JP2004265474A - 磁気記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録再生時の2つ以上のセルにまたがる書き込みや読み取りエラーがなく、うねりや乱流によるヘッドの走行不安定がなく、ヘッドの安定した走行を可能にする。
【解決手段】非磁性体24により分断された平面形状が四角形の磁性体からなる記録セル23を持つ磁気ディスクと、記録セルに情報を記録する記録素子29を有する磁気ヘッド13と、磁気ヘッドの記録セルに対する位置決めを回転式アームにより行う機構とを備え、記録素子の長手方向31と、記録セルの、トラックと交差する方向に延びる輪郭線との交差角が6°以内であり、かつ記録セルのトラック方向に延びる輪郭線が磁気ディスクのトラック方向と平行である。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高密度記録が可能である磁気記録装置および高密度記録と再生が可能である磁気記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
磁気記録装置が発明されて以来、その記録密度は年々増加の傾向を続けており、現在もその記憶密度は増加し続けている。記憶密度の増加と共に、コンピュータに搭載される補助記憶装置の記憶容量も増加している。
【0003】
磁気記録においては、その記録する媒体によって異なるものの、熱擾乱により記録の限界があり、ある密度以上では書き込みができない現象が観測されている。これらの問題を回避するため、磁気記録の分野においては、あらかじめ記録材料を非記録材料により分断し、単一の記録セルとして記録再生を行うパターンドメディアが提案されている(例えば、非特許文献1乃至2および特許文献1乃至3参照)。
【0004】
このパターンドメディアは、非磁性体により磁性体を分断し記録セルを孤立化させることで熱などに対し高い安定性を保ち、同じ磁気記録材料を用いた場合は、磁化反転する磁界よりも高い保磁力を持つなどの特徴を持つ。
【0005】
【非特許文献1】
S.Y.Chou et al.,J of Appl.Phys.76(1994)pp6673
【特許文献1】
米国特許第5,820,768号明細書
【特許文献2】
米国特許第5,956,216号明細書
【非特許文献2】
R.H.M.New et al.J.Vac.Sci.Technol.,B12(1994)pp3196
【特許文献3】
特開平10−233015号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
パターンドメディアは、テラビット級の記録密度を実現するために有効な手段であるが、記録セルへの記録ヘッドを用いた書き込みにおいて2つ以上にまたがる記録セルへの書き込みをなくし、位置決めされた記録セルに正確に書き込みをする必要がある。また読み取りの際にも、2つ以上にまたがる記録セルの読み取りをなくすことが必要である。
【0007】
また、媒体の加工により凹凸があると、ヘッド走行時に空気のうねりや乱流によりヘッドが振動を起こし、ヘッドクラッシュを起こす可能性がある。特に低浮上の場合は、これらの問題が顕著になる。
【0008】
本発明は、上記事情を考慮してなされたものであって、記録再生時に2つ以上のセルにまたがる書き込みや読み取りエラーがなく、うねりや乱流によるヘッドの走行不安定がなく、ヘッドの安定した走行が実現可能な磁気記録装置および磁気記録再生装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の態様による磁気記録装置は、非磁性体により分断された平面形状が四角形の磁性体からなる記録セルを持つ磁気ディスクと、前記記録セルに情報を記録する記録素子を有する磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドの前記記録セルに対する位置決めを回転式アームにより行う機構とを備え、前記記録素子の長手方向と、前記記録セルの、トラックと交差する方向に延びる輪郭線との交差角が6°以内であり、かつ前記記録セルのトラック方向に延びる輪郭線が前記磁気ディスクのトラック方向と平行であることを特徴とする。
【0010】
また、本発明の第2の態様による磁気記録装置は、非磁性体により分断された平面形状が楕円形の磁性体からなる記録セルを持つ磁気ディスクと、前記記録セルに情報を記録する記録素子を有する磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドの前記記録セルに対する位置決めを回転式アームにより行う機構とを備え、前記記録素子の長手方向と、前記楕円形の記録セルの長軸および短軸のうちの一方の軸との交差角が6°以内であることを特徴とする。
