進み、そうでない場合には、そのままステップS2
13に進んで次の画像の処理を行うが、図7Bのよう
に、利用者に対する警告を表示出力することもできる。
図7Bは、図7AのステップS214と置換されるステ
ップである。図7AのステップS208の後、「特定画
像を含むか否かの判定済み」であるか否かの判定を行い
(ステップS231)、判定済みでなければ、ステップ
S232においてMMI回路114の有する表示パネル
などに、未判定の画像であるために複写されない旨表示
する。
【0089】判定済みであっても、ステップS233に
おいて特定画像を含んでいた、すなわち印刷されるのは
修正された画像であると判定された場合には、ステップ
S224で特定画像であるために修正が加えられている
旨表示する。
【0090】このようにすることで、利用者に偽造防止
のための警告を与えるとともに、出力された画像が原稿
の複写ではないことを知らせることができる。なお、図
7Bの手順は、後述する図4,6,8にも適用すること
ができる。
【0091】(4)また、記憶手段110に蓄積された
入力画像を蓄積順に読み出すようにしたが、これに限ら
ず、蓄積順とは異なる順序で読み出すようにしてもよ
い。これにより、例えば、プリンタ装置102で印刷出
力された用紙を中綴じすることでパンフレットを作成す
る場合のように、用紙の表裏面に適宜順序を入れ換えて
印刷する必要がある場合にも対応することができる。
【0092】(5)また、付帯情報を入力されたすべて
の画像に対して生成し、特定画像の判定が行われた否か
の情報を持たせるようにしても良い。この場合には、判
定が行われたか否かは、付帯情報の有無ではなく、付帯
情報に含まれる情報によって判断できる。
【0093】[第2の実施の形態]つぎに、第2の実施
の形態について説明する。
【0094】上述した第1の実施の形態では、入力画像
が特定画像であった場合には、その入力画像を記憶装置
110に蓄積しない、或いは、加工処理を行って蓄積す
るようにしたが、ここでは、入力画像を一旦記憶装置1
10に蓄積し、蓄積画像のうち特定画像と判定した画像
を消去する。
【0095】このため、上記図2の制御プログラムを、
例えば、図4に示すようなフローチャートに従った制御
プログラムとする。この上記図4の制御プログラムも、
ROM113に予め格納されており、システム制御回路
112により読み出され実行されるようになされてい
る。
【0096】尚、上記図4の制御プログラムにおいて、
上記図2の制御プログラムと同様に処理するステップに
は同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。また、
上記図4の制御プログラムが実行されることで動作する
装置は、上記図1の画像入出力処理装置100と同様の
構成としているため、その詳細な説明を省略する。
【0097】以下、上述した第1の実施の形態と異なる
点についてのみ、具体的に説明する。
【0098】先ず、システム制御回路112により、R
OM113に格納されている上記図4の制御プログラム
が読みだ出され実行されると、システム制御回路112
は、画像読込指示を入出力制御回路107を介してスキ
ャナ回路101に発行する。これにより、イメージデー
タが読み取とられ(ステップS201)、入出力制御回
路107の制御により、バッファメモリ回路108に記
憶される(ステップS202)。
【0099】次に、システム制御回路112は、ステッ
プS202でバッファメモリ回路108に記憶されたイ
メージデータを記憶装置110に蓄積するように、入出
力制御回路107に指示を与える。これにより、入出力
制御回路107は、バッファメモリ回路108からイメ
ージデータを読み出し、圧縮伸長回路109に供給す
る。圧縮伸長回路109は、入出力制御回路107によ
り供給されたイメージデータを、所定の圧縮方式で圧縮
して(ステップS204)、記憶装置110に蓄積する
(ステップS205)。
【0100】次に、システム制御回路112は、入出力
制御回路107を介して、スキャナ回路101により次
の画像が読み取られ入力されたか否かを認識し(ステッ
プS206)、次の原稿があった場合には、上述したス
テップS201以降の処理を繰り返し行うような動作制
御を行う。
【0101】上述のようにして、スキャナ回路101に
より読み取られたイメージデータが全て記憶装置110
に蓄積された後、システム制御回路112は、記憶装置
110に蓄積されたイメージデータを読み出して判定回
路111に供給するように、入出力制御回路107に指
示を与える。これにより、入出力制御回路107は、記
憶装置110の読出動作を制御することで、記憶装置1
10に蓄積されたイメージデータのうち、蓄積順に従っ
た1つのイメージデータを圧縮伸長回路109に与え
る。圧縮伸長回路109は、記憶装置110からのイメ
ージデータを所定の伸長方式で伸長する。この圧縮伸長
回路109で伸長されたイメージデータは、入出力制御
回路107の制御により、判定回路111に供給され、
判定回路111は、上記イメージデータに予め挿入され
た特定の電子透かし情報があるか否かで特定画像である
か否かを判定するか、或いは供給されたイメージデータ
の特徴を抽出し、その特徴データと、予め保持された特
定画像の特徴データとを比較することで、その類似度に
より上記イメージデータが特定画像であるか否かを判定
する(ステップS203)。この判定回路111の判定
結果は、システム制御回路112に供給される。
【0102】システム制御回路112は、判定回路11
1の判定結果により、上記イメージデータが特定画像で
あった場合のみ、上記イメージデータを記憶装置110
から消去するように、入出力制御回路107に指示を与
える。これにより、入出力制御回路107は、蓄積装置
1110から上記イメージデータを消去する(ステップ
S301)。
【0103】尚、上述したようにイメージデータが特定
