JP2001213518A - 鋼板の搬送方法および装置 - Google Patents
鋼板の搬送方法および装置Info
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- JP2001213518A JP2001213518A JP2000030225A JP2000030225A JP2001213518A JP 2001213518 A JP2001213518 A JP 2001213518A JP 2000030225 A JP2000030225 A JP 2000030225A JP 2000030225 A JP2000030225 A JP 2000030225A JP 2001213518 A JP2001213518 A JP 2001213518A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 鋼板情報が異なる鋼板が不連続に搬送されて
も、直ちに、効率良くパイリングし、次工程に搬送する
ことができる。 【解決手段】 所定寸法に切断された鋼板を、搬送テー
ブルにより自動運転によって次工程に搬送するための、
鋼板の搬送方法において、予め入力された鋼板情報およ
び突発的に生じた鋼板情報に基づいてパイリングの可否
を判定し、この結果、パイリング可能と判定されたパイ
リング対象材をパイリングする。
も、直ちに、効率良くパイリングし、次工程に搬送する
ことができる。 【解決手段】 所定寸法に切断された鋼板を、搬送テー
ブルにより自動運転によって次工程に搬送するための、
鋼板の搬送方法において、予め入力された鋼板情報およ
び突発的に生じた鋼板情報に基づいてパイリングの可否
を判定し、この結果、パイリング可能と判定されたパイ
リング対象材をパイリングする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鋼板の搬送方
法、特に、造船、建築、産業機械、自動車、タンク、圧
力容器等の一般構造用圧延鋼材、溶接構造用圧延鋼材、
圧力容器用鋼板、自動車用加工性圧延鋼材等の所定寸法
に切断された厚鋼板を、予め入力された鋼板情報および
突発的に生じた鋼板情報に応じてパイリング可否の判定
を行ない、かくして、鋼板情報が異なる鋼板が不連続に
搬送されても、直ちに、効率良くパイリングし、次工程
に搬送することができる、鋼板の搬送方法に関するもの
である。
法、特に、造船、建築、産業機械、自動車、タンク、圧
力容器等の一般構造用圧延鋼材、溶接構造用圧延鋼材、
圧力容器用鋼板、自動車用加工性圧延鋼材等の所定寸法
に切断された厚鋼板を、予め入力された鋼板情報および
突発的に生じた鋼板情報に応じてパイリング可否の判定
を行ない、かくして、鋼板情報が異なる鋼板が不連続に
搬送されても、直ちに、効率良くパイリングし、次工程
に搬送することができる、鋼板の搬送方法に関するもの
である。
【0002】
【従来技術】一般に、厚鋼板(板厚が3mm以上の鋼
板)は、圧延機により、注文長さの厚鋼板を複数枚だけ
採取し得る最終切断前の切断代を含む中間製品に製造さ
れ、次いで、切断装置を用いて注文の寸法に切断され、
次いで、必要に応じて、手入れ、検査、熱処理(例え
ば、焼き入れ、焼き戻し)等が施され、そして、倉庫等
に搬送ラインにより搬送される。
板)は、圧延機により、注文長さの厚鋼板を複数枚だけ
採取し得る最終切断前の切断代を含む中間製品に製造さ
れ、次いで、切断装置を用いて注文の寸法に切断され、
次いで、必要に応じて、手入れ、検査、熱処理(例え
ば、焼き入れ、焼き戻し)等が施され、そして、倉庫等
に搬送ラインにより搬送される。
【0003】従来、厚鋼板は、鋼板またはスラブの情報
に応じて行き先毎に搬送方法を決定し、そして、搬送ラ
インのテーブル自動運転を行なうことによって次工程に
搬送されている。
に応じて行き先毎に搬送方法を決定し、そして、搬送ラ
インのテーブル自動運転を行なうことによって次工程に
搬送されている。
【0004】テーブルを自動運転する場合には、鋼板を
正確にトラッキングする必要があるため、鋼板と鋼板と
の境を認識するために一定の間隔を保持するか、あるい
は、テーブル面単位での搬送が行われている。即ち、搬
送ライン上を一定の間隔をあけて、鋼板が一枚ずつ搬送
される。このテーブル自動運転において、ある行き先に
鋼板が集中して、次工程の処理が間に合わなくなると、
いわゆる、ライン詰まりが生じ、効率的な搬送が不可能
となる。
正確にトラッキングする必要があるため、鋼板と鋼板と
の境を認識するために一定の間隔を保持するか、あるい
は、テーブル面単位での搬送が行われている。即ち、搬
送ライン上を一定の間隔をあけて、鋼板が一枚ずつ搬送
される。このテーブル自動運転において、ある行き先に
鋼板が集中して、次工程の処理が間に合わなくなると、
いわゆる、ライン詰まりが生じ、効率的な搬送が不可能
となる。
【0005】このために、搬送ラインのテーブル自動運
転において、連続して搬送される鋼板の搬送能率の向上
が望まれている。
