JP2001210169A - スイッチ種別報知装置 - Google Patents

スイッチ種別報知装置

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JP2001210169A
JP2001210169A JP2000016602A JP2000016602A JP2001210169A JP 2001210169 A JP2001210169 A JP 2001210169A JP 2000016602 A JP2000016602 A JP 2000016602A JP 2000016602 A JP2000016602 A JP 2000016602A JP 2001210169 A JP2001210169 A JP 2001210169A
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switch
processing unit
signal
unit
switches
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Jun Okada
潤 岡田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 視線を前方から外すことなく車載機器に設け
られた複数の操作スイッチの操作を容易に行うことがで
きる操作スイッチ種別報知装置を提供すること。 【解決手段】 車載機器60,62の駆動用の操作信号
を出力する複数の操作スイッチSW(1),SW(2),・・・,
SW(n)に対応してそれら各操作スイッチSW(1),SW(2),
・・・,SW(n)に対する人体の一部の近接を検知する近
接センサ30(1),30(2),・・・,30(n)が設けら
れる。近接センサ30(1),30(2),・・・,30(n)
の検知結果に基づき、人体の一部がいずれの操作スイッ
チSW(1),SW(2),・・・,SW(n)に近接しているかを判
定し、その操作スイッチSW(1),SW(2),・・・,SW(n)
の操作内容を示す音声情報を、スピーカ42を通じて出
力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両のセンタク
ラスタ等に設けられた操作スイッチの操作に先立ってそ
の操作内容を報知するようにしたスイッチ種別報知装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車載用のオーディオ機器等の電
装品(車載機器)では、操作パネルに複数の操作スイッ
チが設けられており、その複数の操作スイッチのうちの
所望とする機能に対応した操作スイッチを操作すること
によって、所定の機能の入力が行われるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車両の運転
中に、例えば、オーディオユニットに対してCDの曲選
択を行おうとする場合等、車載機器の所定の操作スイッ
チを操作しようとする場合には、当該必要な操作スイッ
チを探す必要がある。
【0004】ところが、上述のような各種操作スイッチ
は、運転席と助手席間においてその前方下部側に配置さ
れるセンタクラスタ等、運転者の前方視界から外れた位
置に配設してある場合があり、このような場合には、運
転者の視線を前方から外さずに(脇見をせずに)、操作
スイッチの操作を行うのは難しい。
【0005】そこで、この発明の課題は、視線を前方に
保ったままで車載機器に設けられた複数の操作スイッチ
の操作を容易に行うことができる操作スイッチ種別報知
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
請求項1記載のスイッチ種別報知装置は、車両の運転席
周りに設けられそれぞれ押込み操作により車載機器駆動
用の操作信号を出力する複数の操作スイッチと、前記各
操作スイッチに対応して設けられ、それら各操作スイッ
チに対する人体の一部の近接を検知する複数の近接検知
手段と、前記各近接検知手段の出力信号に基づき、前記
人体の一部が前記各操作スイッチに近接しているか否か
を検出し、近接しているときにその操作スイッチを特定
するスイッチ特定信号を出力する検出判定処理部と、前
記検出判定処理部から出力されるスイッチ特定信号に基
づいて当該特定された操作スイッチの操作内容を示す音
声情報を、スピーカを通じて出力する音声処理部と、を
備えたものである。
【0007】なお、請求項2記載のように、前記検出判
