JP2001209119A - プロジェクタ装置及びランプユニット - Google Patents

プロジェクタ装置及びランプユニット

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JP2001209119A
JP2001209119A JP2000023352A JP2000023352A JP2001209119A JP 2001209119 A JP2001209119 A JP 2001209119A JP 2000023352 A JP2000023352 A JP 2000023352A JP 2000023352 A JP2000023352 A JP 2000023352A JP 2001209119 A JP2001209119 A JP 2001209119A
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lamp
lamp unit
unit
projector device
screen
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Hiroyuki Takesawa
浩行 武沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 筐体の底面部にガイドレールを設けることに
より、安価な機構で薄型化を図ることができるプロジェ
クタ装置及びランプユニットを提供すること。 【解決手段】 映像を表示するためのスクリーン50
と、スクリーン50に映像を投射するための光学ユニッ
ト30と、光学ユニット30に光を出射するためのラン
プユニット20と、スクリーン50の形成面側にランプ
ユニット20を取り出し可能にするための開口部15を
形成した筐体11を有するプロジェクタ装置10におい
て、筐体11の底面部11aに設けられており、開口部
15から挿入されたランプユニット20を光学ユニット
30の配置位置まで持ち上げながら導くためのガイドレ
ール16を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロジェクタ装置
及びランプユニットの改良、特にいわゆる背面投射型プ
ロジェクタ装置におけるランプユニットの取り付け及び
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プロジェクタ装置は、たとえば、赤、
緑、青の色をそれぞれ制御する3枚の液晶ライトバルブ
を用いてこれら3成分の光を合成し、その合成された光
をレンズを通して拡大投射するものである。図11は従
来のプロジェクタ装置の一例を示す模式図であり、図1
1を参照して従来のプロジェクタ装置1について説明す
る。図11のプロジェクタ装置1は、いわゆる背面投射
型のプロジェクタ装置であって、筐体1aにランプユニ
ット2、光学ユニット3、反射板4、スクリーン5等が
収容された構造を有している。
【0003】ランプユニット2は光学ユニット3に対し
て光を照射するものであって、光学ユニット3はランプ
ユニット2から照射された光を用いてスクリーン5に表
示するための映像を生成する機能を有している。反射板
4は、光学ユニット3からの映像をスクリーン5に反射
するものであって、スクリーン5は、映像を出力するも
のである。このように、ランプユニット2からの光を用
いて光学ユニット3が映像を生成して、反射板4を介し
てスクリーン5にその映像が出力される。
【0004】ここで、ランプユニット2におけるランプ
が製品寿命によって交換しなければならない場合が生じ
る。このとき、ユーザがランプユニット2の交換作業を
行えるように、筐体1aには開口部1bが形成されてお
り、この開口部1bからランプユニット2が取り出せる
ようになっている。また、開口部1bは、ランプユニッ
ト2の交換の作業性を考慮して、筐体1aの前面側(ス
クリーン5の形成側)であって、光学ユニット3のラン
プユニット2を取り付ける部位とほぼ同一の高さに形成
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、プロ
ジェクタ装置の用途として、プレゼンテーション等のよ
うな商業的な用途に用いられるばかりでなく、様々なコ
ンテンツの表示手段として、家庭内において使用可能に
