JP2001212872A - 異形押出成形品の冷却賦形方法及び冷却賦形装置 - Google Patents
異形押出成形品の冷却賦形方法及び冷却賦形装置Info
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Abstract
複雑な形状の異形押出成形品を、寸法精度よく、安定的
に高速生産することができる異形押出成形品の冷却賦形
方法及び冷却賦形装置を提供する。 【解決手段】押出成形用金型から押し出された直後の異
形押出成形品Sを、第1冷却賦形部11にて、表層部の
み全体的に冷却して、成形品形状を固定化する工程、該
異形押出成形品Sを、その肉厚方向の温度を均一化させ
る間欠部12を通過させる工程、該異形押出成形品S
を、第2冷却賦形部13にて、成形品形状的に冷却の不
足する部位を部分的に冷却すると同時に賦形する異形押
出成形品の冷却賦形方法である。
Description
雨樋などの長手方向に沿って中空部等を有するオープン
で複雑な形状の異形押出成形品の冷却賦形方法及び冷却
賦形装置に関するものである。
合、一般的に製品形状が対称ではなく、肉厚方向の両面
から冷却可能な部位と、片面のみからしか冷却を行えな
い中空部の部位とが混在するため、全体を均一に冷却す
ることが難しく、特に生産速度を上げた場合には、冷却
バランスの不均一が顕著になり、熱ひずみにより成形品
が変形してしまう問題点がある。
賦形方法としては、例えば、クンストシュトッフェ83
(1993)8に記載されているように、長さ150m
m程のドライキャリバを複数個用いる方法や、特開平7
─285181号公報に記載されているように、数個の
真空室で仕切られ、各室の真空圧の差で冷却水が乱流状
態になっている冷却水槽中を通過させて強冷し、同時に
真空室内に設けた数枚のプレートで賦形する真空噴流方
法等がある。
の場合には、成形品に対して部位毎に冷却がコントロー
ルできるため、各部の冷却パランスを制御できる利点が
あるが、生産速度を上げるには、個々のドライバキュー
ムキャリバを長くするか、又はドライバキュームキャリ
バの個数を増やす必要があり、どちらの場合も押出ライ
ン全長が長くなのとともに、接触抵抗が大きくなり、詰
まり等の成形不良が生じ易くなるために、大幅な速度向
上は難しいという問題点がある。
能力が非常に高く、かつ構造が単純で賦形時の抵抗も小
さいため、サッシ等のクローズド形状で内圧によりプレ
ートとの接触圧を確保できる中空製品には有効である
が、雨樋等のオープン形状や非対称で複雑な部位の多い
製品の場合には適さないという問題点がある。
な従来の問題点を解消し、長手方向に沿って中空部等を
有するオープンで複雑な形状の異形押出成形品を、寸法
精度よく、安定的に高速生産することができる異形押出
成形品の冷却賦形方法及び冷却賦形装置を提供すること
を目的としてなされたものである。
発明(本発明1)は、押出成形用金型から押し出された
直後の異形押出成形品を、第1冷却賦形部にて、表層部
のみ全体的に冷却して、成形品形状を固定化する工程
と、該異形押出成形品を、その肉厚方向の温度を均一化
させる間欠部を通過させる工程と、該異形押出成形品
を、第2冷却賦形部にて、成形品形状的に冷却の不足す
る部位を部分的に冷却するとともに賦形する工程からな
る異形押出成形品の冷却賦形方法である。
は、前記間欠部において、前記異形押出成形品の冷却を
行わないかもしくはその一部分を加熱し、該成形品の肉
厚方向の温度分布を均一化させる本発明1の異形押出成
形品の冷却賦形方法である。
は、前記間欠部において、前記異形押出成形品の冷却を
行わないかもしくはその一部分を加熱し、該成形品の肉
厚方向の温度分布を均一化させ、かつ前記第2冷却賦形
部にて再賦形を行う部位の表面温度を熱変形温度以上と
なす本発明1の異形押出成形品の冷却賦形方法である。
は、押出成形用金型から押し出された直後の異形押出成
形品を、表層部のみ全体的に冷却して、成形品形状を固
定化する第1冷却賦形部と、該異形押出成形品を、その
肉厚方向の温度を均一化させるように通過させる間欠部
と、該異形押出成形品を、成形品形状的に冷却の不足す
る部位を部分的に冷却するとともに賦形する第2冷却賦
