JP2003111734A - 健康情報表示装置 - Google Patents

健康情報表示装置

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JP2003111734A
JP2003111734A JP2001310197A JP2001310197A JP2003111734A JP 2003111734 A JP2003111734 A JP 2003111734A JP 2001310197 A JP2001310197 A JP 2001310197A JP 2001310197 A JP2001310197 A JP 2001310197A JP 2003111734 A JP2003111734 A JP 2003111734A
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光一 沖田
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    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H40/00ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices
    • G16H40/60ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices for the operation of medical equipment or devices
    • G16H40/63ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices for the operation of medical equipment or devices for local operation

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被検者が定期的な集団検診によらなくても、
日常的に血圧や血液中の特定成分濃度を簡易的に求めら
れるようにする。 【解決手段】 身長、体重、年齢、性別の個人特定情報
を入力する入力キー/スイッチ6〜9と、入力された個
人特定情報を記憶する記憶部と、記憶された個人特定情
報に基づいて被検者の健康指標を演算する中央処理部
と、個人特定情報および健康指標を表示する表示部5と
を備え、中央処理部では、個人特定情報と健康指標とか
ら被検者の血圧または血液中の各種成分濃度に係る情報
を演算し、この演算結果を表示部5に表示するようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検者の健康情報
を表示する健康情報表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、健康管理は、個人の健康維持と
各種疾病に対する予防等が重要な要素となる。従来、こ
の健康管理のための手段として、各種トレーニング装置
や、肥満度(BMI)および体脂肪率等の各種健康指標
を求める健康管理機器、さらには血圧、脈拍数等の簡易
測定機器等が広く利用されている。また、各種疾病の診
断には、定期的に行われる集団検診が最も一般的で確実
な手段として利用されている。
【0003】この集団検診においては、血液検査、血圧
測定のほか、尿検査や心電図の測定がなされ、血液検査
については、その検査結果のデータに基づいて高脂血
症、貧血症、糖尿病、高尿酸血症等の各種代謝異常、各
種肝臓疾患および腎臓疾患の診断判定が行われている。
この血液検査の項目の主なものとしては、血中に含まれ
る総コレステロール(TC)およびHDL,LDL等の
各種コレステロール(単位はmg/dl)、中性脂肪
(T−G)、GOT、GPT等の各種酵素(単位はIU
/l)、糖分、クレアチニン、尿酸等(単位はmg/d
l)がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
健康管理機器としては、肥満度(BMI)および体脂肪
率等の各種健康指標を求める健康管理機器、および血
圧、脈拍数等の簡易測定機器等が利用されているもの
の、血圧、脈拍数等の測定機器を除いては、各種疾病の
診断判定のためにはいずれも不十分であり、信頼できる
ものではない。このため、前述のように定期的に行われ
る集団検診を利用して各種疾病の診断判定が行われてい
る。この集団検診の検診項目中で、特に血液検査につい
ては、その検査結果のデータが高脂血症、貧血症、糖尿
病、高尿酸血症等の各種疾病の診断判定に極めて有効な
情報となる。しかし、この集団検診の検査項目のうち、
血圧、脈拍数等の簡易測定機器の利用による場合を除い
て、その測定、検査および診断等がいずれも、個人が日
常的に手軽に行えないという問題点がある。
【0005】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたもので、被検者が定期的な集団検診によら
なくても、日常的に血圧や血液中の特定成分濃度を簡易
的に求めることができ、得られたデータの傾向や推移に
基づいて、生活習慣病の予防対策を行うことにより、よ
り効果的に健康管理を行うことのできる健康情報表示装
置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用・効果】近年、
生活習慣に起因して発症する高血圧、高脂血症、心臓疾
患、肝臓疾患、糖尿病、腎臓疾患および高尿酸血症等の
