JP2001209919A - 浮上ヘッドスライダとディスクドライブ装置 - Google Patents

浮上ヘッドスライダとディスクドライブ装置

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JP2001209919A
JP2001209919A JP2000017801A JP2000017801A JP2001209919A JP 2001209919 A JP2001209919 A JP 2001209919A JP 2000017801 A JP2000017801 A JP 2000017801A JP 2000017801 A JP2000017801 A JP 2000017801A JP 2001209919 A JP2001209919 A JP 2001209919A
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Japan
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rail
head slider
flying head
base surface
shape
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Application number
JP2000017801A
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Kazuyuki Yamamoto
一幸 山本
Michio Yotsuya
道夫 四谷
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐ダスト性に非常に優れた浮上ヘッドスライ
ダを得ること。 【解決手段】 浮上ヘッドスライダのベース面3上にス
テップ面4とレール面5をそれぞれ段差G1、G2を有
して形成し、これらステップ面4及びレール面5の前側
段差面6、7を中央部から両側部にかけてほぼ放物線に
沿って湾曲された形状に形成し、ステップ面4とベース
面3の段差G1を2μm以上に構成し、レール面5とス
テップ面4の段差を0.4μm以上に構成したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク、光
ディスクや光磁気ディスク等の回転型の記憶メディアを
用いて大容量のデータの記録及び/又は再生を行うこと
ができる大容量記憶装置に適用するのに最適な浮上ヘッ
ドスライダと、その浮上ヘッドスライダを用いるディス
クドライブ装置の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図17及び図18に示すよう
に、ディスクドライブ装置の一例であるリムーバルハー
ドディスク・ドライブ装置(以下、R−HDDと記載す
る)31では、回動型のヘッドアクチュエータ32が使
用されていて、そのヘッドアクチュエータ32の先端に
は板厚が薄い板バネで構成されたサスペンション33が
取り付けられ、そのサスペンション33の先端に浮上ヘ
ッドスライダ34がジンバルプレート等を介して支持さ
れている。そして、回転型の大容量記憶メディアの一例
であって、磁気ディスクで構成されているハードディス
ク35がカートリッジ36内に回転自在に収容されてい
て、そのカートリッジ36によってハードデイ35がR
−HDD31内に交換可能(脱着自在)に装填されるよ
うに構成されている。
【0003】そして、R−HDD31内にはスピンドル
モータ37が搭載されていて、カートリッジ36によっ
てR−HDD31内に装填されたハードディスク35の
強磁性体で構成されているセンタコア38がスピンドル
モータ37の頂部のチャッキングマグネット39上にマ
グネットチャッキングされる。そして、スピンドルモー
タ37によってハードディスク35を矢印a方向に高速
で回転駆動して、そのハードディスク35の記録面35
aの表面に動圧軸受として利用する矢印a方向に流れる
空気流ASを発生させる。そして、ヘッドアクチュエー
タ32のサスペンション33のばね力によって浮上ヘッ
ドスライダ34をそのハードディスク35の記録面の空
気流AS上に押圧させるようにして、その浮上ヘッドス
ライダ34をハードディスク35の記録面の表面上に数
10nmの値に浮上させる。そして、ヘッドアクチュエ
ータ32によってその浮上ヘッドスライダ34をハード
