JP2001214946A - クラッチ及びモータ - Google Patents

クラッチ及びモータ

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JP2001214946A
JP2001214946A JP2000025194A JP2000025194A JP2001214946A JP 2001214946 A JP2001214946 A JP 2001214946A JP 2000025194 A JP2000025194 A JP 2000025194A JP 2000025194 A JP2000025194 A JP 2000025194A JP 2001214946 A JP2001214946 A JP 2001214946A
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Japan
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collar
outer peripheral
peripheral surface
control surface
rotating body
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JP2000025194A
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English (en)
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Katsuhiko Torii
勝彦 鳥居
Hiroaki Yamamoto
博昭 山本
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Asmo Co Ltd
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Asmo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】部品点数を削減して、小型化や低コスト化を図
ることができるクラッチを提供する。 【解決手段】従動側回転体25は駆動側回転体23に所
定範囲内で相対回動可能に連結され、回転体25に設け
た制御面34と回転不能に固定されたカラー22の外周
面22aとの間に転動体26が配置される。制御面34
はその中央部34aから両側部34bに向かって外周面
22aとの間隔が小さくなるように形成される。そし
て、回転体23の回転時には、転動体26を制御面34
と外周面22aとで挟持されない制御面34の略中央部
34aに配置して周回させるとともに両回転体23,2
5が回転方向において係合して回転体23の回転力を回
転体25に伝達する。一方、回転体25の回転時には、
転動体26を制御面34と外周面22aとの間で挟持
し、回転体25の両方向の回転が阻止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、従動側の回転が駆
動側に伝達されることを防止するクラッチ及びそのクラ
ッチを備えたモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のクラッチは、例えば特開平11
−117956号公報に開示されているものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記公報の
クラッチは、アウタレース(従動側回転体)の両方向の
回転を規制するために1対のコロ、即ち2個のコロを必
要する構成である。そのため、上記公報のクラッチは部
品点数が多く、クラッチの大型化やコスト上昇等、種々
の問題を抱えていた。
【0004】本発明はこうした実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、部品点数を削減して、小型化や
低コスト化を図ることができるクラッチ及びそのクラッ
チを備えたモータを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、回転不能に固定され、外
周面を有するカラーと、駆動源に連結されて回転可能に
配置され、第1係合部を有する駆動側回転体と、負荷に
連結されて回転可能に配置され、前記第1係合部に対し
回転方向に係合して前記駆動側回転体の相対回動を所定
範囲内に規制し、かつ前記カラーの外周面に対向する面
に、回転方向の中央部から両側部に向かって該外周面と
の間隔が小さくなるような制御面が形成された第2係合
部を有する従動側回転体と、前記カラーの外周面と前記
制御面との間に配置され、前記制御面の中央部とカラー
の外周面との間隔より小さく、前記制御面の側部とカラ
ーの外周面との間隔より大きい外形寸法を有する被挟持
体と、を備え、前記駆動側回転体の回転時には、該回転
体の回転により前記被挟持体を前記制御面と前記カラー
