JP3759036B2 - 情報記録再生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ミニディスク録音再生装置に代表される情報記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の情報記録再生装置として、ここではミニディスク録音再生装置(以下、MD装置と呼ぶ)を例に挙げて説明を行う。MD装置は、記録メディアとしてミニディスク(以下、MDと呼ぶ)を用い、楽音や音声等の録音再生を行うディジタルオーディオ機器である。
【0003】
MDのレコーダブルエリアは、楽音や音声等のメイン情報が書き込まれる主記録領域(以下、プログラムエリアと呼ぶ)と、該プログラムエリアにおけるメイン情報の記録位置やその再生順序等の管理情報、及びMD毎に固有のメディア付加情報(ディスク名)や一連のメイン情報(以下、トラックと呼ぶ)毎に固有のトラック付加情報(トラック名)等が書き込まれる副記録領域(以下、UTOC[User Table Of Contents]エリア)と、に大別される(図4参照)。
【0004】
上記したUTOCエリアには、セクタという単位で複数種類の情報が独立して格納されており、MD装置ではセクタ0〜セクタ4までが使用されている。セクタ0にはトラックの記録状況が格納される。セクタ1にはアスキーコードで記述されたメディア付加情報(ディスク名)やトラック付加情報(トラック名)が格納される。セクタ2にはトラックの記録日時が格納される。セクタ3はレコーダブルMDでは使用されないが、プリレコードMDではMDのバーコードや各トラックのISRC[International Standard Recording Code]が格納される。セクタ4にはISO−8859−1またはシフトJISコードで記述されたメディア付加情報(ディスク名)やトラック付加情報(トラック名)が格納される。
【0005】
このように、MD装置では、MDのUTOCエリア(セクタ1及びセクタ4)に任意のディスク名やトラック名を書き込むことができるので、ユーザにとって非常に利便性が高い。
【0006】
一方、近年では、MD装置で用いられる音声圧縮規格(高能率符号化規格)として、ATRAC3[Adaptive TRansform Acoustic Coding 3]が追加されたことにより、通常モード時での録音可能時間が80分であるMDに対して、4倍録音モード時(LP4(66kbps)モード時)では最大320分の録音ができ、多数のトラック(楽曲等)を1枚のMDに収録することが可能となっている。
【0007】
このように多数のトラックが記録されたMDでは、トラックを一段上位のグループ単位で管理し、各グループ毎にグループ名を付すことで、ユーザの利便性をより一層高めることが望ましい。しかし、上記した通り、従来のMD規格では、UTOCエリアにメディア付加情報(ディスク名)やトラック付加情報(トラック名)が格納されるセクタはあるものの、1枚のディスク中にあるトラックを複数のグループ単位に分ける方法にまで踏み込んだ規格にはなっていなかった。
【0008】
そこで、既存セットとの不整合回避を図りつつ、上記グループ管理を行うために、MDのUTOCエリア(セクタ1またはセクタ4)に書き込むべきメディア付加情報(ディスク名)を所定の特定フォーマットで作成することで、該メディア付加情報にディスク名だけでなくグループ名を含める方法が提案されている。このような方法であれば、UTOCエリアを有効活用することにより、既存の規格範囲内でのグループ管理を実現することができるので、既存セットへの影響を最小限に抑えつつ、ユーザの要望に叶う様々な楽曲再生が可能となる。
【0009】
なお、上記のグループ管理を行うために作成されるメディア付加情報の特定フォーマットは、「TNO1-TNO2;GroupName1//TNO3-TON4;GroupName2//…//」で示される基本型から成り、その書式には次の制約(ルール)が存在する。
【0010】
まず、グループの構成トラックを指定するには、グループ化する開始トラックナンバー(TNOm)と終了トラックナンバー(TNOn)を「-」で結び「TNOm-TNOn」と記述する。ただし、TNOmはTNOnより小さい値でなければならない。なお、グループの構成トラック数が1つの場合には「-」を省略して「TNOm」のみを記述すればよい。また、全てのグループとトラックを含めたディスク名を記述するときには、グループの構成トラックを「0」として指定すればよい。ただし、本記述は必ず先頭位置に登録しなければならない。
【0011】
次に、グループ名(もしくはディスク名)を記述するには、上記トラックナンバーの後ろに「;」を付し、それに続いてグループ名(GroupName)を記述する。なお、グループ名は必須項目ではなく、トラックのグループ化のみ(グループ名なし)を行うこともできる。また、グループ名は「-」や「;」、或いは「/」等を含むものであってもよい。
