JP2001210021A - 再生装置および再生方法 - Google Patents

再生装置および再生方法

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JP2001210021A JP2000217287A JP2000217287A JP2001210021A JP 2001210021 A JP2001210021 A JP 2001210021A JP 2000217287 A JP2000217287 A JP 2000217287A JP 2000217287 A JP2000217287 A JP 2000217287A JP 2001210021 A JP2001210021 A JP 2001210021A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 符号化処理または復号化処理等と並行して、
リアルタイムに正規化情報の変更を行う。 【解決手段】 DRAMに1セクタ分以上の復号化デー
タが読み込まれたことを確認後、スケールファクタの変
更に係るメモリを初期化する(ステップS1,S2)。
DRAM上のポインタRで示されるセクタ内から1サウ
ンドフレーム分のスケールファクタをメモリに読み込
み、そのスケールファクタを変更して、変更後のスケー
ルファクタをDRAMに書き戻す(ステップS3、S
4、S5)。その後、後続のサウンドフレームについて
の処理を行う(ステップS6)。セクタ内の全てのサウ
ンドフレームに対して処理が終了すると、ポインタRを
1つ進める(ステップS7,S8)。以上のような処理
の進行に際して、復号化データのRAMへの読み出し/
書き込みポインタP/Qと、Rとの位置関係が所定の条
件を満たすように制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばオーディ
オ信号を圧縮符号化した高能率符号化データの再生装置
および再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】オーディオ信号の高能率符号化に係る従
来技術として、例えば、時間領域のオーディオ信号を単
位時間毎にブロック化し、ブロック毎の時間軸上の信号
を周波数軸上の信号に変換(直交変換)して複数の周波
数帯域に分割し、各帯域毎に符号化するブロック化周波
数帯域分割方式の一つである変換符号化方法が知られて
いる。また、時間領域のオーディオ信号を単位時間毎に
ブロック化せずに、複数の周波数帯域に分割して符号化
する非ブロック化周波数帯域分割方法の一つである帯域
分割符号化(サブ・バンド・コーディング(SBC:Su
b Band Coding ))方法が知られている。
【0003】さらに、上述の帯域分割符号化と変換符号
化とを組み合わせてなる高能率符号化方法も知られてい
る。この方法では、例えば、帯域分割符号化方式によっ
て分割した各帯域毎の信号を、変換符号化方式によって
周波数領域の信号に直交変換し、直交変換された各帯域
毎に符号化が施される。
【0004】また、直交変換としては、例えば、入力オ
ーディオ信号を所定単位時間(フレーム)でブロック化
し、該ブロック毎に高速フーリエ変換(FFT)やコサ
イン変換(DCT)、モディファイドDCT変換(MD
CT)等を行うことで時間軸を周波数軸に変換するよう
な方法が知られている。
【0005】また、帯域分割を行い、各帯域毎に例えば
MDCT変換を行うことによって生成されるMDCT係
数を正規化しながら量子化を行うことにより、より効率
的な符号化を実現する符号化方法が知られている。
【0006】上述したような方法で符号化された信号
は、次のようにして復号化される。まず、各帯域毎の正
規化情報を参照して、高能率符号化がなされた信号に基
づいてMDCT係数データ等の変換係数データを生成す
る。この変換係数データに基づいていわゆる逆直交変換
が行われることにより、時間領域のデータが生成され
る。
【0007】加算、減算等の処理によって正規化情報を
変更することにより、高能率符号が復号化されてなる時
間領域の信号に関して、再生レベルの調整、フィルタ機
能等を実現する方法が知られている。この方法によれ
ば、加算、減算等の演算処理によって再生レベルの調整
等の操作を行うことができるので、装置の構成が容易に
実現できると共に、不要な復号化、符号化等を行う必要
がないため、信号品質の劣化を伴わずに再生レベルの調
整等を行うことが可能となる。また、この方法では、復
号化後の信号の時間間隔相当分が保持されるため、復号
化によって生成されるべき信号の一部だけを変更するこ
とが可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来、正規化情報の変
更操作を、符号化処理或いは復号化処理と並行してリア
ルタイムで行うことはできなかった。このため、正規化
情報の変更が再生処理結果に及ぼす影響を確認しなが
ら、(例えば所望のレベルが得られたかを確認しなが
ら)操作を行うことは不可能であった。
【0009】従って、この発明の目的は、正規化情報の
