JP2001212111A - 内臓脂肪測定装置 - Google Patents

内臓脂肪測定装置

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JP2001212111A JP2000308739A JP2000308739A JP2001212111A JP 2001212111 A JP2001212111 A JP 2001212111A JP 2000308739 A JP2000308739 A JP 2000308739A JP 2000308739 A JP2000308739 A JP 2000308739A JP 2001212111 A JP2001212111 A JP 2001212111A
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訓 山田
Mamiko Yanagiura
真美子 柳浦
Michio Nakajima
道夫 中島
Akira Watanabe
彰 渡邊
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Abstract

(57)【要約】 【課題】X線を用いた専門家による専用の大型装置での
計測を不要とし、簡便で安価に内臓脂肪量を測定できる
内臓脂肪測定装置を提供する。 【解決手段】腹部外形計測部11および外形データ入力
部12からなり、生体の腹部の外形に近似するモデルで
腹部の外形面積を計測する腹部外形計測装置1と、超音
波送受信部13、信号検出部14および位置計測部15
からなり、腹部における皮下脂肪分布分布を求めて皮下
脂肪面積を計測する皮下脂肪分布計測装置2と、演算部
16および表示部17からなり、計測した外形面積から
皮下脂肪面積を減算して腹腔面積を求め、腹部における
内臓脂肪量を測定する内臓脂肪推定装置3とで内臓脂肪
測定装置を構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生体の腹部脂肪組
織、特に内臓に付着する内臓脂肪量を測定する内臓脂肪
測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、肥満と種々の疾病、特に脳卒中・
心臓病等の生活習慣病との高い相関関係が指摘され、肥
満度の簡便な検査方法が要望されている。近年の研究に
よると、生活習慣病の発病と深い関係があるのは皮下脂
肪ではなく、内臓に付着する内臓脂肪であることが明ら
かになってきた。
【0003】従来、生体内の体脂肪(率)を測定する方
法には、種々の方法があり、大別すると、全身測定法と
局所測定法とに分けられる。全身測定法の主なものとし
ては、体密度から体脂肪率を推定する体密度法、生体内
のカリウムに含有されている一定量の天然K40から除脂
肪量を算出する体内K40測定法、2つの異なるエネルギ
ーのX線を照射し、そのX線透過率の差から体脂肪量や
除脂肪量を測定する二重X線吸収法、体重を身長の2乗
で除して求めた体格比(Body Mass Inde
x:BMI)を用いる身体計測法などがある。
【0004】また、局所測定法の主なものとしては、キ
ャリパ・反射超音波・近赤外光を用いて特定部位の皮下
脂肪厚を計測する皮脂厚法、X線CTスキャン等による
人体各部位のCT断層像から、ある範囲のX線吸収値を
脂肪組織として計算する画像法、電気抵抗の違いから体
脂肪率を推定する生体インピーダンス法等がある。
【0005】X線CT断層像を用いて内臓脂肪量を測定
する方法が臨床検査vol.42,no.4,p.38
5−p.394,1998に解説されている。図13
(a)、図13(b)に示すように、へそ付近のX線CT
断層像より、へそ付近の腹部は主に、皮下脂肪21、骨
・筋肉23、腸24及び内臓脂肪25からなることがわ
かる。脂肪に相当するCT値から皮下脂肪面積Sと内臓
脂肪面積Vとを求め、V/S比によって、内臓脂肪の蓄
積度を評価し、V/S比の高い図13(a)のような肥
満を内臓脂肪型肥満、V/S比の低い図13(b)のよ
うな肥満を皮下脂肪型肥満と呼んでいる。内臓脂肪型肥
満の場合、生活習慣病に罹患しやすく危険であると報告
されている。へそ付近の内臓脂肪面積によって内臓脂肪
量を測定できるので、以下では内臓脂肪量を示す指標と
して内臓脂肪面積を用いて説明する。
【0006】尚、超音波を利用して皮下脂肪の厚さを簡
易に測定する装置としては、例えば、特開平9−292
214号公報に開示された超音波皮脂厚測定装置があ
る。また、生体インピーダンス測定から内臓脂肪量を推
定する装置としては、例えば、特開平9−285455
号公報に開示された健康管理指針アドバイス装置があ
る。さらに、反射超音波を用いて腹腔の厚みを計測し、
内臓脂肪量の指標とする方法が、Internatio
nal Journal of Obesity(19
93)vol.17,p.187−p.196に、そし
て、反射超音波による皮下脂肪厚計測の結果を用いて内
臓脂肪量を推定する方法が、AppliedHuman
Science(1995)vol.14,no.
