JP2001209123A - 光源装置および画像投影装置 - Google Patents

光源装置および画像投影装置

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JP2001209123A JP2000046769A JP2000046769A JP2001209123A JP 2001209123 A JP2001209123 A JP 2001209123A JP 2000046769 A JP2000046769 A JP 2000046769A JP 2000046769 A JP2000046769 A JP 2000046769A JP 2001209123 A JP2001209123 A JP 2001209123A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 予期せぬ投射用光源の破壊等に対する更なる
安全性の向上を実現することができる光源装置および画
像投影装置を提供する。 【解決手段】 液晶プロジェクタ1は、光源2と、この
光源2の破損を検出する破損検出回路60と、この破損
検出回路60の検出結果に基づき、装置の状態を所定の
緊急避難的防護状態へと変化させる緊急制御を行う冷却
ファン制動回路62とを少なくとも備える。破損検出回
路60は、破損による導電性ワイヤ60aの破断により
光源2の破損を検出する。冷却ファン制動回路62は、
光源2の破損を検出した場合に、冷却ファン7を停止さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば液晶プロジ
ェクタ等の画像投影装置およびそのような装置に用いら
れる光源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、学会の研究発表、商品のプレゼ
ンテーション、ホームシアター等に液晶プロジェクタが
使用されている。この種の液晶プロジェクタは、投影用
の光源ランプを含む光源装置と、光学系と、液晶表示パ
ネルとを備えており、光源ランプからの光が光学系を介
して液晶パネルに入射し、この液晶表示パネルで光変調
を受けることで、液晶表示パネルに表示された画像がス
クリーンに拡大して投影されるようになっている。
【0003】鮮明な画像を投影するためには、比較的高
出力の光源ランプを使用する必要がある。一般的には、
メタルハライドランプ、高圧水銀ランプ、キセノンラン
プ等が光源ランプとして使用されている。このような光
源ランプを使用する液晶プロジェクタにおいては、発熱
量が大きくなることから、通常は、冷却ファンが設けら
れて、これにより、光源ランプから発生する熱を装置筐
体の熱排気窓を通して装置外部に放出するようになって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような液晶プロ
ジェクタにおいては、光源ランプの機械的強度や寿命に
関し、設計および製造上の配慮が十分になされており、
通常の使用においては問題を生じない程度の耐久性を備
えている。ところが、例えば装置の移動時における不測
の事故(例えば、落下など)や、寿命限度を超えた長期
使用等、予め想定された製品仕様や使用条件を逸脱した
使用が行われる場合も現実にはあり得る。このような状
況下では、光源ランプの物理的強度あるいは機械的強度
が劣化する可能性があることから、その使用中に光源ラ
ンプが破損する可能性が絶対無いとは言い難い。したが
って、このような光源ランプの破損という万が一の場合
をも想定して、装置としての安全性能を十分に高めてお
く必要がある。特に、冷却ファンが装着された液晶プロ
ジェクタにおいては、仮に光源ランプが破損した場合
に、光源ランプの破片が冷却ファンによって装置筐体の
熱排気窓から装置外部に飛散してしまう事態も想定され
る。
【0005】そのような光源ランプの破片の飛散を防止
するためには、光源ランプ自体を密閉構造の透明ハウジ
ング内に収容したり、あるいは熱排気窓を無くした密閉
型筐体を採用することが好ましい。しかしながら、密閉
構造のハウジングや密閉型の筐体を採用した場合には、
光源ランプを充分に冷却することができないので、光源
ランプの性能寿命が短くなり、液晶プロジェクタの動作
上の信頼性を損ねてしまう。特に、鮮明な画像を投影す
るために使用される比較的高出力の光源ランプにおいて
は、より一層の充分な冷却が必要で、冷却ファンは欠く
ことができない構成部品になっている。
【0006】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、本発明の目的は、予期せぬ光源ランプの破損とい
う極めて稀な事故に対しても十分なる安全性を確保し得
る光源装置および画像投影装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の光源装置は、光
を発する光源と、光源の破損を機械的に検出する破損検
出手段と、破損検出手段の検出結果に基づき、装置の状
態を所定の緊急避難的防護状態へと変化させる緊急制御
を行う状態制御手段とを備えている。ここで、「緊急避
難的防護状態へと変化させる緊急制御」とは、光源の例
えば破損という事態が万が一発生した場合に、その事態
から生ずる不都合を回避するために採られるすべての手
立てを含む概念であり、例えば光源装置の内部を外部か
ら隔絶した状態にすること、光源装置の一部の動作を停
止状態にすること、光源が破損してもその破片を装置外
部に飛散させない状態にすること等が含まれる。本明細
書において、「緊急制御」の語は同義である。さらに、
「光源の破損を機械的に検出する」とは、光源が破損す
るときに生じる物理的変化に基づく検出すべてを含み、
例えば光源が破損したときに生じる音に基づく検出をも
含む意味で使用される。
【0008】本発明の画像投影装置は、光を発する光源
と、光源からの光によって空間内に投射される画像を形
成する画像形成手段と、光源の破損を機械的に検出する
破損検出手段と、破損検出手段の検出結果に基づき、装
置の状態を所定の緊急避難的防護状態へと変化させる緊
急制御を行う状態制御手段とを備えている。ここで、
「画像投影装置」とは、光源の光を利用して動画や静止
画を投影する装置という意味で使用され、例えば、液晶
プロジェクタやオーバーヘッドプロジェクタ(OHP)
装置のほか、映画館で用いられる映写装置等も含まれ
る。
【0009】本発明の光源装置または画像投影装置にお
いては、光源が万が一破損した場合であっても、その破
損を破損検出手段で検出することができる。この破損検
出手段の検出結果に基づき、状態制御手段による緊急制
御が行われ、装置の状態を緊急避難的防護状態へと変化
させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0011】[第1の実施の形態]まず、図1〜図3を
参照して、本発明の第1の実施の形態に係る画像投影装
置としての液晶プロジェクタについて説明する。なお、
本発明に係る光源装置は、本発明の第1の実施の形態お