【0012】
さらに、複数のグループ登録を行うには、各グループ間を「//」で区切り、最後のグループ末尾にも「//」を付加する。なお、1つのグループは連続したトラックナンバーを有するトラックの集合でのみ構成され、グループ毎のトラックナンバーは、最初のトラックナンバーから最後のトラックナンバーまでの範囲に属し、欠番は認めるが必ず増加するものとする。すなわち、どのグループにも属していないトラックは認められるが、1つのトラックは1つのグループにしか登録することができない。
【0013】
一方、構成トラックの指定がないグループ登録(以下、予約グループ登録と呼ぶ)を行うことも可能である。ただし、本記述は必ず末尾に登録しなければならない。また、同一MD内に重複したグループ名を登録することも可能であるが、その場合は、同一グループ名であっても別グループとして扱われる。なお、構成トラックの指定もグループ名の記述もないグループ登録は認められない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
上記の制約(ルール)に則って、MDのUTOC領域に書き込むべきメディア付加情報が、例えば「0;X//1-4;a//5-8;b//12-15;c//」と記述されたMDでは、図5(a)に示すグループ管理が行われる。つまり、「0;X」という記述からは当該MDのディスク名が「X」であることが認識される。また、「1-4;a」という記述から、トラック1〜トラック4までが1グループとして登録されており、そのグループ名が「a」であると認識される。同様に、「5-8;b」、「12-15;c」という記述からは、トラック5〜トラック8及びトラック12〜トラック15が各々1グループとして登録されており、そのグループ名はそれぞれ「b」、「c」であることが認識される。
【0015】
ここで、前記トラックのうち、例えば、図中の網掛部で示されるトラック2、6、11を新たにグループ登録しようとする場合、「1つのトラックは1つのグループにしか登録することができない。」、「1つのグループは連続したトラックナンバーを有するトラックの集合で構成しなければならない。」といった上記の制約(ルール)により、このままではグループ化を行うことができなかった。
【0016】
そのため、従来のMD装置では、図5(b)〜(d)に至る多段階のトラック移動を経ることで前記トラックを既登録グループから抹消して連続化した後に、メディア付加情報として「0;X//1-3;a//4-6;b//9-12;c//13-15;d//」)を書き込むことで、図5(e)に示す新規グループ登録を行っていた。
【0017】
確かに、上記の動作によれば、既登録グループに属するトラックを新たにグループ登録することが可能である。しかしながら、このような動作では、元グループが崩されるため、新規グループが不要となったときに、その構成トラックを元グループに復元する作業が非常に困難で煩わしかった。また、選択トラック数やその位置によっては、図5(b)〜(d)に示す以上にトラック移動のステップ数が多くなり、ソフトウェアの負担が非常に大きなものとなっていた。
【0018】
一方、図5(f)に示すように、トラック2、6、11と同内容のデータを、別トラック16、17、18としてプログラムエリアに重複録音した上で、メディア付加情報として「0;X//1-4;a//5-8;b//12-15;c//16-18;d//」)を書き込めば、元グループを崩すことなく既登録グループに属するトラックを新たにグループ登録することが可能である。しかしながら、このような動作では、同内容のデータを別トラックとして重複録音しなければならないため、MDの容量が圧迫されていた。
【0019】
本発明は、上記の問題点に鑑み、元グループを崩すことも、記録メディアの容量を圧迫することもなく、既登録グループに属するトラックを新たにグループ登録することが可能な情報記録再生装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る情報記録再生装置は、メイン情報が書き込まれる主記録領域とメディア付加情報等が書き込まれる副記録領域を有する記録メディアに対して情報の読み書きを行う手段と、前記メイン情報を上位のグループ単位で管理するために前記メディア付加情報を所定の特定フォーマットで作成する手段と、前記メディア付加情報が前記特定フォーマットで記述されているか否かを判定する手段と、前記メディア付加情報が前記特定フォーマットで記述されていると判定された場合に当該記録メディアはグループ管理されていると認識する手段と、を有して成る情報記録再生装置において、前記特定フォーマットとして、前記メイン情報を複数グループに重複登録するための書式を有する構成としている。
【0021】
