JP2001209357A - 平面表示装置 - Google Patents

平面表示装置

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JP2001209357A
JP2001209357A JP2000020062A JP2000020062A JP2001209357A JP 2001209357 A JP2001209357 A JP 2001209357A JP 2000020062 A JP2000020062 A JP 2000020062A JP 2000020062 A JP2000020062 A JP 2000020062A JP 2001209357 A JP2001209357 A JP 2001209357A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画像データの大容量化を実現可能にする平面表
示装置を提供する。 【解決手段】複数本の水平画素ラインL1・・・L2400
からなる有効表示領域を構成する液晶パネル12と、第
1所定数毎の信号線16aに接続され対応するアナログ
画像信号Vsを出力する第1信号線駆動回路24-ACU1
と、第2所定数毎の信号線16bに接続され対応するア
ナログ画像信号Vsを出力する第2信号線駆動回路26
-ACD1と、第1領域および第2領域に対応する映像信号
を並列に受け取り、それぞれの映像信号を並べ替えて第
1信号線駆動回路および第2信号線駆動回路に出力する
制御回路34とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば各画素にス
イッチ素子として薄膜トランジスタ(以下、TFTとい
う)を用いたアクティブマトリクス型の液晶、有機EL
等の平面表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置に代表される平面表示装置
は、その薄型、軽量、低消費電力の特徴を生かして各種
分野で利用されるようになってきた。そして、近年で
は、このような平面表示装置に対して、特に大画面化、
高精細化の要求が高まってきている。
【0003】このような要求に応えるためには、表示パ
ネル自体の高精細化もさることながら、大量の画像デー
タの転送技術、更に各水平走査期間内に大量の画像デー
タの処理を可能にする必要がある。
【0004】そこで、例えば、表示画面を上下方向に2
分割し、それぞれ並列に駆動することによって表示動作
を行う技術が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成にあっては、上下それぞれの信号線駆動回路の
動作周波数がきわめて高く、実現が困難であったり、あ
るいは実現できても動作が不安定となるといった問題が
ある。
【0006】また、信号線駆動回路を表示パネルと個別
に構成する場合、信号線駆動回路と表示パネルとの接続
ピッチが高精細化に伴い狭くなり、接続困難となる場合
もある。
【0007】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、画像
データの大容量化を実現可能にする平面表示装置を提供
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、互い
に直交して配置される複数本の信号線および走査線と、
この信号線と走査線との交点近傍にスイッチ素子を介し
て配置される画素電極とを備えたアレイ基板を含み、複
数本の水平画素ラインからなる有効表示領域を構成する
表示パネルと、第1所定数毎の前記信号線に接続され対
応するアナログ画像信号を出力する第1信号線駆動回路
と、第2所定数毎の前記信号線に接続され対応するアナ
ログ画像信号を出力する第2信号線駆動回路と、複数の
前記水平画素ラインからなる第1領域に対応する第1映
像信号および複数の前記水平画素ラインからなる第2領
域に対応する第2映像信号を並列に受け取り、それぞれ
の映像信号を並べ替えて前記第1信号線駆動回路および
前記第2信号線駆動回路に出力する制御回路と、を備え
たことを特徴とする平面表示装置にある。
【0009】また、請求項8記載の発明は、互いに直交
して配置される複数本の信号線および走査線と、この信
号線と走査線との交点近傍にスイッチ素子を介して配置
される画素電極とを備えたアレイ基板を含み、複数本の
水平画素ラインからなる有効表示領域を構成する表示パ
ネルと、第1所定数毎の前記信号線に接続され対応する
アナログ画像信号を出力する第1信号線駆動回路と、第
2所定数毎の前記信号線に接続され対応するアナログ画
像信号を出力する第2信号線駆動回路と、複数の前記水
平画素ラインからなる第1領域に対応する第1映像信号
および複数の前記水平画素ラインからなる第2領域に対
応する第2映像信号を並列に受け取り、それぞれの映像
信号を並べ替えて前記第1信号線駆動回路および前記第
2信号線駆動回路に出力する制御回路と、前記第1領域
の前記走査線に第1走査パルスを順次出力する第1走査
線駆動回路と、前記第2領域の前記走査線に第2走査パ
ルスを順次出力する第2走査線駆動回路と、を備え、前
記第1所定数毎の前記信号線は前記アレイ基板の一端側
で前記第1信号線駆動回路と電気的に接続され、前記第
2所定数毎の前記信号線は前記アレイ基板の前記一端と
相反する他端側で前記第2信号線駆動回路と電気的に接
続され、前記第1走査線駆動回路の走査方向と前記第2
走査線駆動回路の走査方向とは、各フィールド内で順次
近づくことを特徴とする平面表示装置にある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例の液晶表