よびこれ以後に説明する他の実施の形態に係る画像投影
装置によって具現化されるので、以下、併せて説明す
る。
【0012】図2は、本実施の形態に係る液晶プロジェ
クタの概略構成を表すものである。なお、本実施の形態
では、透過型の液晶表示パネルを用いた装置について説
明するが、反射型の液晶表示パネルを用いた装置にも適
用可能である。この図に示したように、液晶プロジェク
タ1は、装置筐体10内に、光源2と、光源2の破損を
検出する破損検出回路60と、この破損検出回路60の
検出結果に基づき装置の状態を所定の緊急避難的防護状
態へと変化させる緊急制御を行う冷却ファン制動回路6
2と、電源スイッチ50と、電源スイッチ50の操作に
応じて起動して点灯信号を出力する電源スイッチ回路5
1と、装置全体を制御する制御回路52と、上記の各回
路に電力を供給する電源回路53とを備えて構成されて
いる。ここで、主として破損検出回路60が本発明に係
る「破損検出手段」の一具体例に対応し、主として冷却
ファン制動回路62が本発明における「状態制御手段」
の一具体例に対応する。
【0013】光源2から照射された光は、装置筐体10
の内部において光学系3、液晶表示装置4のそれぞれを
透過し、装置筐体10の外部の空間内に配置された図示
しないスクリーンに、液晶表示装置4により形成された
画像を拡大して投影するようになっている。
【0014】図3は光源2の断面構造を拡大して表した
ものである。この図に示したように、光源2は、第1の
電極22と第2の電極23とを有するランプ20と、ラ
ンプ20からの光出力を効率良く光学系3に出力するた
めのリフレクタ21とを備えて構成されている。第1の
電極22には配線24が接続され、第2の電極23には
配線25が接続されている。これらの配線24および2
5により、ランプ20を点灯させるための点灯電流がラ
ンプ20に供給されるようになっている。ランプ20と
しては、例えばメタルハライドランプ、高圧水銀ラン
プ、キセノンランプ等が実用的に使用することができ
る。
【0015】図2に示すように、光学系3は、第1のフ
ライアイレンズ300、第2のフライアイレンズ30
1、P/Sコンバータ302、集光レンズ303、30
9、ミラー304、306、308、310、第1のダ
イクロイックミラー305、第2のダイクロイックミラ
ー307、色合成プリズム312、および投影レンズ3
11を備えて構成されている。
【0016】光源2から照射された光は、まず第1のフ
ライアイレンズ300、第2のフライアイレンズ301
のそれぞれを通過して光束断面内での輝度分布が均一化
された後、P/Sコンバータ302によってS偏光波に
変換される。この変換された光は、集光レンズ303、
ミラー304のそれぞれを経て第1のダイクロイックミ
ラー305に到達するようになっている。第1のダイク
ロイックミラー305は、到達した光から青色光を選択
的に反射させる。この反射された青色光は、さらにミラ
ー306で反射されて、液晶表示装置4の第1の液晶表
示パネル40を透過し、色合成プリズム312に到達す
るようになっている。一方、第1のダイクロイックミラ
ー305を透過した光は第2のダイクロイックミラー3
07に到達する。この第2のダイクロイックミラー30
7は、到達した光から、緑色光を選択的に反射する。こ
の反射された緑色光は液晶表示装置4の第2の液晶表示
パネル41を透過し、色合成プリズム312に到達する
ようになっている。第2のダイクロイックミラー307
を透過した光は赤色光となる。この赤色光は、ミラー3
08、集光レンズ309、およびミラー310のそれぞ
れを経て液晶表示装置4の第3の液晶表示パネル42に
到達し、この第3の液晶表示パネル42を透過して色合
成プリズム312に到達する。
【0017】色合成プリズム312に到達した青色光、
緑色光および赤色光は、ここで合成されてカラー画像と
なり、投影レンズ311を通して、液晶プロジェクタ1
の外部に投射され、例えば図示しないスクリーン上に動
画または静止画として投影されるようになっている。
【0018】図2に示すように、液晶プロジェクタ1
は、さらに光源2の点灯により発生する熱を強制的に装
置筐体10の外部に放出するための冷却ファン7と、熱
排気窓11とを備えている。冷却ファン7は、回転によ
って強制的に空気を外部に放出する回転羽根71と、こ
の回転羽根71を回転させるファンモータ70とを有し
ている。回転羽根71はファンモータ70の回転軸に連
結されている。熱排気窓11は、冷却ファン7の近傍の
装置筐体10の一部に配設されており、装置筐体10の
内部と外部とを連通する貫通穴を備えている。防塵対策
として、この熱排気窓11には網状のフィルタを取り付
け可能である。
【0019】光源2の点灯および冷却ファン7の回転動
作は、装置筐体10の外部に配設された電源スイッチ5
0を投入して電源スイッチ回路51を起動することでス
タートするとともに、制御回路52により制御されるよ
うになっている。
【0020】図1は液晶プロジェクタ1における回路部
分の概略構成を表すものである。図1および図2に示し
たように、制御回路52は、光源2の点灯を制御する光
源制御回路520と、冷却ファン7の回転動作制御を行
う冷却ファン制御回路521とを少なくとも備えてい
る。
【0021】光源制御回路520は、電源スイッチ50
の投入により電源スイッチ回路51を起動し、この電源
スイッチ回路51から出力される点灯信号に基づいて光
源2を点灯させ、この点灯を維持するようになってい
る。電源スイッチ50を切れば、光源制御回路520に
よる光源2の点灯を停止させることができる。
【0022】同様に、冷却ファン制御回路521は、電
源スイッチ50の投入により電源スイッチ回路51を起
動し、この電源スイッチ回路51から出力されるファン
駆動信号に基づいてファンモータ70を駆動するように
なっており、このファンモータ70の駆動により回転羽
根71を回転させることができる。つまり、冷却ファン
7を駆動させることができる。電源スイッチ50を切れ
ば、冷却ファン制御回路521による冷却ファン7の駆
動を停止させることができる。
【0023】破損検出回路60は、光源2の近傍に配設
され、この光源2の破損で破断する導電性ワイヤ60a
と、この導電性ワイヤ60aの破断を検出し、冷却ファ
ン制動回路(状態制御手段)62の緊急制御を開始させ
る検出回路60bとを備えている。比較的高出力のラン
プ20においては、光源2の破損でリフレクタ21自体
も破壊されるので、導電性ワイヤ60aは、リフレクタ
21の後方に近接させて配置するのが好ましい。光源2
の破損で破断しやすいように(センサとしての感度を高
めるために)、導電性ワイヤ60aには適度にテンショ
ンを加えることが好ましい。ここで、導電性ワイヤ60
aが本発明における「被破壊部材」の一具体例に対応
し、検出回路60bが本発明における「検出回路」の一
具体例に対応する。
【0024】導電性ワイヤ60aは検出回路60bから
の電源供給により通電状態に維持されている。導電性ワ
