JP3855840B2 - 車載ナビゲーション装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、音情報の検出手段を備えた車載ナビゲーション装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、音情報を検出する集音手段を備えた車載ナビゲーション装置に関する先行文献としては、特開2001−206102号公報にて開示されたものが知られている。この公報には当該車両に搭載されている各車載機器の作動や機能に関する情報が、音声等による指示に応じて選択され、その選択された情報を表示手段や、音声出力手段を用いて当該車両の乗員に伝達する。その際、キャラクターを追加表示する事で視覚的にもわかりやすくする技術が開示されている。
【0003】
例えばカーエアコン装置の動作が不調になった際にはナビゲーション装置の表示装置上に、カーエアコンの営業マン画像が現出し、この営業マン像が乗員の指示や問い合わせ(操作入力)に対応する動作や表情をするシステムが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記公報には、乗員が指示した車載機器等の作動や機能に関する情報をキャラクター画像を用いて視覚的に分かりやすく表示する技術が開示されているに止まる。
【0005】
本発明は、既存の音声認識用もしくは電話用として音声を含む音情報全般を検出する集音手段を活用して、乗員の意志とは関係なく、車両内外で発生する様々な音を情報として取り込み、それを解析表示して乗員をサポート出来る車載ナビゲーション装置を提供する事を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明では、音声認識用または電話用としての音声を含む音情報を検出する集音手段と、地図情報を表示する表示手段とを備えた車載ナビゲーション装置であって、音楽、警笛を含む検出対象音に応じた複数の判定基準情報を記憶する第一の記憶手段と、前記第一の記憶手段の各判断基準情報と前記集音手段にて検出された前記音情報とに基づいて、検出対象音及びその検出対象音の乗員の安全運転にとっての重要性を判断する音情報判断手段と、
前記音情報判断手段が判定した重要性に応じて少なくとも表示の大きさを変更しつつ、検出対象音に対応した表示を前記表示手段に行わせる表示制御手段とを備えた事を特徴とする。
【0007】
この発明により、乗員は車内外で発生している様々な音情報を視覚的に分かりやすく把握する事が出来る。すなわち安全運転上正しい把握と認識が必要な音の聞き間違いや、聞き逃しを是正する、あるいは乗員には聞こえなかった音に対応した画像を前述の表示手段からの画像出力で把握する事が出来る。
【0008】
また同時に前述の音情報を楽しく前述の表示手段からの画像出力で認識する事も出来るので、視覚的アミューズメント性を享受する事も出来る。
【0009】
請求項2に記載の発明では、前記集音手段の前記音情報を解析して音声命令情報を抽出する音声命令判断手段を有する事を特徴とする。
【0010】
この発明により、車載ナビゲーション装置の音声認識の為の音声入力手段を、本発明の集音手段として兼用する事が出来るので、設置が容易かつ安価な構成で本発明を実施する事が出来る。
【0011】
請求項3に記載の発明では、前記集音手段が検知する前記音情報を送信音声情報として電話手段に送信するようにした事を特徴とする。
【0012】
この発明により、ハンズフリー装置が備える音声入力手段を本発明の集音手段として兼用する事が出来るので、更に設置が容易かつ安価な構成で本発明を実施する事が出来る。
【0013】
請求項4に記載の発明では、前記表示制御手段は、検出対象音に対応した複数の表示パターン情報を記憶する第二の記憶手段と、前記音情報判断手段が判定した検出対象音に基づいて前記第二の記憶手段より所定の表示パターン情報を選択し、前記表示手段に表示させる表示内容選択手段を有する事を特徴とする。
【0014】
この発明により、前述の音情報判断手段が判定した検出対象音を乗員に訴求するのに適した表示パターンを予め設定しておく事ができ、検出対象音を判定したときには速やかに該当表示パターンを表示させる事が出来る。
【0015】
請求項5に記載の発明では、音声出力手段を備え、前記音情報判断手段が判定した検出対象音に応じて所定の音声情報を選択し、前記音声出力手段に音声出力させる出力音声制御手段を有する事を特徴とする。
【0016】
この発明により、乗員は車内外で発生している様々な音情報を聴覚的に分かりやすく再把握する事が出来る。すなわち安全運転上正しい把握と認識が必要な音の聞き間違いや聞き逃しを是正する、あるいは聞こえなかった音に対応した音情報を前述の音声出力手段からの出力で再把握する事が出来る。
【0017】
また同時に前述の音情報を楽しく前述の音声出力手段からの出力で認識する事も出来、聴覚的アミューズメント性を享受する事も出来る。