転において、連続して搬送される鋼板の搬送能率の向上
が望まれている。
【0006】そこで、特開平7−232815号公報に
は、搬送テーブルを含む搬送ライン上の物流を制御する
ための精整搬送ラインのテーブル自動運転方法として、
少なくとも2系統ラインが精整搬送ラインに異なる位置
で連結され、且つ、最終的には、前記精整搬送ラインの
一端から搬出が行われる設備におけるテーブル自動運転
方法が開示されている。
は、搬送テーブルを含む搬送ライン上の物流を制御する
ための精整搬送ラインのテーブル自動運転方法として、
少なくとも2系統ラインが精整搬送ラインに異なる位置
で連結され、且つ、最終的には、前記精整搬送ラインの
一端から搬出が行われる設備におけるテーブル自動運転
方法が開示されている。
【0007】しかし、この方法は、搬送ラインのテーブ
ルの自動運転を制御する方法であって、連続して搬送さ
れる切断後の鋼板の搬送時間短縮等の搬送能率あるいは
搬送効率の向上については言及していない。
ルの自動運転を制御する方法であって、連続して搬送さ
れる切断後の鋼板の搬送時間短縮等の搬送能率あるいは
搬送効率の向上については言及していない。
【0008】また、厚鋼板のパイリング法として、パイ
リングクレーンによる方法が日本鉄鋼協会から昭和59
年に発行された第2版「わが国における最近の厚板製造
技術の進歩」と題する刊行物の第81頁に開示されてい
る。
リングクレーンによる方法が日本鉄鋼協会から昭和59
年に発行された第2版「わが国における最近の厚板製造
技術の進歩」と題する刊行物の第81頁に開示されてい
る。
【0009】この方法は、鋼板をラインテーブルから倉
庫や精整場にオフラインしたり、別ラインに乗せ替えた
り、あるいは、テーブル上で積み重ねる場合等に使われ
る。
庫や精整場にオフラインしたり、別ラインに乗せ替えた
り、あるいは、テーブル上で積み重ねる場合等に使われ
る。
【0010】しかしながら、従来、このパイリングクレ
ーンを用いて連続して搬送される切断後の鋼板の搬送能
率を向上させる方法は開示されていない。
ーンを用いて連続して搬送される切断後の鋼板の搬送能
率を向上させる方法は開示されていない。
【0011】また、テーブル上で積み重ねる場合には、
ある鋼板を他の鋼板の上に積み重ねるときの移動が遅い
ために、パイリングの生産性が低いといった制約もあっ
た。
ある鋼板を他の鋼板の上に積み重ねるときの移動が遅い
ために、パイリングの生産性が低いといった制約もあっ
た。
【0012】更に、特開平7−237749号公報に
は、テーブル上のスラブを貨車やトレーラー等の搬送車
両あるいは置場に積み込む際のパイリング枚数を決定す
る方法が開示されている。
は、テーブル上のスラブを貨車やトレーラー等の搬送車
両あるいは置場に積み込む際のパイリング枚数を決定す
る方法が開示されている。
【0013】しかしながら、この方法は、搬送の最終工
程で積み込み先あるいは移送先の条件によりパイリング
枚数を決定するものであるので、切断後の厚鋼板のよう
に行き先等の鋼板情報の異なる鋼板が連続的に搬送され
るような場合には適用できない。
程で積み込み先あるいは移送先の条件によりパイリング
枚数を決定するものであるので、切断後の厚鋼板のよう
に行き先等の鋼板情報の異なる鋼板が連続的に搬送され
るような場合には適用できない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来、上述したよう
に、行き先等の鋼板情報が異なる鋼板が不連続で搬送さ
れた場合には、搬送効率が悪く能率ひいては生産性が向
上しなかった。
に、行き先等の鋼板情報が異なる鋼板が不連続で搬送さ
れた場合には、搬送効率が悪く能率ひいては生産性が向
上しなかった。
【0015】従って、この発明の目的は、圧延され、所
定寸法に切断された厚鋼板を、予め入力された鋼板情報
および突発的に生じた鋼板情報に応じてパイリング可否
の判定を行ない、かくして、鋼板情報が異なる鋼板が不
連続に搬送されても、直ちに、効率良くパイリングし、
次工程に搬送することができる、鋼板の搬送方法を提供
することにある。
定寸法に切断された厚鋼板を、予め入力された鋼板情報
および突発的に生じた鋼板情報に応じてパイリング可否
の判定を行ない、かくして、鋼板情報が異なる鋼板が不
連続に搬送されても、直ちに、効率良くパイリングし、
次工程に搬送することができる、鋼板の搬送方法を提供
することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
所定寸法に切断された鋼板を、搬送テーブルにより自動
運転によって次工程に搬送するための、鋼板の搬送方法
において、予め入力された鋼板情報および突発的に生じ
た鋼板情報に基づいてパイリングの可否を判定し、この
結果、パイリング可能と判定されたパイリング対象材を
パイリングすることに特徴を有するものである。
所定寸法に切断された鋼板を、搬送テーブルにより自動
運転によって次工程に搬送するための、鋼板の搬送方法
において、予め入力された鋼板情報および突発的に生じ