の外周面とで挟持されない該制御面の略中央部に配置し
て周回させるとともに、前記第1,第2係合部が回転方
向において係合して該回転体の回転力を前記従動側回転
体に伝達し、前記従動側回転体の回転時には、前記被挟
持体を前記制御面と前記カラーの外周面との間で挟持
し、該回転体の両方向の回転を阻止するようにした。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のクラッチにおいて、前記制御面を、その中央部から両
側部に向かって直線状となるV字溝形状に形成した。請
求項3に記載の発明は、請求項1に記載のクラッチにお
いて、前記制御面を、その中央部から両側部に向かって
前記カラーの外周面との間隔が急激に小さくなるように
形成した。
【0007】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれかに記載のクラッチを備えたモータである。 (作用)請求項1に記載の発明によれば、従動側回転体
は駆動側回転体に対して所定範囲内で相対回動可能に連
結され、その従動側回転体に設けられた制御面と回転不
能に固定されたカラーの外周面との間に被挟持体が配置
される。この制御面は、回転方向の中央部から両側部に
向かって該外周面との間隔が小さくなるように形成され
ている。そして、駆動側回転体の回転時には、該回転体
の回転により被挟持体を制御面とカラーの外周面とで挟
持されない該制御面の略中央部に配置して周回させると
ともに、両回転体が回転方向において係合して駆動側回
転体の回転力を従動側回転体に伝達する。一方、従動側
回転体の回転時には、被挟持体を制御面とカラーの外周
面との間で挟持し、該回転体の両方向の回転が阻止され
る。このようにすれば、被挟持体1つで、従動側回転体
の両方向の回転を阻止できるクラッチを構成できる。従
って、部品点数を削減できるので、小型化や低コスト化
を図ることができる。
【0008】しかも、駆動側回転体の回転時において被
挟持体が周回するとき、被挟持体に作用する遠心力によ
り、被挟持体はその径方向外側に位置する制御面に張り
付いた状態、即ち回転不能に固定されたカラーの外周面
から離間した状態で従動側回転体とともに周回する。従
って、被挟持体がカラーの外周面に摺接しないので、騒
音が発生しない。
【0009】請求項2に記載の発明によれば、制御面
は、その中央部から両側部に向かって直線状となるV字
溝形状に形成される。そのため、制御面の形状が簡単に
なるので、制御面を容易に形成できる。
【0010】しかも、制御面をV字溝形状に形成したの
で、駆動側回転体の回転時において、被挟持体が制御面
の中央部に嵌った状態で周回する。従って、被挟持体が
がたつかないので、騒音や振動が発生しない。
【0011】請求項3に記載の発明によれば、制御面
は、その中央部から両側部に向かってカラーの外周面と
の間隔が急激に小さくなるように形成される。そのた
め、被挟持体が制御面の側部から外れ難くなる。
【0012】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
〜3のいずれかに記載のクラッチを備えることにより、
モータ全体の小型化、低コスト化に貢献することができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明をパワーウィンド装
置に具体化した一実施形態について図面を参照して説明
する。
【0014】図11に示すように、パワーウィンド装置
のモータ1はドア2に固設されている。モータ1は駆動
源たるモータ本体5と、該モータ本体5の回転を減速す
る減速機構を収容した出力部6を備えている。モータ本
体5の正逆回転は、出力部6の出力軸7に固着した歯車
7aに伝達され、その歯車7aは公知のXアーム式レギ
ュレータ8に設けた歯車部8aと噛合している。従っ
て、歯車7aの正逆回転に基づいて、レギュレータ8は
ウィンドガラス9を開閉させる。
【0015】図2に示すように、上記モータ本体5は、
モータヨークハウジング11、複数のマグネット12、
回転軸13、アーマチャ(電機子)14、コンミテータ
(整流子)15、ブラシホルダ16及び同ブラシホルダ
16に配設されるブラシ17を備えている。
【0016】モータヨークハウジング11は、略有底扁
平円筒状に形成されている。そして、その内周面には、
2つのマグネット12が対向配置に固着されている。ま
た、モータヨークハウジング11の底部には、その中心
軸に沿って上記回転軸13の基端部が回転可能に支持さ
れている。尚、この回転軸13の先端部には断面略D字
状の嵌合部13a(図1参照)が形成されている。
【0017】上記マグネット12の位置に対応する上記
回転軸13の中間部には、前記アーマチャ14が固定さ
れている。また、上記回転軸13の上記アーマチャ14
よりも先端側には、コンミテータ15が固定されてい
る。
【0018】上記モータヨークハウジング11の開口部
には、前記ブラシホルダ16が嵌合されている。このブ
