JP2001210649A - 超高温熱処理装置 - Google Patents
超高温熱処理装置Info
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- H01L21/67005—Apparatus not specifically provided for elsewhere
- H01L21/67011—Apparatus for manufacture or treatment
- H01L21/67098—Apparatus for thermal treatment
- H01L21/67109—Apparatus for thermal treatment mainly by convection
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C30—CRYSTAL GROWTH
- C30B—SINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 超高温熱処理装置の加熱ヒーターが1本単位
で交換可能にして補修費を著しく節減し、加熱ヒーター
の発熱部を直接固定しないで、電力導入部のみを固定
し、炉材との反応、炉材の収縮を低減せしめた。 【解決手段】 超高温熱処理装置Aを構成する電気炉B
において、炉内断熱材2の内側壁面3に、密着すること
なく、且1本単位で交換可能とした加熱ヒーター1を装
着せしめた。また、炉内断熱材2の内側壁面3に密着す
ることなく、且1本単位で交換可能とした加熱ヒーター
1を構成する発熱部4を固定せず、電力導入部のみを固
定し装着せしめた。
で交換可能にして補修費を著しく節減し、加熱ヒーター
の発熱部を直接固定しないで、電力導入部のみを固定
し、炉材との反応、炉材の収縮を低減せしめた。 【解決手段】 超高温熱処理装置Aを構成する電気炉B
において、炉内断熱材2の内側壁面3に、密着すること
なく、且1本単位で交換可能とした加熱ヒーター1を装
着せしめた。また、炉内断熱材2の内側壁面3に密着す
ることなく、且1本単位で交換可能とした加熱ヒーター
1を構成する発熱部4を固定せず、電力導入部のみを固
定し装着せしめた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超高温熱処理装置
の技術分野に関するものである。
の技術分野に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、殊にウエハーに関する超高温熱処
理装置における加熱ヒーターは、電気炉内の断熱材の内
側壁面にスパイラル状または折返し状に設置され、各ゾ
ーンが一体構造で製作されていた。
理装置における加熱ヒーターは、電気炉内の断熱材の内
側壁面にスパイラル状または折返し状に設置され、各ゾ
ーンが一体構造で製作されていた。
【0003】さらに前記加熱ヒーターの固定は、前記電
気炉内の断熱材に直接発熱部を固定していた。
気炉内の断熱材に直接発熱部を固定していた。
【0004】そのため、加熱ヒーターが損傷すると、全
体の加熱ヒーターを交換し、そのため補修費が著しく増
大していた。
体の加熱ヒーターを交換し、そのため補修費が著しく増
大していた。
【0005】さらに前記処理装置を構成するSiC/C
VD−SiC製炉心管とマニホールドは、水冷型金属製
マニホールドの上方部にSiC/CVD−SiC製炉心
管を設置していた。また、SiC/CVD−SiC製炉
心管と水冷型金属製マニホールドの合せ部は、外部より
の汚染物等の巻き込みを防止するのにOリング等を入れ
ていた。
VD−SiC製炉心管とマニホールドは、水冷型金属製
マニホールドの上方部にSiC/CVD−SiC製炉心
管を設置していた。また、SiC/CVD−SiC製炉
心管と水冷型金属製マニホールドの合せ部は、外部より
の汚染物等の巻き込みを防止するのにOリング等を入れ
ていた。
【0006】そのため、温度均熱長を長くすることがで
きなかった。さらにSiC/CVD−SiC製炉心管へ
の熱衝撃に対する度合いが大きかった。
きなかった。さらにSiC/CVD−SiC製炉心管へ
の熱衝撃に対する度合いが大きかった。
【0007】さらに従来の前記処理装置は、SiC製バ
ッファーのみで高温熱を遮熱及び断熱処理を施してい
た。そのため下方への熱伝導が大きく、冷却するのにコ
ストがかかっていた。
ッファーのみで高温熱を遮熱及び断熱処理を施してい
た。そのため下方への熱伝導が大きく、冷却するのにコ
ストがかかっていた。
【0008】また従来の前記処理装置は、マニホールド
と上下方に移動するフランジのシールは、Oリング等で
処理していた。その構造は、前記フランジ側の平面部に
溝を両テーパー(一般的には両アリ溝)で加工し、Oリ
ングを嵌め込んでいた。そのためOリングが高温熱等で
くっついて抜ける構造となっていた。
と上下方に移動するフランジのシールは、Oリング等で
処理していた。その構造は、前記フランジ側の平面部に
溝を両テーパー(一般的には両アリ溝)で加工し、Oリ
ングを嵌め込んでいた。そのためOリングが高温熱等で
くっついて抜ける構造となっていた。
【0009】さらに従来の処理装置において、ウエハー
とリング状ホルダーを分離又は組立てるときは、ウエハ
ーを所定の機構で突き上げ、突き上げたウエハーを搬送
していた。さらにウエハーの組立て時には前記と反対の
動作を行って処理していた。
とリング状ホルダーを分離又は組立てるときは、ウエハ