ディスク35の内外周方向である矢印b、c方向にシー
クしながら、情報の高密度の記録、再生を行うように構
成されている。なお、図18は、ヘッドアクチュエータ
32によって浮上ヘッドスライダ34がハードディスク
35の内外周に矢印b、c方向にシークされる際のスキ
ュー角(記録トラックの接線に対する浮上ヘッドスライ
ダ34の開き角度を言う)θを説明していて、このスキ
ュー角θは記録トラックの半径方向の中間点でプラスス
キュー角+θとマイナススキュー角−θに反転され、浮
上ヘッドスライダ34が記録トラックの最外周にシーク
された時に、そのスキュー角θは最大のプラススキュー
角+θとなり、その逆に、浮上ヘッドスライダ34が記
録トラックの最内周にシークされた時には、そのスキュ
ー角θが最大のマイナススキュー角−θとなる。
【0004】ところで、図19及び図20に示すよう
に、従来の一般的な浮上ヘッドスライダ34は、扁平な
直方体形状に構成されているスライダ本体41のハード
ディスク35の記録面35aと対向するベース面42上
で、空気流ASの流入方向(=ハードディスク35の回
転方向)aの上流側(矢印a方向の逆方向側を言う)の
端面であるスライダ本体41の前端面41a側に偏位さ
れた位置にステップ面43をそのベース面42に対して
段差を有する平行面状(ステップ面43とベース面42
が平行であること)に形成し、そのベース面42上でス
テップ面43より下流側(矢印a方向側の前方側を言
う)に偏位された位置に平面形状がコ字状のレール面4
4をステップ面43及びベース面42に対して段差を有
する平行面状(レール面44がステップ面43及びベー
ス面42に対して平行であること)に形成している。こ
の際、レール面44はスライダセンターPに対して直角
な前側レール面44aと、スライダセンターPと平行な
一対の後側レール面44bとによって平面形状がコ字状
に形成されていて、ステップ面43とレール面44の前
側レール面44aとの間の段差面45がスライダセンタ
ーPに対して直角に形成されている。そして、その段差
面45とステップ面43の直角なコーナ部分が正圧発生
部46に形成され、レール面44の前側レール面44a
と一対の後側レール面44bとの間でコ字状に囲まれた
凹所が負圧発生部47に形成されている。なお、スライ
ダ本体41の空気流の流入方向aの下流側の端面である
後端面41bの近傍位置でレール面44の一方の後側レ
ール面44bの後端近傍位置にはハードディスク35の
記録面に情報を記録、再生する磁気ヘッド48のヘッド
チップが露呈されている。
【0005】そして、図20に示すように、矢印a方向
に高速で回転されるハードディスク35の記録面35a
の表面に発生されている空気流ASの流入方向aの上流
側へ浮上ヘッドスライダ34のスライダ本体41の前端
面41aがほぼ直角状に向くようにして、その浮上ヘッ
ドスライダ34のレール面44をその空気流AS上にサ
スペンション33のばね力によって矢印d方向からほぼ
直角状に押圧させることによって、正圧発生部46で正
圧を発生させて、そのレール面44をハードディスク3
5の記録面35aから数10nmの浮上量Hに浮上させ
る一方、負圧発生部47で発生される負圧によって記録
面35aに対するレール面44の浮上量Hの適正化を図
るようにして、磁気ヘッド48で記録面35aに情報を
記録、再生するように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ハードディ
スク35の交換が不能な固定型のハードディスク・ドラ
イブ装置では、ドライブ本体の外筐を密封ケースに構成
して、ダストに対してクリーンな環境下で、浮上ヘッド
スライダ34をハードディスク35の記録面35a上に
浮上させることができるので、ダストがその浮上ヘッド
スライダ34と記録面35aとの間に挟み込まれて、浮
上ヘッドスライダ34の浮上姿勢に悪影響を及ぼすこと
が殆んどない。
【0007】しかし、ハードディスク35の交換が必要
なR−HDD31では、カートリッジ36の装填及び排
出時に、R−HDD31内にダストが侵入され易く、そ
の侵入されたダストは、ハードディスク35の記録、再
生中に、そのハードディスク35の記録面35aに発生
する空気流ASに混って浮上ヘッドスライダ34とハー
ドディスク35の記録面35aとの間に流入され易くな
る。この際、従来の一般的な浮上ヘッドスライダ34の
正圧発生部46を形成している段差面45がスライダセ
