JP2001209095A - ストロボユニット、及びその製造方法 - Google Patents

ストロボユニット、及びその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基本となるストロボユニットに所定の回路を
付加して、より高機能で異なる機能のストロボユニット
を簡単に製造する。 【解決手段】 少なくとも、電源の電圧を昇圧する昇圧
回路と、放電管の発光を開始させる発光回路とを有する
ストロボ用回路基板に、ストロボの発光時間を制御する
調光回路を有する付加回路部材を装着したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基本となる部品を
共通にした上で、機能や性能を異ならせたストロボユニ
ット、及びストロボユニットの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】レンズ付きフィルムユニット等におい
て、各種のユーザーの要望に応えるために仕様を異なら
せた多種の製品を製造することがある。この場合、スト
ロボの仕様についても同様であり、通常に充電して発光
する基本機能を有するストロボだけでなく、撮影距離に
応じて発光途中で発光を停止してストロボ発光量を変化
させる調光ストロボや、充電が完了すると充電が自動的
に停止する自動充電停止回路を有するストロボや、所定
の輝度以下のときのみ発光する自動発光回路を有するス
トロボ等を適宜内蔵させることが検討されている。
【0003】また、撮影レンズの焦点距離を変えると、
これに応じて発光部の配光特性を変える必要がある。ま
た、内蔵するフィルムの感度を変えたり、撮影レンズの
開放F値を変えたりすると、これに応じてメインコンデ
ンサの容量を変えてガイドナンバーを変えることがあ
る。更に、ガイドナンバーを変えると、電源となる電池
も変えることがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、仕様を
異ならせた多種のストロボを独自に製造すると、複数の
製造ラインが必要となり、管理工数が増大する。しか
も、品種によって製造数が少なかったりすると、非効率
な製造となって原価高になる。
【0005】本発明はかかる問題に鑑みてなされたもの
であり、基本となるストロボユニットに所定の回路を付
加して簡単により高機能にすることができるストロボユ
ニット、及びその製造方法を提案することを第1の目的
とする。また、基本となるストロボユニットに異なる発
光部等を適宜交換して、異なる性能のストロボユニット
を簡単に得ることができるストロボユニットの製造方法
を提案することを第2の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は下記の
何れかの手段によって達成される。
【0007】少なくとも、電源の電圧を昇圧する昇圧
回路と、放電管の発光を開始させる発光回路とを有する
ストロボ用回路基板に、ストロボの発光時間を制御する
調光回路を有する付加回路部材を装着したことを特徴と
するストロボユニット。
【0008】少なくとも、電源の電圧を昇圧する昇圧
回路と、放電管の発光を開始させる発光回路とを有する
ストロボ用回路基板に、ストロボが充電完了すると自動
的に充電を停止させる自動充電停止回路を有する付加回
路部材を装着したことを特徴とするストロボユニット。
【0009】少なくとも、電源の電圧を昇圧する昇圧
回路と、放電管の発光を開始させる発光回路とを有する
ストロボ用回路基板に、所定の輝度以下のときのみ前記
放電管を発光させる自動発光回路を有する付加回路部材
を装着したことを特徴とするストロボユニット。
【0010】少なくとも、発振用トランジスタを有し
電源の電圧を昇圧する昇圧回路と、メインコンデンサ
と、ストロボ光を発光する放電管と、一端が前記メイン
コンデンサと接続されたトリガーコンデンサを有し前記
放電管の発光を開始させる発光回路とを有するストロボ
用回路基板を備え、前記ストロボ用回路基板における前
記メインコンデンサの陽極側、該メインコンデンサの陰
極側、前記発振用トランジスタのベース側、または前記
トリガーコンデンサの他端側の少なくとも何れか2カ所
に、付加機能を付与する付加回路部材の接続を可能とす