ーを所定の機構で突き上げ、突き上げたウエハーを搬送
していた。さらにウエハーの組立て時には前記と反対の
動作を行って処理していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、第1に、超
高温熱処理装置の加熱ヒーターが1本単位で交換可能に
して補修費を著しく節減した。
高温熱処理装置の加熱ヒーターが1本単位で交換可能に
して補修費を著しく節減した。
【0011】第2に本発明は、前記加熱ヒーターの発熱
部を直接固定しないで、電力導入部のみを固定し、炉材
との反応、炉材の収縮を低減せしめた。
部を直接固定しないで、電力導入部のみを固定し、炉材
との反応、炉材の収縮を低減せしめた。
【0012】さらに前記のように加熱ヒーターの加熱部
は、拘束させないで熱変形に対する強度を増し製品の寿
命を延長させた。
は、拘束させないで熱変形に対する強度を増し製品の寿
命を延長させた。
【0013】第3に本発明は、SiC/CVD−SiC
製炉心管と石英製マニホールドの合せ部を高温部にて配
置することを可能にして、温度均熱長を長くすることが
可能となった。
製炉心管と石英製マニホールドの合せ部を高温部にて配
置することを可能にして、温度均熱長を長くすることが
可能となった。
【0014】第4に本発明は、石英製マニホールドの上
面にスリットを入れて中間排気を可能にし、外部よりの
巻込みを防止した。
面にスリットを入れて中間排気を可能にし、外部よりの
巻込みを防止した。
【0015】第5に本発明は、SiC製部品と石英製部
品のみで、排気まで製作して、金属汚染を減少せしめ
た。
品のみで、排気まで製作して、金属汚染を減少せしめ
た。
【0016】第6に本発明は、SiC製バッファーの下
方に石英製バッファーを設置して、下方への熱伝導を低
減し、前記バッファー設置部の冷却を極めて簡単にし、
コストの低減を図った。
方に石英製バッファーを設置して、下方への熱伝導を低
減し、前記バッファー設置部の冷却を極めて簡単にし、
コストの低減を図った。
【0017】第7に本発明は、マニホールドとフランジ
を石英製とし、さらに両体を斜めの擦り合せ構造にして
Oリング溝を設け、嵌挿したOリングを抜けないように
した。
を石英製とし、さらに両体を斜めの擦り合せ構造にして
Oリング溝を設け、嵌挿したOリングを抜けないように
した。
【0018】第8に本発明は、ウエハーとリング状ホル
ダーが極めて簡単に分離し、作業性を著しく高めた。
ダーが極めて簡単に分離し、作業性を著しく高めた。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
超高温熱処理装置Aを構成する電気炉Bにおいて、炉内
断熱材2の内側壁面3に、密着することなく、且1本単
位で交換可能とした加熱ヒーター1を装着せしめたこと
を特徴とする超高温熱処理装置である。
超高温熱処理装置Aを構成する電気炉Bにおいて、炉内
断熱材2の内側壁面3に、密着することなく、且1本単
位で交換可能とした加熱ヒーター1を装着せしめたこと
を特徴とする超高温熱処理装置である。
【0020】請求項2記載の発明は、超高温熱処理装置
Aを構成する電気炉Bにおいて、炉内断熱材2の内側壁
面3に、密着することなく、且1本単位で交換可能とし
た加熱ヒーター1を構成する発熱部4を固定せず、電力
導入部のみを固定し装着せしめたことを特徴とする超高
温熱処理装置である。
Aを構成する電気炉Bにおいて、炉内断熱材2の内側壁
面3に、密着することなく、且1本単位で交換可能とし
た加熱ヒーター1を構成する発熱部4を固定せず、電力
導入部のみを固定し装着せしめたことを特徴とする超高
温熱処理装置である。
【0021】請求項3記載の発明は、超高温熱処理装置
Aを構成する多孔質SiC/CVD−SiC製炉心管7
において、前記多孔質SiC/CVD−SiC製炉心管
7の下方の設置装置を、石英製マニホールド8にしたこ
とを特徴とする超高温熱処理装置である。
Aを構成する多孔質SiC/CVD−SiC製炉心管7
において、前記多孔質SiC/CVD−SiC製炉心管
7の下方の設置装置を、石英製マニホールド8にしたこ
とを特徴とする超高温熱処理装置である。
【0022】請求項4記載の発明は、超高温熱処理装置
Aを構成する多孔質SiC/CVD−SiC製炉心管7
の下方に、石英製マニホールド8を設置すると共に、前
記炉心管7と合わさる石英製マニホールド8の上面に、
スリット部9を設け、且前記スリット部9にバキューム
排気管10を接続することを特徴とする超高温熱処理装
置である。
Aを構成する多孔質SiC/CVD−SiC製炉心管7
の下方に、石英製マニホールド8を設置すると共に、前
記炉心管7と合わさる石英製マニホールド8の上面に、
スリット部9を設け、且前記スリット部9にバキューム
排気管10を接続することを特徴とする超高温熱処理装
置である。
【0023】請求項5記載の発明は、超高温熱処理装置
Aを構成する多孔質SiC/CVD−SiC製炉心管7
内に嵌挿せしめる遮熱、断熱装置として、SiC製バッ
ファー12の下方に石英製バッファー13を設置せしめ
たことを特徴とする超高温熱処理装置である。
Aを構成する多孔質SiC/CVD−SiC製炉心管7
内に嵌挿せしめる遮熱、断熱装置として、SiC製バッ
ファー12の下方に石英製バッファー13を設置せしめ
たことを特徴とする超高温熱処理装置である。
【0024】請求項6記載の発明は、超高温熱処理装置
Aを構成する多孔質SiC/CVD−SiC製炉心管7