イヤ60aへの電源は、液晶プロジェクタ1の動作中に
おいては、電源回路53から検出回路60bを通じて供
給されるようになっている。
【0025】導電性ワイヤ60aは、上記のとおり、光
源2の破損で破断させる必要があることから、例えば数
μm〜数十μm程度の直径のワイヤ、例えば金ワイヤ、
銅ワイヤ等を実用的に使用することができる。導電性ワ
イヤ60aは、通電しておく必要があるので導電性を備
えることは勿論であるが、光源2の点灯による発熱で溶
断されないような融点の材料であることが好ましい。
【0026】検出回路60bは、導電性ワイヤ60aの
一端側および他端側に接続されるとともに、冷却ファン
制動回路62に接続されている。検出回路60bは、導
電性ワイヤ60aが万が一光源2の破損で破断した場合
に、光源2が破損したことを検知して起動信号を出力
し、これにより、冷却ファン制動回路62を起動させる
ようになっている。
【0027】冷却ファン制動回路62は、冷却ファン制
御回路521に接続されるとともに、冷却ファン7のフ
ァンモータ70に接続されている。この冷却ファン制動
回路62は、検出回路60bから起動信号が入力される
と、冷却ファン制御回路521によるファンモータ70
の回転動作を停止させると共に、電気的な逆起電力によ
りファンモータ70の回転に制動を加えて強制的に停止
させるという制御を行うようになっている。通常、冷却
ファン7においては、ファンモータ70に供給される電
源を単に停止した場合には、惰性により回転羽根71が
完全に停止するまでに数十秒の時間を要するが、上記の
ような制動機能を備えることにより、数十分の1秒から
数秒程度の瞬時に回転羽根71を完全に停止させること
ができる。但し、逆起電力による制動のほか、機械的な
ブレーキを用いて制動するように構成することも可能で
ある。ここで、冷却ファン制動回路62によって冷却フ
ァン7の回転動作を強制的に停止させる制御は、結果的
に光源2の破損で生じた破片を冷却ファン7で装置外部
に飛散させないための制御であり、本発明における「装
置の状態を所定の緊急避難的防護状態へと変化させる緊
急制御」の一具体例に対応するものである。
【0028】次に、このような構成の液晶プロジェクタ
1の動作について説明する。 (1)液晶プロジェクタ1の正常動作 図1および図2に示したように、まず電源スイッチ50
を投入し、電源スイッチ回路51を起動する。電源スイ
ッチ回路51は、制御装置52の光源制御回路520に
点灯信号を、冷却ファン制御回路521に駆動信号をそ
れぞれ出力する。点灯信号に基づき、光源制御回路52
0は、光源2を点灯させ、この点灯状態を維持する。同
時に、駆動信号に基づき、冷却ファン制御回路521
は、ファンモータ70を駆動させて回転羽根71を回転
させ、冷却ファン7を稼働させる。冷却ファン7の稼働
により、光源2の温度上昇を抑制することができる。一
方、破損検出回路60の導電性ワイヤ60aには電源回
路53から検出回路60bを通して電源が供給されてお
り、通電状態にある。
【0029】(2)動作中に異常(光源2の破損)が発
生した場合の停止動作 光源2が点灯中に、何らかの原因で、突然、光源2が破
損したとすると、光源2の近傍に配設されている、破損
検出回路60の導電性ワイヤ60aが破損で破断(切
断)される。この導電性ワイヤ60aの破断により通電
状態ではなくなり、検出回路60bから冷却ファン制動
回路62に、緊急避難的防護状態へと変化させる緊急制
御を開始させるための起動信号が出力される。この起動
信号に基づいて冷却ファン制動回路62は、冷却ファン
制御回路521によるファンモータ70の動作を停止さ
せ、この動作の停止と併せてファンモータ70に逆起電
力を生じさせ、強制的にファンモータ70の動作を瞬時
に停止させて、併せて回転羽根71の回転を瞬時に停止
させる。このため、たとえ光源2が破損したとしても、
その破片が熱排気窓11から装置外部に排出されること
を効果的に防止することができる。
【0030】なお、本発明においては、冷却ファン7の
動作停止と併せて、光源制御回路520から光源2に供
給される点灯のための電源の供給を停止させるようにす
ることが好ましい。すなわち、たとえ光源2が破損した
としても、その後にランプ20の電極22と23との間
には点灯のための放電動作が行われることがあり、この
ように光源2への電源供給を停止させることによって、
大気中での放電によるスパーク等の発生を効果的に防止
することができる。
【0031】(3)動作していない場合に異常が発生し
た場合の停止動作 液晶プロジェクタ1が動作していない状態において、何
らかの原因で光源2が破損し、その後、光源2の破損を
知らないで電源スイッチ50を投入してしまったとして
も、既に導電性ワイヤ60aは破断状態にあるため、冷
却ファン7は駆動されることがなく、また、光源2への
電源供給がなされることもない。
【0032】以上説明したように、本実施の形態に係る
液晶プロジェクタ1によれば、光源2の破損を検出する
破損検出回路60と、冷却ファン制動回路62とを備え
るとともに、冷却ファン制動回路62が、破損検出回路
60の検出結果に基づき、装置の状態を所定の緊急避難
的防護状態へと変化させる緊急制御を行うようにしたの
で、万が一、光源2が破損したとしても、十分なる安全
性を確保することができる。
【0033】より具体的には、光源2が破損した時に冷
却ファン制動回路62が冷却ファン7の動作を停止させ
る制御を行うようにしたので、光源2の破損による破片
を飛散しないようにすることができる。また、冷却ファ
ン7を用いた場合でも光源2の破損時における安全性を
十分担保できることから、液晶プロジェクタ1の装置筐
体10を密閉構造にする必要がなくなる。この結果、光
源2を冷却ファン7で充分に冷却して光源2の長寿命化
を図ることができる。
【0034】さらに、本実施の形態によれば、光源2の
破損により導電性ワイヤ60aが物理的あるいは機械的
に破断されたか否かの結果に基づいて緊急制御を行うよ
うにしたので、安全性を向上させるための付加機構を極
めて簡易な構成で実現することができる。したがって、
装置のコンパクト化およびコスト抑制が可能になる点で
有利である。また、安全性の向上に要する製作コストの
上昇も抑制することができる。なお、本実施の形態で
は、導電性ワイヤが通電状態にあるか否かという電気的
な方法によってその破断を検出するようにしたが、この
ほか、導電性ワイヤを一定のテンションで張り渡してお
き、このテンションが一定値以下に低下した場合に破断
として検出するようにしてもよい。
【0035】さらに、本実施の形態によれば、冷却ファ
ン制動回路62が、冷却ファン7への電力供給を停止さ
せる制御と、ブレーキにより冷却ファン7の回転を強制
的に制動する制御とを備えたので、瞬時に冷却ファン7
の回転を停止させることができ、万が一、光源2が破損
したとしても、より一層の十分なる安全性を確保するこ
とができる。
【0036】なお、本実施の形態では、破損検出回路6
0において1本の導電性ワイヤ60aを用いるようにし