所謂成人病と呼ばれている各種健康障害または各種疾病
や、これらの疾患を合併する肥満の問題が重要視され、
医学を始めとする関連分野での研究が進められている。
また、このような疾病の発症の要因についても、集団に
よる断面的検査および追跡調査等により、個人の生活習
慣(ライフスタイル)、遺伝的要因および加齢等が主な
要因であることが報告されている。いずれにしても、個
人の生活習慣の良否が発症の主な要因であることが明ら
かにされている。
【0007】一方、前記各種健康障害または各種疾病と
肥満度(BMI)との関連性および腹部内臓脂肪横断面
積との関連性についても調査研究されており、肝臓疾
患、糖尿病、高脂血症が肥満度(BMI)および腹部内
臓脂肪横断面積との相関が強く、また痛風が肥満度(B
MI)との相関が強いとされている。
【0008】また、集団検診で得られた血圧および血液
検査データに基づいて、各種健康障害または各種疾病に
ついてその発症の危険因子の有無を調べることが可能で
ある。すなわち、血圧については、その正常範囲を越え
ると高血圧症の可能性があると判定され、血液検査デー
タについては、採血等により血液中の各種成分濃度を測
定して、例えば各種コレステロールおよび中性脂肪がそ
の正常範囲を越えると高脂血症の可能性があると判定さ
れ、GOTおよびGPT等の各種酵素がその正常範囲を
越えると肝臓疾患の可能性があると判定される。また、
血糖値がその正常範囲を越えると糖尿病の可能性がある
と判定され、尿酸がその正常範囲を越えると痛風等の腎
臓疾患の可能性があると判定される。なお、これらの判
定に用いられる基準値は、被検者の年齢、性別毎に決め
られたものであって、日常の集団検診等において用いら
れている。このように集団検診で得られた血圧および血
液検査データと各種健康障害または各種疾病との関連は
明らかにされている。
【0009】そこで、本発明では、不特定多数の集団に
よる調査分析に基づいて、集団の健康指標である肥満度
(BMI)または腹部内臓脂肪横断面積と、集団検診で
得られた血圧または血液検査データとの相関関係に基づ
いて、被検者の肥満度(BMI)または腹部内臓脂肪横
断面積から被検者の血圧および血液中の特定成分濃度を
求める推定演算式を用いるようにしたものである。この
場合、前記推定演算式においては、統計解析の重回帰分
析の手法を用いてその係数および定数が求められる。
【0010】さらには、不特定多数の集団による調査分
析に基づいて、個人特定データ、集団の健康指標である
肥満度(BMI)および生活習慣(ライフスタイル)要
因等と集団検診で得られた血圧および血液検査データと
の相関関係に基づいて、または集団の健康指標である腹
部内臓脂肪横断面積および生活習慣(ライフスタイル)
要因等と集団検診で得られた血圧または血液検査データ
との相関関係に基づいて、被検者の個人特定データ、肥
満度(BMI)および生活習慣(ライフスタイル)要因
等から、あるいは被検者の個人特定データ、腹部内臓脂
肪横断面積および生活習慣(ライフスタイル)要因等か
ら被検者の血圧および血液中の特定成分濃度を求める推
定演算式を用いるようにしたものである。この場合、前
記推定演算式は統計解析の数量解析の手法を用いて、前
記個人特定データ、健康指標および生活習慣要因を各ア
イテム毎に分析し、それぞれのカテゴリー・ウエイトを
決定し、数量化することで求められる。
【0011】要するに、前記目的を達成するために、第
1発明による健康情報表示装置は、身長、体重、年齢、
性別の個人特定情報を入力する入力手段と、この入力手
段より入力された個人特定情報を記憶する記憶手段と、
この記憶手段に記憶された個人特定情報に基づいて被検
者の健康指標を演算する演算手段と、前記個人特定情報
および前記健康指標を表示する表示手段とを備え、前記
演算手段は、前記個人特定情報と前記健康指標とから被
検者の血圧または血液中の各種成分濃度に係る情報を演
算し、この演算結果を前記表示手段に表示することを特
徴とするものである。
【0012】本発明によれば、被検者の身長、体重、年
齢、性別の個人特定情報に基づいて肥満度(BMI)や
腹部内臓脂肪横断面積等の被検者の健康指標が演算さ
れ、これら個人特定情報と健康指標とから被検者の血圧
または血液中の各種成分濃度に係る情報が演算され、こ
の演算結果が表示手段に表示される。したがって、被検
者は、定期的な集団検診によらなくても、日常的に血圧
や血液中の特定成分濃度を簡便に得ることができ、この
得られたデータの傾向や推移に基づいて、生活習慣病の
予防対策を行うことにより、より効果的な健康管理が行
えることになる。
【0013】また、第2発明による健康情報表示装置
は、身長、体重、年齢、性別の個人特定情報を入力する
入力手段と、この入力手段より入力された個人特定情報
を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された個人
特定情報に基づいて被検者の健康指標を演算する演算手
段と、前記個人特定情報および前記健康指標を表示する
表示手段とを備え、前記演算手段は、前記個人特定情報
と前記健康指標および被検者への問診に基づいて求めら
れる生活習慣要因のカテゴリー・ウエイトとから被検者
の血圧または血液中の各種成分濃度に係る情報を演算
し、この演算結果を前記表示手段に表示することを特徴
とするものである。
【0014】本発明によれば、被検者の身長、体重、年
齢、性別の個人特定情報に基づいて肥満度(BMI)や
腹部内臓脂肪横断面積等の被検者の健康指標が演算さ