形部とを備えている異形押出成形品の冷却賦形装置であ
る。
は、前記第1冷却賦形部が、ドライバキュームキャリバ
と、その直後に連結された、前記異形押出成形品の表面
に冷却用液体を直接接触させて冷却を行う冷却槽とから
構成されている本発明4の異形押出成形品の冷却賦形装
置である。
は、前記第1冷却賦形部が、ドライバキュームキャリバ
と、その直後に連結された、対流する冷却水で満たされ
た噴流式冷却水槽とから構成されている本発明4の異形
押出成形品の冷却賦形装置である。
は、前記第2冷却賦形部が、少なくとも1つ以上のドラ
イバキュームキャリバで構成されている本発明4乃至本
発明6のいずれかの異形押出成形品の冷却賦形装置であ
る。
材質としては、熱可塑性樹脂であれば特に限定されるも
のではないが、例えば、塩化ビニル樹脂、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリカーボネート等が挙げられ
る。
却賦形装置によれば、押出成形用金型によって予備的な
形状を付与された成形品を、まず第1冷却賦形部にて、
その表層部のみを全体的に急冷固化させて異形成形品の
寸法及び形状を固定し、続く間欠部にて熱緩和を行い、
更に続く第2冷却賦形部にて、形状的に冷却が不足する
中空部等の冷却遅延部位を部分的に冷却することによ
り、成形品を均一に冷却することができるので、熱ひず
み等によるそりや、後変形を低減した寸法精度に優れた
異形押出成形品を高速生産することができる。特に、第
1冷却賦形部にて、ドライバキュームキャリバと噴流式
冷却水槽を併用すると、冷却効率が飛躍的に向上するた
め、高速成形時でも引き取り力による成形品の伸張を抑
制することができる。更に、噴流式冷却水槽の冷却水が
ドライバキュームキャリバの内面と成形品の外面との隙
間に逆流し、水膜を形成し、その水膜は、ドライバキュ
ームキャリバの真空引きで吸引されるため、滞留するこ
となる流動状態となるので、冷却効率の向上と同時に、
ドライバキュームキャリバと成形品との摩擦を低減する
ことができる。
を参照して説明する。図1は、本発明により押出成形さ
れる異形押出成形品の一例を示す断面図である。
は、熱可塑性樹脂製の押出成形品であって、長手方向に
沿って、平板部S1の両側縁部に、正四角形状の中空部
S2と、一旦下方に曲折された後、水平方向の中央側に
鉤状に曲折された鉤部S3とを有する長尺体である。
形装置の一例を説明する模式図である。図2に示すよう
に、この冷却賦形装置1は、第1冷却賦形部11と、間
欠部12と、第2冷却賦形部13とからなる。
イバキュームキャリバ111と、噴流式冷却水槽112
と、水切りプレート113とからなる。ドライバキュー
ムキャリバ111は、その出口が成形品Sの最終外面形
状とされている。ドライバキュームキャリバ111の中
間部の内面には、スリットが設けられ、スリットの底面
に吸引孔が設けられており、その吸引孔を通して水封式
バキュームポンプ等によって吸引することにより、内部
を通過する成形品Sの表面をその内周面に密着させるこ
とができるようになっている。そして、押出成形用金型
から押し出された直後の成形品Sの表層部のみを全体的
に冷却できるようになっている。
行方向に対して直交する方向に沿って設けられていても
よいし、平行する方向に沿って設けられていてもよい
し、ある角度をもった斜め方向に沿って設けられていて
もよい。スリットの幅は、2〜7mmが好ましい。スリ
ットの本数は、成形品Sの進行方向に対して直交する方
向に沿って設けられているか、ある角度をもった斜め方
向に沿って設けられている場合には、1本以上、平行す
る方向に沿って設けられている場合には、2本以上設け
られているのが好ましい。
は、なるべく短い方が抵抗が少なくなるので好ましい
が、引き続く噴流式冷却水槽112で強冷却する際に、
熱ひずみによるそりや曲り等が生じない強度になるまで
表層部のみを全体的に冷却できる長さが必要である。
図3に示すように、成形品Sのほぼ全表面の近傍に冷媒
配管111aが設けられている。冷却配管111a内を
循環させる冷媒としては、特に限定されるものではな
く、水、油等が使用できる。ドライバキュームキャリバ
111の材質としては、銅や真ちゅう等の高熱伝導のも
のが好ましい。