【0011】
本発明の第3の態様による磁気記録装置は、非磁性体により分断された平面形状が円形または楕円形の磁性体からなる微小セルが複数個、トラックと交差する方向に配置された記録セルを持つ磁気ディスクと、前記記録セルに情報を記録する記録素子を有する磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドの前記記録セルに対する位置決めを回転式アームにより行う機構とを備え、前記記録素子の長手方向と、前記記録セルを構成する、前記トラックと交差する方向に配置された複数の微小セルの共通接線との交差角が6°以内であり、同一トラック内の前記記録セルの前記トラック方向に配置された複数の微小セルの共通接線が該トラック方向に平行であることを特徴とする。
【0012】
なお、前記磁気ヘッドは、前記記録セルに記録された情報を再生する再生素子を更に備えていても良い。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
【0014】
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による磁気記録再生装置を、図1乃至図9を参照して説明する。図3に、本実施形態による磁気記録再生装置10の構成を示す。磁気ディスク11は、非磁性体により分断された磁性体からなる記録セルを持つ円盤形状を有している。そしてこの磁気ディスク11はスピンドル12に装着され、駆動装置制御源(図示せず)からの制御信号に応答するモータ(図示せず)により回転する。磁気ヘッドアセンブリ13は、サスペンション16の先端に取り付けられたヘッドスライダ17が磁気ディスク上を浮上した状態で情報の記録再生を行うように取り付けられている。ヘッドスライダ17の媒体対向面側には、磁気ディスク11に情報を書き込むための記録素子および磁気ディスク11から情報を読み出すための再生素子が設けられている。磁気ディスク11が回転すると、ヘッドスライダ17の媒体対向面は磁気ディスク11の表面から所定の浮上量をもって保持される。
【0015】
磁気ヘッドアセンブリ13のアクチュエータアーム15は、ボイスコイルモータ18に接続されている。ボイスコイルモータ18は、アクチュエータアーム15のボビン部に巻き上げられた図示しない駆動コイルと、それを挟み込むように対向して配置された永久磁石および対向ヨークからなる磁気回路とから構成される。アクチュエータアーム15は、固定軸14の上下2カ所に設けられた図示しないボールベアリングによって保持され、ボイスコイルモータ18により回転摺動が自在にできるようになっている。
【0016】
従って、本実施形態による磁気記録再生装置は、非磁性体により分断された磁性体からなる記録セルを持つ磁気ディスク11の記録セルに対する記録素子または再生素子の位置決めを回転式アームにより行う機構を有している。そして、本実施形態においては、後述するように、記録素子または再生素子のトラック幅方向(長手方向)と上記記録セルの半径方向の加工線との交差角が6°以内であり、かつ記録セルのトラック方向の加工線が上記磁気ディスク11のトラック方向と平行であるように構成されている。
【0017】
図4は、磁気ディスク11に設けられた記録セル23の一般的な配列を示す。記録セル23は、磁気ディスク11の周方向、すなわち、トラック方向(媒体進行方向)に沿って設けられている。記録セル23は、非磁性体24によって分断されている。図4において、符号21は記録セル23の長さ、符号22は、記録セル23のトラック幅、符号25は記録セル23のトラック方向、符号26は記録セル23の間隔である。
【0018】
図5(a)に、ヘッドスライダ17の一例の媒体側から見た形状の概略図を示す。ヘッドスライダ17は、2つのレール部分17aと、これらのレール部分17aに挟まれ、レール部分17aの媒体対向面よりも凹んだ面を有する部分17bと、レール部17aに設けられた素子部28とを備えている。素子部28の拡大図を図5(b)に示す。素子部28は、記録素子29と、再生素子30を備えている。なお、記録素子29と再生素子30のトラック幅方向(長手方向)31は同一の方向となっている。
【0019】
