JP2001211475A - 携帯電話機及びそれに用いる機能設定方法 - Google Patents

携帯電話機及びそれに用いる機能設定方法

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JP2001211475A
JP2001211475A JP2000015218A JP2000015218A JP2001211475A JP 2001211475 A JP2001211475 A JP 2001211475A JP 2000015218 A JP2000015218 A JP 2000015218A JP 2000015218 A JP2000015218 A JP 2000015218A JP 2001211475 A JP2001211475 A JP 2001211475A
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function
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station identification
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Hidetoshi Kato
英俊 加藤
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NEC Mobile Communications Ltd
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NEC Mobile Communications Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多大なメモリ量を必要とすることなく、受話
音量調整機能を含む各種機能を自動的に設定可能な携帯
電話機を提供する。 【解決手段】 携帯電話機1は公衆基地局のセル範囲内
にそれぞれ位置する時、ユーザの操作によって公衆基地
局のセル範囲におけるそれぞれの受話音量やバックライ
トまたはLCDの点灯、留守番電話の使用(以下、留守
録モードとする)を設定することで、公衆基地局の基地
局識別番号とその時の設定値の情報とを記憶部14に登
録する。制御部13は基地局識別番号の取得時に当該基
地局識別番号が登録されていれば、受話音量とバックラ
イトまたはLEDの点灯と留守録モードとを記憶部14
に記憶されている設定内容にしたがって音声コーデック
部15と表示部19と記憶部14とをそれぞれ制御して
設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話機及びそれ
に用いる機能設定方法に関し、特にPHS(Perso
nal Handy Phone System)を含
む携帯電話における受話音量等の各種機能を調節する方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、PHS等を含む携帯電話機におい
ては、受話音量を調節する方法として、通話中にユーザ
が機器本体に備わっている操作部を操作することで調節
を行っている(以下、従来の方法1とする)。
【0003】また、PHSにおける受話音量の調節方法
としては、特開平9−64945号公報に記載されてい
るように、公衆基地局を介する通信か、自営基地局(家
庭用電話機を親機とし、PHSを子機として使用する場
合の親機)を介する通信かを判別し、その判別結果にし
たがって受話音量を自動的に調節する方法(以下、従来
の方法2とする)がある。
【0004】この方法の場合、公衆基地局を介する通信
を行う際に受話音量を大きくするようにし、自営基地局
を介する通信を行う際に受話音量を小さくするという制
御を行っている。
【0005】さらに、移動体電話機における受話音量の
調節方法としては、特開平10−70503号公報に記
載されているように、接続経路の違いで変動する伝送損
失量に伴って変化する移動体電話機の接続回線適応受話
レベルを設定する方法(以下、従来の方法3とする)が
ある。
【0006】この方法の場合、各接続経路で通話相手と
接続された状態で受話レベルを当該接続経路と関連付け
て設定し、同じ接続経路で接続される毎にその接続時の
受話レベルと過去の受話レベルとの平均値をとって受話
レベルを更新している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の携帯電
話機では、従来の方法1の場合、受話音量を調節する操
作部の位置によって、通話中でも機器本体を一度耳から
離して受話音量を調節し、再度通話するような状態が起
きてしまうので、会話が中断してしまったり、手動で操
作するのが煩わしいという問題がある。
【0008】また、従来の方法2の場合には、自宅内に
