JP2001215053A - 自動風呂装置 - Google Patents

自動風呂装置

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JP2001215053A JP2000025652A JP2000025652A JP2001215053A JP 2001215053 A JP2001215053 A JP 2001215053A JP 2000025652 A JP2000025652 A JP 2000025652A JP 2000025652 A JP2000025652 A JP 2000025652A JP 2001215053 A JP2001215053 A JP 2001215053A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浴槽内の水位検出を短時間で正確に行う。 【解決手段】 S15で給湯を停止後、S16でポンプ
の入力電圧を位相角0°として駆動させる。S17で所
定の撹拌時間(ここでは20秒間)が経過すると、S1
8で今度は位相角を98°にして10秒間駆動させてS
19でOFFにし、S20でポンプの停止後所定時間
(ここでは10〜15秒)経過を確認する。所定時間経
過すると、S21で圧力センサに基づく浴槽の水位を検
出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽内の湯水を循
環させる循環加熱回路とポンプとを備えた自動風呂装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動風呂装置(以下「風呂装置」とい
う)においては、所定温度の湯を直接浴槽へ落とし込ん
で浴槽に湯張りを行う給湯回路の他、風呂バーナを備え
た風呂熱交換器と浴槽とを往き配管と戻り配管とで接続
し、ポンプによって浴槽の湯水を循環させながら追い焚
きを可能とする循環加熱回路が設けられている。又、風
呂装置には、浴槽の水位を検出する圧力センサ等の水位
検出手段が備えられて、湯張り終了後は、水位検出手段
により得られる検出水位と予め設定された基準水位とを
比較して、基準水位から所定量低下した場合には給湯回
路から足し湯が行われるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記風呂装置において
は、水位の検出を行う際に、循環加熱回路の配管内に空
気が入り込んでいると、水位を誤認識してしまうため、
ポンプを所定時間駆動させて循環加熱回路内で湯水を循
環させることで配管内の空気を排出するようにしてい
る。又、循環終了後、ポンプをOFFさせたときに圧力
変動が生じることから、ポンプOFF後、所定の待機時
間の経過を待って圧力変動が解消した後に水位検出を行
うようにしている。しかし、ポンプは通常最大能力で回
転するため、循環流量は大流量となっており、大きな圧
力変動が生じることから、変動した圧力が平滑されるま
で待機時間を長く(例えば30秒)確保する必要が生
じ、循環開始から水位検出までに時間がかかっていた。
【0004】そこで、請求項1に記載の発明は、浴槽の
水位検出を短時間で正確に行うことができる自動風呂装
置を提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、ポンプの回転数を制御す
る回転数制御手段を設け、回転数制御手段により、ポン
プの駆動時間の終了直前にポンプの回転数を低下させて
から待機時間へ移行させることを特徴とするものであ
る。請求項2に記載の発明は、請求項1の目的に加え
て、回転数制御を簡単に実行するために、回転数制御手
段を、ポンプへの入力電圧の位相制御による構成とした
ものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、自動風呂装置(以下「風
呂装置」という)の概略を示すもので、風呂装置1は、
上水道からの水を加熱する給湯回路2と、給湯回路2に
接続され、浴槽4内の湯水を循環加熱する循環加熱回路
3とからなる。まず、給湯回路2は、上水道の水が供給
される給水管5と、給水管5からの水を給湯燃焼室6内
で給湯バーナ7,7・・で加熱する給湯熱交換器8と、
給湯熱交換器8に接続される出湯管9とを有し、給水管
5には、水量センサ10、入水温センサ11が、出湯管
9には、出湯温センサ12,13が夫々設けられる。1