本実施形態に用いられる磁気ディスク11の記録セル23と記録素子または再生素子のトラック幅方向31との関係を図1に示す。本実施形態においては、図1(a)に示すように、記録セルは四角形の形状をなしており、記録セル23の加工線33(記録セル23のトラックと交差する方向に延びる輪郭の一部となる線33)と、記録素子29または再生素子30のトラック幅方向(長手方向)31とは所定の角度θで交差するように構成されている。そして、後述するようにこの交差角θが6°以内となっている。また、記録セル23のトラック方向25の加工線(記録セル23のトラック方向に延びる輪郭の一部となる線)が円盤状ディスク11のトラック方向と平行であるように構成されている。なお、図1(b)は、交差角θが0°の場合を示しており、この場合、記録セル23とヘッドスライダ17の記録素子29または再生素子30が平行に配列されている。
【0020】
また、図2(a)、(b)、(c)に、記録セル23が、磁気ディスク11の内周側、中央部、外周側にそれぞれ設けられている場合の交差角θが6°以内の記録セル23の許容加工範囲を示す。この図2(a)、(c)から分かるように、磁気ディスク11の内周側の記録セル23は、磁気ディスク11の半径方向に対して内周から外周に向かうにつれて左側に傾斜するように形成され、磁気ディスク11の外周側の記録セル23は、磁気ディスク11の半径方向に対して内周から外周に向かうにつれて右側に傾斜するように形成されている。なお、交差角θは、半径毎に変えても良いし、磁気ディスク11をゾーンに分割しゾーン毎に変えても良い。また、トラック幅を半径毎に変えても良い。このように構成された磁気ディスク11の全体の概略図を図6に示す。この図6においては、記録素子および再生素子が、記録セル23の読み取り角度を全体として補正した形で加工する場合を示している。ここでは、3つのゾーンについての例を示した。符号41は磁気ディスク11の外周、符号42は磁気ディスク11の内周、符号43は内周側に配置された記録セル、符号44は中央部に配置された記録セル、符号45は外周側に配置された記録セル、符号46は磁気ディスク11のある方向θにおける角度線を示している。
【0021】
次に、本実施形態に用いられる磁気ディスクの製造方法を、図7乃至図8を参照して説明する。
【0022】
まず、図1(a)に示すような記録セル23のパターンを持つNi原盤を、電子線リソグラフィーを用いて作成した。図7に示すように、このNi原盤74は内周側と外周側に設けられた平面領域74aと、これらの領域74a間に設けられた凹凸パターン領域74bとからなっている。このNi原盤74においては、半径16mmから30mmの領域74bに、トラック幅60nm、記録セル23の長さ50nm、記録セル間隔50nm、深さ20nmのパターンが形成されている。なお、全ての半径において交差角は3°以内とした。
【0023】
次に、図8(a)に示すように、2.5インチのガラスディスク基板71上に厚さ約20nmのPd下地層と、CoCrPtからなる厚さ約30nmの垂直磁気記録層とを積層した磁性膜72を成膜する。続いて、図8(b)に示すように、磁性膜72上にレジスト73をスピンコートする。その後、図8(c)に示すように、前述したNi原盤74を上記レジスト73上に押し当て、プレスを行う。プレスは、常温、1000bar下で10秒間プレスする。プレス後、原盤74を取り除くと、凹凸パターンがインプリントされたレジスト73aが残る(図8(d)参照)。このレジスト73aは、トラック幅60nm、記録セル長さ50nm、高さ20nmの凹凸のセルを持ち、この凹凸のセルは、同心円状に半径16mmから30mmの位置に配列されている。続いて、このインプリントによる凹凸パターンを有するレジスト73aをマスクとして、ORIEを用いて、磁性膜72を下地層に達するまでエッチングする(図8(e)参照)。これにより、図8(f)に示すように、磁性膜72にトラック幅60nm、記録セル長さ50nm、高さ30nmのパターン72aが形成された媒体が完成する。その後、全面にダイアモンドライクカーボンを成膜し、さらに潤滑剤を塗布して潤滑用の保護膜を形成し、磁気ディスクを完成する。作成プロセスの詳細は、特開2002−100079公報に報告されている方法に従った。
【0024】
次に、記録セル23の加工線33と、記録素子29または再生素子30のトラック幅方向31との交差角θが6°以内であることが好ましいことを説明する。
【0025】
上述した製造方法によって製造された、トラック半径r=20mmのときに交差角θが0°でトラック半径r=28mmのときに交差角θが10°である第1磁気ディスク(加工線33が全てディスクの中心方向である磁気ディスク)と、全てのトラック位置で交差角θが0°の第2磁気ディスクを作製した。作成した第1および第2磁気ディスクを図3に示す構成の磁気記録再生装置に組み立て評価した。組み立てられた磁気記録再生装置は、走行安定試験のために、ヘッドスライダ17の先端にその振動を読み取って電気信号に変換するAEセンサーを取り付けその振動をオシロスコープにより観察した。また、再生信号対雑音比SNR(dB)を測定した。