画像であった場合、そのイメージデータを記憶装置11
0より消去するようにしたが、特定画像か否かの判定処
理を行い、その判定の結果、特定画像であると判定し、
記憶装置110より消去を行った旨を示す情報を付帯情
報として記憶装置110に記憶するようにしてもよい
(ステップS302)。また、イメージデータが特定画
像でなかった場合も、特定画像か否かの判定処理を行
い、その判定の結果、特定画像であると判定し、特定画
像ではなかったと判定した旨を示す情報を付帯情報とし
て記憶装置110に記憶するようにしてもよい(ステッ
プS302)。
【0104】この付帯情報を利用することで、例えば、
入力画像に制限が加えられたかどうか等を容易に認識す
ることができる。
【0105】上述のようなステップS203の判定処
理、及びその判定結果に従ったステップS301の消去
処理は、記憶装置110に蓄積されているイメージデー
タ全てに対して行われる。
【0106】したがって、記憶装置110は、特定画像
でないイメージデータのみが蓄積された状態となる。
【0107】その後、ステップS207〜ステップS2
13の各処理を実行することで、記憶装置110に蓄積
されたイメージデータを読み出して、プリンタ装置10
2で印刷出力する。
【0108】尚、印刷出力を行う際、事前に記憶装置1
10に記憶された付帯情報を確認しており、特定画像で
あるか否かどうかを判定した結果、特定画像ではないと
判定されたイメージデータのみ印刷出力を行い、上述し
た特定画像と判定されたイメージデータについては、記
憶装置110では消去されているため、プリンタ装置1
02から印刷出力されないことになる。
【0109】したがって、上述のように、第2の実施の
形態では、入力手段より入力された画像データが特定画
像であるか否かの判定に関する付帯情報を上記記憶手段
に上記画像データとともに記憶しており、例えば複数原
稿を複数部数複写する場合には、上記付帯情報を確認し
て、複写を繰り返すことが可能なため、偽造防止におけ
る判定処理の軽減を行うことができ、しかも、入力画像
が特定画像と判定された場合には、その入力画像を記憶
装置110では消去するように構成したことにより、偽
造行為を確実に防止することができる。
【0110】尚、上述した第2の実施の形態では、記憶
装置110の蓄積画像のうち、特定画像と判定された画
像については消去するようにしたが、これに限らず、そ
の画像については修正を加えて、記憶装置110に再度
蓄積しなおすようにしてもよい。したがって、プリンタ
装置102から印刷出力される画像のうち、特定画像と
判定された画像については、修正が加えられた画像が印
刷出力されることになる。これにより、偽造行為を確実
に防止することができる。
【0111】[第3の実施の形態]つぎに、第3の実施
の形態について説明する。
【0112】上述した第1及び第2の各実施の形態で
は、スキャナ回路101で読み取ったイメージデータを
プリンタ装置102で印刷出力するようにしたが、ここ
では、ホスト106から転送されてきたPDLデータを
展開してプリンタ装置102で印刷出力する(通信機
能)。
【0113】このため、例えば、図2の制御プログラム
を、図5に示すようなフローチャートに従った制御プロ
グラムとする。この図5の制御プログラムも、ROM1
13に予め格納されており、システム制御回路112に
より読み出され実行されるようになされている。
【0114】尚、図5の制御プログラムにおいて、図2
の制御プログラムと同様に処理するステップには同じ符
号を付し、その詳細な説明は省略する。また、図5の制
御プログラムが実行されることで動作する装置は、図1
の画像入出力処理装置100と同様の構成としているた
め、その詳細な説明を省略する。
【0115】以下、上述した第1の実施の形態と異なる
点についてのみ、具体的に説明する。
【0116】先ず、システム制御回路112により、R
OM113に格納されている図5の制御プログラムが読
みだ出され実行されると、ホスト106で生成されたイ
メージデータは、例えば、SCSI(Small Computer Sy
stem Interface)やTCP(Transmission Control Proto
col)/IP(Internet Protocol)等の汎用プロトコル制
御により、インターフェース回路105を介してPDL
回路104に転送される。システム制御回路112は、
PDL展開指示を入出力制御回路107を介してPDL
回路104に発行する。これにより、PDL回路104
は、ホスト106から転送されてきたイメージデータ
(PDLデータ:PDLで記述されたデータ)をビット
マップに展開する(ステップS401)。
【0117】ステップS401でPDL回路104によ
りビットマップに展開されたイメージデータ(展開画
像)は、入出力制御回路107の制御により、バッファ
メモリ回路108に記憶される(ステップS402)。
【0118】また、イメージデータは、入出力制御回路
107の制御により、判定回路111にも与えられる。
判定回路111は、上述したようにして、イメージデー
タに予め挿入された特定の電子透かし情報があるか否か
で特定画像であるか否かを判定するか、或いは入出力制
御回路107により与えられたイメージデータの特徴を
抽出し、その特徴データと、予め保持された特定画像の
特徴データとを比較することで、その類似度によりイメ
ージデータが特定画像であるか否かを判定する(ステッ
プS403)。この判定回路111の判定結果は、シス
テム制御回路112に供給される。
【0119】システム制御回路112は、判定回路11
1の判定結果により、イメージデータが特定画像でなか
った場合、ステップS403でバッファメモリ回路10
8に記憶されたイメージデータを記憶装置110に蓄積
するように、入出力制御回路107に指示を与える。こ
れにより、入出力制御回路107は、バッファメモリ回