ンターPに対して直角状に形成されていたために、ダス
トがその正圧発生部46の段差面45の前面に堆積し易
かった。そして、その堆積されたダストはやがて剥れて
流出され、そのレール面44とハードディスク35の記
録面35aとの間に挟み込まれる事態が発生すると、浮
上ヘッドスライダ34にピッチングやローリング等の浮
上姿勢の不安定化が発生して、情報の録再不良を生じた
り、最悪の場合には、浮上ヘッドスライダ34のレール
面44や磁気ヘッド48等が高速回転中のハードディス
ク35の記録面35aに接触して、これら両者がクラッ
シュされてしまう等の事態も発生し易いと言う問題があ
った。
【0008】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、耐ダイス性に非常に優れた浮上ヘ
ッドスライダを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の浮上ヘッドスライダは、スライダ本体のベ
ース面上に順次段差を有してほぼ平行面状に形成された
ステップ面及びレール面の空気流の流入方向の上流側に
位置するベース面及びステップ面に対する各前側段差面
をその空気流の下流側に進むに従ってベース面の幅方向
のほぼ中央部から両側部にかけてほぼ放物線に沿って湾
曲された形状に構成し、その上に、レール面に対するベ
ース面の段差を2μm以上に構成したものである。
【0010】上記のように構成された本発明の浮上ヘッ
ドスライダによれば、空気流に混ってその浮上ヘッドス
ライダと記憶メディアの表面との間に侵入されるダスト
をステップ面とレール面の空気流の流入方向の上流側に
形成されていて、ほぼ放物線に沿って湾曲されている前
側段差面に沿ってこれらステップ面及びレール面の両側
方へスムーズに排出することができ、これらステップ面
及びレール面上に侵入されるダストの量を著しく少なく
することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明をリムーバルハード
ディスク・ドライブ装置(R−HDD)に適用された浮
上ヘッドスライダの実施の形態を図1〜図16を参照し
て説明する。なお、図18及び図19と同一構造部には
同一の符号を付して説明の重複を省く。
【0012】「第1の実施形態」本発明の浮上ヘッドス
ライダの第1の実施形態を図1〜図3によって説明する
と、この浮上ヘッドスライダ1は、扁平な直方体形状に
構成されているスライダ本体2のハードディスク35の
記録面35aと対向するベース面3上にステップ面4が
段差G1を有する状態でそのベース面3に対して平行面
状(平行な面であること)に形成され、そのステップ面
4上にレール面5が段差G2を有する状態でそのステッ
プ面4に対して平行面状(平行な面であること)に形成
されている。そして、ベース面3とレール面5の段差が
G3で示されている。この際、ステップ面4及びレール
面5は空気流ASの流入方向aの上流側に配置された第
1のステップ面4a及び第1のレール面5aと、下流側
に配置された第2のステップ面4b及び第2のレール面
5bで構成されている。そして、ステップ面4の第1の
ステップ面4aが空気流ASの流入方向aの上流側であ
るスライダ本体2の前端面2a側へ偏位された位置に配
置されていて、レール面5の第1のレール面5aがその
第1のステップ面4aの前端に対して空気流ASの流入
方向aの下流側へ距離L1相当分偏位された位置に配置
されている。
【0013】そして、ベース面3の幅方向をX方向と
し、長さ方向をY方向とした時に、ステップ面4の第1
のステップ面4aの空気流ASの流入方向aの上流側に
位置し、ベース面3に対する段差G1を有する前側段差
面6と、レール面5の第1のレール面5aの空気流AS
の流入方向aの上流側に位置し、第1のステップ面4a
に対する段差G2を有する前側段差面7がその空気流A
Sの流入方向側に進むに従ってベース面3の幅方向(X
方向)のほぼ中央部から両側部にかけて連続した曲線に
よってほぼ放物線に沿って湾曲されたほぼ相似形状に形
成されている。また、ステップ面4の第1のステップ面
4aの空気流ASの流入方向aの下流側に位置し、ベー
ス面3に対する段差G1を有する後側段差面8と、レー
ル面5の第1のレール面5aの空気流ASの流入方向a
の下流側に位置し、ステップ面4に対する段差G2を有
する後側段差面9もその空気流ASの流入方向aの下流
側に進むに従ってベース面3の幅方向(X方向)のほぼ