た鋼板情報に基づいてパイリングの可否を判定し、この
結果、パイリング可能と判定されたパイリング対象材を
パイリングすることに特徴を有するものである。
【0017】請求項2記載の発明は、所定寸法に切断さ
れた鋼板を、搬送テーブルにより自動運転によって次工
程に搬送するための、鋼板の搬送方法において、予め入
力された鋼板情報および突発的に生じた鋼板情報に基づ
いてパイリングの可否を判定するためのパイリング可否
判定処理と、次のパイリング対象材を検索するための検
索処理と、前記パイリング対象材が最後のパイリング材
か否かを判定するための最終パイリング材判定処理と、
パイリングされた複数枚の鋼板を次工程に搬送するため
の搬送処理とを備えたことに特徴を有するものである。
れた鋼板を、搬送テーブルにより自動運転によって次工
程に搬送するための、鋼板の搬送方法において、予め入
力された鋼板情報および突発的に生じた鋼板情報に基づ
いてパイリングの可否を判定するためのパイリング可否
判定処理と、次のパイリング対象材を検索するための検
索処理と、前記パイリング対象材が最後のパイリング材
か否かを判定するための最終パイリング材判定処理と、
パイリングされた複数枚の鋼板を次工程に搬送するため
の搬送処理とを備えたことに特徴を有するものである。
【0018】請求項3記載の発明は、前記パイリング可
否判定処理は、前記次工程の処理条件によって決定され
る鋼板行き先情報に基づいて、パイリングの可否を判定
することに特徴を有するものである。
否判定処理は、前記次工程の処理条件によって決定され
る鋼板行き先情報に基づいて、パイリングの可否を判定
することに特徴を有するものである。
【0019】請求項4記載の発明は、前記パイリング可
否判定処理は、前記パイラーおよび前記次工程のクレー
ンの設備制約を考慮して、パイリングの可否を判定する
ことに特徴を有するものである。
否判定処理は、前記パイラーおよび前記次工程のクレー
ンの設備制約を考慮して、パイリングの可否を判定する
ことに特徴を有するものである。
【0020】請求項5記載の発明は、前記パイリング対
象材が不連続に搬送されてくる場合において、次のパイ
リング対象材が搬送されてくるまで、当該パイリング対
象材を搬送ラインから外しておき、パイリング不可材を
前記当該パイリング対象材に先行して、前記次工程に搬
送することに特徴を有するものである。
象材が不連続に搬送されてくる場合において、次のパイ
リング対象材が搬送されてくるまで、当該パイリング対
象材を搬送ラインから外しておき、パイリング不可材を
前記当該パイリング対象材に先行して、前記次工程に搬
送することに特徴を有するものである。
【0021】請求項6記載の発明は、所定寸法に切断さ
れた鋼板を、搬送テーブルにより自動運転によって次工
程に搬送するための、鋼板の搬送装置において、前記鋼
板をパイリングするためのパイラーと、予め入力された
鋼板情報および突発的に生じた鋼板情報に基づいてパイ
リングの可否を判定するためのパイリング可否判定手段
と、次のパイリング対象材を検索するための検索手段
と、前記パイリング対象材が最後のパイリング材か否か
を判定するための最終パイリング材判定手段と、前記パ
イラーによってパイリングされた複数枚の鋼板を、次工
程に搬送するための搬送手段とを備えていることに特徴
を有するものである。
れた鋼板を、搬送テーブルにより自動運転によって次工
程に搬送するための、鋼板の搬送装置において、前記鋼
板をパイリングするためのパイラーと、予め入力された
鋼板情報および突発的に生じた鋼板情報に基づいてパイ
リングの可否を判定するためのパイリング可否判定手段
と、次のパイリング対象材を検索するための検索手段
と、前記パイリング対象材が最後のパイリング材か否か
を判定するための最終パイリング材判定手段と、前記パ
イラーによってパイリングされた複数枚の鋼板を、次工
程に搬送するための搬送手段とを備えていることに特徴
を有するものである。
【0022】即ち、この発明の特徴は、搬送テーブル上
の圧延され、所定の寸法に切断された鋼板をパイラーを
用いてパイリングするに際し、そのパイリング対象の鋼
板を複数枚パイリングして搬送する方法であって、パイ
ラーより上流に遡って複数枚を対象として、鋼板毎の情
報とパイリング可能枚数等の条件とによってパイリング
可否を判定し、この判定結果に基づいてパイリング実施
するか、そのまま次工程に搬送するかを決定することに
ある。
の圧延され、所定の寸法に切断された鋼板をパイラーを
用いてパイリングするに際し、そのパイリング対象の鋼
板を複数枚パイリングして搬送する方法であって、パイ
ラーより上流に遡って複数枚を対象として、鋼板毎の情
報とパイリング可能枚数等の条件とによってパイリング
可否を判定し、この判定結果に基づいてパイリング実施
するか、そのまま次工程に搬送するかを決定することに
ある。
【0023】この発明の別の特徴は、パイリング可の鋼
板が連続する場合には、次鋼板がパイラーに搬送される
までは積み上げたまま待機し、次鋼板が所定の位置に停