【0026】
図9に、半径がr=28mmのトラックにおける第1および第2磁気ディスクの、測定開始1分後のAEセンサーの出力を示す。図9(a)は、第2磁気ディスク(交差角θが0°の場合)の出力、図9(b)は第1磁気ディスク(交差角θが10°の場合)の出力を示す。明らかに図9(b)の方、すなわち交差角θが10°の場合の方が、振動が大きく走行が不安定になるのがわかる。図9(b)の場合は、評価開始後数分でヘッドクラッシュが起こった。
【0027】
そこで、交差角θの臨界値を求めるために、第1磁気ディスクにおいて、交差角θが0°から10°まで2°おきの交差角となる各位置のトラックにおけるAEセンサーの測定結果を図10に示す。図10においては、縦軸のAEセンサーの出力である電圧値は、図9に示すAEセンサーの波形のピークツーピークの半分の値を示している。図10からわかるように、交差角θが0°から6°以下の範囲では安定に走行するが、交差角θが6°を超えて10°までの範囲を走行すると、走行が不安定になりAEセンサーの出力も急激に大きくなる。このことから、交差角θは6°以内に形成することが必要であることがわかる。
【0028】
本発明者が用いた装置では、AEセンサーの値が15mV以上になると10時間以内にヘッドクラッシュが起こる。これは前述のヘッドスライダ走行時の乱流による影響であると思われる。
【0029】
また、第1および第2磁気ディスクの半径r=28mmの位置のトラックに細密パターンをそれぞれ記録してSNRを調べた。交差角θが0°の場合(第2磁気ディスク)よりも、交差角θが10°の場合(第1磁気ディスク)の方がSNRが3dB低下した。これは、交差角θが10°の場合は、記録セルが隣接する前後のトラックに情報を記録しているかまたは上記トラックからの情報を再生しているためであると思われる。
【0030】
また、記録セルのトラック方向の加工線が磁気ディスクのトラック方向と平行であるように構成したことにより、磁気ヘッドの走行が安定する。
【0031】
以上説明したように、本実施形態によれば、記録再生時に2つ以上のセルにまたがる書き込みや読み取りエラーがなく、うねりや乱流によるヘッドの走行不安定がなく、ヘッドの安定した走行を実現することができる。
【0032】
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を、図11乃至図14を参照して説明する。
【0033】
この実施形態は、磁気ディスクであって、記録セルの形状が楕円形であり、かつ第1実施形態において交差角θを定義する記録セルのトラック交差方向の加工線に相当する線は楕円形の長軸または短軸と一致するものとなっている。すなわち、記録素子の長手方向と、楕円形の記録セルの長軸および短軸のうちの一方の軸との交差角が6°以内であるように構成される。なお、この実施形態による磁気ディスクは、図3に示す磁気記録再生装置に用いられ、図8に示す製造方法によって製造される。
【0034】
図11に、本実施形態による磁気ディスクの記録セルの配置を示す。記録セル23は、トラック方向25に沿って配列され、非磁性体24によって分断された楕円形状を有している。記録セル23のトラック幅22が長軸51の長さ以下で短軸52の長さ以上となっている。図11(a)に示す形態では、図1(a)に示す記録セル23の加工線33に相当する線は楕円の長軸51となる。一方、図11(b)に示す形態では、記録セル23の加工線33に相当する線は楕円の短軸52となる。また、磁気ディスクにおいて交差角θを小さく保った例を図12に示す。図12(a)、(b)、(c)は、記録セル23の、磁気ディスクの外周側、磁気ディスクの中央、磁気ディスクの内周側の配置をそれぞれ示している。
【0035】
この実施形態による磁気ディスクは、記録セル23の形状が楕円形状で、トラック幅22が常に一定(=60nm)になるように、半径毎に長軸の長さを変えた以外は、第1実施形態に用いられる磁気ディスクと同様に構成されている。
【0036】
次に、トラック半径r=20mmのときに交差角θが0°でトラック半径r=28mmのときに交差角θが10°となる第1磁気ディスクと、全てのトラック位置で交差角θが0°の第2磁気ディスクを作製した。作成した第1および第2磁気ディスクを図3に示す構成の磁気記録再生装置に組み立て評価した。組み立てられた磁気記録再生装置は、走行安定試験のために、ヘッドスライダ17の先端にその振動を読み取って電気信号に変換するAEセンサーを取り付けその振動をオシロスコープにより観察した。また、再生信号対雑音比SNR(dB)を測定した。