ラシホルダ16は、樹脂材にて形成されており、上記モ
ータヨークハウジング11の内周面に応じた外周面を有
している。そして、上記ブラシホルダ16の一側(図2
の下側)には、先端側に伸びる延出部16a、及び同延
出部16aに連結された給電部16bが設けられてい
る。この給電部16bは、上記延出部16a内の配線を
介して前記ブラシ17に電流を供給するためのものであ
る。尚、このブラシホルダ16に設けられた軸受18に
よって上記回転軸13の先端側が回転可能に支持されて
いる。
【0019】ここで、上記ブラシ17は、上記コンミテ
ータ15に対応した位置に配置されて同コンミテータ1
5と接触している。従って、外部電源から給電部16b
に電流が供給されると、上記ブラシ17及びコンミテー
タ15を介してアーマチャ14に巻装したコイル導線に
電流が供給され、同アーマチャ14、すなわちモータ本
体5の回転軸13は回転駆動される。
【0020】上記モータ本体5(回転軸13)の先端側
にはクラッチ21が設けられている。このクラッチ21
は、図4〜図6に示すように、カラー22と、駆動側回
転体23と、ボール24と、従動側回転体25と、複数
(3つ)の転動体26と、サポート部材27とを備えて
いる。尚、図6は、図5におけるA−A断面図である。
【0021】前記カラー22は、金属により円筒状に形
成され、前記回転軸13を挿通した状態で、その基端側
がブラシホルダ16に固定される。カラー22は、その
先端側端部が径方向外側にフランジ状に折り曲げられて
いる。
【0022】前記駆動側回転体23は、樹脂よりなり、
円筒状の軸部23aを備えている。この軸部23aの基
端側は、前記カラー22に回転可能に嵌挿される。軸部
23aの中心部には、該軸部23aを貫通する軸心孔2
3bが形成されている。この軸心孔23bの基端側に
は、断面略D字状の嵌合孔23cが形成されている。こ
の嵌合孔23cは、前記回転軸13の嵌合部13aに回
転不能に連結される。従って、モータ本体5の回転軸1
3が回転するとその回転力が駆動側回転体23に伝達さ
れる。又、軸心孔23bの先端側には、前記ボール24
が収容される。このボール24は、前記回転軸13の端
面に当接するとともに、該軸心孔23bの先端側開口か
ら突出する。
【0023】前記軸部23aには、フランジ部31が形
成される。このフランジ部31には、その外周縁から軸
方向基端側に延び、前記カラー22の基端側まで延びる
3つの駆動側アーム部32が形成される。駆動側アーム
部32は、径方向断面が略円弧状に形成され、周方向に
等間隔に配置されている。又、駆動側アーム部32は、
図6において時計回り方向の端面を第1駆動面32aと
し、反時計回り方向の端面を第2駆動面32bとしてい
る。両駆動面32a,32bの径方向内側端部には、そ
れぞれ周方向に凸部32cが形成されている。
【0024】前記従動側回転体25は、金属よりなり、
略円筒状の連結体25aを有している。この連結体25
aの基端側には、図5に示すように、その中心部に前記
駆動側回転体23の先端側軸部23aが回転可能に嵌挿
する円形の連結穴25bが形成される。この連結穴25
bの底部には、前記ボール24が接触する。従って、こ
のボール24により、従動側回転体25の回転は円滑な
ものとされる。
【0025】前記連結体25aの先端側には、その中心
部に軸方向に断面略四角形状に延びる嵌合部25cが形
成される。尚、嵌合部25cの断面形状は、略四角形状
に限らず、断面略D字形状等、回転力を伝達できる形状
であればよい。
【0026】前記連結体25aには、その外周縁から軸
方向基端側に延び、前記カラー22の基端側まで延びる
3つの従動側アーム部33が形成される。従動側アーム
部33は、周方向に等間隔に配置され、前記駆動側アー
ム部32と交互となるようになっている。この場合、従
動側アーム部33は、図6に示すように、前記駆動側ア
ーム部32の駆動面32a,32bの回転軌跡上に配置
される。そして、従動側アーム部33は、同図6におい
て反時計回り方向の端面、即ち前記第1駆動面32aと
対向する面を第1端面33aとし、時計回り方向の端
面、即ち前記第2駆動面32bと対向する面を第2端面
33bとしている。
【0027】従動側アーム部33の内側面、即ち前記カ
ラー22の外周面22aに対向する面には、制御面34
が形成されている。制御面34は、周方向の両側部34
bが中央部34aより径方向内側に突出し、その中央部
34aから両側部34bに向かって直線状となるV字溝
形状をなしている。従って、制御面34と前記カラー2
2の外周面22aとの間隔は、該制御面34の中央部3
4a(間隔L1)から両側部34b(間隔L2)に向か
って次第に間隔が狭くなるようになっている。
【0028】前記カラー22の外周面22a及び従動側
アーム部33の制御面34と、隣接する駆動側アーム部
32の凸部32cの周方向端面との間には空間が形成さ
れる。この空間はクラッチ21内に3箇所形成され、各
空間には略円柱状の転動体26がそれぞれ介装されてい