定処理部から出力されたスイッチ特定信号に基づいてそ
の操作スイッチの操作内容を示す表示情報を表示する表
示部をさらに備えていてもよい。
【0008】また、請求項3記載のスイッチ種別報知装
置は、車両の運転席周りに設けられそれぞれ操作部の第
1段の押込み操作によりオンされて押込み検知信号を出
力する第1のスイッチ部が設けられると共に、操作部の
前記第1段の押込みよりも深い第2段の押込み操作によ
りオンされて車載機器駆動用の操作信号を出力する第2
のスイッチ部が設けられた複数の操作スイッチと、前記
各第1のスイッチ部の押込み検知信号に基づき、対応す
る前記操作スイッチに対し前記第1段の押込み操作がな
されたことを検出して、その操作スイッチを特定するス
イッチ特定信号を出力する検出判定処理部と、前記検出
判定処理部から出力されたスイッチ特定信号に基づいて
その操作スイッチの操作内容を示す音声情報を、スピー
カを通じて出力する音声処理部と、を備えたものであ
る。
【0009】なお、請求項4記載のように、前記検出判
定処理部から出力されたスイッチ特定信号に基づいてそ
の操作スイッチの操作内容を示す表示情報を表示する表
示部をさらに備えていてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかる第1実施
形態のスイッチ種別報知装置について説明する。
【0011】このスイッチ種別報知装置は、図1に示す
ように、スイッチ部10、音声処理部40及び表示部5
0がバスライン2を通じて相互に接続されてなる。
【0012】なお、このバスライン2は、車両内のネッ
トワークを構成する通信ラインとして使用されるもので
あり、車両に搭載されたオーディオ装置60やエアコン
装置62等の各種車載機器もこのバスライン2に接続さ
れている。
【0013】上記スイッチ部10は、図1及び図2に示
すように、オーディオ装置60やエアコン装置62等の
各種車載機器を駆動させるための操作信号を出力する複
数の操作スイッチSW(1),SW(2),・・・,SW(n)と、こ
れら操作スイッチSW(1),SW(2),・・・,SW(n)からの
操作信号を受けて各種車載機器に向けて操作指令信号を
送信するスイッチ処理部12を備えると共に、前記各操
作スイッチSW(1),SW(2),・・・,SW(n)に対応して設
けられた近接検知手段としての近接センサ30(1),3
0(2),・・・,30(n)と、各近接センサ30(1),3
0(2),・・・,30(n)からの検知信号を受けて音声処
理部40及び表示部50に向けてスイッチ特定信号を送
信する検出判定処理部11を備えており、上記検出判定
処理部11及びスイッチ処理部12から出力された各信
号がバスコントローラ13を通じてバスライン2上に送
出されるように構成される。
【0014】上記各操作スイッチSW(1),SW(2),・・
・,SW(n)は、運転者の前方視界から外れた位置、例え
ば、車室内の運転席と助手席間においてその前方下部側
に配置されるセンタクラスタに配設されている。これら
各操作スイッチSW(1),SW(2),・・・,SW(n)は、より
具体的には、例えば図3に示すように、オーディオ装置
60に対して、その各機能を切換えるために設けられる
TV機能切換スイッチSW(TV),CDプレイヤー機能切換
スイッチSW(CD),AMラジオ機能切換スイッチSW(AM),
FMラジオ機能切換スイッチSW(FM)等である。
【0015】各操作スイッチSW(1),SW(2),・・・,SW
(n)は、それぞれ所定の基板20上にプッシュスイッチ
の一種であるタクトスイッチ21(1),21(2),・・
・,21(n)が実装されると共に、各タクトスイッチ2
1(1),21(2),・・・,21(n)に対して接近・離隔
移動自在に操作部22(1),22(2),・・・,22(n)
が設けられてなる。各操作部22(1),22(2),・・
・,22(n)は、各タクトスイッチ21(1),21(2),
・・・,21(n)から離間する方向に付勢されており、
人体の一部である指等により各操作部22(1),22
(2),・・・,22(n)を各タクトスイッチ21(1),2
1(2),・・・,21(n)に向けて押込み操作することに
より、各操作部22(1),22(2),・・・,22(n)が
各タクトスイッチ21(1),21(2),・・・,21(n)
のキートップを押圧し、これにより各タクトスイッチ2
1(1),21(2),・・・,21(n)がオンされて車載機
器駆動用の操作信号が出力されるようになっている。