示装置10について、図1〜図14に基づいて説明す
る。
【0011】[液晶表示装置の概要説明]図1は、本実
施例の液晶表示装置10の概略構成を示すものである。
【0012】この液晶表示装置10は、有効表示領域が
対角20.8インチサイズのQUXGA(3200×2400)
仕様のカラー表示画素を備えた液晶パネル12を備えて
いる。即ち、この液晶表示装置10の有効表示領域は、
3200×3(R,G,B)の表示画素からなる水平画素ラインを24
00本備えて構成されている。
【0013】そして、この液晶表示装置10は、このよ
うな多数本の水平画素ラインL1,・・・,L2400を備
えるが故に、次のような特徴的な駆動を採用している。
【0014】即ち、図6および7に示すように、有効表
示領域を上下2分割し、一水平走査期間(1H)に、上
表示領域の水平画素ライン(L1〜L1200)および下表
示領域の水平画素ライン(L1201〜L2400)にそれぞれ
書き込みを行い、これを順次繰り返すという手法であ
る。例えば、この実施例では、第1水平走査期間(1
H)で水平画素ラインL1,L2400、第2水平走査期間
(1H)でL2399,L2、・・・に順次書き込むという
ものである。
【0015】ここで水平走査期間(1H)とは、処理装
置32から一水平画素ライン分のディジタル画像データ
DATAが送信される期間とし、この実施例では13μse
cである。
【0016】また、ここで液晶パネル12の有効表示領
域は、説明のため図2に示す如く、上下左右に分割され
た4つのUXGA(1600×1200)エリアから構成されて
いるとし、左上の画面をA画面、右上の画面をB画面、
左下の画面をC画面、右下の画面をD画面とする。ま
た、「上画面」と記載した場合には、A画面、または、
B画面をいい、「下画面」と記載した場合には、C画
面、または、D画面をいう。更に、A画面、B画面、C
画面、およびD画面は、それぞれ左右に分割されたA1
画面およびA2画面、B1画面およびB2画面、C1画
面およびC2画面、およびD1画面およびD2画面から
構成されているものとする。
【0017】[液晶パネルの構成]上述した駆動を実現
するために、この液晶表示装置10は次のように構成さ
れている。
【0018】即ち、この液晶パネル12は、図1に示す
ように(3200×3(R,G,B))本の信号線16と、この信号
線16と直交して配置される2400本の走査線18と、こ
れら各信号線16および走査線18の交点近傍に配置さ
れるTFT20を介して配置される画素電極22とを備
えたアレイ基板14と、このアレイ基板14の対向面上
方に所定の間隙をもって配置されるカラーフィルタを備
えた対向電極基板(図示せず)と、アレイ基板14と対
向電極基板との間に配置される光変調層としての液晶
(図示せず)とを備えている。
【0019】液晶パネルに代えて有機ELパネルとする
のであれば、液晶に代えて有機EL層等を配置する必要
がある。
【0020】走査線18のそれぞれはTFT20のゲー
トに、信号線16のそれぞれはTFT20のドレイン
に、画素電極22のそれぞれはTFT20のソースに、
それぞれ電気的に接続されており、これにより走査線1
8に供給される走査パルスVgに対応して信号線16か
らのアナログ画像信号Vsが画素電極22に書き込ま
れ、画素電極22と対向電極との電位差に基づいて表示
が成される。
【0021】ところで、この液晶パネル12の信号線1
6は、図1に示すように、アレイ基板14の上側から電
気的に引き出される上引出信号線16aと、アレイ基板
14の下側から電気的に引き出される下引出信号線16
bとから構成され、これら信号線16a、16bはそれ
ぞれ図1に示すように交互に配置されている。換言すれ
ば、奇数番目の信号線16は上引出信号線16aであっ
て、偶数番目の信号線16は下引出信号線16bであ
る。
【0022】そして、AC画面に配置される奇数番目の
信号線16aのうち、R1,B1,・・・,G800の上
引出信号線16aは、液晶パネル12の上辺に配置され
た第1AC画面用上側ソースドライバ24-ACU1に、R8
01,B801,・・・,G1600の上引出信号線16aは第
2AC画面用上側ソースドライバ24-ACU2に、それぞ
れ接続パッド17aを介して電気的に接続されている。
また、AC画面に配置される偶数番目の信号線16bの
うち、G1,R2,・・・,B800の下引出信号線16
bは、液晶パネル12の下辺に配置された第2AC画面
用下側ソースドライバ26-ACD1に、G801,R802,・
・・,B1600の下引出信号線16bは第2AC画面用下
側ソースドライバ26-ACD2に、それぞれ接続パッド1
7bを介して電気的に接続されている。
【0023】同様に、BD画面に配置される奇数番目の
信号線16aのうち、R1601,B1601,・・・,G3200
の上引出信号線16aは、液晶パネル12の上辺に配置
された第1BD画面用上側ソースドライバ25-BDU1
に、R2401,B2401,・・・,G3200の上引出信号線1
6aは第2BD画面用上側ソースドライバ25-BDU2
に、それぞれ接続パッド17aを介して電気的に接続さ
れている。また、BD画面に配置される偶数番目の信号
線16bのうち、G1601,R1602,・・・,B2400の下
引出信号線16bは、液晶パネル12の下辺に配置され
た第2BD画面用下側ソースドライバ27-BDD1に、G2
401,R2402,・・・,B3200の下引出信号線16bは
第2BD画面用下側ソースドライバ27-BDD2に、それ
ぞれ接続パッド17bを介して電気的に接続されてい
る。
【0024】また、走査線18はアレイ基板14の一端
に引き出され、接続パッド19を介して上画面用ゲート