路108からイメージデータを読み出し、圧縮伸長回路
109に供給する。圧縮伸長回路109は、入出力制御
回路107により供給されたイメージデータを、所定の
圧縮方式で圧縮して(ステップS404)、記憶装置1
10に蓄積する(ステップS405)。
【0120】また、システム制御回路112は、判定回
路111の判定結果により、イメージデータが特定画像
であった場合、上述のステップS404及びステップS
405の各処理を行わないように、入出力制御回路10
7に指示を与える。これにより、この場合には、バッフ
ァメモリ回路108に記憶されたイメージデータは、記
憶装置110に蓄積されないことになる。
【0121】尚、上述したようにイメージデータが特定
画像であった場合、そのイメージデータの記憶装置11
0への蓄積に制限を加えるようにしたが、特定画像か否
かの判定処理を行い、その判定の結果、特定画像である
と判定し、記憶装置110への蓄積を行わなかった旨を
示す情報を付帯情報として記憶装置110に記憶するよ
うにしてもよい(ステップS406)。また、イメージ
データが特定画像でなかった場合も、特定画像か否かの
判定処理を行い、その判定の結果、特定画像であると判
定し、特定画像ではなかったと判定した旨を示す情報を
付帯情報として記憶装置110に記憶するようにしても
よい(ステップS406)。この付帯情報を利用するこ
とで、例えば、入力画像に制限が加えられたかどうか等
を容易に認識することができる。
【0122】上述のようなステップS403の判定処理
が行われ、その判定結果に従った処理が行われた後、次
に、システム制御回路112は、入出力制御回路107
を介して、PDL回路104にホスト106から次のイ
メージデータが転送されたか否かを認識し(ステップS
407)、次のイメージデータの転送があった場合に
は、上述したステップS401以降の処理を繰り返し行
うような動作制御を行う。このとき、記憶装置110に
は、複数のイメージデータが蓄積されることになるが、
各イメージデータのアドレス管理は、システム制御回路
112により行われるようになされている。
【0123】上述のようにして、ホスト106から転送
されてきたイメージデータは、記憶装置110に蓄積さ
れ、特定画像と判定されたイメージデータについては、
記憶装置110に蓄積されない。すなわち、記憶装置1
10には、ホスト106から転送されてきたイメージデ
ータのうち、特定画像でないイメージデータのみが蓄積
される。
【0124】その後、ステップS208〜ステップS2
13の各処理を実行することで、記憶装置110に蓄積
されたイメージデータを読み出して、プリンタ装置10
2で印刷出力する。
【0125】尚、印刷出力を行う際、事前に記憶装置1
10に記憶された付帯情報を確認しており、特定画像で
あるか否かどうかを判定した結果、特定画像ではないと
判定されたイメージデータのみ印刷出力を行い、上述し
た特定画像と判定されたイメージデータについては、記
憶装置110には蓄積されていないため、プリンタ装置
102から印刷出力されないことになる。
【0126】したがって、上述のように、第3の実施の
形態では、ホスト106から転送されてきたイメージデ
ータ(PDLデータ)が特定画像であるか否かの判定に
関する付帯情報を記憶手段にイメージデータとともに記
憶しており、例えば複数のイメージデータを複数部数印
刷出力する場合には、付帯情報を確認して、印刷出力を
繰り返すことが可能なため、偽造防止における判定処理
の軽減を行うことができ、しかも、入力画像が特定画像
と判定された場合には、そのデータを記憶装置110に
蓄積しないように構成したことにより、偽造行為を確実
に防止することができる。
【0127】[第3の実施の形態の変形例]尚、上述し
た第3の実施の形態では、図5の制御プログラムにおい
て、ステップS403の判別処理により、ホスト106
から転送されてきたイメージデータが特定画像であった
場合には、そのイメージデータを記憶装置110に蓄積
しないようにしたが、第1の実施の形態と同様に、図8
に示すように、特定画像と判定されたイメージについて
は、そのイメージデータから修正画像を生成する加工処
理を行って記憶装置110に蓄積するようにしてもよい
(ステップS404′)。
【0128】また、例えば、第2の実施の形態と同様
に、図6に示すように、ホスト106から転送されてき
たイメージデータを一旦記憶装置110に蓄積し、蓄積
画像のうち特定画像と判定したイメージデータを消去、
或いは、修正し、(ステップS501)また付帯情報を
記憶装置110に記憶するようにしてもよい(ステップ
S502)。
【0129】また、上述した第3の実施の形態では、ホ
スト106から転送されてきたイメージデータをプリン
タ装置102で印刷出力するようにしたが、これに限ら
ず、例えば、ファクシミリ回路103により受信された
イメージデータ(ファクシミリイメージデータ)をプリ
ンタ装置102で印刷出力する(ファクシミリ機能)よ
うにしてもよい。この場合には、PDL回路104でビ
ットマップに展開したイメージデータを、ファクシミリ
回路103により受信したファクシミリイメージデータ
と置き換えて、上述したように動作することになる。
【0130】また、上述した第3の実施の形態では、ホ
スト106から転送されてきたすべてのイメージデータ
(PDLデータ)に対して特定画像であるか否かの判定
処理を行っていたが、ホスト106において、既に特定
画像であるか否かの判定処理を行っている場合は、イメ
ージデータが特定画像であるか否かの判定に関する付帯
情報をイメージデータとともに送信することにより、判
定処理が行われていないイメージデータのみステップS
403の判定処理を行うことにより判定処理の負荷を削
減することができる。
【0131】尚、ホスト106において、既に特定画像
であるか否かの判定処理を行っている場合は、記憶装置
