JP2001009896A - 塩素化塩化ビニル樹脂管の成形方法 - Google Patents

塩素化塩化ビニル樹脂管の成形方法

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JP2001009896A JP11185761A JP18576199A JP2001009896A JP 2001009896 A JP2001009896 A JP 2001009896A JP 11185761 A JP11185761 A JP 11185761A JP 18576199 A JP18576199 A JP 18576199A JP 2001009896 A JP2001009896 A JP 2001009896A
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健一郎 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】残留応力が小さく、かつ所定寸法の製品を得る
ことができる塩素管塩化ビニル樹脂管の成形方法を提供
する。 【解決手段】押出機にて混練・溶融した塩素化塩化ビニ
ル樹脂を金型にて管状体P′に賦形し、該管状体P′
を、入口にサイジングダイ3が設けられた水槽2中を進
行させつつ、前記管状体を所定寸法に成形するととも
に、その外面を冷却する工程を有する塩素管塩化ビニル
樹脂管の成形方法であって、前記水槽2の入口付近の水
温を15〜35℃、それ以降の水温を50〜80℃の範
囲内で温度制御して前記管状体の冷却を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、残留応力を低減し
た塩素化塩化ビニル樹脂管の成形方法に関するものであ
る。
【0002】従来、塩化ビニル樹脂等の合成樹脂管の成
形方法として、押出機にて混練・溶融した樹脂を金型に
て賦形した後、サイジングダイにて所定寸法に成形しつ
つ冷却固化している。一般に、その冷却方法としては、
塩化ビニル樹脂管の表面を水冷し固化する方法が採用さ
れるが、表面を冷し過ぎると、内面との温度差が大きく
なり、冷却の遅れる内面に発生する引張応力が大きくな
るため、塩化ビニル樹脂管の残留応力が大きくなる。
【0003】特に、塩素化塩化ビニル樹脂は一般に塩化
ビニル樹脂に比べて約20±5℃程度高い条件で溶融さ
せる必要があるため、冷却時の管の内外面の温度差が更
に大きくなり、塩素化塩化ビニル樹脂管の残留応力が更
に大きくなる。
【0004】上記の現象を模式的に説明すると、塩化ビ
ニル樹脂管に発生する残留応力は、σz を内部引張応
力、σd を内部圧縮応力とすると、図3に示すようにな
る。この塩化ビニル樹脂管が内圧管として使用される場
合、図4に示すような応力が働くため、実使用時の塩化
ビニル樹脂管の内部引張応力σz ′は図5に示すように
なる。又、塩素化塩ビ管に発生する残留応力は、σz
内部引張応力、σd を内部圧縮応力とすると、図6に示
すようになる。この塩素化塩化ビニル樹脂管が内圧管と
して使用される場合、同様に図4に示すような応力が働
くため、実使用時の塩素化塩化ビニル樹脂管の内部引張
応力σ z ′は図7に示すようになる。
【0005】製品中にこのようにして残された残留応力
は、それが人為的に与えた平均した秩序ある歪みでない
場合には、往々にして製品の物性を悪くする。そのう
ち、特に注意しなければならないのは、ストレス・クラ
ッキングの現象である。ストレス・クラッキングは製品
が接着剤等の溶剤、その他の悪環境下におかれた時に発
生するクラック現象であり、特に残留応力が大きい製品
については、その発生が顕著である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の如き
従来の問題点を解消し、残留応力が小さく、かつ所定寸
法の製品を得ることができる塩素化塩化ビニル樹脂管の
成形方法を提供することを目的としてなされたものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に記載の
発明(本発明1)は、押出機にて混練・溶融した塩素化
塩化ビニル樹脂を金型にてチューブに賦形し、該チュー
ブを、入口にサイジングダイが設けられた水槽中を進行
させつつ、前記チューブを所定寸法に成形するととも
に、その外面を冷却する工程を有する塩素化塩化ビニル
樹脂管の成形方法であって、前記水槽の入口付近の水温
を15〜35℃、それ以降の水温を50〜80℃の範囲
内で温度制御して前記チューブの冷却を行う塩素化塩化