【0018】
請求項6に記載の発明では、前記出力音声制御手段は検出対象音に応じた複数の出力音声パターン情報を記憶する第三の記憶手段と、前記音情報判断手段が判断した検出対象音に基づいて前記第三の記憶手段より所定の出力音声パターン情報を選択し、前記スピーカー出力させる出力音声内容選択手段を有する事を特徴とする。
【0019】
この発明により、前述の音情報判断手段が判定した検出対象音を乗員に訴求するのに適した音声信号を予め設定しておく事ができ、検出対象音を判定したときには速やかに該当音声信号を発生させる事が出来る。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(第一実施形態)
本発明の第一実施形態を図1ならびに図2を用いて説明する。
【0021】
図1は本発明の第一実施形態にかかる車載ナビゲーション装置300の全体構成を示すブロック図である。
【0022】
車載ナビゲーション装置300は、内部に地図データ部1、操作スイッチ群2、第一のマイク3、第一のスピーカー4、外部メモリ5、表示装置6、位置検出部10、リモートコントロールセンサー20と、これらに接続された制御部100とを備えている。
【0023】
また、制御部100は通常のコンピューターとして構成されており、その内部には周知のCPU、ROM、RAM、I/O、およびこれらの構成を接続するバスラインを備えている。
【0024】
前述の地図データ部1は、位置検出の精度向上の為のマップマッチング情報ならびに地形情報を含んだ地理データおよび施設情報ならびに道路情報を含んだ地図データを保持するための装置である。媒体としては、そのデータ量からCD−ROM、またはDVD−ROMを用いるのが一般的であるが、メモリカード等の媒体を用いても良い。
【0025】
前述の操作スイッチ群2は、例えば前述する表示装置6と一体になったタッチスイッチ、もしくはメカニカルなスイッチ等が用いられ、各種入力に使用される。
【0026】
前記位置検出部10は、いずれも周知の地磁気センサ11、ジャイロスコープ12、距離センサ13、および衛星からの電波に基づいて自車両の位置を検出する、GPS(GlobalPositioningSystem)受信機14を備えている。
【0027】
これら位置検出部10内の各センサは、各々が性質の異なる誤差を持っているため、複数のセンサからの情報を互いに補完しながら使用するように構成されている。なお精度によっては、上述したうちの一部で構成してもよく、更にステアリングの回転センサ、各転動輪の車輪センサ等を用いても良い。
【0028】
また、第一のマイク3が装備されており、これによりナビゲーション機能の音声による制御、すなわち音声認識機能を実現する。
【0029】
更に経路案内機能の形態の1つである、音声案内機能の為の第一のスピーカー4も併せて装備されている。
【0030】
また、前述の外部メモリ5は汎用メモリであり制御部100を初めとする前述の各処理部が演算する際に要する演算領域として、またはその演算過程で一時的に値を保持する為の領域として機能している。
【0031】
表示装置6はカラー表示装置であり、表示装置6の画面には前述の位置検出部10から入力された車両現在位置マークと、地図データ部1より入力された地図データと、更に地図上に表示する誘導経路等の付加データとを重ねて表示する事が出来る。また前述したよういに操作スイッチ群2と一体になっている事もある。
【0032】
図2は、本発明の第一実施形態の要部をなす制御部100内のブロック図である。
第一のマイク3は車載ナビゲーション装置300が備えている音声認識用の音声入力手段であるが、同時に車内外で発生する様々な音情報を集音している。
【0033】
集音した音S3は、A/D変換部111に伝達されデジタル信号S111に変換される。
【0034】
デジタル信号S111に変換された集音内容は、音声命令判断部115と音情報判断部113の二つの処理部にそれぞれ伝達される。
【0035】
音声命令判断部115に伝達されたデジタル信号S112はこの信号からナビ制御手段140への制御コマンド成分の抽出を行う。
【0036】
この時、前述の制御コマンド成分と類似の成分が抽出されると図示しない内部に備える音声認識手段にて制御命令に変換し、ナビ制御手段140に伝達する。
【0037】
また音情報判断部113に伝達されたデジタル信号S112は音情報が持っている意味、伝達内容、またはその種類等を判断するために、例えば次のような項目ごとにデジタル信号S112を分類する。
(a)音調、リズム、音程、音量、周波数
さらに(a)で分類した各要素を経時的情報と非経時的情報とに分類する。
すなわち経時的情報とは、
(b)音調、リズム、音程
であり、非経時的情報とは
(c)音量、周波数
である。
【0038】