おいて公衆基地局との通信を行う際に受話音量が大き
く、再度使用者が手動で調節する必要がある。また、自
宅において自営基地局との通信を行わないユーザの場合
には上記の受話音量の調節方法を使用することができな
いという問題がある。
【0009】さらに、従来の方法3の場合には、移動に
よって接続される基地局が異なるような場合に、相手先
毎との接続経路も異なることとなり、相手先も移動中で
あればその接続経路は膨大な量となり、その記憶容量も
膨大になる。
【0010】さらにまた、上記の方法は受話音量を設定
する機能に対する調整であり、携帯電話機が備える各種
機能、低消費電力機能や留守番電話機能に対応すること
ができないという問題がある。
【0011】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、多大なメモリ量を必要とすることなく、受話音量
調整機能を含む各種機能を自動的に設定することができ
る携帯電話機及びそれに用いる機能設定方法を提供する
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による携帯電話機
は、少なくとも受話音量を調整する受話音量調整機能と
自装置の消費電力を低減する低消費電力機能と発信側端
末からの伝言を蓄積する留守番電話機能とを含む各種機
能を持つ携帯電話機であって、前記発信側端末との通信
を中継する基地局との通信時に当該基地局を識別するた
めの基地局識別番号を取得する手段と、その取得した基
地局識別番号が自装置に登録されているか否かを判定す
る判定手段と、前記判定手段で当該基地局識別番号が自
装置に登録されていると判定された時に当該基地局識別
番号に対応して予め登録された前記各種機能の設定内容
に応じて前記各種機能を設定する設定手段とを備えてい
る。
【0013】本発明による携帯電話機の機能設定方法
は、少なくとも受話音量を調整する受話音量調整機能と
自装置の消費電力を低減する低消費電力機能と発信側端
末からの伝言を蓄積する留守番電話機能とを含む各種機
能を持つ携帯電話機の機能設定方法であって、前記発信
側端末との通信を中継する基地局との通信時に当該基地
局を識別するための基地局識別番号を取得するステップ
と、その取得した基地局識別番号が自装置に登録されて
いるか否かを判定するステップと、当該基地局識別番号
が自装置に登録されていると判定された時に当該基地局
識別番号に対応して予め登録された前記各種機能の設定
内容に応じて前記各種機能を設定するステップとを備え
ている。
【0014】すなわち、本発明の携帯電話機は、簡易型
携帯電話機(PHS端末)における受話音量調整機能や
低消費電力機能、及び留守番電話機能等の設定を使用場
所に応じて自動的に行えるようにするものである。
【0015】例えば、受話音量調整機能を設定する場
合、PHS端末が公衆基地局を介して通信を行っている
時、現在通信を行っている基地局識別番号を取得する機
能を用い、その基地局識別番号に対応して予め設定され
ている受話音量の大きさに設定することで、当該基地局
のサービスエリア内でPHS端末を使用して通話を行う
時に、受話音量を自動的に設定可能としている。他の機
能も、上記と同様に設定しておくことで、自動的に設定
可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による
携帯電話機の構成を示すブロック図である。図1におい
て、携帯電話機(PHS端末)1はアンテナ11と、無
線部12と、制御部13と、記憶部14と、音声コーデ
ック部15と、スピーカ16と、マイク17と、ブザー
18と、表示部19とから構成されている。
【0017】アンテナ11及び無線部12は既に知られ
ている各種構成を適用することができる。制御部13は
無線部12の制御と、記憶部14の読出し/書込み制御
と、音声コーデック部15の音声制御と、表示部19の
表示制御とを行う。記憶部14は各種設定等を記憶して
いる。
【0018】音声コーデック部15は音声信号のデコー
ド及びエンコード処理を行う。スピーカ16は音声コー
デック部15でデコードされた音声信号を外部に出力す
る。マイク17は外部音声を電気信号に変換し、音声コ
ーデック部15に入力する。ブザー18は音声コーデッ
ク部15でデコードされた着信音を外部に出力する。表
示部19は電話番号や時刻等を表示し、LED(Lig
ht Emitting Diode)(図示せず)の
点灯を行う。
【0019】図2は本発明の一実施例による携帯電話機
1の動作を説明するための図である。図2において、1
は携帯電話機、2は公衆基地局A、3は公衆基地局Aの
セル範囲、4は公衆基地局B、5は公衆基地局Bのセル
範囲、6は公衆基地局C、7は公衆基地局Cのセル範
囲、8は携帯電話機1を所有するユーザが移動する経路
をそれぞれ示している。
【0020】携帯電話機1は公衆基地局2,4,6のセ