たが、本発明は、これに限定されず、複数本の導電性ワ
イヤ60aを組み合わせて用いるようにしてもよい。こ
のようにすることにより、光源2の破損の検出精度を高
めることができる。さらに、複数本の導電性ワイヤ60
aの直径はすべて等しく形成してもよいし、また破損波
の感知帯域を広げて破損の検出精度を向上するために、
直径が異なりかつ破損波を感知する帯域の異なる複数本
の導電性ワイヤを使用するようにしてもよい。
【0037】[第2の実施の形態]次に、本発明の第2
の実施の形態について説明する。本実施の形態に係る液
晶プロジェクタは、上記第1の実施の形態に係る液晶プ
ロジェクタ1において、さらに冷却ファン7と熱排気窓
11との間にシャッタ装置を備えたものである。
【0038】図4は本実施の形態に係る液晶プロジェク
タの回路構成を示すブロック回路図である。この図で、
上記本発明の第1の実施の形態の図1に示した構成要素
と同一の構成要素には同一の符号を付け、適宜、説明を
省略する。
【0039】図4に示したように、本実施の形態に係る
液晶プロジェクタ1は、冷却ファン7とその近傍の装置
筐体10に配設された熱排気窓11との間に、熱排気窓
11を開閉させるシャッタ装置8を備えている。シャッ
タ装置8は、光源2の破損がない正常な状態のときには
開いており、冷却ファン7の稼働で送られる光源2の点
灯による熱を熱排気窓11を通して装置外部に放出する
ことができる。一方、シャッタ装置8は、光源2が破損
するような異常な状態の時には閉まるようになってお
り、光源2の破損で発生する破片を熱排気窓11を通し
て装置外部に飛散させないようになっている。
【0040】シャッタ装置8は、冷却ファン7と熱排気
窓11との間を繋ぐ熱排気ダクト81と、熱排気ダクト
81を開閉するダクト開閉扉82と、破損検出回路60
の検出結果に基づき、熱排気ダクト81が開いた状態か
ら閉じた状態にダクト開閉扉82の開閉動作を行うダク
ト開閉機構83とを備えている。ダクト開閉機構83
は、具体的には、一端を中心として他端が回転自在に取
り付けられたダクト開閉扉82を熱排気ダクト81を閉
じるように付勢する弾性体831と、ダクト開閉扉82
の他端に配設されたフック部832と、このフック部8
32に係合され弾性体831の弾性力に抗して熱排気ダ
クト81を開くようにダクト開閉扉82の他端を保持す
るプランジャ833とを備えている。プランジャ833
は、破損検出回路60の検出回路60bに接続されてお
り、導電性ワイヤ60aが光源2の破損により破断され
た旨の起動信号が検出回路60bから出力されたとき
に、フック部832との係合を解除し、ダクト開閉扉8
2で熱排気ダクト81を閉じるようになっている。
【0041】図5はシャッタ装置8の要部の斜視図であ
る。ダクト開閉機構83の弾性体831としては、コイ
ルスプリングを使用している。ここで、シャッタ装置8
は本発明における「シャッタ装置」の一具体例に対応す
るものである。その他の構成は図1に示す本発明の第1
の実施の形態に係る液晶プロジェクタ1と同様である。
【0042】次に、このような構成の液晶プロジェクタ
1のシャッタ装置8の動作について説明する。なお、冷
却ファン7の動作については、上記第1の実施の形態の
場合と同様であるので、適宜、重複説明は省略する。 (1)液晶プロジェクタ1の正常動作 上記第1の実施の形態に係る液晶プロジェクタ1の動作
(1)と同様に、電源スイッチ50を投入することによ
り、光源2を点灯させ、さらに冷却ファン7を稼働させ
る。このとき、破損検出回路2の導電性ワイヤ60a
は、電源回路53から検出回路60bを通して電源が供
給されており、通電状態にある。図4に示したように、
シャッタ装置8においては、弾性体831の弾性力に抗
してダクト開閉扉82の他端のフック部832とプラン
ジャ833とが係合状態にあり、熱排気ダクト81は開
いた状態にある。すなわち、光源2の点灯で発生する熱
は、冷却ファン7により熱排気ダクト81を通して熱排
気窓11から装置外部に放出される。
【0043】(2)動作中に異常が発生した場合の停止
動作 上記第1の実施の形態に係る液晶プロジェクタ1の動作
(2)と同様に、光源2が点灯中に、突然、何らかの原
因で光源2が破損したとすると、破損検出回路60の導
電性ワイヤ60aが破損で破断され、検出回路60bか
ら冷却ファン制動回路62に、緊急避難的防護状態へと
変化させる緊急制御を行うための起動信号が出力され
る。この起動信号に基づいて冷却ファン制動回路62は
冷却ファン7の稼働を停止させる。
【0044】さらに、緊急避難的防護状態へと変化させ
る緊急制御を行うための起動信号は、シャッタ装置8の
ダクト開閉機構83のプランジャ833にも出力され、
この起動信号の入力に基づきプランジャ833はフック
部832との係合を解除する。この係合の解除により、
弾性体831の弾性力が働き、熱排気ダクト81がダク
ト開閉扉82により閉じられる。このため、たとえ光源
2が破損したとしても、シャッタ装置8により熱排気窓
11が封鎖され、光源2の破片が熱排気窓11から装置
外部に排出されることを効果的に防止することができ
る。
【0045】(3)動作していない場合に異常が発生し
た場合の停止動作 液晶プロジェクタ1が動作していない状態において、何
らかの原因で光源2が破損していたときには、既に導電
性ワイヤ60aが破断状態にあることから、電源スイッ
チ50の投入後直ちに、上記動作(2)と同様に冷却フ
ァン7を強制的に停止させる制御と、シャッタ装置8に
より熱排気窓11を封鎖する制御とが行われる。したが
って、たとえ光源2の破損を知らずに電源スイッチ50
を投入してしまったとしても、光源2の破損により生じ
ていた破片等が装置外部に飛散することがない。
【0046】このように、本実施の形態の液晶プロジェ
クタ1によれば、冷却ファン7の近傍の装置筐体10に
配設された熱排気窓11を開閉させるシャッタ装置8を
さらに備え、冷却ファン制動回路62が冷却ファン7の
動作を停止させる制御を行うとともに、シャッタ装置8
で熱排気窓11を封鎖する制御を行うようにしたので、
装置外部に光源2の破損による破片が飛散することをよ
り効果的に防止することができる。
【0047】[第3の実施の形態]次に、本発明の第3
の実施の形態について説明する。本実施の形態に係る液
晶プロジェクタは、上記第2の実施の形態の液晶プロジ
ェクタ1において、さらにシャッタ装置8の熱排気ダク
ト81に集塵フィルタを備えたものである。
【0048】図6は本実施の形態の液晶プロジェクタの
シャッタ装置を表すものである。なお、この図で、上記
の図1で示した構成要素と同一の構成要素には同一の符
号を付し、適宜、説明を省略する。
【0049】図6に示したように、本実施の形態の液晶
プロジェクタは、シャッタ装置8の熱排気ダクト81に
おいて、ダクト開閉扉82の冷却ファン7側の手前に集
塵フィルタ86を備えている。集塵フィルタ86は、熱
排気ダクト81が開いた状態のときにダクト開閉扉82
で塞がれ、熱排気ダクト81が閉まった状態(熱排気窓