音情報判断部113は上記の項目に分類したデジタル信号S112を、第一の記憶手段である判断基準情報部114が内部に保持する検出対象音情報と照合し、その類似性を判断する。
【0039】
すなわち例えばクラシック、ポップ、タンゴ、雅楽等を含む「音楽」、又は自動車や列車の警笛、緊急自動車のサイレン音、タイヤのパンク音を含む「危険等報知音」、又は車体やフロントガラスへの降雨による連滴音、車両の急ブレーキ音、盲人用横断歩道誘導音を含む「注意等報知音」、例えば乗員が下車する事なく売買行為が完了する、いわゆるドライブスルー装置や、有料道路の料金所に設置される料金支払い装置からのアナウンス音声等を含む「アナウンス音声」等である。
【0040】
上記の各分類の音特性をデジタル信号S112の(a)(b)(c)の各項目ごとに照合し、その類似性を判断する。
【0041】
前述の類似性の判断は各項目ごとの個別判断と、総合的な類似性判断とを組み合わせて行われる場合がある。
【0042】
上記の方法で音情報判断部113はテジタル信号S112の種類を判断し、判断情報S113として追加表示制御部120へ伝達する。
【0043】
判断情報S113を受け取った追加表示制御部120は、内部に保持する表示内容選択部121に判断情報S113を伝達し、ここで該判断情報の内容に対応した表示パターンを決定し、表示装置6に出力する。
【0044】
表示装置6の画面上には前述の地図データ部1からの地図情報と位置検出部10からの自車位置情報とを備えるナビゲーション画像が表示されており、前述の2つの情報から前述のナビゲーション画像を作成し、前述の表示装置6への表示処理は主表示制御部130が行っている。
【0045】
表示装置6は主表示制御部130と追加表示制御部120からの表示要求の二つの表示要求を同時処理しており、前述の追加表示制御部120が前述の表示装置6に表示要求する表示パターンは通常は前述のナビゲーション画像上へ部分的かつ追加的に表示される。
【0046】
追加表示制御部120内の第二の記憶手段である表示内容情報部122が内部に保持する表示パターンは前述の判断基準情報部114が内部に保持する音種分類に対応した分類で表示パターンを分類保持している。
【0047】
すなわち、判断基準情報部114が「音楽」「危険等報知音」「注意等報知音」「アナウンス音声」等の音種分類を内部に保持していると、表示内容情報部112は「音楽用表示パターン」「危険等報知用表示パターン」「注意等報知用表示パターン」「アナウンス音声用表示パターン」等の表示パターンの分類を内部に保持している。
【0048】
そして例えば音情報判断部113からの判断情報S113の内容が「緊急自動車のサイレン音」と言う内容であった場合、表示内容情報部122が内部に保持する「危険等報知用表示パターン」の中の「緊急自動車の緊急走行中の表示パターンデータ」が選択される。
【0049】
表示内容情報122から表示パターンを選択した表示内容選択部121は当該データを表示装置6に出力する。
【0050】
この際、乗員の安全運転にとって重要な表示項目であった場合は、表示装置6の図示しない画面上の略中央領域に、大きく追加表示される事となる。
【0051】
先の例だと、例えば図3に示すように緊急自動車の画像が画面の中央付近で急速走行している画像がナビゲーション画面上に追加表示される事になる。
【0052】
これにより、乗員は自車の近傍にて緊急自動車が走行している事の視覚的な認識が可能となり、聞き逃したり聞き間違えたり、または難聴その他の理由で聞こえにくい場合にも適宜に認識する事が出来、安全運転に貢献する事になる。
【0053】
また、例えば車内に流れる音楽を「タンゴ」と判断した音情報判断部113は、判断内容「タンゴ」と言う判断情報S113を表示内容選択部121に伝達する。
【0054】
「タンゴ」と言う判断内容に基づいて、表示内容選択部121は表示内容情報122が保持する「音楽用表示パターン」の中の「タンゴ」と言う分類の中から、例えば図4に示すように舞踏しながら朗々と歌を歌っている歌手のキャラクター画像を選択し表示装置6に伝達する。
【0055】
この時、追加表示制御部120は、前述した歌手のキャラクター画像を画面の四隅のどれか1つに追加表示出力する。
【0056】
追加表示出力する時の画像の大きさやその追加座標位置は、その追加画像が安全運転上重要か否か、または検知した際の音量の大きさ等によって逐次変更される。
【0057】
これにより乗員は車内で鑑賞している音楽に同期して表示装置6の画面上に、あたかも舞踏している歌手がいるかのようなおもしろみ、すなわちアミューズメント性を視覚的に得る事が出来る。
【0058】
また、本来は車載ナビゲーション装置300が備える音声認識機能の為の音声入力手段である第一のマイク3を本発明の集音手段として兼用する事が出来るので、別途集音手段を新規に配設する必要がなくなり、簡易かつ安価に本発明を実施する事が出来る。
【0059】