ドライバ28および下画面用ゲートドライバ30に電気
的に接続され、これらゲートドライバ28、30からか
ら走査パルスVgが各走査線18に供給される。
【0025】このような液晶パネル12の構成により、
各信号線16の接続パッド17a、17bのそれぞれ
は、少なくとも信号線16を隔てて配置されるため、接
続パッド17a、17b間隔は信号線16間隔に対して
十分に広く取れる。これにより、高精細化に対しても上
側ソースドライバ24、25や下側ソースドライバ2
6、27等の外部回路の電気的な接続が容易に可能とな
る。
【0026】信号線16を、例えばいずれも上側に引き
出すのであれば、偶数本目と奇数本目とで対応する接続
パッド位置を千鳥状に配置することで外部回路との接続
を用意に行うことができる。また、偶数本目と奇数本目
の2グループに区分する他に、3グループ以上に区分
し、接続パッドをこれに合わせて多段の千鳥状に配置し
てもかまわない。
【0027】[液晶表示装置の回路構成]この液晶表示
装置10は、上述したように(図1参照)、液晶パネル
12と、この液晶パネル12の信号線16にアナログ画
像信号Vsを供給する信号線駆動回路としての上側ソー
スドライバ24、25、下側ソースドライバ26、27
と、この液晶パネル12の各走査線18に走査パルスV
gを供給する走査線駆動回路としての上画面用ゲートド
ライバ28および下画面用ゲートドライバ30と、これ
らソースドライバ24、25、26、27、およびゲー
トドライバ28、30を制御する液晶コントローラ34
とを備えている。
【0028】図3に基づいて液晶表示装置10の回路構
成をより詳細に説明する。
【0029】処理装置32は、液晶パネル12のA画
面、B画面、C画面およびD画面のそれぞれに対応し、
更に赤(R)、青(B)、および緑(G)の各色毎で、
水平画素ライン方向に奇数および偶数に対応したの24
系統のディジタル画像データR:DATA−A(o)、
R:DATA−A(e)、・・・、R:DATA−B
(o)、R:DATA−B(e)、・・・、R:DAT
A−C(o)、R:DATA−C(e)、・・・、R:
DATA−D(o)、R:DATA−D(e)、・・
・、B:DATA−D(e)(図11乃至13参照)
を、液晶コントローラ34にそれぞれ並列に出力する。
【0030】それぞれのディジタル画像データDATA
は、この実施例では8ビットで構成され、これにより液
晶表示装置10は256階調表示を実現可能にしている。
【0031】ここで、処理装置32と液晶表示装置10
との間のデータ転送を、分割された表示画面毎に、更に
各色毎に奇数(o)および偶数(e)に分割して並列に
行うことで、60MHzでのデータ転送を実現している。こ
れにより、データ転送速度の増大が抑えられ、これによ
り確実なデータ転送、EMIの影響を低減することが可
能となる。
【0032】また、処理装置32は、図10から図12
に示すように、液晶表示装置10にディジタル画像デー
タDATAと共に、それぞれ水平同期信号HSYNC、
垂直同期信号VSYNC、データイネーブル信号ENA
B、システムクロック信号NCLKを送信する。
【0033】液晶コントローラ34を構成するI/Fコ
ネクタ36は、入力される24系統のディジタル画像デ
ータR:DATA−A(o)、・・・、B:DATA−
D(e)のうち、AC画面を構成するための12系統の
ディジタル画像データR:DATA−A(o)、R:D
ATA−A(e)、・・・、B:DATA−A(e)、
R:DATA−C(o)、R:DATA−C(e)、・
・・、B:DATA−C(e)をAC画面用液晶コント
ローラ38に、BD画面を構成する他の12系統のディ
ジタル画像データR:DATA−B(o)、R:DAT
A−B(e)、・・・、B:DATA−B(e)、R:
DATA−D(o)、R:DATA−D(e)、・・
・、B:DATA−D(e)をBD画面用液晶コントロ
ーラ40にそれぞれ振り分ける。
【0034】液晶コントローラ38、40のそれぞれ
は、ソースドライバ24、25、26、27、およびゲ
ートドライバ28、30を制御可能に構成された同一構
成のICチップである。
【0035】そして、AC画面用液晶コントローラ38
は、AC画面用第1および第2上側ソースドライバ24
-ACU1、24-ACU2およびAC画面用第1および2下側ソ
ースドライバ26-ACD1、26-ACD2を制御すると共に、上
画面用ゲートドライバ28を制御するよう配線されてい
る。また、BD画面用液晶コントローラ40は、BD画
面用第1および2上側ソースドライバ25-BDU1、25-
BDU2およびBD画面用第1および2下側ソースドライバ
27-BDD1、27-BDD2を制御すると共に、下画面用ゲー
トドライバ30を制御するよう配線されている。
【0036】AC画面用液晶コントローラ38は、処理
装置32から入力される水平同期信号HSYNC、垂直
同期信号VSYNC、データイネーブル信号ENAB、
システムクロック信号NCLKに基づき、垂直スタート
信号STV−U、垂直クロック信号CPV−U、ゲート
出力イネーブル信号OE−U等の制御信号を生成し、上
画面用ゲートドライバ28に送信する。同様に、BD画
面用液晶コントローラ40も、垂直スタート信号STV
−D、垂直クロック信号CPV−D、ゲート出力イネー
ブル信号OE−Dを下画面用ゲートドライバ30に送信
する。
【0037】また、AC画面用液晶コントローラ38
は、入力される12系統のディジタル画像データR:D
ATA−A(o)、R:DATA−A(e)、・・・、
B:DATA−A(e)、R:DATA−C(o)、
R:DATA−C(e)、・・・、B:DATA−C
(e)の並べ替え、およびタイミング制御を行い、この