11が封鎖された状態)のときに開放されるようになっ
ている。集塵フィルタ86は熱排気ダクト81に着脱自
在に取り付け取り外しができるものを使用することが好
ましい。
【0050】集塵フィルタ86は、光源2の破損により
熱排気ダクト81を通過する少なくとも破片を捕捉する
ようになっている。光源2の破片のみを捕捉する場合に
は、集塵フィルタ86として、紙フィルタ、布フィル
タ、樹脂を編み込んだ樹脂フィルタ、比較的網目の細か
い金属性フィルタ等を実用的に使用することができる。
さらに、例えば高圧水銀ランプのような破損した際に有
害なガスを放出する恐れがある光源2を使用する場合に
は、集塵フィルタ86として、これらの有害なガスを吸
着して捕捉できる多孔質フィルタ、詳細にはスポンジフ
ィルタ、活性炭フィルタ等を使用するのが好ましい。
【0051】このように、本実施の形態に係る液晶プロ
ジェクタによれば、集塵フィルタ86を備えたので、光
源2の破損による破片を効果的に捕捉することができ
る。特に、シャッタ装置8のダクト開閉扉82の手前に
集塵フィルタ86を備えたことにより、ダクト開閉扉8
2で熱排気ダクト81を閉じて熱排気窓11を封鎖し、
破片の装置外部への飛散を効果的に防ぐことができると
ともに、ダクト開閉扉82で堰き止めた破片を集塵フィ
ルタ86で効率良く捕捉することができる。さらに、集
塵フィルタ86に多孔質フィルタを使用することによ
り、光源2の破損で放出される有害なガスを捕捉するこ
とができる。
【0052】[第4の実施の形態]次に、本発明の第4
の実施の形態について説明する。本実施の形態に係る液
晶プロジェクタは、光源2の破損に伴って生ずる音を検
出し、この検出結果に基づいて緊急避難的防護状態へと
変化させる緊急制御を行うようにしたものである。
【0053】図7は本発明の第4の実施の形態に係る液
晶プロジェクタの回路構成を表すものである。なお、こ
の図で、上記第1の実施の形態の図1で示した構成要素
と同一の構成要素には同一の符号を付し、適宜、説明を
省略する。
【0054】図7に示したように、液晶プロジェクタ
は、装置筐体10内に、光源2と、光源2の破損による
音を検出する破損検出回路61と、この破損検出回路6
1の検出結果に基づき装置の状態を所定の緊急避難的防
護状態へと変化させる緊急制御を行う冷却ファン制動回
路62と、電源スイッチ50と、電源スイッチ50の操
作に応じて起動して点灯信号を出力する電源スイッチ回
路51と、装置全体を制御する制御回路52と、上記の
各回路に電力を供給する電源回路53とを備えて構成さ
れている。ここで、主として破損検出回路61が本発明
に係る「破損検出手段」の一具体例に対応する。
【0055】破損検出回路61は、光源2の破損による
音を拾うマイク61aと、このマイク61aで拾われた
音から光源2の破損を検出し、冷却ファン制動回路(状
態制御手段)62の緊急制御を開始させる検出回路61
bとを備えている。マイク61aは、光源2の近傍で、
この光源2と光学系3(図2参照。)との間に配設され
ることが好ましい。マイク61aとしては、感度良く音
を拾うようにするために、光源2のランプ20の方向か
らの音を選択に拾うことができる指向性の強いものを使
用可能である。また、光源2の破損による音は比較的大
きな音量であるので、検出回路61bは、マイク61a
から入力された音量信号のうち、光源2の破損による音
の音量に近い、ある一定音量以上の音のみを検出するよ
うに構成するのが好ましい。
【0056】本実施の形態に係る液晶プロジェクタの緊
急制御動作は、光源2の破損による音を破損検出回路6
1のマイク61aで拾う点が異なるものの、その他の冷
却ファン7の動作の強制的な停止を行う緊急制御につい
ては上記第1の実施の形態の場合と同様であり、その説
明を省略する。
【0057】このように、本実施の形態に係る液晶プロ
ジェクタによれば、光源2の破損による音を検出する破
損検出回路61と、冷却ファン制動回路62とを備える
とともに、冷却ファン制動回路62が破損検出回路61
の検出結果に基づき、装置の状態を所定の緊急避難的防
護状態へと変化させる緊急制御を行うようにしたので、
万が一、光源2が破損したとしても、十分なる安全性を
確保することができる。
【0058】[第5の実施の形態]次に、本発明の第5
の実施の形態について説明する。図8は本発明の第5の
実施の形態に係る液晶プロジェクタの基本構成を表すも
のである。図8において、上記の第1の実施の形態の図
1に示した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を
付け、適宜、説明を省略する。以下の説明では、図8に
おいて紙面の手前側を液晶プロジェクタの上側として説
明する。
【0059】図8に示したように、本実施の形態の液晶
プロジェクタ100は、例えば直方体形状の装置筐体1
10内に、光源2を含む光源ユニット200と、装置筐
体110外に配置された図示しないスクリーンに画像を
投影する画像投影部150とを備えて構成されている。
さらに、液晶プロジェクタ100は、いずれも第1の実
施の形態と同様に構成された、冷却ファン7、破損検出
回路60、冷却ファン制動回路62、電源スイッチ5
0、電源スイッチ回路51、制御回路52および電源回
路53を備えている。
【0060】画像投影部150は、第1の実施の形態に
おける光学系3および液晶表示装置4により構成された
ものであり、光源ユニット200の光源2から発せられ
た光を用いて、装置筐体110の外部に配置された図示
しないスクリーンに画像を拡大して投影するよう構成さ
れている。
【0061】光源ユニット200は、光源2を収容した
例えば直方体形状の収容ケース201を備えている。収
容ケース201の一側面には、光源2が発した光を収容
ケース201外に導くための窓部205が形成されてお
り、この窓部205には、例えばガラスなどの透明な部
材がはめ込まれている。光源ユニット200に隣接し
て、反射ミラー121が、窓部205にほぼ対向するよ
うに配置されている。この反射ミラー121は、窓部2
05を通って光源ユニット200から発せられた光を画
像投影部150に向けて反射するようになっている。光
源2は、第1の実施の形態と同様に構成されたランプ2
0およびリフレクタ21を備えて構成されている。ここ
で、収容ケース201は、本発明における「収容筐体」
の一具体例に対応する。
【0062】冷却ファン7は、第1の実施の形態と同様
の構造を有しているが、光源ユニット200から離間し
た位置に配置され、その回転羽根71を光源ユニット2
00側に向けている。冷却ファン7と光源ユニット20
0との間には、冷却ファン7からの空気を光源ユニット
200に導くためのダクト122が設けられている。ダ
クト122および冷却ファン7は、反射ミラー121お
よび光源ユニット200よりも上方に配置されており、
光源ユニット200から発した光の経路を妨害しないよ
うになっている。ここで、冷却ファン7は、本発明にお
ける「冷却ファン」の一具体例に対応する。
【0063】図9は、光源ユニット200の構造を表す