なお、上記構成から成る情報記録再生装置は、既登録グループに属しているメイン情報を新たにグループ登録する際、1つのメイン情報は1つのグループにしか登録することはできないという制約に従わないメイン情報を複数グループに重複登録することが可能な特定フォーマットでメディア付加情報を作成するか、1つのメイン情報は1つのグループにしか登録することはできないという制約に則った特定フォーマットでメディア付加情報を作成するか、を選択する手段を有する構成にするとよい。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明に係る情報記録再生装置として、ここでは、ミニディスク録音再生装置を例に挙げて説明を行う。図1は本発明に係るミニディスク録音再生装置の一実施形態を示すブロック図である。
【0023】
本図に示すミニディスク録音再生装置1(以下、MD装置1と呼ぶ)に設けられた入力端子2には、コンパクトディスク再生装置や衛星放送受信装置などのディジタル音声信号源から出力されたディジタル音声データが、例えば光信号としてシリアル入力される。入力端子2に入力された光信号は、光電素子3によって電気信号に変換された後、ディジタルPLL[Phase-Locked-Loop]回路4に入力される。
【0024】
ディジタルPLL回路4は、入力されたディジタル音声データからクロックの抽出を行うとともに、サンプリング周波数及び量子化ビット数に対応したマルチビットデータを再現する。このマルチビットデータは、信号源毎に異なるサンプリングレート(コンパクトディスク;44.1kHz、ディジタルオーディオテープレコーダ;48kHz、衛星放送(Aモード);32kHzなど)で標本化されたディジタルデータである。そこで、ディジタルPLL回路4から出力されたマルチビットデータは、周波数変換回路5によってそのサンプリングレートをミニディスクの規格に対応した44.1kHzに変換される。
【0025】
音声圧縮回路6は、ATRAC[Adaptive TRansform Acoustic Coding]方式によって入力されたディジタル音声データの圧縮符号化を行い、符号化されたディジタル音声データをショックプルーフメモリコントローラ7を介して信号処理回路8に送出する。
【0026】
ショックプルーフメモリコントローラ7で制御されるショックプルーフメモリ9は、音声圧縮回路6から出力されるディジタル音声データの転送速度と、信号処理回路8に入力されるディジタル音声データの転送速度との差を吸収するとともに、再生時における振動等の外乱による再生信号の中断を補間し、ディジタル音声データを保護するためのものである。
【0027】
信号処理回路8は、エンコーダ及びデコーダとしての機能を具備しており、入力されたディジタル音声データをシリアルの磁界変調信号にエンコードして記録ヘッド駆動回路10に与える。記録ヘッド駆動回路10は、記録ヘッド11をミニディスク12(以下、MD12と呼ぶ)上の所定記録位置に移動させるとともに、前記磁界変調信号に対応した磁界を発生させる。このとき、MD12上の所定記録位置には、光ピックアップ13からレーザ光が照射されており、これによって前記磁界に対応した磁化パターンがMD12上に形成される。
【0028】
一方、光ピックアップ13は、MD12から前記磁化パターンに対応したシリアル信号を再生する。再生されたシリアル信号は高周波アンプ14(以下、RFアンプ14と呼ぶ)で増幅された後、信号処理回路8によってディジタル音声データにデコードされる。デコードされたディジタル音声データは、ショックプルーフメモリコントローラ7及びショックプルーフメモリ9で外乱による影響を除去された後、音声伸長回路15に送出される。
【0029】
音声伸長回路15は、ATRAC方式による圧縮符号化の逆変換処理を行い、フルビットのディジタル音声データを復調する。復調されたディジタル音声データは、ディジタル/アナログ変換回路16(以下、D/A変換回路16と呼ぶ)によってアナログ音声データに変換され、出力端子17から外部へ出力される。
【0030】
なお、RFアンプ14で増幅されたシリアル信号は、サーボ回路18にも入力されている。サーボ回路18は、再生されたシリアル信号に応じてドライバ回路19に制御信号を送出し、該ドライバ回路19を介してスピンドルモータ20の回転速度をフィードバック制御する。このようなフィードバック制御により、MD12を線速度一定で回転させることができる。
【0031】
また、サーボ回路18は、ドライバ回路19を介して送りモータ21の回転速度もフィードバック制御している。このようなフィードバック制御により、MD12の半径方向に対する光ピックアップ13の変移制御、すなわちトラッキング制御を行うことができる。さらに、サーボ回路18は、ドライバ回路19を介して光ピックアップ13のフォーカシング制御も行っている。
【0032】