並べ替えられた12系統のディジタル画像データR:U
DATA−A1C1、G:UDATA−A1C1、B:
UDATA−A1C1、R:DDATA−A1C1、
G:DDATA−A1C1、B:DDATA−A1C
1、R:UDATA−A2C2、G:UDATA−A2
C2、B:UDATA−A2C2、R:DDATA−A
2C2、G:DDATA−A2C2、B:DDATA−
A2C2を水平クロック信号CPH、水平スタート信号
HSTARTと共に低電圧差動信号送信回路42、低電
圧差動信号受信回路44、更にシリアル/パラレルコン
トローラ(以下、「S/Pコントローラ」という)46
を介して、第1および第2上側ソースドライバ24-ACU
1、24-ACU2および第1および第2下側ソースドライバ
26-ACD1、26-ACD2にそれぞれ並列に出力する。
【0038】BD画面用液晶コントローラ40も略同様
の処理を行うもので、説明は省略する。
【0039】なお、図3において、点線で囲まれた範囲
が、液晶表示装置10で使用される配線基板を示してお
り、この点線で示された配線基板上に各回路が実装され
ていることを示している。
【0040】S/Pコントローラ46は、この実施例で
は第1および第2上側ソースドライバ24-ACU1、24-
ACU2、25-BDU1、25-BDU2、および第1および第2下
側ソースドライバ26-ACD1、26-ACD2、27-BDD1、
27-BDD2がそれぞれ2ポート入力を可能にするもので
あることから、並べ替えられた12系統のディジタル画
像データの時間軸を伸ばして各ドライバに2ライン分並
列に導く制御を行っている。
【0041】[AC画面用回路の構成]図4は、図3で
示した液晶表示装置10の回路のうち、AC画面用回路
のブロック図を示すものであり、更に詳細に説明する。
なお、BD画面用回路についても同様の回路が構成され
ており、ここでの説明は省略する。
【0042】図4に示すように、液晶表示装置10の液
晶コントローラ34を構成するAC画面用液晶コントロ
ーラ38には、上述したように、処理装置32から、A
画面、およびC画面に対応し、更に奇数番目および偶数
番目対応した各色毎の12系統のディジタル画像データ
R:DATA−A(o)、R:DATA−A(e)、・
・・、B:DATA−C(o)、およびB:DATA−
C(e)が並列に入力される。
【0043】AC画面用液晶コントローラ38は、赤
(R)、青(B)、緑(G)に対応した上画面用ライン
メモリ48と、下画面用ラインメモリ50とをそれぞれ
備え、これらラインメモリ48,50は、1つのセレク
タ回路52に接続されている。
【0044】そして、このラインメモリ48,50への
書き込みと読み出し、さらにセレクタ回路52による出
力先の設定により、タイミング制御とデータの並べ替え
が達成される。
【0045】[液晶表示装置の駆動方法]以下に、図面
を参照して、より詳細に説明する。
【0046】図12は、液晶コントローラ34のデータ
入出力タイミングを示すもので、上から処理装置32か
ら入力されるシステムクロック信号NCLK、水平同期
信号HSYNC、データイネーブル信号ENAB、ディ
ジタル画像データR:DATA−A(o)、R:DAT
A−A(e)、・・・、R:DATA−C(o)、R:
DATA−C(e)、・・・、を示し、またAC画面用
液晶コントローラ38で生成されるクロック信号CL
K、水平スタート信号HSTART、さらにAC画面用
液晶コントローラ38から出力される出力画像データU
DATA-A1C1、DDATA-A1C1、UDATA-A2C2、
UDATA-A2C2を示している。なお、図13及び図1
4に出力画像データUDATA-A1C1、DDATA-A1C1
の拡大図が示してある。
【0047】[1] 処理装置32から液晶表示装置1
0に24系統で並列に入力される8ビット・ディジタル
画像データDATAは、I/Fコネクタ36でAC画面
用液晶コントローラ38とBD画面用液晶コントローラ
40とにそれぞれ振り分けられる。AC画面用液晶コン
トローラ38に並列に振り分けられるディジタル画像デ
ータDATAは、上述したように赤(R)、青(B)、
緑(G)の各色毎であって、A画面用およびC画面用
に、合計で12系統の8ビットディジタル画像データ
R:DATA−A(o)、R:DATA−A(e)、・
・・、B:DATA−A(e)、R:DATA−C
(o)、R:DATA−C(e)、・・・、B:DAT
A−C(e)であり、以下、AC画面用液晶コントロー
ラ38の動作を例に取り説明する。
【0048】[2] AC画面用液晶コントローラ38
に並列に振り分けられた水平画素ラインL1に対応する
A画面用ディジタル画像データR:DATA−A
(o)、R:DATA−A(e)、G:DATA−A
(o)、G:DATA−A(e)、B:DATA−A
(o)、B:DATA−A(e)はラインメモリ48
に、水平画素ラインL2400に対応するC画面用ディジタ
ル画像データR:DATA−C(o)、R:DATA−
C(e)、G:DATA−C(o)、G:DATA−C
(e)、B:DATA−C(o)、B:DATA−C
(e)はラインメモリ50に、それぞれシステムクロッ
ク信号NCLKに基づいて順次格納される。
【0049】[3] このようにしてラインメモリ4
8、50に格納された水平画素ラインL1およびL2400
に対応するディジタル画像データDATAは、システム
クロック信号NCLKと同一の周波数のクロック信号C
LKに基づいて順次読み出され、セレクタ回路52で画
像データの並べ替えがなされる。
【0050】詳しくは、水平画素ラインL1に対応する
A画面用のディジタル画像データR:DATA−A