3,p.133−p.139に、報告されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】生体内の内臓脂肪量の
測定においては、上述のように種々の従来技術がある
が、X線を用いた計測法以外では内臓脂肪量を測定する
ことは困難であるという問題点があった。また、X線を
用いた計測には専門家による専用の大型装置での計測が
必要であり、高価であるという問題点があった。
【0008】また、超音波皮脂厚測定装置では、特定箇
所の皮下脂肪厚しか計測できないという問題点があっ
た。また、健康管理指針アドバイス装置では、腹部の脂
肪量を生体インピーダンスの値から推定する方法である
ので、腹部の皮下脂肪量しか測定できないという問題点
があった。また、腹腔の厚みを内臓脂肪量の指標とする
方法では、腹腔の厚みと内臓脂肪との相関があまりよく
ないと言う問題点が、さらに、反射超音波による皮下脂
肪厚計測の結果から内臓脂肪量を推定する方法では、全
脂肪量を体密度法を用いて計測しているので、被験者の
負担が大きく簡易には計測できないという問題点があっ
た。
【0009】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、X線を用いた専門家による専用の
大型装置での計測を不要とし、簡便で安価に内臓脂肪量
を測定することができる内臓脂肪測定装置を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る内臓脂肪測
定装置においては、生体の腹部の外形を計測する腹部外
形計測手段と、腹部における皮下脂肪分布を計測する皮
下脂肪分布計測手段と、計測した外形と皮下脂肪分布と
から腹部の内臓脂肪量を測定する内臓脂肪推定手段とを
備えたものである。
【0011】また、生体の腹部の外形に近似するモデル
で腹部の外形面積を計測する腹部外形計測手段と、腹部
における皮下脂肪分布を求めて皮下脂肪面積を計測する
皮下脂肪分布計測手段と、計測した外形面積から皮下脂
肪面積を減算して腹腔面積を求め、腹部における内臓脂
肪量を測定する内臓脂肪推定手段とを備えたものであ
る。
【0012】また、腹部外形計測手段は、腹部の外形面
積を腹部における胴周りの長さおよび厚み並びに横幅か
らから求めたものである。
【0013】また、皮下脂肪分布計測手段は、腹部の皮
下脂肪分布をキャリパにより計測により計測したもので
ある。
【0014】また、皮下脂肪分布計測手段は、腹部の皮
下脂肪分布を生体インピーダンスの計測から推定したも
のである。
【0015】また、腹部外形計測手段は、腹部の外形面
積を腹部の胴回りの長さより推定した腹部の厚みと横幅
から求めたものである。
【0016】また、腹部外形計測手段は、腹部の胴回り
の長さをエンコーダにより計測したものである。
【0017】また、内臓脂肪推定手段は、腹腔面積か
ら、所定の筋肉・骨・腸の面積を減算することによって
内臓脂肪量を測定したものである。
【0018】また、内臓脂肪推定手段は、腹腔面積か
ら、被験者の性別・年齢・体格によって補正した筋肉・
骨・腸の面積を減算することによって内臓脂肪量を測定
したものである。
【0019】また、皮下脂肪分布計測手段は、腹部の皮
下脂肪分布を超音波を走査して計測したものである。
【0020】また、皮下脂肪分布計測手段は、腹部の皮
下脂肪分布を赤外線を走査して計測したものである。
【0021】また、皮下脂肪分布計測手段は、皮下脂肪
厚の計測位置をエンコーダにより計測したものである。
【0022】また、皮下脂肪分布計測手段は、腹部の半
周分の皮下脂肪分布を求め、残りの腹部の半周分を前記
先に求めた半周分の皮下脂肪分布の対称形で近似したも
のである。
【0023】また、皮下脂肪分布計測手段は、腹部の皮
下脂肪分布を特徴づける複数ヶ所の皮下脂肪厚を測定
し、測定点間の皮下脂肪厚を内挿によって推定し、皮下
脂肪厚分布を近似したものである。
【0024】また、腹部外形計測手段は、腹部の外形と
皮下脂肪厚の計測位置を角速度計とエンコーダを組み合
わせて計測し、かつ皮下脂肪分布計測手段はこの計測位
置を用いて皮下脂肪分布を計測したものである。
【0025】また、腹部外形計測手段は、一端が固定さ
れ、他端には皮下脂肪厚を計測する装置を有する折り曲
げ可能なアームを有しており、アームの折れ角から、腹
部の外形と超音波計測の計測位置を計測したものであ
る。
【0026】また、腹部外形計測手段は、被験者の向き
を可変な回転台と、一端が固定され、他端には皮下脂肪
厚を計測する装置を有する伸縮可能なアームを有してお
り、前記回転台の向きと、前記アームの長さから、腹部
の外形と超音波計測の計測位置を計測したものである。
【0027】また、皮下脂肪分布計測手段は、腹部の皮
下脂肪分布を、超音波を走査した結果を、縦軸を深さ、
横軸を位置、反射超音波の強さを色分けまたは濃淡で表
示するBモードで表示し、解剖学的知見を加えて、皮下
脂肪と筋肉の界面を検出し、皮下脂肪厚を求めたもので
ある。
【0028】さらにまた、皮下脂肪分布計測手段は、腹
部の皮下脂肪分布を、赤外線を走査した結果を、縦軸を
深さ、横軸を位置、反射赤外線の強さを色分けまたは濃
淡で表示するBモードで表示し、解剖学的知見を加え
て、皮下脂肪と筋肉の界面を検出し、皮下脂肪厚を求め
たものである。
【0029】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の実
施の形態1である内臓脂肪測定装置の構成を示すブロッ
ク図である。図1において、1は生体の腹部の外形に近
似するモデルで腹部の外形面積を計測する腹部外形計測
装置で、腹部外形計測部11と外形データ入力部12か
らなる。2は腹部における皮下脂肪分布を求めて皮下脂
肪面積を計測する皮下脂肪分布計測装置で、超音波送受
信部13、信号検出部14および位置計測部15からな
る。3は計測した外形面積から皮下脂肪面積を減算して
腹腔面積を求め、腹部における内臓脂肪量を測定する内
臓脂肪推定装置で、演算部16と表示部17からなる。
尚、腹部外形計測装置1、皮下脂肪分布計測装置2およ
び内臓脂肪推定装置3で、内臓脂肪測定装置を構成して
いる。
【0030】次に動作について説明する。図2は内臓脂
肪測定装置の処理を説明するフローチャートである。図