中央部から両側部にかけて連続した曲線によってほぼ放
物線に沿って湾曲されたほぼ相似形状に形成されてい
る。但し、これらの後側段差面8、9の空気流ASの流
入方向aの上流側部分での曲率半径が前側段差面6、7
の空気流ASの流入方向aの上流側部分の曲率半径より
も小さく構成されていて、これら前側段差面6、7及び
後側段差面8、9によって、これら第1のステップ面4
a及び第1のレール面5aの輪郭線10、11がほぼ後
退翼形状(又はほぼブーメラン形状)に形成されてい
る。
【0014】そして、ステップ面4の第2のステップ面
4bは第1のステップ面4aの後側段差面8のほぼ中央
部に接続されていて、ベース面3上のスライダ本体2の
後端面2bの近傍位置との間にスライダセンターPに沿
って配置されていて、この第2のステップ面4bのベー
ス面3に対する段差G1を有する段差面である輪郭線1
2は空気流ASの流入方向aの上流側で小幅W1であ
り、下流側に進むに従って大幅W2となるほぼテーパ状
に形成されている。また、レール面5の第2のレール面
5bは第1のレール面5aの後側段差面9のほぼ中央部
に対して距離L2分離間されて第2のステップ面4b上
に配置されていて、この第2のレール面5bの第2のス
テップ面4bに対する段差G2を有する段差面である輪
郭線13も空気流ASの流入方向aの上流側で小幅W3
であり、下流側に進むに従って大幅W4となるほぼテー
パ状に形成されている。但し、スライダ本体2の一方の
側面2c側をハードディスク35の内周側ISとし、他
方の側面2d側をハードディスク35の外周側OSとし
た時に、第2のレール面5bの輪郭線13の内周側IS
には凹形状部13aが形成されている。そして、磁気ヘ
ッド14のヘッドチップがスライダセンターP上で第2
のレール面5bの後端から例えば30μm前方へ離れた
位置に露呈されている。
【0015】そして、第1のステップ面4aの前側段差
面6とベース面3とのコーナ部分及び第1のレール面5
aの前側段差面7と第1のステップ面4aとのコーナ部
分が正圧発生部15に形成されていて、図1にハッチン
グで示した第1のステップ面4a及び第1のレール面5
aの後側段差面8、9とベース面3とのコーナ部分が負
圧発生部16に形成されている。
【0016】そして、図3に示すように、矢印a方向に
高速で回転駆動されるハードディスク35の記録面35
aの表面に発生されている空気流ASの流入方向aの上
流側へ浮上ヘッドスライダ1のスライダ本体2の前端面
2aがほぼ直角状に向くようにして、その浮上ヘッドス
ライダ1の第1及び第2のレール面5a、5bをその空
気流AS上にサスペンション33のばね力によって矢印
d方向からほぼ直角状に押圧させることによって、正圧
発生部15で正圧を発生させて、その第1及び第2のレ
ール面5a、5bにその空気流ASの流入方向aの上流
側に向く仰角を与えて、その第1及び第2のレール面5
a、5bをハードディスク35の記録面35aから浮上
量Hに浮上させる一方、負圧発生部16で発生される負
圧によって記録面35aに対する第1及び第2のレール
面5a、5bの浮上量Hの適正化を図るようにして、磁
気ヘッド14で記録面35aに情報の記録、再生を行う
ように構成されている。
【0017】この際、浮上ヘッドスライダ1のスライダ
サイズは30%(ピコスライダ)に構成されていて、ハ
ードディスク35の回転数が2,700rpm等の高速
回転仕様であり、サスペンション33のばね力による浮
上ヘッドスライダ1の矢印d方向への押圧荷重が3gf
(IS単位)である時、記録面35aに対する浮上ヘッ
ドスライダ1の浮上量Hは20nmとなるように構成さ
れている。
【0018】ところで、スライダ本体2のベース面3、
第1及び第2のステップ面4a、4b、第1及び第2の
レール面5a、5bは、その第1及び第2のレール面5
a、5bを最上層の基準面として、これら第1及び第2
のレール面5a、5bから輪郭線11、13の外周部分
を段差G2に掘り下げ、次に、第1及び第2のステップ
面4a、4bの輪郭線10、12の外周部分を段差G1
に掘り下げるイオンエッチング等の加工方法で掘り下げ
ることによって、前述したようにベース面3上に段差G
1の第1及び第2のステップ面4a、4bを形成し、こ
れら第1及び第2のステップ面4a、4b上に段差G2
の第1及び第2のレール面5a、5bを形成されるのが
一般的である。
【0019】そこで、本発明では、耐ダスト性に優れた
