JP2001217404A - 深いトレンチキャパシターの製造方法 - Google Patents
深いトレンチキャパシターの製造方法Info
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 キャパシター値を増大させ、製造フローを簡
略化する、深いトレンチキャパシターの製造方法を提供
する。 【解決手段】 深いトレンチ中に基板表面より低位置に
まで絶縁材料を形成し、絶縁材料より高位置にあるトレ
ンチの側壁に硬質材料スペースウォール210aを形成
し、絶縁材料を除去してからトレンチ中にドープト膜2
16を形成して熱処理を行い、トレンチの底部にある基
板にドープト領域を形成してストレージ電極とした後、
ドープト膜を除去してストレージ電極上にキャパシター
誘電膜218aを形成し、トレンチ中に第1導電膜を形
成し、トレンチに適当な高さまで埋め込むが、適当な高
さをスペースウォールより高く、基板表面より低く、か
つトレンチの上部表面を露出させ、トレンチ中に第2導
電膜を形成して第1と第2導電膜とを上部電極とし、第
2と第1導電膜とを電気接続してから露出したトレンチ
の上部表面を介して基板200と電気接続する。
略化する、深いトレンチキャパシターの製造方法を提供
する。 【解決手段】 深いトレンチ中に基板表面より低位置に
まで絶縁材料を形成し、絶縁材料より高位置にあるトレ
ンチの側壁に硬質材料スペースウォール210aを形成
し、絶縁材料を除去してからトレンチ中にドープト膜2
16を形成して熱処理を行い、トレンチの底部にある基
板にドープト領域を形成してストレージ電極とした後、
ドープト膜を除去してストレージ電極上にキャパシター
誘電膜218aを形成し、トレンチ中に第1導電膜を形
成し、トレンチに適当な高さまで埋め込むが、適当な高
さをスペースウォールより高く、基板表面より低く、か
つトレンチの上部表面を露出させ、トレンチ中に第2導
電膜を形成して第1と第2導電膜とを上部電極とし、第
2と第1導電膜とを電気接続してから露出したトレンチ
の上部表面を介して基板200と電気接続する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、キャパシターの
製造方法に関し、特に、深いトレンチキャパシターの製
造方法に関する。
製造方法に関し、特に、深いトレンチキャパシターの製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ダイナミックランダムアクセスメモリ(D
RAM)キャパシターの構造は、主にスタックキャパシター
(stack capacitor)とトレンチキャパシター(trench cap
acitor)の2種類に分けられ、スタックキャパシターある
いはトレンチキャパシターのいずれであっても、半導体
素子のサイズ縮小ニーズのもとで、その製造技術におい
て益々多くの困難に直面している。
RAM)キャパシターの構造は、主にスタックキャパシター
(stack capacitor)とトレンチキャパシター(trench cap
acitor)の2種類に分けられ、スタックキャパシターある
いはトレンチキャパシターのいずれであっても、半導体
素子のサイズ縮小ニーズのもとで、その製造技術におい
て益々多くの困難に直面している。
【0003】トレンチキャパシターについて言えば、半
導体サイズが0.2μmの製造プロセスでは、トレンチ
のアスペクト比(aspect ratio)が35:1にも達してお
り、デザインルールが0.18μmの製造プロセスに突
入するとき、トレンチ寸法を更に縮小する必要がある。
そこで、いかにして面積の大きいストレージ電極を製造
して大きいキャパシター値(capacitance)を獲得するか
が、製造プロセスにおいて最も克服を必要とする技術と
なっている。
導体サイズが0.2μmの製造プロセスでは、トレンチ
のアスペクト比(aspect ratio)が35:1にも達してお
り、デザインルールが0.18μmの製造プロセスに突
入するとき、トレンチ寸法を更に縮小する必要がある。
そこで、いかにして面積の大きいストレージ電極を製造
して大きいキャパシター値(capacitance)を獲得するか
が、製造プロセスにおいて最も克服を必要とする技術と
なっている。
【0004】図1において、基板100上にパッド酸化
物膜102およびハードマスク(hard mask)膜104を
形成し、ハードマスク膜104をマスクとして基板10
0上に深いトレンチ106を形成していた。
物膜102およびハードマスク(hard mask)膜104を
形成し、ハードマスク膜104をマスクとして基板10
0上に深いトレンチ106を形成していた。
【0005】図2において、深いトレンチ106中に絶
縁材料108を形成して、絶縁材料108の表面108
aを基板100の上表面100aより低い位置とし、さ
らに深いトレンチ106中で、絶縁材料108に被覆さ
れていない側壁上に硬質材料スペースウォール110を
形成してから、絶縁材料108を除去して、深いトレン
チ106の底部にある基板100を露出させていた。次
に、基板100に対する酸化プロセスを行って、深いト
レンチ106の底部に露出された基板100を酸化させ
て二酸化シリコンとし、二酸化シリコンを除去すると、
図3に示したようなボトル状の深いトレンチ(bottle-sh
aped deeptrench)106aを形成することができた。そ
して、硬質材料スペースウォール110を除去してい
た。
縁材料108を形成して、絶縁材料108の表面108
aを基板100の上表面100aより低い位置とし、さ
らに深いトレンチ106中で、絶縁材料108に被覆さ
れていない側壁上に硬質材料スペースウォール110を
形成してから、絶縁材料108を除去して、深いトレン
チ106の底部にある基板100を露出させていた。次
に、基板100に対する酸化プロセスを行って、深いト
レンチ106の底部に露出された基板100を酸化させ
て二酸化シリコンとし、二酸化シリコンを除去すると、
図3に示したようなボトル状の深いトレンチ(bottle-sh
aped deeptrench)106aを形成することができた。そ
して、硬質材料スペースウォール110を除去してい
た。
【0006】図4において、ボトル状の深いトレンチ1
06aの側壁上にドープト絶縁膜112を形成するとと
もに、かつボトル状の深いトレンチ106a中にフォト
レジスト114を形成していたが、その際にフォトレジ
スト114がボトル状の深いトレンチ106aを完全に
は充填せず、しかも、その表面が基板100の上表面1
00aより低くなって、フォトレジスト114より高い
部分にあるドープト絶縁膜112を露出していた。そし
て、露出されているドープト絶縁膜112を除去して、
図5に示したように、ボトル状の深いトレンチ106a
の底部にあって、フォトレジスト114と同じ高さを有
するドープト絶縁膜112aを形成していた。次に、基
板100およびボトル状の深いトレンチ106aに対し
てキャップ酸化物 (cap oxide)膜、例えばキャップTEOS
(cap TEOS)を堆積し、キャップ酸化物膜(図示せず)をエ
ッチバックして、ボトル状の深いトレンチ106aの側
壁上にキャップ酸化物スペースウォール116を形成
し、図5に示したように、フォトレジスト114の表面
114aを露出させていた。
06aの側壁上にドープト絶縁膜112を形成するとと
もに、かつボトル状の深いトレンチ106a中にフォト
レジスト114を形成していたが、その際にフォトレジ
スト114がボトル状の深いトレンチ106aを完全に
は充填せず、しかも、その表面が基板100の上表面1
00aより低くなって、フォトレジスト114より高い
部分にあるドープト絶縁膜112を露出していた。そし
て、露出されているドープト絶縁膜112を除去して、
図5に示したように、ボトル状の深いトレンチ106a
の底部にあって、フォトレジスト114と同じ高さを有
するドープト絶縁膜112aを形成していた。次に、基
板100およびボトル状の深いトレンチ106aに対し
てキャップ酸化物 (cap oxide)膜、例えばキャップTEOS
(cap TEOS)を堆積し、キャップ酸化物膜(図示せず)をエ
ッチバックして、ボトル状の深いトレンチ106aの側
壁上にキャップ酸化物スペースウォール116を形成
し、図5に示したように、フォトレジスト114の表面
114aを露出させていた。
【0007】図6において、フォトレジスト114を剥
離除去してから、基板100に対して熱処理を行い、ド