の下方に設置する前記炉内の汚染防止用として石英製マ
ニホールド8と石英製フランジ15を設けると共に、前
記石英製マニホールド8の外側面を傾斜状部14に、前
記石英製マニホールド8の下方に設置の石英製フランジ
15の内側面を傾斜状部16とし、且前記傾斜状部16
に凹部17を設け、Oリング18を該凹部17に嵌挿し
離脱を防止したことを特徴とする超高温熱処理装置であ
る。
Aを構成する多孔質SiC/CVD−SiC製炉心管7
の下方に設置する前記炉内の汚染防止用として石英製マ
ニホールド8と石英製フランジ15を設けると共に、前
記石英製マニホールド8の外側面を傾斜状部14に、前
記石英製マニホールド8の下方に設置の石英製フランジ
15の内側面を傾斜状部16とし、且前記傾斜状部16
に凹部17を設け、Oリング18を該凹部17に嵌挿し
離脱を防止したことを特徴とする超高温熱処理装置であ
る。
【0025】請求項7記載の発明は、超高温熱処理装置
Aを構成する多孔質SiC/CVD−SiC製炉心管7
内において熱処理を施すウエハー19とウエハー19よ
り径が大きいホルダー20を分離せしめる機構におい
て、前記ホルダー20の外周縁部21が載置可能な分離
装置23を設け、重合するウエハー19とホルダー20
を分離せしめるには、ウエハー19とホルダー20が重
合したままの状態で前記分離装置23に前記ホルダー2
0だけを載置すると、前記ウエハー19だけが単体で載
せ台24上に載置せしめられ、両体が分離されることを
特徴とする超高温熱処理装置である。
Aを構成する多孔質SiC/CVD−SiC製炉心管7
内において熱処理を施すウエハー19とウエハー19よ
り径が大きいホルダー20を分離せしめる機構におい
て、前記ホルダー20の外周縁部21が載置可能な分離
装置23を設け、重合するウエハー19とホルダー20
を分離せしめるには、ウエハー19とホルダー20が重
合したままの状態で前記分離装置23に前記ホルダー2
0だけを載置すると、前記ウエハー19だけが単体で載
せ台24上に載置せしめられ、両体が分離されることを
特徴とする超高温熱処理装置である。
【0026】
【発明の実施の形態】請求項1及び請求項2記載の発明
に関する実施の形態を説明する。
に関する実施の形態を説明する。
【0027】図面中、Aは超高温熱処理装置であり、B
は前記Aを構成する1,500℃対応の電気炉である。
1は炉内断熱材2の内側壁面3に、密着することなく、
且1本単位で交換可能とした図4A、Bの如き加熱ヒー
ターである。
は前記Aを構成する1,500℃対応の電気炉である。
1は炉内断熱材2の内側壁面3に、密着することなく、
且1本単位で交換可能とした図4A、Bの如き加熱ヒー
ターである。
【0028】前記加熱ヒーター1は、図4A、Bに図示
するU形状を有している。該ヒーター1は正面よりみて
U形状の発熱部4と上方を直角状(但し、これに限定し
ない。)に折曲する非発熱部5からなる。
するU形状を有している。該ヒーター1は正面よりみて
U形状の発熱部4と上方を直角状(但し、これに限定し
ない。)に折曲する非発熱部5からなる。
【0029】本発明の前記ヒーター1は、図1〜図3の
如く、前記炉内断熱材2内に非発熱部5を貫通せしめ、
発熱部4は、前記炉内断熱材2の壁面3に密着させない
こと、さらに固定しないことを条件に固定する。このよ
うに前記ヒーター1を固定するので、万一損傷したとき
は、1本単位で交換する。この点従来の加熱ヒーターの
ように、損傷すると全部取替えなければならなかった構
造とは著しく相違している。したがって、補修工事費を
著しく節減できた。6は加熱ヒーター1と発熱部4との
間の間隙部である。
如く、前記炉内断熱材2内に非発熱部5を貫通せしめ、
発熱部4は、前記炉内断熱材2の壁面3に密着させない
こと、さらに固定しないことを条件に固定する。このよ
うに前記ヒーター1を固定するので、万一損傷したとき
は、1本単位で交換する。この点従来の加熱ヒーターの
ように、損傷すると全部取替えなければならなかった構
造とは著しく相違している。したがって、補修工事費を
著しく節減できた。6は加熱ヒーター1と発熱部4との
間の間隙部である。
【0030】さらに本発明は、前記ヒーター1を図1〜
図3の如く、壁面3より所定の間隔を設けて取着するの
で、前記炉内断熱材2との反応と該断熱材2の収縮を低
減せしめ、さらに所定の高温まで安定して加熱すること
が可能となった。
図3の如く、壁面3より所定の間隔を設けて取着するの
で、前記炉内断熱材2との反応と該断熱材2の収縮を低
減せしめ、さらに所定の高温まで安定して加熱すること
が可能となった。
【0031】また、本発明の加熱ヒーター1は、図1〜
図3の如く、発熱部4が拘束されていないため、熱変形
に対して強く、且耐久性を有し寿命を延長できた。
図3の如く、発熱部4が拘束されていないため、熱変形
に対して強く、且耐久性を有し寿命を延長できた。
【0032】さらに本発明の加熱ヒーター1は、図1〜
図3の如く、前記炉内断熱材2に直接触れていないの
で、発熱部4のロスも低減せしめた。
図3の如く、前記炉内断熱材2に直接触れていないの
で、発熱部4のロスも低減せしめた。
【0033】本発明は、前記加熱ヒーター1の使用数に
ついては、電気炉Bの大きさに対応せしめ使用する。
ついては、電気炉Bの大きさに対応せしめ使用する。
【0034】前記加熱ヒーター1は、炉内断熱材2を所
定間隔をもって被覆する外側囲み壁部2−1に非発熱部
5を固定して取着する。前記外側囲み壁部2−1より外
