JP2001213140A - 車両用の空気調和装置 - Google Patents

車両用の空気調和装置

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JP2001213140A
JP2001213140A JP2000026621A JP2000026621A JP2001213140A JP 2001213140 A JP2001213140 A JP 2001213140A JP 2000026621 A JP2000026621 A JP 2000026621A JP 2000026621 A JP2000026621 A JP 2000026621A JP 2001213140 A JP2001213140 A JP 2001213140A
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    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00507Details, e.g. mounting arrangements, desaeration devices
    • B60H1/00514Details of air conditioning housings
    • B60H1/00528Connections between housing parts
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S277/928Seal including pressure relief or vent feature

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユニットケースの漏水を防止することがで
き、しかも、防水部材の収容凹溝内への装着作業時間の
長時間化を回避して製造コストの低減を図ることもでき
る車両用の空気調和装置を提供する。 【解決手段】 分割面11を有する少なくとも2個のケ
ース部材10からなる縦割れタイプのユニットケース2
には、その底部の分割面11に、防水部材用の収容凹溝
12を分割面11に沿って形成する。この収容凹溝12
内には、弾性を有する棒状の防水部材を圧縮状態で収容
する。そして、ユニットケース2には、収容凹溝12内
の防水部材との隙間のうちユニットケース2の内壁面側
に位置しユニットケース2内から水が浸入して滞留する
滞留隙間と、ユニットケース2内とを連通させる連通部
70を収容凹溝12の両端部にそれぞれ設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として自動車に
用いられる車両用の空気調和装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は、従来品の一例を示す分解斜視
図である。図14は、図13に示すもののA−A線断面
図である。図13に示す車両用の空気調和装置aは、特
開平10−100642号公報に開示されているもので
あり、車室内の内気又は車外の外気を選択的に送風する
ブロアユニットbと、このブロアユニットbからの送風
を空調する空調ユニットcとを備えている。
【0003】この空調ユニットcは、縦割れタイプのユ
ニットケースdを備え、このユニットケースdは、垂直
な分割面e1を有する第1ケース部材d1と、垂直な分
割面e2を有する第2ケース部材d2とからなってい
る。ユニットケースd内には、ブロアユニットbからの
送風を冷却する冷却用熱交換器fと、この冷却用熱交換
器fを通過した送風を加熱する加熱用熱交換器gとが収
容されている。
【0004】図13,図14に示すように、第1ケース
部材d1の底部には、冷却用熱交換器fの下端部を覆う
所定部位の分割面e1に、冷却用熱交換器fでの除湿に
よって生成される凝縮水を防水する防水部材h用の収容
凹溝iが前記所定部位の分割面e1に沿って形成されて
いる。また、第1ケース部材d1の分割面e1には、第
1ケース部材d1と第2ケース部材d2とを組み付ける
ための凹凸嵌合部kの嵌合凹溝k1も形成されている。
この嵌合凹溝k1は、分割面e1全面に亘って形成さ
れ、第1ケース部材d1の前記所定部位では収容凹溝i
より内側に位置している。収容凹溝i内には、弾性を有
する棒状の防水部材hが後述する押圧リブjによって押
圧され圧縮された状態で収容されている。
【0005】第2ケース部材d2の底部には、冷却用熱
交換器fの下端部を覆う所定部位の分割面e2に、第1
ケース部材d1の収容凹溝iと嵌合して収容凹溝i内の