3は内臓脂肪測定装置の処理を説明する説明図である。
図2、図3において、先ずST1に示すように、図3
(a)のような腹部(へそ付近)の外形20を、腹部外
形計測装置1で計測して腹部の外形20の面積を求め
る。次にST2において、図3(b)のような腹部(へ
そ付近)の皮下脂肪21の分布を、皮下脂肪分布計測装
置2で計測する。次にST3において、ST1で得られ
た腹部の外形20の面積とST2で得られた皮下脂肪2
1の分布とから、腹部の皮下脂肪21の面積を求め、腹
部の外形20の面積から皮下脂肪21の面積を減算する
ことにより、腹腔22の面積を推定する。次にST4に
おいて、内臓脂肪推定装置でST3において得られた腹
腔22の面積から、骨・筋肉23と腸24の面積を減算
することにより、図3(c)のような腹部(へそ付近)
の内臓脂肪25の面積を測定する。
【0031】図4は腹部(へそ付近)の外形20の計測
を説明した説明図である。腹部外形計測部11は腹部の
外形を計測する器具からなり、例えば、厚みと横幅とを
計測する大型のノギス18と、へそ付近の胴回りの長さ
を計測する図示されないメジャーとから構成される。図
4(a)のように、ノギス18で腹部の厚みと横幅とを
計測し、さらに、胴回りの長さをメジャーで計測する。
次に、図4(b)に示すような計測された腹部の厚み、
横幅、胴回りの長さを、外形データ入力部12から入力
する。図4(c)のように、入力した外形データである
厚みと横幅とから、腹部の外形20を表す楕円(イ)で
近似することができる。
【0032】図4(c)の実線の楕円(イ)に示したよ
うに、厚みと横幅とから決定される楕円によって実際の
腹部の外形に近いモデルを得ることができる。腹部(へ
そ付近)の厚みをa、幅をbとすれば、腹部の外形面積
S0を楕円の面積からS0=πab/4で求めることがで
きる。さらに、腹部の胴回りの長さと近似した楕円の外
周の長さを比較することにより、実際の腹部の外形に近
いモデルを構築することができる。即ち、実際の胴回り
の長さLcが近似した楕円の外周Lmより大きければ、腹
部の外形を、図4(c)の細線(ロ)のように、腹部の
外形モデルを楕円(イ)より膨らませ、外形面積を大き
くする。一方、実際の胴回りの方が短ければ、図4
(c)の破線(ハ)のように、腹部の外形モデルを楕円
(イ)より小さくし、外形面積を小さくする。
【0033】また、腹部(へそ付近)の厚みaと横幅b
との比Rが既知、あるいは推定できれば、へそ付近の胴
回りの長さLcだけを計測することによって、腹部の外
形モデルである楕円を決定でき、その面積から腹部の外
形面積を推定することができる。例えば、統計データか
ら得られた厚みaと横幅bの比の平均値Rm=(a/
b)を用いれば、a=bRmであるので、胴回りの長さ
Lcから横幅bを求めることができ、厚みaも求めるこ
とができる。このように、推定した厚みaと横幅bとを
用いて、腹部の外形に近似する楕円と外形面積とを求め
ることができる。
【0034】また、腹部の厚みaと腹部の横幅bは、胴
回りの長さLcと相関があるので、推定が可能である。
例えば、腹部の厚みaは次式で推定される。 a= -0.25529 + 0.26128*Lc (男性) (1) a= 1.3857 + 0.25496*Lc (女性) (2) また、腹部の横幅bは次式で推定される。 b= 8.9735 + 0.25833*Lc (男性) (3) b= 6.6909 + 0.31687*Lc (女性) (4)
【0035】また、腹部の外形面積S0(cm2)は胴回りの
長さLcと相関があり、例えば、次式で推定することが
できる。 S0= -101.9 + 1.9268*Lc + 0.056547*Lc2(男性) (5) S0= 161.28 - 3.934*Lc + 0.086067*Lc2 (女性) (6) 式(5)、(6)から推定された腹部の外形面積S0と、式
(1)、(2)、(3)、(4)から推定された腹部の厚みaと腹部
の横幅bから計算される腹部の外形面積Sab(=πab
/4)が異なる場合には、腹部の外形面積の比r(=S0/
Sab)を用いて、腹部の厚みと腹部の横幅を変更する。
次式で求められる腹部の厚みa1と腹部の横幅b1を変更
後の楕円の厚みと腹部の横幅にすると、両方の腹部の外
形面積は一致する。 a1= a*√r (7) b1= b*√r (8)
【0036】また、腹部(へそ付近)の厚みと横幅との
比は胴回りの長さに依存して変化すると考えられるの
で、胴回りの長さに依存した厚みと横幅との比を表す関
数Rn=F(Lc)を統計データから求め、上記と同様に
して、胴回りから厚みと横幅を推定することができ、さ
らに、腹部の外形に近似する楕円と外形面積とを求める
ことができる。
【0037】上記の例では、腹部の外形を計測した後、
手動でデータを外形データ入力部12から入力する例を
示したが、腹部の厚みと、腹部の横幅と、胴回りとを電
気的に計測し、インターフェースを介して自動的に演算
部16にデータを入力してもよい。
【0038】図5は皮下脂肪分布計測法と腹腔面積の推
定法を説明する説明図である。図5(b)に示すよう
に、超音波パルス16aを超音波送受信部13から被験
者の皮膚21下の生体組織に向けて照射すると、皮下脂
肪組織と筋肉組織との境界面28で超音波が反射し、反
射した超音波パルス16bを超音波送受信部13で受信
することができる。信号検出部14は受信信号から反射
した超音波パルス16bを検出し、超音波パルス16b
の到達時間を求める。反射した超音波パルス16bの到
達時間により皮下脂肪の厚みを計測することができる。
即ち、到達時間t(μs)と脂肪組織内の超音波の速度
v(1.44x106mm/s)から、D=t・v/2で
皮下脂肪厚Dを求める。
【0039】この超音波パルスによる皮下脂肪厚Dの計
測を、図5(a)のように、腹部(へそ付近)に巻いた
ベルト19に沿って、超音波送受信部13を移動させ、
皮下脂肪厚のへそ26を基準とした測定位置を位置計測
部15で計測することを、へそ26付近の腹部の外周全
体に対して行なうことにより、皮下脂肪厚Dの分布を知
ることができる。位置計測部15は例えば、移動に伴っ
て回転する軸にエンコーダー7を組み込んだもの等を用
いればよい(図5(b)参照)。このようにして、図3
