JP4072301B2 - 車両用の空気調和装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として自動車に用いられる車両用の空気調和装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図13は、従来品の一例を示す分解斜視図である。図14は、図13に示すもののA−A線断面図である。図13に示す車両用の空気調和装置aは、特開平10−100642号公報に開示されているものであり、車室内の内気又は車外の外気を選択的に送風するブロアユニットbと、このブロアユニットbからの送風を空調する空調ユニットcとを備えている。
【0003】
この空調ユニットcは、縦割れタイプのユニットケースdを備え、このユニットケースdは、垂直な分割面e1を有する第1ケース部材d1と、垂直な分割面e2を有する第2ケース部材d2とからなっている。ユニットケースd内には、ブロアユニットbからの送風を冷却する冷却用熱交換器fと、この冷却用熱交換器fを通過した送風を加熱する加熱用熱交換器gとが収容されている。
【0004】
図13,図14に示すように、第1ケース部材d1の底部には、冷却用熱交換器fの下端部を覆う所定部位の分割面e1に、冷却用熱交換器fでの除湿によって生成される凝縮水を防水する防水部材h用の収容凹溝iが前記所定部位の分割面e1に沿って形成されている。また、第1ケース部材d1の分割面e1には、第1ケース部材d1と第2ケース部材d2とを組み付けるための凹凸嵌合部kの嵌合凹溝k1も形成されている。この嵌合凹溝k1は、分割面e1全面に亘って形成され、第1ケース部材d1の前記所定部位では収容凹溝iより内側に位置している。収容凹溝i内には、弾性を有する棒状の防水部材hが後述する押圧リブjによって押圧され圧縮された状態で収容されている。
【0005】
第2ケース部材d2の底部には、冷却用熱交換器fの下端部を覆う所定部位の分割面e2に、第1ケース部材d1の収容凹溝iと嵌合して収容凹溝i内の防水部材hを押圧し圧縮させる押圧リブjが前記所定部位の分割面e2に沿って形成されている。また、第2ケース部材d2の分割面e2には、第1ケース部材d1の嵌合凹溝k1と嵌合する凹凸嵌合部kの嵌合リブk2も形成されている。この嵌合リブk2は、分割面e2全面に亘って形成され、第2ケース部材d2の前記所定部位では押圧リブjより内側に位置している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、収容凹溝i内には、その四隅に防水部材hとの隙間Sが形成されている。特に、押圧リブjには、収容凹溝i内への挿入を容易にするため先端部に面取りが施されているので、収容凹溝i内には、収容凹溝iの開放端側に防水部材hとの隙間S1,S2が形成され易い。
【0007】
収容凹溝i内の防水部材hとの隙間Sのうち収容凹溝iの開放端側でユニットケースdの内壁面側に位置する隙間S1には、冷却用熱交換器fより下方に位置する部位に、冷却用熱交換器fでの除湿によって生成され冷却用熱交換器fから滴下する凝縮水が毛細管現象で浸入し滞留してしまう。そして、この滞留した凝縮水は、空気調和装置a稼働時のユニットケースd内の内圧上昇により、隙間S1を上昇して防水部材hの先端に至り、この先端からユニットケースd外壁面側の隙間S2へ回り込んでユニットケースd外へ漏水してしまう。
【0008】
同様に、ブロアユニットbのユニットケースb1が縦割れタイプの場合には、このユニットケースb1の底部の分割面に収容凹溝iを設け、この収容凹溝i内に防水部材hを圧縮状態で収容していても、車外の外気と一緒にユニットケースb1内へ入り込んだ雨水等の水が、収容凹溝i内の防水部材hとの隙間S1に浸入して滞留し、空気調和装置a稼働時のユニットケースb1内の内圧上昇によってユニットケースb1外へ漏水してしまう。
【0009】
このような漏水を防止するため、図15に図示する従来品では、収容凹溝i′内での防水部材h′端部の防水性を強化して凝縮水の防水部材h′先端からの回り込みを阻止する防水性強化リブmを収容凹溝i′の内壁面に設けている。しかし、この従来品では、防水部材h′の収容凹溝i′内への装着作業時間が長くなり製造コストの上昇を招いてしまう。