ープト絶縁膜112a中にある不純物を基板100中に
拡散させてドープト領域118を形成し、ボトル状の深
いトレンチキャパシターのストレージ電極としていた。
そして、図7に示したように、ボトル状の深いトレンチ
106aの底部のドープト絶縁膜112aおよび上部の
キャップ酸化膜116を除去していた。
離除去してから、基板100に対して熱処理を行い、ド
ープト絶縁膜112a中にある不純物を基板100中に
拡散させてドープト領域118を形成し、ボトル状の深
いトレンチキャパシターのストレージ電極としていた。
そして、図7に示したように、ボトル状の深いトレンチ
106aの底部のドープト絶縁膜112aおよび上部の
キャップ酸化膜116を除去していた。
【0008】図7において、ボトル状の深いトレンチ1
06aの側壁上にキャパシター誘電膜120を形成し
て、ストレージ電極118を被覆していた。そして、図
8に示したような、ボトル状の深いトレンチ106a中
に第1導電膜を形成してから、第1導電膜120aとな
るように、ドープト領域118と同じ高さになるまでエ
ッチバックした後、ボトル状の深いトレンチ106a中
の第1導電膜120aより高い位置にあるキャパシター
誘電膜120を除去していた。
06aの側壁上にキャパシター誘電膜120を形成し
て、ストレージ電極118を被覆していた。そして、図
8に示したような、ボトル状の深いトレンチ106a中
に第1導電膜を形成してから、第1導電膜120aとな
るように、ドープト領域118と同じ高さになるまでエ
ッチバックした後、ボトル状の深いトレンチ106a中
の第1導電膜120aより高い位置にあるキャパシター
誘電膜120を除去していた。
【0009】図9において、基板100およびボトル状
の深いトレンチ106aの側壁にカラー酸化物 (collar
oxide)膜124を堆積してから、図10に示したよう
に、カラー酸化物膜124をエッチバックして、第1導
電膜122上のカラー酸化物膜124を除去し、第1導
電膜122を露出させるので、第2導電膜126を堆積
する時、第1導電膜122が第2導電膜126と電気接
続していた。そして、図10に示したように、第2導電
膜126をエッチバックするステップを行い、第2導電
膜126を基板100の上表面100aより低くしてか
ら、更にボトル状の深いトレンチ106aの側壁上部の
基板100の表面近くにあって、露出されているカラー
酸化物膜124を除去していた。
の深いトレンチ106aの側壁にカラー酸化物 (collar
oxide)膜124を堆積してから、図10に示したよう
に、カラー酸化物膜124をエッチバックして、第1導
電膜122上のカラー酸化物膜124を除去し、第1導
電膜122を露出させるので、第2導電膜126を堆積
する時、第1導電膜122が第2導電膜126と電気接
続していた。そして、図10に示したように、第2導電
膜126をエッチバックするステップを行い、第2導電
膜126を基板100の上表面100aより低くしてか
ら、更にボトル状の深いトレンチ106aの側壁上部の
基板100の表面近くにあって、露出されているカラー
酸化物膜124を除去していた。
【0010】図11において、その後、ボトル状の深い
トレンチ106a中に第3導電膜128を充填して、第
3導電膜128を第2導電膜126と電気接続し、さら
に基板100と電気接続していた。なお、第1導電膜1
22および第2導電膜126ならびに第3導電膜128
をボトル状の深いトレンチキャパシターの上部電極とし
ていた。
トレンチ106a中に第3導電膜128を充填して、第
3導電膜128を第2導電膜126と電気接続し、さら
に基板100と電気接続していた。なお、第1導電膜1
22および第2導電膜126ならびに第3導電膜128
をボトル状の深いトレンチキャパシターの上部電極とし
ていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記した製造プロセス
により、ボトル状の深いトレンチキャパシターの製造を
完成することはできるが、その製造プロセスにおいてフ
ォトレジストの堆積、エッチバック、第1、第2、第3
導電膜の堆積、エッチバック製造プロセスなどを行わな
ければならないため、ボトル状の深いトレンチキャパシ
ターの製造フロー全体が冗長かつ複雑になりすぎて、製
造コストが増大し、市場での競争力が低下することにな
っていた。
により、ボトル状の深いトレンチキャパシターの製造を
完成することはできるが、その製造プロセスにおいてフ
ォトレジストの堆積、エッチバック、第1、第2、第3
導電膜の堆積、エッチバック製造プロセスなどを行わな
ければならないため、ボトル状の深いトレンチキャパシ
ターの製造フロー全体が冗長かつ複雑になりすぎて、製
造コストが増大し、市場での競争力が低下することにな
っていた。
【0012】そこで、この発明の目的は、ボトル状の深
いトレンチを形成してキャパシター値を増大させるとと
もに、製造フローを簡略化して、コストを低減すること
ができる、ボトル状の深いトレンチキャパシターの製造
方法を提供することにある。
いトレンチを形成してキャパシター値を増大させるとと
もに、製造フローを簡略化して、コストを低減すること
ができる、ボトル状の深いトレンチキャパシターの製造
方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決し、
所望の目的を達成するために、この発明にかかる深いト
レンチキャパシターの製造方法は、基板上に適用され、
基板上にハードマスク膜により深いトレンチをパターニ
ングするとともに、基板とハードマスク膜その間にはパ
ッド絶縁膜を有するものであって、深いトレンチ中に絶
縁材料を形成し、絶縁材料が深いトレンチを完全には充
填せず、絶縁材料より高い位置にある深いトレンチの側
壁表面を露出させるステップと、絶縁材料より高い位置
にある深いトレンチの側壁表面上に硬質材料スペースウ
ォールを形成するステップと、絶縁材料を除去して、深
いトレンチの底部にある基板表面を露出させるステップ
と、深いトレンチ中にドープト膜を形成して、深いトレ
ンチの底部において露出された基板表面を被覆するステ
ップと、熱処理を行って、深いトレンチの底部にある基
板にドープト領域を形成し、ストレージ電極とするステ
ップと、ドープト膜を除去するステップと、ストレージ
電極上にキャパシター誘電膜を形成するステップと、深
いトレンチ中に第1導電膜を形成して、深いトレンチを
適当な高さまで充填し、この適当な高さが硬質材料スペ
ースウォールの下表面より高く、基板の上表面より低い
と同時に深いトレンチの部分の上部表面を露出させるス
テップと、深いトレンチ中に第2導電膜を形成して、第
1導電膜と第2導電膜とを上部電極とするとともに、第
2導電膜を第1導電膜と電気接続し、かつ露出されてい
る深いトレンチの上部表面を介して基板と電気接続する
ステップとから構成されるものである。
所望の目的を達成するために、この発明にかかる深いト
レンチキャパシターの製造方法は、基板上に適用され、
基板上にハードマスク膜により深いトレンチをパターニ
ングするとともに、基板とハードマスク膜その間にはパ
ッド絶縁膜を有するものであって、深いトレンチ中に絶
縁材料を形成し、絶縁材料が深いトレンチを完全には充
填せず、絶縁材料より高い位置にある深いトレンチの側
壁表面を露出させるステップと、絶縁材料より高い位置
にある深いトレンチの側壁表面上に硬質材料スペースウ
ォールを形成するステップと、絶縁材料を除去して、深
いトレンチの底部にある基板表面を露出させるステップ
と、深いトレンチ中にドープト膜を形成して、深いトレ
ンチの底部において露出された基板表面を被覆するステ
ップと、熱処理を行って、深いトレンチの底部にある基
板にドープト領域を形成し、ストレージ電極とするステ
ップと、ドープト膜を除去するステップと、ストレージ
電極上にキャパシター誘電膜を形成するステップと、深
いトレンチ中に第1導電膜を形成して、深いトレンチを
適当な高さまで充填し、この適当な高さが硬質材料スペ
ースウォールの下表面より高く、基板の上表面より低い
と同時に深いトレンチの部分の上部表面を露出させるス
テップと、深いトレンチ中に第2導電膜を形成して、第
1導電膜と第2導電膜とを上部電極とするとともに、第
2導電膜を第1導電膜と電気接続し、かつ露出されてい
る深いトレンチの上部表面を介して基板と電気接続する
ステップとから構成されるものである。
【0014】また、この発明にかかるボトル状の深いト