れ、これら個人特定情報と健康指標および被検者への問
診に基づいて求められる生活習慣(ライフスタイル)要
因のカテゴリー・ウエイトとから被検者の血圧または血
液中の各種成分濃度に係る情報が演算され、この演算結
果が表示手段に表示される。したがって、前記第1発明
と同様、被検者は、定期的な集団検診によらなくても、
日常的に血圧や血液中の特定成分濃度を簡便に得ること
ができ、この得られたデータの傾向や推移に基づいて、
生活習慣病の予防対策を行うことにより、より効果的な
健康管理が行えることになる。
【0015】前記各発明において、前記健康指標には少
なくともBMIが含まれるのが好ましい(第3発明)。
また、前記生活習慣要因には飲酒、喫煙および運動に関
する要因が含まれるのが好ましい(第4発明)。また、
前記生活習慣要因には、さらに摂取栄養バランスに関す
る要因が含まれるのが好ましい(第5発明)。こうする
ことで、被検者により適切な健康情報を提供することが
できる。
【0016】次に、第6発明による健康情報表示装置
は、身長、体重、年齢、性別の個人特定情報を入力する
入力手段と、この入力手段より入力された個人特定情報
を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された個人
特定情報に基づいて被検者の健康指標を演算する演算手
段と、前記個人特定情報および前記健康指標を表示する
表示手段とを備え、前記演算手段は、前記個人特定情報
のうちの年齢と、身長および体重に基づいて求められる
肥満度指標であるBMIのカテゴリー・ウエイトと、さ
らに飲酒、喫煙、運動、摂取栄養バランスに関する被検
者の問診に基づいて求められる生活習慣要因のカテゴリ
ー・ウエイトとから被検者の血圧または血液中の各種成
分濃度に係る情報を演算し、この演算結果を前記表示手
段に表示することを特徴とするものである。
【0017】この第6発明は、前記第2発明をより具体
化した装置に関わるものであって、被検者の血圧または
血液中の各種成分濃度をより精度良く求めることができ
る。
【0018】前記各発明においては、さらに、被検者の
身体の生体インピーダンスを測定する生体インピーダン
ス測定手段を備え、前記演算手段は、前記個人特定情報
および前記生体インピーダンス測定手段により測定され
た生体インピーダンスに基づいて被検者の体脂肪率を演
算し、この演算結果が前記表示手段に表示されるのが好
ましい(第7発明)。
【0019】また、前記入力手段には、前記個人特定情
報としてさらに腹部周囲長または腰部周囲長が入力さ
れ、前記演算手段は、少なくとも前記腹部周囲長または
腰部周囲長に基づいて被検者の腹部内臓脂肪横断面積を
推定演算し、この演算結果が被検者の健康指標として前
記表示手段に表示されるのが良い(第8発明)。また、
前記入力手段には、前記個人特定情報としてさらに腹部
周囲長または腰部周囲長が入力され、前記演算手段は、
少なくとも前記腹部周囲長または腰部周囲長と体脂肪率
に基づいて被検者の腹部内臓脂肪横断面積を推定演算
し、この演算結果が被検者の健康指標として前記表示手
段に表示されるようにすることもできる(第9発明)。
【0020】前記各発明において、当該健康情報表示装
置は体重計に付設されるのが好ましい(第10発明)。
こうすることで、被検者は健康情報のほかに体重情報も
合わせて得ることができ、より利便性が向上する。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明による健康情報表示
装置の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ
説明する。
【0022】図1には、本発明の一実施形態に係る健康
情報表示装置の正面図(a)および側面図(b)が示さ
れている。また、図2には、本実施形態の健康情報表示
装置のシステム構成図が示されている。
【0023】本実施形態の健康情報表示装置1は、被検
者の生体インピーダンスを測定できるようにされるとと
もに、被検者の身長、体重、年齢、性別等の個人特定デ
ータを入力して、これら入力データと前記生体インピー
ダンスの測定値とに基づいて体脂肪率を求め、表示する
ことができるようにされている。また、記憶された個人
データに基づいて被検者のBMI(体重÷身長)が演
算されるとともに、被検者の個人データにウエストサイ
ズ(腹囲)を含めたデータと生体インピーダンス、また
は前記個人データと体脂肪率等に基づいて腹部内臓脂肪
横断面積の推定演算が行われ、BMIとともに表示する
ことができるようにされている。このように本健康情報
表示装置1は、最近その普及が著しい、特に肥満に関連
する健康指標を求めて表示し、健康管理機器として家庭
において簡易的に使用されている体脂肪計および内臓脂
肪計の機能を備えたものである。以下、この健康情報表
示装置1の具体的構成について説明する。
【0024】本実施形態の健康情報表示装置1は卓上型
の本体2を備え、この本体2の表面側の上部左右端部に
それぞれ電極3a,3cが設けられ、前記本体2の裏面
側の前記電極3aの略真裏位置に電極3bが配置され、
前記電極3cの略真裏位置に電極3dが配置されて構成
されている。これら電極3a、3b、3c、3dは、人
体の末端である両手を用いて人体内部の生体インピーダ
ンスを測定するためのものであり、生体測定情報である
生体インピーダンスを測定するための測定手段の一部を
構成している。ここで、前記電極3a、3b、3c、3
dは、人体の内部に電流を導通させて電流路を形成する
ための一対の電流印加用電極として、またその電流路に