(b)のような皮下脂肪厚21の分布を求めることがで
きるので、図から皮下脂肪面積を求めることができる。
【0040】なお、ロータリーエンコーダー等のエンコ
ーダー7を備えた超音波送受信部13が腹部を一周する
と、始点であるへそ付近からの移動距離が求められるの
で、別途、胴回りの長さLcを求める必要はない。
【0041】皮下脂肪面積が求められれば、内臓脂肪推
定装置3の演算部16で外形面積から皮下脂肪面積を減
算することにより、腹腔22の面積を求める。腹腔22
(図3(b)の斜線の部分)には、腹筋・背筋等の筋肉
及び背骨等の骨23(図3(c)の横線の部分)、大腸
・小腸などの腸24(図3(c)の右下がり斜線の部
分)、内臓脂肪25(図3(c)の右上がり細密斜線の
部分)が含まれる。内臓脂肪25以外の部分の大きさは
比較的個人差が少ないので、平均的な値を腹腔22の面
積から減算することにより、内臓脂肪面積を測定するこ
とができる。
【0042】例えば、International J
ournal of Obesity(1983)7,
p.437−p.445によれば、筋肉・骨23の面積
の平均値として204cm2、腸24の面積の平均値と
して95cm2(腹膜内面積157cm2から内臓脂肪面
積62cm2を減じたもの)というデータが得られてい
る。演算部16で腹腔22の面積から該データを適用し
た筋肉・骨23の面積及び腸24の面積を減算して表示
部17に表示することにより、内臓脂肪面積を測定する
ことができる。
【0043】この実施の形態1の内臓脂肪測定装置によ
れば、生体の腹部の外形20に近似するモデルである
(イ)または(ロ)または(ハ)から腹部の外形20の
面積を計測する腹部外形計測装置1と、腹部における皮
下脂肪21の分布を求めて皮下脂肪面積を計測する皮下
脂肪分布計測装置2と、計測した腹部の外形20の面積
から皮下脂肪面積を減算して腹腔22の面積を求め、こ
の腹腔22の面積から筋肉・骨23および腸24の面積
を減算して内臓脂肪量を測定する内臓脂肪推定装置3と
を備えた内臓脂肪測定装置により、X線を用いた専門家
による専用の大型装置での計測を不要とすることがで
き、また、簡便で安価に内臓脂肪量を測定することが可
能となる。
【0044】尚、上記の例では、腹部(へそ付近)に2
本のベルト19を装着し、その間を超音波送受信部13
を移動させる例を示したが、これ以外の装置でも、腹部
(へそ付近)を水平に超音波送受信部13を移動させら
れるもの、例えば、1本のベルトに刻んだ溝に超音波送
受信部13の回転部のついた突起をはめ込んで移動させ
るもの等でもよく、上記と同様な作用効果が得られる。
【0045】また、腹部(へそ付近)の外周全体を走査
して皮下脂肪厚分布を計測する例を示したが、腹部(へ
そ付近)の左右はほぼ対称であると考えられるので、へ
そから背骨までの半周を走査して、半周分の皮下脂肪厚
分布を求め、残りの半周分を先に求めた半周分の皮下脂
肪分布の対称形で近似してもよく、上記と同様な作用効
果が得られるとともに、半周分の計測で済むので、計測
時間を低減することができる。
【0046】また、皮下脂肪厚分布を特徴づける腹部
(へそ付近)の外周の複数カ所で皮下脂肪厚を計測し、
計測点間の皮下脂肪厚を内挿によって推定し、皮下脂肪
分布を近似してもよく、上記と同様な作用効果が得られ
るとともに、複数点の計測で済むので、計測時間を低減
することができる。また例えば、計測位置の目盛りをベ
ルトに刻んでおけば、その目盛りで読めばよいので、走
査しながら位置を読み込む位置計測部15を不要とする
ことができ、より安価な装置で計測することが可能とな
る。
【0047】また、背の高さ・腰骨の幅等の体格あるい
は性別・年齢によって筋肉・骨の面積や腸の面積が変化
することが考えられるので、筋肉・骨の面積や腸の面積
は被験者の体格を表す指標(背の高さ等)・性別・年齢
を変数とする関数によって表すことができる。該関数に
よって求めた筋肉・骨の面積と腸の面積を腹腔面積から
減算すれば、上記と同様な作用効果が得られるととも
に、より正確に内臓脂肪面積を推定することができる。
【0048】例えば、筋肉・骨23の面積S1(cm2)は体
重W(kg)と相関があり、例えば次式で推定できる。 S1= 67.897 + 1.8417*W (男性) (9) S1= 39.263 + 1.9407*W (女性) (10)
【0049】腸24の面積S2(cm2)は胴回りの長さLcと
相関がある。腸24の面積S2は食事からの時間で変化
があり、食後すぐの場合には、例えば次式で計算され
る。 S2= 202.96 - 1.1323*Lc (男性) (11) S2= 173.35 - 0.7952*Lc (女性) (12) また、空腹時には、例えば次式で計算される。 S2= 66.809 + 0.03828*Lc(男性) (13) S2= 69.002 - 0.056274*Lc (女性) (14)
【0050】なお、筋肉・骨23の面積を体重Wを用い
て、また腸24の面積を胴回りの長さLcを用いて推定
した例を示したが、他の体格を表す指標(背の高さ等)
・年齢を変数として加えた関数を用いれば、より正確に
推定することができる。
【0051】また、X線CT画像を解析した結果、皮下
脂肪−筋肉境界面は図6(a)に示される様なパターン
を示すことがわかった。そこで、図6(b)に示した、
へそ横、斜め前方、斜め後方、背中の4ヶ所の皮下脂肪
厚から、皮下脂肪分布の近似されたパターンを求めるこ
とができる。近似された皮下脂肪分布のパターンを、腹
部を表す楕円(イ)に表示したものが図6(c)であ
る。このようにして構築された腹腔のモデルから皮下脂
肪面積と腹腔面積を求めることができる。
【0052】実施の形態2.図7は本発明の実施の形態
2である内臓脂肪測定装置の構成を示すブロック図であ
る。本発明の実施の形態2において、本発明の実施の形
態1における符号と同じ符号は、同一または同等の部品
を示し、その説明を省略する。32は腹部(へそ付近)
における皮下脂肪分布を求めて皮下脂肪面積を計測する
皮下脂肪分布計測装置で、腹部(へそ付近)の皮下脂肪
厚を計測するキャリパ33と、キャリパ33で得られた
皮下脂肪厚が入力される皮下脂肪厚入力部34とからな
る。35は計測した外形面積から皮下脂肪面積を減算し