に設けられたいくつかの冷却水供給孔から水槽内に冷却
水を供給し、水槽の下面又は左右面下部に設けたいくつ
かのドレン孔から冷却水を排出でき、供給する水量や使
用する供給孔及びドレン孔の形状を選択することによっ
て、噴流の状態を調整することができるようになってい
る。尚、噴流式冷却水槽112であれば、高速成形時の
冷却能力に優れ、コストや取扱いが容易であるので好ま
しいが、成形品Sに液体を直接接触させることによって
冷却を行うことができるものであれば、噴霧式や浸水式
等の種々の冷却槽が代替でき、又、冷媒となる液体は、
水の他に油等の熱伝導率の高いものを用いることができ
る。
キュームキャリバ111を通過した直後の成形品Sの表
層部を急冷して、第1冷却賦形部以降の冷却賦形部にお
いて、引取力による伸張が生じない程度までの強度を付
与する。
びドレン孔の形状は、直径3〜20mm程度の円孔又は
矩形孔が好ましく、供給孔の先端には、噴流の効果を高
めるノズルを取り付けるのが好ましい。
112にて成形品Sの表面に付着した冷却水を、間欠部
12に移行する際に残さないように除去するものであっ
て、抵抗を少なくするためなるべく短い方が望ましい。
水切りプレート113は、ドライバキュームキャリバ1
11に設けられたのと同様のスリットと吸引孔が設けら
れ、その吸引孔を通して水封式バキュームポンプ等によ
って吸引することにより、短い長さで、内部を通過する
成形品Sの表面に付着した冷却水を除去できるようにな
っている。
された成形品Sの表層部に対して、肉厚方向の温度の均
一化を行う部分である。肉厚方向の温度の均一化は、主
として全体的に冷却を行わないで、成形品Sの内側から
の伝熱により行う。成形品Sの形状によっては、逆に遠
赤外線ヒータの熱輻射により、又は、温風により部分的
に加熱してもよい。肉厚方向の温度を均一化の度合い
は、成形品Sの中空部S2の周辺部(冷却遅延部位)の
表面温度が熱変形温度以上になるようにするのが好まし
い。
バキュームキャリバ131によって構成されている。第
2冷却賦形部13には、成形品形状的に冷却の不足する
中空部S2の冷却遅延部位を部分的に冷却すると同時に
賦形するため、冷却遅延部位に対応する部分にのみ、第
1冷却賦形部11のドライバキュームキャリバ111に
設けられたのと同様のスリット及び吸引孔が設けられる
ともに、図4にも示すように、冷却遅延部位に対応する
部分にのみ、冷却管131aが設けられている。尚、冷
却水量や利用する冷却管の選択により、冷却遅延部位の
みを冷却するようにしてもよい。そして、この第2冷却
賦形部13を通過させることにより、通過後の成形品S
の冷却バランスが均一になるように調整する。
1′のように、冷却遅延部位に対応する部分の周辺部の
みをその内部を通過時に冷却でき、それ以外の部分は接
触させることなく、接触抵抗を低減させるようにしたも
のであってもよい。又、図5に示すドライバキュームキ
ャリバ131′′のように、冷却遅延部位に対応する部
分の周辺部のみをその内部を通過時に冷却でき、それ以
外の部分は、空隙部分131b′′を通過させるように
して、接触抵抗を低減させるようにしたものであっても
よい。
リバ1つの構成としたが、複雑な形状を有する成形品の
場合には、2つ以上のドライバキュームキャリバの組み
合せであってもよい。
浸水式冷却水槽、噴霧式冷却水槽、風流式冷却部を設
け、切断機に至るまでに、成形品の深部まで冷却を行う
ようにしてもよい。
方法の一例を、図2を参照して説明する。まず、最初の
工程において、押出成形用金型から押し出された直後の
成形品Sを、第1冷却賦形部11にて、表層部のみ全体
的に冷却して、成形品形状を固定化する。
ュームキャリバ111の内部を吸引孔より吸引するよう
にして、内部を通過する成形品Sの表面をその内面に密
着させつつ、成形品Sのほぼ全表面の近傍に設けられて
いる冷媒配管111a中を循環する冷媒により冷却を行
い、更に、続く噴流式冷却水槽112内にて、通過する
成形品Sの表面を冷却水を噴流状態にて直接接触させる
急冷を行った後、水切りプレート113にて成形品Sの
表面に付着した冷却水を除去するようにして、成形品形
状を固定化する。
形品Sの材質、生産速度、厚み等の形状によって異なる
が、第1冷却賦形部11以降の冷却賦形部において、引