おいて二点間の電位差を測定するための一対の電圧測定
用電極として用いることができるようになっている。
【0025】前記電極3a、3b、3c、3dは健康情
報表示装置1の内部に設けられる生体インピーダンス測
定回路(生体インピーダンス測定手段)4に接続されて
おり、これら電極3a、3b、3c、3dを介して人体
の生体インピーダンスが測定できるようにされている。
なお、この生体インピーダンス測定回路4は電流供給源
や電位計等を有するインピーダンス計測手段を備えてお
り、体脂肪の測定においてはそれ自体周知の構造であ
る。この生体インピーダンス測定回路4を用いて人体の
生体インピーダンスを測定するに際しては、左端の電極
3a、3bに被検者の左手の二本の指を各々接触させ、
右端の電極3c、3dに被検者の右手の二本の指を各々
接触させて、左手、右手間の生体インピーダンスが測定
される。
【0026】前記本体2表面の中央部には演算結果等を
表示する表示部(表示手段)5が設けられ、またその表
示部5の下部には、電源スイッチ6、腹部内臓脂肪横断
面積測定開始スイッチ7、個人データ設定モードスイッ
チ8およびインクリメント/ディクリメントキー9が設
けられ、これら入力キー/スイッチ(入力手段)6〜9
を用いて入力された被検者の個人特定データと前記測定
された生体インピーダンスに基づいて体脂肪率および腹
部内臓脂肪横断面積が演算され、その演算結果が表示部
5に表示されるようになっている。
【0027】前記生体インピーダンス測定回路4、入力
キー/スイッチ6〜9および表示部5はI/O回路10
を介して中央処理部(演算手段)11および記憶部(記
憶手段)12に接続されるとともに、計時手段13に接
続されている。また、前記表示部5には、腹部内臓脂肪
横断面積、BMI、体脂肪率、ライフスタイル、カテゴ
リー、最大血圧の各項目が表示できるようにされてい
る。
【0028】次に、以上のような構成よりなる健康情報
表示装置1の作用を、図3に示されるフローチャートに
基づいて説明する。なお、このフローにおいて、Sはス
テップを示している。
【0029】S1〜S2:腹部内臓脂肪横断面積を測定
する場合には、測定の前にまず必要データの入力を行
う。まず電源スイッチ6をONし、次いで個人データ入
力設定モードスイッチ8をONして、さらにその個人デ
ータ入力設定モードスイッチ8を順次操作してゆくこと
により被検者の個人データ項目(身長、体重、年齢、性
別、ウエストサイズ等)を選択し、この状態にてインク
リメント/ディクリメントキー9によりデータを選択入
力する。このようにして入力されたデータはI/O回路
10を介して記憶部12に記憶される。なお、インクリ
メント/ディクリメントキー9によって被検者のBM
I、体脂肪率および腹部内臓脂肪横断面積に関する各目
標値を設定入力することもできる。
【0030】S3〜S4:次に、腹部内臓脂肪横断面積
測定開始スイッチ7をONして、腹部内臓脂肪横断面積
の測定開始状態にした後、両手の指を電極3a〜3dに
接触させて、両手の指間の生体インピーダンスを測定
し、この測定データを記憶させる。
【0031】S5:先に記憶された被検者の個人データ
(身長、体重)に基づいて中央処理部11においてBM
Iが演算され、その結果を記憶させるとともに、必要に
応じて読み出し、表示部5に表示する。また、先に記憶
された個人データ(身長、体重、年齢、性別等)と前記
測定された生体インピーダンスとに基づいて、中央処理
部11において公知の演算方法により体脂肪率を演算
し、その結果を記憶させるとともに、必要に応じて読み
出し、表示部5に表示する。さらに、前記被検者の個人
データにウエストサイズ(腹囲)を含めたデータと生体
インピーダンス、または前記個人データと体脂肪率等に
基づいて、中央処理部11において腹部内臓脂肪横断面
積(VFA)の推定演算を行い、求められた腹部内臓脂
肪横断面積も同様にデータとして記憶部12に記憶さ
せ、必要に応じて読み出して表示部5に表示する。この
とき、前記各演算に使用される演算式は、予め記憶部1
2に記憶されており、この演算を実行する際に中央処理
部11に呼び出されて演算処理に用いられる。この場
合、ウエストサイズ(腹囲)等の個人特定データとCT
測定により測定した腹部内臓脂肪横断面積との間に高い
相関があるという理論に基づき、被検者のウエストサイ
ズ(腹囲)等から簡易的に被検者の腹部内臓脂肪横断面
積が求められるようになっている。
【0032】ここで、前記演算式で腹部内臓脂肪横断面
積(VFA)を推定で求めるための式については、ウエ
ストサイズの変数項にさらに生体インピーダンスまたは
体脂肪率(FAT)を補正項として加えたものとし、C
T測定による腹部内臓脂肪横断面積のデータとの相関を
高めて推定精度を向上させている。生体インピーダンス
を補正項として加えたものとして、例えば式(1)に示
される回帰式が用いられる。 VFA(腹部内臓脂肪横断面積)=a×W+b×Z+d・・・(1 ) ここで、W:ウエストサイズ(腹囲)、Z:生体イン
ピーダンス、a,b:回帰係数、d:定数 この場合、式(1)の各係数および定数は、不特定多数
の集団のウエストサイズおよび生体インビーダンスと腹
部横断面CTデータとの相関に基づいて、回帰分析等の
統計的手法により決定される。
【0033】さらに、体脂肪率を変数項として加えたも
のとして、例えば式(2)に示される回帰式が用いられ
る。 VFA(腹部内臓脂肪横断面積)=a×W+c×FAT+d・・・ (2) ここで、W:ウエストサイズ(腹囲)、FAT:体脂