側方に突出させた前記非発熱部5をストッパー5−1と
網線5−2をもって固定する。
定間隔をもって被覆する外側囲み壁部2−1に非発熱部
5を固定して取着する。前記外側囲み壁部2−1より外
側方に突出させた前記非発熱部5をストッパー5−1と
網線5−2をもって固定する。
【0035】請求項3記載の発明に関する実施の形態を
説明する。
説明する。
【0036】本発明は、図1〜3及び図5の如く、超高
温熱処理装置Aを構成する多孔質SiC/CVD−Si
C製炉心管7の下方に設置する装置を、石英製マニホー
ルド8にしたものである。
温熱処理装置Aを構成する多孔質SiC/CVD−Si
C製炉心管7の下方に設置する装置を、石英製マニホー
ルド8にしたものである。
【0037】従来は、前記炉心管7の下方に水冷型金属
マニホールドを設けていた。したがって従来の炉心管7
と水冷型金属マニホールドとの合せ部には、外部からの
汚染物等の巻き込みを防止するためOリング等を入れて
いた。また炉心管長に製作上の限界があった。
マニホールドを設けていた。したがって従来の炉心管7
と水冷型金属マニホールドとの合せ部には、外部からの
汚染物等の巻き込みを防止するためOリング等を入れて
いた。また炉心管長に製作上の限界があった。
【0038】しかるに本発明は、前記の各図面図示のよ
うに、炉心管7と石英製マニホールド8にしたので、合
せ部を高温部に配置することが可能となり、且温度均熱
長を長くすることが可能となった。
うに、炉心管7と石英製マニホールド8にしたので、合
せ部を高温部に配置することが可能となり、且温度均熱
長を長くすることが可能となった。
【0039】さらに本発明は、多孔質SiC/CVD−
SiC製炉心管7への熱衝撃に対する問題も緩和でき
た。また本発明装置Aのコスト面も低減できた。
SiC製炉心管7への熱衝撃に対する問題も緩和でき
た。また本発明装置Aのコスト面も低減できた。
【0040】請求項4記載の発明に関する実施の形態を
説明する。
説明する。
【0041】本発明は、図6、図7に示す如く、超高温
熱処理装置Aを構成する多孔質SiC/CVD−SiC
製炉心管7の下方に、石英製マニホールド8を設置する
と共に、前記炉心管7と合わさる石英製マニホールド8
の上面11に、スリット部9を設ける。さらに、前記ス
リット部9にバキューム排気管10を接続させた。
熱処理装置Aを構成する多孔質SiC/CVD−SiC
製炉心管7の下方に、石英製マニホールド8を設置する
と共に、前記炉心管7と合わさる石英製マニホールド8
の上面11に、スリット部9を設ける。さらに、前記ス
リット部9にバキューム排気管10を接続させた。
【0042】さらに前記スリット部9は、図面図示の如
く限定しない。
く限定しない。
【0043】本発明において、前記スリット部9を設け
る理由は、SiC/CVD−SiC製炉心管7と石英製
マニホールド8の合せ部を高温部に配置しているため、
Oリング等を入れることができない。そこで前記石英製
マニホールド8の上面11にスリット部9を入れ、バキ
ューム排気管10と接続させる。そのため前記の合せ部
に発生した高温熱を排気し、外部よりの巻き込みをも防
止した。
る理由は、SiC/CVD−SiC製炉心管7と石英製
マニホールド8の合せ部を高温部に配置しているため、
Oリング等を入れることができない。そこで前記石英製
マニホールド8の上面11にスリット部9を入れ、バキ
ューム排気管10と接続させる。そのため前記の合せ部
に発生した高温熱を排気し、外部よりの巻き込みをも防
止した。
【0044】さらに本発明は、前記の石英製マニホール
ド8の石英とSiC/CVD−SiC製炉心管7のSi
Cのみで排気できるよう製作しているので、金属汚染を
減らすことができた。
ド8の石英とSiC/CVD−SiC製炉心管7のSi
Cのみで排気できるよう製作しているので、金属汚染を
減らすことができた。
【0045】請求項5記載の発明に関する実施の形態を
説明する。
説明する。
【0046】本発明は、超高温熱処理装置Aを構成する
多孔質SiC/CVD−SiC製炉心管7内に嵌挿せし
める遮熱、断熱装置として、SiC製バッファー12の
下方に石英製バッファー13を設置せしめた。
多孔質SiC/CVD−SiC製炉心管7内に嵌挿せし
める遮熱、断熱装置として、SiC製バッファー12の
下方に石英製バッファー13を設置せしめた。
【0047】従来の多孔質SiC/CVD−SiC製炉
心管7の下方部には、遮熱、断熱用として、SiC製バ
ッファー12のみで行っていた。
心管7の下方部には、遮熱、断熱用として、SiC製バ
ッファー12のみで行っていた。
【0048】本発明は、前記の如く、SiC製バッファ
ー12と石英製バッファー13を積重状態にしたので、
炉心管7の下方への熱伝導を低減せしめると共に、前記
バッファー設置部の冷却を簡単にした。そのため従来に
比しコストの低減を図ることができた。
ー12と石英製バッファー13を積重状態にしたので、
炉心管7の下方への熱伝導を低減せしめると共に、前記
バッファー設置部の冷却を簡単にした。そのため従来に
比しコストの低減を図ることができた。
【0049】請求項6記載の発明に関する実施の形態を
説明する。
説明する。
【0050】本発明は、図6に示すとおり、超高温熱処
理装置Aを構成する多孔質SiC/CVD−SiC製炉
心管7の下方に設置する前記炉内の汚染防止用として石
英製マニホールド8と石英製フランジ15を設けた。そ
して、前記石英製マニホールド8の内側面を傾斜させて