【0016】そして、各操作スイッチSW(1),SW(2),・
・・,SW(n)からの操作信号がスイッチ処理部12に入
力されると、スイッチ処理部12ではバスコントローラ
13からバスライン2を通じてオーディオ装置60やエ
アコン装置62等の各種車載機器に向けて所定の操作指
令信号を送信する。これにより、各種車載機器におい
て、各操作スイッチSW(1),SW(2),・・・,SW(n)の押
込み操作に応じた所定の動作が行われる構成となってい
る。
【0017】また、各近接センサ30(1),30(2),・
・・,30(n)は、それぞれ前記各操作スイッチの近傍
位置に設けられており、それら各操作スイッチSW(1),S
W(2),・・・,SW(n)に対する人体の一部(指等)の近
接を検知し、その検知信号を検出判定処理部11に出力
するように構成される。
【0018】各近接センサ30(1),30(2),・・・,
30(n)としては、人体の一部が操作部22(1),22
(2),・・・,22(n)に接触する前に当該人体の一部を
検知可能なセンサが用いられる。
【0019】具体的には、周知の如く、人体の一部の接
近による静電容量の増加を検出する静電容量型の近接セ
ンサを各操作スイッチSW(1),SW(2),・・・,SW(n)の
近傍に設け、人体の一部が操作部22(1),22(2),・
・・,22(n)に非接触の状態で一定の距離以下に接近
したときに検知信号を出力させる構成となっている。
【0020】また、その他にも、図4に示すように、基
板20の裏面側等に、操作部22(1),22(2),・・
・,22(n)の操作面の前方に向けて光Laを照射すると
共に、この照射光Laの人体の一部Aによる反射光Lbを
受光する周知の反射型の光センサ26を設けておき、前
記反射光Lbの有無によって人体の一部Aの近接を検知
する構成とすることもできる。さらに、各操作部22
(1),22(2),・・・,22(n)の近傍に、当該操作部
22(1),22(2),・・・,22(n)の操作面前方に向
けて所定の超音波を発振すると共に、その発振した超音
波の反射波を受信する超音波センサを設けておき、前記
反射波の有無によって人体の一部の近接を検知する構成
としてもよい。
【0021】検出判定処理部11は、前記各近接センサ
30(1),30(2),・・・,30(n)の出力信号に基づ
き、人体の一部が各操作スイッチSW(1),SW(2),・・
・,SW(n)に近接しているか否かを判定し、近接してい
ると判定したときにその操作スイッチSW(1),SW(2),・
・・,SW(n)を特定するスイッチ特定信号を出力するよ
うに構成されており、この検出判定処理部11から出力
されたスイッチ特定信号は、バスコントローラ13を通
じてバスライン2上に送出されるようになっている。
【0022】また、音声処理部40は、その記憶部に、
予め前記各操作スイッチSW(1),SW(2),・・・,SW(n)
に対応づけてそれら各操作スイッチSW(1),SW(2),・・
・,SW(n)の操作内容を示す音声情報が記憶されてお
り、バスライン2を通じて前記スイッチ特定信号を受信
すると、そのスイッチ特定信号により特定される操作ス
イッチSW(1),SW(2),・・・,SW(n)に対応する音声情
報を、スピーカ42を通じて外部に出力するように構成
される。
【0023】上記音声情報は、具体的には、例えば図3
に示すTV機能切換スイッチSW(TV)に対しては「テレビ
の切換えスイッチです」という音声情報、CDプレイヤ
ー機能切換スイッチSW(CD)に対しては「CDプレイヤー
の切換えスイッチです」、AMラジオ機能切換スイッチ
SW(AM)に対しては「AMラジオの切換えスイッチで
す」、FMラジオ機能切換スイッチ(FM))に対しては
「FMラジオの切換えスイッチです」といった音声情報
である。
【0024】また、表示部50は、上記音声処理部40
と同様に、その記憶部に、予め前記各操作スイッチSW
(1),SW(2),・・・,SW(n)に対応づけてそれら各操作
スイッチSW(1),SW(2),・・・,SW(n)の操作内容を示
す表示情報が記憶されており、バスライン2を通じて前
記スイッチ特定信号を受信すると、そのスイッチ特定信
号により特定される操作スイッチSW(1),SW(2),・・
・,SW(n)に対応する表示情報を所定の表示面に表示さ
せるように構成される。
【0025】この際の表示面は、運転席前方のインスト
ゥルメントパネル等、運転者が視線を前方から大きく外
さずに視認できるような位置に配設されていることが好
ましい。
【0026】以上のように構成されたスイッチ種別報知