肪率、a,c:回帰係数、d:定数 この式(2)においても、回帰係数および定数は、不特
定多数の集団のウエストサイズおよび体脂肪率と腹部横
断面CTによる測定データとの相関に基づいて、回帰分
析等の統計的手法により決定される。
【0034】なお、本実施形態においては、被検者の腹
部内臓脂肪横断面積を推定で求める方法として、被検者
の個人データ(身長、体重、年齢、性別、ウエストサイ
ズ等)を入力し、これらのデータに基づいて、予め記憶
されている式により演算するものとしたが、ウエストサ
イズについては入力せずに個人データ(身長、体重、年
齢、性別等)から推定で求めるようにしても良い。例え
ば、このウエストサイズの推定式としては、式(3)が
考えられている。 W=m×W/H +n×Age+l・・・・(3) ここで、W:ウエストサイズ(腹囲)、W:体重、H
:身長、Age:年齢、m,n:回帰係数、
:定数
【0035】また、前記式(3)による演算で求められ
たウエストサイズと被検者の個人データ(身長、体重、
年齢、性別等)とに基づいて、本実施形態にて用いた演
算式により被検者の腹部内臓脂肪横断面積を推定で求め
ることもできる。この場合、ウエストサイズの測定およ
び入力の手間を省くことができ、より簡便に内臓脂肪量
が得られることになる。
【0036】前記被検者のBMI、体脂肪率、腹部内臓
脂肪横断面積の各データは、測定日とともに記憶され、
前回測定値および今回測定値として複数のデータを同時
に表示することができるようにされている。また、前回
測定値の表示に替えて、設定入力され記憶された目標値
を表示することもできる。
【0037】S6:本実施形態の健康情報表示装置1に
おいては、前記機能に加えて、不特定多数の集団の肥満
度(BMI)または腹部内臓脂肪横断面積(VFA)等
の各種健康指標と血圧または血液中の特定成分濃度との
相関関係に基づいて、被検者の肥満度(BMI)または
腹部内臓脂肪横断面積(VFA)等の各種健康指標か
ら、被検者の血圧または血液中の特定成分濃度を推定演
算できるようになっている。またその演算式は、良く知
られた統計的解析方法(多変量解析方法)の一つである
重回帰分析の手法を用いて求めることができる。即ち、
最大血圧を求める演算式の例としては、式(4)および
式(5)がある。 BPC(最大血圧)=e×BMI+f ・・・・(4) ここで、BMI:肥満度、e:回帰係数、f:定数 この式(4)において、回帰係数および定数は、不特定
多数の集団の肥満度(BMI)と血圧測定値との相関に
基づいて、回帰分析等の統計的手法により決定される。 BPC(最大血圧)=g×VFA+f ・・・・(5) ここで、VFA:腹部内臓脂肪横断面積、g:回帰係
数、f:定数この式(5)においても、回帰係数およ
び定数は、不特定多数の集団の腹部内臓脂肪横断面積
(VFA)と血圧測定値との相関に基づいて、回帰分析
等の統計的手法により決定される。
【0038】S7:こうして求められたBMI、体脂肪
率、腹部内臓脂肪横断面積および最大血圧は表示部5に
表示される。
【0039】図4には、血液中の特定成分のうち、例え
ば総コレステロールの濃度を求める場合のフローが示さ
れている。なお、このフローにおいて、ステップS1〜
S5については図3に示されるフローと同様であるので
その詳細な説明を省略して、ステップS6'およびS7'
のみについて説明する。
【0040】S6':不特定多数の集団の肥満度(BM
I)と血液検査データ(血中総コレステロール濃度)と
の相関関係に基づいて、被検者の肥満度(BMI)から
被検者の血液中の総コレステロール濃度を推定演算す
る。この演算式としては、次の式(6)(7)に示され
るように、良く知られた統計的解析方法(多変量解析方
法)の一つである重回帰分析の手法が用いられる。 TCD(血中総コレステロール濃度)=e×BMI+h・・・(6) ここで、BMI:肥満度、e:回帰係数、h:定数 この式(6)において、回帰係数および定数は、不特定
多数の集団の肥満度(BMI)と血液検査データ(血中
総コレステロール濃度)との相関に基づいて、回帰分析
等の統計的手法により決定される。 TCD(血中総コレステロール濃度)=g×VFA+h・・・(7) ここで、VFA:腹部内臓脂肪横断面積、g:回帰係
数、h:定数 この式(7)において、回帰係数および定数は、不特定
多数の集団の腹部内臓脂肪横断面積(VFA)と血液検
査データ(血中総コレステロール濃度)との相関に基づ
いて、回帰分析等の統計的手法により決定される。
【0041】S7':こうして求められたBMI、体脂
肪率、腹部内臓脂肪横断面積および血中総コレステロー
ル濃度は表示部5に表示される。
【0042】本実施形態における前記式(4)〜(7)
の推定演算式に、さらに年齢、性別等の個人特定データ
を変数項として加えるようにしても良い。こうすること
で、血圧や血液中の特定成分濃度をより正確に求めるこ
とができる。また、本実施形態では、最大血圧または血
中総コレステロール濃度を求めるものとしたが、これ以
外に、最小血圧、HDL、LDL等のコレステロールお
よび中性脂肪や、GOT、GPT等の各種酵素、更には
血糖値、クレアチニンおよび尿酸の血中濃度を求める演
算式を用いることもできる。
【0043】さらに、本実施形態の健康情報表示装置1
においては、被検者の年齢等の各種個人特定データと、
肥満度(BMI)腹部内臓脂肪横断面積等の各種健康指
標および被検者の生活習慣(ライフスタイル)要因か
ら、被検者の血圧または血液中の特定成分濃度を推定演
算できるようになっている。その演算式は、良く知られ
た統計的解析手法(多変量解析方法)の一つである数量