上記した信号処理回路8、光ピックアップ13、RFアンプ14、サーボ回路18、及びドライバ回路19等には、図示しない電源回路から電力供給が行われるが、このような電力供給動作や後述するグループ管理動作は、全てMDコントロールマイコン22(以下、MDマイコン22と呼ぶ)によって集中管理されている。また、MDマイコン22には、曲名入力や選曲操作、或いは音質調整動作等を行うための入力装置23や、機器の動作状態等をユーザに報知(表示)するための表示装置24などが接続されている。
【0033】
なお、本発明は、MD12をグループ管理する際に行われるMDマイコン22での内部処理(入力装置23からのキー取り込み処理や表示装置24に対する表示処理を含む)に関するものである。そこで、以下では、MDマイコン22によるグループ管理動作について、図2及び図3を参照しながら詳細な説明を行う。
【0034】
図2はMDマイコン22によるグループ管理動作の一実施形態を示す動作フローチャートであり、トラックを新たにグループ登録する際の内部処理について、一連の動作が示されている。図3は本実施形態におけるMD12のグループ管理を説明する図である。
【0035】
MDマイコン22によるトラックのグループ化処理が開始されると、まずステップS5では、ユーザからの入力操作に基づいて、新たにグループ化しようとするトラックの選択が行われる。続くステップS10では、ステップS5で選択されたトラックが既登録グループに属しているか否かの判定が行われる。ここで、上記の選択トラックが既登録グループに属していると判定された場合はフローがステップS15に進められ、属していないと判定された場合はフローがステップS30に進められる。
【0036】
例えば、図3(a)に示すように、UTOC領域に書き込まれたメディア付加情報が「0;X//1-4;a//5-8;b//12-15;c//」と記述されているMD12において、図中の網掛部で示されるトラック2、6、11が新規グループ登録の対象として選択された場合には、ステップS10にて、選択トラックが既登録グループに属していると判定される。従って、フローはステップS15に進められる。
【0037】
ステップS15では、ユーザからの入力操作に基づいて、選択トラックを元グループに残したまま、該トラックを新規グループに重複登録するか否かの判定が行われる。ここで、選択トラックを元グループに残す場合はフローがステップS20に進められ、残さない場合はフローがステップS30に進められる。
【0038】
ステップS20では、「1つのトラックは1つのグループにしか登録することができない。」、「1つのグループは連続したトラックナンバーを有するトラックの集合で構成しなければならない。」といった従来の制約(ルール)を外した新書式の特定フォーマットが作成される。なお、本実施形態のMDマイコン22は、選択トラックTNO1、…、TNOnを元グループに残して新規グループに重複登録する場合、各選択トラックを「,」で区切り、「TNO1,…,TNOn;GroupName//」といった記述を行う構成であるが、書式はこれに限定されるものではない。もちろん、本実施形態のMDマイコン22は、このような記述を特定フォーマットであると認識する機能も有している。
【0039】
例えば、図3(a)に示すトラック2、6、11が新規グループ登録の対象として選択された場合には、UTOC領域に元々書き込まれていたメディア付加情報「0;X//1-4;a//5-8;b//12-15;c//」の末尾に「2,6,11;d//」が付加される。従って、新たなメディア付加情報は「0;X//1-4;a//5-8;b//12-15;c//2,6,11;d//」といった記述となる(図3(b)参照)。
【0040】
続くステップS25では、上記特定フォーマットで記述されたメディア付加情報がMD12のUTOC領域に書き込まれ、一連のグループ化処理が終了する。
【0041】
このように、メディア付加情報の特定フォーマットとして、1つのトラックを複数グループに重複登録するための新書式を設けることにより、本実施形態のMD装置1は、元グループを崩すことも、MD12の容量を圧迫することもなく、既登録グループに属するトラックを新たにグループ登録することが可能となる。
【0042】
一方、前述のステップS10で選択トラックが既登録グループに属していないと判定された場合、或いはステップS15で選択トラックを元グループに残さないと判定された場合には、フローがステップS30に進められ、必要に応じたトラック移動が行われる(図5(b)〜(d)参照)。
【0043】
その後、続くステップS35では、従来の制約(ルール)に則った特定フォーマットが作成され(図5(e)参照)、フローがステップS25に進められる。ステップS25では、上記特定フォーマットで記述されたメディア付加情報がMD12のUTOC領域に書き込まれ、一連のグループ化処理が終了する。