斜視図である。光源ユニット200において、収容ケー
ス201の窓部205に近い方の側の上面には、冷却フ
ァン7から送られた空気を収容ケース201の内部に導
くための取入口202が形成されている。収容ケース2
01の取入口202と反対の側の側面には、取入口20
2から導入した空気を排出するための排出口203が形
成されている。排出口203には、網状のフィルタ20
4が設けられており、収容ケース201内の塵などが収
容ケース201外に飛散しないようになっている。
【0064】すなわち、冷却ファン7から送られた空気
が取入口202から収容ケース201の内部に流入し、
収容ケース201内部を通って排出口203から外部に
流出するようになっており、これにより光源2の温度上
昇が抑制されるようになっている。図8に示したよう
に、装置筐体110の側面であって光源ユニット200
の排出口203の近傍には熱排気窓111が設けられて
おり、光源ユニット200から流出された空気が装置筐
体110外部に排出されるようになっている。ここで、
取入口202は、本発明における「取入口」の一具体例
に対応する。
【0065】図9に示したように、収容ケース201の
上面には、取入口202を閉鎖するための可動蓋210
が設けられている。この可動蓋210は、平板状部材で
あって、収容ケース201の上面において取入口202
側およびその反対側に移動できるように(図示しない案
内部材により)スライド可能に支持されている。可動蓋
210の移動方向に直交する方向における両側には、2
つのコイルバネ211,212が互いに平行に設けられ
ている。コイルバネ211,212は、それぞれ一端に
おいて可動蓋210に固定され、他端において図示しな
い固定部材に固定されており、可動蓋210を取入口2
02側に向けて付勢するようになっている。
【0066】可動蓋210の取入口202側と反対側の
端部近傍には、例えば円形の開口部214が形成されて
おり、この開口部214には、可動蓋210の移動をロ
ックするためのプランジャ215が係合している。プラ
ンジャ215は、図中ブロックで示す開閉駆動部220
により駆動され、可動蓋210の開口部214に係合す
る位置と開口部214から抜け出した位置との間で往復
移動するようになっている。プランジャ215が可動蓋
210の開口部214に係合しているときには、可動蓋
210は取入口202から離間した位置でロックされ、
取入口202が開放状態になるようになっている。プラ
ンジャ215が可動蓋210の開口部214から抜け出
すと、可動蓋210はコイルバネ211,212の付勢
力により取入口202上に移動し、取入口202を閉鎖
するようになっている。ここで、可動蓋210および開
閉駆動部220は、本発明における「遮断手段」の一具
体例に対応する。
【0067】第1の実施の形態と同様、冷却ファン制動
回路62は、検出回路60bからの起動信号に基づき、
制御回路52の冷却ファン制御回路521(図1)によ
るファンモータ70の駆動を停止させると共に、電気的
な逆起電力によりファンモータ70の回転に制動を加え
るようになっている。本実施の形態では、さらに、制御
回路52が、検出回路60bからの起動信号に基づき、
開閉駆動部220を駆動して収容ケース201の取入口
202を閉鎖する制御を行うようになっている。取入口
202を閉鎖する制御は、収容ケース201への空気の
流入を遮断して、光源2の破片を収容ケース201外に
飛散させないようにするための制御であり、本発明にお
ける「装置の状態を所定の緊急避難的防護状態へと変化
させる緊急制御」の一具体例に対応するものである。
【0068】次に、第5の実施の形態に係る液晶プロジ
ェクタ100の動作について説明する。 (1)液晶プロジェクタ100の正常動作 上記第1の実施の形態に係る液晶プロジェクタ1の動作
(1)と同様に、電源スイッチ50を投入することによ
り、光源2を点灯させ、さらに冷却ファン7を稼働させ
る。このとき、破損検出回路2の導電性ワイヤ60a
は、電源回路53から検出回路60bを通して電源が供
給されており、通電状態にある。図9に示したように、
開閉駆動部220がプランジャ215を可動蓋210の
開口部214に係合させているため、取入口202は開
いた状態にある。冷却ファン7から送られた空気は、光
源ユニット200の収容ケース201の取入口202か
ら収容ケース201の内部に流入し、収容ケース201
の内部を通って排出口203から流出する。排出口20
3から流出した空気は、装置筐体110の熱排気窓11
1を通って装置外に流出する。従って、光源2の点灯に
より発生した熱は、排出口203および熱排気窓111
を通って装置筐体110の外部に放出され、光源2の温
度上昇は抑制される。
【0069】(2)動作中に異常が生じた場合の停止動
作 本発明の第1の実施の形態に係る液晶プロジェクタ10
0の動作(2)と同様に、光源2の点灯中に光源2が破
損した場合、破損検出回路60の導電性ワイヤ60aが
破断され、検出回路60bから冷却ファン制動回路62
に、緊急避難的防護状態へと変化させる緊急制御を行う
ための起動信号が出力される。この起動信号に基づき、
冷却ファン制動回路62は、制御回路52の冷却ファン
制御回路521(図1)によるファンモータ70の駆動
を停止させ、かつ、電気的な逆起電力によりファンモー
タ70の回転に制動を加える。
【0070】検出回路60bは、制御回路52にも起動
信号を出力する。制御部52は、この起動信号に基づ
き、開閉駆動部220を駆動してプランジャ215を可
動蓋210の開口部214から抜ける方向に移動させ
る。これにより、可動蓋210は、バネ211,212
の付勢力によって収容ケース201の取入口202に向
けて移動して取入口202を閉鎖する。このようにして
収容ケース201の取入口202が閉鎖されるため、冷
却ファン7からの空気の収容ケース201の内部への流
入が遮断される。従って、収容ケース201内において
破損した光源2が排出口203から外部に出ることが防
止され、従って、光源2の破片が熱排気窓111から装
置外部に排出されることが効果的に防止される。なお、
第1の実施の形態と同様、本実施の形態おいても、冷却
ファン7の動作停止と併せて、光源制御回路520(図
1)から光源2に供給される点灯のための電源の供給を
停止させるようにすることが好ましい。
【0071】(3)動作していない場合に異常が発生し
た場合の停止動作 液晶プロジェクタ1が動作していない状態において、何
らかの原因で光源2が破損し、その後、光源2の破損を
知らないで電源スイッチ50を投入してしまったとして
も、第1の実施の形態と同様、既に導電性ワイヤ60a
は破断状態にあるため、冷却ファン7は駆動されること
がない。
【0072】このように、本実施の形態に係る液晶プロ
ジェクタ100によれば、光源2が破損した際に、可動
蓋210により収容ケース201の取入口202を閉鎖
するようにしたため、冷却ファン7からの空気の収容ケ
ース201の内部への流入が遮断される。従って、冷却