防水部材hを押圧し圧縮させる押圧リブjが前記所定部
位の分割面e2に沿って形成されている。また、第2ケ
ース部材d2の分割面e2には、第1ケース部材d1の
嵌合凹溝k1と嵌合する凹凸嵌合部kの嵌合リブk2も
形成されている。この嵌合リブk2は、分割面e2全面
に亘って形成され、第2ケース部材d2の前記所定部位
では押圧リブjより内側に位置している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、収容凹溝i
内には、その四隅に防水部材hとの隙間Sが形成されて
いる。特に、押圧リブjには、収容凹溝i内への挿入を
容易にするため先端部に面取りが施されているので、収
容凹溝i内には、収容凹溝iの開放端側に防水部材hと
の隙間S1,S2が形成され易い。
【0007】収容凹溝i内の防水部材hとの隙間Sのう
ち収容凹溝iの開放端側でユニットケースdの内壁面側
に位置する隙間S1には、冷却用熱交換器fより下方に
位置する部位に、冷却用熱交換器fでの除湿によって生
成され冷却用熱交換器fから滴下する凝縮水が毛細管現
象で浸入し滞留してしまう。そして、この滞留した凝縮
水は、空気調和装置a稼働時のユニットケースd内の内
圧上昇により、隙間S1を上昇して防水部材hの先端に
至り、この先端からユニットケースd外壁面側の隙間S
2へ回り込んでユニットケースd外へ漏水してしまう。
【0008】同様に、ブロアユニットbのユニットケー
スb1が縦割れタイプの場合には、このユニットケース
b1の底部の分割面に収容凹溝iを設け、この収容凹溝
i内に防水部材hを圧縮状態で収容していても、車外の
外気と一緒にユニットケースb1内へ入り込んだ雨水等
の水が、収容凹溝i内の防水部材hとの隙間S1に浸入
して滞留し、空気調和装置a稼働時のユニットケースb
1内の内圧上昇によってユニットケースb1外へ漏水し
てしまう。
【0009】このような漏水を防止するため、図15に
図示する従来品では、収容凹溝i′内での防水部材h′
端部の防水性を強化して凝縮水の防水部材h′先端から
の回り込みを阻止する防水性強化リブmを収容凹溝i′
の内壁面に設けている。しかし、この従来品では、防水
部材h′の収容凹溝i′内への装着作業時間が長くなり
製造コストの上昇を招いてしまう。
【0010】そこで、本発明では、ユニットケースの漏
水を防止することができ、しかも、防水部材の収容凹溝
内への装着作業時間の長時間化を回避して製造コストの
低減を図ることもできる車両用の空気調和装置を提供す
ることを課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
分割面を有する少なくとも2個のケース部材が組み付け
られて形成された縦割れタイプのユニットケースを備
え、該ユニットケースは、その底部の分割面に、該分割
面に沿って防水部材用の収容凹溝が形成され、該収容凹
溝内に、弾性を有する棒状の防水部材が圧縮された状態
で収容されている車両用の空気調和装置において、ユニ
ットケースには、収容凹溝内の防水部材との隙間のうち
ユニットケースの内壁面側に位置しユニットケース内か
ら水が浸入して滞留する滞留隙間と、ユニットケース内
とを連通させる連通部が収容凹溝の両端部にそれぞれ設
けられていることを特徴としている。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の車
両用の空気調和装置であって、連通部は、最寄りの収容
凹溝先端へ向かって上方傾斜するユニットケースの上方
傾斜部位に設けられていることを特徴としている。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の車両用の空気調和装置であって、ユニットケースの
分割面には、収容凹溝より内側に、ケース部材組付用の
凹凸嵌合部の嵌合凹溝が収容凹溝に沿って収容凹溝より
上方まで形成され、連通部は、凹凸嵌合部の嵌合凹溝内
の隙間をユニットケース内に連通させていることを特徴
としている。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何
れかに記載の車両用の空気調和装置であって、ユニット
ケース内に、送風を冷却する冷却用熱交換器が配置さ
れ、ユニットケースの底部には、冷却用熱交換器の下端
部を覆う所定部位の分割面に収容凹溝が形成されている
ことを特徴としている。
【0015】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ユニット
ケースには、収容凹溝内の防水部材との隙間のうちユニ
ットケースの内壁面側に位置しユニットケース内から水