変更を、符号化処理、復号化処理等と並行してリアルタ
イムで行うことを可能とする再生装置および再生方法を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、スペ
クトラムデータとスケールファクタデータから構成され
る高能率符号化データを記録媒体から再生する再生手段
と、再生手段にて再生された高能率符号化データを一旦
蓄積するメモリ手段と、メモリ手段に蓄積された高能率
符号化データのスケールファクタデータ の変更指示を
行う操作手段と、高能率符号化データを第1の速度でメ
モリ手段に間欠的に書き込むとともに第1の速度より遅
い第2の速度で蓄積された高能率符号化データを読出す
ように書込アドレスポインタと読出ポインタを制御する
メモリ制御手段と、操作手段でスケールファクタデータ
の変更指示がなされたメモリ手段に蓄積された高能率符
号化データのアドレスと読出アドレスが所定の距離を保
っているか否かを判別する判別手段と、判別手段にて操
作手段でスケールファクタデータの変更指示がなされた
メモリ手段に蓄積された高能率符号化データのアドレス
と読出アドレスが所定の距離を保っていない場合にはス
ケールファクタの変更処理を中止させる制御手段とを備
えてなる再生装置である。
【0011】請求項6の発明は、スペクトラムデータと
スケールファクタデータから構成される高能率符号化デ
ータを記録媒体から再生し、再生された高能率符号化デ
ータを一旦メモリに蓄積し、メモリに蓄積された高能率
符号化データのスケールファクタデータのユーザによる
変更指示に応じて、高能率符号化データを第1の速度で
メモリ手段に間欠的に書込むとともに第1の速度より遅
い第2の速度で蓄積された高能率符号化データを読出す
ように書込アドレスポインタと読出ポインタを制御し、
ユーザ操作に応じてスケールファクタデータの変更指示
がなされたメモリ手段に蓄積された高能率符号化データ
のアドレスと読出アドレスが所定の距離を保っているか
否かを判別し、ユーザによってスケールファクタデータ
の変更指示がなされたメモリに蓄積された高能率符号化
データのアドレスと読出アドレスが所定の距離を保って
いない場合にはスケールファクタの変更処理を中止させ
ることを備えてなる再生方法である。
【0012】以上のような発明によれば、符号化処理、
復号化処理等におけるメモリへのデータ書き込み/読み
出し処理の間隙を利用して正規化情報の変更を行うこと
ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明を適用することができる
記録再生装置の構成の一例を図1に示す。記録媒体とし
てのミニディスク11は、カートリッジ11a内に直径
64mmのディスク11bが収納されてなる。なお、M
D11には、ディスク11bの記録フォーマットの違い
等により、再生専用光ディスク、記録可能な光磁気ディ
スク、再生専用領域と記録可能領域とが混在するハイブ
リッドディスクの3種類がある。再生専用光ディスクで
は、最内周にTOC(Table Of Contents) が設けられて
いる。
【0014】TOCには、そのディスクに記録されてい
る各プログラムのスタートアドレスやエンドアドレス、
各プログラムの名前であるトラックネーム、ディスクの
名前であるディスクネーム等の情報が記録されている。
また、記録可能な光磁気ディスクでは、最内周に、開始
アドレス、記録時のレーザパワー値等の情報がプリピッ
トとして記録されている書き換え不能なPTOC(プリ
マスタードTOC)が設けられ、その外側に、記録した
データを管理するための書き換え可能なUTOC(User
TOC) が設けられている。UTOCは例えば32セク
タから構成されており、そのディスクに記録された各プ
ログラムのスタートアドレスやエンドアドレス、トラッ
クネーム、コピープロテクト情報、エンファシス情報等
が記録される。
【0015】ディスク11bは、スピンドルモータ12
によって回転させられる。カートリッジ11aにはシャ
ッターが設けられており、ミニディスク11がディスク
ドライブ部の所定位置に装着されると、かかるシャッタ
ーが開くようになされている。これにより、ディスク1
1bが記録可能な光ディスクである場合には、ディスク
11bの上部に記録用の磁気ヘッド13が対向して配置
され、ディスク11bの下部に光学ヘッド14が対向し
て配置されるようになされる。また、ディスク11bが
再生専用の光ディスクである場合には、光学ヘッド14
のみが用いられる。
【0016】再生に係る構成および動作について説明す
る。光学ヘッド14は、ディスク11bにレーザビーム
を照射し、その際の反射光を受光して電気信号に変換す
ることにより再生信号を生成して、生成した再生信号を
RFアンプ29に供給する。RFアンプ29は、供給さ
れる再生信号に基づいて、フォーカスエラー信号FE,
トラッキングエラー信号TE、およびスピンドルエラー
信号等のサーボ制御に係る信号と、オーディオ情報等に
かかるRF信号とを生成する。フォーカスエラー信号F
Eおよびトラッキングエラー信号TEはサーボ回路15