装置では、運転者がいずれかの操作スイッチSW(1),SW
(2),・・・,SW(n)に指等の人体の一部を近づけると、
その人体の一部を近づけた操作スイッチSW(1),SW(2),
・・・,SW(n)から検知信号が出力される。この検知信
号が検出判定処理部11に入力されると、当該検出判定
処理部11では、その検知信号に基づいて人体の一部が
各操作スイッチSW(1),SW(2),・・・,SW(n)に近接し
ているか否かを判定し、近接していると判定したときに
その人体の一部が近接している操作スイッチSW(1),SW
(2),・・・,SW(n)を特定するスイッチ特定信号を出力
する。そして、このスイッチ特定信号がバスコントロー
ラ13からバスライン2を通じて音声処理部40により
受信され、そのスイッチ特定信号により特定される操作
スイッチSW(1),SW(2),・・・,SW(n)に対応する音声
情報がスピーカ42を通じて外部に出力されるようにな
る。
【0027】これにより、運転者は、当該音声情報を手
掛りとして指等を近づけた操作スイッチSW(1),SW(2),
・・・,SW(n)が所望とするものであるか否かを判断
し、所望のものである場合には、その操作スイッチSW
(1),SW(2),・・・,SW(n)を押込み操作して所定の車
載機器を駆動させる一方、所望とするものでない場合に
は、指等を他の操作スイッチSW(1),SW(2),・・・,SW
(n)に近づけ同様に音声情報を聞くことを繰返して所望
の操作スイッチSW(1),SW(2),・・・,SW(n)を探し出
す。
【0028】以上のように構成されたスイッチ種別報知
装置では、運転者がいずれかの操作スイッチSW(1),SW
(2),・・・,SW(n)に指等を近づければ、その指が近づ
いた操作スイッチSW(1),SW(2),・・・,SW(n)の操作
内容を示す音声情報がスピーカ42を通じて音声出力さ
れる。従って、その音声情報を手掛りとして、自分の指
がいずれの操作スイッチSW(1),SW(2),・・・,SW(n)
に近接しているかを判別して所望の操作スイッチSW
(1),SW(2),・・・,SW(n)を容易に探し出すことがで
き、従って、視線を前方から保った状態で車載機器に設
けられた複数の操作スイッチの操作を容易に行うことが
できる。
【0029】この際、表示部50の表示面にも自分の指
が近接した操作スイッチSW(1),SW(2),・・・,SW(n)
の操作内容を示す表示情報が表示されるため、その表示
情報をも手掛りとして視覚によっても所望の操作スイッ
チSW(1),SW(2),・・・,SW(n)を容易かつ確実に探し
出して操作することができる。
【0030】次に、この発明にかかる第2実施形態のス
イッチ種別報知装置について説明する。なお、この第2
実施形態のスイッチ種別報知装置の説明にあたっては、
上記第1実施形態のスイッチ種別報知装置との相違点の
みを説明する。
【0031】即ち、このスイッチ種別報知装置では、第
1実施形態における操作スイッチSW(1),SW(2),・・
・,SW(n)及び近接センサ30(1),30(2),・・・,
30(n)に代えて、図5に示すように、ダブルアクショ
ン方式の操作スイッチSWBを用いている。
【0032】この図5に示すダブルアクション方式の操
作スイッチSWB自体の構成は一般的に周知のものであ
り、即ち、プッシュスイッチの一種である第2タクトス
イッチ21B(第2のスイッチ部)を実装した第2基板
20Bに対して、同じくプッシュスイッチの一種である
第1タクトスイッチ23B(第1のスイッチ部)を実装
した第1基板22Bが、接近・離隔移動自在に配設され
ると共に、この第1基板22Bに対して、操作部24B
が接近・離隔調整自在に配設されてなる。また、第1基
板22Bが第2基板20Bから離隔する方向に付勢され
ると共に、その付勢力よりも小さい力で操作部24Bが
第1基板22Bから離隔する方向に付勢されており、第
1段の押込み操作として、比較的小さい力で操作部24
Bが押込み操作されると、操作部24Bが第1タクトス
イッチ23Bのキートップを押圧しこれにより当該第1
タクトスイッチ23Bがオンされ、その後、第2段の押
込み動作として、比較的大きい力で上記第1段の押込み
よりも深く操作部24Bが押込み操作されると、これに
伴って第1基板22Bが奥に押込まれて第1基板22B
が第2タクトスイッチ21Bのキートップを押圧して当
該第2タクトスイッチ21Bがオンされるようになる。
【0033】そして、上記操作スイッチSWBの第2タク