が浸入して滞留する滞留隙間と、ユニットケース内とを
連通させる連通部が収容凹溝の両端部にそれぞれ設けら
れているので、両連通部間の滞留隙間に水が浸入し滞留
しても、その滞留した水の両端に作用する圧力をユニッ
トケース内の内圧と同圧にすることができる。
【0016】このため、ユニットケース内の内圧が上昇
しても、両連通部間の滞留隙間に滞留した水が滞留隙間
を防水部材先端へ向かって移動するのを阻止することが
できる。従って、両連通部間の滞留隙間に滞留した水の
防水部材先端からの回り込みを阻止してユニットケース
外への漏水を防止することができる。しかも、収容凹溝
内での防水部材端部の防水性強化が不要となるので、防
水部材の収容凹溝内への装着作業時間の長時間化を回避
して製造コストの低減を図ることもできる。
【0017】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、連通部は、最寄りの収容凹溝
先端へ向かって上方傾斜するユニットケースの上方傾斜
部位に設けられているので、連通部から滞留隙間へ浸入
する水を連通部より下方の滞留隙間へ、すなわち、両連
通部間に位置する滞留隙間へ導くことができる。従っ
て、連通部から滞留隙間へ浸入する水のユニットケース
外への漏水を防止することができる。
【0018】請求項3記載の発明によれば、請求項1,
2記載の発明の効果に加えて、連通部は、凹凸嵌合部の
嵌合凹溝内の隙間をユニットケース内に連通させている
ので、両連通部間に位置する嵌合凹溝内の隙間に水が浸
入し滞留しても、その滞留した水の両端に作用する圧力
をユニットケース内の内圧と同圧にすることができる。
従って、ユニットケース内の内圧が上昇しても、両連通
部間に位置する嵌合凹溝内の隙間に滞留した水が嵌合凹
溝内の隙間を収容凹溝より上方まで移動してユニットケ
ース外へ漏水するのを防止することができる。
【0019】請求項4記載の発明によれば、請求項1〜
3記載の発明の効果に加えて、ユニットケースの底部に
は、冷却用熱交換器の下端部を覆う所定部位の分割面に
収容凹溝が形成されているので、冷却用熱交換器での除
湿によって生成され冷却用熱交換器から滴下する凝縮水
のユニットケース外への漏水を防止することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1は、請求項
1,2,4記載の各発明を併せて実施した実施の形態の
一例である第1実施形態を示す断面図である。図2は、
図1に示すもののユニットケースを示す背面図である。
図1に示す空調ユニット1は、自動車の車室前部に搭載
される空気調和装置で使用されるものであり、図外のブ
ロアユニットが接続されるようになっている。
【0021】図1,図2に示すように、空調ユニット1
のユニットケース2は、左右に分割可能な縦割れタイプ
のものであり、垂直な分割面11を有する第1ケース部
材10と、垂直な分割面21を有し第1ケース部材10
に組み付けられる第2ケース部材20とを備えている。
このユニットケース2には、ブロアユニットから送風が
流入する図外の送風流入口が設けられている。
【0022】ユニットケース2内には、ブロアユニット
からの送風を冷却する冷却用熱交換器3が配置されてい
ると共に、この冷却用熱交換器3より下方に、冷却用熱
交換器3での除湿によって生成される凝縮水を溜めるド
レン溜り31が設けられている。ユニットケース2のド
レン溜り31を臨む部位には、ドレン溜り31に溜まる
凝縮水を排水する排水口41が設けられている。
【0023】冷却用熱交換器3より送風下流側のユニッ
トケース2内には、冷却用熱交換器3を通過した送風を
加熱する加熱用熱交換器4が配置されていると共に、冷
却用熱交換器3を通過した送風が加熱用熱交換器4を迂
回して流れるバイパス通路32が設けられている。この
バイパス通路32には、冷却用熱交換器3を通過した送
風をバイパス通路32と加熱用熱交換器4とへ適宜の比
率で配風する回動式のエアミックスドア5が設けられて
いる。
【0024】加熱用熱交換器4より送風下流側のユニッ
トケース2内には、加熱用熱交換器4を通過した温風が
主として流れる温風通路33と、ユニットケース2内の
送風を図外のフットダクトを介して乗員の足許に配風す
るフット通路34と、加熱用熱交換器4を通過した温風
とバイパス通路32を通過した冷風とを混合させるエア
ミックス室35とが設けられている。エアミックス室3
5とフット通路34とを連通させるフット吹出口42に
は、フット吹出口42を開閉する回動式のフットドア6
が設けられている。
【0025】エアミックス室35の上方に位置するユニ