レンチキャパシターの製造方法は、基板に適用され、ま
ず基板上に深いトレンチを提供するものであって、深い
トレンチがパッド酸化膜およびハードマスク膜をパター
ニングして得られるステップと、深いトレンチ中に絶縁
材料を形成して、絶縁材料を深いトレンチの第1所定高
さまで充填し、その表面を基板の上表面より低くするス
テップと、深いトレンチの側壁の上部表面に硬質材料ス
ペースウォールを形成し、絶縁材料の表面を露出させす
るステップと、絶縁材料を除去し、深いトレンチの底部
表面を完全に露出させるステップと、深いトレンチの底
部表面を酸化して酸化物膜を形成してから、酸化物膜を
除去し、ボトル状の深いトレンチを形成するステップ
と、ボトル状の深いトレンチ中にドープト酸化シリコン
膜を形成し、ドープト酸化シリコン膜中のドーパントを
ボトル状の深いトレンチの底部までに拡散させて、ボト
ル状の深いトレンチストレージ電極を形成するステップ
と、ドープト酸化物膜を除去するステップと、ボトル状
の深いトレンチストレージ電極上にキャパシター誘電膜
を形成するステップと、ボトル状の深いトレンチ中に第
1導電膜を形成して、第2の所定高さまで充填するもの
であって、第2の所定高さがボトル状の深いトレンチス
トレージ電極より高く、かつ基板の上表面より低いもの
とするステップと、第1導電膜より高いキャパシター誘
電膜および硬質材料スペースウォールを除去して、キャ
パシター誘電膜と硬質材料スペースウォールとが第1導
電膜と同じ高さにするステップと、第1導電膜上に第2
導電膜を形成して、ボトル状の深いトレンチを充填し、
第1導電膜とともに上部電極とし、第2導電膜を第1導
電膜と電気接続し、かつ基板と電気接続するステップと
から構成されるものである。
レンチキャパシターの製造方法は、基板に適用され、ま
ず基板上に深いトレンチを提供するものであって、深い
トレンチがパッド酸化膜およびハードマスク膜をパター
ニングして得られるステップと、深いトレンチ中に絶縁
材料を形成して、絶縁材料を深いトレンチの第1所定高
さまで充填し、その表面を基板の上表面より低くするス
テップと、深いトレンチの側壁の上部表面に硬質材料ス
ペースウォールを形成し、絶縁材料の表面を露出させす
るステップと、絶縁材料を除去し、深いトレンチの底部
表面を完全に露出させるステップと、深いトレンチの底
部表面を酸化して酸化物膜を形成してから、酸化物膜を
除去し、ボトル状の深いトレンチを形成するステップ
と、ボトル状の深いトレンチ中にドープト酸化シリコン
膜を形成し、ドープト酸化シリコン膜中のドーパントを
ボトル状の深いトレンチの底部までに拡散させて、ボト
ル状の深いトレンチストレージ電極を形成するステップ
と、ドープト酸化物膜を除去するステップと、ボトル状
の深いトレンチストレージ電極上にキャパシター誘電膜
を形成するステップと、ボトル状の深いトレンチ中に第
1導電膜を形成して、第2の所定高さまで充填するもの
であって、第2の所定高さがボトル状の深いトレンチス
トレージ電極より高く、かつ基板の上表面より低いもの
とするステップと、第1導電膜より高いキャパシター誘
電膜および硬質材料スペースウォールを除去して、キャ
パシター誘電膜と硬質材料スペースウォールとが第1導
電膜と同じ高さにするステップと、第1導電膜上に第2
導電膜を形成して、ボトル状の深いトレンチを充填し、
第1導電膜とともに上部電極とし、第2導電膜を第1導
電膜と電気接続し、かつ基板と電気接続するステップと
から構成されるものである。
【0015】上記手段に基づいて、この発明の好適な実
施の形態は、深いトレンチ中に適当な高さの絶縁材料を
充填し、トレンチ上部ならびに絶縁材料より高い側壁表
面を露出してから、その上に硬質材料スペースウォール
を形成して、深いトレンチの上部側壁を被覆し、次に、
絶縁材料を除去し、深いトレンチの底部に対する酸化を
行って、酸化物膜を形成してから、酸化物膜を除去し
て、ボトル状の深いトレンチを形成し、ドープト酸化物
膜をボトル状の深いトレンチの底部に形成して、露出さ
れている底部表面を被覆し、熱処理によりドープト酸化
物膜中のドーパントをボトル状の深いトレンチの底部に
拡散進入させてドープト領域を形成し、ストレージ電極
とし、ドープト酸化物膜を除去してから、ストレージ電
極上にキャパシター誘電膜を形成した後、第1導電膜を
ボトル状の深いトレンチに充填し、第1導電膜の表面が
ストレージ電極より高く、基板より低いとなるように
し、さらに第1導電膜より高いキャパシター誘電膜およ
び硬質材料スペースウォールを除去して、ボトル状の深
いトレンチの側壁の上部表面を露出させてから、第1導
電膜上に第2導電膜を形成し、第2導電膜を第1導電膜
と電気接続させて上部電極とし、かつ第2導電膜と基板
とを電気接続する。
施の形態は、深いトレンチ中に適当な高さの絶縁材料を
充填し、トレンチ上部ならびに絶縁材料より高い側壁表
面を露出してから、その上に硬質材料スペースウォール
を形成して、深いトレンチの上部側壁を被覆し、次に、
絶縁材料を除去し、深いトレンチの底部に対する酸化を
行って、酸化物膜を形成してから、酸化物膜を除去し
て、ボトル状の深いトレンチを形成し、ドープト酸化物
膜をボトル状の深いトレンチの底部に形成して、露出さ
れている底部表面を被覆し、熱処理によりドープト酸化
物膜中のドーパントをボトル状の深いトレンチの底部に
拡散進入させてドープト領域を形成し、ストレージ電極
とし、ドープト酸化物膜を除去してから、ストレージ電
極上にキャパシター誘電膜を形成した後、第1導電膜を
ボトル状の深いトレンチに充填し、第1導電膜の表面が
ストレージ電極より高く、基板より低いとなるように
し、さらに第1導電膜より高いキャパシター誘電膜およ
び硬質材料スペースウォールを除去して、ボトル状の深
いトレンチの側壁の上部表面を露出させてから、第1導
電膜上に第2導電膜を形成し、第2導電膜を第1導電膜
と電気接続させて上部電極とし、かつ第2導電膜と基板
とを電気接続する。
【0016】この発明の好適な実施の形態は硬質材料ス
ペースウォールを利用してボトル状の深いトレンチの側
壁の上部表面を保護するため、上部電極を製作する際に
誘電膜堆積およびエッチングステップを削減することが
でき、製造プロセスを簡易化することができる。
ペースウォールを利用してボトル状の深いトレンチの側
壁の上部表面を保護するため、上部電極を製作する際に
誘電膜堆積およびエッチングステップを削減することが
でき、製造プロセスを簡易化することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかる好適な実
施の形態を図面に基づいて説明する。図12において、
基板200上にフォトリソグラフィ製造プロセスにより
ハードマスク膜202およびパッド絶縁膜204をパタ
ーニングして深いトレンチ206を形成する。例えば、
基板200上に熱酸化法を利用して厚さが約50Å(オ
ングストローム)のパッド酸化物膜を形成してから、パ
ッド酸化物膜204上に化学気相堆積法により厚さが約
2000Åの窒化シリコン膜または窒化シリコン/酸化
物の組み合せを形成してハードマスク(hard mask)と
し、さらにハードマスク膜202上にフォトレジスト
(図示せず)を形成してハードマスク膜202およびパッ
ド絶縁膜204をパターニングし、深いトレンチ206
を形成する。
施の形態を図面に基づいて説明する。図12において、
基板200上にフォトリソグラフィ製造プロセスにより
ハードマスク膜202およびパッド絶縁膜204をパタ
ーニングして深いトレンチ206を形成する。例えば、
基板200上に熱酸化法を利用して厚さが約50Å(オ
ングストローム)のパッド酸化物膜を形成してから、パ
ッド酸化物膜204上に化学気相堆積法により厚さが約
2000Åの窒化シリコン膜または窒化シリコン/酸化
物の組み合せを形成してハードマスク(hard mask)と
し、さらにハードマスク膜202上にフォトレジスト
(図示せず)を形成してハードマスク膜202およびパッ
ド絶縁膜204をパターニングし、深いトレンチ206
を形成する。
【0018】図13において、深いトレンチ206中に
絶縁膜を形成して、深いトレンチ206を充填するとと
もに、ハードマスク膜202上まで及んでハードマスク
膜202を被覆してから、絶縁膜をエッチバックして、
ハードマスク膜202上および深いトレンチ206の上
部の絶縁膜を除去し、深いトレンチ206中に適当な深
さdを有する絶縁材料208を形成する。そのうち、絶
縁材料208の表面208aは、基板200の上表面2