取力による伸張が生じない程度までの強度を発現する厚
みを指す。
て引取力による伸張が生じない程度まで強度を付与す
る。すなわち、成形品Sの骨格となる部位に関しては、
肉厚方向の平均樹脂温度が熱変形温度未満となるまで冷
却する。それと同時に、第2冷却賦形部13で再賦形を
行うべき中空部S2の周辺の遅延冷却部位に関しては、
肉厚方向の平均樹脂温度が熱変形温度以上となるように
冷却する必要がある。
は、肉厚方向の平均樹脂温度を実測することは困難であ
るため、第1冷却賦形部11を出てから、内部からの伝
熱による上昇がほぼ平衡状態になった成形品Sの表面温
度が熱変形温度未満となるのが目安となる。
を通過した成形品Sを、間欠部12を通過させることに
よりその肉厚方向の温度を均一化させる。この際、図3
に示すように、遠赤外線ヒータ241の熱輻射により、
又は、温風により部分的に加熱して、内側からの伝熱に
よる温度の均一化を図るようにしてもよい。この工程に
おいては、第2冷却賦形部13にて再賦形を行う部位の
表面温度が熱変形温度以上となるように内側からの伝熱
による温度の均一化を図るのが好ましい。
た成形品Sを、第2冷却賦形部13を通過させることに
より、成形品形状的に冷却の不足する冷却遅延部位を部
分的に冷却すると同時に賦形する。この際に、図5にも
示すように、ドライバキュームキャリバ131の内部を
吸引孔より吸引するようにして、内部を通過する成形品
Sの表面をその内面に密着させつつ、中空部分S2(冷
却遅延部)の表面を、その対応する部分にのみ設けられ
た冷媒配管131a中を循環する冷媒により冷却を行
い、引取機にて引き取った後、切断機にて所定の寸法に
切断して製品となす。
て説明した冷却賦形方法により、図1に示すような平板
部S1の両端部に中空部S2と鉤部S3を有する成形品
Sの押出成形を行った。
積水社製、商品名「TS1000R」)100重量部に
対して、安定剤(三共有機合成社製、商品名「ONZ−
142F」)2重量部と、滑剤1(三井化学社製、商品
名「Hiwax220mp」)1重量部と、滑剤2(理
研ビタミン社製、商品名「S−1000」)0.5重量
部と、滑剤3(日本油脂社製、ステリン酸)0.5重量
部と、充填剤(白石工業社製、商品名「白艶華CC
R」)3重量部とを配合したものを用いた。成形速度を
7m/分とし、成形樹脂温度は190℃とした。更に詳
細には、図8に示す制御部位に対応する押出条件は表1
に示すとおりである。
リバ111の長さを200mm、噴流式冷却水槽112
の長さを90mmとした。ドライバキュームキャリバ1
11は、出口側80mmは熱伝導率のより真ちゅうと
し、それ以外の材質はSUS304とした。ドライバキ
ュームキャリバ111の冷媒は水温15℃の水を用い、
その水量は10リットル/分とし、噴流式冷却水槽11
2の冷媒も15℃の水とした。
11での急冷による肉厚方向の熱ひずみを緩和し、中空
部S2の周辺の冷却遅延部の表面を第2冷却賦形部13
で再賦形を行える熱変形温度まで熱戻りさせるだけの長
さとするため、150mmとした。
でも、問題なく成形品Sの成形を行うことができた。冷
却賦形中に、間欠部12において、図8及び図9に示す
ように、成形品Sの中空部S2及び幅方向の中央部上で
進行方向に第1冷却賦形部の出口から10mm、30m
m、50mm、80mm、100mm、150mmの表
面温度を、非接触式赤外線温度センサー2にて測定した
値を出した。その結果を表2に示す。
8及び図9に示すように、成形品Sの中空部S2及び幅
方向の中央部上で進行方向に第2冷却賦形部の出口から
10mm、30mm、50mm、80mm、100m
m、150mmの表面温度を、非接触式赤外線温度セン
サー3にて測定した値を出した。その結果を表2に示
す。
示す部位の寸法を測定し、設計寸法に対する割合を算出
した。その結果を表3に示す。
キャリバ(全長420mm、材質SUS304)のみを
用いて冷却賦形を行ったこと、成形速度を叙上に上げて
いったこと以外は、実施例と同様にして、図1に示すの
と同じ異形押出成形品の成形を行った。その結果、成形
速度が5m/分を超えた時点で、ドライバキュームキャ
リバ内で成形品に伸張が生じるため、ドライバキューム