ットケース2上壁には、ベント吹出口43とデフロスタ
吹出口44とが設けられている。ベント吹出口43とデ
フロスタ吹出口44との分岐部には、ユニットケース2
内の送風のベント吹出口43とデフロスタ吹出口44と
への配風を切り替える回動式の切替ドア7が設けられて
いる。
【0026】図3は、図2に示すもののX−X線断面図
である。図4は、図3中の防水部材を示す斜視図であ
る。図5は、図2に示すもののY−Y線断面図である。
図1,図3,図5に示すように、ユニットケース2の第
1ケース部材10は、その底部における冷却用熱交換器
3の下端部を覆う所定部位の分割面11に、冷却用熱交
換器3での除湿によって生成される凝縮水を防水する防
水部材50用の収容凹溝12が前記所定部位の分割面1
1に沿って形成されている。所定部位以外の部位の分割
面11には、第2ケース部材20組付用の凹凸嵌合部6
0の嵌合凹溝61が分割面11に沿って断続的に形成さ
れている。
【0027】第1ケース部材10の収容凹溝12内に
は、弾性を有する棒状の防水部材50(図4参照)が圧
縮された状態で収容されている。この防水部材50とし
ては、直径5〜6mmの円形断面を有する発砲エチレン
プロピレンゴム製のものを採用している。
【0028】第2ケース部材20は、その底部における
冷却用熱交換器3の下端部を覆う所定部位の分割面21
に、第1ケース部材10の収容凹溝12と嵌合して収容
凹溝12内の防水部材50を押圧し圧縮させる押圧リブ
22が前記所定部位の分割面21に沿って形成されてい
る。所定部位以外の部位の分割面21には、第1ケース
部材10の嵌合凹溝61と嵌合する凹凸嵌合部60の嵌
合リブ62が分割面21に沿って断続的に形成されてい
る。
【0029】図3に示すように、第2ケース部材20の
押圧リブ22は、第1ケース部材10と第2ケース部材
20とが組み付けられると、第1ケース部材10の収容
凹溝12内に収容された防水部材50を20〜30%程
度圧縮し、収容凹溝12の内壁面に防水部材50を圧接
させるようになっている。しかし、収容凹溝12内に
は、その四隅に防水部材50との隙間Sが形成されてい
る。
【0030】特に、第2ケース部材20の押圧リブ22
には、その先端部に、収容凹溝12内への押圧リブ22
の挿入を容易にするための面取りが施されているので、
第1ケース部材10の収容凹溝12内には、収容凹溝1
2の開放端側の上下2箇所に比較的大きな隙間S1,S
2が形成されている。
【0031】ところで、冷却用熱交換器3から滴下して
ドレン溜り31に溜まる凝縮水は、ユニットケース2の
排水口41から排水される。しかし、ユニットケース2
のドレン溜り31を形成する部位は、凝縮水によって湿
潤状態となる。このため、ドレン溜り31に溜まる凝縮
水の一部は、毛細管現象により、第1ケース部材10と
第2ケース部材20との接合隙間を通って、収容凹溝1
2内の隙間Sのうち収容凹溝12の開放端側でユニット
ケース2の内壁面2a側に位置する隙間S1に浸入し滞
留する。従って、空調ユニット1では、収容凹溝12内
の隙間S1が、ユニットケース2内から水が浸入して滞
留する滞留隙間となっている。
【0032】図6は、ユニットケースの要部を断面で示
す斜視図である。図1,図6に示すように、ユニットケ
ース2の第1ケース部材10には、収容凹溝12内の隙
間S1とユニットケース2内とを連通させる連通部70
が収容凹溝12の両端部にそれぞれ一箇所づつ設けられ
ている。各連通部70は、最寄りの収容凹溝12先端へ
向かって上方傾斜するユニットケース2の上方傾斜部位
に設けられている。
【0033】以上説明した第1実施形態では、収容凹溝
12内の隙間S1とユニットケース2内とを連通させる
連通部70がユニットケース2の収容凹溝12両端部に
設けられているので、両連通部70,70間の隙間S1
に凝縮水が浸入し滞留しても、その滞留した凝縮水の両
端に作用する圧力をユニットケース2内の内圧と同圧に
することができる。
【0034】このため、車両空気調和装置稼働時にユニ
ットケース2内の内圧が上昇しても、両連通部70,7
0間の隙間S1に滞留した凝縮水が隙間S1を上昇する
のを阻止することができる。従って、両連通部70,7
0間の隙間S1に滞留した凝縮水が隙間S1から隙間S
2へ防水部材50の先端から回り込むのを阻止すること
ができ、その結果、凝縮水が隙間S2からユニットケー
ス2外へ漏水するのを防止することができる。
【0035】因みに、本発明の発明者等の実験によれ
ば、両連通部70,70間の隙間S1に水を充満させた
後、ユニットケース2内の内圧が大気圧より50mmA