4は給湯栓、15はバイパス管である。一方、ガス管1
6には、上流側から元電磁弁17、比例弁18が夫々設
けられ、比例弁18の下流側でガス管16は分岐管1
9,19・・に分岐して夫々給湯バーナ7へ接続され、
各分岐管19には切替電磁弁20が設けられている。2
1,21・・はフレームロッド、22はイグナイタ、2
3は点火電極である。
【0007】一方、循環加熱回路3は、バスアダプタ2
4を介して浴槽4に接続される戻り配管25と、戻り配
管25からの湯水を風呂燃焼室26内で風呂バーナ27
で加熱する風呂熱交換器28と、風呂熱交換器28から
バスアダプタ24に接続される往き配管29とを有し、
戻り配管25には、温度センサ30、ポンプ31、流水
スイッチ32が、往き配管29には、温度センサ33が
夫々設けられる。又、風呂バーナ27へのガスの供給
は、給湯回路2の最下流の分岐管19から分岐される分
岐管34から行われ、分岐管34には、切替電磁弁35
が設けられている。36はフレームロッド、37は点火
電極である。又、給湯回路2の出湯管9と循環加熱回路
3の戻り配管25とは、落とし込み管38で接続されて
おり、落とし込み管38の落とし込み電磁弁39の開閉
によって、給湯回路2で加熱された湯を浴槽4へ供給可
能となっている。落とし込み管38には、水量センサ4
0、逆止弁41,41に加えて、浴槽4の水位検出手段
として圧力センサ48が設けられている。そして、給湯
側の給湯燃焼室6と風呂側の風呂燃焼室26とは連通路
42で連通されて、ここでは給湯燃焼室6に、ファンモ
ータ44を備えたファン43が設けられている。
【0008】45はコントローラで、上記各センサやス
イッチの検出信号が入力される他、後述する風呂自動運
転制御、保温運転制御において、元電磁弁17、切替電
磁弁20,35、給湯用電磁弁39の開閉制御、比例弁
18の開度制御、ファン43の回転数制御(ファンモー
タ44の回転数制御)、ポンプ31の回転数制御等を行
う。又、コントローラ45には、主に台所等に設置され
る給湯リモコン46と、浴室等に設置される風呂リモコ
ン47とが夫々接続されている。よって、風呂装置1に
おける給湯回路2では、給湯栓14を開くと、給湯回路
2内を水が流れて水量センサ10が検出信号をコントロ
ーラ45へ送るため、コントローラ45は、元電磁弁1
7、切替電磁弁20、比例弁18を夫々ONさせてイグ
ナイタ22を動作させ、給湯バーナ7に点火して、給湯
熱交換器8で加熱された湯を出湯させる。又、コントロ
ーラ45は、給湯リモコン46及び風呂リモコン47の
温度設定スイッチにより指示される設定温度に従って、
切替電磁弁20の開閉制御及び比例弁18の開度制御を
行い、ガス量を連続的に変化させて出湯温度を一定に保
持すると共に、ガス量の変化に応じてファンモータ44
へ信号を送り、ガス量と空気量との関係を一定に維持さ
せる。
【0009】次に、コントローラ45による風呂側の作
動制御を、図2以下のフローチャートに従って説明す
る。まず図2は、初回の風呂自動運転の作動制御を示す
もので、リモコンの風呂自動スイッチがONされると、
S1でリモコンの風呂自動ランプが点灯し、S2で落と
し込み電磁弁39がON(開弁)する。この場合も、給
湯回路2内を水が流れて所定の水量を水量センサ10が
検出するため、給湯バーナ7に点火されて給湯燃焼が開
始される。よって、給湯熱交換器8で加熱された湯は、
落とし込み管38から戻り配管25及び往き配管29を
介して浴槽4に供給されることになる。尚、浴槽4への
湯量は、落とし込み管38に設けられた水量センサ40
の検出信号によってコントローラ45が監視する。そし
て、S3の判別で湯量が5リットル(ポンプ31の呼び
水として)に達すると、S4で落とし込み電磁弁39を
OFF(閉弁)させ、S5で給湯を停止すると共にポン
プ31をONさせる。尚、S3で5リットルの落とし込
みが20分経過しても終了しない場合は、後述する風呂
自動運転(図4)のS4において落とし込み電磁弁39
がOFFして給湯停止する。
【0010】ポンプ31の駆動後、S6の判別で流水ス
イッチ32が1分間OFFのままであると、浴槽4内に
残湯なしとしてS7でポンプ31をOFFさせ、再び落
とし込み電磁弁39をONさせて給湯燃焼を開始する。
S8の判別で水量センサ40で得られる湯量が設定水量
の50%に達すると、S9で落とし込み電磁弁39をO