00aより低く、かつ深いトレンチ206の側壁および
絶縁材料208の上方の上部表面206aを露出させる
必要がある。なお、絶縁材料208の有する適当な深さ
dが後にストレージ電極を形成する所定高さであり、か
つ後にストレージ電極を形成する所定高さを超えること
はおきない。絶縁材料208のエッチバックは、ウェッ
トエッチング法またはドライエッチング法により行うこ
とができ、エッチングする時、エッチング剤のハードマ
スク膜202および絶縁材料208に対するエッチング
選択比(etch selectivity)を調整して、絶縁材料208
を順調にエッチングすることができるようにし、またハ
ードマスク膜202が基板200を保護して、エッチバ
ック製造プロセスにより損傷を受けることを防止するこ
とができるようにしなければならない。絶縁膜は例えば
化学気相堆積法により酸化物を形成し、堆積厚さを約2
000Åとし、絶縁材料208の高さが基板200の上
表面200aより約13000Åぐらい低い位置となる
ようにする。
絶縁膜を形成して、深いトレンチ206を充填するとと
もに、ハードマスク膜202上まで及んでハードマスク
膜202を被覆してから、絶縁膜をエッチバックして、
ハードマスク膜202上および深いトレンチ206の上
部の絶縁膜を除去し、深いトレンチ206中に適当な深
さdを有する絶縁材料208を形成する。そのうち、絶
縁材料208の表面208aは、基板200の上表面2
00aより低く、かつ深いトレンチ206の側壁および
絶縁材料208の上方の上部表面206aを露出させる
必要がある。なお、絶縁材料208の有する適当な深さ
dが後にストレージ電極を形成する所定高さであり、か
つ後にストレージ電極を形成する所定高さを超えること
はおきない。絶縁材料208のエッチバックは、ウェッ
トエッチング法またはドライエッチング法により行うこ
とができ、エッチングする時、エッチング剤のハードマ
スク膜202および絶縁材料208に対するエッチング
選択比(etch selectivity)を調整して、絶縁材料208
を順調にエッチングすることができるようにし、またハ
ードマスク膜202が基板200を保護して、エッチバ
ック製造プロセスにより損傷を受けることを防止するこ
とができるようにしなければならない。絶縁膜は例えば
化学気相堆積法により酸化物を形成し、堆積厚さを約2
000Åとし、絶縁材料208の高さが基板200の上
表面200aより約13000Åぐらい低い位置となる
ようにする。
【0019】図14において、深いトレンチ206の側
壁の上部表面206a上に硬質材料スペースウォール2
10を形成し、絶縁材料208の表面208aを露出さ
せる。硬質材料スペースウォール210の形成は、基板
200上にコンフォーマル(conformal) 硬質材料膜を形
成するものであり、それは基板200の表面のアウトラ
インに沿って、ハードマスク膜202を被覆し、かつ深
いトレンチ206の側壁206aに沿って絶縁材料20
8を被覆することから形成されるものであり、更にコン
フォーマル硬質材料膜に対してエッチバックを行うが、
例えば異方性(anisotropic)エッチングにより行う場合
には、ハードマスク膜202および絶縁材料208の水
平面上の硬質材料膜を除去して、深いトレンチ206の
側壁にある硬質材料スペースウォール210を残させる
ものとし、硬質材料スペースウォール210のエッチバ
ックが、例えば絶縁材料208をストップ膜として行わ
れるためには、コンフォーマル硬質材料膜は絶縁材料2
08に対して大きいエッチング選択比を有する材料とし
なければならない。コンフォーマル硬質材料膜は、例え
ば化学気相堆積法により厚さが約200Åの窒化シリコ
ン膜とすることができる。
壁の上部表面206a上に硬質材料スペースウォール2
10を形成し、絶縁材料208の表面208aを露出さ
せる。硬質材料スペースウォール210の形成は、基板
200上にコンフォーマル(conformal) 硬質材料膜を形
成するものであり、それは基板200の表面のアウトラ
インに沿って、ハードマスク膜202を被覆し、かつ深
いトレンチ206の側壁206aに沿って絶縁材料20
8を被覆することから形成されるものであり、更にコン
フォーマル硬質材料膜に対してエッチバックを行うが、
例えば異方性(anisotropic)エッチングにより行う場合
には、ハードマスク膜202および絶縁材料208の水
平面上の硬質材料膜を除去して、深いトレンチ206の
側壁にある硬質材料スペースウォール210を残させる
ものとし、硬質材料スペースウォール210のエッチバ
ックが、例えば絶縁材料208をストップ膜として行わ
れるためには、コンフォーマル硬質材料膜は絶縁材料2
08に対して大きいエッチング選択比を有する材料とし
なければならない。コンフォーマル硬質材料膜は、例え
ば化学気相堆積法により厚さが約200Åの窒化シリコ
ン膜とすることができる。
【0020】図15において、絶縁材料208を除去し
て、深いトレンチ206の側壁の底部表面206bを露
出させる、すなわち基板200のシリコン基材を露出さ
せて、絶縁材料208を除去するが、例えばウェットエ
ッチング法により行い、深いトレンチ206の底部にあ
る絶縁材料208を完全に除去する。そして、基板20
0に対して熱処理を行うが、例えば炉心管または短時間
処理を利用して酸素雰囲気で行い、酸素が高温下で深い
トレンチ206中に露出しているシリコン基材と反応し
て、図15に示したように、露出している基板200の
表面206bを酸化して酸化膜212とするが、酸化ス
テップにおいて、深いトレンチ206の上部の側壁20
6aが硬質材料スペースウォール210で被覆されてい
るため、上部側壁206aは酸化反応を発生させない。
なお、形成される酸化物膜212の厚さは実際の必要に
よって決めるものとし、酸化反応で露出されたシリコン
材が消耗されるので、シリコン材(基板)200と酸化
物膜212との境界面が基板200方面へ移動するか
ら、おおよそ1000Å位の酸化物膜212を生成させ
る場合、シリコン材200と酸化物膜212との境界面
は基板200方向へ500Åほど移動する。
て、深いトレンチ206の側壁の底部表面206bを露
出させる、すなわち基板200のシリコン基材を露出さ
せて、絶縁材料208を除去するが、例えばウェットエ
ッチング法により行い、深いトレンチ206の底部にあ
る絶縁材料208を完全に除去する。そして、基板20
0に対して熱処理を行うが、例えば炉心管または短時間
処理を利用して酸素雰囲気で行い、酸素が高温下で深い
トレンチ206中に露出しているシリコン基材と反応し
て、図15に示したように、露出している基板200の
表面206bを酸化して酸化膜212とするが、酸化ス
テップにおいて、深いトレンチ206の上部の側壁20
6aが硬質材料スペースウォール210で被覆されてい
るため、上部側壁206aは酸化反応を発生させない。
なお、形成される酸化物膜212の厚さは実際の必要に
よって決めるものとし、酸化反応で露出されたシリコン
材が消耗されるので、シリコン材(基板)200と酸化
物膜212との境界面が基板200方面へ移動するか
ら、おおよそ1000Å位の酸化物膜212を生成させ
る場合、シリコン材200と酸化物膜212との境界面
は基板200方向へ500Åほど移動する。
【0021】図16において、上述した酸化反応が深い
トレンチ206の底部表面206bのシリコン材を消耗
させるため、酸化ステップより形成された酸化物膜21
2を除去した場合、例えばウェットエッチングにより行
った時、図16に示したようなボトル状の深いトレンチ
207を形成することができる。酸化物膜212を除去
すると、ボトル状の深いトレンチ207の底部の基板2
00の表面206b′が露出されるが、ボトル状の深い
トレンチ207の上部側壁206aおよび基板200の
上表面200aは、それぞれ硬質材料スペースウォール
210およびハードマスク膜202により被覆されてい
るため、酸化物膜212を除去するにあたって基板20
0の他の部分に損傷を与えることはない。
トレンチ206の底部表面206bのシリコン材を消耗
させるため、酸化ステップより形成された酸化物膜21
2を除去した場合、例えばウェットエッチングにより行
った時、図16に示したようなボトル状の深いトレンチ
207を形成することができる。酸化物膜212を除去
すると、ボトル状の深いトレンチ207の底部の基板2
00の表面206b′が露出されるが、ボトル状の深い
トレンチ207の上部側壁206aおよび基板200の