なることが望まれている。そこで、プロジェクタ装置の
薄型化、小型化が求められている。
【0006】しかし、プロジェクタ装置1の薄型化・小
型化を図り、かつ、ユーザインターフェイスを図るため
にランプユニット2の取り出し部位を前面側に形成する
と、以下のような問題が生じる。図12はプロジェクタ
装置における光路を示す模式図であり、図12を参照し
て具体的に説明する。図12(A)は、図12の従来の
プロジェクタ装置1を示すものであって水平方向(矢印
Y方向)幅がD1、高さがHH1で形成されている。ま
た、光学ユニット3とスクリーン5の水平間隔がL1、
垂直間隔がH1で形成されている。このとき、開口部1
bと光学ユニット3におけるランプユニット2の取り付
け位置はほぼ水平に形成されている。
【0007】ここで、図12(B)に示すように、薄型
化、小型化を図るため、プロジェクタ装置1Aの厚さD
2を従来の厚さD1よりも小さくするとともに(D1>
D2)、高さHH2を従来の高さHH1よりも小さくす
る(HH2<HH1)。これには、光学ユニット3とス
クリーン5の水平間隔L2を従来の水平間隔L1よりも
短くし(L2<L1)、垂直間隔H2を従来の垂直間隔
H1より短くすることが必要となる(H1<H2)。す
なわち、水平間隔L2を短くすることでプロジェクタ装
置1Aの薄型化を図ることができるとともに、垂直間隔
H2を短くすることでプロジェクタ装置1Aの小型化を
図ることができる。そして、反射板4の取り付け角度を
鋭角にすることで、プロジェクタ装置1はスクリーン5
に対して映像を正しく表示させることができる。
【0008】ここで、筐体1aにスクリーン5を保持す
るために、スクリーン5の周辺部にはたとえばスクリー
ンフレーム及びスクリーンホルダー等からなるスクリー
ン保持部材が配置される。一方、図12(B)のプロジ
ェクタ装置1Aにおいて、開口部1bと光学ユニット3
におけるランプユニット2の取り付け位置がほぼ水平に
形成されると、光学ユニット3がスクリーン5に近づい
たことで開口部1bの位置もスクリーン5に近づくこと
になる。しかし、筐体1aにおけるランプユニット2の
移動する軌道上にはスクリーン保持部材を配置すること
ができないため、スクリーン保持部材の配置場所を確保
するためにはスクリーン5の配置位置を高くしなければ
ならない。従って、薄型化、小型化を図ることができな
いという問題がある。また、回転リング機構などを使っ
てランプユニット2を異なった高さの位置の光学ユニッ
トを結ぶ方法も考えられるが、機構が複雑になり部品点
数も増加してコストが高くなってしまうという問題があ
る。
【0009】そこで本発明は上記課題を解消し、筐体の
底面部にガイドレールを設けることにより、安価な機構
で薄型化を図ることができるプロジェクタ装置及びラン
プユニットを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1の
発明によれば、映像を表示するためのスクリーンと、前
記スクリーンに映像を投射するための光学ユニットと、
前記光学ユニットに光を出射するためのランプユニット
と、前記スクリーンの形成面側に前記ランプユニットを
取り出し可能にするための開口部を形成した筐体を有す
るプロジェクタ装置において、前記筐体の底面部に設け
られており、前記開口部から挿入された前記ランプユニ
ットを前記光学ユニットの配置位置まで持ち上げながら
導くためのガイドレールを有するプロジェクタ装置によ
り、達成される。
【0011】請求項1の構成によれば、筐体におけるス
クリーンの形成面側には開口部が形成されていて、ガイ
ドレールがこの開口部から光学ユニットまで形成されて
いる。そして、ランプユニットが交換される際、この開
口部からランプユニットが挿入されて、ガイドレールに
よって光学ユニットの配置位置まで持ち上げられなが
ら、所定の位置に位置決めされる。
【0012】ここで、プロジェクタ装置の薄型化、小型
化を図るためには、光学ユニットの配置位置は、スクリ
ーンに近づけるとともに、筐体の底面部からの高さを高
くする必要がある。また、ランプユニットの交換作業を
容易に行えるようにできるためには、開口部を筐体にお
けるスクリーン形成面側に形成する必要がある。このと
き、光学ユニットとスクリーンの間の空間を保持するた