q高くなるようにユニットケース2内の圧力を高めて
も、ユニットケース2外への漏水は認められなかった。
【0036】ところで、従来品のなかには、例えば図1
5に示すように、ユニットケースd′外への漏水を防止
するため、収容凹溝i′内での防水部材h′端部の防水
性を強化して凝縮水の防水部材h′先端からの回り込み
を阻止する防水性強化リブmを収容凹溝i′の内壁面に
設けたものがある。しかし、この従来品では、防水部材
h′の収容凹溝i′内への装着作業時間が長くなり製造
コストの上昇を招いてしまう。
【0037】これに対し、第1実施形態では、収容凹溝
12内での防水部材50端部の防水性強化が不要となる
ので、防水部材50の収容凹溝12内への装着作業時間
の長時間化を回避して製造コストの低減を図ることがで
きる。
【0038】また、第1実施形態では、連通部70は、
最寄りの収容凹溝12先端へ向かって上方傾斜するユニ
ットケース2の上方傾斜部位に設けられているので、連
通部70から隙間S1へ浸入する凝縮水を連通部70よ
り下方の隙間S1へ、すなわち、両連通部70,70間
に位置する隙間S1へ導くことができる。従って、連通
部70から隙間S1へ浸入する凝縮水のユニットケース
2外への漏水を防止することもできる。
【0039】なお、連通部70は、収容凹溝12内の隙
間S1と共に、収容凹溝12内の防水部材50との隙間
Sのうち収容凹溝12の奥壁側でユニットケース2の内
壁面2a側に位置する隙間S3(図3参照)をユニット
ケース2内に連通させても良い。連通部70によって隙
間S3をユニットケース2内に連通させることにより、
両連通部70,70間の隙間S3に凝縮水が滞留した場
合であっても、その滞留した凝縮水の隙間S3から隙間
S2への防水部材50先端からの回り込みを阻止して、
凝縮水のユニットケース2外への漏水を防止することが
できる。
【0040】ところで、図6において、ユニットケース
2は、第1ケース部材10の内壁面2aと第2ケース部
材20の内壁面2aとが面一になっておらず、内壁面2
aに溝が形成されているが、この溝は有っても無くても
良いのは勿論のことである。
【0041】(第2実施形態)図7は、請求項1〜4記
載の各発明を併せて実施した実施の形態の一例である第
2実施形態を示す断面図である。図8は、図7に示すも
ののユニットケースの要部を断面で示す斜視図である。
図9は、図8中の断面を拡大して示す拡大断面図であ
る。なお、以下に行う第2実施形態の説明では、第1実
施形態と同一の構成部材には同一の符号を付し、第1実
施形態の説明と重複する説明は省略する。
【0042】図7に示す空調ユニット100のユニット
ケース102は、空調ユニット1のユニットケース2と
同様、縦割りタイプのものであり、垂直な分割面111
を有する第1ケース部材110と、垂直な分割面121
を有し第1ケース部材110に組み付けられる第2ケー
ス部材120とを備えている。
【0043】図7〜図9に示すように、第1ケース部材
110の底部には、冷却用熱交換器3の下端部を覆う所
定部位の分割面111に防水部材50用の収容凹溝12
が形成され、この収容凹溝12内には、防水部材50が
圧縮された状態で収容されている。また、第1ケース部
材110の分割面111には、収容凹溝12より内側
に、第2ケース部材120組付用の凹凸嵌合部60の嵌
合凹溝61が収容凹溝12に沿って収容凹溝12より上
方まで形成されている。
【0044】第2ケース部材120の底部の分割面12
1には、収容凹溝12内の防水部材50を押圧し圧縮す
る押圧リブ22が形成されていると共に、この押圧リブ
22より内側に、第1ケース部材110の嵌合凹溝61
と嵌合する凹凸嵌合部60の嵌合リブ62が押圧リブ2
2に沿って押圧リブ22より上方まで形成されている。
嵌合リブ62には、後述する連通部170が配置される
部位に切欠部63が設けられている。
【0045】第1ケース部材110には、収容凹溝12
内の隙間S1(滞留隙間)とユニットケース102内と
を連通させると共に、凹凸嵌合部60の嵌合凹溝61内
の隙間Sとユニットケース102内とを連通させる連通
部170が、収容凹溝12の両端部にそれぞれ一箇所づ
つ設けられている。各連通部170は、最寄りの収容凹
溝12先端へ向かって上方傾斜するユニットケース10
2の上方傾斜部位に設けられている。なお、図8,図9
において、符号102aは、ユニットケース102の内
壁面を示している。
【0046】以上説明した第2実施形態では、両連通部
170,170は、凹凸嵌合部60の嵌合凹溝61内の
隙間Sとユニットケース102内とを連通させているの
で、両連通部170,170間に位置する嵌合凹溝61