浮上ヘッドスライダ1を得ることができるように、レー
ル面5に対するベース面3の掘り下げ量である段差G3
を2μm〜10μmに構成し、そのうち、ベース面3と
ステップ面4との段差G1を2μm以上に構成し、ステ
ップ面4とレール面5の段差G2を0.4μm以上に構
成したものである。
【0020】ここで、図4〜図9は、ステップ面4とレ
ール面5の段差G2を0.4μmに固定し、ベース面3
とステップ面4の段差G1を1μm(図4)、2μm
(図5)、3μm(図6)、4μm(図7)、5μm
(図8)、10μm(図9)に変化させた場合のダスト
の流れる様子を表したダスト流れ線(DS)を測定した
シュミレーション結果を示したものであり、この時のハ
ードディスク35に対する浮上ヘッドスライダ1の浮上
位置の半径は15.641mmであり、スキュー角θは
4.2675°である。また、ここではダスト流れ線D
Sを60本に統一して示していて、実際のダストの量の
比を忠実に再現したものではないが、実際の耐ダスト対
策としては、ステップ面4及びレール面5上へ侵入する
ように流れるダスト流れ線DSの侵入幅であるダスト侵
入幅が問題となる。即ち、ステップ面4の最大幅をW1
1とし、そのステップ面4及びレール面5上に侵入され
るダスト流れ線DSの幅であるダスト侵入幅をW12と
した時のダスト侵入幅比であるW11/W12が何パー
セント(%)であるかが重要である。なお、図10は、
横幅にレール面5に対するベース面3の段差(深さ)G
3の変化(μm)を表し、縦軸のダスト侵入幅比(%)
を表したグラフである。
【0021】ここで、図4〜図9と、図10のグラフに
よって、ステップ面4及びレール面5の前側段差面6、
7によるダストの排出性能と、ステップ面4及びレール
面5上へのダスト侵入幅比との関係について観察する
と、図4(G1=1μm)では、前側段差面6、7によ
るダストのスライダ両側方への排出性能及びダスト侵入
幅比が共に悪いことが判る。
【0022】次に、図2(G1=2μm)では、前側段
差面6、7によるダストのスライダ両側方への排出性能
はやや改善されたものの、ダスト侵入幅比はまだ悪いこ
とが判る。
【0023】一方、図3(G1=3μm)〜図9(G1
=10μm)では、前側段差面6、7によるダストのス
ライダ両側方への排出性能及びダスト侵入幅比が共に良
いこと(耐ダスト効果が著しく改善されていること)が
判る。
【0024】そして、図9のグラフで明白なように、G
1=1μmからG1=2μmまではダスト侵入幅比が急
速に下がるが、G1=2μmからG1=10μmまでは
ダスト侵入幅比が次第に頭打ちになる傾向を示してい
る。従って、この浮上ヘッドスライダ1ではレール面5
に対するベース面3の段差(深さ)G3を2μm以上に
構成することが最も効果的と言える。そして、段差G3
を10μm以上に深く構成しても、イオンエッチング等
による加工時間や加工工数のわりには得られる効果が僅
かなものとなることから、その段差G3=2μm〜10
μmの構成にするのが最適であると言える
【0025】なお、図5〜図9で明白なように、第1の
ステップ面4a及び第1のレール面5aの輪郭線10、
11の後側段差面8、9も前側段差面6、7に似たほぼ
放物線に沿って湾曲させた形状に構成し、第2のステッ
プ面4b及び第2のレール面5bの輪郭線12、13を
空気流ASの流入方向aの上流側で小幅W1、W3に構
成し、下流側に進むに従って大幅W2、W4となるよう
に形成することによって、前側段差面6、7に沿って両
側方へ排出されたダストが負荷発生部16内に巻き込ま
れることを極力防止できる。また、第2のレール面5b
の輪郭線13の内周側ISに形成されている凹形状部1
3aはこの浮上ヘッドスライダ1のマイナススキュー角
−θを一定限度内に抑制する効果がある。
【0026】「第2の実施形態」次に、本発明の浮上ヘ
ッドスライダの第2の実施形態を図11によって説明す
ると、この場合は、第2のステップ面4bの前端(空気
流ASの流入方向aの上流側の端部)を第1のステップ
面4aの後側段差面8のほぼ中央部から切り離して、負
圧発生部16の面積を拡大して、負圧効果を増大させた
ものである。
【0027】「第3の実施形態」次に、本発明の浮上ヘ
ッドスライダの第3の実施形態を図12によって説明す
ると、この場合は、輪郭線10、11、12、13を連
続した曲線ではなく、その曲線に近似する多数の直線で
構成したものであり、同等の耐ダスト効果を得ることが