【0010】
そこで、本発明では、ユニットケースの漏水を防止することができ、しかも、防水部材の収容凹溝内への装着作業時間の長時間化を回避して製造コストの低減を図ることもできる車両用の空気調和装置を提供することを課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、分割面を有する少なくとも2個のケース部材が組み付けられて形成された縦割れタイプのユニットケースを備え、該ユニットケースは、その底部の分割面に、該分割面に沿って防水部材用の収容凹溝が形成され、該収容凹溝内に、弾性を有する棒状の防水部材が圧縮された状態で収容されている車両用の空気調和装置において、ユニットケースには、収容凹溝内の防水部材との隙間のうちユニットケースの内壁面側に位置しユニットケース内から水が浸入して滞留する滞留隙間と、ユニットケース内とを連通させる連通部が収容凹溝のケース上方の両端部にそれぞれ設けられていることを特徴としている。
【0012】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の車両用の空気調和装置であって、連通部は、最寄りの収容凹溝先端へ向かって上方傾斜するユニットケースの上方傾斜部位に設けられていることを特徴としている。
【0013】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の車両用の空気調和装置であって、ユニットケースの分割面には、収容凹溝より内側に、ケース部材組付用の凹凸嵌合部の嵌合凹溝が収容凹溝に沿って収容凹溝より上方まで形成され、連通部は、凹凸嵌合部の嵌合凹溝内の隙間をユニットケース内に連通させていることを特徴としている。
【0014】
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の車両用の空気調和装置であって、ユニットケース内に、送風を冷却する冷却用熱交換器が配置され、ユニットケースの底部には、冷却用熱交換器の下端部を覆う所定部位の分割面に収容凹溝が形成されていることを特徴としている。
【0015】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、ユニットケースには、収容凹溝内の防水部材との隙間のうちユニットケースの内壁面側に位置しユニットケース内から水が浸入して滞留する滞留隙間と、ユニットケース内とを連通させる連通部が収容凹溝のケース上方の両端部にそれぞれ設けられているので、両連通部間の滞留隙間に水が浸入し滞留しても、その滞留した水の両端に作用する圧力をユニットケース内の内圧と同圧にすることができる。
【0016】
このため、ユニットケース内の内圧が上昇しても、両連通部間の滞留隙間に滞留した水が滞留隙間を防水部材先端へ向かって移動するのを阻止することができる。従って、両連通部間の滞留隙間に滞留した水の防水部材先端からの回り込みを阻止してユニットケース外への漏水を防止することができる。しかも、収容凹溝内での防水部材端部の防水性強化が不要となるので、防水部材の収容凹溝内への装着作業時間の長時間化を回避して製造コストの低減を図ることもできる。
【0017】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、連通部は、最寄りの収容凹溝先端へ向かって上方傾斜するユニットケースの上方傾斜部位に設けられているので、連通部から滞留隙間へ浸入する水を連通部より下方の滞留隙間へ、すなわち、両連通部間に位置する滞留隙間へ導くことができる。従って、連通部から滞留隙間へ浸入する水のユニットケース外への漏水を防止することができる。
【0018】
請求項3記載の発明によれば、請求項1,2記載の発明の効果に加えて、連通部は、凹凸嵌合部の嵌合凹溝内の隙間をユニットケース内に連通させているので、両連通部間に位置する嵌合凹溝内の隙間に水が浸入し滞留しても、その滞留した水の両端に作用する圧力をユニットケース内の内圧と同圧にすることができる。従って、ユニットケース内の内圧が上昇しても、両連通部間に位置する嵌合凹溝内の隙間に滞留した水が嵌合凹溝内の隙間を収容凹溝より上方まで移動してユニットケース外へ漏水するのを防止することができる。