に供給され、スピンドルエラー信号はシステムコントロ
ーラ17に供給される。また、RF信号はEFM(Eight
to Fourteen Modulation )およびCIRC(Cross Int
erleaveReed-Solomn Code) エンコーダ/デコーダ2
6、並びにアドレスデコーダ28に供給される。
【0017】サーボ回路15は、フォーカスエラー信号
FEに基づいて光学ヘッド14内のフォーカス用コイル
(図示せず)を駆動することにより、フォーカス制御を
行う。また、サーボ回路15は、トラッキングエラー信
号TEに基づいてスレッドモータ16や光学ヘッド14
内のトラッキング用コイル(図示せず)を駆動すること
により、トラッキング制御を行う。また、システムコン
トローラ17は、スピンドルエラー信号に基づいてスピ
ンドル12の回転数等を適切に制御するための制御デー
タを生成し、この制御データをサーボ回路15に供給す
る。サーボ回路15は、供給される制御データに従っ
て、スピンドル12を駆動する。
【0018】EFMおよびCIRCエンコーダ/デコー
ダ26は、RFアンプ29から供給されるRF信号に基
づいてEFM復調処理を行い、さらに、CIRCに基づ
いてエラー訂正処理を行う。このような処理によって生
成された信号がメモリコントローラ24に供給される。
メモリコントローラ24は、EFMおよびCIRCエン
コーダ/デコーダ26から供給される信号をDRAM(D
ynamic Random AccessMemory)25に一旦記憶させ、そ
の後、読み出すして、オーディオ圧縮エンコーダ・伸張
デコーダに供給する。DRAM25は、例えば1Mビッ
ト等、光磁気ディスクに対する書き込みの単位である1
クラスタ分以上の記憶容量を有する。
【0019】再生時における、DRAM25に対するデ
ータ書き込みレートは1.4Mbpsであり、一杯まで
書き込むまでの時間は例えば0.9秒である。なお、デ
ータ書き込みは、オーバーフローを防ぐため、DRAM
25のメモリ残量を考慮しながら間欠的に行われる。ま
た、DRAM25からのデータ読み出しレートは0.3
Mbpsである。DRAM25にデータが一杯まで書き
込まれた場合、書き込まれたデータは、再生オーディオ
データの例えば3秒分に相当する。従ってこの場合、例
えば装置に加わる振動等の外乱によってディスク11b
に対するアクセスが中断しても、約3秒間は再生オーデ
ィオデータを出力することが可能である。この間にサー
ボ動作を行ってアクセス状況を正常化することができれ
ば、再生オーディオデータが途切れないようにすること
ができる。上記DRAM25に対する書き込みアドレス
/読み出しアドレスをメモリコントローラ24によって
制御する。
【0020】オーディオ圧縮エンコーダ・伸張デコーダ
23は、供給される信号における、後述するような圧縮
符号化に対応する復号化処理(伸張処理)を行う。この
際に、圧縮符号化時になされる正規化処理に係るパラメ
ータとしてのスケールファクタ情報が参照される。従っ
て、オーディオ圧縮エンコーダ・伸張デコーダ23に信
号が供給される以前の処理段においてスケールファクタ
情報を変更すれば、再生処理と並行してレベル調整、フ
ィルタ処理等の操作を行うことができる。オーディオ圧
縮エンコーダ・伸張デコーダ23によって生成される信
号がD/A変換器30に供給される。D/A変換器30
は、オーディオ圧縮エンコーダ・伸張デコーダ23から
供給される、復号化されたディジタル信号にD/A変換
を施してアナログ信号を生成する。D/A変換器30の
出力は、出力端子31を介して、例えばスピーカ等から
オーディオ信号が出力される構成に供給される。
【0021】また、アドレスデコーダ28は、供給され
る信号に基づいてアドレスを検出する。アドレスは、デ
ィスク11b上のトラックに沿って例えば22.05H
z等の所定周波数にて蛇行して予め設けられているグル
ーブによってウォブル記録されている。検出されたアド
レスは、EFMおよびCIRCエンコーダ/デコーダ2
6に供給され、再生動作/記録動作時において参照され
る。
【0022】次に、記録に係る構成および動作について
説明する。ここでは、記録されるべきデータとして、デ
ィジタルオーディオ信号が供給される場合を例として説
明する。ディジタルオーディオ信号は入力端子21を介
してディジタルオーディオインターフェース22に供給
される。ディジタルオーディオインターフェース22
は、供給される信号を分離して、オーディオ情報に係る
信号とそれ以外の信号とを生成する。オーディオ情報等
に係る部分はオーディオ圧縮エンコーダ・伸張デコーダ
23に供給される。また、ディジタルオーディオデータ
以外の情報には誤り訂正検査ビットとユーザーズビット
が含まれており、かかる情報はシステムコントローラ1
7に供給される。
【0023】オーディオ圧縮エンコーダ・伸張デコーダ
23は、供給される信号にMDCT(Modified Discrete
Cosine Transform)等を含む符号化処理を施して略1/
5のデータ量に圧縮する。この際には、符号化をより効
率的なものとするために、人間の聴覚特性を利用したビ