る接続端子を設けたことを特徴とするストロボユニッ
ト。
【0011】少なくとも、電源の電圧を昇圧する昇圧
回路と、放電管の発光を開始させる発光回路とを有する
ストロボ用回路基板に、ストロボの発光時間を制御する
調光回路を有する付加回路部材を装着することにより、
調光機能を有するストロボユニットを得ることを特徴と
するストロボユニットの製造方法。
【0012】少なくとも、電源の電圧を昇圧する昇圧
回路と、放電管の発光を開始させる発光回路とを有する
ストロボ用回路基板に、ストロボが充電完了すると自動
的に充電を停止させる自動充電停止回路を有する付加回
路部材を装着することにより、自動充電停止機能を有す
るストロボユニットを得ることを特徴とするストロボユ
ニットの製造方法。
【0013】少なくとも、電源の電圧を昇圧する昇圧
回路と、放電管の発光を開始させる発光回路とを有する
ストロボ用回路基板に、所定の輝度以下のときのみ前記
放電管を発光させる自動発光回路を有する付加回路部材
を装着することにより、自動発光機能を有するストロボ
ユニットを得ることを特徴とするストロボユニットの製
造方法。
【0014】上記第2の目的は下記の何れかの手段によ
って達成される。 少なくとも、電源の電圧を昇圧する昇圧回路と、放電
管の発光を開始させる発光回路とを有するストロボ用回
路基板に、第1の発光部を装着することにより第1のス
トロボユニットを得て、前記第1の発光部と異なる配光
特性を有する第2の発光部を装着することにより第2の
ストロボユニットを得ることを特徴とするストロボユニ
ットの製造方法。
【0015】少なくとも、電源の電圧を昇圧する昇圧
回路と、放電管の発光を開始させる発光回路とを有する
ストロボ用回路基板に、第1のメインコンデンサを実装
することにより第1のストロボユニットを得て、前記第
1のメインコンデンサと異なる容量を有する第2のメイ
ンコンデンサを実装することにより第2のストロボユニ
ットを得ることを特徴とするストロボユニットの製造方
法。
【0016】少なくとも、電源の電圧を昇圧する昇圧
回路と、放電管の発光を開始させる発光回路とを有する
ストロボ用回路基板に、第1の電池を保持可能な第1の
電池接片を装着することにより第1のストロボユニット
を得て、前記第1の電池と異なる形状の第2の電池を保
持可能な第2の電池接片を装着することにより第2のス
トロボユニットを得ることを特徴とするストロボユニッ
トの製造方法。
【0017】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]本実施の形
態は、ストロボの基本回路を備えたストロボ用回路基板
に、各種の付加回路を備えた付加回路用回路基板を装着
可能とし、撮影距離に応じて発光途中で発光を停止して
ストロボ発光量を変化させる調光方式のストロボユニッ
ト、充電が完了すると充電が自動的に停止する自動充電
停止方式のストロボユニット、または所定の輝度以下の
ときのみ発光する自動発光方式のストロボユニットとす
ることである。
【0018】以下に、図1乃至図5を参照して説明す
る。図1はストロボユニットを前方から見た斜視図、図
2はストロボの基本回路図、図3は調光方式の付加回路
を付加した回路図、図4は自動充電停止方式の付加回路
を付加した回路図、図5は自動発光方式の付加回路を付
加した回路図である。
【0019】図1のストロボユニットにおいて、11は
電源の電圧を昇圧する昇圧回路や、放電管の発光を開始
させる発光回路等のストロボの基本回路部品を実装した
ストロボ用回路基板である。ストロボ用回路基板11の
後方にて、後述する付加回路部品を実装した付加回路用
回路基板12を、4本の導電性を有する接続部材13に
より保持している。14は放電管、反射傘、ストロボパ
ネル等からなる発光部であって、ストロボ用回路基板1
1に装着されている。15はメインコンデンサであっ
て、2本のリードでストロボ用回路基板11に実装され
ている。
【0020】なお、接続部材13は付加回路用回路基板
12を保持し、且つ必要に応じて双方の回路基板に設け
た導電性パターンを互いに導通させるものであれば、棒
材、ワイヤー、板材等でよい。
【0021】また、付加回路用回路基板12には必要に
応じて受光素子16が実装されていて、ストロボ用回路