【0019】
請求項4記載の発明によれば、請求項1〜3記載の発明の効果に加えて、ユニットケースの底部には、冷却用熱交換器の下端部を覆う所定部位の分割面に収容凹溝が形成されているので、冷却用熱交換器での除湿によって生成され冷却用熱交換器から滴下する凝縮水のユニットケース外への漏水を防止することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1は、請求項1,2,4記載の各発明を併せて実施した実施の形態の一例である第1実施形態を示す断面図である。図2は、図1に示すもののユニットケースを示す背面図である。図1に示す空調ユニット1は、自動車の車室前部に搭載される空気調和装置で使用されるものであり、図外のブロアユニットが接続されるようになっている。
【0021】
図1,図2に示すように、空調ユニット1のユニットケース2は、左右に分割可能な縦割れタイプのものであり、垂直な分割面11を有する第1ケース部材10と、垂直な分割面21を有し第1ケース部材10に組み付けられる第2ケース部材20とを備えている。このユニットケース2には、ブロアユニットから送風が流入する図外の送風流入口が設けられている。
【0022】
ユニットケース2内には、ブロアユニットからの送風を冷却する冷却用熱交換器3が配置されていると共に、この冷却用熱交換器3より下方に、冷却用熱交換器3での除湿によって生成される凝縮水を溜めるドレン溜り31が設けられている。ユニットケース2のドレン溜り31を臨む部位には、ドレン溜り31に溜まる凝縮水を排水する排水口41が設けられている。
【0023】
冷却用熱交換器3より送風下流側のユニットケース2内には、冷却用熱交換器3を通過した送風を加熱する加熱用熱交換器4が配置されていると共に、冷却用熱交換器3を通過した送風が加熱用熱交換器4を迂回して流れるバイパス通路32が設けられている。このバイパス通路32には、冷却用熱交換器3を通過した送風をバイパス通路32と加熱用熱交換器4とへ適宜の比率で配風する回動式のエアミックスドア5が設けられている。
【0024】
加熱用熱交換器4より送風下流側のユニットケース2内には、加熱用熱交換器4を通過した温風が主として流れる温風通路33と、ユニットケース2内の送風を図外のフットダクトを介して乗員の足許に配風するフット通路34と、加熱用熱交換器4を通過した温風とバイパス通路32を通過した冷風とを混合させるエアミックス室35とが設けられている。エアミックス室35とフット通路34とを連通させるフット吹出口42には、フット吹出口42を開閉する回動式のフットドア6が設けられている。
【0025】
エアミックス室35の上方に位置するユニットケース2上壁には、ベント吹出口43とデフロスタ吹出口44とが設けられている。ベント吹出口43とデフロスタ吹出口44との分岐部には、ユニットケース2内の送風のベント吹出口43とデフロスタ吹出口44とへの配風を切り替える回動式の切替ドア7が設けられている。
【0026】
図3は、図2に示すもののX−X線断面図である。図4は、図3中の防水部材を示す斜視図である。図5は、図2に示すもののY−Y線断面図である。図1,図3,図5に示すように、ユニットケース2の第1ケース部材10は、その底部における冷却用熱交換器3の下端部を覆う所定部位の分割面11に、冷却用熱交換器3での除湿によって生成される凝縮水を防水する防水部材50用の収容凹溝12が前記所定部位の分割面11に沿って形成されている。所定部位以外の部位の分割面11には、第2ケース部材20組付用の凹凸嵌合部60の嵌合凹溝61が分割面11に沿って断続的に形成されている。
【0027】
第1ケース部材10の収容凹溝12内には、弾性を有する棒状の防水部材50(図4参照)が圧縮された状態で収容されている。この防水部材50としては、直径5〜6mmの円形断面を有する発砲エチレンプロピレンゴム製のものを採用している。
【0028】