ットアッロケーション処理、および供給される信号を幾
つかの周波数帯域に分割し、各周波数帯域毎にMDCT
等を行うことによって得られる変換係数を正規化した上
で量子化する処理等が行われる。
【0024】オーディオ圧縮エンコーダ・伸張デコーダ
23の出力は、メモリコントローラ24に供給される。
メモリコントローラ24は、オーディオ圧縮エンコーダ
・伸張デコーダ23から供給される圧縮されたディジタ
ル信号を1クラスタ以上の容量を有するDRAM25に
一旦記憶させ、その後、EMFおよびCIRCエンコー
ダ/デコーダ26に供給する。EFMおよびCIRCエ
ンコーダ/デコーダ26は、供給される信号にエラー訂
正符号化としてのCIRC処理を施し、さらに、記録時
変調としてのEFM処理を施すことにより、記録データ
を形成する。この記録データが磁気ヘッド駆動回路27
に供給される。
【0025】磁気ヘッド駆動回路27は、供給される記
録データに基づいて磁気ヘッド13を駆動する。これに
より、記録データによって変調された磁界がディスク1
1bに印加される。そして、印化される磁界に同期した
タイミングで、光学ヘッド14が再生時よりもパワーの
大きいレーザビームを照射するように制御される。これ
により、MD11aの記録面の温度がキューリー温度(C
urrie Temperature)まで上昇させられて磁界反転が生じ
得る状態とされることによって記録が行われる。なお、
サーボ制御およびアドレスの検出については、再生時と
略同様である。
【0026】以上の説明は、記録されるべきデータとし
て、所定フォーマットのディジタルオーディオ信号が供
給される場合についてのものであるが、この発明の一実
施形態では、アナログ信号に基づく記録動作も可能とさ
れている。すなわち、入力端子19を介して供給される
アナログ信号を、A/D変換器20によって例えば4
4.1kHz等の周波数でサンプリングすることによっ
てディジタル信号に変換し、このディジタル信号をオー
ディオ圧縮エンコーダ・伸張デコーダ23に供給するよ
うにすれば良い。
【0027】ここで、記録データはクラスタを単位とし
てディスク11bに記録される。1クラスタは36セク
タからなり、1セクタが5.5サウンドグループであ
る。1サウンドグループは424バイトのデータからな
る。この1サウンドグループには、左右チャンネルにそ
れぞれ対応するサウンドフレーム212バイトが割り当
てられている。実際の記録データにおいては、1クラス
タ内の36セクタの内で32セクタに音声情報等に係る
データが記録される。他の4セクタは、当該クラスタの
記録が開始される際の磁気ヘッドの磁界の立ち上がり、
レーザ光パワーの制御等の動作に対応して動作タイミン
グを合わせるためのリンキングエリアとして使用され
る。または、他の4セクタの内の3セクタがリンキング
エリアとして使用され、残り1セクタがサブデータの記
録のために使用される。
【0028】なお、再生専用MDでは、リンキングエリ
アは設けられておらず、各クラスタの先頭4セクタが例
えばグラフィック情報等のサブデータを記録する領域と
して使用される。また、再生専用MDでは、データはピ
ットの形で物理的に刻まれるので、ディスク自体が破壊
される場合等を除いて、ユーザの誤操作によってデータ
が破壊されることが無い。
【0029】また、システムコントローラ17は、ユー
ザ等がキー部41を介して入力する動作指令に従う動作
が適切になされるように装置内の各構成要素の動作を管
理する。キー部41には、電源キー、イジェクトキー、
再生キー、一時停止キー、停止キー、選曲キー、録音キ
ー等が設けられている。更に、後述するディスク11b
より再生された圧縮ディジタル信号に含まれる正規化情
報を変更する操作キーを備えている。また、システムコ
ントローラ17には表示部42が接続され、この表示部
42を介して再生状況等に係る情報が表示される。表示
部42には、MD11の総演奏時間、演奏中の曲の経過
時間、再生中の残り演奏時間、全体の残りの演奏時間等
の時間情報、演奏中の曲のトラックナンバ等が表示され
る。さらに、ディスクネームやトラックネーム、或いは
オーディオデータ等についての、またはディスク11b
についての記録日時等に係る情報が記録されている場合
には、それらの情報が表示部42に表示される。
【0030】なお、キー部41は、本体に設置される操
作パネル状のものに限定されるものではなく、例えば赤
外線等を使用する遠隔操作部を使用しても良い。また、
キー部41および表示部42として、パーソナルコンピ
ュータ等を用いるようにしても良い。
【0031】以下、オーディオ圧縮エンコーダ・伸長デ
コーダ23での具体的な処理に関して説明する。ディス
ク11bから再生された圧縮処理が施されたデジタル信
号は、EFM・CIRCエンコーダ/デコーダ26でデ
コード処理が施されて、メモリコントローラ24、DR
AM25を介してオーディオ圧縮エンコーダ・伸長デコ
ーダ23に入力される。
【0032】図2に示すように、上記DRAM25,メ
モリコントローラ24を介してディスク11bから再生
された符号化データが入力端子107に供給される。ま