110に記憶する付帯情報は、ホスト106から転送さ
れてきた付帯情報より作成する。
【0132】[第4の実施の形態]つぎに、第4の実施
の形態について説明する。
【0133】本商品受注装置に係る画像入出力方法は、
例えば、図9に示すようなカラー複写機700により実
施される。
【0134】このカラー複写機700は、図9に示すよ
うに、読み取られるべき原稿702が設置される原稿台
ガラス701と、原稿台ガラス701に設置された原稿
702を照射するように設けられた照明703と、光学
系707と、原稿702からの光を光学系707に導く
ミラー704〜706と、光学系707からの光が結像
される撮像素子708と、ミラー704及び照明703
を含む第1のミラーユニット710、及びミラー705
〜706を含む第2のミラーユニット711を各々駆動
するモータ709と、撮像素子708の出力が供給され
る画像処理回路712と、画像処理回路712の出力が
供給される半導体レーザ713〜716と、半導体レー
ザ713〜716の各出力が対応して供給されるポリゴ
ンミラー717〜720と、ポリゴンミラー717〜7
20各出力が対応して供給される感光ドラム725〜7
28と、感光ドラム725〜728上にトナーを供給す
る現像器721〜724と、用紙カセット729〜73
1と、手差しトレイ732と、転写ベルト734と、用
紙カセット729〜731又は手差しトレイ732によ
り給紙された用紙を転写ベルト734上に導くレジスト
ローラ733と、転写ベルト734上の用紙に感光ドラ
ム725〜728で転写されたトナーを定着させる定着
器735と、定着器735によりトナーが定着された用
紙を排紙する排紙トレイ736とを備えている。
【0135】上述のようなカラー複写機700は、上述
した画像入出力処理装置100(図1)の機能を有する
ものであり、原稿台ガラス701、照明703、光学系
707、撮像素子708、第1のミラーユニット71
0、第2のミラーユニット711、及びモータ709等
は、画像の読み取り部分であり、図1のスキャナ回路1
01に相当する。また、画像処理回路712は、印刷す
るための画像信号を出力する部分であり、図1の入出力
制御回路107、記憶装置110、バッファメモリ回路
108、圧縮伸長回路109、判定回路111、及びシ
ステム制御回路112等に相当する。さらに、半導体レ
ーザ713〜716、ポリゴンミラー717〜720、
感光ドラム725〜728、用紙カセット729〜73
1、手差しトレイ732、転写ベルト734、レジスト
ローラ733、定着器735、排紙トレイ736は、画
像を印刷出力する部分であり、図1のプリンタ装置10
2に相当する。
【0136】そこで、先ず、原稿台ガラス701上に
は、読み取られるべき原稿702が設置される。この原
稿702は、照明703により照射され、これによる原
稿702の反射光は、ミラー704、705、706を
順次介して光学系707により撮像素子708の撮像面
上に結像される。
【0137】このとき、モータ709は、ミラー704
及び照明703を含む第1のミラーユニット710を速
度Vで機械的に駆動すると共に、ミラー705及び70
6を含む第2のミラーユニット711を速度V/2で機
械的に駆動する。これにより、原稿702の全面が走査
されることになる。
【0138】撮像素子708は、固体撮像素子(CC
D:Charge Coupled Device)等からなり、光学系70
7により結ばれた像を、光電変換により電気的な画像信
号に変換して、画像処理回路712に供給する。
【0139】画像処理回路712は、撮像素子708か
らの画像信号に所定の処理を行って、印刷信号として出
力するものであり、上述したようにして、原稿702が
特定画像であるか否かが判別され、その判別結果に従っ
た処理が行われる。これにより、原稿702が特定画像
であった場合には、印刷信号が出力されない、或いは、
加工処理が行われた印刷信号が出力されることになる。
【0140】半導体レーザ713〜716は、画像処理
回路712が出力する印刷信号により駆動され、各々の
半導体レーザ713〜716によって発光されたレーザ
光は、ポリゴンミラー717〜720によって、感光ド
ラム725〜728上に潜像を形成する。
【0141】現像器721〜724は、K,Y,C,M
のトナーによって、各々感光ドラム725〜728上に
形成された潜像を現像する。このとき、用紙カセット7
29〜731、及び手差しトレイ732の何れかから給
紙された用紙は、レジストローラ733を経て、転写ベ
ルト734上に吸着され搬送される。
【0142】このときの給紙のタイミングと同期して、
予め感光ドラム725〜728上に各色のトナーが現像
されるようになされており、用紙の搬送と共に、各色の
トナーは用紙に転写される。
【0143】各色のトナーが転写された用紙は、転送ベ
ルト734から分離搬送され、定着器735によって、
用紙にトナーが定着され、排紙トレイ736から排紙さ
れる。
【0144】上述のように、本発明をカラー複写機70
0に適用することで、設置された原稿702が特定画像
であるか否かの判定に関する付帯情報を記憶手段に画像
データとともに記憶しており、例えば複数原稿を複数部
数複写する場合には、付帯情報を確認して、複写を繰り
返すことが可能なため、偽造防止における判定処理の軽
減を行うことができ、しかも、原稿702が特定画像と
判定された場合には、その画像データを記憶装置110
に蓄積しないように構成するか、或いは加工処理が行わ
れた画像データを記憶するよう構成するため、用紙に印
刷されないか、或いは、加工処理が行われた画像が印刷
されることになる。したがって、確実に偽造行為を防止
し、パフォーマンスの良いカラー複写機700を提供す
ることができる。
【0145】[第5の実施の形態]つぎに、第5の実施の
形態について説明する。
【0146】本発明に係る画像入出力処理装置は、例え