止後に積み上げ、パイリング枚数や重量等の条件を満足
した場合には、テーブル上にパイリング鋼板を降ろし、
テーブル搬送を行うことにある。
板が連続する場合には、次鋼板がパイラーに搬送される
までは積み上げたまま待機し、次鋼板が所定の位置に停
止後に積み上げ、パイリング枚数や重量等の条件を満足
した場合には、テーブル上にパイリング鋼板を降ろし、
テーブル搬送を行うことにある。
【0024】この発明の更に別の特徴は、パイリング可
の鋼板が不連続の場合には、次のパイリング可の鋼板が
パイラーに搬送されるまで積み上げたまま待機し、パイ
リング不可の鋼板は、そのままパイラーをパスして搬送
し、パイリング可の鋼板が搬送されたら、所定位置に停
止後に積み上げ、パイリング枚数や重量等の条件を満足
した場合には、テーブル上にパイリング鋼板を降ろし、
テーブル搬送を行うことにある。
の鋼板が不連続の場合には、次のパイリング可の鋼板が
パイラーに搬送されるまで積み上げたまま待機し、パイ
リング不可の鋼板は、そのままパイラーをパスして搬送
し、パイリング可の鋼板が搬送されたら、所定位置に停
止後に積み上げ、パイリング枚数や重量等の条件を満足
した場合には、テーブル上にパイリング鋼板を降ろし、
テーブル搬送を行うことにある。
【0025】この発明の更に別の特徴は、次に搬送され
る鋼板がパイリング可であるため、鋼板を積み上げたま
ま待機している際に、次鋼板が突発的に切断不可になっ
た場合や切断後の検査においてパイリング条件が不適合
になった場合等の事情で、次の鋼板がパイリング不可に
なった場合には、積み上げている鋼板をテーブル上に降
ろし、搬送すること、あるいは、更に、次のパイリング
対象材を検索することにある。
る鋼板がパイリング可であるため、鋼板を積み上げたま
ま待機している際に、次鋼板が突発的に切断不可になっ
た場合や切断後の検査においてパイリング条件が不適合
になった場合等の事情で、次の鋼板がパイリング不可に
なった場合には、積み上げている鋼板をテーブル上に降
ろし、搬送すること、あるいは、更に、次のパイリング
対象材を検索することにある。
【0026】この発明によれば、切断後の鋼板をその行
き先毎にパイリングして搬送しようとするとき、パイリ
ングしようとする鋼板が予め設定した条件を満たしてい
るか否かがチェックされ、満たしているときにパイリン
グが許可される。従って、次工程毎のパイリングが行
え、平面状の搬送単位を減少することが可能となって、
効率良い搬送が行える。
き先毎にパイリングして搬送しようとするとき、パイリ
ングしようとする鋼板が予め設定した条件を満たしてい
るか否かがチェックされ、満たしているときにパイリン
グが許可される。従って、次工程毎のパイリングが行
え、平面状の搬送単位を減少することが可能となって、
効率良い搬送が行える。
【0027】また、パイリング条件を満たしている鋼板
が不連続である場合、即ち、1枚後あるいは数枚後に同
一条件のパイリング材が搬送されてくる場合には、パイ
リング対象材を搬送ラインから外しておき、パイリング
不可材を先行させて搬送し、同一条件の鋼板がパイラー
に到達した後パイリングし搬送する。このため、パイラ
ー以降の搬送効率を妨げることなく、ライントータルの
搬送効率を向上することが可能となる。
が不連続である場合、即ち、1枚後あるいは数枚後に同
一条件のパイリング材が搬送されてくる場合には、パイ
リング対象材を搬送ラインから外しておき、パイリング
不可材を先行させて搬送し、同一条件の鋼板がパイラー
に到達した後パイリングし搬送する。このため、パイラ
ー以降の搬送効率を妨げることなく、ライントータルの
搬送効率を向上することが可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】次に、この発明の鋼板の搬送方法
の一実施態様を、図面を参照しながら説明する。
の一実施態様を、図面を参照しながら説明する。
【0029】図1は、この発明の、鋼板の搬送方法を示
すフローチャート、図2は、この発明におけるパイリン
グ状態を示す概略平面図、そして、図3は、この発明に
おけるパイリング状態を示す概略正面図である。
すフローチャート、図2は、この発明におけるパイリン
グ状態を示す概略平面図、そして、図3は、この発明に
おけるパイリング状態を示す概略正面図である。
【0030】なお、図1において、(P)は、各ステッ
プポイントを表す。また、図2おいび図3において、1
から7は、搬送テーブルを示す。各搬送テーブルは、図
3に示すように、複数本のローラ(R)からなり、搬送
テーブル毎に各々独立して駆動可能になっている。8
は、第1切断機であり、例えば、鋼板を幅方向に切断す
るものである。9は、第2切断機であり、例えば、鋼板
を長手方向に切断するものである。第1および第2切断
機8、9によって切断された後の鋼板の寸法情報は、直
ちに、制御器(図示せず)に入力される。
プポイントを表す。また、図2おいび図3において、1
から7は、搬送テーブルを示す。各搬送テーブルは、図
3に示すように、複数本のローラ(R)からなり、搬送