ル範囲3,5,7内に位置している時、そのセルの基地
局と通信することができる。各公衆基地局2,4,6は
それぞれに異なった基地局識別番号を持っており、通信
中の携帯電話機1は現在通信している基地局の基地局識
別番号を取得している。
【0021】図3〜6は本発明の一実施例による携帯電
話機1の機能設定動作を示すフローチャートである。こ
れら図1〜図6を参照して本発明の一実施例による携帯
電話機1の機能設定動作について説明する。ここで、図
3〜6に示す処理動作は制御部13が図示せぬ制御メモ
リのプログラムを実行することで実現され、制御メモリ
としてはROM(リードオンリメモリ)やIC(集積回
路)メモリ等が使用可能である。
【0022】携帯電話機1が公衆基地局2,4,6のセ
ル範囲3,5,7内にそれぞれ位置する時、ユーザの操
作によって公衆基地局2,4,6のセル範囲3,5,7
におけるそれぞれの受話音量や図示せぬバックライトま
たはLCD(LiquidCrystal Displ
ay)の点灯、留守番電話の使用(以下、留守録モード
とする)を設定することで、公衆基地局2,4,6の基
地局識別番号とその時の設定値の情報とを記憶部14に
登録しているものとする。尚、携帯電話機1を所有する
ユーザは、図2に示すように、公衆基地局6のセル範囲
7→公衆基地局2のセル範囲3→公衆基地局4のセル範
囲5という順序で移動するものとする。
【0023】上記のような設定が行われている時、携帯
電話機1が公衆基地局6を介して通話動作を行うと、制
御部13は通信している公衆基地局6の基地局識別番号
を認識し、その基地局識別番号が予め記憶部14に登録
されているか否かの確認を行う(図3ステップS1)。
【0024】基地局識別番号が登録されていれば、制御
部13はその基地局識別番号に対応して記憶部14に記
憶されている設定内容[受話音量設定、バックライトま
たはLCDの点灯設定、留守録モードの設定等]を確認
し(図3ステップS2〜S4)、全て設定されていれ
ば、受話音量とバックライトまたはLEDの点灯と留守
録モードとを記憶部14に記憶されている設定内容にし
たがって音声コーデック部15と表示部19と記憶部1
4とをそれぞれ制御して設定する(図3ステップS
5)。
【0025】例えば、受話音量の設定であれば、制御部
13はその基地局識別番号に対応する受話音量の設定値
になるように音声コーデック部15に命令を出す。音声
コーデック部15は制御部13から指示された音量にな
るように、スピーカ16から出力される音声の大きさを
自動的に調節する。
【0026】ユーザが図2に示すような経路8に沿って
移動する際の動作について説明する。ここで、携帯電話
機1は受話音量を「1(小)、2(中)、3(大)」と
設定することができるものとし、受話音量の初期設定を
「1(小)」とし、公衆基地局2のセル範囲内3におけ
る受話音量の大きさが「3(大)」と設定登録されてい
るものとする。
【0027】携帯電話機1が公衆基地局6のセル範囲7
内にある時、公衆基地局6の基地局識別番号は記憶部1
4に登録されていないため、携帯電話機1の通話時の受
話音量は初期設定値の「1(小)」となる。
【0028】次に、携帯電話機1が公衆基地局2のセル
範囲3内に移動した時、公衆基地局2の基地局識別番号
が記憶部14に登録され、それに対応する受話音量が
「3(大)」であるので、携帯電話機1の通話時の受話
音量は「3(大)」になるように自動的に設定される。
【0029】次に、携帯電話機1が公衆基地局4のセル
範囲5内に移動した時、公衆基地局4の基地局識別番号
が記憶部14に登録されていないため、携帯電話機1の
通話時の受話音量は初期設定値の「1(小)」となる。
【0030】また、基地局識別番号と対応させてバック
ライトまたはLCDの点灯のON/OFFが記憶部14
に設定されていれば、例えば自宅の場合は自宅をカバー
している公衆基地局の基地局識別番号の時にバックライ
トまたはLCDの点灯がOFFになるよう設定しておけ
ば、無駄な電力消費を抑えることができる。
【0031】さらに、基地局識別番号と対応させて留守
録モードのON/OFFが記憶部14に設定されていれ
ば、例えば自宅の場合は留守録モードをOFFにするよ
うに設定しておけば、外出中に留守録モードをONに設
定しておいても、自宅では自動的に留守録モードがOF
Fになるので、着信があってもその場から離れている時
等、着信に応じられるにも関わらず留守録モードに入っ
てしまうことを防ぐことができる。
【0032】一方、制御部13はその基地局識別番号に
対応して記憶部14に受話音量が設定されず(図3ステ
ップS2)、バックライトまたはLCDの点灯と留守録
モードとが設定されていれば(図4ステップS8,S
9)、バックライトまたはLEDの点灯と留守録モード
とを記憶部14に記憶されている設定内容にしたがって
表示部19と記憶部14とをそれぞれ制御して設定を行