ば、図10に示すような情報処理装置800により実施
される。
【0147】この情報処理装置800は、図10に示す
ように、CPU801、ROM802、RAM803、
イメージスキャナ807、記憶装置808、ディスクド
ライブ809、VRAM810、表示器811、キーボ
ード812、ポインティングデバイス813、プリンタ
814、及びインターフェース回路815がバス816
により接続され、相互にデータ授受するように構成され
ている。
【0148】上述のような情報処理装置800は、上述
した画像入出力処理装置100(図1)の機能を有する
ものであり、まず、CPU801は、情報処理装置80
0全体の動作制御を行う。このCPU801は、図1の
入出力制御回路107、判定回路111及びシステム制
御回路112等に相当する。
【0149】ROM802には、ブートプログラムやB
IOS(Basic Input/Output System)等が予め格納され
ている。また、RAM803は、CPU801のワーク
領域として使用され、一連の処理手順に対応する制御プ
ログラム804と、画像の取込及び印刷時に使用するバ
ッファエリア805、及び制御プログラム804を始め
として情報処理装置800全体の動作制御を行うための
オペレーティングシステム(OS)806が展開或いは
確保されている。そして、RAM803に展開された制
御プログラム804、例えば、図2A、図2B、図4、
図5、図6、図7A、図7B、図8に示したような制御
プログラム等が、CPU801により実行されること
で、情報処理装置800全体の動作制御が行われること
になる。
【0150】イメージスキャナ807は、図1のスキャ
ナ回路101に相当し、画像を読み取る。
【0151】記憶装置808は、ハードディスク装置や
光磁気ディスク装置等の大容量記憶装置であり、図1の
記憶装置110に相当する。この記憶装置808には、
上述のOS806等も予め格納されている。
【0152】ディスクドライブ809は、可搬性の記憶
媒体、例えば、フロッピーディスクからのデータの読み
出しを行う。このディスクドライブ809にセットする
フロッピーディスク、或いは、記憶装置808の何れか
一方に、上述した制御プログラム804が予め格納され
ており、CPU801により読み出されてRAM803
上に展開されることになる。
【0153】VRAM810は、画面表示するビットマ
ップイメージを展開するためのものであり、表示器81
1は、このVRAM810上に展開されたビットマップ
イメージを表示する。
【0154】キーボード812は、各種情報を入力する
ためのものであり、ポインティングデバイス813は、
表示器811の表示画面上の所望とする位置を指定した
り、メニュー画面等の各種メニューの中から所望とする
メニューを選択するためのものである。これらのキーボ
ード812及びポインティングデバイス813の各入力
にも従って、CPU801は情報処理装置800全体の
動作制御を行う。
【0155】プリンタ814は、図1のプリンタ装置1
02に相当し、イメージスキャナ807で読み取られた
画像等を印刷出力する。
【0156】インターフェース回路815は、図1のイ
ンターフェース回路205に相当し、このインターフェ
ース回路815によりネットワーク等で他のホストと接
続される。例えば、他のホストより転送されたPDLデ
ータは、CPU801により、ソフト処理にて、ビット
マップに展開することが可能である。
【0157】上述のように、本発明を汎用の情報処理装
置800に適用することで、例えば、イメージスキャナ
807で読み取った画像、或いは、インターフェース回
路815を介して転送されてきた画像をプリンタ814
で印刷出力する場合に、特定画像であるか否かの判定に
関する付帯情報を記憶手段に画像データとともに記憶し
ており、例えば複数の画像を複数部数印刷出力する場合
には、付帯情報を確認して、印刷出力を繰り返すことが
可能なため、偽造防止における判定処理の軽減を行うこ
とができ、しかも、画像が特定画像と判定された場合に
は、その画像データを記憶装置に蓄積しないように構成
するか、或いは加工処理が行われた画像データを記憶す
るよう構成するため、用紙に印刷されないか、或いは、
加工処理が行われた画像が印刷されることになる。した
がって、確実に偽造行為を防止し、パフォーマンスの良
い情報処理装置800を提供することができる。
【0158】尚、本発明は、図1や図9、図10に示し
たような1つの機器からなる装置内のデータ処理方法に
適用しても、複数の機器から構成されるシステムに適用
してもよい。
【0159】また、本発明の目的は、上述した各実施の
形態のホスト及び端末の機能を実現する、、図2A、図
2B、図4、図5、図6、図7A、図7B、図8に示し
た手順のプログラムコードを記憶した記憶媒体を、シス
テム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコ
ンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納さ
れたプログラムコードを読みだして実行することによっ
ても、達成される。
【0160】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した各実施の形態の機能を実現
することとなり、そのプログラムコードを記憶した記憶
媒体は本発明を構成することとなる。
【0161】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、ROM、フロッピーディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、C
D−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を用い
ることができる。