【0037】
図13に、半径r=28mmのトラックにおける、第1および第2磁気ディスクの、測定開始1分後のAEセンサーの出力を示す。図13(a)は、第2磁気ディスク(交差角θが0°の場合)、図13(b)は第1磁気ディスク(交差角θが10°の場合)の出力を示す。明らかに図13(b)の方、すなわち交差角θが10°の場合の方が、振動が大きく走行が不安定になるのがわかる。
【0038】
そこで、交差角θの臨界値を求めるために、第1磁気ディスクにおいて、交差角θが0°から10°まで2°おきの交差角となる各位置のトラックにおけるAEセンサーの測定結果を図14に示す。図14においては、縦軸のAEセンサーの出力である電圧値は、図13に示すAEセンサーの波形のピークツーピークの半分の値を示している。図14からわかるように、交差角θが0°から6°以下の範囲では安定に走行するが、交差角θが6°を超えて10°までの範囲を走行すると、走行が不安定になりAEセンサーの出力も急激に大きくなる。このことから、交差角θは6°以内に形成することが必要であることがわかる。
【0039】
また、第1および第2磁気ディスクの半径r=28mmの位置のトラックに細密パターンをそれぞれ記録してSNRを調べた。交差角θが0°の場合(第2磁気ディスク)よりも、交差角θが10°の場合(第1磁気ディスク)の方がSNRが2.5dB低下した。これは、交差角θが10°の場合は、記録セルが隣接する前後のトラックに情報を記録しているかまたは上記トラックからの情報を再生しているためであると思われる。
【0040】
また、記録セルのトラック方向の加工線が磁気ディスクのトラック方向と平行であるように構成したことにより、磁気ヘッドの走行が安定する。
【0041】
以上説明したように、本実施形態によれば、記録再生時に2つ以上のセルにまたがる書き込みや読み取りエラーがなく、うねりや乱流によるヘッドの走行不安定がなく、ヘッドの安定した走行を実現することができる。
【0042】
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態を、図15乃至図19を参照して説明する。
【0043】
この実施形態は、磁気ディスクであって、記録セルが複数の円形または楕円形の微小セルからなっている。そして、記録素子の長手方向と、上記記録セルを構成する、トラックと交差する方向に配置された複数の微小セルの共通接線との交差角が6°以内であり、同一トラック内の上記記録セルのトラック方向に配置された複数の微小セルの共通接線が上記トラック方向に平行であるように構成される。また、本実施形態による磁気ディスクは、図3に示す磁気記録再生装置に用いられる。
【0044】
一列の微小セル群から成る記録セルの場合の例を図15(a)に示す。記録セルのトラック方向25と、記録セル23のトラックと交差する方向の加工線35は、図15(a)に示すように、それぞれ、トラック方向、トラックと交差する方向の微小セル群の共通接線方向となる。図15(b)に、微小セル群が3列の場合の記録セル23の例を示す。交差角を小さく保った例を図16に示す。図16(a)、(b)、(c)は、記録セル23の、磁気ディスクの外周側、磁気ディスクの中央、磁気ディスクの内周側の配置をそれぞれ示している。
【0045】
次に、本実施形態による磁気ディスクの製造方法を、図17を参照して説明する。まず、図15に示すパターンを持つNi原盤を作成する。このNi原盤の製作は、まず、電子線リソグラフィーを用いて半径16mmから30mmの領域に記録セル長さ100nm、記録セル間隔50nm、高さ20nmの溝を作製する。さらに、電子線リソグラフィー装置を用いて、トラック方向をトラック幅50nm、トラック幅間隔50nmとし円周方向の溝の加工を行う。このとき、回転式アームに支えられたヘッド部分と各ビットが交差する角度が2°以内となるようにした。
【0046】
次に、図17(a)に示すように、2.5インチのガラスディスク基板71上に厚さ約20nmのPd下地層と、CoCrPtからなる厚さ約30nmの垂直磁気記録層とを積層した磁性膜72を成膜する。続いて、図17(b)に示すように、磁性膜72上にレジスト73をスピンコートする。その後、図17(c)に示すように、前述したNi原盤74を上記レジスト73上に押し当て、プレスを行う。プレスは、常温、1000bar下で10秒間プレスする。プレス後、原盤74を取り除くと、凹凸パターンがインプリントされたレジスト73aが基板上に残る。この基板にスピンコーターを用いて、PS/PMMA(ポリスチレン/ポリメチルメタクリレート)からなるブロックコポリマー90を塗布する(図17(d)参照)。その後、この基板を熱処理してポリスチレン部分91とPMMA粒子92に相分離をさせる(図17(e)参照)。