(第二実施形態)
次に本発明の変形例である第二実施形態にかかる車載ナビゲーション装置300について、その全体構成を示すブロック図である図5ならびに、要部構成を示すブロック図である図6を参照して説明する。
【0060】
図5は図1に示した車載ナビゲーション装置300の全体構成にハンズフリー装置30が追加されたものである。
【0061】
ハンズフリー装置30は運転者が安全に携帯電話200等で通話する為に用いる装置であり、第二のマイク31と第二のスピーカー32とで構成される。
【0062】
第二のマイク31は図示しないハンドルコラムの上か、運転席のサンバイザーに挟み込まれているか、ピラーやダッシュボード上に配置されており、第二のスピーカー32は図示しない車両のドアの内壁部位か、表示装置6内等、運転者の音声を集音しやすく、かつ制御部100との配線が容易な場所に予め取り付けられている事が一般的である。
【0063】
上述のような特徴を備えたハンズフリー装置30が追加された車載ナビゲーション装置300は図6に示すような構成で本発明を実施する。
【0064】
すなわち、ハンズフリー装置30が内部に備える第二のマイク31が集音した音S31が音判断部110にてその意味、内容または種類等を判断され、追加表示制御部120にて追加表示パターンを選択され表示装置6にて追加表示される。
【0065】
この時、運転者(話者)がハンズフリー装置30を使用して携帯電話200で通話している、または通話していないに関わらず第二のマイク31は集音を検知するようにしても良いし、ハンズフリー装置30による通話時中は音判断部110には集音S31は入力されないように、図示しない切換部にて乗員が自由に切り替える事が出来るようにしても良い。
【0066】
これにより、音声認識機能や通話機能の利用時以外は使用される事が通常少ないハンズフリー装置30を集音手段として兼用する事が出来るので、別途集音手段を新規に配設する必要がなくなり、簡易かつ安価に本発明を実施する事が出来る。
【0067】
また、上述したハンズフリー装置30は前述の第一実施形態で示した音声認識用の音声入力手段、すなわち第一のマイク3と第一のスピーカー4が兼用しても良い。
【0068】
(第三実施形態)
次に本発明の第三実施形態にかかる車載ナビゲーション装置300について、全体構成を示すブロック図である図7と、その要部構成を示すブロック図である図8を参照して説明する。
【0069】
図7は、前述の第一、第二実施形態で示した車載ナビゲーション装置300の全体構成を示したブロック図、図1、図5の制御部100内に出力音声制御部150が追加されたブロック図である。
【0070】
出力音声制御部150は内部に出力音声選択部151と第三の記憶手段である出力音声情報部152を備え、追加表示制御部120と同じように音情報判断部113から判断情報S113を伝達される。
【0071】
出力音声制御部150内の出力音声情報部152が内部に保持する出力音声パターンデータは前述の判断基準情報部114が内部に保持する音種分類に対応した分類で出力音声パターンを分類保持している。
【0072】
すなわち、判断基準情報部114が「音楽」「危険等報知音」「注意等報知音」「アナウンス音声」等の音種分類を内部に保持していると、出力音声情報部152は「音楽用出力音声パターン」「危険等報知用出力音声パターン」「注意等報知用出力音声パターン」「アナウンス音声用出力音声パターン」等の出力音声パターンの分類を内部に保持している。
【0073】
そして例えば音情報判断部113からの判断情報S113の内容が「車両後方からの警笛発報」と言う内容であった場合、出力音声情報部152が内部に保持する「危険等報知用出力音声パターン」の中の「車両後方からの警笛発報の出力音声パターン」が選択される。
【0074】
出力音声情報部152から出力音声パターンを選択した出力音声選択部151は当該パターンを第一のスピーカー4に出力する。
【0075】
この際、乗員の安全運転にとって重要な出力音声項目であった場合は、第一のスピーカー4からは通常よりも大きい音量で出力される事になる。
【0076】
先の例だと、「後続車がクラクションを鳴らしました。ご注意下さい」と言う音声を第一のスピーカー4から出力する。
【0077】
また、前述の出力音声制御部150と同じく判断情報S113を伝達された追加表示制御部120は前述の第一、第二実施形態で示したのと同様のフローで「危険等報知用表示パターン」の中から「車両後方からの警笛発報の表示パターン」を選択し、表示装置6に出力する。
【0078】
上記の例のうち、前述の追加表示選択部121が表示装置6のナビゲーション画像上に追加する表示パターンを図9として示す。
【0079】
これにより、車両の乗員はどの車両がどの車両へ発報したのか、車内では聞き分けにくい状況であった時に、表示装置6の画面上での追加表示出力、ならびに第一のスピーカー4からの出力音声で、視聴覚的に自車への発報であった事が認識でき、これに対応した走行に留意する事が出来る。