内の隙間Sにユニットケース102内から凝縮水が浸入
し滞留しても、その滞留した凝縮水の両端に作用する圧
力をユニットケース102内の内圧と同圧にすることが
できる。
【0047】従って、車両空気調和装置稼働時にユニッ
トケース102内の内圧が上昇しても、両連通部17
0,170間に位置する嵌合凹溝61内の隙間Sに滞留
した凝縮水が嵌合凹溝61内の隙間Sを収容凹溝12よ
り上方まで上昇してユニットケース102外へ漏水する
のを防止することができる。
【0048】しかも、各連通部170は、最寄りの収容
凹溝12先端へ向かって上方傾斜するユニットケース1
02の上方傾斜部位に設けられているので、連通部17
0から嵌合凹溝61内の隙間Sへ浸入する凝縮水を連通
部170より下方に位置する嵌合凹溝61内の隙間S
へ、すなわち、両連通部170,170間に位置する嵌
合凹溝61内の隙間Sへ導くことができる。従って、連
通部170から嵌合凹溝61内の隙間Sへ浸入する凝縮
水のユニットケース102外への漏水を防止することも
できる。
【0049】なお、両連通部170,170は、嵌合凹
溝61内の隙間S及び収容凹溝12内の隙間S1と共
に、収容凹溝12内の隙間S3をユニットケース102
内に連通させていても良い。こうすることにより、既に
説明した連通部70の場合と同様、両連通部170,1
70間の隙間S3に凝縮水が滞留した場合であっても、
その滞留した凝縮水の隙間S3から隙間S2への防水部
材50先端からの回り込みを阻止して、凝縮水のユニッ
トケース102外への漏水を防止することができる。
【0050】ところで、図8,図9において、ユニット
ケース102は、第1ケース部材110の内壁面102
aと第2ケース部材120の内壁面102aとが面一に
なっておらず、内壁面102aに溝が形成されている。
しかし、この溝は有っても無くても良いのは勿論のこと
である。
【0051】(第3実施形態)図10は、請求項1,
2,4記載の各発明を併せて実施した実施形態の第1実
施形態とは異なる一例である第3実施形態を示す断面図
である。図11は、図10に示すものの平面図である。
図12は、図10に示すもののユニットケースの要部を
断面で示す斜視図である。なお、以下に行う第3実施形
態の説明では、第1実施形態と同一の構成部材には同一
の符号を付し、第1実施形態の説明と重複する説明は省
略する。
【0052】図10,図11に示すように、第3実施形
態では、ユニットケース202内に、冷却用熱交換器3
と、電動モータ8によって回転駆動される送風用のシロ
ッコファン9とが配置されている。冷却用熱交換器3
は、シロッコファン9より送風下流側に位置しシロッコ
ファン9からの送風を冷却する。シロッコファン9は、
車室内の内気又は車外の外気をユニットケース202内
に導入しユニットケース202外へ送風する。
【0053】ユニットケース202には、内気を導入す
る内気導入口203と、外気を導入する外気導入口20
4とが設けられている。そして、ユニットケース202
内には、内気導入口203と外気導入口204との分岐
部に、内気導入口203を閉鎖して外気導入口204を
開放し、あるいは、内気導入口203を開放して外気導
入口204を閉鎖する内外気切換ドア(図示省略)が配
置されている。
【0054】また、ユニットケース202には、冷却用
熱交換器3より送風下流側に、冷却用熱交換器3を通過
した送風がユニットケース202外へ流出する送風流出
口205が設けられ、冷却用熱交換器3の下方に、排水
パイプ206を備えた排水口(図示省略)が設けられて
いる。送風流出口205には、図外の加熱用熱交換器を
備えたヒータユニットが接続されるようになっている。
排水パイプ206からは、冷却用熱交換器3での除湿に
よって生成され冷却用熱交換器3から滴下する凝縮水
と、外気と一緒にユニットケース202内へ入り込む雨
水等の水とがユニットケース202外へ排水されるよう
になっている。
【0055】このユニットケース202は、空調ユニッ
ト1のユニットケース2と同様、縦割りタイプのもので
あり、垂直な分割面211を有する第1ケース部材21
0と、垂直な分割面221を有し第1ケース部材210
に組み付けられる第2ケース部材220とからなってい
る。
【0056】図10,図12に示すように、冷却用熱交
換器3の下端部を覆うと共にシロッコファン9の下方に
位置する第1ケース部材210の底部には、その分割面
211に、防水部材50用の収容凹溝12が分割面21
1に沿って形成され、この収容凹溝12内には、防水部
材50が圧縮された状態で収容されている。第1ケース
部材210の底部以外の部位の分割面211には、第2