テーブル毎に各々独立して駆動可能になっている。8
は、第1切断機であり、例えば、鋼板を幅方向に切断す
るものである。9は、第2切断機であり、例えば、鋼板
を長手方向に切断するものである。第1および第2切断
機8、9によって切断された後の鋼板の寸法情報は、直
ちに、制御器(図示せず)に入力される。
【0031】10は、鋼板表面の疵、歪み等の欠陥を検
査するための検査設備であり、検査結果は、直ちに前記
制御器に入力される。11は、鋼板を搬送テーブル上に
パイリングするためのパイラーであり、例えば、磁気に
よって鋼板を吸着する電磁石式のものであるが、機械的
に鋼板を吊り上げるものであっても良い。そして、12
から16は、鋼板をそれぞれ示す。
査するための検査設備であり、検査結果は、直ちに前記
制御器に入力される。11は、鋼板を搬送テーブル上に
パイリングするためのパイラーであり、例えば、磁気に
よって鋼板を吸着する電磁石式のものであるが、機械的
に鋼板を吊り上げるものであっても良い。そして、12
から16は、鋼板をそれぞれ示す。
【0032】先ず、鋼板がパイラー11に到着する(P
001)と、既にパイラー11にてパイリング対象材が
吊り上げられているかがチェックされる(P002)。
吊り上げられていない場合は、当材が最初のパイリング
判定材として扱われ、当材と次材以降の鋼板とについて
パイリング可否の判定が行われる。
001)と、既にパイラー11にてパイリング対象材が
吊り上げられているかがチェックされる(P002)。
吊り上げられていない場合は、当材が最初のパイリング
判定材として扱われ、当材と次材以降の鋼板とについて
パイリング可否の判定が行われる。
【0033】当材より上流へ遡って最短の鋼板を検索す
る(P003)。この検索は、最悪でも圧延終了後に、
第1および第2切断機8、9によって切断処理が開始さ
れる最初の処理工程まで遡る。
る(P003)。この検索は、最悪でも圧延終了後に、
第1および第2切断機8、9によって切断処理が開始さ
れる最初の処理工程まで遡る。
【0034】次に、検索結果をチェックする(P00
4)。検索対象材が無ければ、当材は、そのまま搬送が
再開され(P014)、1枚のまま、次工程、例えば、
疵手入れ、超音波深傷、ショットプライマー、塗装工程
に送られる。一方、検索対象材がある場合には、パイリ
ング条件判定(P005)を行う。
4)。検索対象材が無ければ、当材は、そのまま搬送が
再開され(P014)、1枚のまま、次工程、例えば、
疵手入れ、超音波深傷、ショットプライマー、塗装工程
に送られる。一方、検索対象材がある場合には、パイリ
ング条件判定(P005)を行う。
【0035】パイリングの判定方法を、図2および図3
を参照しながら更に説明する。
を参照しながら更に説明する。
【0036】図2のような状態でパイリング条件判定を
行い、全ての鋼板12から16がパイリング可であるな
らば、図3のようにパイリングされて搬送される。この
場合、最もパイラー11に近い鋼板16がパイリングの
最上段になる。即ち、パイラー11は、鋼板16、1
5、14、13および12の順に吸着して吊り上げる。
行い、全ての鋼板12から16がパイリング可であるな
らば、図3のようにパイリングされて搬送される。この
場合、最もパイラー11に近い鋼板16がパイリングの
最上段になる。即ち、パイラー11は、鋼板16、1
5、14、13および12の順に吸着して吊り上げる。
【0037】これを前提にして、下記条件からの全
てを満足する場合に、パイリング実施可能鋼板として扱
われ、パイラー到達時に順次パイリングされていく。
てを満足する場合に、パイリング実施可能鋼板として扱
われ、パイラー到達時に順次パイリングされていく。
【0038】 次工程が同一もしくは同一地点で処理
が行われるものである。即ち、次工程で行なう鋼板処理
が同じもの、もしくは、異なる処理を施すものである
が、同一地点から次工程に振り分けられ、処理されるも
のである。なお、次工程とは、上述したように、例え
ば、検査設備10による検査によって検出された、鋼板
表面の疵に対して行なう手入れや歪矯正、あるいは、予
め制御器に入力された、超音波深傷、ショットプライマ
ー、熱処理等の処理工程をいう。
が行われるものである。即ち、次工程で行なう鋼板処理
が同じもの、もしくは、異なる処理を施すものである
が、同一地点から次工程に振り分けられ、処理されるも
のである。なお、次工程とは、上述したように、例え
ば、検査設備10による検査によって検出された、鋼板
表面の疵に対して行なう手入れや歪矯正、あるいは、予
め制御器に入力された、超音波深傷、ショットプライマ
ー、熱処理等の処理工程をいう。
【0039】 行き先に応じたパイリングトータル厚
さが制限値以内である。即ち、次工程がトラック積み、
クレーンによるオフライン降ろし、あるいは、仮置きの
ための山積み等である場合、パイリングトータル厚さが
制限値以内である。
さが制限値以内である。即ち、次工程がトラック積み、
クレーンによるオフライン降ろし、あるいは、仮置きの
ための山積み等である場合、パイリングトータル厚さが