る。転動体26は、その直径L0が制御面34の中央部
34aとカラー22の外周面22aとの間隔L1より小
さく、制御面34の両側部34bとカラー22の外周面
22aとの間隔L2より大きくなるように設定されてい
る。又、この転動体26には、相互間の間隔を保持する
ための前記サポート部材27が備えられる。
【0029】前記サポート部材27は、図4及び図5に
示すように、軸方向両端において前記カラー22に回転
可能に嵌挿される円環部27aと、両円環部27aを相
互に連結すべく軸方向に延び、周方向において等間隔に
設けられる挟持部27bとを備えている。挟持部27b
は、前記転動体26を周方向において余裕を持った状態
で挟持し、各転動体26の相互の間隔を保持するように
なっている。
【0030】尚、図6に示すように、隣接する駆動側ア
ーム部32間の中間位置に、従動側アーム部33、サポ
ート部材27の挟持部27b及び転動体26が配置され
ているとする。この場合、駆動側アーム部32の各駆動
面32a,32bと従動側アーム部33の各端面33
a,33bとの中心角θ1は、駆動側アーム部32の各
凸部32c端面とサポート部材27の挟持部27b端面
との中心角θ2と等しくなるように駆動側アーム部3
2、従動側アーム部33、サポート部材27及び転動体
26の寸法が設定されている。つまり、駆動側アーム部
32の駆動面32a(駆動面32b)と従動側アーム部
33の端面33a(端面33b)とが当接するとき、凸
部32cが挟持部27bを介して転動体26を周方向に
押圧して、該転動体26を隣接する駆動側アーム部32
間の中間位置、即ち従動側アーム部33の制御面34の
中央部34aに配置するようになっている。
【0031】このような構成のクラッチ21において、
図6に示す状態から図7に示すように従動側回転体25
が例えば時計回り方向に回転した場合、従動側アーム部
33、即ち制御面34が同方向に移動する。すると、転
動体26が制御面34とカラー22の外周面22aとに
挟持されて楔効果が生じ、従動側回転体25のそれ以上
の回転が防止、即ちロックされる。
【0032】図7に示すロック状態において、駆動側回
転体23が時計回り方向に回転すると、駆動側アーム部
32が同方向に回転し、凸部32cがサポート部材27
の挟持部27bを介して転動体26を同方向に移動させ
る。このとき、制御面34とカラー22の外周面22a
とによる転動体26の挟持が解除、即ちロックが解除さ
れる。そして、図9に示すように、駆動側アーム部32
の第1駆動面32aが従動側アーム部33の第1端面3
3aに当接すると、駆動側回転体23の回転が従動側回
転体25に伝達され、該従動側回転体25が回転する。
このとき、転動体26は、駆動側アーム部32の凸部3
2cにより制御面34の中央部34aに配置された状態
で、駆動側回転体23とともにカラー22の外周を周回
する。この場合、転動体26には遠心力Fが作用するの
で、該転動体26はカラー22の外周面22aから離間
し、制御面34の中央部34aに張り付いた状態にな
る。
【0033】又、図7に示すロック状態において、駆動
側回転体23が反時計回り方向に回転すると、駆動側ア
ーム部32が同方向に回転し、第2駆動面32bに第2
端面33bが当接する従動側アーム部33が同方向に回
転する。このとき、駆動側回転体23の回転が従動側回
転体25に伝達されると、制御面34とカラー22の外
周面22aとによる転動体26の挟持が解除、即ちロッ
クが解除される。やがて、図10に示すように、転動体
26は駆動側アーム部32の凸部32cにより制御面3
4の中央部34aに配置され、駆動側回転体23ととも
にカラー22の外周を周回する。この場合、上記と同様
に、転動体26に作用する遠心力Fにより、該転動体2
6はカラー22の外周面22aから離間し、制御面34
の中央部34aに張り付いた状態になる。
【0034】又、クラッチ21は、図6に示す状態から
図8に示すように従動側回転体25が反時計回り方向に
回転した場合、上記と逆に動作し、同図8に示すロック
状態になる。そして、ロック解除も上記と同様である。
【0035】図1及び図2に示すように、前記出力部6
は、ハウジング41、ヘリカルギヤ42、サブヘリカル
ギヤ43、緩衝ゴム44、エンドプレート45、プレー
トカバー46及び出力軸7を備えている。そして、各ギ
ヤ42,43及び後述するウォーム軸56により減速機
構が構成されている。
【0036】上記ハウジング41の基端側には、前記モ
ータヨークハウジング11の内周面に応じた外周面を有
して扁平円筒状に形成され、前記延出部16aに対応す
る位置が同延出部16aの形状に合わせて窪んだ嵌合突
部51が形成されている。そして、上記ハウジング41
は、上記モータヨークハウジング11及び上記延出部1
6aにより併せ形成されるモータ本体5の内周面に嵌合
し、同モータ本体5に固定されている。
【0037】上記ハウジング41には、ウォームハウジ
ング部52、ヘリカルギヤハウジング部53及びサブヘ
リカルギヤハウジング部54が形成されている。上記ウ