(o)、G:DATA−A(o)、B:DATA−A
(o)のR1〜R799、R:DATA−A(e)、G:
DATA−A(e)、B:DATA−A(e)のR2〜
R800までがラインメモリ48に格納された時点で、ク
ロック信号CLKに基づいて順次読み出しが開始され、
セレクタ回路52で画像データの並べ替えがなされる。
【0051】例えば、AC画面用第1上側ソースドライ
バ24-ACU1には、図13に示すように並べ替えられた
3並列の画像データUDATA-A1C1が、AC画面用
第1下側ソースドライバ24-ACU1には、図14に示す
ように並べ替えられた3並列入力の画像データUDAT
A-A1C1が、それぞれ出力される。
【0052】また、水平画素ラインL2400に対応するC
画面用のディジタル画像データR:DATA−C
(o)、G:DATA−C(o)、B:DATA−C
(o)のR1〜R799、R:DATA−C(e)、G:
DATA−C(e)、B:DATA−C(e)について
は、図12に示すように、ラインメモリ50に格納さ
れ、A画面に対応する画像データの出力が完了した後、
クロック信号CLKに基づいて順次読み出しが開始さ
れ、セレクタ回路52で画像データの並べ替えがなされ
る。
【0053】[4] AC画面用第1および2上側ソー
スドライバ24-ACU1、24-ACU2およびAC画面用第1
および2下側ソースドライバ24-ACD1、24-ACD2は、
それぞれ入力される水平画素ラインL1に対応するA画
面用の画像データUDATA-A1C1、DDATA-A1C1、
UDATA-A2C2、DDATA-A2C2を直並列変換し、更
にディジタル・アナログ変換を行い、1/2水平走査期
間(H/2)にわたり対応する信号線16に所望のアナ
ログ画像信号Vsを出力する。
【0054】引き続き、それぞれ入力される水平画素ラ
インL2400に対応するC画面用の画像データUDATA
-A1C1、DDATA-A1C1、UDATA-A2C2、DDAT
A-A2C2を直並列変換し、更にディジタル・アナログ変
換を行い、1/2水平走査期間(H/2)にわたり対応
する信号線16に所望のアナログ画像信号Vsを出力す
る。
【0055】このようにして、一水平走査期間(1H)
に、2水平画素ライン(L1、L2400)への書き込みが
成される。
【0056】[5] 次の水平走査期間では、AC画面
用液晶コントローラ38に並列に振り分けられた水平画
素ラインL2399に対応するC画面用ディジタル画像デー
タR:DATA−C(o)、R:DATA−C(e)、
G:DATA−C(o)、G:DATA−C(e)、
B:DATA−C(o)、B:DATA−C(e)はラ
インメモリ48に、水平画素ラインL2に対応するA画
面用ディジタル画像データR:DATA−A(o)、
R:DATA−A(e)、G:DATA−A(o)、
G:DATA−A(e)、B:DATA−A(o)、
B:DATA−A(e)はラインメモリ50に、それぞ
れシステムクロック信号NCLKに基づいて順次格納さ
れる。
【0057】[6] このようにしてラインメモリ4
8、50に格納された水平画素ラインL2399およびL2
に対応するディジタル画像データDATAは、システム
クロック信号NCLKと同一の周波数のクロック信号C
LKに基づいて順次読み出され、セレクタ回路52で画
像データの並べ替えがなされる。
【0058】詳しくは、水平画素ラインL2399に対応す
るC画面用のディジタル画像データR:DATA−C
(o)、G:DATA−C(o)、B:DATA−C
(o)のR1〜R799、R:DATA−C(e)、G:
DATA−C(e)、B:DATA−C(e)のR2〜
R800までがラインメモリ48に格納された時点で、ク
ロック信号CLKに基づいて順次読み出しが開始され、
セレクタ回路52で画像データの並べ替えがなされる。
【0059】また、水平画素ラインL2に対応するA画
面用のディジタル画像データR:DATA−A(o)、
G:DATA−A(o)、B:DATA−A(o)のR
1〜R799、R:DATA−A(e)、G:DATA−
A(e)、B:DATA−A(e)については、図12
に示すように、ラインメモリ50に格納され、C画面に
対応する画像データの出力が完了した後、クロック信号
CLKに基づいて順次読み出しが開始され、セレクタ回
路52で画像データの並べ替えがなされる。
【0060】[7] AC画面用第1および2上側ソー
スドライバ24-ACU1、24-ACU2およびAC画面用第1
および2下側ソースドライバ24-ACD1、24-ACD2は、
それぞれ入力される水平画素ラインL2399に対応するC
画面用の画像データUDATA-A1C1、DDATA-A1C
1、UDATA-A2C2、DDATA-A2C2を直並列変換
し、更にディジタル・アナログ変換を行い、1/2水平
走査期間(H/2)にわたり対応する信号線16に所望
のアナログ画像信号Vsを出力する。
【0061】引き続き、それぞれ入力される水平画素ラ
インL2に対応するA画面用の画像データUDATA-A
1C1、DDATA-A1C1、UDATA-A2C2、DDATA-
A2C2を直並列変換し、更にディジタル・アナログ変換を
行い、1/2水平走査期間(H/2)にわたり対応する
信号線16に所望のアナログ画像信号Vsを出力する。
【0062】このようにして、一水平走査期間(1H)
に、2水平画素ライン(L2399、L2)への書き込みが
成される。
【0063】以降、この動作が順次繰り返されることと
なる。
【0064】[書き込み方法]次に、図5に基づいて、
この実施例における各画素電極にアナログ画像信号Vs
を書き込む方法について説明する。
【0065】上述したように、この実施例では有効表示