制限値以内である。
【0040】 次工程でクレーン操作を行なう場合
に、鋼板の幅および長さがクレーンのハンドリング制約
に応じた制限値以内である。即ち、次工程で、クレーン
によりハンドリングする際に、パイリング対象材の幅お
よび長さが対象のクレーンの設備制約を受けない。例え
ば、長尺材と短尺材、幅広材と幅狭材の組み合わせで
は、クレーンの設備仕様、例えば、鋼板吸着用磁石の間
隔によっては、ハンドリングが不可となる。 パイラーの吊り上げ重量制限値以内である。即ち、
パイリング対象材のトータル重量がパイラーの吊り上げ
制限値以内である。
に、鋼板の幅および長さがクレーンのハンドリング制約
に応じた制限値以内である。即ち、次工程で、クレーン
によりハンドリングする際に、パイリング対象材の幅お
よび長さが対象のクレーンの設備制約を受けない。例え
ば、長尺材と短尺材、幅広材と幅狭材の組み合わせで
は、クレーンの設備仕様、例えば、鋼板吸着用磁石の間
隔によっては、ハンドリングが不可となる。 パイラーの吊り上げ重量制限値以内である。即ち、
パイリング対象材のトータル重量がパイラーの吊り上げ
制限値以内である。
【0041】上記条件からのうち、からの条件
については、制限値は、設備制約により予め任意に前記
制御器に入力される。
については、制限値は、設備制約により予め任意に前記
制御器に入力される。
【0042】次に、上記判定において、パイリング対象
鋼板の有無をチエックし(P006)、対象材がなけれ
ば、検索する対象材を前記当材より上流へ遡って、最短
の鋼板より更に一つ上流の鋼板を検索する(P00
9)。対象材が有れば、その対象材がパイリング条件内
で最後のパイリング材か否かを判定する(P007)。
この判定は、上記パイリング条件のうちからにあた
る。
鋼板の有無をチエックし(P006)、対象材がなけれ
ば、検索する対象材を前記当材より上流へ遡って、最短
の鋼板より更に一つ上流の鋼板を検索する(P00
9)。対象材が有れば、その対象材がパイリング条件内
で最後のパイリング材か否かを判定する(P007)。
この判定は、上記パイリング条件のうちからにあた
る。
【0043】パイリング最終材であるか否かをチエック
(P008)し、最終材でなければパイリング対象材を
更に探すため、検索する対象材を前記当材より上流へ遡
って最短の鋼板より更に一つ上流の鋼板を検索する(P
009)。この検索は、パイリング最終材が見つかる
か、あるいは、検索対象がなくなるまで繰り返えし行わ
れる。
(P008)し、最終材でなければパイリング対象材を
更に探すため、検索する対象材を前記当材より上流へ遡
って最短の鋼板より更に一つ上流の鋼板を検索する(P
009)。この検索は、パイリング最終材が見つかる
か、あるいは、検索対象がなくなるまで繰り返えし行わ
れる。
【0044】また、前記鋼板がパイラーに到着した後に
行われる、既にパイラーによってパイリング対象材が吊
り上げられているか否かのチェック(P002)におい
て、パイリング待ちの対象材が吊り上げられている場合
には、到着した鋼板が吊り上げられている鋼板に対して
パイリングの対象となるものであるか否かをチェック
(P010)し、パイリング対象でなければ、吊り上げ
られている鋼板を追い越して搬送を再開する(P01
4)。
行われる、既にパイラーによってパイリング対象材が吊
り上げられているか否かのチェック(P002)におい
て、パイリング待ちの対象材が吊り上げられている場合
には、到着した鋼板が吊り上げられている鋼板に対して
パイリングの対象となるものであるか否かをチェック
(P010)し、パイリング対象でなければ、吊り上げ
られている鋼板を追い越して搬送を再開する(P01
4)。
【0045】パイリング対象であれば、パイリングを実
施(P011)する。その際に前記パイリング最終材判
定(P007)における結果に基ずいて、当材がバイリ
ング最終材であるか否かをチェック(P012)し、最
終材であれば、パイリングされている複数枚の鋼板を搬
送する(P014)。最終材でなければ、既に吊り上げ
られている鋼板と共に吸着し、吊り上げて、搬送ライン
から外し(P013)、パイリング対象材を探すため
に、前記当材より上流の鋼板を検索する(P009)。
施(P011)する。その際に前記パイリング最終材判
定(P007)における結果に基ずいて、当材がバイリ
ング最終材であるか否かをチェック(P012)し、最
終材であれば、パイリングされている複数枚の鋼板を搬
送する(P014)。最終材でなければ、既に吊り上げ
られている鋼板と共に吸着し、吊り上げて、搬送ライン
から外し(P013)、パイリング対象材を探すため
に、前記当材より上流の鋼板を検索する(P009)。
【0046】なお、パイリング後、最終材が搬送されて
くるまで、鋼板をパイラー11によって吊り上げること
によって搬送ラインから外す以外に、パイラー11の横
に設置された別のテーブル(図示せず)上に鋼板を一旦、
仮置きして搬送ラインから外し、パイラーでは、再度、
上記(P001)から次の対象材のパイリングの判定を