【0047】
次に、ORIEによりPMMA粒子92をエッチング除去した後、この上にSOGをスピンコートし、凹凸の凹の部分にSOG94を塗布し、定着させる(図17(f)参照)。続いて、SOG94をマスクとしてORIEによりレジストパターン73aをパターニングする(図17(g)参照)。その後、イオンミリングを用いて磁性層72をパターニングする(図17(h)参照)。続いて、アッシングを行うことにより、レジストパターン73aを除去する(図17(i)参照)。これにより、トラック幅50nm、記録セル長さ100nm、のセルの中に複数の孤立した円柱状の磁性体72を形成した(図17(j)参照)。円柱の直径は20nmである。このディスク全面にダイアモンドライクカーボンを成膜し、さらに潤滑剤を塗布して潤滑用の保護膜を形成し、磁気ディスクを完成する。
【0048】
次に、トラック半径r=20mmのときに交差角θが0°でトラック半径r=28mmのときに交差角θが10°の、加工線が全てディスクの中心方向である第1磁気ディスクと、全てのトラック位置で交差角θが0°の第2磁気ディスクを作製した。作成した第1および第2磁気ディスクを図3に示す構成の磁気記録再生装置に組み立て評価した。組み立てられた磁気記録再生装置は、走行安定試験のために、ヘッドスライダ17の先端にその振動を読み取って電気信号に変換するAEセンサーを取り付けその振動をオシロスコープにより観察した。また、再生信号対雑音比SNR(dB)を測定した。
【0049】
図18に、半径r=28mmのトラックにおける第1および第2磁気ディスクの、測定開始1分後のAEセンサーの出力を示す。図18(a)は、第2磁気ディスク(交差角θが0°の場合)の出力、図18(b)は第1磁気ディスク(交差角θが10°の場合)の出力を示す。明らかに図18(b)の方、すなわち交差角θが10°の場合の方が振動が大きく走行が不安定になるのがわかる。図18(b)の方の磁気ディスクは、評価開始後5分後にヘッドクラッシュが起こった。
【0050】
そこで、交差角θの臨界値を求めるために、第1磁気ディスクにおいて、交差角θを0°から10°まで2°おきの交差角となる各位置のトラックにおけるAEセンサーの測定結果を図19に示す。図19においては、縦軸のAEセンサーの出力である電圧値は、図19に示すAEセンサーの波形のピークツーピークの半分の値を示している。図19からわかるように、交差角θが0°から6°以下の範囲では安定に走行するが、交差角θが6°を超えて10°までの範囲を走行すると、走行が不安定になりAEセンサーの出力も急激に大きくなる。このことから、交差角θは6°以内に形成することが必要であることがわかる。
【0051】
また、第1および第2磁気ディスクの半径r=28mmの位置のトラックに細密パターンをそれぞれ記録してSNRを調べた。交差角θが0°の場合(第2磁気ディスク)よりも、交差角θが10°の場合(第1磁気ディスク)の方がSNRが3.5dB低下した。これは、交差角θが10°の場合は、記録セルが隣接する前後のトラックに情報を記録しているかまたは上記トラックからの情報を再生しているためであると思われる。
【0052】
また、記録セルのトラック方向の加工線が磁気ディスクのトラック方向と平行であるように構成したことにより、磁気ヘッドの走行が安定する。
【0053】
以上説明したように、本実施形態によれば、記録再生時に2つ以上のセルにまたがる書き込みや読み取りエラーがなく、うねりや乱流によるヘッドの走行不安定がなく、ヘッドの安定した走行を実現することができる。
【0054】
なお、上記第1乃至第3実施形態における磁気ディスクは、ディスク内周、中央、外周のトラック幅の記録再生ヘッドの書き込み幅や読み取り幅が違うので、記録セルのトラック幅をディスク回転機構の中心位置やピボット位置、ディスクの大きさによって変えても良い。
【0055】
また、上記実施形態においては、記録素子と再生素子を備えている磁気記録再生装置であったが、記録素子のみを有する磁気記録装置または再生素子のみを有する磁気再生装置であっても良い。
【0056】
また、記録セルは、磁気記録だけでなく回転系に搭載された記録媒体と回転軸を持つアームに設置された記録再生ヘッドを持つ場合、光磁気記録や相変化光記録にも応用することができる。
【0057】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、記録または再生時に2つ以上のセルにまたがる書き込みや読み取りエラーがなく、また、うねりや乱流によるヘッドの走行不安定がない、ヘッドの安定した走行が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に用いられる磁気ディスクの記録セルの構成を示す図。