第2ケース部材20は、その底部における冷却用熱交換器3の下端部を覆う所定部位の分割面21に、第1ケース部材10の収容凹溝12と嵌合して収容凹溝12内の防水部材50を押圧し圧縮させる押圧リブ22が前記所定部位の分割面21に沿って形成されている。所定部位以外の部位の分割面21には、第1ケース部材10の嵌合凹溝61と嵌合する凹凸嵌合部60の嵌合リブ62が分割面21に沿って断続的に形成されている。
【0029】
図3に示すように、第2ケース部材20の押圧リブ22は、第1ケース部材10と第2ケース部材20とが組み付けられると、第1ケース部材10の収容凹溝12内に収容された防水部材50を20〜30%程度圧縮し、収容凹溝12の内壁面に防水部材50を圧接させるようになっている。しかし、収容凹溝12内には、その四隅に防水部材50との隙間Sが形成されている。
【0030】
特に、第2ケース部材20の押圧リブ22には、その先端部に、収容凹溝12内への押圧リブ22の挿入を容易にするための面取りが施されているので、第1ケース部材10の収容凹溝12内には、収容凹溝12の開放端側の上下2箇所に比較的大きな隙間S1,S2が形成されている。
【0031】
ところで、冷却用熱交換器3から滴下してドレン溜り31に溜まる凝縮水は、ユニットケース2の排水口41から排水される。しかし、ユニットケース2のドレン溜り31を形成する部位は、凝縮水によって湿潤状態となる。このため、ドレン溜り31に溜まる凝縮水の一部は、毛細管現象により、第1ケース部材10と第2ケース部材20との接合隙間を通って、収容凹溝12内の隙間Sのうち収容凹溝12の開放端側でユニットケース2の内壁面2a側に位置する隙間S1に浸入し滞留する。従って、空調ユニット1では、収容凹溝12内の隙間S1が、ユニットケース2内から水が浸入して滞留する滞留隙間となっている。
【0032】
図6は、ユニットケースの要部を断面で示す斜視図である。図1,図6に示すように、ユニットケース2の第1ケース部材10には、収容凹溝12内の隙間S1とユニットケース2内とを連通させる連通部70が収容凹溝12の両端部にそれぞれ一箇所づつ設けられている。各連通部70は、最寄りの収容凹溝12先端へ向かって上方傾斜するユニットケース2の上方傾斜部位に設けられている。
【0033】
以上説明した第1実施形態では、収容凹溝12内の隙間S1とユニットケース2内とを連通させる連通部70がユニットケース2の収容凹溝12両端部に設けられているので、両連通部70,70間の隙間S1に凝縮水が浸入し滞留しても、その滞留した凝縮水の両端に作用する圧力をユニットケース2内の内圧と同圧にすることができる。
【0034】
このため、車両空気調和装置稼働時にユニットケース2内の内圧が上昇しても、両連通部70,70間の隙間S1に滞留した凝縮水が隙間S1の圧力を上昇させるのを阻止することができる。従って、両連通部70,70間の隙間S1に滞留した凝縮水が隙間S1から隙間S2へ防水部材50の先端から回り込むのを阻止することができ、その結果、凝縮水が隙間S2からユニットケース2外へ漏水するのを防止することができる。
【0035】
因みに、本発明の発明者等の実験によれば、両連通部70,70間の隙間S1に水を充満させた後、ユニットケース2内の内圧が大気圧より50mmAq高くなるようにユニットケース2内の圧力を高めても、ユニットケース2外への漏水は認められなかった。
【0036】
ところで、従来品のなかには、例えば図15に示すように、ユニットケースd′外への漏水を防止するため、収容凹溝i′内での防水部材h′端部の防水性を強化して凝縮水の防水部材h′先端からの回り込みを阻止する防水性強化リブmを収容凹溝i′の内壁面に設けたものがある。しかし、この従来品では、防水部材h′の収容凹溝i′内への装着作業時間が長くなり製造コストの上昇を招いてしまう。
【0037】
これに対し、第1実施形態では、収容凹溝12内での防水部材50端部の防水性強化が不要となるので、防水部材50の収容凹溝12内への装着作業時間の長時間化を回避して製造コストの低減を図ることができる。
【0038】