う(図4ステップS10)。
【0033】この場合、制御部13はバックライトまた
はLCDの点灯が設定され(図4ステップS8)、留守
録モードが設定されていなければ(図4ステップS
9)、受話音量とバックライトまたはLEDの点灯とを
記憶部14に記憶されている設定内容にしたがって音声
コーデック部15と表示部19とをそれぞれ制御して設
定を行う(図4ステップS11)。
【0034】また、制御部13はバックライトまたはL
CDの点灯が設定されず(図4ステップS8)、留守録
モードが設定されていれば(図6ステップS15)、留
守録モードを記憶部14に記憶されている設定内容にし
たがって記憶部14を制御して設定を行う(図6ステッ
プS16)。
【0035】制御部13はその基地局識別番号に対応し
て記憶部14に受話音量が設定され(図3ステップS
2)、受話音量とバックライトまたはLCDの点灯が設
定されず(図4ステップS8)、留守録モードが設定さ
れていれば(図5ステップS12)、受話音量と留守録
モードとを記憶部14に記憶されている設定内容にした
がって音声コーデック部15と記憶部14とをそれぞれ
制御して設定を行う(図5ステップS13)。
【0036】また、制御部13はその基地局識別番号に
対応して記憶部14に受話音量が設定され(図3ステッ
プS2)、受話音量とバックライトまたはLCDの点灯
と留守録モードとが設定されていなければ(図4ステッ
プS8,図5ステップS12)、受話音量を記憶部14
に記憶されている設定内容にしたがって音声コーデック
部15を制御して設定を行う(図5ステップS14)。
【0037】さらに、制御部13はその基地局識別番号
に対応して記憶部14に受話音量とバックライトまたは
LCDの点灯とが設定され(図3ステップS2,S
3)、留守録モードが設定されていなければ(図3ステ
ップS4)、受話音量とバックライトまたはLCDの点
灯とを記憶部14に記憶されている設定内容にしたがっ
て音声コーデック部15と表示部19とをそれぞれ制御
して設定を行う(図3ステップS6)。
【0038】但し、基地局識別番号が記憶部4に登録さ
れていない場合(図3ステップS2)、制御部13は上
記の設定を行わず、初期設定を用いることになる。これ
らの登録や設定の有無は通信が終了するまで繰返し実行
される(図3ステップS1〜S7,図4ステップS8〜
S11,図5ステップS12〜14,図6ステップS1
5,S16)。
【0039】このように、携帯電話機1の制御部13で
基地局識別番号の登録の有無と、各種機能の設定の有無
とを確認することで、例えばユーザがある場所における
受話音量の大きさを予め設定しておけば、次回同じ場所
で通話する場合に、受話音量の大きさを手動で調節する
手間を省くことができる。同様に、バックライトまたは
LCDの点灯や留守録モードの設定を自動で行うことが
できる。
【0040】上記のように、公衆基地局2,4,6の基
地局識別番号によって各種機能の設定を調節するので、
自宅において自営基地局との通信を行わないユーザにも
適用させることができる。
【0041】また、基地局識別番号による受話音量の設
定を複数個記憶させ、ユーザがよく行く場所毎に受話音
量を予め設定しておけば、手動で音量調節を行わなくて
も、最適な音量で通話をすることができる。この場合、
接続経路自体を記憶部14に登録するわけではないの
で、記憶部14の容量を特別必要とせず、各種機能の設
定を自動で行うことができる。上記の構成及び方法を用
いることで、PHSの場合、1つの基地局のセル範囲が
小さいため、場所による受話音量の設定を正確に行うこ
とができる。
【0042】尚、本発明の一実施例ではPHS端末用の
受話音量やバックライトまたはLCDの点灯、及び留守
録モードの設定方法について述べたが、通信端末が基地
局を介して通信を行い、基地局識別番号を認識すること
ができる通信システム(例えば、PDCやCDMA等)
であれば、適用可能であり、これに限定されない。同様
に、きのうについても、受話音量やバックライトまたは
LCDの点灯、及び留守録モード以外の設定にも適用可
能である。
【0043】また、上記の説明では公衆基地局2,4,
6のセル範囲3,5,7内にPHS端末が位置している
時に各種機能を設定するようにしてるが、設定したい場
所をカバーしている公衆基地局の基地局識別番号がわか
っていれば、PHS端末が設定したい場所以外に位置し
ていても各種機能の設定を行うことができる。
【0044】さらに、本実施例では基地局識別番号を記
憶部14に複数個登録することができる。このことによ
って、ユーザが自宅、会社、よく行く場所等、その場所
をカバーしている公衆基地局の基地局識別番号を登録し
ておくことによって、その場その場で細かく各種機能の
設定を行うことができる。
【0045】図7は本発明の他の実施例による携帯電話