トスイッチ21Bのオン信号は、車載機器駆動用の操作
信号としてスイッチ処理部12に出力されて、各種車載
機器において所定の動作が行われる。
【0034】一方、第1タクトスイッチ23Bのオン信
号は、検出判定処理部11に出力され、検出判定処理部
11ではこの第1タクトスイッチ23Bのオン信号に基
づいて、人体の一部がいずれの操作スイッチSWBに対し
て第1段の押込み動作を行っているかを判定し、その操
作スイッチSWBを特定するスイッチ特定信号を出力す
る。そして、このスイッチ特定信号を受信した音声処理
部40及び表示部50では所定の時間又は所定の回数音
声情報を出力し或は表示情報を表示させる構成となって
いる。
【0035】この第2実施形態のスイッチ種別報知装置
では、運転者がいずれかの操作スイッチSWBを軽く押込
むと、第1タクトスイッチ23Bがオンされて検出判定
処理部11にオン信号が出力され、上記第1実施形態の
場合と同様の動作によりその操作スイッチSWBの操作内
容を示す音声情報が出力される。
【0036】そして、運転者は、当該音声情報を手掛り
として、その操作スイッチSWBが所望のものであるか否
かを判断し、所望のものである場合には、その操作スイ
ッチSWBをさらに深く押込んで、所定の車載機器を駆動
させる一方、所望とするものでない場合には、その操作
スイッチSWBから手を離し他の操作スイッチSWBを軽く
押込んで音声情報を聞くことを繰返して所望の操作スイ
ッチSWBを探し出すようにする。
【0037】以上のように構成されたスイッチ種別報知
装置では、操作スイッチSWを軽く押込むことにより出力
される音声情報を手掛りとして、所望の操作スイッチSW
Bを容易に探し出すことができ、視線を前方から外すこ
となく車載機器に設けられた複数の操作スイッチSWBの
操作を容易に行うことができる。
【0038】特に、操作部24Bが実際に若干量押込ま
れてから所定の音声情報が出力されるため、運転者の実
際の押込み動作にリニアに応じた音声情報が出力される
ことになり、操作の確実性が向上する。
【0039】なお、上記操作スイッチSWBは、可能な限
り小さな押下げで第1タクトスイッチ23Bがオンされ
る構成が好ましい。
【0040】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1記載
のスイッチ種別報知装置によると、車両の運転席周りに
設けられそれぞれ押込み操作により車載機器駆動用の操
作信号を出力する複数の操作スイッチと、前記各操作ス
イッチに対応して設けられ、それら各操作スイッチに対
する人体の一部の近接を検知する複数の近接検知手段
と、前記各近接検知手段の出力信号に基づき、前記人体
の一部が前記各操作スイッチに近接しているか否かを検
出し、近接しているときにその操作スイッチを特定する
スイッチ特定信号を出力する検出判定処理部と、前記検
出判定処理部から出力されるスイッチ特定信号に基づい
て当該特定された操作スイッチの操作内容を示す音声情
報を、スピーカを通じて出力する音声処理部と、を備え
ているため、人体の一部である指等をいずれかの操作ス
イッチ近傍に近づけると、その操作スイッチの操作内容
を示す音声情報が出力される。このため、その音声情報
を手掛りとして、所望の操作スイッチを容易に探し出す
ことができ、視線を前方に保った状態で操作スイッチの
操作を容易に行うことができる。
【0041】また、請求項2記載のように、検出判定処
理部から出力されたスイッチ特定信号に基づいてその操
作スイッチの操作内容を示す表示情報を表示する表示部
をさらに備えた構成とすれば、その表示部に表示された
表示情報を手掛りとして視覚によっても所望の操作スイ
ッチを容易に探し出すことができる。
【0042】さらに、請求項3記載のスイッチ種別報知
装置によると、車両の運転席周りに設けられそれぞれ操
作部の第1段の押込み操作によりオンされて押込み検知
信号を出力する第1のスイッチ部が設けられると共に、
操作部の前記第1段の押込みよりも深い第2段の押込み
操作によりオンされて車載機器駆動用の操作信号を出力
する第2のスイッチ部が設けられた複数の操作スイッチ
と、前記各第1のスイッチ部の押込み検知信号に基づ
き、対応する前記操作スイッチに対し前記第1段の押込
み操作がなされたことを検出して、その操作スイッチを
特定するスイッチ特定信号を出力する検出判定処理部
と、前記検出判定処理部から出力されたスイッチ特定信
号に基づいてその操作スイッチの操作内容を示す音声情
報を、スピーカを通じて出力する音声処理部と、を備え