た、符号化処理において使用されたブロックサイズ情報
が入力端子108に供給される。
【0033】上記符号化データは、入力端子107から
演算器110に供給される。演算器110は、さらに、
正規化情報変更回路109から数値データを供給され
る。演算器110は、供給される符号化データ中のスケ
ールファクタ情報に対して、正規化情報変更回路119
から供給される数値データを加算する。但し、正規化情
報変更回路119から出力される数値が負の数の場合
は、演算器110は減算器として作用するものとする。
演算器110の出力は、適応ビット割当復号化回路10
6,および出力端子111に供給される。
【0034】適応ビット割当復号化回路106は、適応
ビット割当情報を参照してビット割当てを解除する処理
を行う。適応ビット割当復号化回路106の出力は、逆
直交変換回路103、104、105に供給される。逆
直交変換回路103,104,105は、周波数軸上の
信号を時間軸上の信号に変換する処理を行う。逆直交変
換回路103の出力は、帯域合成フィルタ101に供給
される。また、逆直交回路104,105の出力は、帯
域合成フィルタ102に供給される。逆直交変換回路1
03,104,105としては、逆モディファイドDC
T変換回路(IMDCT)等を用いることができる。
【0035】合成フィルタ102は、供給される信号を
合成し、合成結果を帯域合成フィルタ101に供給す
る。帯域合成フィルタ101は、供給される信号を合成
し、合成結果を端子100に供給する。このようにし
て、逆直交変換回路103,104,705の出力であ
る各部分帯域の時間軸上信号が全帯域信号に復号化され
る。帯域合成フィルタ101,102としては、たとえ
ばIQMF(Inverse Quadrature Mirror Filter)等を
使用することができる。
【0036】図2の入力端子107に入力される符号化
データは既に図4、図5、図6に示すようなレベル調
整、フィルター処理を目的とした正規化処理がDRAM
25内部で行なわれている。詳細なDRAM25内部で
の正規化情報に対する処理は図7を参照して説明する。
【0037】図3にディスク11bから読み出されてD
RAM25に記憶される符号化データのデータ構造を示
す。ここで、左側に示した数値0,1,2,・・・, 2
11はバイト数を表しており、この一例では212バイ
トを1フレームの単位としている。最初に、低域、中
域、高域と3つの帯域に分割された各帯域のブロックサ
イズ情報を記録する。
【0038】次の1バイト目の位置には、記録する単位
ブロックの個数の情報を記録する。例えば高域側になる
程、ビット割り当て算出によってビット割り当てが0と
されて記録が不必要となる場合が多いため、このような
状況に対応するように単位ブロックの個数を設定するこ
とにより、聴感上の影響が大きい中低域に多くのビット
を配分するようになされている。それと共に、かかる1
バイト目の位置にはビット割当情報の2重書きを行って
いる単位ブロックの個数およびスケールファクタ情報の
2重書きを行なっている単位ブロックの個数が記録され
る。
【0039】2重書きとは、エラー訂正用に、あるバイ
ト位置に記録されたデータと同一のデータを他の場所に
記録する方法である。2重書きされるデータの量を多く
する程、エラーに対する強度が向上するが、2重書きに
されるデータの量を少なくする程、スペクトラムデータ
に使用できるデータ容量が多くなる。この符号化フォー
マットの一例では、ビット割り当て情報、スケールファ
クタ情報のそれぞれについて独立に2重書きを行う単位
ブロックの個数を設定することにより、エラーに対する
強度と、スペクトラムデータを記録するために使用され
るビット数とを適切なものとするようにしている。な
お、それぞれの情報について、規定されたビット内での
コードと単位ブロックとの個数の対応は、あらかじめフ
ォーマットとして定めている。
【0040】図3の2バイト目からの位置には、単位ブ
ロックのビット割当情報が記録される。ビット割当情報
の記録のために、単位ブロック1個当たり例えば4ビッ
トが使用される。これにより、0番目の単位ブロックか
ら順番に記録される単位ブロックの個数分のビット割当
情報が記録されることになる。ビット割当情報のデータ
の後に、各単位ブロックのスケールファクタ情報が記録
される。スケールファクタ情報の記録のために、単位ブ
ロック1個当たり例えば6ビットが使用される。これに
より、0番目の単位ブロックから順番に記録される単位
ブロックの個数分のスケールファクタ情報が記録され
る。
【0041】スケールファクタ情報の後に、単位ブロッ
ク内のスペクトラムデータが記録される。スペクトラム
データは、0番目の単位ブロックより順番に、実際に記
録させる単位ブロックの個数分記録される。各単位ブロ
ック毎に何本のスペクトラムデータが存在するかは、あ
らかじめフォーマットで定められているので、上述した
ビット割当情報によりデータの対応をとることが可能と
なる。なお、ビット割当が0の単位ブロックについては
記録を行わない。
【0042】このスペクトラム情報の後に、上述したス