機の機能設定動作を示すフローチャートである。本発明
の他の実施例による携帯電話機の構成は図1に示す本発
明の一実施例による携帯電話機1の構成と同様であり、
システム構成は図2に示す本発明の一実施例の構成と同
様である。これら図1と図2と図7とを参照して本発明
の他の実施例による携帯電話機の機能設定動作について
説明する。
【0046】ここで、図7に示す処理動作は制御部13
が図示せぬ制御メモリのプログラムを実行することで実
現され、制御メモリとしてはROMやICメモリ等が使
用可能である。また、本発明の他の実施例では受話音量
の設定のみについて示しているが、他の機能の設定にも
適用可能である。
【0047】携帯電話機1が例えば公衆基地局2を介し
て通話動作を行うと、制御部13は通信している公衆基
地局2の基地局識別番号を認識し、その基地局識別番号
が予め記憶部14に登録されているか確認を行う(図7
ステップS21)。制御部13は通信している公衆基地
局2の基地局識別番号が予め記憶部14に登録されてい
なければ、受話音量を初期値に設定する(図7ステップ
S23)。
【0048】基地局識別番号が登録されていれば、制御
部13はその基地局識別番号に対応して記憶部14に受
話音量設定が記憶されている否かを確認する(図7ステ
ップS22)。制御部13は受話音量設定が記憶されて
いれば受話音量を記憶部14に記憶されている設定内容
にしたがって音声コーデック部15を制御して設定し
(図7ステップS24)、受話音量設定が記憶されてい
なければ受話音量を初期値に設定する(図7ステップS
23)。
【0049】その後に、携帯電話機1が例えば他の公衆
基地局4の基地局識別番号を取得すると(図7ステップ
S26)、制御部13は受話音量の変更を行う設定が予
め記憶部14に記録されているか否かの確認を行う(図
7ステップS27)。制御部13は受話音量の変更を行
う設定が予め記憶部14に記録されていなければ、受話
音量をそのままにする。
【0050】一方、制御部13は受話音量の変更を行う
設定が予め記憶部14に記録されていれば、通信してい
る公衆基地局4の基地局識別番号を認識し、その基地局
識別番号が予め記憶部14に登録されているか否かの確
認を行う(図7ステップS28)。制御部13は通信し
ている公衆基地局4の基地局識別番号が予め記憶部14
に登録されていなければ、受話音量を初期値に設定する
(図7ステップS29)。
【0051】制御部13は受話音量設定が記憶されてい
れば受話音量を記憶部14に記憶されている設定内容に
したがって音声コーデック部15を制御して設定し(図
7ステップS24)、受話音量設定が記憶されていなけ
れば受話音量を初期値に設定する(図7ステップS2
3)。これらの登録や設定の有無は通信が終了するまで
繰返し実行される(図7ステップS21〜S29)。
【0052】このような構成及び方法を採ることで、P
HS端末が基地局識別番号と受話音量の設定とを予め登
録した公衆基地局のセル範囲内で通話を開始すると、自
動的に受話音量が設定値に調節され、通話状態のまま登
録されていないエリアにPHS端末が移動しても、受話
音量は初期設定値に戻らず、通話開始時に自動的に設定
された受話音量を維持することもできる。尚、本発明の
他の実施例による方法は他の機能の設定にも適用可能で
ある。
【0053】図8は本発明の別の実施例による携帯電話
機の機能設定動作を示すフローチャートである。本発明
の別の実施例による携帯電話機の構成は図1に示す本発
明の一実施例による携帯電話機1の構成と同様であり、
システム構成は図2に示す本発明の一実施例の構成と同
様である。これら図1と図2と図8とを参照して本発明
の別の実施例による携帯電話機の機能設定動作について
説明する。
【0054】ここで、図8に示す処理動作は制御部13
が図示せぬ制御メモリのプログラムを実行することで実
現され、制御メモリとしてはROMやICメモリ等が使
用可能である。また、本発明の他の実施例では受話音量
の設定のみについて示しているが、他の機能の設定にも
適用可能である。
【0055】携帯電話機1が例えば公衆基地局2を介し
て通話動作を行うと、制御部13は通信している公衆基
地局2の基地局識別番号を認識し、その基地局識別番号
が予め記憶部14に登録されているか確認を行う(図8
ステップS31)。制御部13は通信している公衆基地
局2の基地局識別番号が予め記憶部14に登録されてい
なければ、受話音量を初期値に設定する(図8ステップ
S33)。
【0056】基地局識別番号が登録されていれば、制御
部13はその基地局識別番号に対応して記憶部14に受
話音量設定が記憶されている否かを確認する(図8ステ
ップS32)。制御部13は受話音量設定が記憶されて
いれば受話音量を記憶部14に記憶されている設定内容
にしたがって音声コーデック部15を制御して設定し
(図8ステップS34)、受話音量設定が記憶されてい