領域を上下(AB画面とCD画面)に分割し、各水平走
査期間(1H)内にそれぞれの領域の水平画素ラインに
書き込みを行う駆動を採用している。
【0066】このため、上下分割の境界が視認されない
よう駆動を考慮する必要がある。
【0067】また、液晶に長時間にわたり直流成分が印
加されると、液晶が劣化すること等から、所定期間毎に
液晶に印加される電圧を反転させる必要がある。
【0068】このため、例えば各フィールド(F)毎に
画素電極に印加される電圧の極性を基準電圧に対して反
転させる方法、各水平画素ライン毎に極性を反転させる
方法(Hライン反転駆動)、更には各表示画素毎に極性
を反転させる方法(HV反転駆動)等が知られており、
フリッカを低減するためにはHV反転駆動が効果的であ
る。
【0069】そこで、この実施例においてもHV反転駆
動を採用することが考えられるが、交互に配置される上
引出信号線16aと下引出信号線16bとをそれぞれ異
なるソースドライバで制御する都合上、図6および7に
示すようにH2V反転駆動(水平画素ライン毎、2垂直
画素ライン毎)を採用している。
【0070】また、この実施例では、各水平画素ライン
毎にアナログ画像信号Vsは極性反転するものの、アナ
ログ画像信号Vs自体の極性反転周期を減らすことで、
十分な書き込み時間の確保、低消費電力化を達成する手
法を採用している。
【0071】即ち、一水平走査期間(H)内に上画面
(AB画面)用及び下画面(CD画面)用の信号をそれ
ぞれ含むアナログ画像信号Vsが各信号線16に出力さ
れ、各水平走査期間(H)の前半および後半で対応する
水平画素ラインに書き込みを行うが、極性反転周期を水
平走査期間(H)とするものである。
【0072】より詳しくは、図6に示すように、一水平
走査期間(H)の前半に正極性のアナログ画像信号Vs
を水平画素ラインL1の信号線R1に接続される画素電
極に、後半に正極性のアナログ画像信号Vsを水平画素
ラインL2400の信号線R1に接続される画素電極に書き
込む。次の水平走査期間(H)の前半に負極性のアナロ
グ画像信号Vsを水平画素ラインL2399の信号線R1に
接続される画素電極に、後半に負極性のアナログ画像信
号Vsを水平画素ラインL2信号線R1に接続される画
素電極に書き込む。
【0073】このような動作により、各水平画素ライン
毎に極性反転されるものの、その反転周期を水平走査期
間とすることができる。
【0074】[書き込み状態]ところで、上記の駆動に
あっては、図5に示すように4種類の状態が存在する。
【0075】まず、この4種類の状態について説明す
る。
【0076】[1]正極性前書込状態(P1) 基準電圧に対して正極性側のアナログ画像信号Vsにつ
いて、前半に供給されるアナログ画像信号Vsを対応す
る走査パルスVgに基づいてK1の期間で画素電極に書
き込む状態。
【0077】[2]正極性後書込状態(P2) 基準電圧に対して正極性側のアナログ画像信号Vsにつ
いて、後半に供給されるアナログ画像信号Vsを対応す
る走査パルスVgに基づいてK2の期間で画素電極に書
き込む状態。
【0078】[3]負極性前書込状態(N1) 基準電圧に対して負極性側のアナログ画像信号Vsにつ
いて、前半に供給されるアナログ画像信号Vsを対応す
る走査パルスVgに基づいてK3の期間で画素電極に書
き込む状態。
【0079】[4]負極性後書込状態(N2) 基準電圧に対して負極性側のアナログ画像信号Vsにつ
いて、後半に供給されるアナログ画像信号Vsを対応す
る走査パルスVgに基づいてK4の期間で画素電極に書
き込む状態。
【0080】これら4状態は、それぞれ書き込みの状態
が異なることから、表示不良を招く原因となる。詳しく
は、同一の画像表示を行う場合であっても、正極性前書
込状態(P1)の方が正極性後書込状態(P2)に比べ
書き込みが不利である。同様に負極性前書込状態(N
1)の方が負極性後書込状態(N2)に比べ書き込みが
不利である。特に、このようなことは、書き込みの厳し
い条件、たとえば低温条件で顕著になる。
【0081】また、例えば正極性前書込状態(P1)と
負極性前書込状態(N1)、あるいは正極性後書込状態
(P2)と負極性後書込状態(N2)とについても、極
性の相違から完全に同一の表示品位を実現することはで
きない。
【0082】このように、この実施例の液晶表示装置1
0では、その駆動に際し、上下分割の境界が視認される
ことを防止し、更にフリッカの発生、表示むらの発生を
抑え、良好な表示品位の確保が望まれる。
【0083】[走査方法]そこで、本実施例では、図6
及び図7に示すような動作を行う。尚、図6は、nフィ
ールドの画面を示し、図7はn+1フィールドの画面を
示している。
【0084】走査方法は、上画面(AB画面)が上から
下に向かって走査、即ち水平画素ラインL1から水平画
素ラインL1200まで順次走査し、下画面(CD画面)は
下から上に向かって走査、即ち水平画素ラインL2400か
ら水平画素ラインL1201まで逆方向に順次走査する。
【0085】画素電極への書き込み方法は、信号線R1
を例にとると、第nフィールドで、一水平走査期間
(H)の前半で水平画素ラインL1の対応する画素電極
を正極性前書込状態(P1)とし、後半で水平画素ライ
ンL2400の対応する画素電極を正極性後書込状態(P
2)とする。次の一水平走査期間の前半で水平画素ライ
ンL2399の対応する画素電極を負極性前書込状態(N
1)とし、後半で水平画素ラインL2の対応する画素電
極を負極性後書込状態(N2)とする。以降、順次繰り
返される。また、第n+1フィールドでは、一水平走査
期間の前半で水平画素ラインL1の対応する画素電極を
負極性前書込状態(N1)とし、後半で水平画素ライン