ファン7により送り込まれた空気によって光源2の破片
が排出口203から収容ケース201外に飛散すること
が防止される。このように、光源2の破片を収容ケース
201内にとどめておくことができるため、光源2の破
片が装置筐体110の外部に飛散することを効果的に防
止することができる。また、本実施の形態では、光源2
の破片が液晶プロジェクタ100の内部全体に散乱する
ことがないため、液晶プロジェクタ100の修理なども
簡単になる。
【0073】本実施の形態では、光源2の破損が生じた
場合に可動蓋210によって取入口202のみを閉鎖す
るようにしたが、取入口202と排出口203の両方を
閉鎖するようにしてもよい。また、取入口202を閉鎖
するための構成は、可動蓋210やプランジャ215を
用いた機構に限らず、どのような機構であってもよい。
【0074】以上、いくつかの実施の形態を挙げて本発
明を説明したが、本発明は上記各実施の形態に限定され
るものではなく、種々変更可能である。例えば、上記第
1の実施の形態に係る破損検出回路60の破損力を検出
する導電性ワイヤ60aと、第4の実施の形態に係る破
損検出回路61の音を拾うマイク61aとの双方を併せ
持つ破損検出回路を設けるように構成してもよい。この
場合、ワイヤの破断および音という複数種類の物理現象
に基づいて光源2の破損を機械的に検出することができ
るので、検出精度が向上し、安全性能をより一層高める
ことができる。また、破損検出回路60の検出回路60
aや破損検出回路61の検出回路61aは、機械的接点
を有するリレーを用いて構成することが可能であるが、
このほか、例えばサイリスタ等の半導体デバイスを使用
して構成することも可能である。
【0075】また、第4の実施の形態に係る液晶プロジ
ェクタ1において、さらに、第2の実施の形態で示した
シャッタ装置8、または第3の実施の形態で示した集塵
フィルタ86の少なくとも一方を備えるようにしてもよ
い。
【0076】さらに、第1の実施の形態に係る破損検出
回路60の導電性ワイヤ60aに代えて、例えば、リフ
レクタの表面に導電膜パターンを形成し、このパターン
の破断をもって光源2の破損を検出するようにしてもよ
い。導電膜パターンは、例えばITO(Indium Tin Oxi
de) 等の透明導電膜を用いるのが好ましい。さらに、導
電性ワイヤに代えて、空間的な位置変化を生じることが
可能な位置変動子とそれに装着された加速度センサとを
設け、光源2の破損を加速度として検出するようにして
もよい。また、圧力センサを設けて、光源2の破損によ
り生ずる圧力変化を検出するようにしてもよい。さらに
また、光源の破損により移動する可動片を備えると共
に、この可動片の動きによって電気的接点をオンまたは
オフさせることで光源の破損を検出するようにした機械
的スイッチを用いてもよい。
【0077】さらに、本発明は、液晶プロジェクタに限
定されるものではなく、例えばオーバーヘッドプロジェ
クタ(OHP)や映画館で用いられる映写装置等にも適
用することができる。さらに、本発明は、これらの画像
投影装置に限定されるものではなく、単なる照明を目的
として構成された照明装置や投光装置等に用いられる光
源装置にも広く適用することができる。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし請
求項12のいずれか1項に記載の光源装置、または請求
項13ないし請求項15のいずれか1項に記載の画像投
影装置によれば、光源の破損を機械的に検出する破損検
出手段と、破損検出手段の検出結果に基づき、装置の状
態を所定の緊急避難的防護状態へと変化させる緊急制御
を行う状態制御手段とを備えるようにしたので、光源が
破損を生じた場合に装置の状態を所定の緊急避難的防護
状態へと変化させることが可能となる。したがって、例
えば、予期せぬ光源の破損に対しても、十分なる安全性
を確保することができるという効果を奏する。
【0079】特に、請求項2に記載の光源装置によれ
ば、破損力で破断する被破壊部材と検出回路とを用いて
破損検出手段を構築したので、安全性を向上させるため
の付加機構を極めて簡易な構成で実現することができる
という効果を奏する。
【0080】また、請求項4に記載の光源装置によれ
ば、冷却ファンをさらに備えている場合には、状態制御
手段が行う緊急制御が、少なくとも冷却ファンの動作を
停止させる制御を含むようにしたので、光源の破損によ
る破片を飛散しないように直ちに防護することができる
という効果を奏する。また、そのような緊急避難的防護
機能を備えていることから、光源の温度上昇を冷却ファ
ンで充分に冷却することができる。この結果、光源の長
寿命化を図ることができるという効果を奏する。
【0081】請求項5に記載の光源装置によれば、冷却
ファンの回転を強制的に停止させる冷却ファン制動回路
をさらに備え、冷却ファンの動作を停止させる制御が、
冷却ファンへの電力供給を停止させる制御と、冷却ファ
ンの回転を強制的に制動する制御とを含むようにしたの
で、冷却ファンの動作停止後に冷却ファンの惰性回転に
よって光源の破片が外部に飛散してしまうのを効果的に
防止することができるという効果を奏する。
【0082】請求項6に記載の光源装置によれば、熱排
気窓を備えている場合には、この熱排気窓を開閉させる
シャッタ装置を設けると共に、状態制御手段が行う緊急
制御が、シャッタ装置により熱排気窓を封鎖する制御を
も含むようにしたので、光源の破片が熱排気窓から装置
外部に飛散するのをより確実に防止することができると
いう効果を奏する。
【0083】請求項8に記載の光源装置によれば、光源
の破損による破片、光源の破損で放出されるガスの少な
くとも一方を捕捉するフィルタを備えたので、光源の破
片の装置内部および装置外部への飛散を防止することが
できるとともに、光源の破損後のメンテナンス作業を簡
単にすることができるという効果を奏する。
【0084】請求項10ないし請求項12のいずれか1
項に記載の光源装置によれば、光源を収容ケースに収容
すると共に、状態制御手段が行う緊急制御が、遮断手段
により収容ケース内への空気の流入を遮断する制御を含
むようにしたので、光源の破片が収容ケースの外に飛散
することを防止することができ、従って、光源の破片が
光源装置外部に飛散することをより確実に防止すること
ができるという効果を奏する。また、光源の破片が収容
ケースの内部にとどまるため、光源の破片が光源装置内
で散乱することも防止されるという効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る液晶プロジェ
クタの回路構成を表すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る液晶プロジェ
クタの概略構成を表す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る液晶プロジェ
クタにおける光源を拡大して表す断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る液晶プロジェ