なければ受話音量を初期値に設定する(図8ステップS
33)。
【0057】その後に、携帯電話機1が例えば他の公衆
基地局4の基地局識別番号を取得すると(図8ステップ
S36)、制御部13は他の公衆基地局4の基地局識別
番号を重複して取得したか否かを確認する(図8ステッ
プS37)。
【0058】制御部13は他の公衆基地局4の基地局識
別番号を重複して取得したのでなければ、その基地局識
別番号が予め記憶部14に登録されているか否かの確認
を行う(図8ステップS40)。制御部13は取得した
基地局識別番号が予め記憶部14に登録されていなけれ
ばステップS33に移行し、取得した基地局識別番号が
予め記憶部14に登録されていればステップS32に移
行する。
【0059】制御部13は他の公衆基地局4の基地局識
別番号を重複して取得したのであれば、取得した基地局
識別番号を認識し、その基地局識別番号が予め記憶部1
4に登録されているか否かの確認を行う(図8ステップ
S38)。制御部13は通信している公衆基地局4の基
地局識別番号が予め記憶部14に登録されていなけれ
ば、受話音量を初期値に設定する(図8ステップS3
3)。
【0060】制御部13は受話音量設定が記憶されてい
れば、受話音量を予め設定された高優先度の基地局識別
番号に対応して記憶部14に記憶されている設定内容に
したがって音声コーデック部15を制御して設定する
(図8ステップS39)。これらの登録や設定の有無は
通信が終了するまで繰返し実行される(図8ステップS
31〜S40)。
【0061】このように、CDMA方式や一部のPHS
端末のように、端末が同時に複数の基地局と通信を行う
場合において、それら複数の基地局のセル範囲における
受話音量が登録されており、かつそれらの設定値が異な
る場合において、それら複数の基地局のセル範囲が重な
る場所に端末が位置する時、基地局に優先順位を付けて
おくことでどちらかの設定値にすることができる。
【0062】尚、本発明の他の実施例による方法は他の
機能の設定にも適用可能である。また、本発明の一実施
例、他の実施例、別の実施例各々による設定方法は相互
に組合わせて使用することも可能である。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、少
なくとも受話音量を調整する受話音量調整機能と自装置
の消費電力を低減する低消費電力機能と発信側端末から
の伝言を蓄積する留守番電話機能とを含む各種機能を持
つ携帯電話機において、発信側端末との通信を中継する
基地局との通信時に当該基地局を識別するための基地局
識別番号を取得し、その取得した基地局識別番号が自装
置に登録されていると判定された時に当該基地局識別番
号に対応して予め登録された各種機能の設定内容に応じ
て各種機能を設定することによって、多大なメモリ量を
必要とすることなく、受話音量調整機能を含む各種機能
を自動的に設定することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による携帯電話機の構成を示
すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例による携帯電話機の動作を説
明するための図である。
【図3】本発明の一実施例による携帯電話機の機能設定
動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施例による携帯電話機の機能設定
動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施例による携帯電話機の機能設定
動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施例による携帯電話機の機能設定
動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の他の実施例による携帯電話機の機能設
定動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の別の実施例による携帯電話機の機能設
定動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 携帯電話機 2,4,6 公衆基地局 3,5,7 セル範囲 11 アンテナ 12 無線部 13 制御部 14 記憶部 15 音声コーデック部 16 スピーカ 17 マイク 18 ブザー 19 表示部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも受話音量を調整する受話音量
    調整機能と自装置の消費電力を低減する低消費電力機能
    と発信側端末からの伝言を蓄積する留守番電話機能とを
    含む各種機能を持つ携帯電話機であって、前記発信側端
    末との通信を中継する基地局との通信時に当該基地局を