また、第1実施形態では、連通部70は、最寄りの収容凹溝12先端へ向かって上方傾斜するユニットケース2の上方傾斜部位に設けられているので、連通部70から隙間S1へ浸入する凝縮水を連通部70より下方の隙間S1へ、すなわち、両連通部70,70間に位置する隙間S1へ導くことができる。従って、連通部70から隙間S1へ浸入する凝縮水のユニットケース2外への漏水を防止することもできる。
【0039】
なお、連通部70は、収容凹溝12内の隙間S1と共に、収容凹溝12内の防水部材50との隙間Sのうち収容凹溝12の奥壁側でユニットケース2の内壁面2a側に位置する隙間S3(図3参照)をユニットケース2内に連通させても良い。連通部70によって隙間S3をユニットケース2内に連通させることにより、両連通部70,70間の隙間S3に凝縮水が滞留した場合であっても、その滞留した凝縮水の隙間S3から隙間S2への防水部材50先端からの回り込みを阻止して、凝縮水のユニットケース2外への漏水を防止することができる。
【0040】
ところで、図6において、ユニットケース2は、第1ケース部材10の内壁面2aと第2ケース部材20の内壁面2aとが面一になっておらず、内壁面2aに溝が形成されているが、この溝は有っても無くても良いのは勿論のことである。
【0041】
(第2実施形態)
図7は、請求項1〜4記載の各発明を併せて実施した実施の形態の一例である第2実施形態を示す断面図である。図8は、図7に示すもののユニットケースの要部を断面で示す斜視図である。図9は、図8中の断面を拡大して示す拡大断面図である。なお、以下に行う第2実施形態の説明では、第1実施形態と同一の構成部材には同一の符号を付し、第1実施形態の説明と重複する説明は省略する。
【0042】
図7に示す空調ユニット100のユニットケース102は、空調ユニット1のユニットケース2と同様、縦割りタイプのものであり、垂直な分割面111を有する第1ケース部材110と、垂直な分割面121を有し第1ケース部材110に組み付けられる第2ケース部材120とを備えている。
【0043】
図7〜図9に示すように、第1ケース部材110の底部には、冷却用熱交換器3の下端部を覆う所定部位の分割面111に防水部材50用の収容凹溝12が形成され、この収容凹溝12内には、防水部材50が圧縮された状態で収容されている。また、第1ケース部材110の分割面111には、収容凹溝12より内側に、第2ケース部材120組付用の凹凸嵌合部60の嵌合凹溝61が収容凹溝12に沿って収容凹溝12より上方まで形成されている。
【0044】
第2ケース部材120の底部の分割面121には、収容凹溝12内の防水部材50を押圧し圧縮する押圧リブ22が形成されていると共に、この押圧リブ22より内側に、第1ケース部材110の嵌合凹溝61と嵌合する凹凸嵌合部60の嵌合リブ62が押圧リブ22に沿って押圧リブ22より上方まで形成されている。嵌合リブ62には、後述する連通部170が配置される部位に切欠部63が設けられている。
【0045】
第1ケース部材110には、収容凹溝12内の隙間S1(滞留隙間)とユニットケース102内とを連通させると共に、凹凸嵌合部60の嵌合凹溝61内の隙間Sとユニットケース102内とを連通させる連通部170が、収容凹溝12の両端部にそれぞれ一箇所づつ設けられている。各連通部170は、最寄りの収容凹溝12先端へ向かって上方傾斜するユニットケース102の上方傾斜部位に設けられている。なお、図8,図9において、符号102aは、ユニットケース102の内壁面を示している。
【0046】
以上説明した第2実施形態では、両連通部170,170は、凹凸嵌合部60の嵌合凹溝61内の隙間Sとユニットケース102内とを連通させているので、両連通部170,170間に位置する嵌合凹溝61内の隙間Sにユニットケース102内から凝縮水が浸入し滞留しても、その滞留した凝縮水の両端に作用する圧力をユニットケース102内の内圧と同圧にすることができる。
【0047】
従って、車両空気調和装置稼働時にユニットケース102内の内圧が上昇しても、両連通部170,170間に位置する嵌合凹溝61内の隙間Sに滞留した凝縮水が嵌合凹溝61内の隙間Sを収容凹溝12より上方まで上昇してユニットケース102外へ漏水するのを防止することができる。