基板11には受光素子16の光線を通過させるための切
り欠き16aが設けられている。
【0022】また、ストロボ用回路基板11に付加回路
用回路基板12が必ずしも平行に装着されていなくても
よく、場合によっては直角等の姿勢で装着されていても
よい。但し、この場合は接続部材を屈曲した形状にした
り、接続部材の先端部側壁を付加回路用回路基板12に
当接させたりすることになる。
【0023】また、ストロボ用回路基板11及び付加回
路用回路基板12は、紙フェノールやガラスエポキシ等
からなるハードなプリント配線基板であってもよいし、
ポリエステル等からなるフレキシブルなプリント配線基
板であってもよい。
【0024】次に、図2に基づきストロボの基本回路を
説明する。外部操作によりメインスイッチS1をオンに
すると、発光禁止スイッチS2も連動してオンになり、
電池Bの電流が抵抗R1を介してトランジスタTRに流れ
て発振が開始し、発振トランスTの二次側は高圧に昇圧
される。この二次側の電流をダイオードDによって整流
することで300〜350Vの直流高電圧を得て、メイ
ンコンデンサCM、及び抵抗R3と直列に接続したトリガ
ーコンデンサCTを充電する。メインコンデンサCMが所
定の電圧に充電されると、抵抗R2と直列に接続された
発光ダイオードDLが点灯する。
【0025】撮影のときにはシャッタ羽根の開放動作に
連動してトリガースイッチSTがオンになる。これによ
って、トリガーコンデンサCT、トリガースイッチST
トリガートランスTCの一次側巻線、及び発光禁止スイ
ッチS2を直列に接続した閉回路が形成され、トリガー
コンデンサCTに充電されていた電荷がトリガートラン
スTCの一次側に放電する。この結果、トリガートラン
スTCの二次側には更なる高圧が発生し、放電管Xeの
トリガー電極に印加されるので、放電管Xeの中のイオ
ン化されたキセノン原子が陰極より飛び出した電子と衝
突して励起され、メインコンデンサCMの放電に伴って
放電管Xeは発光する。
【0026】以上の回路はストロボ用回路基板11に実
装されており、付加回路用回路基板12と接続部材13
によって接続する接続端子をa,b,c,dと表す。接
続端子aはメインコンデンサCMの陰極側にあり、接続
端子bはトランジスタTRのベース側にあり、接続端子
cはトリガーコンデンサCTにおけるメインコンデンサ
Mと接続していない側にあり、接続端子dはメインコ
ンデンサCMの陽極側にある。
【0027】なお、上述の如くストロボ用回路基板11
のみでもストロボの回路は充分に作動するので、最も簡
素なストロボユニットには付加回路用回路基板12と接
続部材13とが装着されておらず、図2の回路図におい
ては接続端子a,b,c,dは浮いた状態になってい
る。
【0028】次に、付加回路として調光回路を設けた回
路図を図3により説明する。図3においては、調光回路
を付加回路用回路基板12に設けてある。トリガースイ
ッチSTがオンになると、メインコンデンサCMの電荷の
一部がトリガートランスTCの一次側及びトリガースイ
ッチSTを通って電流i1となって接続端子cと接続した
抵抗R11に流れる。また、トリガーコンデンサCTが放
電した後、メインコンデンサの電荷の一部がトリガーコ
ンデンサCTを充電すべく電流i2となって抵抗R11に流
れる。本実施の形態においては抵抗R12の側をカソード
としたツェナーダイオードD11が抵抗R11,R12と直列
に接続されているので、ツェナーダイオードD11には電
流i1と電流i2とを加えた電流iが流れる。
【0029】ここで、互いに直列に接続されたフォトト
ランジスタPTとコンデンサCPとが、アノードを接続端
子aに接続したツェナーダイオードD11と並列に接続さ
れている。フォトトランジスタPTは図1の受光素子1
6に相当し、被写体にて反射したストロボ光を受光す
る。フォトトランジスタPTとコンデンサCPとの接続部
分は抵抗R13を介してトランジスタTRPのベースと接続
され、トランジスタTRPのエミッタがサイリスタTh1
のゲートに接続されている。サイリスタTh1は一端を
接続端子dに接続したバイパス用のチョークコイルCC
と直列に接続され、これらは放電管Xeと並列に接続さ
れている。
【0030】従って、サイリスタTh1がオンになる