ケールファクタ情報の2重書き、およびビット割当情報
の2重書きを行う。最後のバイトすなわち211バイト
目、およびその1バイト前の位置すなわち210バイト
目には、それぞれ、0バイト目と1バイト目の情報が、
2重書きされる。これら2バイト分の2重書きはフォー
マットとして定められており、スケールファクタ情報の
2重書きやビット割当情報の2重書きのような、2重書
き記録の可変の設定はできない。
【0043】なお、入力端子を介して供給されるPCM
サンプルについては、1フレーム内に1024サンプル
が含まれるが、前半の512サンプルは先行する隣接フ
レームでも使用される。また、後半の512サンプルは
後続する隣接フレームでも使用される。このようなフレ
ームの取り扱いは、MDCT処理でのオーバーラップに
鑑みたものである。
【0044】この発明の一実施形態では、DRAM25
上に記憶されている圧縮データ中のスケールファクタ情
報を変更することにより、スケールファクタ情報の変更
によって実現される操作、例えば再生レベル調整やフィ
ルタ機能をリアルタイムで行うようにしている。このよ
うな処理について以下、詳細に説明する。まず、正規化
処理について詳細に説明する。分割された帯域に対応す
る変換係数の集合体である単位ブロックの個数が1サウ
ンドフレーム当たり5個(ブロック0〜ブロック4)と
され、スケールファクタの個数が10個とされて、スケ
ールファクタ情報とされ得る番号が0〜9の10個とさ
れる場合の正規化処理の一例を図3に示す。
【0045】ここで、各単位ブロック中で最大の変換係
数に相当するスケールファクタ値を選択し、選択したス
ケールファクタ値の番号を当該単位ブロックのスケール
ファクタ情報とする。図3では、ブロック番号0のブロ
ックのスケールファクタ情報は5となり、ブロック番号
1のブロックのスケールファクタ情報は7となる。他の
ブロックについても同様にスケールファクタ情報が対応
させられる。スケールファクタ情報は圧縮データ内の所
定位置に書き込まれる。
【0046】図3に示したスケールファクタ情報に対し
て、スケールファクタ情報から1を減算する処理を全て
の単位ブロックについて行えば、図4に示すように、サ
ウンドフレーム全体のレベルを例えば2dB低化させる
レベル調整が実現される。また、例えばスケールファク
タ情報に2を加算する処理を行えば、サウンドフレーム
全体のレベルを例えば4dB増加させるレベル調整が実
現される。また、図3に示したスケールファクタ情報に
対して、ブロック3およびブロック4についてスケール
ファクタ情報を0とする処理を行えば、図5に示すよう
に、サウンドフレームの内の例えば高域側をカットする
フィルタ処理が実現される。この場合、カットしたい単
位ブロックの元のスケールファクタ情報と同じ値を減算
する処理を行っても良いし、カットしたい単位ブロック
のスケールファクタ情報を強制的に0としても良い。
【0047】上述の説明は、簡明を期するため、単位ブ
ロックの個数が1サウンドフレーム当たり5個とされ、
スケールファクタ情報とされ得る番号が0〜9の10個
とされる場合を前提としたものであるが、現実の記録媒
体、例えば光磁気ディスクの1種であるMD(ミニディ
スク)に用いられているフォーマットでは、単位ブロッ
クの個数が0〜51の52個、正規化候補番号の個数が
0〜63の64個とされている。このような場合には、
スケールファクタ情報の変更により、より精緻なレベル
調整、フィルタ処理等を行うことが可能となる。
【0048】この発明の一実施形態におけるスケールフ
ァクタ変更処理について説明する。まず、再生時におけ
る、DRAM25に対する書き込み/読み出しについて
図7を参照して説明する。ポインタPは、それぞれ、オ
ーディオ圧縮エンコーダ・伸張デコータ23に読み出す
セクタ位置を示し、ポインタQは、EFM,CIRCエ
ンコーダ/デコーダからの書き込みセクタを示す。ま
た、ポインタRは、DRAM25に記憶されている圧縮
データ中の正規化情報であるスケールファクタを変更す
るセクタ位置とする。ここで、スケールファクタの変更
は、DRAM25の記憶内容からシステムコントローラ
17がメモリコントローラ24を介してスケールファク
タを読み出して一旦保持し、キー部41等を介して入力
されるユーザ等の指令に従ってスケールファクタを変更
して、変更後のスケールファクタをDRAM25に書き
戻す等の処理によって行うことができる。
【0049】再生時にDRAM25に1セクタ分の圧縮
データが書き込まれると、スケールファクタ変更処理が
開始される。再生動作の進行に伴って、ポインタP,
Q,Rは、矢印5、6、7で示すようにセクタ単位でD
RAM25の記憶領域を進んで行く。この際にポインタ
RがポインタQに追いつく場合、またはポインタRがポ
インタPから所定セクタ数以上離れる場合には、スケー
ルファクタ変更処理を一旦停止させる。その後、ポイン
タRがポインタQから充分に離れ、また、ポインタRが
ポインタPから所定セクタ数以内に近づいた場合に、ポ
インタRにおけるスケールファクタ変更処理を再開させ