化理論のI類を用いて求められる。すなわち、この推定
演算式は、不特定多数の母集団による調査分析に基づい
て、個人特定データ、健康指標および生活習慣要因を各
アイテム毎に分析し、さらにそれぞれのアイテムのカテ
ゴリー・ウエイトを決定し、各カテゴリーを数量化する
ことで求められる。
【0044】図5には、この手法によって被検者の血圧
を求める場合のフローが示されている。なお、このフロ
ーにおいて、ステップS1〜S5については図3および
図4に示されるフローと同様であるのでその詳細な説明
を省略して、ステップS61以下についてのみ説明す
る。
【0045】S61:以下に示されるように、年齢およ
びBMIのカテゴリーの分類を行い、それを記憶部12
に記憶させる。ここで、表1には、前記不特定多数の母
集団による調査票の例が示されている。調査はN人を対
象にして行われ、年齢、肥満度(BMI)、飲酒状況、
喫煙状況、運動状況および栄養バランスのアイテム毎に
カテゴリーが設定され、いずれかのカテゴリーが選択さ
れた結果が記入されている。また同時に調査対象者の最
大血圧も記入されている。さらに、前記アイテム毎のカ
テゴリーと最大血圧に基づいて、統計的解析手法を用い
て、前記各カテゴリーの数量化を行い、カテゴリー・ウ
エイトとして記入されている。
【0046】
【表1】
【0047】なお、前述および後述する不特定多数の集
団による調査分析において、血圧測定値および血液中の
各種成分濃度測定値として、肥満度(BMI)および腹
部内臓脂肪横断面積(VFA)との相関のある高血圧
症、高脂血症、心臓疾患、肝臓疾患、糖尿病、腎臓疾患
および高尿酸血症等の所謂成人病と呼ばれている健康障
害または各種疾病の診断判定に用いられている検査項目
が選択されて採取される。この場合、年齢、肥満度(B
MI)および各種生活習慣(ライフスタイル)の各アイ
テムの最大血圧への影響度はアイテム毎の前記カテゴリ
ー・ウエイトで表現される。例えば、表1の例では、こ
の最大血圧(BPC)の演算式として式(8)が知られ
ている。 BPC=A+a1n+a2n+a3n+a4n+a5n+a6n・・・ (8) ここで、 A:定数、 a1n:年齢に対応するカテゴリー・ウエイト
(a11、a12、a13、a 14から選択) a2n:肥満度(BMI)に対応するカテゴリー・ウエ
イト(a21、a22、a23から選択) a3n:飲酒に対応するカテゴリー・ウエイト
(a31、a32、a33から選択) a4n:喫煙に対応するカテゴリー・ウエイト
(a41、a42、a43から選択) a5n:運動に対応するカテゴリー・ウエイト
(a51、a52、a53から選択) a6n:栄養バランスに対応するカテゴリー・ウエイト
(a61、a62から選択)
【0048】そこで、本実施形態の健康情報表示装置1
においては、演算式としては、まず、前記式(8)を使
用して被検者の最大血圧を求め、表示するようにしてい
る。最大血圧を求めるに際しては、まず前述のように入
力され、記憶された個人特定情報のうち、年齢に関し
て、そのアイテムに対応する複数のカテゴリー、例えば
〜29歳、30〜39歳、40〜49歳、50
歳〜のいずれかに分類され、記憶される。また、前記の
演算によって求められた肥満に関する一つの指標である
BMIに関しても、そのアイテムに対応する複数のカテ
ゴリー、例えばやせ(〜19)、標準(20〜2
4)、肥満(25〜)のいずれかに分類され、記憶さ
れる。これらの各カテゴリーの決定は、予め設定入力さ
れ記憶された複数の基準値と比較することで自動的に処
理される。
【0049】S62:続いて、飲酒、喫煙、運動、栄養
バランスに関するアイテムに対応してそれぞれのカテゴ
リーから、例えば問診回答形式で被検者が該当するもの
を選択して入力する。ここで、前記ライフスタイルのア
イテムおよびカテゴリーの選択、入力方法は、まず個人
データ設定モードスイッチ8をONして、各アイテムを
選択する。続いてインクリメント/ディクリメントキー
9によりアイテム毎のカテゴリーを選択入力する。この
場合、例えば飲酒のアイテムに対応するカテゴリーは、
飲まない、時々飲む、ほぼ毎日飲むのいずれかと
し、喫煙のアイテムに対応するカテゴリーは、吸わな
い/やめた、吸うのいずれかとし、運動のアイテムに
対応するカテゴリーは、週2回以上、週1回以下の
いずれかとし、栄養バランスのアイテムに対応するカテ
ゴリーは、考えている、考えていないのいずれかと
し、これらはいずれも予め記憶部12に設定記憶されて
いる。
【0050】S63〜S64:前述のようにして選択ま
たは決定して記憶された各アイテムに対応するカテゴリ
ー・ウエイトを予め記憶したテーブルから読み出し、前
記アイテムと関連させて記憶する。この場合、前記アイ
テム毎のカテゴリーの選択時に、相当するカテゴリー・
ウエイトを記憶テーブルから読み出し、記憶するように
しても良い。続いて、前記カテゴリー・ウエイトに基づ
いて式(8)の演算を行い、結果を表示することができ
る。
【0051】S7:こうして求められたBMI、体脂肪
率、腹部内臓脂肪横断面積および最大血圧は表示部5に
表示される。
【0052】以上の例では、演算式として式(8)を用
い、最大血圧を求める演算式のアイテムを年齢、肥満度
(BMI)および各種生活習慣(ライフスタイル)の各
アイテムとしたが、さらに本実施形態の健康情報表示装
置1では、肥満度(BMI)に替えて、本装置により求
められ健康指標としてより成人病との相関が高いと考え
られている腹部内臓脂肪横断面積(VFA)をアイテム
に含めるようにしても良い。これによって、被検者の健