キャリバ内で成形品の切断が生じてしまってそれ以上成
形を行うことができなかった。成形速度が5m/分のと
きの、ドライバキュームキャリバを出た部分で、実施例
と同様にして、成形品の表面温度の測定を行った。その
結果を表2に示す。
成形品について、実施例と同様の寸法を測定し、設計寸
法に対する割合を算出した。その結果を表3に示す。
例の場合には、成形速度が7m/分の場合でも、成形品
各部の冷却が、比較例の成形速度が5m/分で成形した
場合比較しても、均一に行えており、冷却むらから生ず
熱ひずみが小さくなることが容易に予想できる。
例の場合には、成形速度が7m/分の場合でも、成形品
各部の寸法は設計寸法の3%以内に納まっており、比較
例の成形速度が5m/分で成形した成形品と比べても寸
法精度が優れている。
及び冷却賦形装置は、上記の構成とされていることによ
り、長手方向に沿って中空部等を有するオープンで複雑
な形状の異形押出成形品を、寸法精度よく、安定的に高
速生産することができる。
一例を示す断面図である。
一例とともに説明する模式図である。
形部のドライバキュームキャリバの一例を示す断面図で
ある。
形部のドライバキュームキャリバの一例を示す断面図で
ある。
形部のドライバキュームキャリバの別の例を示す断面図
である。
形部のドライバキュームキャリバの更に別の例を示す断
面図である。
図である。
第2冷却賦形部を出た後における表面温度を測定した部
位を説明する模式図である。
第2冷却賦形部を出た後における表面温度を測定した部
位を説明する模式図である。
施例において得られた異形押出成形品について寸法を測
定した部位を示す。
ームキャリバ 112 噴流式冷却水槽 113 水切りプレート
Claims (7)
- 【請求項1】 押出成形用金型から押し出された直後の
異形押出成形品を、第1冷却賦形部にて、表層部のみ全
体的に冷却して、成形品形状を固定化する工程と、該異
形押出成形品を、その肉厚方向の温度を均一化させる間
欠部を通過させる工程と、該異形押出成形品を、第2冷
却賦形部にて、成形品形状的に冷却の不足する部位を部
分的に冷却するとともに賦形する工程からなることを特
徴とする異形押出成形品の冷却賦形方法。 - 【請求項2】 前記間欠部において、前記異形押出成形
品の冷却を行わないかもしくはその一部分を加熱し、該
成形品の肉厚方向の温度分布を均一化させることを特徴
とする請求項1に記載の異形押出成形品の冷却賦形方
法。 - 【請求項3】 前記間欠部において、前記異形押出成形
品の冷却を行わないかもしくはその一部分を加熱し、該
成形品の肉厚方向の温度分布を均一化させ、かつ前記第
2冷却賦形部にて再賦形を行う部位の表面温度を熱変形
温度以上となすことを特徴とする請求項1に記載の異形
押出成形品の冷却賦形方法。 - 【請求項4】 押出成形用金型から押し出された直後の
異形押出成形品を、表層部のみ全体的に冷却して、成形
品形状を固定化する第1冷却賦形部と、該異形押出成形
品を、その肉厚方向の温度を均一化させるように通過さ
せる間欠部と、該異形押出成形品を、成形品形状的に冷
却の不足する部位を部分的に冷却するとともに賦形する
第2冷却賦形部とを備えていることを特徴とする異形押
出成形品の冷却賦形装置。 - 【請求項5】 前記第1冷却賦形部が、ドライバキュー
ムキャリバと、その直後に連結された、前記異形押出成
形品の表面に冷却用液体を直接接触させて冷却を行う冷
却槽とから構成されていることを特徴とする請求項4に
記載の異形押出成形品の冷却賦形装置。 - 【請求項6】 前記第1冷却賦形部が、ドライバキュー
ムキャリバと、その直後に連結された、対流する冷却水
で満たされた噴流式冷却水槽とから構成されていること
を特徴とする請求項4に記載の異形押出成形品の冷却賦
形装置。 - 【請求項7】 前記第2冷却賦形部が、少なくとも1つ
以上のドライバキュームキャリバで構成されていること
を特徴とする請求項4乃至請求項6のいずれか1項に記
載の異形押出成形品の冷却賦形装置。
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2000
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