めに、開口部と光学ユニットにおけるランプユニット取
り付け位置が異なるように構成する必要がある。そこ
で、ランプユニットを持ち上げながら導くようなガイド
レールを用いることによって、プロジェクタ装置の薄型
化、小型化を図ることができるとともに、ランプユニッ
ト交換時の作業性を確保することができる。
【0013】上記目的は、請求項4の発明によれば、光
を出射するためのランプと、前記ランプを収容している
ランプケースを有しており、プロジェクタ装置に収容さ
れるランプユニットであって、前記ランプケースは、前
記プロジェクタ装置に設けられたガイドレールに沿って
移動するためのガイドレール追従部材を有するランプユ
ニットにより、達成される。
【0014】請求項4の構成によれば、ランプユニット
はランプとランプケースを有しており、ランプケースに
はプロジェクタ装置に設けられたガイドレールにそって
移動するためのガイドレール追従部材が設けられてい
る。プロジェクタ装置において、ランプが切れた場合に
はランプを交換する必要が生じる。このとき、ランプユ
ニットがガイドレール追従部材によって、ガイドレール
に沿って移動し、所定の位置に配置することができるよ
うになる。特に、プロジェクタ装置におけるランプユニ
ットを挿入する部位とランプユニットを配置する位置の
高さが異なる場合、このガイドレール追従部材を設ける
ことにより、ランプユニットを容易に位置決めすること
ができるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0016】図1は本発明のプロジェクタ装置の好まし
い実施の形態を示す外観図であり、図1を参照してプロ
ジェクタ装置10について説明する。図1のプロジェク
タ装置10は筐体11を有しており、筐体11はたとえ
ば上キャビネット12と下キャビネット13からなって
いる。上キャビネット12には、その前面側12aに映
像や文字情報等のコンテンツを外部に出力するためのス
クリーン50が設けられている。
【0017】下キャビネット13の前面側13aには操
作部14及び開口部(ランプユニット挿入口)15が形
成されている。操作部14は、ユーザによってスクリー
ン50に表示された映像を調整し、又は表示されている
コンテンツの変更等されるときに操作される部位であ
る。開口部15は、ランプユニット20を交換する際に
ランプユニット20を挿入する部位である。このよう
に、開口部15を下キャビネット13の前面側13a
(スクリーン50の形成面側)に形成することにより、
ユーザがランプユニット30の交換を容易に行うことが
でき、作業効率の向上を図ることができる。
【0018】図2と図3は本発明のプロジェクタ装置の
内部構造の一例を示す模式図であり、図2と図3を参照
してプロジェクタ装置10について説明する。図2と図
3のプロジェクタ装置10は、筐体11内にランプユニ
ット20、光学ユニット30、反射板40及びスクリー
ン50等を収容した構造を有している。具体的には、上
キャビネット12には光学ブロック30から出力される
映像をスクリーン50側に反射するための反射板40及
びスクリーン50が配置されている。一方、下キャビネ
ット13にランプユニット20及び光学ユニット30等
が配置されている。
【0019】図3のランプユニット20は、光学ブロッ
ク30に対して光を照射するものであり、光学ユニット
30にたとえばねじ等の固定部材によって固定されてい
る。また、ランプユニット20の付近にはファン60が
配置されていて、ファン60の駆動によってランプユニ
ット20の発する熱が外部に放出される。光学ユニット
30は、液晶パネル、駆動回路を含む映像機器及び投射
レンズ等を主要構成部として備えたものであって、ラン
プユニット20から照射された光を用いてスクリーン5
0に表示するための映像を生成する機能を有している。
また、下キャビネット13には駆動電源の制御、映像信
号の処理、制御及び光学ユニット30の動作を制御等す
るための電気回路61が収容されている。なお、この電
気回路61と図1の操作部14は電気的に接続されてい
る。
【0020】図4は図1のプロジェクタ装置10におけ
る開口部15の周辺を示す断面図であり、図4を参照し
て、開口部15付近の構造について説明する。図4にお
いて、開口部15は筐体11の底面部11a付近に形成