【0162】また、コンピュータが読みだしたプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施の形態の
機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの
指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS等が
実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって実
施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0163】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された拡張機能ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、
その処理によって前述した実施の形態の機能が実現され
る場合も含まれる。
【0164】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力画像データに紙幣等の特定画像が含まれているか否
かを判定して、判定が行われたことやその判定結果を画
像データの付帯情報として記憶しておくことで、画像デ
ータを出力する都度行う必要がなくなる。これにより、
特定画像を含むか否かの判定処理の負荷が軽減され、処
理を迅速に行うことができる。
【0165】特に、ひとつの画像を繰り返して複写する
ような場合には、付帯情報を参照することで印刷する都
度判定を行う必要がなくなるので、迅速な複写が可能と
なる。
【0166】また、付帯情報を含むか否かの判定が行わ
れていない画像データについては、それを出力しないこ
とで、特定の画像を含む原稿、例えば紙幣や有価証券等
の偽造をより確実に防止することができる。
【0167】また、付帯情報に、それに対応する画像デ
ータが特定画像を含むことを示す情報が含まれている場
合に、前記画像データを出力しないことで、特定画像を
含む原稿の偽造を、その都度特定画像の判定を行わなく
とも防止できる。
【0168】また、付帯情報に、それに対応する画像デ
ータが前記特定画像を含むことを示す情報が含まれてい
る場合に、その旨使用者に報知することで、使用者に警
告を与えることができる。
【0169】また、特定画像を含むと判定された画像を
変更し、付帯情報にその旨を示す情報を含めることで、
特定画像を含む原稿の偽造を買う実に防止できる。
【0170】また、付帯情報に、それに対応する画像デ
ータが変更された旨を示す情報が含まれている場合に、
その旨使用者に報知することで、使用者に警告を与える
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態において、本発明に係る画像
入出力処理装置を適用した画像入出力処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図2A】第1の実施の形態の画像入出力処理装置のCP
Uで実行される処理プログラムのフローチャートであ
る。
【図2B】第1の実施の形態の変形例における画像入出
力処理装置のCPUで実行される処理プログラムのフロー
チャートである。
【図3】画像入出力処理装置の判定回路の構成を示すブ
ロック図である。
【図4】第2の実施の形態において画像入出力処理装置
のCPUで実行される処理プログラムのフローチャートで
ある。
【図5】第3の実施の形態において画像入出力処理装置
のCPUで実行される処理プログラムのフローチャートで
ある。
【図6】特定画像と判定した入力画像を消去或いは修正
する場合の処理プログラムのフローチャートである。
【図7A】第1の実施の形態の変形例における画像入出
力処理装置のCPUで実行される処理プログラムのフロー
チャートである。
【図7B】第1の実施の形態の変形例における画像入出
力処理装置のCPUで実行される処理プログラムのフロー
チャートである。
【図8】第3の実施の形態において画像入出力処理装置
のCPUで実行される処理プログラムのフローチャートで
ある。
【図9】第4の実施の形態において、本発明に係る画像
入出力処理装置を適用したカラー複写機の構成を示す概
観図である。
【図10】第5の実施の形態において、本発明に係る画
像入出力処理装置を適用した情報処理装置の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
100 画像入出力処理装置 101 スキャナ回路 102 プリンタ装置 103 ファクシミリ回路 104 PDL回路 105 インターフェース回路 106 ホスト 107 入出力制御回路 108 バッファメモリ回路 109 圧縮伸長回路 110 記憶装置 111 判定回路 112 システム制御回路 113 ROM 114 MMI回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/00 560 H04N 1/40 Z 5C077 G06T 1/00 G03G 21/00 552 H04N 1/387 G06F 15/66 B Fターム(参考) 2C087 AA03 AA09 AC08 BA03 BA14 BD24 BD53 CB10 DA07 DA13 2H027 DB02 DE07 EB04 EC20 EE07 EE08 EF09 EJ08 EJ09 GA41 GB13 JB30 JC18 ZA07 2H034 FA01 5B057 AA11 BA02 CA01 CA08 CA12 CA16 CA19 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CC03 CE08 CG07 CH11 CH18 DA08 DA15 DA16 DB02 DB06 DC31 DC36 5C076 AA14 BA06 5C077 LL14 MP08 PP23 PP55 PP65 PP66 PQ22 SS06 TT06