ケース部材220組付用の凹凸嵌合部60の嵌合凹溝6
1が分割面211に沿って形成されている。
【0057】第2ケース部材220の底部の分割面22
1には、収容凹溝12内の防水部材50を押圧し圧縮す
る押圧リブ22が分割面221に沿って形成されてい
る。第2ケース部材220の底部以外の部位の分割面2
21には、図5中の第2ケース部材20と同様、第1ケ
ース部材110の嵌合凹溝61と嵌合する凹凸嵌合部6
0の嵌合リブ62が分割面221に沿って形成されてい
る。
【0058】そして、第1ケース部材210には、収容
凹溝12内の隙間S1(滞留隙間)とユニットケース2
02内とを連通させる連通部70が、収容凹溝12の両
端部にそれぞれ一箇所づつ設けられている。各連通部7
0は、最寄りの収容凹溝12先端へ向かって上方傾斜す
るユニットケース202の上方傾斜部位に設けられてい
る。なお、図10において符号207は、断熱材を示
し、図12において符号202aは、ユニットケース2
02の内壁面を示している。
【0059】以上説明した第3実施形態では、防水部材
50が圧縮状態で収容されている収容凹溝12は、ユニ
ットケース202底部の分割面211に形成され、ユニ
ットケース202の底部は、冷却用熱交換器3の下端部
を覆うと共にシロッコファン9の下方に位置している。
このため、両連通部70,70間に位置する収容凹溝1
2内の隙間S1には、冷却用熱交換器3から滴下する凝
縮水が浸入し滞留すると共に、外気と一緒にユニットケ
ース202内へ入り込む雨水等の水も浸入し滞留する。
【0060】しかし、両連通部70,70間の隙間S1
に水が滞留しても、その滞留した水の両端に作用する圧
力をユニットケース202内の内圧と同圧にすることが
できるので、空気調和装置稼働時にユニットケース20
2内の内圧が上昇しても、両連通部70,70間の隙間
S1に滞留した水が隙間S1を防水部材50先端へ向か
って移動するのを阻止することができる。従って、両連
通部70,70間の隙間S1に滞留した水が、防水部材
50の先端から隙間S2へ回り込むのを阻止することが
でき、隙間S2からユニットケース202外へ漏水する
のを防止することができる。
【0061】よって、第3実施形態では、冷却用熱交換
器3で生成される凝縮水のユニットケース202外への
漏水を防止することができると共に、外気と一緒にユニ
ットケース202内へ入り込む雨水等の水のユニットケ
ース202外への漏水を防止することもできる。
【0062】なお、両連通部70,70は、収容凹溝1
2内の隙間S1と共に、収容凹溝12内の防水部材50
との隙間Sのうち収容凹溝12の奥壁側でユニットケー
ス202の内壁面202a側に位置する隙間S3をユニ
ットケース2内に連通させても良い。連通部70によっ
て隙間S3をユニットケース2内に連通させることによ
り、両連通部70,70間の隙間S3に凝縮水や雨水等
の水が滞留した場合であっても、その滞留した水の隙間
S3から隙間S2への防水部材50先端からの回り込み
を阻止して、隙間S2からユニットケース202外への
漏水を防止することができる。
【0063】また、例えば図13中に図示するブロアユ
ニットbのユニットケースb1のように、内部に冷却用
熱交換器3が収容されておらず、送風機の送風ファンの
みが収容されているユニットケースであって、そのニッ
トケースが縦割りタイプのものである場合には、ユニッ
トケースの底部の分割面に収容凹溝12を形成し、その
収容凹溝12内に防水部材50を圧縮状態で収容すると
共に、収容凹溝12内の滞留隙間S1とユニットケース
内とを連通させる連通部70を収容凹溝12の両端部に
それぞれ設けることにより、外気と共にユニットケース
内へ入り込む雨水等の水のユニットケース外への漏水を
防止することができるのは勿論のことである。
【0064】ところで、図12において、ユニットケー
ス202は、第1ケース部材210の内壁面202aと
第2ケース部材220の内壁面202aとが面一になっ
ておらず、内壁面202aに溝が形成されている。しか
し、この溝は有っても無くても良い。
【0065】また、第1〜第3の各実施形態では、第2
ケース部材20,120,220は、その分割面21,
121,221に、防水部材50を押圧し圧縮させる押
圧リブ22を備えている。しかし、第2ケース部材2
0,120,220は、その分割面21,121,22
1が防水部材50を押圧し圧縮させる押圧平面となって
いても良く、あるいは、第1ケース部材の凹溝と共に収
容凹溝12を形成し防水部材50を押圧して圧縮させる
押圧凹溝を分割面21,121,221に備えていても