されていて、ランプユニット20が挿入できる程度の大
きさを有している。一方、光学ユニット30は筐体11
の底面部11aから高さHの所に配置されている。すな
わち、光学ユニット30は、筐体11の底面部11aで
はなく、高さHだけ高い位置に配置されている。これは
図12(B)に示すように、プロジェクタ装置10の小
型化を図るためには、光学ユニット30とスクリーン5
0の垂直間隔H2を小さくする必要が生じたためであ
る。
【0021】筐体11における開口部15から光学ユニ
ット30まで空洞部17が形成されており、ランプユニ
ット20が開口部15から挿入されて空洞部17を通っ
て光学ユニット30に装着できるようになっている。そ
して、筐体11の底面部11aの開口部15に当たる部
位には、ランプユニット20を光学ユニット30の取り
付け部位まで持ち上げながら導くためのガイドレール1
6が設けられている。このガイドレール16は複数設け
られていて、たとえば図5に示すように2つ設けられて
いる。
【0022】図4のガイドレール16はたとえばガイド
リブであって、第1平面16a、傾斜面16b、第2平
面16cを有している。第1平面16aは開口部15か
ら挿入されたランプユニット20を所定の方向に導き、
傾斜面16bはランプユニット20を高さHまで持ち上
げて、第2平面16cはランプユニット20を保持する
ものである。そして、ランプユニット20はこのガイド
レール16に沿って水平方向(矢印Y方向)及び垂直方
向(矢印Z方向)に移動することで、光学ユニット30
の所定の位置に位置決めされることとなる。
【0023】ここで、ガイドレール16を設けずに開口
部15を光学ブロック30と同じ位置である高さHの所
から水平に形成したとする。スクリーン50の周辺部位
にはスクリーンフレーム、スクリーンホルダー等のスク
リーン保持部品が配置されている。従って、スクリーン
保持部品の配置位置と空洞部17の形成位置が重なって
しまうことがある。このとき空洞部17にはプロジェク
タ装置10を構成する他の部品を配置することができな
い。従って、スクリーン保持部品の配置位置を確保する
ため、光学ブロック30とスクリーン50の間隔を広く
する必要があり、プロジェクタ装置10の高さ(矢印Z
方向)の大きさを小型化することができない。そこで、
ガイドレール16を設けることによって、筐体11内の
空間使用効率を向上させて、薄型化及び小型化を実現す
ることができる。
【0024】上述のように、下キャビネット13の前面
側13a(スクリーン50の形成面側)に開口部15を
設けるとともに、開口部15から光学ユニット30の間
にガイドレール16を設けることによって、ランプユニ
ット20の高い交換作業性を維持しながら、プロジェク
タ装置10の薄型化、小型化を図ることができるように
なる。
【0025】図6は、本発明のランプユニットの好まし
い実施の形態を示す模式図であり、図6を参照してラン
プユニット20について説明する。図6のランプユニッ
ト20は、ランプケース21、ランプ22等から構成さ
れており、ランプケース21にランプ22が収容されて
いる。ランプ22は、たとえばメタルハライドランプ等
の高精度な高輝度放電ランプであって、光を照射するも
のである。
【0026】ランプケース21にはガイドレール追従部
材23が設けられていて、このガイドレール追従部材2
3はたとえば底面21bに形成された突起部材により構
成されている。図7に示すように突起部材23は、2つ
のガイドレール16、16に挟み込まれる形状を有して
いる。すなわち、突起部材23の幅Dは、ガイドレール
16、16の間隔とほぼ同一の長さを有している。そし
て、ランプユニット20が開口部15から挿入される
際、ガイドレール16、16に突起部材23が挟まれな
がら光学ユニット30側に導かれることとなる。従っ
て、ユーザがランプユニット20を交換する際に、容易
にランプユニット20を光学ユニット30に位置決めす
ることができる。
【0027】また、図6に示すように、ランプケース2
1の上面21aには第1斜面部24が形成されている。
ランプケース21の上面を水平方向(矢印Y方向)に向
かって形成されていると、図4に示すように、スクリー
ン保持部品の配置位置を確保することができないととも
に、スクリーン50へ照射される映像の光を遮るおそれ