ォームハウジング部52は略有底円筒状に形成されてお
り、その内部にはウォーム56aが形成されたウォーム
軸56が収容されている。このウォーム軸56は、その
基端側及び先端側の2箇所がそれぞれ円筒状の滑り軸受
56b,56cを介して回転可能に支持されている。ま
た、このウォーム軸56の基端部(図2の右側)には、
断面略四角形状の嵌合孔56dが形成されている。この
嵌合孔56dには、前記従動側回転体25の嵌合部25
cが回転不能に連結固定される。従って、ウォーム軸5
6は、上記従動側回転体25と一体回転される。
【0038】前記ハウジング41のヘリカルギヤハウジ
ング部53は、上記ウォームハウジング部52の中心軸
と直交する一側(図2の上側)に配設されている。この
ヘリカルギヤハウジング部53は、図3に示すように略
台形円錐状の底部を有する筒状に形成されており、その
ウォーム軸56側は開口されている。また、上記ヘリカ
ルギヤハウジング部53の底部中央には軸方向内部側に
延びる円筒状の軸受壁53aが形成されている。そし
て、この軸受壁53aには前記出力軸7が回転可能に挿
通される軸心孔53bが形成されている。
【0039】また、上記ハウジング41のサブヘリカル
ギヤハウジング部54は、上記ウォームハウジング部5
2の中心軸と直交する他側(図2の下側)に配設されて
いる。このサブヘリカルギヤハウジング部54は上記ヘ
リカルギヤハウジング部53よりも小さい外径にて図3
に示すように略有底筒状に形成されており、そのウォー
ム軸56側は開口されて上記開口されたヘリカルギヤハ
ウジング部53に接続されている。そして、上記サブヘ
リカルギヤハウジング部54の底部中央には軸方向内部
側に延びる円筒状の軸受壁54aが形成されている。
尚、この軸受壁54aには、前記プレートカバー46と
係合する係合孔54bが形成されている。
【0040】前記サブヘリカルギヤ43は、樹脂材にて
形成され、図3に示すようにその外周部下側には前記ウ
ォーム56aと噛合する第1ギヤ部58が形成されてい
る。また、上記サブヘリカルギヤ43の外周部上側には
上記第1ギヤ部58より縮径された第2ギヤ部59が形
成されている。さらに、上記サブヘリカルギヤ43の中
央部には前記サブヘリカルギヤハウジング部54に形成
された軸受壁54aに回転可能に外嵌される軸心孔43
aが形成されている。
【0041】前記ヘリカルギヤ42は、樹脂材にて形成
され、略有底円筒状のホイール部61及び同ホイール部
61の下側において縮径された軸部62からなる。そし
て、上記ホイール部61の外周部には前記サブヘリカル
ギヤ43の第2ギヤ部59と噛合するギヤ部63が形成
されている。また、上記ヘリカルギヤ42の中央部に
は、前記ヘリカルギヤハウジング部53に形成された軸
受壁53aに回転可能に外嵌される軸心孔42aが形成
されている。さらに、上記ホイール部61の筒部の内周
面には、図1に示すように、軸心孔42a側に延びる3
つのギヤ側保持壁42bが等角度(120°)間隔毎に
形成されている。
【0042】前記緩衝ゴム44は、上記ヘリカルギヤ4
2のホイール部61の内径に応じた外径にて等角度(6
0°)間隔毎に略扇形状に形成された6つのゴムばね部
66と、そのゴムばね部66を環状に連結する連結細部
67とから構成されている。そして、各ゴムばね部66
の外周側から中央側に伸びて各ゴムばね部66を区画す
る溝は係合溝44aとなっている。これら係合溝44a
は前記ギヤ側保持壁42bと対応して形成されており、
1つおきに配置された3つの係合溝44aは、同保持壁
42bに嵌合し、上記緩衝ゴム44は上記ヘリカルギヤ
42とともに回転する。尚、上記連結細部67の内周面
は、上記軸心孔42aと同等の内径にて略波形円状に形
成された貫通孔44bとなっている。
【0043】前記エンドプレート45は、樹脂材にて前
記ヘリカルギヤ42のホイール部61の内径に応じた外
径にて略円盤状に形成されている。そして、上記エンド
プレート45の下面には、前記ギヤ側保持壁42bと同
様の形状にて中心側に延びる3つのプレート側保持壁4
5aが等角度(120°)間隔毎に形成されている。こ
れらプレート側保持壁45aは、上記緩衝ゴム44のギ
ヤ側保持壁42bが嵌合されていない残りの3つの係合
溝44aに嵌合し、上記緩衝ゴム44とともに回転す
る。従って、ヘリカルギヤ42が回転するとその回転力
が緩衝ゴム44を介してエンドプレート45に伝達され
る。その結果、ヘリカルギヤ42の回転に伴ってエンド
プレート45は連れ回りをする。
【0044】エンドプレート45の中心部には、上記ヘ
リカルギヤ42の軸心孔42a及び上記緩衝ゴム44の
貫通孔44bの内径に応じた外径にて下側に突出する軸
部45b(図3参照)が形成されており、同軸部45b
には、等角度(90°)間隔で切り込みが形成された嵌
合孔45cが形成されている。そして、この嵌合孔45
cには、前記ヘリカルギヤハウジング部53の軸心孔5
3bを貫通する出力軸7の基端部が回転不能に連結固定