して、上記(P014)にて搬送を開始し、この後、仮
置きしたパイリング対象材の最終材が搬送されてきたと
きにパイリングするようにしても良い。
くるまで、鋼板をパイラー11によって吊り上げること
によって搬送ラインから外す以外に、パイラー11の横
に設置された別のテーブル(図示せず)上に鋼板を一旦、
仮置きして搬送ラインから外し、パイラーでは、再度、
上記(P001)から次の対象材のパイリングの判定を
して、上記(P014)にて搬送を開始し、この後、仮
置きしたパイリング対象材の最終材が搬送されてきたと
きにパイリングするようにしても良い。
【0047】このようにして、図3のように、パイリン
グ条件を満足した鋼板12から16が搬送テーブル6上
にパイリングされたら、搬送テーブル6を稼動させて、
鋼板12から16を同時に次工程に搬送する。
グ条件を満足した鋼板12から16が搬送テーブル6上
にパイリングされたら、搬送テーブル6を稼動させて、
鋼板12から16を同時に次工程に搬送する。
【0048】以上は、全て切断された鋼板についての説
明であるが、最終切断を行なわずに熱処理する場合やオ
フラインでガス切断仕上げを行なう場合等の未切断の鋼
板にも適用できる。
明であるが、最終切断を行なわずに熱処理する場合やオ
フラインでガス切断仕上げを行なう場合等の未切断の鋼
板にも適用できる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、鋼板情報に基づいてパイリングの可否を判定し、こ
の結果、パイリング可能と判定されたパイリング対象材
をパイリングすることによって、以下のような工業上有
用な効果がもたらされる。
ば、鋼板情報に基づいてパイリングの可否を判定し、こ
の結果、パイリング可能と判定されたパイリング対象材
をパイリングすることによって、以下のような工業上有
用な効果がもたらされる。
【0050】 行き先等のパイリング条件のチェック
結果に基づいてパイリングする鋼板を決定することによ
って、1枚づつ搬送する場合に比べて、パイラー以降の
搬送を考慮したパイリングが行なえ、鋼板の搬送制御が
効率良く行なえる。
結果に基づいてパイリングする鋼板を決定することによ
って、1枚づつ搬送する場合に比べて、パイラー以降の
搬送を考慮したパイリングが行なえ、鋼板の搬送制御が
効率良く行なえる。
【0051】 パイリング可の鋼板を搬送ラインから
一旦外して、パイリング不可の鋼板の搬送を行なうこと
によって、パイリング可の鋼板とパイリング不可の鋼板
との相互の搬送効率を妨げることなく、搬送ライン全体
の搬送効率を向上することが可能となる。
一旦外して、パイリング不可の鋼板の搬送を行なうこと
によって、パイリング可の鋼板とパイリング不可の鋼板
との相互の搬送効率を妨げることなく、搬送ライン全体
の搬送効率を向上することが可能となる。
【図1】この発明の、鋼板の搬送方法を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図2】この発明におけるパイリング状態を示す概略平
面図である。
面図である。
【図3】この発明におけるパイリング状態を示す概略正
面図である。
面図である。
1、2、3、4、5、6、7:搬送テーブル 8:第1切断機: 9:第2切断機 10:検査設備 11:パイラー 12、13、14、15、16:鋼板
フロントページの続き (72)発明者 米田 忠生 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 坂本 敏彦 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 Fターム(参考) 3C042 RA11 RB13 3F029 BA09 CB00 3F079 AD17 CA42 DA13 9A001 FF03 HH34 JJ46 JJ49 KK15 KK27 KK33 KK37 LL05
Claims (6)
- 【請求項1】 所定寸法に切断された鋼板を、搬送テー
ブルにより自動運転によって次工程に搬送するための、
鋼板の搬送方法において、 予め入力された鋼板情報および突発的に生じた鋼板情報
に基づいてパイリングの可否を判定し、この結果、パイ
リング可能と判定されたパイリング対象材をパイリング
することを特徴とする、鋼板の搬送方法。 - 【請求項2】 所定寸法に切断された鋼板を、搬送テー
ブルにより自動運転によって次工程に搬送するための、
鋼板の搬送方法において、 予め入力された鋼板情報および突発的に生じた鋼板情報
に基づいてパイリングの可否を判定するためのパイリン
グ可否判定処理と、次のパイリング対象材を検索するた
めの検索処理と、前記パイリング対象材が最後のパイリ
ング材か否かを判定するための最終パイリング材判定処
理と、パイリングされた複数枚の鋼板を次工程に搬送す
るための搬送処理とを備えたことを特徴とする、鋼板の
搬送方法。 - 【請求項3】 前記パイリング可否判定処理は、前記次
工程の処理条件によって決定される鋼板行き先情報に基