て腹腔面積を求め、腹部における内臓脂肪量を測定する
内臓脂肪推定装置で、演算部36と表示部17とからな
る。尚、腹部外形計測装置1、皮下脂肪分布計測装置3
2および内臓脂肪推定装置35で、内臓脂肪測定装置を
構成している。
【0053】次に動作について説明する。腹部(へそ付
近)の外形20を、腹部外形計測装置1で計測して腹部
の外形20の面積を求める計測は、実施の形態1と同様
に、腹部(へそ付近)の厚み・横幅・胴回りの長さを計
測し、厚み・幅から決定される楕円(イ)で腹部の外形
を近似し、腹部の外形20の面積を求める。
【0054】皮下脂肪厚分布計測装置32においては、
皮下脂肪厚分布を特徴づける腹部(へそ付近)の外周の
複数カ所で皮下脂肪厚をキャリパ33で計測し、その結
果を皮下脂肪厚入力部34で入力する。このようにし
て、図6(c)のような皮下脂肪厚21の分布を求める
ことができるので、図から皮下脂肪面積を求めることが
できる。尚、キャリパによる皮下脂肪厚計測は、臨床検
査vol.42,no.4,p.413−p.416,
1998に解説されているように、腹部(へそ付近)の
皮膚をつまみ、その厚みをキャリパで計測することによ
って行なう。
【0055】内臓脂肪推定装置35においては、演算部
36で計測点間の皮下脂肪厚を内挿によって推定し、皮
下脂肪厚分布を近似して、皮下脂肪面積を求め、腹部
(へそ付近)の外形20の面積から皮下脂肪21の面積
を減算することによって腹腔22の面積を求める。実施
の形態1と同様に、腹腔22の面積から骨・筋肉23と
腸24の面積を減算することによって内臓脂肪面積を測
定する。
【0056】この実施の形態2の内臓脂肪測定装置によ
れば、生体の腹部の外形20に近似するモデルである楕
円(イ)から腹部の外形20の面積を計測する腹部外形
計測装置1と、キャリパ33で計測した皮下脂肪厚を皮
下脂肪厚入力部34に入力して腹部における皮下脂肪2
1の分布を求めて皮下脂肪21の面積を計測する皮下脂
肪分布計測装置32と、演算部36で計測点間の皮下脂
肪厚を内挿によって推定し、皮下脂肪厚分布を近似し
て、皮下脂肪面積を求め、腹部(へそ付近)の外形20
の面積から皮下脂肪21の面積を減算することによって
腹腔22の面積を求め、腹腔22の面積から骨・筋肉2
3と腸24の面積を減算することによって内臓脂肪面積
を測定する内臓脂肪推定装置35とを備えた内臓脂肪測
定装置により、X線を用いた専門家による専用の大型装
置での計測を不要とすることができ、また、簡便で安価
に内臓脂肪量を測定することが可能となる。
【0057】実施の形態3.図8(a)は本発明の実施
の形態3である内臓脂肪測定装置の構成を示すブロック
図である。本発明の実施の形態3において、本発明の実
施の形態1における符号と同じ符号は、同一または同等
の部品を示し、その説明を省略する。42は腹部(へそ
付近)における皮下脂肪分布を求めて皮下脂肪面積を計
測する皮下脂肪分布計測装置で、腹部(へそ付近)の皮
下脂肪分布を計測する生体インピーダンス計測部43を
有する。45は計測した外形面積から皮下脂肪面積を減
算して腹腔面積を求め、腹部における内臓脂肪量を測定
する内臓脂肪推定装置で、演算部46と表示部17とか
らなる。尚、腹部外形計測装置1、皮下脂肪分布計測装
置42および内臓脂肪推定装置45で、内臓脂肪測定装
置を構成している。
【0058】次に動作について説明する。腹部(へそ付
近)の外形20を、腹部外形計測装置1で計測して腹部
の外形20の面積を求める計測は、実施の形態1と同様
に、腹部(へそ付近)の厚み・横幅・胴回りの長さを計
測し、厚み・幅から決定される楕円(イ)で腹部の外形
を近似し、腹部の外形20の面積を求める。
【0059】皮下脂肪厚分布計測装置42においては、
図8(b)のように腹部(へそ付近)の両側、または図
8(c)のように腹部(へそ付近)の前後(へそ付近と
背骨付近)に設置した電極47に高周波信号を印加し腹
部の生体インピーダンスを計測する。生体インピーダン
スは皮下脂肪面積比と相関があるので、生体インピーダ
ンスから皮下脂肪面積比RSを推定する。外形面積So
皮下脂肪面積比RSから皮下脂肪面積SS(=SoS)を
求める。実施の形態1と同様に、外形20の面積から皮
下脂肪21の面積を減算することによって腹腔22の面
積を求める。実施の形態1と同様に、腹腔22の面積か
ら骨・筋肉23と腸24の面積を減算することによって
内臓脂肪面積を測定する。
【0060】この実施の形態3の内臓脂肪測定装置によ
れば、生体の腹部の外形20に近似するモデルである楕
円(イ)から腹部の外形20の面積を計測する腹部外形
計測装置1と、生体インピーダンス計測部43で計測し
た腹部における皮下脂肪21の分布を求めて皮下脂肪2
1の面積を計測する皮下脂肪分布計測装置42と、演算
部46で腹部(へそ付近)の外形20の面積から皮下脂
肪21の面積を減算することによって腹腔22の面積を
求め、腹腔22の面積から骨・筋肉23と腸24の面積
を減算することによって内臓脂肪面積を測定する内臓脂
肪推定装置45とを備えた内臓脂肪測定装置により、X
線を用いた専門家による専用の大型装置での計測を不要
とすることができ、また、簡便で安価に内臓脂肪量を測
定することが可能となる。
【0061】実施の形態4.図9は本発明の実施の形態
4である内臓脂肪測定装置の構成を示すブロック図であ
る。本発明の実施の形態4において、本発明の実施の形
態1における符号と同じ符号は、同一または同等の部品
を示し、その説明を省略する。51は腹部(へそ付近)
の外形面積を計測する腹部外形計測装置で、腹部外形位
置計測部58は腹部の外形を計測すると同時に超音波計
測の計測位置も計測する。52は腹部における皮下脂肪
分布を求めて皮下脂肪面積を計測する皮下脂肪分布計測
装置で、超音波送受信部13と信号検出部14からな
り、超音波計測の計測位置は腹部外形位置計測部58が
計測する。55は計測した外形面積から皮下脂肪面積を
減算して腹腔面積を求め、腹部における内臓脂肪量を測
定する内臓脂肪推定装置で、演算部56と表示部17と
からなる。尚、腹部外形計測装置51、皮下脂肪分布計
測装置52および内臓脂肪推定装置55で、内臓脂肪測
定装置を構成している。
【0062】次に動作について説明する。腹部の外形2