【図2】第1実施形態に用いられる磁気ディスクの内周側、中央部、外周側に配置される記録セルの許容加工範囲を示す図。
【図3】第1実施形態による磁気記録再生装置の構成を示す斜視図。
【図4】記録セルの一般的な配列を示す図。
【図5】媒体側からみたヘッドスライダの構成を示す図。
【図6】磁気ディスクの記録セルの配置を示す図。
【図7】磁気ディスクの原盤の平面図。
【図8】第1実施形態に用いられる磁気ディスクの製造工程を示す工程断面図。
【図9】形状が四角形の記録セルの磁気ディスクのAEセンサーの出力を示す図。
【図10】記録セルの形状が四角形である磁気ディスクの交差角とAEセンサーの出力電圧との関係を示す図。
【図11】第2実施形態による磁気ディスクの記録セルの構成を示す図。
【図12】第2実施形態に用いられる磁気ディスクの内周側、中央部、外周側に配置される記録セルの交差角を小さく保った例を示す図。
【図13】形状が楕円形の磁気ディスクのAEセンサーの出力を示す図。
【図14】記録セルの形状が楕円形である磁気ディスクの交差角とAEセンサーの出力電圧との関係を示す図。
【図15】第3実施形態による磁気ディスクの記録セルの構成を示す図。
【図16】第3実施形態に用いられる磁気ディスクの内周側、中央部、外周側に配置される記録セルの交差角を小さく保った例を示す図。
【図17】第3実施形態による磁気ディスクの製造工程を示す工程断面図。
【図18】複数の円形または楕円形の微小セルからなる記録セルの磁気ディスクのAEセンサーの出力を示す図。
【図19】複数の円形または楕円形の微小セルからなる記録セルの形状が四角形である磁気ディスクの交差角とAEセンサーの出力電圧との関係を示す図。
【符号の説明】
10 磁気記録再生装置
11 磁気ディスク
12 スピンドル
13 磁気ヘッドアセンブリ
14 固定軸
15 アクチュエータアーム
16 サスペンション
17 ヘッドスライダ
18 ボイスコイルモータ
21 記録セルの長さ
22 記録セルのトラック幅
23 記録セル
24 非磁性体
25 記録セルトラック方向
26 記録セルの間隔
28 素子部
29 記録素子
30 再生素子
31 記録素子または再生素子のトラック幅方向
33 記録セルの半径方向の加工線

Claims (4)

  1. 非磁性体により分断された平面形状が四角形の磁性体からなる記録セルを持つ磁気ディスクと、前記記録セルに情報を記録する記録素子を有する磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドの前記記録セルに対する位置決めを回転式アームにより行う機構とを備え、前記記録素子の長手方向と、前記記録セルの、トラックと交差する方向に延びる輪郭線との交差角が6°以内であり、かつ前記記録セルのトラック方向に延びる輪郭線が前記磁気ディスクのトラック方向と平行であることを特徴とする磁気記録装置。
  2. 非磁性体により分断された平面形状が楕円形の磁性体からなる記録セルを持つ磁気ディスクと、前記記録セルに情報を記録する記録素子を有する磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドの前記記録セルに対する位置決めを回転式アームにより行う機構とを備え、前記記録素子の長手方向と、前記楕円形の記録セルの長軸および短軸のうちの一方の軸との交差角が6°以内であることを特徴とする磁気記録装置。
  3. 非磁性体により分断された平面形状が円形または楕円形の磁性体からなる微小セルが複数個、トラックと交差する方向に配置された記録セルを持つ磁気ディスクと、前記記録セルに情報を記録する記録素子を有する磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドの前記記録セルに対する位置決めを回転式アームにより行う機構とを備え、前記記録素子の長手方向と、前記記録セルを構成する、前記トラックと交差する方向に配置された複数の微小セルの共通接線との交差角が6°以内であり、同一トラック内の前記記録セルのトラック方向に配置された複数の微小セルの共通接線が該トラック方向に平行であることを特徴とする磁気記録装置。
  4. 前記磁気ヘッドは、前記記録セルに記録された情報を再生する再生素子を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の磁気記録装置。
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