良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す断面図である。
【図2】図1に示すもののユニットケースを示す背面図
である。
【図3】図2に示すもののX−X線断面図である。
【図4】図3中の防水部材を示す斜視図である。
【図5】図2に示すもののY−Y線断面図である。
【図6】図2に示すものの要部を断面で示す斜視図であ
る。
【図7】本発明の第2実施形態を示す断面図である。
【図8】図7に示すもののユニットケースの要部を断面
で示す斜視図である。
【図9】図8中の断面を拡大して示す拡大断面図であ
る。
【図10】本発明の第3実施形態を示す断面図である。
【図11】図10に示すものの平面図である。
【図12】図10に示すもののユニットケースの要部を
断面で示す斜視図である。
【図13】従来品の一例を示す分解斜視図である。
【図14】図13に示すもののA−A線断面図である。
【図15】従来品の他の一例を示す要部断面図である。
【符号の説明】
2,102,202 ユニットケース 2a,102a,202a ユニットケースの内壁面 3 冷却用熱交換器 10,110,210 第1ケース部材(ケース部材) 11,111,211 第1ケース部材の分割面 12 収容凹溝 20,120,220 第2ケース部材(ケース部材) 21,121,221 第2ケース部材の分割面 50 防水部材 60 凹凸嵌合部 61 嵌合凹溝 70,170 連通部 S 隙間 S1 隙間(滞留隙間)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分割面(11,21,111,121,
    211,221)を有する少なくとも2個のケース部材
    (10,20,110,120,210,220)が組
    み付けられて形成された縦割れタイプのユニットケース
    (2,102,202)を備え、該ユニットケース
    (2,102,202)は、その底部の分割面(11,
    111,211)に、該分割面(11,111,21
    1)に沿って防水部材(50)用の収容凹溝(12)が
    形成され、該収容凹溝(12)内に、弾性を有する棒状
    の防水部材(50)が圧縮された状態で収容されている
    車両用の空気調和装置において、 ユニットケース(2,102,202)には、収容凹溝
    (12)内の防水部材(50)との隙間(S)のうちユ
    ニットケース(2,102,202)の内壁面(2a,
    102a,202a)側に位置しユニットケース(2,
    102,202)内から水が浸入して滞留する滞留隙間
    (S1)と、ユニットケース(2,102,202)内
    とを連通させる連通部(70,170)が収容凹溝(1
    2)の両端部にそれぞれ設けられていることを特徴とす
    る車両用の空気調和装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両用の空気調和装置で
    あって、 連通部(70,170)は、最寄りの収容凹溝(12)
    先端へ向かって上方傾斜するユニットケース(2,10
    2,202)の上方傾斜部位に設けられていることを特
    徴とする車両用の空気調和装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の車両用の空気調和
    装置であって、 ユニットケース(102)の分割面(111)には、収
    容凹溝(12)より内側に、ケース部材(110,12
    0)組付用の凹凸嵌合部(60)の嵌合凹溝(61)が
    収容凹溝(12)に沿って収容凹溝(12)より上方ま
    で形成され、連通部(170)は、凹凸嵌合部(60)
    の嵌合凹溝(61)内の隙間(S)をユニットケース
    (102)内に連通させていることを特徴とする車両用
    の空気調和装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかに記載の車両用の
    空気調和装置であって、ユニットケース(2,102,
    202)内に、送風を冷却する冷却用熱交換器(3)が
    配置され、ユニットケース(2,102,202)の底
    部には、冷却用熱交換器(3)の下端部を覆う所定部位
    の分割面(11,111,211)に収容凹溝(12)
    が形成されていることを特徴とする車両用の空気調和装
    置。
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