傾斜状部14とした。さらに前記石英製マニホールド8
の下方に設置の石英製フランジ15の外側面を傾斜せし
めて傾斜状部16とし、且前記傾斜状部16に凹部17
を設け、Oリング18を該凹部17に嵌挿し離脱を防止
したものである。
理装置Aを構成する多孔質SiC/CVD−SiC製炉
心管7の下方に設置する前記炉内の汚染防止用として石
英製マニホールド8と石英製フランジ15を設けた。そ
して、前記石英製マニホールド8の内側面を傾斜させて
傾斜状部14とした。さらに前記石英製マニホールド8
の下方に設置の石英製フランジ15の外側面を傾斜せし
めて傾斜状部16とし、且前記傾斜状部16に凹部17
を設け、Oリング18を該凹部17に嵌挿し離脱を防止
したものである。
【0051】前記両部材の傾斜状部14、16の傾斜角
度については限定しない。
度については限定しない。
【0052】さらにOリング18の材質は、耐高温熱及
び耐久性にもすぐれた材質のものを使用する。
び耐久性にもすぐれた材質のものを使用する。
【0053】さらに本発明は、前記マニホールド8とフ
ランジ15の傾斜状部14、16の間に、Oリング18
を直接嵌め込むものでなく、下方の受け手になっている
フランジ15に凹部17を形成し、その凹部17内にO
リング18を嵌め込む。
ランジ15の傾斜状部14、16の間に、Oリング18
を直接嵌め込むものでなく、下方の受け手になっている
フランジ15に凹部17を形成し、その凹部17内にO
リング18を嵌め込む。
【0054】したがって、前記Oリング18がマニホー
ルド8とフランジ15との間から離脱することがない。
ルド8とフランジ15との間から離脱することがない。
【0055】請求項7記載の発明に関する実施の形態を
説明する。
説明する。
【0056】本発明は、図8〜図10の如く、超高温熱
処理装置Aを構成する多孔質SiC/CVD−SiC製
炉心管7内において熱処理を施すウエハー19をウエハ
ー19より径が大きいホルダー20より分離する機構に
おいて、前記ホルダー20の外周縁部21が載置可能な
段部22付き分離装置23を設ける。前記の段部22
は、ホルダー20の形状に応じて載置可能なように複数
形成する。
処理装置Aを構成する多孔質SiC/CVD−SiC製
炉心管7内において熱処理を施すウエハー19をウエハ
ー19より径が大きいホルダー20より分離する機構に
おいて、前記ホルダー20の外周縁部21が載置可能な
段部22付き分離装置23を設ける。前記の段部22
は、ホルダー20の形状に応じて載置可能なように複数
形成する。
【0057】さらにウエハー19とホルダー20は、重
合状態にある。この両部材を分離せしめるには、ホルダ
ー20にウエハー19が重合したまま前記分離装置23
に前記ホルダー20だけを載置する。
合状態にある。この両部材を分離せしめるには、ホルダ
ー20にウエハー19が重合したまま前記分離装置23
に前記ホルダー20だけを載置する。
【0058】他方、前記ウエハー19だけが単体で載せ
台24上に載置されている。
台24上に載置されている。
【0059】したがって、前記のように密着状態にあっ
たウエハー19が載せ台24の上面に位置し、これを自
動搬送装置を介して他の位置に搬送せしめ積層状態にす
る。
たウエハー19が載せ台24の上面に位置し、これを自
動搬送装置を介して他の位置に搬送せしめ積層状態にす
る。
【0060】25は前記台24に接続するウエハー19
を吸着するバキューム排気管である。
を吸着するバキューム排気管である。
【0061】次に上記請求項1〜7に記載の本発明の超
高温熱処理装置Aに共通する構成部材につき説明する。
高温熱処理装置Aに共通する構成部材につき説明する。
【0062】26は多孔質SiC製炉心管7内を昇降す
る膜単体SiC製ボート及び膜単体ホルダー、27は炉
心断熱材2の下方の内側に取着のウール断熱材取付部で
ある。28は石英製マニホールド8のロック機構、29
は炉内へのガス導入部、30はボートエレベーター機
構、31、32は冷却水出入口、33は内部測定用Si
C製管、34は排気管、35は炉口石英製シャッターユ
ニット、36はボートエレベーター機構、37は外気導
入部、38は円筒型断熱材、39は二ツ割断熱材であ
る。1aは各ゾーン毎の温度測定用熱電対である。
る膜単体SiC製ボート及び膜単体ホルダー、27は炉
心断熱材2の下方の内側に取着のウール断熱材取付部で
ある。28は石英製マニホールド8のロック機構、29
は炉内へのガス導入部、30はボートエレベーター機
構、31、32は冷却水出入口、33は内部測定用Si
C製管、34は排気管、35は炉口石英製シャッターユ
ニット、36はボートエレベーター機構、37は外気導
入部、38は円筒型断熱材、39は二ツ割断熱材であ
る。1aは各ゾーン毎の温度測定用熱電対である。
【0063】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、超高温熱処理装
置を構成する電気炉において、炉内断熱材の内側壁面
に、密着することなく、且1本単位で交換可能とした加
熱ヒーターを装着せしめた超高温熱処理装置なので、加
熱ヒーターを1本単位で交換可能となり、そのため製造
及び補修コストを著しく節減できた。
置を構成する電気炉において、炉内断熱材の内側壁面
に、密着することなく、且1本単位で交換可能とした加
熱ヒーターを装着せしめた超高温熱処理装置なので、加
熱ヒーターを1本単位で交換可能となり、そのため製造