がある。これを回避するためには、スクリーン50の位
置を上げる必要が生じてしまう。一方、ランプ22はほ
ぼ円錐状に形成されているため、ランプケース21を略
長方形状に形成しなくとも、ランプ22を収容すること
ができる。従って、第1斜面部24によってランプケー
ス21の上面に第1斜面部24を形成して、プロジェク
タ装置10の小型化を図っている。
【0028】さらに、図6のランプケース21の底面2
1bの一部にも第2斜面部25が形成されていて、この
第2斜面部25は図3の傾斜面16bとほぼ同一の傾き
を有している。これにより、図4のように、ランプケー
ス21がガイドレール16により保持されているとき、
第2傾斜部25は傾斜面16bに当たり、ランプケース
21が確実に保持されることとなる。
【0029】図8はランプユニット20が開口部15か
ら挿入される様子を示す模式図であり、図8を参照して
ランプユニット20の取り付けの一例について説明す
る。まず、図8に示すようにランプユニット20が開口
部15に挿入される。このとき、図9(A)に示すよう
に、ランプユニット20の突起部材23がガイドレール
16、16の内側に入り、ランプユニット20がガイド
レール16、16に沿って挿入されていく。
【0030】そして、ランプユニット20はガイドレー
ル16、16の傾斜面16bに沿って高さHまで上がっ
ていき、図9(B)に示すように、第2平面部16cの
部位で保持されることとなる。このとき、図8のように
ランプケース21の底面部21bには傾斜面16bとほ
ぼ同一の傾きを有する第2斜面部25が形成されている
ため、ランプユニット20はほぼ水平に保ちながら保持
されることとなる。その後、ランプユニット20と光学
ユニット30が固定部材により固定されて、ランプユニ
ット20の取り付け作業が終了する。
【0031】上記各実施の形態によれば、筐体11の底
面部11aにガイドレール16、16を設けることによ
って、安価な機構でランプユニット20を簡単に取り付
けることができるとともに、プロジェクタ装置の小型
化、薄型化を実現することができる。すなわち、ランプ
ユニット20を持ち上げながら導くようなガイドレール
16、16を用いることによって、プロジェクタ装置1
0の薄型化、小型化を図るため、開口部15と光学ユニ
ット30の高さがずれていても、ランプユニット20を
容易に交換することができ、ランプユニット交換時の作
業性を確保することができる。また、ランプユニット2
0のランプケース21にガイドレール追従部材23を設
けることによって、ランプユニット20はガイドレール
16、16に沿って移動することができ、ランプユニッ
ト20の交換が容易になる。
【0032】本発明の実施の形態は、上記実施の形態に
限定されない。たとえば、図4のガイドレール16は、
筐体11と一体成形しても良いし、ガイドレール16と
筐体11を別部材として形成した後、ガイドレール16
を筐体に固定するようにしても良い。また、図5におい
てガイドレール16はたとえば2つ設けられているが、
2つ以上設けるようにしても良い。
【0033】さらに、図6において、ガイドレール追従
部材23として突起部材を例示しているが、図10に示
すようなホイール部材123であってもよい。なお、図
10のランプユニット120において、図6のランプユ
ニット20と同一の構成を有する部位には同一の符号を
付して、その説明を省略する。図10において、ホイー
ル部材123は、ランプケース121の側面にそれぞれ
設けられている。そして、プロジェクタ装置10のラン
プユニット120を交換する際には、このホイール部材
123がガイドレール16、16の上に位置決めされ
て、ホイール部材123が回転しながら移動することに
より行われる。このようなホイール部材123を用いた
場合であっても、プロジェクタ装置10の薄型化、小型
化をはかることができるとともに、交換の作業を容易に
することができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
筐体の底面部にガイドレールを設けることにより、安価
な機構で薄型化を図ることができるプロジェクタ装置及
びランプユニットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプロジェクタ装置の好ましい実施の形