【0048】
しかも、各連通部170は、最寄りの収容凹溝12先端へ向かって上方傾斜するユニットケース102の上方傾斜部位に設けられているので、連通部170から嵌合凹溝61内の隙間Sへ浸入する凝縮水を連通部170より下方に位置する嵌合凹溝61内の隙間Sへ、すなわち、両連通部170,170間に位置する嵌合凹溝61内の隙間Sへ導くことができる。従って、連通部170から嵌合凹溝61内の隙間Sへ浸入する凝縮水のユニットケース102外への漏水を防止することもできる。
【0049】
なお、両連通部170,170は、嵌合凹溝61内の隙間S及び収容凹溝12内の隙間S1と共に、収容凹溝12内の隙間S3をユニットケース102内に連通させていても良い。こうすることにより、既に説明した連通部70の場合と同様、両連通部170,170間の隙間S3に凝縮水が滞留した場合であっても、その滞留した凝縮水の隙間S3から隙間S2への防水部材50先端からの回り込みを阻止して、凝縮水のユニットケース102外への漏水を防止することができる。
【0050】
ところで、図8,図9において、ユニットケース102は、第1ケース部材110の内壁面102aと第2ケース部材120の内壁面102aとが面一になっておらず、内壁面102aに溝が形成されている。しかし、この溝は有っても無くても良いのは勿論のことである。
【0051】
(第3実施形態)
図10は、請求項1,2,4記載の各発明を併せて実施した実施形態の第1実施形態とは異なる一例である第3実施形態を示す断面図である。図11は、図10に示すものの平面図である。図12は、図10に示すもののユニットケースの要部を断面で示す斜視図である。なお、以下に行う第3実施形態の説明では、第1実施形態と同一の構成部材には同一の符号を付し、第1実施形態の説明と重複する説明は省略する。
【0052】
図10,図11に示すように、第3実施形態では、ユニットケース202内に、冷却用熱交換器3と、電動モータ8によって回転駆動される送風用のシロッコファン9とが配置されている。冷却用熱交換器3は、シロッコファン9より送風下流側に位置しシロッコファン9からの送風を冷却する。シロッコファン9は、車室内の内気又は車外の外気をユニットケース202内に導入しユニットケース202外へ送風する。
【0053】
ユニットケース202には、内気を導入する内気導入口203と、外気を導入する外気導入口204とが設けられている。そして、ユニットケース202内には、内気導入口203と外気導入口204との分岐部に、内気導入口203を閉鎖して外気導入口204を開放し、あるいは、内気導入口203を開放して外気導入口204を閉鎖する内外気切換ドア(図示省略)が配置されている。
【0054】
また、ユニットケース202には、冷却用熱交換器3より送風下流側に、冷却用熱交換器3を通過した送風がユニットケース202外へ流出する送風流出口205が設けられ、冷却用熱交換器3の下方に、排水パイプ206を備えた排水口(図示省略)が設けられている。送風流出口205には、図外の加熱用熱交換器を備えたヒータユニットが接続されるようになっている。排水パイプ206からは、冷却用熱交換器3での除湿によって生成され冷却用熱交換器3から滴下する凝縮水と、外気と一緒にユニットケース202内へ入り込む雨水等の水とがユニットケース202外へ排水されるようになっている。
【0055】
このユニットケース202は、空調ユニット1のユニットケース2と同様、縦割りタイプのものであり、垂直な分割面211を有する第1ケース部材210と、垂直な分割面221を有し第1ケース部材210に組み付けられる第2ケース部材220とからなっている。
【0056】
図10,図12に示すように、冷却用熱交換器3の下端部を覆うと共にシロッコファン9の下方に位置する第1ケース部材210の底部には、その分割面211に、防水部材50用の収容凹溝12が分割面211に沿って形成され、この収容凹溝12内には、防水部材50が圧縮された状態で収容されている。第1ケース部材210の底部以外の部位の分割面211には、第2ケース部材220組付用の凹凸嵌合部60の嵌合凹溝61が分割面211に沿って形成されている。