ビニル樹脂管の成形方法である。
【0008】本願の請求項2に記載の発明(本発明2)
は、押出機にて混練・溶融した塩素化塩化ビニル樹脂を
金型にてチューブに賦形し、該チューブを、入口にサイ
ジングダイが設けられた水槽中を進行させつつ、前記チ
ューブを所定寸法に成形するとともに、その外面を冷却
する工程を有する塩素化塩化ビニル樹脂管の成形方法で
あって、前記水槽の入口付近の水温を20〜25℃、そ
れ以降の水温を30〜60℃の範囲内で温度制御して前
記チューブの冷却を行う塩素化塩化ビニル樹脂管の成形
方法である。
【0009】本発明1において、水槽の入口付近の水温
が15℃未満であると、製品の残留応力が大きくなって
しまい、逆に水槽の入口付近の水温が35℃を超える
と、チューブの冷却不足に起因するサイジングダイへの
密着不良が発生し、所定寸法の製品を得ることができな
い。水槽の入口以降の水温が50℃未満であると、製品
の残留応力が大きくなってしまい、逆に水槽の入口付近
の水温が80℃を超えると、チューブの冷却不足に起因
する軸方向への伸びが発生し、所定寸法の製品を得るこ
とができない。
【0010】本発明2におけるように、水槽の入口付近
の水温を20〜25℃の範囲内になるように温度制御し
た場合には、水槽の入口付近の水温を30〜60℃の範
囲内になるように温度制御すれば、本発明1と同様の製
品を得ることができる。
【0011】
【作用】本発明1の塩素化塩化ビニル樹脂管の成形方法
は、前記水槽の入口付近の水温を15〜35℃、それ以
降の水温を50〜80℃の範囲内で温度制御して前記チ
ューブの冷却を行うことにより、まず1段目の冷却とし
て、残留応力を大きくすることなくサイジングダイへの
密着性を改善した比較的低温の温度範囲15〜35℃内
でチューブの冷却を行うので、製品の所定寸法を確保す
ることができ、次いで、2段目の冷却として、1段目の
冷却温度範囲よりは高く、寸法性に影響を与えることの
ない温度範囲50〜80℃内でチューブの冷却を行って
アニールすることができるので、製品の残留応力を著し
く低減させることができる。
【0012】本発明2の塩素化塩化ビニル樹脂管の成形
方法は、前記水槽の入口付近の水温を20〜25℃、そ
れ以降の水温を30〜60℃の範囲内で温度制御して前
記チューブの冷却を行うことにより、まず1段目の冷却
として、残留応力を大きくすることなくサイジングダイ
への密着性を改善した比較的低温の温度範囲20〜25
℃内でチューブの冷却を行うので、製品の所定寸法を確
保することができ、次いで、2段目の冷却として、1段
目の冷却温度範囲よりは高く、寸法性に影響を与えるこ
とのない温度範囲30〜60℃内でチューブの冷却を行
ってアニールすることができるので、製品の残留応力を
著しく低減させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の塩素化塩化ビニ
ル樹脂管の成形方法の例を、使用される装置の例ととも
に説明する要部断面図である。まず、使用される装置に
ついて説明する。図1において、1は図示しない押出機
に付設した金型、2は水槽、3はサイジングダイであ
る。水槽2は、内部が仕切り板により、2つの仕切り部
21,22に仕切られており、入口側(金型1側)の仕
切り部21には、その入口にサイジングダイ3が設けら
れている。
【0014】入口側の仕切り部21には、冷却手段を備
えたタンク41から冷却水が給水管42を経て進行方向
に沿って配列された分岐管43より供給され、その排水
は排水管44を経てタンク41に戻るようにされてお
り、一定の温度範囲内で温度制御された冷水が循環する
ようになっている。
【0015】出口側の仕切り部22には、加熱手段を備
えたタンク51から温水が給水管52を経て進行方向に
配列された分岐管53より供給され、その排水は排水管
54を経てタンク51に戻るように循環するようにされ
ており、一定の温度範囲内で温度制御された温水が循環
するようになっている。
【0016】次に、図1に示す装置を用いた本発明の塩
素化塩化ビニル樹脂管の成形方法の一例を同じ図1を参
照して説明する。押出機にて混練・溶融した塩素化塩化
ビニル樹脂を金型1にてチューブP′に賦形し、チュー
ブP′を、入口にサイジングダイ3が設けられた水槽2
中を進行させつつ、チューブP′を所定寸法に成形し
て、製品となる塩素化塩化ビニル樹脂管Pを成形する。
【0017】その際に、チューブP′を、入口側の仕切
り部21中を進行中には、水温が15〜35℃に温度制
御された冷水にて冷却を行い、出口側の仕切り部22中