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像データが特定画像を含む
    か否かを判定する判定手段と、 前記判定手段の結果を付帯情報として記憶する付帯情報
    記憶手段と、 画像データを画像として出力する出力手段と、 前記付帯情報に基づいて、前記出力手段による画像の出
    力を制御する制御手段とを備えることを特徴とする画像
    入出力装置。
  2. 【請求項2】 前記付帯情報はさらに、画像データが前
    記特定画像を含むか否かの判定結果の有無、あるいは、
    前記特定画像と判定された画像データへの制御方法の、
    少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項1に
    記載の画像入出力処理装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記判定手段により判
    定が行われていない画像データについては、それを出力
    しないよう前記出力手段を制御することを特徴とする請
    求項1に記載の画像入出力処理装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、画像データに対応する
    付帯情報がない場合に、該画像データは前記判定手段に
    よる判定が行われていないものとして出力しないよう前
    記出力手段を制御することを特徴とする請求項3に記載
    の画像入出力処理装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記付帯情報に、それ
    に対応する画像データに対して前記判定手段による判定
    が行われていないことを示す情報が含まれている場合
    に、前記画像データを出力しないよう前記出力手段を制
    御することを特徴とする請求項3に記載の画像入出力処
    理装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記付帯情報に、それ
    に対応する画像データが前記特定画像を含むことを示す
    情報が含まれている場合に、前記画像データを出力しな
    いよう前記出力手段を制御することを特徴とする請求項
    1乃至5のいずれか1項に記載の画像入出力処理装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記付帯情報に、それ
    に対応する画像データが前記特定画像を含むことを示す
    情報が含まれている場合に、その旨使用者に報知するこ
    とを特徴とする請求項6に記載の画像入出力処理装置。
  8. 【請求項8】 前記判定手段により特定画像を含むと判
    定された画像を変更する変更手段を更に備え、前記付帯
    情報には、前記変更手段により画像データが変更された
    旨を示す情報が含まれることを特徴とする請求項1に記
    載の画像入出力処理装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記付帯情報に、それ
    に対応する画像データが変更された旨を示す情報が含ま
    れている場合に、前記画像データを出力しないよう前記
    出力手段を制御することを特徴とする請求項8に記載の
    画像入出力処理装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、前記付帯情報に、そ
    れに対応する画像データが変更された旨を示す情報が含
    まれている場合に、その旨使用者に報知することを特徴
    とする請求項9に記載の画像入出力処理装置。
  11. 【請求項11】 入力された画像データを記憶する記憶
    手段を更に備え、前記制御手段は、前記入力された画像
    データを、複数部数、前記出力手段より出力する場合、
    前記付帯情報に応じて、前記記憶手段に記憶された画像
    データを繰り返し読み出す制御を行うことを特徴とする
    請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像入出力処
    理装置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、前記入力された画像
    データが前記判定手段により特定画像を含むと判定され
    た場合、前記記憶手段への記憶を禁止するか、あるい
    は、前記画像データに修正処理を行って前記記憶手段へ
    記憶するか、あるいは、前記記憶手段に記憶した画像デ
    ータを消去するか、いずれかの処理を遂行することを特
    徴とする請求項11記載の画像入出力処理装置。
  13. 【請求項13】 前記判定手段は、前記画像データに特
    定の電子透かし情報が挿入されているかを判定すること
    で、特定画像を含むか否かを判定することを特徴とする
    請求項1乃至12のいずれか1項に記載の画像入出力処
    理装置。
  14. 【請求項14】 前記判定手段は、前記画像データから
    得られた特徴と、予め設定された特定画像の特徴との類
    似度に基づいて、前記画像データが特定画像を含むか否
    かを判定することを特徴とする請求項1乃至12のいず
    れか1項に記載の画像入出力処理装置。
  15. 【請求項15】 入力された画像データが特定画像を含
    むか否かを判定する判定工程と、 前記判定工程の結果を付帯情報として記憶手段により記
    憶する付帯情報記憶工程と、 画像データを画像として出力する出力工程と、 前記付帯情報に基づいて、前記出力工程による画像の出