L2400の対応する画素電極を負極性後書込状態(N2)
とする。次の水平走査期間の前半で水平画素ラインL23
99の対応する画素電極を正極性前書込状態(P1)と
し、後半で水平画素ラインL2の対応する画素電極を正
極性後書込状態(P2)とする。以降、順次繰り返され
る。
【0086】このような走査方法およびアナログ画像信
号Vsの極性の制御を行うことにより、上記で指摘した
問題点を解決することができる。
【0087】すなわち、上画面(AB画面)は上から下
に向かって、下画面(CD画面)は下から上に向かって
走査することにより、分割境界近傍の水平画素ラインL
1200,L1201への書き込みタイミングが時間的に近くに
なり、保持期間における画素電位の低下も隣接する水平
画素ライン間で略同等となるため、境界が視認されるこ
とが防止される。分割境界の視認性を低減する方法とし
ては、この他にも例えば上画面(AB画面)は下から上
に向かって、下画面(CD画面)は上から下に向かって
走査することにより、分割境界近傍の水平画素ラインL
1200,L1201への書き込みタイミングを時間的に近接さ
せることが可能となる。
【0088】また、上画面(AB画面)と下画面(CD
画面)とで、それぞれ書き込みに関する4状態が分散さ
れるため、上画面(AB画面)と下画面(CD画面)と
で表示状態が異なることが防止される。
【0089】なお、上述したアナログ画像信号Vsの極
性の制御は、それぞれの液晶コントローラ38、40か
ら各ソースドライバ24、25、26、27に送信され
る極性反転信号POLに基づくもので、各ソースドライ
バは極性反転信号POLに基づき入力される画像データ
を正極性あるいは負極性のアナログ画像信号Vsにディ
ジタル・アナログ変換する。
【0090】[変更例1]上述した実施例は、この発明
の最適な例を示すものであるが、図6および7に示す走
査に代えて、例えば図8および9に示すように走査して
もかまわない。
【0091】[変更例2]また、図15および16に示
す走査方法を採用することもできる。これは、図6およ
び7における走査方法では、前書込状態(P1、N1)
と後書込状態(P2、N2)とが固定されるが、図15
および16に示す走査方法では、前書込状態(P1、N
1)と後書込状態(P2、N2)とが各水平画素ライン
で固定されない。これにより、横ストライプ画面などの
特定の表示パターンで表示むらが発生することが効果的
に低減される。
【0092】[変更例3]上述した他に、上画面(AB
画面)を順次走査した後に下画面(CD画面)を順次走
査することもできる。
【0093】[変更例4]また、上記実施例ではA、
B、C、D画面の4つの画面で実現したが、これに限ら
ず上下分割した画面を3つ以上並べた6分割、8分割に
おいても本実施例の適用は可能となる。また、単に上下
の2分割画面においても本実施例の適用は可能となる。
【0094】[変更例5]この実施例では液晶表示装置
において実現したが、これに代えて有機EL表示装置等
の他の平面表示装置にも好適に利用することができる。
【0095】[変更例6]ところで、図5を参照して、
書き込みに4状態があり、正極性前書込状態(P1)の
方が正極性後書込状態(P2)に比べ書き込みが不利で
あること、また同様に負極性前書込状態(N1)の方が
負極性後書込状態(N2)に比べ書き込みが不利である
ことを説明した。
【0096】そこで、上述したように各状態をそれぞれ
の画面領域に分散させる手法の他に、不利な状態を軽減
する、例えば正極性前書込状態(P1)および/又は負
極性前書込状態(N1)の走査パルスの振幅を、正極性
後書込状態(P2)および/又は負極性後書込状態(N
2)のそれよりも大きくする、あるいは走査パルスの幅
を長くとってもかまわないし、上記の手法と併用しても
良い。
【0097】また、正極性前書込状態(P1)および/
又は負極性前書込状態(N1)に先立ち、予備走査を行
うことで書き込みを緩和しても良い。
【0098】
【発明の効果】以上により本発明の平面表示装置である
と、画像データの転送速度を下げることができ、高精
細、大容量の表示を、安定かつ容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す液晶表示装置の概略構
成図である。
【図2】有効表示領域の分割状態を示す図である。
【図3】液晶表示装置の回路構成を示すブロック図であ
る。
【図4】AC画面用のブロック図である。
【図5】画素電極への書き込み状態を示すアナログ画像
信号と走査パルスの波形図である。
【図6】本実施例のnフィールド目の書き込み状態を示
す図面である。
【図7】n+1フィールド目の書き込み状態を示す図面
である。
【図8】変更例1のnフィールド目の書き込み状態を示
す図面である。
【図9】変更例1のn+1フィールド目の書き込み状態
を示す画面の図面である。
【図10】水平タイミングにおけるデータインターフェ
ースのタイミング図である。
【図11】垂直タイミングにおけるデータインターフェ
ースのタイミング図である。
【図12】液晶コントローラのデータ入出力タイミング
図である。
【図13】上画面データ出力期間の拡大図である。
【図14】下画面データ出力期間の拡大図である。
【図15】変更例2のnフィールド目の書き込み状態を
示す図面である。
【図16】変更例2のn+1フィールド目の書き込み状
態を示す画面の図面である。
【符号の説明】
10 液晶表示装置 12 液晶パネル 14 アレイ基板 16 信号線 18 走査線 20 TFT 22 画素電極 24 AC画面用上側ソースドライバ 25 BD画面用上側ソースドライバ 26 AC画面用下側ソースドライバ 27 BD画面用下側ソースドライバ 28 上画面用ゲートドライバ 30 下画面用ゲートドライバ 34 制御回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月10日(2000.3.1