を進行中には、水温が50〜80℃の範囲内で温度制御
された温水にて冷却を行う。これにより、まず1段目の
冷却として、残留応力を大きくすることなくサイジング
ダイへの密着性を改善した比較的低温の条件下にてチュ
ーブの冷却を行うので、製品の所定寸法を確保すること
ができ、次いで、2段目の冷却として、1段目の冷却温
度範囲よりは高く、寸法性に影響を与えることのない条
件下でチューブの冷却を行ってアニールするので、製品
の残留応力を著しく低減させることができる。
【0018】次に、図1に示す装置を用いた本発明の塩
素化塩化ビニル樹脂管の成形方法の別の例を同じ図1を
参照して説明する。この例の場合には、チューブP′
を、入口側の仕切り部21中を進行中には、水温が20
〜25℃に温度制御された冷水にて冷却を行い、出口側
の仕切り部22中を進行中には、水温が30〜60℃の
範囲内で温度制御された温水にて冷却を行う。それ以外
は、上記の例と同じであるので詳細な説明は省略する。
【0019】これにより、まず1段目の冷却として、残
留応力を大きくすることなくサイジングダイへの密着性
を改善した比較的低温の条件下にてチューブの冷却を行
うので、製品の所定寸法を確保することができ、次い
で、2段目の冷却として、1段目の冷却温度範囲よりは
高く、寸法性に影響を与えることのない条件下でチュー
ブの冷却を行ってアニールするので、製品の残留応力を
著しく低減させることができる。
【0020】図2は、本発明の塩素化塩化ビニル樹脂管
の成形方法の別の例を、使用される装置の別の例ととも
に説明する要部断面図である。図2において、1は図示
しない押出機に付設した金型、6は水槽、7はサイジン
グダイである。水槽6は、内部が仕切り板により、5つ
の仕切り部61〜65に仕切られており、入口側(金型
1側)の仕切り部61には、その入口にサイジングダイ
7が設けられている。
【0021】入口側の仕切り部61には、冷却手段を備
えたタンク71から冷却水が給水管72を経て進行方向
に沿って配列された分岐管73より供給され、その排水
は排水管74を経てタンク71に戻るように循環するよ
うにされている。出口側の仕切り部62〜65には、そ
れぞれ、加熱手段を備えたタンク81から温水が給水管
82を経て進行方向に配列された分岐管83より供給さ
れ、その排水は排水管84を経てタンク81に戻るよう
に循環するようにされている。
【0022】次に、図2に示す装置を用いた本発明の塩
素化塩化ビニル樹脂管の成形方法の別の例を同じ図2を
参照して説明する。押出機にて混練・溶融した塩素化塩
化ビニル樹脂を金型1にてチューブP′に賦形し、チュ
ーブP′を、入口にサイジングダイ7が設けられた水槽
6中を進行させつつ、チューブP′を所定寸法に成形し
て、製品となる塩素化塩化ビニル樹脂管Pを成形する。
【0023】その際に、チューブP′を、入口側の仕切
り部61中を進行中には、水温が15〜35℃に温度制
御された冷水にて冷却を行い、出口側の仕切り部62〜
65中を進行中には、水温が50〜80℃の範囲内で温
度制御された温水にて冷却を行う。これにより、まず1
段目の冷却として、残留応力を大きくすることなくサイ
ジングダイへの密着性を改善した比較的低温の条件下に
てチューブの冷却を行うので、製品の所定寸法を確保す
ることができ、次いで、2段目の冷却として、1段目の
冷却温度範囲よりは高く、寸法性に影響を与えることの
ない条件下でチューブの冷却を行ってアニールするの
で、製品の残留応力を著しく低減させることができる。
【0024】次に、図2に示す装置を用いた本発明の塩
素化塩化ビニル樹脂管の成形方法の更に別の例を同じ図
2を参照して説明する。この例の場合には、チューブ
P′を、入口側の仕切り部61中を進行中には、水温が
20〜25℃に温度制御された冷水にて冷却を行い、出
口側の仕切り部62〜65中を進行中には、水温が30
〜60℃の範囲内で温度制御された温水にて冷却を行
う。それ以外は、上記の例と同じであるので詳細な説明
は省略する。
【0025】(実施例)以下、本発明を実施例により説
明する。実施例1〜4、比較例1〜3 図1を参照して説明した成形方法により、押出機にて混
練・溶融した塩素化塩化ビニル樹脂(徳山積水社製、商
品名「HA31CK」)を金型1にてチューブP′(パ
リソンの表面温度190℃、内面温度195℃)に賦形
し、チューブP′を、入口にサイジングダイ3が設けら
れた水槽2中を進行させつつ、チューブP′を所定寸法
に成形して、製品となる口径30mmの塩素化塩化ビニ
ル樹脂管Pを線速1m/分にて成形した。