される。従って、出力軸7は、エンドプレート45と一
体回転される。尚、上記出力軸7の基端側端部には、前
記プレートカバー46と係合する係合孔7bが形成され
ている。
【0045】エンドプレート45にその基端部が連結固
定された出力軸7は、図3に示すように、上記ヘリカル
ギヤ42の軸心孔42a及びヘリカルギヤハウジング部
53の軸心孔53bを回転可能に貫通してその先端部を
同ハウジング部から突出させている。その突出した出力
軸7の先端部には歯車7aが固着され、その歯車7aに
は、Xアーム式レギュレータ8(図11)に設けられた
歯車部8aが噛合されている。
【0046】前記ヘリカルギヤハウジング部53及びサ
ブヘリカルギヤハウジング部54の上端は、これらハウ
ジング部53,54の上面形状に併せて形成された金属
製のプレートカバー46にて覆われる。このプレートカ
バー46には、図3に示すように前記出力軸7に形成さ
れた係合孔7b及び前記軸受壁54aに形成された係合
孔54bの位置に合わせて突出するボス部46a,46
bがそれぞれ形成されている。そして、これらボス部4
6a,46bがそれぞれ係合孔7b,54bに挿入され
ることで、上記プレートカバー46の位置決めがされる
とともに、上記出力軸7及び前記サブヘリカルギヤ43
の軸方向上方への移動が規制されている。
【0047】次に上記のように構成されたパワーウィン
ド装置の動作について説明する。モータ1が停止してい
る状態で、ウィンドガラス9に負荷かかかり、出力軸7
がその負荷によって回転されると、エンドプレート4
5、緩衝ゴム44、ヘリカルギヤ42、サブヘリカルギ
ヤ43、ウォーム軸56を介してクラッチ21の従動側
回転体25が例えば図6に示す状態から時計回り方向
(反時計回り方向)に回転する。すると、図7(図8)
に示すように、転動体26が従動側アーム部33の制御
面34とカラー22の外周面22aとで挟持されて楔効
果が生じ、従動側回転体25のそれ以上の回転が防止、
即ちロックされる。従って、モータ1の出力軸7がロッ
クされるので、ウィンドガラス9を開く方向に大きな負
荷をかけても、該負荷によるウィンドガラス9の開作動
が防止される。
【0048】一方、モータ1(モータ本体5)が駆動
し、回転軸13とともにクラッチ21の駆動側回転体2
3が時計回り方向(反時計回り方向)に回転すると、図
9(図10)に示すように、駆動側アーム部32の駆動
面32a(駆動面32b)が従動側アーム部33の端面
33a(端面33b)に当接して、駆動側回転体23の
回転力が従動側回転体25に伝達される。このとき、駆
動側アーム部32の凸部32cがサポート部材27の挟
持部27bを介して転動体26を押圧し、該転動体26
は従動側アーム部33の制御面34の中央部34aに配
置された状態でカラー22の外周を周回する。この場
合、転動体26には遠心力Fが作用するので、該転動体
26はカラー22の外周面22aから離間し、制御面3
4の中央部34aに張り付いた状態になる。つまり、転
動体26は、カラー22の外周面22aに摺接しないの
で、摺接音が生じない。
【0049】そして、従動側回転体25に駆動側回転体
23の回転力が伝達することにより、この回転力が、ウ
ォーム軸56、サブヘリカルギヤ43、ヘリカルギヤ4
2、緩衝ゴム44、エンドプレート45を介して出力軸
7に伝達され、レギュレータ8によってウィンドガラス
9が開閉される。
【0050】以上詳述したように、本実施形態によれ
ば、以下に示す効果が得られるようになる。 (1)従動側回転体25の従動側アーム部33には、カ
ラー22の外周面22aと対向する面において、回転方
向の中央部34aから両側部34bに向かって該外周面
22aとの間隔が小さくなるように形成された制御面3
4が形成され、この制御面34と該外周面22aとの間
に転動体26が配置される。そして、負荷により従動側
回転体25が回転しようとする場合、該回転体25の両
方向の回転を阻止するようにクラッチ21が構成され
る。従って、本実施形態では、1個の転動体26で従動
側回転体25の両方向の回転を阻止できるので、部品点
数を削減することができ、小型化、低コスト化を図るこ
とができる。その結果、このようなクラッチ21によ
り、モータ1全体の小型化、低コスト化に貢献すること
ができる。
【0051】(2)制御面34は、転動体26の径方向
外側に設けられる。従って、駆動側回転体23の回転時
において転動体26が周回するとき、転動体26に作用
する遠心力Fにより該転動体26は制御面34の中央部
34aに張り付いた状態、即ちカラー22の外周面22
aから離間した状態で従動側回転体25とともに周回す
る。従って、転動体26がカラー22の外周面22aに
摺接しないので、騒音が発生しない。
【0052】(3)制御面34は、その中央部34aか
ら両側部34bに向かって直線状となるV字溝形状に形
成される。そのため、制御面34の形状が簡単なので、
該制御面34を容易に形成できる。しかも、制御面34
をV字溝形状に形成したので、駆動側回転体23の回転