0の面積を求める計測は腹部外形計測装置51の腹部外
形位置計測部58で行われる。腹部外形位置計測部58
は、例えば、へそからの距離を外周に沿って計測するエ
ンコーダ7と、レートジャイロなどの角速度を計測する
角速度計8を組み合わせたもので、超音波送受信部13
と一体化されている(図10参照)。腹部外形位置計測
部58を腹部の外周に沿って走査し、エンコーダ7と角
速度計8の計測値を組み合わせて計算することによっ
て、腹部の2次元的な形状を計測することができる。腹
部の外形20を正確に計測するので腹部の外形面積も正
確に求めることができる。なお、腹部外形位置計測部5
8が腹部の外周を移動するとき、その回転軸は腹部の断
面に垂直とみなせるので、角速度計8は腹部の断面に垂
直な軸回りの角速度を計測すれば充分である。回転軸が
垂直な状態を保たずに移動する場合は、断面に平行な軸
回りの角速度を計測する別の角速度計が必要である。
【0063】腹部外形位置計測部58と一体化された超
音波送受信部13は、反射した超音波パルス16bの到
達時間と脂肪組織内の超音波の速度から皮下脂肪厚Dを
知ることができる。超音波による皮下脂肪厚Dの計測を
へそ付近の腹部の外周全体に対して行なうと、腹部外形
計測装置51の腹部外形位置計測部58は超音波計測の
計測位置を計測するので、皮下脂肪21の正確な分布図
を描くことができる。
【0064】内臓脂肪推定装置55においては、演算部
56で腹部の外形20の面積から皮下脂肪21の面積を
減算することによって腹腔22の面積を求める。実施の
形態1と同様に、腹腔22の面積から骨・筋肉23と腸
24の面積を減算することによって内臓脂肪面積を測定
する。腹部の外形の面積と皮下脂肪厚分布の計測が正確
であるため、皮下脂肪面積ひいては腹腔面積と内臓脂肪
面積を正確に測定することができる。
【0065】この実施の形態4の内臓脂肪測定装置によ
れば、生体の腹部の外形20の2次元的な形状を計測
し、腹部の外形20の面積を計測する腹部外形計測装置
51と、超音波送受信部13と信号検出部14で計測し
た皮下脂肪厚分布から皮下脂肪21の面積を計測する皮
下脂肪分布計測装置52と、演算部56で、腹部(へそ
付近)の外形20の面積から皮下脂肪21の面積を減算
することによって腹腔22の面積を求め、腹腔22の面
積から骨・筋肉23と腸24の面積を減算することによ
って内臓脂肪面積を測定する内臓脂肪推定装置55とを
備えた内臓脂肪測定装置により、X線を用いた専門家に
よる専用の大型装置での計測を不要とすることができ、
また、内臓脂肪量をより正確に測定することが可能とな
る。
【0066】なお、腹部外形位置計測部58はエンコー
ダ7と角速度計8を組み合わせた例を示したが、図11
(a)のように、スタンド29に取り付けたアーム30
の先に超音波送受信部13を取り付け、各計測点でアー
ムの軸角度(Θ1およびΘ2)を計測することによって
も、各計測点の位置を精度良く求めることができる。ま
た、図11(b)のように、被験者を回転台31の上に
載せ、超音波送受信部13を位置と角度が表面の形状に
あわせて変化できるアーム30に取り付け、回転台31
の回転角度と、アーム30の位置を計測することによっ
ても、各計測点の位置を精度良く求めることができる。
【0067】また、反射した超音波パルス16bの到達
時間により皮下脂肪21の厚みを計測する例を示した
が、図12(a)に示した、超音波送受信部13で受信
する反射超音波の信号強度を濃淡で表した結果からも皮
下脂肪21の厚みを計測することができる。図12
(a)において横軸は信号強度を計測した位置、縦軸は
皮膚からの深さを表しており、Bモード表示と通常呼ば
れているものである。超音波の信号強度を濃淡で表示す
る代わりに色分け表示することもある。腹部の反射超音
波計測を行なうと、図12(a)に示したように、皮下
脂肪−筋肉境界面以外に多数の境界面が観察される。多
数の境界面の中から、皮下脂肪−筋肉境界面を判断する
ためには、解剖学的な知見を用いることが必要である。
解剖学的知見を用いて、境界面を分類することにより、
皮下脂肪−筋肉境界面を同定することができ、各点での
皮下脂肪厚Dを求めることができる。
【0068】さらに、以上の説明では超音波を走査して
皮下脂肪厚Dを計測する例を示したが、皮下脂肪分布計
測装置52においては、赤外線を照射して、皮下脂肪厚
Dの計測を行うことができる。赤外線は生体組織によっ
て、吸収が異なるので、反射赤外線の強度を計測するこ
とによって、皮下脂肪厚Dを測定することができる。ま
た、赤外線は、超音波をパルスで照射したように、赤外
線パルスを被験者の皮膚21下の生体組織に向けて照射
してもよい。反射してくる赤外線パルスを検出し、反射
赤外線パルスの到達時間により皮下脂肪の厚みを計測す
ることができ、超音波で計測するのと同様な効果が得ら
れる。
【0069】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に示すような効果を奏する。
【0070】生体の腹部の外形を計測する腹部外形計測
手段と、腹部における皮下脂肪分布を計測する皮下脂肪
分布計測手段と、計測した外形と皮下脂肪分布とから腹
部の内臓脂肪量を測定する内臓脂肪推定手段とを備える
ことにより、X線を用いた専門家による専用の大型装置
での計測を不要とし、簡便で安価に内臓脂肪量を測定す
ることができる。
【0071】また、生体の腹部の外形に近似するモデル
で腹部の外形面積を計測する腹部外形計測手段と、腹部
における皮下脂肪分布を求めて皮下脂肪面積を計測する
皮下脂肪分布計測手段と、計測した外形面積から皮下脂
肪面積を減算して腹腔面積を求め、腹部における内臓脂
肪量を測定する内臓脂肪推定手段とを備えることによ
り、X線を用いた専門家による専用の大型装置での計測
を不要とし、簡便で安価に内臓脂肪量を測定することが
できる。
【0072】また、腹部外形計測手段は、腹部の外形面
積を腹部における胴周りの長さおよび厚み並びに横幅か
ら求めることにより、簡単な装置で正確に腹部の外形を
計測できる。
【0073】また、皮下脂肪分布計測手段は、腹部の皮
下脂肪分布をキャリパで計測することにより、簡単な装
置で皮下脂肪分布を計測できる。
【0074】また、皮下脂肪分布計測手段は、腹部の皮
下脂肪分布を生体インピーダンスの計測から推定するこ