る。このような制御により、ポインタRがポインタP,
Qの間で適切な位置に保たれ、スケールファクタの変更
がリアルタイムで実現される。
【0050】より具体的な処理手順の一例を図8に示
す。ステップS1として、DRAM25に1セクタ分以
上の圧縮データが読み込まれたか否かを判定する。1セ
クタ分以上の圧縮データが読み込まれたと判定される場
合にはステップS2に移行し、それ以外の場合にはステ
ップS1を引き続いて行う。ステップS2では、システ
ムコントローラ17内のスケールファクタの変更に係る
メモリを初期化し、ステップS3に移行する。ステップ
S3では、DRAM25上のポインタRで示されるセク
タ内から1サウンドフレーム分のスケールファクタをシ
ステムコントローラ17内の所定のメモリに読み込み、
ステップS4に移行する。上述したように、1セクタ中
には5.5サウンドグループ、すなわち11サウンドフ
レームが含まれている。ステップS4では、ステップS
3で読み込んだスケールファクタをユーザによる指令等
に従って変更し、ステップS5に移行する。
【0051】ステップS5では、ステップS3にて変更
前のスケールファクタを読み込んだDRAM25上の位
置に変更後のスケールファクタを書き戻し、ステップS
6に移行する。ステップS6では、後続のサウンドフレ
ームをセットし、ステップS7に移行する。ステップS
7では、DRAM25上のポインタRで示されるセクタ
中の全てのサウンドフレームについてスケールファクタ
の変更処理が終了したか否かを判定する。処理が終了し
たと判定される場合にはステップS8に移行し、それ以
外の場合にはステップS3に移行する。
【0052】ステップS8では、ポインタRを1つ進
め、ステップS9に移行する。ステップS9では、ポイ
ンタP,Q,Rの位置関係が上述したような条件、すな
わちポインタRがポインタQから充分に離れており、ま
た、ポインタRがポインタPから所定セクタ数以内に位
置しているという条件を満たすか否かが判定される。か
かる条件が満たされる場合にはステップS10に移行
し、それ以外の場合には、ステップS9に移行する。こ
れにより、条件が満たされるまでの間、処理が中断され
ることになる。ステップS10では、スケールファクタ
が読み込まれるべきサウンドフレームをポインタRのセ
クタ先頭にセットする。
【0053】上述の説明は、再生時になされる、圧縮符
号を復号化する処理においてメモリ上のデータ中のスケ
ールファクタ情報を変更する処理についてのものであ
る。これに対して、記録時になされる、圧縮符号を形成
する符号化処理においてメモリ上のデータ中のスケール
ファクタ情報を変更するようにしても良い。
【0054】この発明は、上述したこの発明の一実施形
態に限定されるものでは無く、この発明の主旨を逸脱し
ない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
【0055】
【発明の効果】この発明によれば、符号化処理、復号化
処理等においてなされる、所定メモリへのデータ書き込
み/読み出し処理の間隙を利用して正規化情報が変更さ
れる。このため、正規化情報の変更によって実現される
処理、例えばレベル調整、フィルタ機能等を、符号化処
理、復号化処理等と並行してリアルタイムに実現するこ
とができる。
【0056】従って、正規化情報の変更が再生処理結果
に及ぼす影響を確認しながら、(例えば所望のレベルが
得られたかを確認しながら)正規化情報の変更に係る操
作を行うことが可能とされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用することができる光磁気記録再
生装置の全体の構成の一例を示すブロック図である。
【図2】オーディオ圧縮エンコーダ・伸長デコーダにお
ける復号処理を行う構成のブロック図である。
【図3】単位サウンドフレームを構成するデータ構造を
示す略線図である。
【図4】単位サウンドフレームに設定されているスケー
ルファクタの略線図である。
【図5】スケールファクター値をサウンドフレーム全体
にわたって一様に減衰させた略線図である。
【図6】スケールファクタの変更によって実現されるフ
ィルタ機能の一例について説明するための略線図であ
る。
【図7】この発明の一実施形態において、DRANM内
に蓄積されたスケールファクタ値の変更時のメモリマッ
プを示す略線図である。
【図8】この発明の一実施形態においてDRAM内のス
ケールファクタデータの変更時の手順を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
23・・・オーディオ圧縮エンコーダ・伸張デコーダ、
24・・・メモリコントローラ、25・・・DRAM

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スペクトラムデータとスケールファクタ
    データから構成される高能率符号化データを記録媒体か
    ら再生する再生手段と、 上記再生手段にて再生された高能率符号化データを一旦
    蓄積するメモリ手段と、 上記メモリ手段に蓄積された高能率符号化データのスケ