及び補修コストを著しく節減できた。
【0064】請求項2記載の発明は、超高温熱処理装置
を構成する電気炉において、炉内断熱材の内側壁面に、
密着することなく、且1本単位で交換可能とした加熱ヒ
ーターを構成する発熱部を固定せず、電力導入部のみを
固定し装着せしめた超高温熱処理装置なので、炉内との
反応及び収縮を低減させ高温まで安定して加熱できる。
を構成する電気炉において、炉内断熱材の内側壁面に、
密着することなく、且1本単位で交換可能とした加熱ヒ
ーターを構成する発熱部を固定せず、電力導入部のみを
固定し装着せしめた超高温熱処理装置なので、炉内との
反応及び収縮を低減させ高温まで安定して加熱できる。
【0065】また、本発明は、発熱部をが拘束させない
ので、熱変形に対して強くせしめて、製品の寿命を延長
した。
ので、熱変形に対して強くせしめて、製品の寿命を延長
した。
【0066】請求項3記載の発明は、超高温熱処理装置
を構成する多孔質SiC/CVD−SiC製炉心管にお
いて、前記多孔質SiC/CVD−SiC製炉心管の下
方の設置装置を、石英製マニホールドにした超高温熱処
理装置なので、温度均熱長を長することが可能となっ
た。
を構成する多孔質SiC/CVD−SiC製炉心管にお
いて、前記多孔質SiC/CVD−SiC製炉心管の下
方の設置装置を、石英製マニホールドにした超高温熱処
理装置なので、温度均熱長を長することが可能となっ
た。
【0067】さらに本発明は、SiC/CVD−SiC
製炉心管への熱衝撃に対する問題も緩和できた。
製炉心管への熱衝撃に対する問題も緩和できた。
【0068】請求項4記載の発明は、超高温熱処理装置
を構成する多孔質SiC/CVD−SiC製炉心管の下
方に、石英製マニホールドを設置すると共に、前記炉心
管と合わさる石英製マニホールドの上面に、スリット部
を設け、且前記スリット部にバキューム排気管を接続す
る超高温熱処理装置なので、中間排気処理が可能とな
り、且外部よりの巻き込みを防止した。
を構成する多孔質SiC/CVD−SiC製炉心管の下
方に、石英製マニホールドを設置すると共に、前記炉心
管と合わさる石英製マニホールドの上面に、スリット部
を設け、且前記スリット部にバキューム排気管を接続す
る超高温熱処理装置なので、中間排気処理が可能とな
り、且外部よりの巻き込みを防止した。
【0069】さらに本発明は、前記炉心管をSiC製と
して、下方のマニホールドを石英製とし、且排気まで製
作しているので、金属汚染を減少せしめた。
して、下方のマニホールドを石英製とし、且排気まで製
作しているので、金属汚染を減少せしめた。
【0070】請求項5記載の発明は、超高温熱処理装置
を構成する多孔質SiC/CVD−SiC製炉心管内に
嵌挿せしめる遮熱、断熱装置として、SiC製バッファ
ーの下方に石英製バッファーを設置せしめた超高温熱処
理装置なので、下方への熱伝導を低減させ、且バッファ
ー設置部の冷却を簡単にして、コストを低減せしめた。
を構成する多孔質SiC/CVD−SiC製炉心管内に
嵌挿せしめる遮熱、断熱装置として、SiC製バッファ
ーの下方に石英製バッファーを設置せしめた超高温熱処
理装置なので、下方への熱伝導を低減させ、且バッファ
ー設置部の冷却を簡単にして、コストを低減せしめた。
【0071】請求項6記載の発明は、超高温熱処理装置
を構成する多孔質SiC/CVD−SiC製炉心管の下
方に設置する前記炉内の汚染防止用として石英製マニホ
ールドと石英製フランジを設けると共に、前記石英製マ
ニホールドの外側面を傾斜状部に、前記石英製マニホー
ルドの下方に設置の石英製フランジの内側面を傾斜状部
とし、且前記傾斜状部に凹部を設け、Oリングを該凹部
に嵌挿し離脱を防止した超高温熱処理装置なので、凹部
に挿入したOリングが抜けない利点がある。
を構成する多孔質SiC/CVD−SiC製炉心管の下
方に設置する前記炉内の汚染防止用として石英製マニホ
ールドと石英製フランジを設けると共に、前記石英製マ
ニホールドの外側面を傾斜状部に、前記石英製マニホー
ルドの下方に設置の石英製フランジの内側面を傾斜状部
とし、且前記傾斜状部に凹部を設け、Oリングを該凹部
に嵌挿し離脱を防止した超高温熱処理装置なので、凹部
に挿入したOリングが抜けない利点がある。
【0072】請求項7記載の発明は、超高温熱処理装置
を構成する多孔質SiC/CVD−SiC製炉心管内に
おいて熱処理を施すウエハーとウエハーより径が大きい
ホルダーを分離せしめる機構において、前記ホルダーの
外周縁部が載置可能な分離装置を設け、重合するウエハ
ーとホルダーを分離せしめるには、ウエハーとホルダー
が重合したままの状態で前記分離装置に前記ホルダーだ
けを載置すると、前記ウエハーだけが単体で載せ台上に
載置せしめられ、両体が分離せしめるようにした超高温
熱処理装置なので、密着状態にあるウエハーとホルダー
を前記分離装置に載せるだけで、ウエハーとホルダーを
極めて簡単に分離できる利点がある。
を構成する多孔質SiC/CVD−SiC製炉心管内に
おいて熱処理を施すウエハーとウエハーより径が大きい
ホルダーを分離せしめる機構において、前記ホルダーの
外周縁部が載置可能な分離装置を設け、重合するウエハ
ーとホルダーを分離せしめるには、ウエハーとホルダー
が重合したままの状態で前記分離装置に前記ホルダーだ
けを載置すると、前記ウエハーだけが単体で載せ台上に
載置せしめられ、両体が分離せしめるようにした超高温
熱処理装置なので、密着状態にあるウエハーとホルダー
を前記分離装置に載せるだけで、ウエハーとホルダーを