とにより、簡単な装置で皮下脂肪分布を計測できる。
【0075】また、腹部外形計測手段は、腹部の外形面
積を腹部の胴回りの長さより推定した腹部の厚みと横幅
から求めることにより、簡単な装置で正確に腹部の外形
を計測できる。
【0076】また、腹部外形計測手段は、腹部の胴回り
の長さをエンコーダにより計測したことにより、腹部の
外形を簡単な装置で計測できる。
【0077】また、内臓脂肪推定手段は、腹腔面積か
ら、所定の筋肉・骨・腸の面積を減算することによって
内臓脂肪量を測定することにより、簡単に内臓脂肪量を
推定できる。
【0078】また、内臓脂肪推定手段は、腹腔面積か
ら、被験者の性別・年齢・体格によって補正した筋肉・
骨・腸の面積を減算することによって内臓脂肪量を測定
することにより、正確に内臓脂肪量を推定できる。
【0079】また、皮下脂肪分布計測手段は、腹部の皮
下脂肪分布を超音波を走査して計測することにより、皮
下脂肪分布を簡単な装置で正確に計測できる。
【0080】また、皮下脂肪分布計測手段は、腹部の皮
下脂肪分布を赤外線を操作して計測することにより、皮
下脂肪分布を簡単な装置で正確に計測できる。
【0081】また、皮下脂肪分布計測手段は、超音波計
測の計測位置をエンコーダにより計測することにより、
腹部の外形を簡単な装置で正確に計測できる。
【0082】また、皮下脂肪分布計測手段は、腹部の半
周分の皮下脂肪分布を求め、残りの腹部の半周分を先に
求めた半周分の皮下脂肪分布の対称形で近似することに
より、半周分の計測で済むので、計測時間を低減するこ
とができる。
【0083】また、皮下脂肪分布計測手段は、腹部の皮
下脂肪分布を特徴づける複数ヶ所で皮下脂肪厚を計測
し、計測点間の皮下脂肪厚を内挿によって推定し、皮下
脂肪分布を近似することにより、複数点の計測で済むの
で、計測時間を低減することができる。
【0084】また、腹部外形計測手段は、腹部の外形と
皮下脂肪厚の計測位置を角速度計とエンコーダを組み合
わせて計測し、かつ皮下脂肪分布計測手段はこの計測位
置を用いて皮下脂肪分布を計測することにより、腹部の
外形を正確に計測できる。
【0085】また、腹部外形計測手段は、一端が固定さ
れ、他端には皮下脂肪厚を計測する装置を有する折り曲
げ可能なアームを有しており、アームの折れ角から、腹
部の外形と超音波計測の計測位置を計測することによ
り、腹部の外形を正確に計測できる。
【0086】また、腹部外形計測手段は、被験者の向き
を可変な回転台と、一端が固定され、他端には超音波を
走査する装置を有する伸縮可能なアームを有しており、
回転台の向きと、アームの長さから、腹部の外形と超音
波計測の計測位置を計測することにより、腹部の外形を
正確に計測できる。
【0087】また、皮下脂肪分布計測手段は、腹部の皮
下脂肪分布を、超音波を走査した結果を、縦軸を深さ、
横軸を位置、反射超音波の強さを色分けまたは濃淡で表
示するBモードで表示し、解剖学的知見を加えて、皮下
脂肪と筋肉の界面を検出し、皮下脂肪厚を求めることに
より、皮下脂肪分布を正確に計測できる。
【0088】さらにまた、皮下脂肪分布計測手段は、腹
部の皮下脂肪分布を、赤外線を走査した結果を、縦軸を
深さ、横軸を位置、反射赤外線の強さを色分けまたは濃
淡で表示するBモードで表示し、解剖学的知見を加え
て、皮下脂肪と筋肉の界面を検出し、皮下脂肪厚を求め
ることにより、皮下脂肪分布を正確に計測できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1である内臓脂肪測定装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1の内臓脂肪計測装置の処理を説明するフ
ローチャートである。
【図3】 図1の腹部外形計測装置の処理を説明する説
明図で、その(a)が腹部(へそ付近)の外形、その
(b)が腹部(へそ付近)の皮下脂肪21の分布、その
(c)が腹部(へそ付近)の内臓脂肪の面積を示す。
【図4】 図1の腹部外形計測装置を説明する説明図
で、その(a)が腹部外形計測装置による計測、その
(b)が腹部外形の計測データ、その(c)が入力した
外形データである厚みと腹部とから腹部の外形を表す楕
円で近似した外形を示す。
【図5】 図1の皮下脂肪分布計測装置を説明する説明
図で、その(a)が皮下脂肪分布計測装置、その(b)
が超音波パルスの反射による皮下脂肪厚の計測を示す。
【図6】 図1の皮下脂肪分布計測装置を説明する説明
図で、その(a)が皮下脂肪と筋肉の境界面の標準的な
パターン、その(b)が皮下脂肪厚の測定個所、その
(c)が皮下脂肪分布のパターンを示す。
【図7】 本発明の実施の形態2である内臓脂肪計測装
置の構成を示すブロック図である。
【図8】 本発明の実施の形態3である内臓脂肪計測装
置を説明する説明図で、その(a)が内臓脂肪計測装置
の構成を示すブロック図、その(b)が腹部(へそ付
近)の両側の生体インピーダンスの計測、その(c)が
腹部(へそ付近)の前後(へそ付近と背骨付近)の生体
インピーダンスの計測を示す。
【図9】 本発明の実施の形態4である内臓脂肪計測装
置の構成を示すブロック図である。
【図10】 図9の腹部外形計測装置および皮下脂肪分
布計測装置を説明する説明図で、超音波パルスの反射に
よる皮下脂肪厚の計測を示す。
【図11】 図9の皮下脂肪分布計測装置を説明する説
明図で、その(a)がアームを用いた皮下脂肪分布計測
装置、その(b)が回転台とアームを用いた皮下脂肪分
布計測装置を示す。
【図12】 図9の皮下脂肪分布計測装置を説明する説
明図で、その(a)が腹部断面を示すBモード表示画
像、その(b)が腹腔面積推定図を示す。
【図13】 従来のへそ付近の腹部X線CT断層画像を
示す説明図で、その(a)が内臓脂肪型肥満、その
(b)が皮下脂肪型肥満を示す。
【符号の説明】
1,51 腹部外形計測装置 2,32,42,52 皮下脂肪分布計測装置 3,35,45,55 内臓脂肪推定装置 20 腹部の外形 21 皮下脂肪 22 腹腔 23 骨・筋肉 24 腸 25 内臓脂肪 33 キャリパ 43 生体インピーダンス計測部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 道夫 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 渡邊 彰 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 4C027 AA07 BB05 CC08 FF01 GG20 4C038 VA09 VB23 VB37 VC07 VC08 4C301 DD22