【0026】その際に、入口側の仕切り部21中を進行
中には、水温が表1に記載の温度に制御された冷水にて
冷却を行い、又、出口側の仕切り部22中を進行中に
は、水温が表1に記載の温度に制御された温水にて冷却
を行った。尚、水槽2は全長は100cmのものを用い
た。
【0027】水槽2中における チューブP′のサイジ
ングダイ3への密着性、及び製品の残留応力の測定を行
った。その結果を表1中に示す。尚、残留応力の測定
は、塩素化塩化ビニル樹脂管Pを管軸方向に20mmに
切断したものをサンプルとし、サンプルの周方向の一部
を切開する前後のサンプルの半径と肉厚から次式で求め
た。
【0028】σF =〔E/(1−γ2 )〕×t/2×
(1/γ1 −1/γ0 ) 上式中、r1 は切開後半径(cm)、r2 は切開前平均
半径(cm)、Eはヤング率(kgf/cm2 )、γは
ポアソン比、tは肉厚(cm)を現す。
【0029】実施例5〜8、比較例4〜6 パリソンの表面温度200℃、内面温度205℃とし
て、口径65mmの塩素化塩化ビニル樹脂管Pを線速
0.6m/分にて成形(それ以外は上記と同様)して、
上記と同様の評価を行なった。その結果を表2に示す。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】表1及び表2からも明らかなように、本発
明の実施例の場合は、いずれも、チューブのサイジング
ダイへの密着性が優れ、かつ得られる製品の残留応力が
小さいのに対して、比較例1,4の場合には残留応力が
高く、比較例2,3,5,6の場合は成形性が悪く成形
できなかった。
【0033】
【発明の効果】本発明の塩素化塩化ビニル樹脂管の成形
方法は、上記のとおりとされているので、残留応力が小
さく、所定寸法の製品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の塩素化塩化ビニル樹脂管の成形方法の
例を、使用される装置の例とともに説明する要部断面図
である。
【図2】本発明の塩素化塩化ビニル樹脂管の成形方法の
別の例を、使用される装置の別の例とともに説明する要
部断面図である。
【図3】従来の成形方法によって成形された塩化ビニル
樹脂管に発生する応力を説明する模式図である。
【図4】図3に示す塩化ビニル樹脂管が内圧管として使
用される場合に働く応力を説明する模式図である。
【図5】図3に示す塩化ビニル樹脂管が内圧管として使
用される場合の内部引張応力を説明する模式図である。
【図6】従来の成形方法によって成形された塩素化塩化
ビニル樹脂管に発生する応力を説明する模式図である。
【図7】図6に示す塩素化塩化ビニル樹脂管が内圧管と
して使用される場合の内部引張応力を説明する模式図で
ある。
【符号の説明】
1 金型 2,6 水槽 3,7 サイジングダイ 21,22,61〜65 仕切り部 41,51 タンク 42,52,72,82 給水管 43,53,73,83 分岐管 44,54,74,84 排水管 P 塩素化塩化ビニル樹脂管 P′ チューブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29L 23:00 C08L 27:24

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押出機にて混練・溶融した塩素化塩化ビ
    ニル樹脂を金型にてチューブに賦形し、該チューブを、
    入口にサイジングダイが設けられた水槽中を進行させつ
    つ、前記チューブを所定寸法に成形するとともに、その
    外面を冷却する工程を有する塩素化塩化ビニル樹脂管の
    成形方法であって、前記水槽の入口付近の水温を15〜
    35℃、それ以降の水温を50〜80℃の範囲内で温度
    制御して前記チューブの冷却を行うことを特徴とする塩
    素化塩化ビニル樹脂管の成形方法。
  2. 【請求項2】 押出機にて混練・溶融した塩素化塩化ビ
    ニル樹脂を金型にてチューブに賦形し、該チューブを、
    入口にサイジングダイが設けられた水槽中を進行させつ
    つ、前記チューブを所定寸法に成形するとともに、その
    外面を冷却する工程を有する塩素化塩化ビニル樹脂管の
    成形方法であって、前記水槽の入口付近の水温を20〜
    25℃、それ以降の水温を30〜60℃の範囲内で温度
    制御して前記チューブの冷却を行うことを特徴とする塩
    素化塩化ビニル樹脂管の成形方法。
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