【0080】
上述の例は安全運転上必須のサポートであるが、図4に示したタンゴを朗々と歌う歌手のキャラクター画像の追加表示に同期した音声を出力音声選択部151が第一のスピーカー4に出力しても良い。
【0081】
また出力音声情報152が保持する出力音声パターンは、音声だけに限定される事はなく、ビープ音や警報音等の音声以外の音情報をも内部に備えている事は言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態にかかる車載ナビゲーション装置300の全体構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第一実施形態にかかる車載ナビゲーション装置の要部におけるブロック図である。
【図3】本発明の第一実施形態にかかる車載ナビゲーション装置の表示装置6における表示例図である。
【図4】本発明の第一実施形態にかかる車載ナビゲーション装置の表示装置6における表示例図である。
【図5】本発明の第二実施形態にかかる車載ナビゲーション装置300の全体構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第二実施形態にかかる車載ナビゲーション装置300の要部を示すブロック図である。
【図7】本発明の第三実施形態にかかる車載ナビゲーション装置300の全体構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の第三実施形態にかかる車載ナビゲーション装置300の要部を示すブロック図である。
【図9】本発明の第三実施形態にかかる車載ナビゲーション装置300の表示装置6における表示例と第一のスピーカー4からの出力音声例の文字列を示す図である。
【符号の説明】
1 地図データ部
2 操作スイッチ群
3 第一のマイク(集音手段)
4 第一のスピーカー(音声出力手段)
5 外部メモリ
6 表示装置(表示手段)
10 位置検出部
20 リモートコントロールセンサー
30 ハンズフリー装置
31 第二のマイク(集音手段)
32 第二のスピーカー(音声出力手段)
100 制御部
110 音制御部(音情報判断手段)
111 A/D変換部
112 音解析部
113 音情報判断部
114 判断基準情報部(第一の記憶手段)
115 音声命令判断部(音声命令判断手段)
120 追加表示制御部(表示制御手段)
121 表示内容選択部(表示内容選択手段)
122 表示内容情報部(第二の記憶手段)
130 主表示制御部
140 ナビ制御手段
150 出力音声制御部(出力音声制御手段)
151 出力音声選択部(出力音声内容選択手段)
152 出力音声情報部(第三の記憶手段)

Claims (6)

  1. 音声認識用または電話用としての音声を含む音情報を検出する集音手段と、
    地図情報を表示する表示手段とを備えた車載ナビゲーション装置であって、
    音楽、警笛を含む検出対象音に応じた複数の判定基準情報を記憶する第一の記憶手段と、
    前記第一の記憶手段の各判断基準情報と前記集音手段にて検出された前記音情報とに基づいて、検出対象音及びその検出対象音の乗員の安全運転にとっての重要性を判断する音情報判断手段と、
    前記音情報判断手段が判定した重要性に応じて少なくとも表示の大きさを変更しつつ、検出対象音に対応した表示を前記表示手段に行わせる表示制御手段とを備えた車載ナビゲーション装置。
  2. 前記集音手段の前記音情報を解析して音声命令情報を抽出する音声命令判断手段を有する請求項1記載の車載ナビゲーション装置。
  3. 前記集音手段が検知する前記音情報を送信音声情報として電話手段に送信するようにした請求項1記載の車載ナビゲーション装置。
  4. 前記表示制御手段は、検出対象音に対応した複数の表示パターン情報を記憶する第二の記憶手段と、
    前記音情報判断手段が判定した検出対象音に基づいて前記第二の記憶手段より所定の表示パターン情報を選択し、前記表示手段に表示させる表示内容選択手段を有する請求項1記載の車載ナビゲーション装置。
  5. 音声出力手段を備え、前記音情報判断手段が判定した検出対象音に応じて所定の音声情報を選択し、前記音声出力手段に音声出力させる出力音声制御手段を有する請求項1記載の車載ナビゲーション装置。
  6. 前記出力音声制御手段は検出対象音に応じた複数の出力音声パターン情報を記憶する第三の記憶手段と、
    前記音情報判断手段が判断した検出対象音に基づいて前記第三の記憶手段より所定の出力音声パターン情報を選択し、前記スピーカー出力させる出力音声内容選択手段を有する請求項5記載の車載ナビゲーション装置。
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