FFさせ、S10で給湯を停止させてポンプ31をON
させる。続いてS11で再び流水スイッチ32が1分間
ONか否かを判別し、ONであると、S12でポンプ3
1をOFFさせて落とし込み電磁弁39を開き、浴槽4
への湯張りを再開する。この落とし込みは10リットル
行われる(S13)。10リットルの落とし込みが終了
すると、S14で落とし込み電磁弁39をOFFさせて
S15で給湯を停止し、S16でポンプ31の入力電圧
を位相角0°として駆動させる。S17で第1駆動時間
として所定の撹拌時間(ここでは20秒間)が経過する
と、S18で今度は位相角を98°にして、第2駆動時
間として10秒間駆動させてS19でOFFにし、S2
0でポンプ31の停止後所定時間(ここでは10〜15
秒)経過を確認する。この待機時間が経過すると、S2
1で圧力センサ48に基づく浴槽4の水位を検出する
(以下、S16からS20までの制御を「ポンプ回転数
制御」と定義付けして示す)。
【0011】水位検出後、図3におけるS22で、落と
し込み電磁弁39を開いて浴槽4への給湯を再開し、S
23の判別で設定量の80%の落とし込みが終了する
と、落とし込み電磁弁39をOFFさせ(S24)、S
25で給湯停止させて、再びポンプ31の回転数制御を
実行し(S26)、S27で水位を再び検出する。S2
7の水位検出後、S28で落とし込み電磁弁39を開い
て給湯を開始し、S29の判別で設定量に達すると、S
30で落とし込み電磁弁39をOFFさせ、S31で給
湯を停止する。その後、ポンプ31の回転数制御を行っ
た後(S32)、S33で基準水位1を検出すると共
に、それまでの水位の変化量と湯量とから、浴槽4の断
面積Aを算出する。尚、ここでは、5秒後に再び水位を
検出して(S34)、S35では、その水位の基準水位
1からの低下量が6cm以下か否かを判別し、6cmを超え
ていれば、浴槽4の水漏れが生じているとしてS36で
リモコンのランプの点滅による報知を行い、6cm以下で
あれば、S37で沸き上げ報知を行い、ポンプ31をO
Nさせて図4の風呂自動運転のS18へ移る。
【0012】一方、S6の判別で流水スイッチ32のO
Nが確認されると、浴槽4に残湯ありとして、S38で
ポンプ31がOFFして落とし込み電磁弁39が開き、
給湯燃焼が開始される。10リットルまで落とし込みが
行われると(S39)、S40で落とし込み電磁弁39
がOFFし、給湯停止とポンプ31の回転数制御とが行
われ(S41,S42)、水位が検出される(S4
3)。次に、S44で落とし込み電磁弁39を開いて給
湯を再開して10リットルの落とし込みを行い(S4
5)、落とし込み電磁弁39をOFFさせて給湯停止後
(S46,S47)、S48でポンプ31の回転数制御
を行ってから、S49で基準水位1を検出して浴槽断面
積Aを算出する。そして、5秒後に更に水位を検出し
(S50)、水位低下量が6cm以下であれば(S5
1)、S52でポンプ31をONさせて図4の風呂自動
運転のS34へ移る。このように、初回の風呂自動運転
においては、給湯量と水位の変化量とから浴槽断面積A
が得られることになる。
【0013】一方、図4は、二回目以降の通常の風呂自
動運転のフローチャートで、浴槽4に残湯がない場合の
S8までの処理(5リットルの落とし込み後、残湯なし
の確認)は初回の自動運転と同じであるが、ここでは、
浴槽断面積Aは初回で算出済みであるので、S9で水量
センサ40を監視して、リモコンで設定される設定湯量
まで一度に落とし込みを行う。S10で落とし込み電磁
弁39をOFFさせてS11で給湯停止を行った後、S
12でポンプ31の回転数制御を行って基準水位2を検
出し(S13)、初回で得た基準水位1との差が6cm以
上か否かを判別する(S14)。
【0014】この判別で、差が6cm以上であれば、今回
の湯張りの途中で人が入浴した等の一時的な水位の上昇
があったものとして、基準水位を更新せず、初回の基準
水位1を引き続いて基準水位Lとして使用し(S1
5)、差が6cmを超えなければ、以後S13で得られた
基準水位2の値を基準水位Lとして使用する(S1
6)。次にS17で沸き上げ報知を行った後、ポンプ3
1をONさせ、1分経過確認後(S18)、S19で、
浴槽4内の湯温がリモコンで指示される設定温度未満か
否かを確認する。ここで設定温度以上であれば、S23
でポンプ31をOFFして後述する保温運転が行われる