上表面200aは、それぞれ硬質材料スペースウォール
210およびハードマスク膜202により被覆されてい
るため、酸化物膜212を除去するにあたって基板20
0の他の部分に損傷を与えることはない。
【0022】図17において、基板200上にドープト
膜214を形成するが、例えばインシトゥ(in-situ)イ
オンドーピング方式による、化学気相堆積法でドープト
酸化シリコン膜を形成して、ボトル状の深いトレンチ2
07の底部表面206b′および硬質材料スペースウォ
ール210を被覆するとともに、ハードマスク膜202
上まで延伸させるものとするが、ドープト膜214中の
ドーパントを例えばヒ素イオンとすることができる。そ
して、基板200に対して熱処理を行い、ドープト膜2
14中のドーパントをボトル状の深いトレンチ207の
底部で露出している基板200の表面206b′に拡散
させて、図18に示したように、深いトレンチ207の
底部にドープト領域216を形成して、このドープト領
域216を深いトレンチキャパシターのストレージ電極
とする。また、ボトル状の深いトレンチ207上部には
硬質材料スペースウォール210が形成されているた
め、ドープト膜214中のあるドーパントの拡散を阻止
することができ、ドープト領域216が拡散し過ぎない
ようにして、ボトル状の深いトレンチ207を囲む範囲
内に制限することができる。
膜214を形成するが、例えばインシトゥ(in-situ)イ
オンドーピング方式による、化学気相堆積法でドープト
酸化シリコン膜を形成して、ボトル状の深いトレンチ2
07の底部表面206b′および硬質材料スペースウォ
ール210を被覆するとともに、ハードマスク膜202
上まで延伸させるものとするが、ドープト膜214中の
ドーパントを例えばヒ素イオンとすることができる。そ
して、基板200に対して熱処理を行い、ドープト膜2
14中のドーパントをボトル状の深いトレンチ207の
底部で露出している基板200の表面206b′に拡散
させて、図18に示したように、深いトレンチ207の
底部にドープト領域216を形成して、このドープト領
域216を深いトレンチキャパシターのストレージ電極
とする。また、ボトル状の深いトレンチ207上部には
硬質材料スペースウォール210が形成されているた
め、ドープト膜214中のあるドーパントの拡散を阻止
することができ、ドープト領域216が拡散し過ぎない
ようにして、ボトル状の深いトレンチ207を囲む範囲
内に制限することができる。
【0023】上述したステップによりボトル状の深いト
レンチ207を形成することを利用して、ストレージ電
極216が蓄積する電荷の面積を約50〜100%の割
合で増大することができるため、電荷蓄積面積が大幅に
増大することにより、蓄積される電荷も正比例で増大す
るから、キャパシター値を向上させることができる。
レンチ207を形成することを利用して、ストレージ電
極216が蓄積する電荷の面積を約50〜100%の割
合で増大することができるため、電荷蓄積面積が大幅に
増大することにより、蓄積される電荷も正比例で増大す
るから、キャパシター値を向上させることができる。
【0024】図17において、ストレージ電極216を
形成した後、ドープト膜214を除去するステップを行
うが、ドープト膜214を例えばバッファードフッ酸(b
uffered HF = BHF)または希フッ酸(diluted HF = DHF)
のウェットエッチング法により除去するが、このような
エッチング法で使用するエッチング剤は、図18に示し
たように、ドープト膜214を除去するが、硬質材料ス
ペースウォール210を除去することがない。続いて、
図19に示したように、ストレージ電極216上にキャ
パシター誘電膜218、例えば窒化物/窒化物膜(NO)を
形成する。次に、ボトル状の深いトレンチ207中にお
いて、キャパシター誘電膜218上に第1導電材料22
0を形成するが、第1導電材料220によりボトル状の
深いトレンチ207を完全に充填し、かつハードマスク
膜202上にまで延伸するが、第1導電材料220を例
えば化学気相堆積法で、インシトゥドーピングを行うこ
とによりポリシリコン膜として形成する。
形成した後、ドープト膜214を除去するステップを行
うが、ドープト膜214を例えばバッファードフッ酸(b
uffered HF = BHF)または希フッ酸(diluted HF = DHF)
のウェットエッチング法により除去するが、このような
エッチング法で使用するエッチング剤は、図18に示し
たように、ドープト膜214を除去するが、硬質材料ス
ペースウォール210を除去することがない。続いて、
図19に示したように、ストレージ電極216上にキャ
パシター誘電膜218、例えば窒化物/窒化物膜(NO)を
形成する。次に、ボトル状の深いトレンチ207中にお
いて、キャパシター誘電膜218上に第1導電材料22
0を形成するが、第1導電材料220によりボトル状の
深いトレンチ207を完全に充填し、かつハードマスク
膜202上にまで延伸するが、第1導電材料220を例
えば化学気相堆積法で、インシトゥドーピングを行うこ
とによりポリシリコン膜として形成する。
【0025】図20において、第1導電材料220をエ
ッチバックして、ボトル状の深いトレンチ207中にあ
る第1導電膜220aをストレージ電極216および硬
質材料スペースウォール210の下表面より高く、基板
200の上表面200aより低い所に位置させる。第1
導電材料220をエッチバックするステップは、例えば
先化学機械研磨法によりハードマスク膜202の表面の
第1導電材料220を除去してから、ドライエッチング
またはウェットエッチングによりボトル状の深いトレン
チ207中の第1導電膜202の上部を除去するものと
し、第1導電材料220をエッチングする際にはエッチ
ング選択比を調整して、エッチング時にハードマスク膜
202が破壊されないようにする必要があり、それによ
り、第1導電材料220を第1材料膜220aのような
適当な高さd′にまでエッチングすることができ、第1
導電膜220aより高いキャパシター誘電膜218の部
分を露出させることができる。なお、第1導電膜220
aの適当な高さd′を基板200の上表面200aのよ
り1200Å低いものとすることができる。
ッチバックして、ボトル状の深いトレンチ207中にあ
る第1導電膜220aをストレージ電極216および硬
質材料スペースウォール210の下表面より高く、基板
200の上表面200aより低い所に位置させる。第1
導電材料220をエッチバックするステップは、例えば
先化学機械研磨法によりハードマスク膜202の表面の
第1導電材料220を除去してから、ドライエッチング
またはウェットエッチングによりボトル状の深いトレン
チ207中の第1導電膜202の上部を除去するものと
し、第1導電材料220をエッチングする際にはエッチ
ング選択比を調整して、エッチング時にハードマスク膜
202が破壊されないようにする必要があり、それによ
り、第1導電材料220を第1材料膜220aのような
適当な高さd′にまでエッチングすることができ、第1
導電膜220aより高いキャパシター誘電膜218の部
分を露出させることができる。なお、第1導電膜220
aの適当な高さd′を基板200の上表面200aのよ
り1200Å低いものとすることができる。
【0026】図21において、露出されたキャパシター
誘電膜218ならびに第1導電膜220aに被覆されて
いない硬質材料スペースウォール210、即ち第1導電
膜220aより高いキャパシター誘電膜218および硬
質材料スペースウォール210を除去して、図21に示
したように、第1導電膜220aと同じ高さの表面を有
するキャパシター誘電膜218aならびに硬質材料スペ
ースウォール210aを形成する。そして、同じく図2
1において、第1導電膜220a上に第2導電膜22
2、例えばポリシリコン膜を形成して、ボトル状の深い
トレンチ207の残り部分を完全に充填して、その表面
を少なくとも基板200の上表面200aより高くする
が、例えば第1導電膜220a上に第2誘電材料を形成
してから、化学機械研磨法により平坦化することにより
完成する。なお、第2導電膜222は、上部表面206
aにより基板200と電気接続すると同時に、第1導電
膜220aとも電気接続し、また第2導電膜222と接
合する第1導電膜220aのある部分が硬質材料スペー
スウォール210aにより基板200と分離されるた
め、第2導電膜222が基板200を介して第1導電膜
220aとショートすることがない。