    識別するための基地局識別番号を取得する手段と、その
    取得した基地局識別番号が自装置に登録されているか否
    かを判定する判定手段と、前記判定手段で当該基地局識
    別番号が自装置に登録されていると判定された時に当該
    基地局識別番号に対応して予め登録された前記各種機能
    の設定内容に応じて前記各種機能を設定する設定手段と
    を有することを特徴とする携帯電話機。
  2. 【請求項2】 前記基地局識別番号に対応して前記各種
    機能の設定内容を予め記憶する記憶手段を含むことを特
    徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  3. 【請求項3】 前記設定手段は、前記設定内容において
    前記受話音量調整機能と前記低消費電力機能と前記留守
    番電話機能とのうちのいずれかの設定値が登録されてい
    る時に登録されている設定値に応じて前記受話音量調整
    機能と前記低消費電力機能と前記留守番電話機能とのい
    ずれかを設定するよう構成したことを特徴とする請求項
    1または請求項2記載の携帯電話機。
  4. 【請求項4】 前記設定手段は、前記基地局識別番号毎
    に前記受話音量調整機能と前記低消費電力機能と前記留
    守番電話機能とのいずれかを設定変更するよう構成した
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載
    の携帯電話機。
  5. 【請求項5】 前記設定手段は、自装置が通話状態のま
    ま登録されていない基地局のエリアに移動した時に通話
    開始時に設定された前記各種機能の設定内容を維持する
    よう構成したことを特徴とする請求項1から請求項4の
    いずれか記載の携帯電話機。
  6. 【請求項6】 前記設定手段は、同時に複数の基地局と
    通信を行う際に前記複数の基地局に予め設定された優先
    順位にしたがって前記各種機能の設定を行うよう構成し
    たことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか記
    載の携帯電話機。
  7. 【請求項7】 少なくとも受話音量を調整する受話音量
    調整機能と自装置の消費電力を低減する低消費電力機能
    と発信側端末からの伝言を蓄積する留守番電話機能とを
    含む各種機能を持つ携帯電話機の機能設定方法であっ
    て、前記発信側端末との通信を中継する基地局との通信
    時に当該基地局を識別するための基地局識別番号を取得
    するステップと、その取得した基地局識別番号が自装置
    に登録されているか否かを判定するステップと、当該基
    地局識別番号が自装置に登録されていると判定された時
    に当該基地局識別番号に対応して予め登録された前記各
    種機能の設定内容に応じて前記各種機能を設定するステ
    ップとを有することを特徴とする機能設定方法。
  8. 【請求項8】 前記基地局識別番号に対応して前記各種
    機能の設定内容を予め記憶する記憶手段を含むことを特
    徴とする請求項7記載の機能設定方法。
  9. 【請求項9】 前記各種機能を設定するステップは、前
    記設定内容において前記受話音量調整機能と前記低消費
    電力機能と前記留守番電話機能とのうちのいずれかの設
    定値が登録されている時に登録されている設定値に応じ
    て前記受話音量調整機能と前記低消費電力機能と前記留
    守番電話機能とのいずれかを設定するようにしたことを
    特徴とする請求項7または請求項8記載の機能設定方
    法。
  10. 【請求項10】 前記各種機能を設定するステップは、
    前記基地局識別番号毎に前記受話音量調整機能と前記低
    消費電力機能と前記留守番電話機能とのいずれかを設定
    変更するようにしたことを特徴とする請求項7から請求
    項9のいずれか記載の機能設定方法。
  11. 【請求項11】 前記各種機能を設定するステップは、
    自装置が通話状態のまま登録されていない基地局のエリ
    アに移動した時に通話開始時に設定された前記各種機能
    の設定内容を維持するようにしたことを特徴とする請求
    項7から請求項10のいずれか記載の機能設定方法。
  12. 【請求項12】 前記各種機能を設定するステップは、
    同時に複数の基地局と通信を行う際に前記複数の基地局
    に予め設定された優先順位にしたがって前記各種機能の
    設定を行うようにしたことを特徴とする請求項7から請
    求項11のいずれか記載の機能設定方法。
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