できる。
【0028】「第4の実施形態」次に、本発明の浮上ヘ
ッドスライダの第4の実施形態を図13によって説明す
ると、この場合は、X方向に分割された一対の第1のレ
ール面5aを第1のステップ面4aの両側位置にスライ
ダセンターPに対してほぼ等間隔であるテーパ状に配置
(空気流ASの流入方向aの上流側の間隔S1が小さ
く、下流側に進むに従って間隔S2が拡大されること)
し、第2のレール面5bを第1及び第2のステップ面4
a、4bのほぼ中央位置であるスライダセンターPに沿
って配置し、かつ、この第2のレール面5bの空気流A
Sの流入方向aの上流側が小幅W3で、下流側に進むに
従って大幅W4となるように構成したものであり、ほぼ
同等の耐ダスト効果を得ることができる。
【0029】「第5の実施形態」次に、本発明の浮上ヘ
ッドスライダの第5の実施形態を図14によって説明す
ると、この場合は、ステップ面4をほぼU字状に形成
し、X方向に分割された一対のレール面5をスライダセ
ンターPに対してほぼ等間隔でステップ面4の両側部上
に形成したものであり、ほぼ同等の耐ダスト効果を得る
ことができる。
【0030】「第6の実施形態」次に、本発明の浮上ヘ
ッドスライダの第6の実施形態を図15によって説明す
ると、この場合は、回転型の大容量記録メディアである
MO等の光磁気ディスク21をその光磁気膜21a側か
ら情報を記録、再生する浮上ヘッドスライダ1を構成す
るものであり、レール面5に対物レンズ22とコイル2
3を埋設し、コイル23への通電方向の切り換えによっ
て光磁気膜21aの磁極を反転させながら、対物レンズ
22でビームスポットBSを光磁気膜21aに集光させ
て情報の記録、再生を行うようにしたものである。な
お、再生専用のDVD等の光ディスクを再生する浮上ヘ
ッドスライダ1であれば、コイル23を不要にすること
ができる。
【0031】「第7の実施形態」次に、本発明の浮上ヘ
ッドスライダの第7の実施形態を図16によって説明す
ると、この場合は、MO等の光磁気ディスク21の光磁
気膜21a側とは反対側に配置したスレッド24の対物
レンズ22によってビームスポットBSをその光磁気膜
21aに集光させる一方、その光磁気膜21a側に配置
された浮上ヘッドスライダ1のコイル23への通電方向
の切り換えによってその光磁気膜21aの磁極を反転さ
せるようにして、情報の記録、再生を行うようにしたも
のである。そして、この場合は、浮上ヘッドスライダ1
がスレッド24にサスペンション33で連続されてスレ
ッド24と一体にシークされるように構成されている。
このように、本発明の浮上ヘッドスライダ1は、磁気デ
ィスク、光ディスクや光磁気ディスク等の各種の回転型
の記憶メディアを用いる各種のディスクドライブ装置に
適用可能である。
【0032】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記した実施の形態に限定されることな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の偏光が可能で
ある。
【0033】以上のように構成された本発明の浮上ヘッ
ドスライダとディスクドライブ装置は、浮上ヘッドスラ
イダのスライダ本体のベース面上に順次段差を有してほ
ぼ平行面状に形成されたステップ面及びレール面の空気
流の流入方向の上流側に位置するベース面及びステップ
面に対する各前側段差面をその空気流の下流側に進むに
従ってベース面の幅方向のほぼ中央部から両側部にかけ
てほぼ放物線に沿って湾曲された形状に構成し、その上
に、レール面に対するベース面の段差を2μm以上に構
成したことにより、空気流に混ってその浮上ヘッドスラ
イダと記憶メディアの表面との間に侵入されるダストを
ステップ面とレール面の空気流の流入方向の上流側に形
成されていて、ほぼ放物線に沿って湾曲されている前側
段差面に沿ってこれらステップ面及びレール面の両側方
へスムーズに排出することができ、これらステップ面及
びレール面上に侵入されるダストの量を著しく少なくす
ることができるので、耐ダスト性に非常に優れた浮上ヘ
ッドスライダを実現することができ、ダストがレール面
等に付着、体積等することによる浮上ヘッドスライダの
浮上姿勢の安定化を図ることができ、情報の録再不良
や、浮上ヘッドスライダと記録メディアのクラッシュ等
を未然に防止することができて、高品質、高信頼性の浮