    力を制御する制御工程とを備えることを特徴とする画像
    入出力方法。
  16. 【請求項16】 前記付帯情報はさらに、画像データが
    前記特定画像を含むか否かの判定結果の有無、あるい
    は、前記特定画像と判定された画像データへの制御方法
    の、少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項
    15に記載の画像入出力処理方法。
  17. 【請求項17】 前記制御工程は、前記判定工程により
    判定が行われていない画像データについては、それを出
    力しないよう前記出力工程を制御することを特徴とする
    請求項15に記載の画像入出力処理方法。
  18. 【請求項18】 前記制御工程は、画像データに対応す
    る付帯情報がない場合に、該画像データは前記判定工程
    による判定が行われていないものとして出力しないよう
    前記出力工程を制御することを特徴とする請求項17に
    記載の画像入出力処理方法。
  19. 【請求項19】 前記制御工程は、前記付帯情報に、そ
    れに対応する画像データに対して前記判定工程による判
    定が行われていないことを示す情報が含まれている場合
    に、前記画像データを出力しないよう前記出力工程を制
    御することを特徴とする請求項17に記載の画像入出力
    処理方法。
  20. 【請求項20】 前記制御工程は、前記付帯情報に、そ
    れに対応する画像データが特定画像を含むことを示す情
    報が含まれている場合に、前記画像データを出力しない
    よう前記出力工程を制御することを特徴とする請求項1
    5乃至19のいずれか1項に記載の画像入出力処理方
    法。
  21. 【請求項21】 前記制御工程は、前記付帯情報に、そ
    れに対応する画像データが特定画像を含むことを示す情
    報が含まれている場合に、その旨使用者に報知すること
    を特徴とする請求項20に記載の画像入出力処理方法。
  22. 【請求項22】 前記判定工程により特定画像を含むと
    判定された画像を変更する変更工程を更に備え、前記付
    帯情報には、前記変更工程により画像データが変更され
    た旨を示す情報が含まれることを特徴とする請求項15
    に記載の画像入出力処理方法。
  23. 【請求項23】 前記制御工程は、前記付帯情報に、そ
    れに対応する画像データが変更された旨を示す情報が含
    まれている場合に、前記画像データを出力しないよう前
    記出力工程を制御することを特徴とする請求項22に記
    載の画像入出力処理方法。
  24. 【請求項24】 前記制御工程は、前記付帯情報に、そ
    れに対応する画像データが変更された旨を示す情報が含
    まれている場合に、その旨使用者に報知することを特徴
    とする請求項23に記載の画像入出力処理方法。
  25. 【請求項25】 入力された画像データを記憶する記憶
    工程を更に備え、前記制御工程は、前記入力された画像
    データを、複数部数、前記出力工程より出力する場合、
    前記付帯情報に応じて、前記記憶工程に記憶された画像
    データを繰り返し読み出す制御を行うことを特徴とする
    請求項15乃至24のいずれか1項に記載の画像入出力
    処理方法。
  26. 【請求項26】 前記制御工程は、前記入力された画像
    データが前記判定工程により特定画像を含むと判定され
    た場合、前記記憶工程への記憶を禁止するか、あるい
    は、前記画像データに修正処理を行って前記記憶工程へ
    記憶するか、あるいは、前記記憶工程に記憶した画像デ
    ータを消去するか、いずれかの処理を遂行することを特
    徴とする請求項25記載の画像入出力処理方法。
  27. 【請求項27】 前記判定工程は、前記画像データに特
    定の電子透かし情報が挿入されているかを判定すること
    で、特定画像を含むか否かを判定することを特徴とする
    請求項15乃至26のいずれか1項に記載の画像入出力
    処理方法。
  28. 【請求項28】 前記判定工程は、前記画像データから
    得られた特徴と、予め設定された特定画像の特徴との類
    似度に基づいて、前記画像データが特定画像を含むか否
    かを判定することを特徴とする請求項15乃至26のい
    ずれか1項に記載の画像入出力処理方法。
  29. 【請求項29】 コンピュータにより、 入力された画像データが特定画像を含むか否かを判定す
    る判定手段と、 前記判定手段の結果を付帯情報として記憶する付帯情報
    記憶手段と、 画像データを画像として出力する出力手段と、 前記付帯情報に基づいて、前記出力手段による画像の出
    力を制御する制御手段とを実現するためのコンピュータ
    プログラムを格納することを特徴とするコンピュータ可
    読の記憶媒体。
  30. 【請求項30】 前記コンピュータプログラムは、入力
    された画像データを記憶する記憶手段を更に実現し、前
    記制御手段は、前記入力された画像データを、複数部
    数、前記出力手段より出力する場合、前記付帯情報に応
    じて、前記記憶手段に記憶された画像データを繰り返し
    読み出す制御を行うことを特徴とする請求項29に記載
    の記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013037160A (ja) * 2011-08-08 2013-02-21 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法
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