が、設定温度未満であれば、S20で、比例弁18と切
替電磁弁35をONさせて風呂バーナ27に点火して循
環加熱回路3を循環する湯を加熱し(風呂燃焼制御)、
S21で設定温度の到達を確認すると、S22で風呂バ
ーナ27の燃焼を停止させてS23でポンプ31の駆動
を停止させ、保温運転へ移行する。
【0015】一方、S7で残湯ありを確認してからの制
御も初回と略同じであるが、ここでは、10リットルの
落とし込みを行って水位を検出すると(S24〜S2
9)、基準水位1との差と浴槽断面積Aとから基準水位
1までの不足湯量を算出し、その不足湯量を落とし込ん
で落とし込み電磁弁39を停止させる(S30〜S3
2)。そして、S33での給湯停止と共にポンプ31を
ONさせ、1分間の循環後(S34)、浴槽4内の湯温
が設定温度以上であれば保温運転へ移行し、設定温度未
満であれば風呂燃焼を行って設定温度まで加熱してから
保温運転へ移行する(S35〜S39)。
【0016】こうして湯張りが終了すると、図5に示す
保温運転が行われる。保温運転は、リモコンで設定され
た時間(例えば1〜9時間)内で、所定時間(10〜6
0分)ごとに行われる。即ち、S40の判別で設定時間
内で、且つS41の判別で所定時間経過を確認すると、
S42,43でポンプ31を2分間ONさせてから湯温
を確認する(S44)。この判別で所定温度以下であれ
ば、S45で風呂バーナ27に点火して風呂燃焼を行
い、設定温度以上を確認すると(S46)、風呂燃焼を
停止させてポンプ31をOFFさせる(S47,S4
8)。尚、S44の判別で設定温度を超えていれば、S
49で更に2分経過を確認後、S48でポンプ31をO
FFさせる。そして、ポンプ31のOFF後、S50で
は、リモコンによる設定湯量の変更があったか否かを判
別する。ここで変更があれば、S51では、変更後の設
定湯量が変更前の設定湯量より大きいか否かを判別し、
変更後の設定湯量が大きければ、S52で落とし込み電
磁弁39をONさせて給湯燃焼を開始し、S53で変更
による増加分の湯量を浴槽4へ落とし込む。S53で増
加分の落とし込みが終了すると、S54で落とし込み電
磁弁39をOFFさせて給湯を停止し、S55では基準
水位Lの変更を行う。即ち、増加分の湯量Qと、初回の
自動運転で算出した浴槽断面積Aから、変更後の基準水
位L′を以下の数1で算出する。
【0017】
【数1】
【0018】こうして得られた変更後の基準水位L′を
基準水位Lとして、S56以下の処理を行う。尚、S5
1の判別で変更後の設定湯量が変更前の設定湯量より減
少した場合は、S55で基準水位Lの変更のみ行われて
S56以下の処理が実行され、S50の判別で設定湯量
の変更がない場合は、元の基準水位LのままS56以下
の処理が実行される。S56では、圧力センサ48で検
出される水位が、基準水位Lから3cm以上低下したか否
かを判別する。ここで3cm以上低下していれば、低下後
の水位を検出水位1として記憶し(S57)、浴槽断面
積Aと水位低下量とから足し湯量を算出する。そして、
S58で落とし込み電磁弁39をONさせて給湯燃焼を
開始し、算出された足し湯量を落とし込む(S59)。
落とし込みが終了すると、落とし込み電磁弁39をOF
Fさせて給湯を停止させ(S60)、足し湯後の検出水
位2を検出する(S61)。次にS62では、足し湯後
の検出水位2と基準水位Lとの差が10mm以上か否かを
判別する。ここで10mm未満であれば、S40の保温運
転初期へ戻るが、差が10mm以上であれば、S63で以
下の数2によって浴槽断面積A′を再度算出する。
【0019】
【数2】
【0020】次にS64では、上記数2で得られた浴槽
断面積A′と補正前の浴槽断面積Aから補正後の浴槽断
面積A″を求める。ここでは以下の数3により算出され
る。
【0021】
【数3】
【0022】こうして得られる補正後の浴槽断面積A″
を浴槽断面積Aに置き換えて、S40以下の保温運転を
行う。このように置換するのは、足し湯後の検出水位2
と基準水位Lとの差が所定値以上の場合は、初回の基準
水位の算出時に、人の入浴や浴槽からの湯の漏れ等に基
づく浴槽断面積の誤認識があったとして、足し湯の際に
再度算出し直すことで、正確な浴槽断面積を得て適正な
足し湯を行うためである。
【0023】このように上記形態によれば、水位検出前
のポンプ31の駆動時間内で、第1駆動時間で位相角0
°に、第2駆動時間で位相角98°に夫々回転数制御を