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H093 NA16 NA31 NA41 NC34 NC41 ND60 5C006 AA22 BB16 BC03 BC06 BC13 5C080 AA10 BB05 CC03 CC06 DD30 FF07 JJ01 JJ02 JJ04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに直交して配置される複数本の信号線
    および走査線と、この信号線と走査線との交点近傍にス
    イッチ素子を介して配置される画素電極とを備えたアレ
    イ基板を含み、複数本の水平画素ラインからなる有効表
    示領域を構成する表示パネルと、 第1所定数毎の前記信号線に接続され対応するアナログ
    画像信号を出力する第1信号線駆動回路と、 第2所定数毎の前記信号線に接続され対応するアナログ
    画像信号を出力する第2信号線駆動回路と、 複数の前記水平画素ラインからなる第1領域に対応する
    第1映像信号および複数の前記水平画素ラインからなる
    第2領域に対応する第2映像信号を並列に受け取り、そ
    れぞれの映像信号を並べ替えて前記第1信号線駆動回路
    および前記第2信号線駆動回路に出力する制御回路と、 を備えたことを特徴とする平面表示装置。
  2. 【請求項2】前記第1所定数毎の前記信号線は前記アレ
    イ基板の一端側で前記第1信号線駆動回路と電気的に接
    続され、前記第2所定数毎の前記信号線は前記アレイ基
    板の前記一端と相反する他端側で前記第2信号線駆動回
    路と電気的に接続されていることを特徴とする請求項1
    記載の平面表示装置。
  3. 【請求項3】前記第1領域の水平画素ラインを構成する
    前記画素電極と、前記第2領域の水平画素ラインを構成
    する前記画素電極とには、交互に対応するアナログ画像
    信号を書き込むよう走査パルスを出力する前記走査線に
    接続された走査線駆動回路とを含むことを特徴とする請
    求項1記載の平面表示装置。
  4. 【請求項4】前記第1領域の走査と、前記第2領域の走
    査とは、互いの境界に向かうようになされることを特徴
    とする請求項3記載の平面表示装置。
  5. 【請求項5】連続して走査される一対の前記第1領域の
    水平画素ラインと前記第2領域の水平画素ラインであっ
    て、それぞれ同一の前記信号線に接続された一対の画素
    電極に供給されるアナログ画像信号は、基準電圧に対す
    る極性が等しいことを特徴とする請求項3記載の平面表
    示装置。
  6. 【請求項6】前記一対の画素電極に供給されるアナログ
    画像信号の基準電圧に対する極性は、フィールド毎に異
    なることを特徴とする請求項5記載の平面表示装置。
  7. 【請求項7】前記画素電極に基準電圧に対して負極性か
    ら正極性に極性反転するタイミングで前記アナログ画像
    信号を書き込むタイミングを第1状態、 前記画素電極に基準電圧に対して負極性から正極性に極
    性反転した後に前記アナログ画像信号を書き込むタイミ
    ングを第2状態、 前記画素電極に基準電圧に対して正極性から負極性に極
    性反転するタイミングで前記アナログ画像信号を書き込
    むタイミングを第3状態、 前記画素電極に基準電圧に対して正極性から負極性に極
    性反転した後に前記アナログ画像信号を書き込むタイミ
    ングを第4状態とした場合、 それぞれの前記信号線に対応する画素電極について、前
    記第1領域と前記第2の領域とは、それぞれ前記第1状
    態から第4状態を含むことを特徴とする請求項3記載の
    平面表示装置。
  8. 【請求項8】互いに直交して配置される複数本の信号線
    および走査線と、この信号線と走査線との交点近傍にス
    イッチ素子を介して配置される画素電極とを備えたアレ
    イ基板を含み、複数本の水平画素ラインからなる有効表
    示領域を構成する表示パネルと、 第1所定数毎の前記信号線に接続され対応するアナログ
    画像信号を出力する第1信号線駆動回路と、 第2所定数毎の前記信号線に接続され対応するアナログ
    画像信号を出力する第2信号線駆動回路と、 複数の前記水平画素ラインからなる第1領域に対応する
    第1映像信号および複数の前記水平画素ラインからなる
    第2領域に対応する第2映像信号を並列に受け取り、そ
    れぞれの映像信号を並べ替えて前記第1信号線駆動回路
    および前記第2信号線駆動回路に出力する制御回路と、 前記第1領域の前記走査線に第1走査パルスを順次出力
    する第1走査線駆動回路と、 前記第2領域の前記走査線に第2走査パルスを順次出力
    する第2走査線駆動回路と、 を備え、 前記第1所定数毎の前記信号線は前記アレイ基板の一端
    側で前記第1信号線駆動回路と電気的に接続され、 前記第2所定数毎の前記信号線は前記アレイ基板の前記
    一端と相反する他端側で前記第2信号線駆動回路と電気
    的に接続され、 前記第1走査線駆動回路の走査方向と前記第2走査線駆
    動回路の走査方向とは、各フィールド内で順次近づくこ
    とを特徴とする平面表示装置。
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