時において、転動体26が制御面34の中央部34aに
嵌った状態で周回する。従って、転動体26ががたつか
ないので、騒音や振動が発生しない。
【0053】(4)転動体26は簡単な形状である円柱
形状に形成されるので、該転動体26を容易に形成する
ことができる。 (5)転動体26は周方向において等間隔に複数(3
つ)設けられるので、従動側回転体25を安定した状態
でその回転を阻止することができる。
【0054】(6)複数(3つ)の転動体26の相対位
置関係はサポート部材27により保持される。これによ
り、転動体26のがたつきが抑えられるので、このがた
つきに伴う異音や振動の発生を低減することができる。
【0055】(7)クラッチ21は、モータ本体5の回
転軸13とウォーム軸56との間、即ち小さいトルクが
かかる箇所に設けられる。そのため、クラッチ21に必
要とされる強度を低減することができる。その結果、ク
ラッチ21を小型化することができ、ひいてはコストの
低減を図ることができる。
【0056】尚、発明の実施の形態は上記実施形態に限
定されるものではなく、次のように変更してもよい。 ○上記実施の形態では、制御面34は、その中央部34
aから両側部34bに向かって直線状となるV字溝形状
に形成したが、その他の形状であってもよく、例えば図
12及び図13に示すように形成してもよい。
【0057】図12に示す制御面35は、中間部35a
付近が径方向の直線と直交する直線状に形成され、その
直線の両端部からそれぞれ制御面35の両側部35bに
向かって直線状に延びるように形成される。即ち、この
制御面35は、その中央部35aから両側部35bに向
かうほどカラー22の外周面22aとの間隔が急激に小
さくなるように形成される。又、図13に示す制御面3
6は、図12に示す制御面35が連続するように略円弧
状に形成され、制御面35と同様に、中央部36aから
両側部36bに向かうほどカラー22の外周面22aと
の間隔が急激に小さくなるように形成される。このよう
に制御面35,36を形成することにより、転動体26
が該制御面35,36の側部35b,36bから外れ難
くなる。
【0058】○上記実施の形態では、被挟持体としての
転動体26を略円柱形状としたが、この形状に限定され
るものではなく、例えば球形状としてもよい。又、径方
向断面が円形状でない、即ち転動しない被挟持体を用い
てもよい。
【0059】○上記実施の形態における駆動側回転体2
3と従動側回転体25との間に、相互の衝突を緩和する
緩衝部材を設けてもよい。 ○上記実施の形態では、サポート部材27を3つの転動
体26の相対位置関係を保持できるように図4のように
構成したが、この形状に限定されるものではない。又、
サポート部材27を省略してもよい。
【0060】○上記実施の形態では、転動体26を3つ
備えるとしたが、1つ以上であればよい。尚、この場
合、駆動側アーム部32及び従動側アーム部33は、転
動体の数以上形成されていればよい。又、転動体26の
数に合わせてサポート部材27の形状を変更する必要が
ある。
【0061】○上記実施形態では、クラッチ21を回転
軸13とウォーム軸56との間に設けたが、これ以外の
位置にクラッチ21を設けてもよい。例えば、出力軸7
を2つに分割し、その軸間にクラッチを設けてもよい。
又、クラッチ21を、ヘリカルギヤ42内、あるいはサ
ブヘリカルギヤ43内に設けてもよい。
【0062】○上記実施形態において採用されたクラッ
チの回転伝達・逆回転防止構造は一例であり、その他の
同構造を有するクラッチを採用してもよい。 ○上記実施形態では、モータ1に備えられる減速機構
を、ヘリカルギヤ42、サブヘリカルギヤ43及びウォ
ーム軸56で構成したが、この構成に限定されるもので
はない。また、減速機構を備えていないモータに実施し
てもよい。
【0063】○上記実施形態では、モータ1に備えられ
るクラッチ21に実施したが、その他の装置に用いるク
ラッチに実施してもよい。次に、以上の実施の形態から
把握することができる請求項以外の技術的思想を、その
効果とともに以下に記載する。
【0064】(イ)請求項1〜3のいずれかに記載のク
ラッチにおいて、前記被挟持体を、円柱形状又は球形状
としたことを特徴とするクラッチ。このようにすれば、
被挟持体の形状が簡単になるので、被挟持体を容易に形
成することができる。
【0065】(ロ)請求項1〜3、上記(イ)のいずれ
かに記載のクラッチにおいて、前記第1,第2係合部を
回転方向において等間隔に複数設け、前記被挟持体を該
係合部の数に対応して等間隔に複数設けたことを特徴と
するクラッチ。
【0066】このようにすれば、回転方向に等間隔に設
けた被挟持体により、従動側回転体を安定した状態でそ
の回転を阻止することができる。 (ハ)上記(ロ)に記載のクラッチにおいて、前記複数
の被挟持体の相対位置関係を保持するためのサポート部
材を設けたことを特徴とするクラッチ。
【0067】このようにすれば、複数の被挟持体の相対
位置関係はサポート部材により保持される。従って、被