極めて簡単に分離できる利点がある。
【図1】本発明の超高温熱処理装置を示した正面図であ
る。
る。
【図2】超高温熱処理装置の背面図である。
【図3】図1の装置における要部の一部切欠拡大正面図
である。
である。
【図4】A、Bは、同装置に取着する発熱ヒーターの一
部切欠正面図と右側面図である。
部切欠正面図と右側面図である。
【図5】同装置の概略図である。
【図6】同装置の要部の一部切欠拡大縦断面図である。
【図7】同装置を構成する石英製マニホールドの斜視図
である。
である。
【図8】同装置における被熱処理用ウエハーをホルダー
から分離させる分離装置の縦断正面図である。
から分離させる分離装置の縦断正面図である。
【図9】図8における分離装置の右側面図である。
【図10】図9における分離装置の平面図である。
A 超高温熱処理装置 1 加熱ヒーター 2 炉内断熱材 3 内側壁面 4 発熱部 5 非発熱部 7 多孔質SiC/CVD−SiC製炉心管 8 石英製マニホールド 9 スリット部 10 バキューム排気管 12 SiC製バッファー 13 石英製バッファー 14 傾斜状部 15 石英製フランジ 16 傾斜状部 17 凹部 18 Oリング 19 ウエハー 20 ホルダー 21 外周縁部 23 分離装置 24 載せ台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4K063 AA05 AA12 BA12 CA01 CA06 FA07 FA27 5F045 BB08 BB10 BB14 EB03 EB12 EC05 EK07 EK08 EK22 EM04 EM08 EN04
Claims (7)
- 【請求項1】超高温熱処理装置を構成する電気炉におい
て、 炉内断熱材の内側壁面に、密着することなく、且1本単
位で交換可能とした加熱ヒーターを装着せしめたことを
特徴とする超高温熱処理装置。 - 【請求項2】超高温熱処理装置を構成する電気炉におい
て、 炉内断熱材の内側壁面に、密着することなく、且1本単
位で交換可能とした加熱ヒーターを構成する発熱部を固
定せず、電力導入部のみを固定し装着せしめたことを特
徴とする超高温熱処理装置。 - 【請求項3】超高温熱処理装置を構成する多孔質SiC
/CVD−SiC製炉心管において、 前記多孔質SiC/CVD−SiC製炉心管の下方の設
置装置を、石英製マニホールドにしたことを特徴とする
超高温熱処理装置。 - 【請求項4】超高温熱処理装置を構成する多孔質SiC
/CVD−SiC製炉心管の下方に、石英製マニホール
ドを設置すると共に、前記炉心管と合わさる石英製マニ
ホールドの上面に、スリット部を設け、且前記スリット
部にバキューム排気管を接続することを特徴とする超高
温熱処理装置。 - 【請求項5】超高温熱処理装置を構成する多孔質SiC
/CVD−SiC製炉心管内に嵌挿せしめる遮熱、断熱
装置として、SiC製バッファーの下方に石英製バッフ
ァーを設置せしめたことを特徴とする超高温熱処理装
置。 - 【請求項6】超高温熱処理装置を構成する多孔質SiC
/CVD−SiC製炉心管の下方に設置する前記炉内の
汚染防止用として石英製マニホールドと石英製フランジ
を設けると共に、前記石英製マニホールドの外側面を傾
斜状部に、前記石英製マニホールドの下方に設置の石英
製フランジの内側面を傾斜状部とし、且前記傾斜状部に
凹部を設け、Oリングを該凹部に嵌挿し離脱を防止した
ことを特徴とする超高温熱処理装置。 - 【請求項7】超高温熱処理装置を構成する多孔質SiC
/CVD−SiC製炉心管内において熱処理を施すウエ
ハーとウエハーより径が大きいホルダーを分離せしめる
機構において、 前記ホルダーの外周縁部が載置可能な分離装置を設け、
重合するウエハーとホルダーを分離せしめるには、ウエ
ハーとホルダーが重合したままの状態で前記分離装置に
前記ホルダーだけを載置すると、前記ウエハーだけが単
体で載せ台上に載置せしめられ、両体が分離されること
を特徴とする超高温熱処理装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000013511A JP3404674B2 (ja) | 2000-01-21 | 2000-01-21 | 超高温熱処理装置 |
TW089105352A TW451048B (en) | 2000-01-21 | 2000-03-23 | Ultra-high-temperature heat treatment apparatus |
KR1020000015402A KR20010076133A (ko) | 2000-01-21 | 2000-03-27 | 초고온 열처리장치 |
US09/561,192 US6414277B1 (en) | 2000-01-21 | 2000-04-27 | Ultra-high-temperature heat treatment apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000013511A JP3404674B2 (ja) | 2000-01-21 | 2000-01-21 | 超高温熱処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001210649A true JP2001210649A (ja) | 2001-08-03 |
JP3404674B2 JP3404674B2 (ja) | 2003-05-12 |