【0044】
このように、既登録グループに属しているトラックを新たにグループ登録する際、該トラックを元グループに残すか否かを任意に選択可能な構成とすることにより、本発明に係る新書式で記述されたメディア付加情報を特定フォーマットとして認識できない情報記録再生装置との互換性を優先して、従来通りのグループ登録を行うことも可能となる。
【0045】
なお、上記の実施形態では、本発明をミニディスク録音再生装置に適用した場合を例に挙げて説明を行ったが、本発明の適用対象はこれに限定されるものではなく、種々の情報記録再生装置に適用が可能である。
【0046】
【発明の効果】
上記した通り、本発明に係る情報記録再生装置は、メイン情報が書き込まれる主記録領域とメディア付加情報等が書き込まれる副記録領域を有する記録メディアに対して情報の読み書きを行う手段と、前記メイン情報を上位のグループ単位で管理するために前記メディア付加情報を所定の特定フォーマットで作成する手段と、前記メディア付加情報が前記特定フォーマットで記述されているか否かを判定する手段と、前記メディア付加情報が前記特定フォーマットで記述されていると判定された場合に当該記録メディアはグループ管理されていると認識する手段と、を有して成る情報記録再生装置において、前記特定フォーマットとして、前記メイン情報を複数グループに重複登録するための書式を有する構成である。
【0047】
このような構成とすることにより、元グループを崩すことも、記録メディアの容量を圧迫することもなく、既登録グループに属するトラックを新たにグループ登録することが可能となる。
【0048】
なお、上記構成から成る情報記録再生装置は、既登録グループに属しているメイン情報を新たにグループ登録する際、1つのメイン情報は1つのグループにしか登録することはできないという制約に従わないメイン情報を複数グループに重複登録することが可能な特定フォーマットでメディア付加情報を作成するか、1つのメイン情報は1つのグループにしか登録することはできないという制約に則った特定フォーマットでメディア付加情報を作成するか、を選択する手段を有する構成にするとよい。このような構成とすることにより、本発明に係る新書式で記述されたメディア付加情報を特定フォーマットとして認識できない情報記録再生装置との互換性を優先して、従来通りのグループ登録を行うことも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るミニディスク録音再生装置の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】 MDマイコン22によるグループ管理動作の一実施形態を示す動作フローチャートである。
【図3】 本実施形態におけるMD12のグループ管理を説明する図である。
【図4】 レコーダブルMDの記録レイアウトを示す模式断面図である。
【図5】 MDのグループ管理の一従来例を説明する図である。
【符号の説明】
1 ミニディスク録音再生装置(MD装置)
2 入力端子
3 光電素子
4 ディジタルPLL回路
5 周波数変換回路
6 音声圧縮回路
7 ショックプルーフメモリコントローラ
8 信号処理回路
9 ショックプルーフメモリ
10 記録ヘッド駆動回路
11 記録ヘッド
12 ミニディスク(MD)
13 光ピックアップ
14 高周波アンプ(RFアンプ)
15 音声伸長回路
16 ディジタル/アナログ変換回路(D/A変換回路)
17 出力端子
18 サーボ回路
19 ドライバ回路
20 スピンドルモータ
21 送りモータ
22 MDコントロールマイコン(MDマイコン)
23 入力装置
24 表示装置

Claims (1)

  1. メイン情報が書き込まれる主記録領域とメディア付加情報が書き込まれる副記録領域を有する記録メディアに対して情報の読み書きを行う手段と、前記メイン情報を上位のグループ単位で管理するために前記メディア付加情報を所定の特定フォーマットで作成する手段と、前記メディア付加情報が前記特定フォーマットで記述されているか否かを判定する手段と、前記メディア付加情報が前記特定フォーマットで記述されていると判定された場合に当該記録メディアはグループ管理されていると認識する手段と、を有して成る情報記録再生装置において、
    既登録グループに属している前記メイン情報を新たにグループ登録する際、1つのメイン情報は1つのグループにしか登録することはできないという制約に従わないメイン情報を複数グループに重複登録することが可能な特定フォーマットでメディア付加情報を作成するか、1つのメイン情報は1つのグループにしか登録することはできないという制約に則った特定フォーマットでメディア付加情報を作成するか、を選択する手段を有することを特徴とする情報記録再生装置。
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