上ヘッドスライダやディスクドライブ装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した浮上ヘッドスライダの第1の
実施形態を説明する斜視図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図2のA−A矢視での断面側面図である。
【図4】同上の浮上ヘッドスライダのステップ面とベー
ス面の段差を1μmに構成した時のダスト流れ線のシュ
ミレーションを表した図面である。
【図5】同上の浮上ヘッドスライダのステップ面とベー
ス面の段差を2μmに構成した時のダスト流れ線のシュ
ミレーションを表した図面である。
【図6】同上の浮上ヘッドスライダのステップ面とベー
ス面の段差を3μmに構成した時のダスト流れ線のシュ
ミレーションを表した図面である。
【図7】同上の浮上ヘッドスライダのステップ面とベー
ス面の段差を4μmに構成した時のダスト流れ線のシュ
ミレーションを表した図面である。
【図8】同上の浮上ヘッドスライダのステップ面とベー
ス面の段差を5μmに構成した時のダスト流れ線のシュ
ミレーションを表した図面である。
【図9】同上の浮上ヘッドスライダのステップ面とベー
ス面の段差を10μmに構成した時のダスト流れ線のシ
ュミレーションを表した図面である。
【図10】図4〜図10に示された各浮上ヘッドスライ
ダについてベース面の深さ(段差)とダスト侵入幅比の
関係を測定して表したグラフである。
【図11】本発明を適用した浮上ヘッドスライダの第2
の実施形態を説明する平面図である。
【図12】本発明を適用した浮上ヘッドスライダの第3
の実施形態を説明する平面図である。
【図13】本発明を適用した浮上ヘッドスライダの第4
の実施形態を説明する平面図である。
【図14】本発明を適用した浮上ヘッドスライダの第5
の実施形態を説明する平面図である。
【図15】本発明を適用した浮上ヘッドスライダの第6
の実施形態を説明する側面図である。
【図16】本発明を適用した浮上ヘッドスライダの第7
の実施形態を説明する側面図である。
【図17】従来の一般的なR−HDDを説明する斜視図
である。
【図18】同上のR−HDDにおける浮上ヘッドスライ
ダのスキュー角を説明する平面図である。
【図19】同上のR−HDDに使用されている一般的な
浮上ヘッドスライダを説明する斜視図である。
【図20】図19のB−B矢視での縦断面側面図であ
る。
【符号の説明】
1は浮上ヘッドスライダ、2はスライダ本体、3はベー
ス面、4はステップ面、4aは第1のステップ面、4b
は第2のステップ面、5はレール面、5aは第1のレー
ル面、5bは第2のレール面、6はステップ面の前側段
差面、7はレール面の前側段差面、10は第1のステッ
プ面4aの輪郭線、11は第1のレール面5aの輪郭
線、12は第2のステップ面4bの輪郭線、13は第2
のレール面5bの輪郭線、15は正圧発生部、16は負
圧発生部、21は記憶メディアである光磁気ディスク、
R−HDDはディスクドライブ装置であるリムーバルハ
ードディスク・ドライブ装置、35は記憶メディアであ
るハードディスクである。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記憶メディアの回転によって発生する空気
    流によりその記憶メディアに対して浮上された状態で情
    報の記録及び/又は再生を行う浮上ヘッドスライダにお
    いて、 スライダ本体に形成され、上記記憶メディアと対向され
    るベース面と、 上記ベース面上に段差を有するほぼ平行面状に形成され
    たステップ面と、 上記ステップ面上の上記空気流の流入方向の下流側へや
    や偏位された位置に段差を有するほぼ平行面状に形成さ
    れたレール面とを有し、 上記ステップ面及び上記レール面の上記空気流の流入方
    向の上流側に位置する前側段差面をその下流側に進むに
    従って上記ベース面の幅方向のほぼ中央部から両側部に
    かけてほぼ放物線に沿って湾曲された形状に構成し、 上記レール面に対する上記ベース面の段差を2μm以上
    に構成した、ことを特徴とする浮上ヘッドスライダ。
  2. 【請求項2】記憶メディアの回転によって発生する空気
    流によりその記憶メディアに対して浮上された状態で情
    報の記録及び/又は再生を行う浮上ヘッドスライダにお
    いて、 スライダ本体に形成され、上記記憶メディアと対向され