Family
ID=18541095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (4)
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---|---|
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JP (1) | JP3404674B2 (ja) |
KR (1) | KR20010076133A (ja) |
TW (1) | TW451048B (ja) |
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JP2008311587A (ja) * | 2007-06-18 | 2008-12-25 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 基板処理装置 |
JP2009182295A (ja) * | 2008-02-01 | 2009-08-13 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 基板処理装置および半導体装置の製造方法 |
JP5049128B2 (ja) * | 2005-08-24 | 2012-10-17 | 株式会社日立国際電気 | 基板処理装置及びこれに用いられる加熱装置並びにこれらを利用した半導体の製造方法及び発熱体の保持構造 |
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SG155057A1 (en) * | 2003-02-27 | 2009-09-30 | Asahi Glass Co Ltd | Outer tube made of silicon carbide and thermal treatment system for semiconductors |
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JP4739057B2 (ja) * | 2006-02-20 | 2011-08-03 | 東京エレクトロン株式会社 | 熱処理装置、ヒータ及びその製造方法 |
US8536491B2 (en) * | 2009-03-24 | 2013-09-17 | Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. | Rotatable and tunable heaters for semiconductor furnace |
TWM413957U (en) * | 2010-10-27 | 2011-10-11 | Tangteck Equipment Inc | Diffusion furnace apparatus |
CN105316642B (zh) * | 2015-11-20 | 2018-06-12 | 苏州赛森电子科技有限公司 | 溅射工艺中的硅片加热装置 |
US10998205B2 (en) * | 2018-09-14 | 2021-05-04 | Kokusai Electric Corporation | Substrate processing apparatus and manufacturing method of semiconductor device |
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US5578132A (en) * | 1993-07-07 | 1996-11-26 | Tokyo Electron Kabushiki Kaisha | Apparatus for heat treating semiconductors at normal pressure and low pressure |
US5775889A (en) * | 1994-05-17 | 1998-07-07 | Tokyo Electron Limited | Heat treatment process for preventing slips in semiconductor wafers |
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-
2000
- 2000-01-21 JP JP2000013511A patent/JP3404674B2/ja not_active Ceased
- 2000-03-23 TW TW089105352A patent/TW451048B/zh not_active IP Right Cessation
- 2000-03-27 KR KR1020000015402A patent/KR20010076133A/ko not_active Application Discontinuation
- 2000-04-27 US US09/561,192 patent/US6414277B1/en not_active Expired - Fee Related
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KR20010076133A (ko) | 2001-08-11 |
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