康状態をより正確に最大血圧に反映させることができ
る。以下にその演算式(9)を示す。 BPC=A+a1n+a7n+a3n+a4n+a5n+a6n・・・ (9) ここで、 A:定数、 a1n:年齢に対応するカテゴリー・ウエイト
(a11、a12、a13、a 14から選択) a7n:腹部内臓脂肪横断面積(VFA)に対応するカ
テゴリー・ウエイト(a71、a72、a73から選
択) a3n:飲酒に対応するカテゴリー・ウエイト
(a31、a32、a33から選択) a4n:喫煙に対応するカテゴリー・ウエイト
(a41、a42、a43から選択) a5n:運動に対応するカテゴリー・ウエイト
(a51、a52、a53から選択) a6n:栄養バランスに対応するカテゴリー・ウエイト
(a61、a62から選択)
【0053】また、前記演算式(9)を使用する場合、
本健康情報表示装置1の体脂肪計および内臓脂肪計の機
能によって求められた腹部内臓脂肪横断面積(VFA)
のアイテムについては、そのアイテムに対応する複数の
カテゴリー、例えば腹部内臓脂肪横断面積(VFA)
が、少ない(〜40cm)、標準(40〜100
cm)、肥満(100cm〜)のいずれかに分類
され記憶される。これらの各カテゴリーの決定は、予め
設定入力され記憶された複数の基準値と比較することで
自動的に処理される。
【0054】図6には、被検者の血中総コレステロール
濃度を求める場合のフローが示されている。なお、この
フローにおいても、前記図5に示されるフローと共通す
る部分についてはその詳細な説明を省略することとす
る。
【0055】血液中の特定成分のうち、例えば総コレス
テロール濃度を求める際の不特定多数の母集団による調
査票の例が表2に示されている。この場合にも、前記表
1と同様の調査によって、カテゴリーの選択結果と血中
総コレステロール濃度が記入されている。また、年齢、
肥満度(BMI)および各種生活習慣(ライフスタイ
ル)の各アイテムの血中総コレステロール濃度(TC
D)への影響度はアイテム毎の前記カテゴリー・ウエイ
トで表現される。
【0056】
【表2】
【0057】この表2の例では、血中総コレステロール
濃度(TCD)の演算式として式(10)が知られてい
る。 TDC=B+b1n+b2n+b3n+b4n+b5n+b6n・・・ (10) ここで、 B:定数、 b1n:年齢に対応するカテゴリー・ウエイト
(b11、b12、b13、b 14から選択) b2n:肥満度(BMI)に対応するカテゴリー・ウエ
イト(b21、b22、b23から選択) b3n:飲酒に対応するカテゴリー・ウエイト
(b31、b32、b33から選択) b4n:喫煙に対応するカテゴリー・ウエイト
(b41、b42、b43から選択) b5n:運動に対応するカテゴリー・ウエイト
(b51、b52、b53から選択) b6n:栄養バランスに対応するカテゴリー・ウエイト
(b61、b62から選択)
【0058】以上の例では、演算式として式(10)を
用い、血中総コレステロール濃度(TCD)を求める演
算式のアイテムを年齢、肥満度(BMI)および各種生
活習慣(ライフスタイル)の各アイテムとしたが、さら
に本実施形態の健康情報表示装置1では、肥満度(BM
I)に替えて、本装置により求められ健康指標としてよ
り成人病との相関が高いと考えられている腹部内臓脂肪
横断面積(VFA)をアイテムに含めるようにしても良
い。これによって、被検者の健康状態をより正確に血中
総コレステロール濃度(TCD)に反映させることがで
きる。以下にその演算式(11)を示す。 TDC=B+b1n+b7n+b3n+b4n+b5n+b6n・・・ (11) ここで、 B:定数、 b1n:年齢に対応するカテゴリー・ウエイト
(b11、b12、b13、b 14から選択) b7n:腹部内臓脂肪横断面積(VFA)に対応するカ
テゴリー・ウエイト(b71、b72、b73から選
択) b3n:飲酒に対応するカテゴリー・ウエイト
(b31、b32、b33から選択) b4n:喫煙に対応するカテゴリー・ウエイト
(b41、b42、b43から選択) b5n:運動に対応するカテゴリー・ウエイト
(b51、b52、b53から選択) b6n:栄養バランスに対応するカテゴリー・ウエイト
(b61、b62から選択)
【0059】なお、生活習慣(ライフスタイル)のアイ
テムについても、塩分摂取状況、緑黄色野菜・果物摂取
状況、ストレス、睡眠時間等他のアイテムをさらに追加
するようにしても良い。これによって、より多くのアイ
テムを反映させることができ、正確な血圧または血中特
定成分濃度を求めることができる。
【0060】本実施形態においては、卓上型の健康情報
表示装置について説明したが、この健康情報表示装置を
体重計に付設して床置型とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施形態に係る健康情報表
示装置の正面図(a)および側面図(b)である。
【図2】図2は、本実施形態の健康情報表示装置のシス
テム構成図である。
【図3】図3は、本実施形態の健康情報表示装置の血圧
値演算/表示フローを示すフローチャートである。
【図4】図4は、本実施形態の健康情報表示装置の血中
総コレステロール濃度演算/表示フローを示すフローチ
ャートである。
【図5】図5は、生活習慣要因のカテゴリー・ウエイト
を加味した本実施形態の健康情報表示装置の血圧値演算
/表示フローを示すフローチャートである。
【図6】図6は、生活習慣要因のカテゴリー・ウエイト
を加味した本実施形態の健康情報表示装置の血中総コレ