    るベース面と、 上記ベース面上に段差を有するほぼ平行面状に形成され
    たステップ面と、 上記ステップ面上の上記空気流の流入方向の下流側へや
    や偏位された位置に段差を有するほぼ平行面状に形成さ
    れた第1のレール面と、 上記ステップ面上の上記第1のレール面より上記空気流
    の流入方向の下流側へ偏位された位置に段差を有するほ
    ぼ平行面状に形成された第2のレール面とを有し、 上記ステップ面及び上記第1のレール面の上記空気流の
    流入方向の上流側に位置する前側段差面をその下流側に
    進むに従って上記ベース面の幅方向のほぼ中央部から両
    側部にかけてほぼ放物線に沿って湾曲されたほぼ相似形
    状に構成し、 上記第2のレール面を上記空気流の流入方向の上流側が
    小幅で、下流側に進むに従って大幅となる形状に形成
    し、 上記第1及び第2のレール面に対する上記ベース面の段
    差を2μm以上に構成した、ことを特徴とする浮上ヘッ
    ドスライダ。
  3. 【請求項3】記憶メディアの回転によって発生する空気
    流によりその記憶メディアに対して浮上された状態で情
    報の記録及び/又は再生を行う浮上ヘッドスライダにお
    いて、 スライダ本体に形成され、上記記憶メディアと対向され
    るベース面と、 上記ベース面上に段差を有するほぼ平行面状に形成さ
    れ、上記空気流の流入方向の上流側に位置する前側段差
    面がその下流側に進むに従って上記ベース面の幅方向の
    ほぼ中央から両側部にかけてほぼ放物線に沿って湾曲さ
    れた形状に形成されているステップ面と、 上記ステップ面上の両側位置に段差を有するほぼ平行面
    状に形成され、上記空気流の流入方向の下流側に進むに
    従って間隔が拡大されるテーパ状に形成された一対の第
    1のレール面と、 上記ステップ面上のほぼ中央位置に沿って段差を有する
    ほぼ平行面状に形成され、上記空気流の流入方向の上流
    側が小幅で、下流側に進むに従って大幅となる形状に形
    成された第2のレール面とを有し、 上記第1及び第2のレール面に対する上記ベース面の段
    差を2μm以上に構成した、ことを特徴とする浮上ヘッ
    ドスライダ。
  4. 【請求項4】記憶メディアの回転によって発生する空気
    流によりその記憶メディアに対して浮上された状態で情
    報の記録及び/又は再生を行う浮上ヘッドスライダにお
    いて、 スライダ本体に形成され、上記記憶メディアと対向され
    るベース面と、 上記ベース面上に段差を有するほぼ平行面状に形成さ
    れ、上記空気流の流入方向の上流側に位置する前側段差
    面がその下流側に進むに従って上記ベース面の幅方向の
    ほぼ中央から両側部にかけてほぼ放物線に沿って湾曲さ
    れた形状に形成されているステップ面と、 上記ステップ面上の両側位置に沿って段差を有するほぼ
    平行面状に形成された一対のレール面とを有し、 上記一対のレール面に対する上記ベース面の段差を2μ
    m以上に構成した、ことを特徴とする浮上ヘッドスライ
    ダ。
  5. 【請求項5】上記ベース面と上記ステップ面の段差を2
    μm以上に構成し、 上記ステップ面と上記レール面の段差を0.4μm以上
    に構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2又は
    請求項3又は請求項4に記載の浮上ヘッドスライダ。
  6. 【請求項6】請求項1又は請求項2又は請求項3又は請
    求項4又は請求項5に記載の浮上ヘッドスライダが回動
    型のヘッドアクチュエータにサスペンションを介して支
    持され、そのサスペンションによって上記浮上ヘッドス
    ライダが上記記憶メディアの空気流上に押圧されるよう
    に構成されたことを特徴とするディスクドライブ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6532347B2 (en) * 2000-01-20 2003-03-11 Canon Kabushiki Kaisha Method of controlling an AC voltage applied to an electrifier

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