誘電膜218ならびに第1導電膜220aに被覆されて
いない硬質材料スペースウォール210、即ち第1導電
膜220aより高いキャパシター誘電膜218および硬
質材料スペースウォール210を除去して、図21に示
したように、第1導電膜220aと同じ高さの表面を有
するキャパシター誘電膜218aならびに硬質材料スペ
ースウォール210aを形成する。そして、同じく図2
1において、第1導電膜220a上に第2導電膜22
2、例えばポリシリコン膜を形成して、ボトル状の深い
トレンチ207の残り部分を完全に充填して、その表面
を少なくとも基板200の上表面200aより高くする
が、例えば第1導電膜220a上に第2誘電材料を形成
してから、化学機械研磨法により平坦化することにより
完成する。なお、第2導電膜222は、上部表面206
aにより基板200と電気接続すると同時に、第1導電
膜220aとも電気接続し、また第2導電膜222と接
合する第1導電膜220aのある部分が硬質材料スペー
スウォール210aにより基板200と分離されるた
め、第2導電膜222が基板200を介して第1導電膜
220aとショートすることがない。
【0027】この発明を好適な実施の形態により開示し
たが、もとよりこの発明を限定するものではなく、当業
者であれば明らかであるように、この発明の技術思想の
範囲において、適当な変更ならびに修正が当然なされう
るものであるから、その特許権保護の範囲は特許請求の
範囲および、それと均等な領域を基準として決めなけれ
ばならない。
たが、もとよりこの発明を限定するものではなく、当業
者であれば明らかであるように、この発明の技術思想の
範囲において、適当な変更ならびに修正が当然なされう
るものであるから、その特許権保護の範囲は特許請求の
範囲および、それと均等な領域を基準として決めなけれ
ばならない。
【0028】
【発明の効果】上記構成により、この発明にかかる好適
な実施の形態は、製造プロセスにおいて硬質材料スペー
スウォールを残すことにより、ボトル状の深いトレンチ
の側壁部分の上部表面を保護することができるので、ス
トレージ電極の製造プロセスを簡略化することができる
だけではなく、上部電極を形成するプロセスも簡略化で
きるから、深いトレンチキャパシターの製作フローを大
幅に減少することができ、コストを低減させる目的を達
成することができる。また、ボトル状の深いトレンチを
利用することにより、ストレージ電極の面積を増大さ
せ、深いトレンチキャパシターのキャパシター値を向上
させるものである。したがって、産業上の利用価値が高
い。
な実施の形態は、製造プロセスにおいて硬質材料スペー
スウォールを残すことにより、ボトル状の深いトレンチ
の側壁部分の上部表面を保護することができるので、ス
トレージ電極の製造プロセスを簡略化することができる
だけではなく、上部電極を形成するプロセスも簡略化で
きるから、深いトレンチキャパシターの製作フローを大
幅に減少することができ、コストを低減させる目的を達
成することができる。また、ボトル状の深いトレンチを
利用することにより、ストレージ電極の面積を増大さ
せ、深いトレンチキャパシターのキャパシター値を向上
させるものである。したがって、産業上の利用価値が高
い。
【図1】従来技術にかかるボトル状の深いトレンチキャ
パシターの製造フローを示す要部断面図である。
パシターの製造フローを示す要部断面図である。
【図2】従来技術にかかるボトル状の深いトレンチキャ
パシターの製造フローを示す要部断面図である。
パシターの製造フローを示す要部断面図である。
【図3】従来技術にかかるボトル状の深いトレンチキャ
パシターの製造フローを示す要部断面図である。
パシターの製造フローを示す要部断面図である。
【図4】従来技術にかかるボトル状の深いトレンチキャ
パシターの製造フローを示す要部断面図である。
パシターの製造フローを示す要部断面図である。
【図5】従来技術にかかるボトル状の深いトレンチキャ
パシターの製造フローを示す要部断面図である。
パシターの製造フローを示す要部断面図である。
【図6】従来技術にかかるボトル状の深いトレンチキャ
パシターの製造フローを示す要部断面図である。
パシターの製造フローを示す要部断面図である。
【図7】従来技術にかかるボトル状の深いトレンチキャ
パシターの製造フローを示す要部断面図である。
パシターの製造フローを示す要部断面図である。
【図8】従来技術にかかるボトル状の深いトレンチキャ
パシターの製造フローを示す要部断面図である。
パシターの製造フローを示す要部断面図である。
【図9】従来技術にかかるボトル状の深いトレンチキャ
パシターの製造フローを示す要部断面図である。
パシターの製造フローを示す要部断面図である。
【図10】従来技術にかかるボトル状の深いトレンチキ
ャパシターの製造フローを示す要部断面図である。
ャパシターの製造フローを示す要部断面図である。
【図11】従来技術にかかるボトル状の深いトレンチキ
ャパシターの製造フローを示す要部断面図である。
ャパシターの製造フローを示す要部断面図である。
【図12】この発明の好適な実施の形態にかかるボトル
状の深いトレンチキャパシターの製造フローを示す要部
断面図である。
状の深いトレンチキャパシターの製造フローを示す要部
断面図である。
【図13】この発明の好適な実施の形態にかかるボトル
状の深いトレンチキャパシターの製造フローを示す要部
断面図である。
状の深いトレンチキャパシターの製造フローを示す要部
断面図である。
【図14】この発明の好適な実施の形態にかかるボトル
状の深いトレンチキャパシターの製造フローを示す要部
断面図である。
状の深いトレンチキャパシターの製造フローを示す要部
断面図である。
【図15】この発明の好適な実施の形態にかかるボトル
状の深いトレンチキャパシターの製造フローを示す要部
断面図である。
状の深いトレンチキャパシターの製造フローを示す要部
断面図である。
【図16】この発明の好適な実施の形態にかかるボトル
状の深いトレンチキャパシターの製造フローを示す要部
断面図である。
状の深いトレンチキャパシターの製造フローを示す要部
断面図である。
【図17】この発明の好適な実施の形態にかかるボトル
状の深いトレンチキャパシターの製造フローを示す要部
断面図である。
状の深いトレンチキャパシターの製造フローを示す要部
断面図である。
【図18】この発明の好適な実施の形態にかかるボトル
状の深いトレンチキャパシターの製造フローを示す要部
断面図である。
状の深いトレンチキャパシターの製造フローを示す要部
断面図である。
【図19】この発明の好適な実施の形態にかかるボトル
状の深いトレンチキャパシターの製造フローを示す要部
断面図である。
状の深いトレンチキャパシターの製造フローを示す要部
断面図である。
【図20】この発明の好適な実施の形態にかかるボトル
状の深いトレンチキャパシターの製造フローを示す要部
断面図である。
状の深いトレンチキャパシターの製造フローを示す要部
断面図である。
【図21】この発明の好適な実施の形態にかかるボトル
状の深いトレンチキャパシターの製造フローを示す要部
断面図である。
状の深いトレンチキャパシターの製造フローを示す要部
断面図である。
200 基板 202 ハードマスク膜 204 パッド酸化物膜 206 深いトレンチ 206a 上部表面 206b 底部表面 210 硬質材料スペースウォール 210a 硬質材料スペースウォール 212 酸化物膜 214 ドープト絶縁膜 216 ドープト領域 218 キャパシター誘電膜 218a キャパシター誘電膜 220 第1導電膜 220a 第1導電膜 222 第2導電膜
フロントページの続き (71)出願人 598113542 シーメンス アクチエンゲゼルシャフト Siemens AG ドイツ連邦共和国 ミュンヘン,ウィッテ ルスッバッチャープラッズ2,D−80333 (72)発明者 蕭 家順 台灣新竹市香山区柑林溝213巷95弄50号 (72)発明者 顔 文彬 台灣新竹市▲なん▼雅街311巷36弄59之4 号5楼 Fターム(参考) 5F083 AD16 GA22 GA28 PR05
Claims (32)
- 【請求項1】 基板に適用され、ハードマスク膜を用い
て前記基板上に深いトレンチをパターニングするととも
に、前記基板と前記ハードマスク膜との間にはパッド絶
縁膜を有するものであって、 前記深いトレンチ中に絶縁材料を形成し、前記絶縁材料
が前記深いトレンチを完全には充填せず、前記絶縁材料
より高い位置にある深いトレンチの側壁表面を露出させ
るステップと、 前記絶縁材料より高い位置にある前記深いトレンチの側