ステロール濃度演算/表示フローを示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1 健康情報表示装置 2 本体 3a,3b,3c,3d 電極 4 生体インピーダンス測定回路 5 表示部(表示手段) 6 電源スイッチ 7 腹部内臓脂肪横断面積測定開
始スイッチ 8 個人データ設定モードスイッ
チ 9 インクリメント/ディクリメ
ントキー 10 I/O回路 11 中央処理部(演算手段) 12 記憶部(記憶手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C017 AA08 AA18 AB03 AC16 BC11 CC01 FF30 4C027 AA06 CC00 GG00 GG15 HH11 KK05 4C038 KK00 KL05 KL09 KX01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 身長、体重、年齢、性別の個人特定情報
    を入力する入力手段と、この入力手段より入力された個
    人特定情報を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶
    された個人特定情報に基づいて被検者の健康指標を演算
    する演算手段と、前記個人特定情報および前記健康指標
    を表示する表示手段とを備え、前記演算手段は、前記個
    人特定情報と前記健康指標とから被検者の血圧または血
    液中の各種成分濃度に係る情報を演算し、この演算結果
    を前記表示手段に表示することを特徴とする健康情報表
    示装置。
  2. 【請求項2】 身長、体重、年齢、性別の個人特定情報
    を入力する入力手段と、この入力手段より入力された個
    人特定情報を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶
    された個人特定情報に基づいて被検者の健康指標を演算
    する演算手段と、前記個人特定情報および前記健康指標
    を表示する表示手段とを備え、前記演算手段は、前記個
    人特定情報と前記健康指標および被検者への問診に基づ
    いて求められる生活習慣要因のカテゴリー・ウエイトと
    から被検者の血圧または血液中の各種成分濃度に係る情
    報を演算し、この演算結果を前記表示手段に表示するこ
    とを特徴とする健康情報表示装置。
  3. 【請求項3】 前記健康指標には少なくともBMIが含
    まれる請求項1または2に記載の健康情報表示装置。
  4. 【請求項4】 前記生活習慣要因には飲酒、喫煙および
    運動に関する要因が含まれる請求項2または3に記載の
    健康情報表示装置。
  5. 【請求項5】 前記生活習慣要因にはさらに摂取栄養バ
    ランスに関する要因が含まれる請求項4に記載の健康情
    報表示装置。
  6. 【請求項6】 身長、体重、年齢、性別の個人特定情報
    を入力する入力手段と、この入力手段より入力された個
    人特定情報を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶
    された個人特定情報に基づいて被検者の健康指標を演算
    する演算手段と、前記個人特定情報および前記健康指標
    を表示する表示手段とを備え、前記演算手段は、前記個
    人特定情報のうちの年齢と、身長および体重に基づいて
    求められる肥満度指標であるBMIのカテゴリー・ウエ
    イトと、さらに飲酒、喫煙、運動、摂取栄養バランスに
    関する被検者の問診に基づいて求められる生活習慣要因
    のカテゴリー・ウエイトとから被検者の血圧または血液
    中の各種成分濃度に係る情報を演算し、この演算結果を
    前記表示手段に表示することを特徴とする健康情報表示
    装置。
  7. 【請求項7】 さらに、被検者の身体の生体インピーダ
    ンスを測定する生体インピーダンス測定手段を備え、前
    記演算手段は、前記個人特定情報および前記生体インピ
    ーダンス測定手段により測定された生体インピーダンス
    に基づいて被検者の体脂肪率を演算し、この演算結果が
    前記表示手段に表示される請求項1〜6のいずれかに記
    載の健康情報表示装置。
  8. 【請求項8】 前記入力手段には、前記個人特定情報と
    してさらに腹部周囲長または腰部周囲長が入力され、前
    記演算手段は、少なくとも前記腹部周囲長または腰部周
    囲長に基づいて被検者の腹部内臓脂肪横断面積を推定演
    算し、この演算結果が被検者の健康指標として前記表示
    手段に表示される請求項1〜6のいずれかに記載の健康
    情報表示装置。
  9. 【請求項9】 前記入力手段には、前記個人特定情報と
    してさらに腹部周囲長または腰部周囲長が入力され、前
    記演算手段は、少なくとも前記腹部周囲長または腰部周
    囲長と体脂肪率に基づいて被検者の腹部内臓脂肪横断面
    積を推定演算し、この演算結果が被検者の健康指標とし
    て前記表示手段に表示される請求項1〜6のいずれかに
    記載の健康情報表示装置。
  10. 【請求項10】 当該健康情報表示装置が体重計に付設
    される請求項1〜9のいずれかに記載の健康情報表示装
    置。
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