態を示す外観図。
【図2】本発明のプロジェクタ装置の好ましい実施の形
態を示す模式図。
【図3】図1のプロジェクタ装置の構成の一例を示す模
式図。
【図4】図1のプロジェクタ装置における開口部付近を
示す模式図。
【図5】図1のプロジェクタ装置における開口部付近を
示す模式図。
【図6】本発明のランプユニットの好ましい実施の形態
を示す平面図。
【図7】図6のランプユニットにおける光の出射面から
見た図。
【図8】図1のプロジェクタ装置にランプユニットが挿
入される様子を示す模式図。
【図9】図1のプロジェクタ装置にランプユニットが挿
入される様子を示す模式図。
【図10】本発明のランプユニットの別の実施の形態を
示す図。
【図11】従来のプロジェクタ装置の一例を示す図。
【図12】従来のプロジェクタ装置における構成部品の
配置位置を示す図。
【符号の説明】
10・・・プロジェクタ装置、11・・・筐体、11a
・・・筐体の底面部、20、120・・・ランプユニッ
ト、21・・・ランプ、22・・・ランプケース、23
・・・突起部材(ガイドレール追従部材)、24・・・
第1斜面部、25・・・第2斜面部、30・・・光学ユ
ニット、40・・・反射板、50・・・スクリーン、1
23・・・ホイール部材(ガイドレール追従部材)。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像を表示するためのスクリーンと、前
    記スクリーンに映像を投射するための光学ユニットと、
    前記光学ユニットに光を出射するためのランプユニット
    と、前記スクリーンの形成面側に前記ランプユニットを
    取り出し可能にするための開口部を形成した筐体を有す
    るプロジェクタ装置において、 前記筐体の底面部に設けられており、前記開口部から挿
    入された前記ランプユニットを前記光学ユニットの配置
    位置まで持ち上げながら導くためのガイドレールを有す
    ることを特徴とするプロジェクタ装置。
  2. 【請求項2】 前記ガイドレールは、前記筐体の底面部
    に複数設けられている請求項1に記載のプロジェクタ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ランプユニットは、光を出射するた
    めのランプと前記ランプを保護するためのランプケース
    を有しており、前記ランプケースには、前記ガイドレー
    ルに沿って移動するためのガイドレール追従部材が設け
    られている請求項1に記載のプロジェクタ装置。
  4. 【請求項4】 光を出射するためのランプと、前記ラン
    プを収容しているランプケースを有しており、プロジェ
    クタ装置に収容されるランプユニットであって、 前記ランプケースは、前記プロジェクタ装置に設けられ
    たガイドレールに沿って移動するためのガイドレール追
    従部材を有することを特徴とするランプユニット。
  5. 【請求項5】 前記ガイドレールは複数設けられてい
    て、前記ガイドレール追従部材は、前記ランプケースの
    底面部に形成されており、複数の前記ガイドレールの間
    に挟まれる形状を有する突起部材により形成された請求
    項4に記載のランプユニット。
  6. 【請求項6】 前記ガイドレールは複数設けられてお
    り、前記ガイドレール追従部材は、前記ランプケースの
    側面に形成されていて、前記ガイドレール上を回転しな
    がら移動するためのホイール部材により形成された請求
    項4に記載のランプユニット。
  7. 【請求項7】 前記ランプケースの上面の一部は、斜面
    を形成している請求項4に記載のランプユニット。
  8. 【請求項8】 前記ランプケースの底面の一部は、前記
    ガイドレールに形成された傾斜面とほぼ同一の傾きの斜
    面が形成されている請求項4のランプユニット。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006080392A1 (ja) * 2005-01-28 2006-08-03 Seiko Epson Corporation 画像表示装置

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