壁表面上に硬質材料スペースウォールを形成するステッ
プと、 前記絶縁材料を除去して、前記深いトレンチの底部にあ
る前記基板表面を露出させるステップと、 前記深いトレンチ中にドープト膜を形成して、前記深い
トレンチの底部において露出された前記基板表面を被覆
するステップと、 熱処理を行って、前記深いトレンチの底部にある前記基
板にドープト領域を形成し、前記深いトレンチキャパシ
ターの深いトレンチストレージ電極とするステップと、 前記ドープト膜を除去するステップと、 前記深いトレンチストレージ電極上にキャパシター誘電
膜を形成するステップと、 前記深いトレンチ中に第1導電膜を形成して、前記深い
トレンチを適当な高さにまで充填し、前記適当な高さ
が、前記硬質材料スペースウォールの下表面より高く、
前記基板の上表面より低いと、同時に前記深いトレンチ
の部分の上部表面を露出させるステップと、 前記深いトレンチ中に第2導電膜を形成して、前記第1
導電膜と前記第2導電膜とを前記深いトレンチキャパシ
ターの上部電極とするとともに前記第2導電膜と前記基
板とを電気接続し、かつ第1導電膜と電気接続するステ
ップとを具備することを特徴とする深いトレンチキャパ
シターの製造方法。 - 【請求項2】 前記深いトレンチ中に絶縁材料を形成す
るステップが、さらに、 前記深いトレンチ中に絶縁膜を形成して、前記深いトレ
ンチを完全に充填し、かつ前記ハードマスク膜の表面ま
で延伸する小ステップと、 前記絶縁膜を第1の適当な深さまでエッチバックして、
前記深いトレンチ中に前記絶縁膜を充填するが、前記深
いトレンチを完全には充填しないものとする小ステップ
とを具備することを特徴とする請求項1記載の深いトレ
ンチキャパシターの製造方法。 - 【請求項3】 前記絶縁膜が、酸化物膜を含むものであ
ることを特徴とする請求項2記載の深いトレンチキャパ
シターの製造方法。 - 【請求項4】 前記絶縁材料より高い前記深いトレンチ
の側壁表面上に硬質材料スペースウォールを形成するス
テップが、さらに、 前記基板および前記深いトレンチに対してコンフォーマ
ル硬質材料膜を形成する小ステップと、 前記コンフォーマル硬質材料膜をエッチバックして、前
記深いトレンチの前記上部側壁上に硬質材料スペースウ
ォールを形成し、前記深いトレンチ中の前記絶縁材料の
表面を露出させる小ステップとを具備することを特徴と
する請求項1載の深いトレンチキャパシターの製造方
法。 - 【請求項5】 前記コンフォーマル硬質材料膜が、窒化
シリコン膜を含むものであることを特徴とする請求項4
記載の深いトレンチキャパシターの製造方法。 - 【請求項6】 前記した絶縁材料を除去することが、ウ
ェットエッチング法を含むものであることを特徴とする
請求項1記載の深いトレンチキャパシターの製造方法。 - 【請求項7】 前記ドープト膜が、化学気相堆積法によ
りドープト酸化シリコン膜を形成することを含むもので
あることを特徴とする請求項1記載の深いトレンチキャ
パシターの製造方法。 - 【請求項8】 前記深いトレンチ中に第1導電膜を形成
して、前記深いトレンチを適当な高さまで充填するステ
ップが、さらに、 前記トレンチ中に第1導電材料を形成して、前記トレン
チを完全に充填し、かつ前記ハードマスク膜上まで延伸
する小ステップと、 前記第1導電材料をエッチバックして、前記深いトレン
チ中に前記第1導電膜を形成し、前記トレンチを第2の
適当な深さまで埋め込んで、前記第1導電膜より高い前
記キャパシター誘電膜を露出させる小ステップと、 前記第1導電膜より高い前記キャパシター誘電膜および
硬質材料スペースウォールを除去して、前記キャパシタ
ー誘電膜および前記硬質材料スペースウォールならびに
前記第1導電膜を同じ高さとし、前記深いトレンチの上
部表面を部分的に露出させる小ステップとを具備するこ
とを特徴とする請求項1記載の深いトレンチキャパシタ
ーの製造方法。 - 【請求項9】 前記第1導電材料が、ポリシリコン膜を
含むものであることを特徴とする請求項8記載の深いト
レンチキャパシターの製造方法。 - 【請求項10】 前記深いトレンチ中に第2導電膜を形
成するステップが、さらに、 前記深いトレンチ中に第2導電材料を形成し、前記深い
トレンチを完全に充填し、かつ前記ハードマスク膜上ま
で延伸する小ステップと、 前記第2導電膜をエッチバックし、前記第2導電膜が少
なくとも前記基板の上表面と同じ高さの表面を有するよ
うにするステップとを具備することを特徴とする請求項
1記載の深いトレンチキャパシターの製造方法。 - 【請求項11】 前記第2導電膜材料が、ポリシリコン
膜を含むものであることを特徴とする請求項10記載の
深いトレンチキャパシターの製造方法。 - 【請求項12】 基板に適用されるものであって、少な
くとも、前記基板中に深いトレンチを提供して、前記基
板の上表面に順番にパッド酸化物膜およびハードマスク
膜を有するとともに、前記深いトレンチの表面を露出さ
せるステップと、 前記深いトレンチ中に絶縁材料を形成し、前記絶縁材料
が前記深いトレンチを第1所定高さまで充填して、前記
絶縁材料の表面を前記基板の前記上表面より低いものと
するステップと、 前記深いトレンチの側壁の上部表面に硬質材料スペース
ウォールを形成し、前記絶縁材料の表面を露出させるス
テップと、 前記絶縁材料を除去し、前記深いトレンチの底部表面を
完全に露出させるステップと、 前記深いトレンチの底部にボトル状の深いトレンチを形
成するステップと、 前記ボトル状の深いトレンチ中にドープト酸化物膜を形
成し、前記ボトル状の深いトレンチ中の露出された表面
を被覆するステップと、 前記ドープト酸化物膜中のドーパントを前記ボトル状の
深いトレンチの底部へ拡散進入させ、ボトル状の深いト
レンチストレージ電極を形成するステップと、 前記ドープト酸化物膜を除去するステップと、 前記ボトル状の深いトレンチストレージ電極上にキャパ
シター誘電膜を形成するステップと、 前記ボトル状の深いトレンチ中に第1導電膜を形成し、
前記第1導電膜で前記ボトル状の深いトレンチを第2所
定高さまで充填し、前記第2所定高さが、前記ボトル状
の深いトレンチストレージ電極より高く、前記基板の上
表面より低いものとするステップと、 前記第1導電膜より高い前記キャパシター誘電膜および
前記硬質材料スペースウォールを除去して、前記キャパ
シター誘電膜および前記硬質材料スペースウォールが第
2所定高さを有するものとするステップと、 前記第1導電膜上に第2導電膜を形成して、前記ボトル
状の深いトレンチを充填し、前記第1導電膜および第2
導電膜を上部電極とし、前記第2導電膜を前記第1導電
膜および前記基板と電気接続させるステップとを具備す
ることを特徴とするボトル状の深いトレンチキャパシタ
ーの製造方法。 - 【請求項13】 前記第1の所定高さが、前記ボトル状
の深いトレンチストレージ電極を形成する高さであるこ
とを特徴とする請求項12記載のボトル状の深いトレン
チキャパシターの製造方法。 - 【請求項14】 前記深いトレンチ中に絶縁材料を形成
するステップが、さらに、 前記深いトレンチ中に絶縁膜を堆積し、前記深いトレン
チを完全に充填し、かつ前記ハードマスク膜を被覆する
小ステップと、 前記ハードマスク膜の表面および前記深いトレンチ中の
前記絶縁膜の一部分を除去して、前記深いトレンチの側
壁の前記上部表面を露出させる小ステップとを具備する
ことを特徴とする請求項12記載のボトル状の深いトレ
ンチキャパシターの製造方法。 - 【請求項15】 前記絶縁膜が、化学気相堆積法より形
成される酸化物膜を含むものであることを特徴とする請
求項14記載のボトル状の深いトレンチキャパシターの
製造方法。 - 【請求項16】 前記深いトレンチの側壁の前記上部表
面に硬質材料スペースウォールを形成するステップが、
さらに、 前記基板および前記深いトレンチ上に硬質材料膜を形成
し、前記硬質材料膜が、前記基板にコンフォーマルなも
のであって、前記硬質材料膜が前記絶縁材料を被覆する
小ステップと、 前記絶縁材料上の前記硬質材料膜を除去して、前記絶縁
材料を露出させる小ステップとを具備することを特徴と
する請求項12記載のボトル状の深いトレンチキャパシ
ターの製造方法。 - 【請求項17】 前記硬質材料膜が、窒化シリコンを含
むものであることを特徴とする請求項16記載のボトル
状の深いトレンチキャパシターの製造方法。 - 【請求項18】 前記絶縁材料を除去することが、ウェ
ットエッチング法を含むものであることを特徴とする請
求項12記載のボトル状の深いトレンチキャパシターの