ているため、運転者がいずれかの操作スイッチを軽く押
込むと、その操作スイッチの操作内容を示す音声情報が
出力される。このため、運転者は、その音声情報を手掛
りとして、所望の操作スイッチを容易に探し出すことが
でき、視線を前方に保った状態で操作スイッチの操作を
容易に行うことができる。
【0043】この場合でも、請求項4記載のように、検
出判定処理部から出力されたスイッチ特定信号に基づい
てその操作スイッチの操作内容を示す表示情報を表示す
る表示部をさらに備えた構成とすれば、その表示部に表
示された表示情報を手掛りとして視覚によっても所望の
操作スイッチを容易に探し出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係るスイッチ種別報
知装置を示すブロック図である。
【図2】同上のスイッチ種別報知装置のスイッチ部を示
すブロック図である。
【図3】操作スイッチの機能例を示す図である。
【図4】操作スイッチの変形例を示す概略図である。
【図5】この発明の第2実施形態に係るスイッチ種別報
知装置の操作スイッチを示す概略図である。
【符号の説明】
10 スイッチ部 11 検出判定処理部 12 スイッチ処理部 21(1),21(2),・・・,21(n) タクトスイッチ 22(1),22(2),・・・,22(n) 操作部 30(1),30(2),・・・,30(n) 近接センサ 40 音声処理部 42 スピーカ 50 表示部 SW(1),SW(2),・・・,SW(n) 操作スイッチ 21B 第1タクトスイッチ 23B 第2タクトスイッチ 24B 操作部 SWB 操作スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 361 H04Q 9/00 361 (72)発明者 岡田 潤 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 Fターム(参考) 5G052 AA23 BB01 JB01 JB19 5K048 AA04 BA42 DA05 DC03 EB02 FB10 FB11 HA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の運転席周りに設けられそれぞれ押
    込み操作により車載機器駆動用の操作信号を出力する複
    数の操作スイッチと、 前記各操作スイッチに対応して設けられ、それら各操作
    スイッチに対する人体の一部の近接を検知する複数の近
    接検知手段と、 前記各近接検知手段の出力信号に基づき、前記人体の一
    部が前記各操作スイッチに近接しているか否かを検出
    し、近接しているときにその操作スイッチを特定するス
    イッチ特定信号を出力する検出判定処理部と、 前記検出判定処理部から出力されるスイッチ特定信号に
    基づいて当該特定された操作スイッチの操作内容を示す
    音声情報を、スピーカを通じて出力する音声処理部と、
    を備えたスイッチ種別報知装置。
  2. 【請求項2】 前記検出判定処理部から出力されたスイ
    ッチ特定信号に基づいてその操作スイッチの操作内容を
    示す表示情報を表示する表示部をさらに備えた請求項1
    記載のスイッチ種別報知装置。
  3. 【請求項3】 車両の運転席周りに設けられそれぞれ操
    作部の第1段の押込み操作によりオンされて押込み検知
    信号を出力する第1のスイッチ部が設けられると共に、
    操作部の前記第1段の押込みよりも深い第2段の押込み
    操作によりオンされて車載機器駆動用の操作信号を出力
    する第2のスイッチ部が設けられた複数の操作スイッチ
    と、 前記各第1のスイッチ部の押込み検知信号に基づき、対
    応する前記操作スイッチに対し前記第1段の押込み操作
    がなされたことを検出して、その操作スイッチを特定す
    るスイッチ特定信号を出力する検出判定処理部と、 前記検出判定処理部から出力されたスイッチ特定信号に
    基づいてその操作スイッチの操作内容を示す音声情報
    を、スピーカを通じて出力する音声処理部と、を備えた
    スイッチ種別報知装置。
  4. 【請求項4】 前記検出判定処理部から出力されたスイ
    ッチ特定信号に基づいてその操作スイッチの操作内容を
    示す表示情報を表示する表示部をさらに備えた請求項3
    記載のスイッチ種別報知装置。
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