【0057】
第2ケース部材220の底部の分割面221には、収容凹溝12内の防水部材50を押圧し圧縮する押圧リブ22が分割面221に沿って形成されている。第2ケース部材220の底部以外の部位の分割面221には、図5中の第2ケース部材20と同様、第1ケース部材110の嵌合凹溝61と嵌合する凹凸嵌合部60の嵌合リブ62が分割面221に沿って形成されている。
【0058】
そして、第1ケース部材210には、収容凹溝12内の隙間S1(滞留隙間)とユニットケース202内とを連通させる連通部70が、収容凹溝12の両端部にそれぞれ一箇所づつ設けられている。各連通部70は、最寄りの収容凹溝12先端へ向かって上方傾斜するユニットケース202の上方傾斜部位に設けられている。なお、図10において符号207は、断熱材を示し、図12において符号202aは、ユニットケース202の内壁面を示している。
【0059】
以上説明した第3実施形態では、防水部材50が圧縮状態で収容されている収容凹溝12は、ユニットケース202底部の分割面211に形成され、ユニットケース202の底部は、冷却用熱交換器3の下端部を覆うと共にシロッコファン9の下方に位置している。このため、両連通部70,70間に位置する収容凹溝12内の隙間S1には、冷却用熱交換器3から滴下する凝縮水が浸入し滞留すると共に、外気と一緒にユニットケース202内へ入り込む雨水等の水も浸入し滞留する。
【0060】
しかし、両連通部70,70間の隙間S1に水が滞留しても、その滞留した水の両端に作用する圧力をユニットケース202内の内圧と同圧にすることができるので、空気調和装置稼働時にユニットケース202内の内圧が上昇しても、両連通部70,70間の隙間S1に滞留した水が隙間S1を防水部材50先端へ向かって移動するのを阻止することができる。従って、両連通部70,70間の隙間S1に滞留した水が、防水部材50の先端から隙間S2へ回り込むのを阻止することができ、隙間S2からユニットケース202外へ漏水するのを防止することができる。
【0061】
よって、第3実施形態では、冷却用熱交換器3で生成される凝縮水のユニットケース202外への漏水を防止することができると共に、外気と一緒にユニットケース202内へ入り込む雨水等の水のユニットケース202外への漏水を防止することもできる。
【0062】
なお、両連通部70,70は、収容凹溝12内の隙間S1と共に、収容凹溝12内の防水部材50との隙間Sのうち収容凹溝12の奥壁側でユニットケース202の内壁面202a側に位置する隙間S3をユニットケース2内に連通させても良い。連通部70によって隙間S3をユニットケース2内に連通させることにより、両連通部70,70間の隙間S3に凝縮水や雨水等の水が滞留した場合であっても、その滞留した水の隙間S3から隙間S2への防水部材50先端からの回り込みを阻止して、隙間S2からユニットケース202外への漏水を防止することができる。
【0063】
また、例えば図13中に図示するブロアユニットbのユニットケースb1のように、内部に冷却用熱交換器3が収容されておらず、送風機の送風ファンのみが収容されているユニットケースであって、そのニットケースが縦割りタイプのものである場合には、ユニットケースの底部の分割面に収容凹溝12を形成し、その収容凹溝12内に防水部材50を圧縮状態で収容すると共に、収容凹溝12内の滞留隙間S1とユニットケース内とを連通させる連通部70を収容凹溝12の両端部にそれぞれ設けることにより、外気と共にユニットケース内へ入り込む雨水等の水のユニットケース外への漏水を防止することができるのは勿論のことである。
【0064】
ところで、図12において、ユニットケース202は、第1ケース部材210の内壁面202aと第2ケース部材220の内壁面202aとが面一になっておらず、内壁面202aに溝が形成されている。しかし、この溝は有っても無くても良い。
【0065】