製造方法。 - 【請求項19】 前記ボトル状の深いトレンチを形成す
るステップが、さらに、 前記深いトレンチの前記底部表面を酸化して、前記底部
表面に酸化物膜を形成する小ステップと、 前記酸化膜を除去し、ボトル状の深いトレンチを形成す
る小ステップとを具備することを特徴とする請求項12
記載のボトル状の深いトレンチキャパシターの製造方
法。 - 【請求項20】 前記深いトレンチの前記底部表面を酸
化することが、熱処理により行われ、前記深いトレンチ
の底部の前記基板を酸化させて前記酸化物を形成するも
のである請求項12または19記載のボトル状の深いト
レンチキャパシターの製造方法。 - 【請求項21】 前記酸化物膜を除去することが、ウェ
ットエッチングにより行われるものを含むものであるこ
とを特徴とする請求項12記載のボトル状の深いトレン
チキャパシターの製造方法。 - 【請求項22】 前記ドープト酸化シリコン膜中のドー
パントを前記ボトル状の深いトレンチの底部に拡散進入
させることが、熱処理によって行われるものであって、
前記ボトル状の深いトレンチの側壁の上部表面が、前記
硬質材料スペースウォールを有して、前記ドーパントが
前記側壁の前記上部表面からは拡散進入しないものであ
ることを特徴とする請求項12記載のボトル状の深いト
レンチキャパシターの製造方法。 - 【請求項23】 前記ドープト酸化物膜を除去すること
が、ウェットエッチング法を含むものであることを特徴
とする請求項12記載のボトル状の深いトレンチキャパ
シターの製造方法。 - 【請求項24】 前記キャパシター誘電膜が、窒化物/
酸化膜を含むものであることを特徴とする請求項12記
載のボトル状の深いトレンチキャパシターの製造方法。 - 【請求項25】 前記第1導電膜が、ポリシリコン膜を
含むものであることを特徴とする請求項12記載のボト
ル状の深いトレンチキャパシターの製造方法。 - 【請求項26】 前記第2導電膜が、ポリシリコン膜を
含むものであることを特徴とする請求項12記載のボト
ル状の深いトレンチキャパシターの製造方法。 - 【請求項27】 深いトレンチを形成した基板に適用す
るものであって、 前記深いトレンチ中に絶縁材料を形成し、前記絶縁材料
の表面を前記基板の上表面より低いものとするステップ
と、 前記深いトレンチの側壁の上部表面上に硬質材料スペー
スウォールを形成し、前記絶縁材料を露出させるステッ
プと、 前記絶縁材料を除去するが、前記硬質材料スペースウォ
ールを除去しないで、前記深いトレンチの底部の前記基
板を露出させるステップと、 前記深いトレンチ中にドープト酸化物膜を形成するステ
ップと、 前記深いトレンチの底部の前記基板にドープト領域を形
成して、深いトレンチストレージ電極とし、前記ドープ
ト領域が前記深いトレンチの底部を囲むようにするステ
ップと、 前記ドープト酸化物膜を除去するステップと、 前記深いトレンチストレージ電極上にキャパシター誘電
膜を形成するステップと、 前記深いトレンチ中に所定高さを有する第1導電膜を充
填するステップと、 前記第1導電膜により被覆されていない前記キャパシタ
ー誘電膜および前記硬質材料スペースウォールを除去す
るステップと、 前記第1導電膜上に第2導電膜を形成して、前記深いト
レンチを完全に充填し、前記第1導電膜および前記第2
導電膜を上部電極とするステップとを具備することを特
徴とする深いトレンチキャパシターの製造方法。 - 【請求項28】 前記深いトレンチ中に絶縁材料を形成
することが、前記深いトレンチ中に絶縁膜を形成してか
ら、前記絶縁膜をエッチバックし、前記絶縁材料の表面
を前記基板の上表面より低くするものであることを特徴
とする請求項27記載の深いトレンチキャパシターの製
造方法。 - 【請求項29】 前記硬質材料スペースウォールの形成
が、前記基板上にコンフォーマル硬質材料膜を形成して
から、前記コンフォーマル硬質材料膜をエッチバックし
て、前記絶縁材料上の前記コンフォーマル硬質材料膜を
除去し、前記絶縁材料を露出させるものであることを特
徴とする請求項27記載の深いトレンチキャパシターの
製造方法。 - 【請求項30】 前記絶縁材料を除去することが、ウェ
ットエッチング法により行われるものを含むものである
ことを特徴とする請求項27記載の深いトレンチキャパ
シターの製造方法。 - 【請求項31】 前記ドープト領域が、前記基板に対す
る熱処理を行うことを利用して、前記ドープト酸化物膜
中のドーパントを前記深いトレンチの底部に拡散進入さ
せてから形成するものであることを特徴とする請求項2
7記載の深いトレンチキャパシターの製造方法。 - 【請求項32】 前記キャパシター誘電膜が、窒化物/
酸化物を含むものであることを特徴とする請求項27記
載の深いトレンチキャパシターの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000024238A JP2001217404A (ja) | 2000-02-01 | 2000-02-01 | 深いトレンチキャパシターの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000024238A JP2001217404A (ja) | 2000-02-01 | 2000-02-01 | 深いトレンチキャパシターの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001217404A true JP2001217404A (ja) | 2001-08-10 |
Family
ID=18550264
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000024238A Pending JP2001217404A (ja) | 2000-02-01 | 2000-02-01 | 深いトレンチキャパシターの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001217404A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6943387B2 (en) | 2002-04-10 | 2005-09-13 | Renesas Technology Corp. | Semiconductor device, manufacturing thereof and power amplifier module |
US7485909B2 (en) | 2005-05-16 | 2009-02-03 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device and method of manufacturing the same |
CN111834285A (zh) * | 2020-07-20 | 2020-10-27 | 武汉新芯集成电路制造有限公司 | 半导体器件及其制造方法 |
-
2000
- 2000-02-01 JP JP2000024238A patent/JP2001217404A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6943387B2 (en) | 2002-04-10 | 2005-09-13 | Renesas Technology Corp. | Semiconductor device, manufacturing thereof and power amplifier module |
US7485909B2 (en) | 2005-05-16 | 2009-02-03 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device and method of manufacturing the same |
CN111834285A (zh) * | 2020-07-20 | 2020-10-27 | 武汉新芯集成电路制造有限公司 | 半导体器件及其制造方法 |
CN111834285B (zh) * | 2020-07-20 | 2024-05-17 | 武汉新芯集成电路制造有限公司 | 半导体器件及其制造方法 |
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A02 | Decision of refusal |
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