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体の腹部の外形を計測する腹部外形計
    測手段と、 前記腹部における皮下脂肪分布を計測する皮下脂肪分布
    計測手段と、 前記計測した前記外形と前記皮下脂肪分布とから前記腹
    部の内臓脂肪量を測定する内臓脂肪推定手段とを備えた
    ことを特徴とする内臓脂肪測定装置。
  2. 【請求項2】 生体の腹部の外形に近似するモデルで前
    記腹部の外形面積を計測する腹部外形計測手段と、 前記腹部における皮下脂肪分布を求めて皮下脂肪面積を
    計測する皮下脂肪分布計測手段と、 前記計測した前記外形面積から前記皮下脂肪面積を減算
    して腹腔面積を求め、前記腹部における内臓脂肪量を測
    定する内臓脂肪推定手段とを備えたことを特徴とする内
    臓脂肪測定装置。
  3. 【請求項3】 腹部外形計測手段は、腹部の外形面積を
    前記腹部における胴周りの長さおよび厚み並びに横幅か
    ら求めたことを特徴とする請求項2記載の内臓脂肪測定
    装置。
  4. 【請求項4】 皮下脂肪分布計測手段は、腹部の皮下脂
    肪分布をキャリパにより計測したことを特徴とする請求
    項2記載の内臓脂肪測定装置。
  5. 【請求項5】 皮下脂肪分布計測手段は、腹部の皮下脂
    肪分布を生体インピーダンスの計測から推定したことを
    特徴とする請求項2記載の内臓脂肪測定装置。
  6. 【請求項6】 腹部外形計測手段は、腹部の外形面積を
    前記腹部の胴回りの長さより推定した前記腹部の厚みと
    横幅から求めたことを特徴とする請求項2記載の内臓脂
    肪測定装置。
  7. 【請求項7】 腹部外形計測手段は、腹部の胴回りの長
    さをエンコーダにより計測したことを特徴とする請求項
    6記載の内臓脂肪測定装置。
  8. 【請求項8】 内臓脂肪推定手段は、腹腔面積から、所
    定の筋肉・骨・腸の面積を減算することによって内臓脂
    肪量を測定したことを特徴とする請求項1または2記載
    の内臓脂肪測定装置。
  9. 【請求項9】 内臓脂肪推定手段は、腹腔面積から、被
    験者の性別・年齢・体格によって補正した筋肉・骨・腸
    の面積を減算することによって内臓脂肪量を測定したこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の内臓脂肪測定装
    置。
  10. 【請求項10】 皮下脂肪分布計測手段は、腹部の皮下
    脂肪分布を超音波を走査して計測したことを特徴とする
    請求項1または2記載の内臓脂肪測定装置。
  11. 【請求項11】 皮下脂肪分布計測手段は、腹部の皮下
    脂肪分布を赤外線を走査して計測したことを特徴とする
    請求項1または2記載の内臓脂肪測定装置。
  12. 【請求項12】 皮下脂肪分布計測手段は、皮下脂肪厚
    の計測位置をエンコーダにより計測したことを特徴とす
    る請求項10または11記載の内臓脂肪測定装置。
  13. 【請求項13】 皮下脂肪分布計測手段は、腹部の半周
    分の皮下脂肪分布を求め、残りの腹部の半周分を前記先
    に求めた半周分の皮下脂肪分布の対称形で近似したこと
    を特徴とする請求項10または11記載の内臓脂肪測定
    装置。
  14. 【請求項14】 皮下脂肪分布計測手段は、腹部の皮下
    脂肪分布を特徴づける複数ヶ所の皮下脂肪厚を測定し、
    測定点間の皮下脂肪厚を内挿によって推定し、皮下脂肪
    厚分布を近似したことを特徴とする請求項4、10また
    は11のいずれか1項に記載の内臓脂肪測定装置。
  15. 【請求項15】 腹部外形計測手段は、腹部の外形と皮
    下脂肪厚の計測位置を角速度計とエンコーダを組み合わ
    せて計測し、かつ皮下脂肪分布計測手段は前記計測され
    た計測位置を用いて皮下脂肪分布を計測したことを特徴
    とする請求項10または11記載の内臓脂肪測定装置。
  16. 【請求項16】 腹部外形計測手段は、一端が固定さ
    れ、他端には皮下脂肪厚を計測する装置を有する折り曲
    げ可能なアームを有しており、アームの折れ角から、腹
    部の外形と超音波計測の計測位置を計測したことを特徴
    とする請求項10または11記載の内臓脂肪測定装置。
  17. 【請求項17】 腹部外形計測手段は、被験者の向きを
    可変な回転台と、一端が固定され、他端には皮下脂肪厚
    を計測する装置を有する伸縮可能なアームを有してお
    り、前記回転台の向きと、前記アームの長さから、腹部
    の外形と超音波計測の計測位置を計測したことを特徴と
    する請求項10または11記載の内臓脂肪測定装置。
  18. 【請求項18】 皮下脂肪分布計測手段は、腹部の皮下
    脂肪分布を、超音波を走査した結果を、縦軸を深さ、横
    軸を位置、反射超音波の強さを色分けまたは濃淡で表示
    するBモードで表示し、解剖学的知見を加えて、皮下脂
    肪と筋肉の界面を検出し、皮下脂肪厚を求めたことを特
    徴とする請求項15〜17のいずれか1項に記載の内臓
    脂肪測定装置。
  19. 【請求項19】 皮下脂肪分布計測手段は、腹部の皮下
    脂肪分布を、赤外線を走査した結果を、縦軸を深さ、横
    軸を位置、反射赤外線の強さを色分けまたは濃淡で表示
    するBモードで表示し、解剖学的知見を加えて、皮下脂
    肪と筋肉の界面を検出し、皮下脂肪厚を求めたことを特
    徴とする請求項15〜17のいずれか1項に記載の内臓
    脂肪測定装置。
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