挟持体のがたつきを低減することができる。 (ニ)請求項4に記載のモータであって、回転軸を有す
るモータ本体と、前記回転軸に連動するウォーム軸を有
し該回転軸の回転速度を減速して負荷に伝達する出力部
とを備え、前記クラッチを前記回転軸と前記ウォーム軸
との間に設けたことを特徴とするモータ。
【0068】このようにすれば、クラッチは、小さいト
ルクがかかる回転軸とウォーム軸との間に設けられる。
従って、クラッチに必要とされる強度を低減することが
できる。
【0069】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
部品点数を削減して、小型化や低コスト化を図ることが
できるクラッチ及びそのクラッチを備えたモータを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のモータの分解斜視図。
【図2】本実施形態のモータの断面図。
【図3】本実施形態のモータの断面図。
【図4】本実施形態のクラッチの分解斜視図。
【図5】本実施形態のクラッチの断面図。
【図6】本実施形態のクラッチの断面図。
【図7】本実施形態のクラッチの動作を説明するための
図。
【図8】本実施形態のクラッチの動作を説明するための
図。
【図9】本実施形態のクラッチの動作を説明するための
図。
【図10】本実施形態のクラッチの動作を説明するため
の図。
【図11】本実施形態のパワーウィンド装置の概略構成
図。
【図12】別例のクラッチの断面図。
【図13】別例のクラッチの断面図。
【符号の説明】
21…クラッチ、22…カラー、22a…外周面、23
…駆動側回転体、25…従動側回転体、26…被挟持体
としての転動体、32…第1係合部としての駆動側アー
ム部、33…第2係合部としての従動側アーム部、34
〜36…制御面、34a〜36a…中央部、34b〜3
6b…側部、L0…外径寸法としての直径、L1,L2
…間隔。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転不能に固定され、外周面を有するカ
    ラーと、 駆動源に連結されて回転可能に配置され、第1係合部を
    有する駆動側回転体と、 負荷に連結されて回転可能に配置され、前記第1係合部
    に対し回転方向に係合して前記駆動側回転体の相対回動
    を所定範囲内に規制し、かつ前記カラーの外周面に対向
    する面に、回転方向の中央部から両側部に向かって該外
    周面との間隔が小さくなるような制御面が形成された第
    2係合部を有する従動側回転体と、 前記カラーの外周面と前記制御面との間に配置され、前
    記制御面の中央部とカラーの外周面との間隔より小さ
    く、前記制御面の側部とカラーの外周面との間隔より大
    きい外形寸法を有する被挟持体と、を備え、 前記駆動側回転体の回転時には、該回転体の回転により
    前記被挟持体を前記制御面と前記カラーの外周面とで挟
    持されない該制御面の略中央部に配置して周回させると
    ともに、前記第1,第2係合部が回転方向において係合
    して該回転体の回転力を前記従動側回転体に伝達し、 前記従動側回転体の回転時には、前記被挟持体を前記制
    御面と前記カラーの外周面との間で挟持し、該回転体の
    両方向の回転を阻止するようにしたことを特徴とするク
    ラッチ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のクラッチにおいて、 前記制御面を、その中央部から両側部に向かって直線状
    となるV字溝形状に形成したことを特徴とするクラッ
    チ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のクラッチにおいて、 前記制御面を、その中央部から両側部に向かって前記カ
    ラーの外周面との間隔が急激に小さくなるように形成し
    たことを特徴とするクラッチ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のクラッ
    チを備えたことを特徴とするモータ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2009241741A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Honda Motor Co Ltd 操舵装置
US7673731B2 (en) 2005-12-26 2010-03-09 Denso Corporation Two-way clutch
US10001182B2 (en) 2015-01-09 2018-06-19 Johnson Electric S.A. Actuator of electric parking brake system

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