づいて、パイリングの可否を判定することを特徴とす
る、請求項2記載の、鋼板の搬送方法。 - 【請求項4】 前記パイリング可否判定処理は、前記パ
イラーおよび前記次工程のクレーンの設備制約を考慮し
て、パイリングの可否を判定することを特徴とする、請
求項3記載の、鋼板の搬送方法。 - 【請求項5】 前記パイリング対象材が不連続に搬送さ
れてくる場合において、次のパイリング対象材が搬送さ
れてくるまで、当該パイリング対象材を搬送ラインから
外しておき、パイリング不可材を前記当該パイリング対
象材に先行して、前記次工程に搬送することを特徴とす
る、請求項1から4のうちの何れか1つに記載の、鋼板
の搬送方法。 - 【請求項6】 所定寸法に切断された鋼板を、搬送テー
ブルにより自動運転によって次工程に搬送するための、
鋼板の搬送装置において、 前記鋼板をパイリングするためのパイラーと、予め入力
された鋼板情報および突発的に生じた鋼板情報に基づい
てパイリングの可否を判定するためのパイリング可否判
定手段と、次のパイリング対象材を検索するための検索
手段と、前記パイリング対象材が最後のパイリング材か
否かを判定するための最終パイリング材判定手段と、前
記パイラーによってパイリングされた複数枚の鋼板を、
次工程に搬送するための搬送手段とを備えていることを
特徴とする、鋼板の搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000030225A JP2001213518A (ja) | 2000-02-02 | 2000-02-02 | 鋼板の搬送方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000030225A JP2001213518A (ja) | 2000-02-02 | 2000-02-02 | 鋼板の搬送方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001213518A true JP2001213518A (ja) | 2001-08-07 |
Family
ID=18555267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000030225A Pending JP2001213518A (ja) | 2000-02-02 | 2000-02-02 | 鋼板の搬送方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001213518A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007137612A (ja) * | 2005-11-18 | 2007-06-07 | Nippon Steel Corp | 鋼材の山分け計画方法、装置、及びコンピュータプログラム |
CN107562031A (zh) * | 2017-09-26 | 2018-01-09 | 中铁宝桥集团有限公司 | 道岔垫板生产线控制系统及方法 |
CN110712069A (zh) * | 2019-11-12 | 2020-01-21 | 中冶赛迪工程技术股份有限公司 | 一种基于集中管控的无人化焊接生产系统及生产流程 |
CN111921908A (zh) * | 2020-09-08 | 2020-11-13 | 昆山峤川电气科技有限公司 | 全自动钢板表面残缺检测系统 |
JP2022548794A (ja) * | 2019-09-30 | 2022-11-21 | 宝鋼湛江鋼鉄有限公司 | シングル切断ライン用の鋼板デュアルプレスタッキングシステム及びそのスタッキング方法 |
-
2000
- 2000-02-02 JP JP2000030225A patent/JP2001213518A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007137612A (ja) * | 2005-11-18 | 2007-06-07 | Nippon Steel Corp | 鋼材の山分け計画方法、装置、及びコンピュータプログラム |
JP4575875B2 (ja) * | 2005-11-18 | 2010-11-04 | 新日本製鐵株式会社 | 鋼材の山分け計画方法、装置、及びコンピュータプログラム |
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JP7266752B2 (ja) | 2019-09-30 | 2023-04-28 | 宝鋼湛江鋼鉄有限公司 | シングル切断ライン用の鋼板デュアルプレスタッキングシステム及びそのスタッキング方法 |
CN110712069A (zh) * | 2019-11-12 | 2020-01-21 | 中冶赛迪工程技术股份有限公司 | 一种基于集中管控的无人化焊接生产系统及生产流程 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040608 |