    ールファクタデータの変更指示を行う操作手段と、 上記高能率符号化データを第1の速度で上記メモリ手段
    に間欠的に書き込むとともに上記第1の速度より遅い第
    2の速度で蓄積された高能率符号化データを読出すよう
    に書込アドレスポインタと読出ポインタを制御するメモ
    リ制御手段と、 上記操作手段でスケールファクタデータの変更指示がな
    された上記メモリ手段に蓄積された高能率符号化データ
    のアドレスと上記読出アドレスが所定の距離を保ってい
    るか否かを判別する判別手段と、 上記判別手段にて上記操作手段でスケールファクタデー
    タの変更指示がなされた上記メモリ手段に蓄積された高
    能率符号化データのアドレスと上記読出アドレスが所定
    の距離を保っていない場合にはスケールファクタの変更
    処理を中止させる制御手段とを備えてなる再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記操作手段でスケールファクタデータの変更指示がな
    された上記メモリ手段に蓄積された高能率符号化データ
    のアドレスと上記書込アドレスが所定の距離を保ってい
    るか否かを判別する第2の判別手段を更に備えてなる再
    生装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 上記第2の判別手段で上記操作手段でスケールファクタ
    データの変更指示がなされた上記メモリ手段に蓄積され
    た高能率符号化データのアドレスと上記書込アドレスが
    所定の距離を保っていない場合にはスケールファクタの
    変更処理を中止させることを特徴とする再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 上記スケールファクタデータは複数のスケールファクタ
    値から構成され、上記複数のスケールファクタ値の一部
    を変更することでフィルタ処理を実現することを特徴と
    する再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 上記スケールファクタデータは複数のスケールファクタ
    値から構成され、上記複数のスケールファクタ値全部を
    一様に所定値減衰させることでレベル制御処理を実現す
    ることを特徴とする再生装置。
  6. 【請求項6】 スペクトラムデータとスケールファクタ
    データから構成される高能率符号化データを記録媒体か
    ら再生し、 上記再生された高能率符号化データを一旦メモリに蓄積
    し、 上記メモリに蓄積された高能率符号化データのスケール
    ファクタデータのユーザによる変更指示に応じて、上記
    高能率符号化データを第1の速度で上記メモリ手段に間
    欠的に書込むとともに上記第1の速度より遅い第2の速
    度で蓄積された高能率符号化データを読出すように書込
    アドレスポインタと読出ポインタを制御し、 上記ユーザ操作に応じてスケールファクタデータの変更
    指示がなされた上記メモリ手段に蓄積された高能率符号
    化データのアドレスと上記読出アドレスが所定の距離を
    保っているか否かを判別し、 ユーザによってスケールファクタデータの変更指示がな
    された上記メモリに蓄積された高能率符号化データのア
    ドレスと上記読出アドレスが所定の距離を保っていない
    場合にはスケールファクタの変更処理を中止させること
    を備えてなる再生方法。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 上記ユーザ操作でスケールファクタデータの変更指示が
    なされた場合に上記メモリに蓄積された高能率符号化デ
    ータのアドレスと上記書込アドレスが所定の距離を保っ
    ているか否かを判別するステップを更に備えてなる再生
    方法。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 上記操作手段でスケールファクタデータの変更指示がな
    された上記メモリに蓄積された高能率符号化データのア
    ドレスと上記書込アドレスが所定の距離を保っていない
    場合にはスケールファクタの変更処理を中止させること
    を特徴とする再生方法。
  9. 【請求項9】 請求項6において、 上記スケールファクタデータは複数のスケールファクタ
    値から構成され、上記複数のスケールファクタ値の一部
    を変更することでフィルタ処理を実現することを特徴と
    する再生方法。
  10. 【請求項10】 請求項6において、 上記スケールファクタデータは複数のスケールファクタ
    値から構成され、上記複数のスケールファクタ値全部を
    一様に所定値減衰させることでレベル制御処理を実現す
    ることを特徴とする再生方法。
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