クタの回路構成を表すブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る液晶プロジェ
クタのシャッタ装置の要部を表す斜視図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係る液晶プロジェ
クタのシャッタ装置を表す断面図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態に係る液晶プロジェ
クタの回路構成を表すブロック図である。
【図8】本発明の第5の実施の形態に係る液晶プロジェ
クタを表す断面図である。
【図9】図8の液晶プロジェクタの光源ユニットを表す
斜視図である。
【符号の説明】
1,100…液晶プロジェクタ、10,110…装置筐
体、11,111…熱排気窓、2…光源、20…ラン
プ、21…リフレクタ、3…光学系、311…投影レン
ズ、4…液晶表示装置、40〜42…液晶表示パネル、
50…電源スイッチ、51…電源スイッチ回路、52…
制御回路、53…電源回路、521…冷却ファン制御回
路、520…光源制御回路、60、61…破損検出回
路、60a…導電性ワイヤ、60b、61b…検出回
路、61a…マイク、62…冷却ファン制動回路、7…
冷却ファン、8…シャッタ装置、81…熱排気ダクト、
82…ダクト開閉扉、83…ダクト開閉機構、831…
弾性体、832…フック部、833…プランジャ、86
…集塵フィルタ、100…液晶プロジェクタ、200…
光源ユニット、201…収容ケース、202…取入口、
203…排出口、210…可動蓋、215…プランジ
ャ、220…開閉駆動部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H088 EA14 EA19 EA68 HA06 HA07 HA13 HA14 HA21 HA24 HA28 MA20 2H091 FA05Z FA14Z FA26X FA26Z FA34Z FA41Z FA42Z GA12 LA02 LA04 LA11 LA30 MA07

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を発する光源と、 前記光源の破損を機械的に検出する破損検出手段と、 前記破損検出手段の検出結果に基づき、装置の状態を所
    定の緊急避難的防護状態へと変化させる緊急制御を行う
    状態制御手段とを備えたことを特徴とする光源装置。
  2. 【請求項2】 前記破損検出手段は、 前記光源の破損により破断する被破壊部材と、 前記被破壊部材の破断により光源の破損を検出し、前記
    状態制御手段の緊急制御を開始させる検出回路とを備え
    たことを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 【請求項3】 前記被破壊部材は、前記光源の近傍に
    張架された導電性ワイヤからなることを特徴とする請求
    項2に記載の光源装置。
  4. 【請求項4】 さらに、前記光源を冷却する冷却ファ
    ンを備え、 前記状態制御手段が行う緊急制御が、少なくとも前記冷
    却ファンの動作を停止させる制御を含むことを特徴とす
    る請求項1に記載の光源装置。
  5. 【請求項5】 さらに、 前記冷却ファンの回転を制動する冷却ファン制動回路を
    備え、 前記冷却ファンの動作を停止させる制御が、前記冷却フ
    ァンへの電力供給を停止させる制御と、前記冷却ファン
    制動回路により前記冷却ファンの回転を強制的に制動す
    る制御とを含むことを特徴とする請求項4に記載の光源
    装置。
  6. 【請求項6】 さらに、 前記光源により熱せられた空気を装置外に排出するため
    の熱排気窓と、 前記熱排気窓を開閉させるシャッタ装置とを備え、 前記状態制御手段が行う緊急制御が、前記シャッタ装置
    により前記熱排気窓を封鎖する制御をも含むことを特徴
    とする請求項4に記載の光源装置。
  7. 【請求項7】 前記シャッタ装置は、 前記冷却ファンと前記熱排気窓との間を繋ぐ熱排気ダク
    トと、 前記熱排気ダクトを開閉するダクト開閉扉と、 前記破損検出手段の検出結果に基づき、前記熱排気ダク
    トが開いた状態から閉じた状態に変化するように前記ダ
    クト開閉扉の開閉動作を行うダクト開閉機構とを備えた
    ことを特徴とする請求項6に記載の光源装置。
  8. 【請求項8】 さらに、前記熱排気ダクトに、光源の
    破損による破片、または光源の破損で放出されるガスの
    少なくとも一方を捕捉するフィルタを備えたことを特徴
    とする請求項7に記載の光源装置。
  9. 【請求項9】 前記フィルタは、前記熱排気ダクトが
    開いた状態のときに前記ダクト開閉扉で塞がれ、前記熱
    排気ダクトが閉じた状態のときに開放されることを特徴
    とする請求項8に記載の光源装置。
  10. 【請求項10】 さらに、 前記光源を収容した収容筐体と、 前記収容筐体内に空気を送り込み、前記光源を冷却する
    冷却ファンと、 前記収容筐体内への空気の流入を遮断する遮断手段とを
    備え、 前記状態制御手段が行う緊急制御が、前記遮断手段によ
    り前記収容筐体内への空気の流入を遮断する制御を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  11. 【請求項11】 前記収容筐体は、 前記冷却ファンにより送られた空気を前記収容筐体内に
    取り入れるための取入口を備え、 前記収容筐体への空気の流入を遮断する制御が、前記遮
    断手段により前記取入口を閉鎖する制御を含むことを特
    徴とする請求項10に記載の光源装置。
  12. 【請求項12】 前記状態制御手段が行う緊急制御
    が、前記冷却ファンの動作を停止する制御をも含むこと
    を特徴とする請求項10に記載の光源装置。
  13. 【請求項13】 光を発する光源と、 前記光源からの光によって空間内に投射される画像を形
    成する画像形成手段と、 前記光源の破損を機械的に検出する破損検出手段と、 前記破損検出手段の検出結果に基づき、装置の状態を所
    定の緊急避難的防護状態へと変化させる緊急制御を行う
    状態制御手段とを備えたことを特徴とする画像投影装
    置。
  14. 【請求項14】 前記破損検出手段は、 前記光源の近傍に配設され、光源の破損により破断する
    被破壊部材と、 前記被破壊部材の破断を検出し、前記状態制御手段の緊
    急制御を開始させる検出回路とを備えたことを特徴とす
    る請求項13に記載の画像投影装置。
  15. 【請求項15】 前記画像形成手段は、液晶表示素子
    を含んで構成されていることを特徴とする請求項13に
    記載の画像投影装置。
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