また、第1〜第3の各実施形態では、第2ケース部材20,120,220は、その分割面21,121,221に、防水部材50を押圧し圧縮させる押圧リブ22を備えている。しかし、第2ケース部材20,120,220は、その分割面21,121,221が防水部材50を押圧し圧縮させる押圧平面となっていても良く、あるいは、第1ケース部材の凹溝と共に収容凹溝12を形成し防水部材50を押圧して圧縮させる押圧凹溝を分割面21,121,221に備えていても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す断面図である。
【図2】図1に示すもののユニットケースを示す背面図である。
【図3】図2に示すもののX−X線断面図である。
【図4】図3中の防水部材を示す斜視図である。
【図5】図2に示すもののY−Y線断面図である。
【図6】図2に示すものの要部を断面で示す斜視図である。
【図7】本発明の第2実施形態を示す断面図である。
【図8】図7に示すもののユニットケースの要部を断面で示す斜視図である。
【図9】図8中の断面を拡大して示す拡大断面図である。
【図10】本発明の第3実施形態を示す断面図である。
【図11】図10に示すものの平面図である。
【図12】図10に示すもののユニットケースの要部を断面で示す斜視図である。
【図13】従来品の一例を示す分解斜視図である。
【図14】図13に示すもののA−A線断面図である。
【図15】従来品の他の一例を示す要部断面図である。
【符号の説明】
2,102,202 ユニットケース
2a,102a,202a ユニットケースの内壁面
3 冷却用熱交換器
10,110,210 第1ケース部材(ケース部材)
11,111,211 第1ケース部材の分割面
12 収容凹溝
20,120,220 第2ケース部材(ケース部材)
21,121,221 第2ケース部材の分割面
50 防水部材
60 凹凸嵌合部
61 嵌合凹溝
70,170 連通部
S 隙間
S1 隙間(滞留隙間)
Claims (4)
- 分割面(11,21,111,121,211,221)を有する少なくとも2個のケース部材(10,20,110,120,210,220)が組み付けられて形成された縦割れタイプのユニットケース(2,102,202)を備え、該ユニットケース(2,102,202)は、その底部の分割面(11,111,211)に、該分割面(11,111,211)に沿って防水部材(50)用の収容凹溝(12)が形成され、該収容凹溝(12)内に、弾性を有する棒状の防水部材(50)が圧縮された状態で収容されている車両用の空気調和装置において、
ユニットケース(2,102,202)には、収容凹溝(12)内の防水部材(50)との隙間(S)のうちユニットケース(2,102,202)の内壁面(2a,102a,202a)側に位置しユニットケース(2,102,202)内から水が浸入して滞留する滞留隙間(S1)と、ユニットケース(2,102,202)内とを連通させる連通部(70,170)が収容凹溝(12)のケース上方の両端部にそれぞれ設けられていることを特徴とする車両用の空気調和装置。 - 請求項1記載の車両用の空気調和装置であって、
連通部(70,170)は、最寄りの収容凹溝(12)先端へ向かって上方傾斜するユニットケース(2,102,202)の上方傾斜部位に設けられていることを特徴とする車両用の空気調和装置。 - 請求項1又は2記載の車両用の空気調和装置であって、
ユニットケース(102)の分割面(111)には、収容凹溝(12)より内側に、ケース部材(110,120)組付用の凹凸嵌合部(60)の嵌合凹溝(61)が収容凹溝(12)に沿って収容凹溝(12)より上方まで形成され、連通部(170)は、凹凸嵌合部(60)の嵌合凹溝(61)内の隙間(S)をユニットケース(102)内に連通させていることを特徴とする車両用の空気調和装置。 - 請求項1〜3の何れかに記載の車両用の空気調和装置であって、ユニットケース(2,102,202)内に、送風を冷却する冷却用熱交換器(3)が配置され、ユニットケース(2,102,202)の底部には、冷却用熱交換器(3)の下端部を覆う所定部位の分割面(11,111,211)に収容凹溝(12)が形成されていることを特徴とする車両用の空気調和装置。
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