行う回転数制御手段を設けたことで、ポンプ31の駆動
時間終了直前の循環流量を小さくして循環に伴う圧力変
動を抑えることができる。よって、ポンプOFF後、水
位検出までの待機時間(図2におけるS20の所定時
間)を短くでき、ひいては循環開始から水位検出までの
時間を短縮可能となる。又、圧力変動が生じてもその変
動幅は小さくなるため、正確な水位の検出が可能とな
る。具体的には、回転数制御を行わない場合には待機時
間が約30秒必要であったものが、上記形態では10〜
15秒で配管内の圧力の平滑が得られることになる。更
に、ここでは回転数制御手段として、ポンプ31への入
力電圧の位相制御を採用しているから、ポンプ31の回
転数制御が簡単に実行可能となる。
【0024】尚、回転数制御は、上記形態に限定するも
のでなく、配管の長さや径等に応じて、位相角0°と位
相角98°との回転時間の割合を変更したり、圧力の平
滑が迅速であれば、待機時間をより短くしたりできる。
又、位相角制御も、0°と98°とに限らず、適宜選択
でき、2段階の他、中間の流量を設けて3段階以上で回
転数を減少させることも可能である。
【0025】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、前記回
転数制御手段により、ポンプの駆動時間の終了直前にポ
ンプの回転数を低下させてから待機時間へ移行させるよ
うにしたことで、ポンプの駆動時間終了直前の循環流量
を小さくして循環に伴う圧力変動を抑えることができ
る。よって、駆動時間終了後、水位検出までの待機時間
を短くでき、ひいては循環開始から水位検出までの時間
を短縮可能となる。又、圧力変動が生じてもその変動幅
は小さくなるため、正確な水位の検出が可能となる。請
求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加え
て、回転数制御手段をポンプへの入力電圧の位相制御に
よるものとしたことで、ポンプの回転数制御が簡単に実
行可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動風呂装置の概略図である。
【図2】初回の風呂自動運転のフローチャートである。
【図3】初回の風呂自動運転のフローチャートである。
【図4】通常の風呂自動運転のフローチャートである。
【図5】保温運転のフローチャートである。
【符号の説明】
1・・自動風呂装置、2・・給湯回路、3・・循環加熱
回路、4・・浴槽、6・・給湯燃焼室、7・・給湯バー
ナ、8・・給湯熱交換器、18・・比例弁、19,34
・・分岐管、26・・風呂燃焼室、27・・風呂バー
ナ、28・・風呂熱交換器、31・・ポンプ、39・・
落とし込み電磁弁、43・・ファン、45・・コントロ
ーラ、48・・圧力センサ。
フロントページの続き (72)発明者 中川 悟 名古屋市瑞穂区桃園町6番23号 パロマ工 業株式会社技術部内 Fターム(参考) 3L024 CC01 CC08 DD17 DD27 EE13 GG12 GG41 HH35

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽と、前記浴槽と加熱手段との間に配
    される湯水の循環加熱回路と、前記循環加熱回路上に設
    けられるポンプと、前記浴槽内の水位を検出する水位検
    出手段とを備え、前記水位検出手段による水位検出を、
    前記ポンプを所定時間駆動させて前記浴槽の湯水の循環
    を行った後、所定の待機時間の経過を待って実行する自
    動風呂装置であって、 前記ポンプの回転数を制御する回転数制御手段を設け、
    前記回転数制御手段により、前記ポンプの駆動時間の終
    了直前に前記ポンプの回転数を低下させてから前記待機
    時間へ移行させることを特徴とする自動風呂装置。
  2. 【請求項2】 回転数制御手段が、ポンプへの入力電圧
    の位相制御によるものである請求項1に記載の自動風呂
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010071525A (ja) * 2008-09-17 2010-04-02 Osaka Gas Co Ltd 風呂設備の運転方法及び風呂設備
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