と、放電管Xeに流れる電流よりも大電流でチョークコ
イルCCに電流が流れてメインコンデンサCMの電荷は急
速に消費され、放電管Xeの発光が停止されるようにな
っている。
【0031】ツェナーダイオードD11に電流iが流れ、
ツェナーダイオードD11の両端にツェナー電圧が生じる
と、被写体の反射光に応じてフォトトランジスタPT
電流が流れる。撮影距離が近距離であれば被写体によっ
て反射したストロボ光は強くなり、フォトトランジスタ
Tに流れる電流は大きくなるので、コンデンサCPの充
電は早くなる。一方、撮影距離が遠距離であれば被写体
によって反射したストロボ光は弱くなり、フォトトラン
ジスタPTに流れる電流は小さくなり、コンデンサCP
充電は遅くなる。
【0032】この結果、近距離であれば、トランジスタ
RPはオンになるのが早く、サイリスタTh1もオンに
なるのが早いので、放電管Xeの発光途中でメインコン
デンサCMの電荷が急速にチョークコイルCCにより消費
されて、放電管Xeの発光は早めに停止する。一方、遠
距離であれば、トランジスタTRPはオンになるのが遅
く、サイリスタTh1もオンになるのが遅いので、放電
管Xeは遅めに発光停止する。従って、絞りが一定であ
っても撮影距離に応じて被写体からの反射光が変化して
ストロボの総発光量が変化するので、撮影距離が変化し
ても略一定の露光量が得られる。
【0033】なお、トリガースイッチSTがオンになっ
たときにチャタリングが発生し、動作が不安定になるの
で、この防止のためにサイリスタTh2が設けられてい
る。
【0034】また、本回路においては接続端子bのみが
浮いた状態である。次に、付加回路として自動充電停止
回路を設けた回路図を図4により説明する。
【0035】図4においては、自動充電停止回路を付加
回路用回路基板12に設けてある。メインコンデンサC
Mの充電電圧が、アノード側を接続端子aに接続したツ
ェナーダイオードD21のツェナー電圧(例えば300〜
350V)に達すると、接続端子dと接続したトランジ
スタT21のコレクタを通して電流が流れ、トランジスタ
21がオンとなる。これに伴い、トランジスタTRのベ
ース電圧が下がり、トランジスタTRの発振が停止し、
メインコンデンサCMへの充電が停止する。なお、トラ
ンジスタT21のエミッタ側は接続端子bに接続されてお
り、接続端子cは浮いている。また、本付加回路におい
ては受光素子16に相当する部品はない。
【0036】このように、所定の電圧に充電されると、
自動的にメインコンデンサCMへの充電が停止するの
で、電池Bの消耗が少なくなる。
【0037】次に、付加回路として自動発光回路を設け
た回路図を図5により説明する。図5は、自動発光回路
を付加回路用回路基板12に設けてある。本付加回路に
おいては、受光素子16に相当するCdSセルCdと、
抵抗R31とが直列に接続され、CdSセルCdの一端が
接続端子dと接続され、抵抗R31の一端が接続端子cと
接続されている。また、接続端子a,bは浮いている。
【0038】被写体輝度が高輝度のときは、CdSセル
Cdの抵抗が減少して流れる電流が大きくなり、トリガ
ーコンデンサCTに充電されている電荷が放電される。
従って、トリガースイッチSTがオンしても放電管Xe
は発光しない。
【0039】一方、被写体輝度が低輝度のときは、Cd
SセルCdの抵抗が増大して流れる電流が小さくなり、
トリガーコンデンサCTに充電されている電荷が放電さ
れることはない。
【0040】従って、被写体輝度が高輝度のときには放
電管Xeは発光せず、低輝度のときには放電管Xeは発
光する。
【0041】なお、以上の3種の付加回路用電気部品を
付加回路用回路基板に実装したものとして説明したが、
必ずしもこれに限定されるものではなく、付加回路用電
気部品をパッケージ化して一体化し、これをストロボ用
回路基板に装着してもよい。
【0042】[第2の実施の形態]本実施の形態は、ス
トロボの基本回路を備えたストロボ用回路基板に、各種
の主要部品を交換して装着し、異なる性能のストロボユ
ニットを製造するものである。
【0043】図6はストロボユニットを後方から見た斜
視図である。21は電源の電圧を昇圧する昇圧回路や、
放電管の発光を開始させる発光回路等のストロボの回路
部品を実装したストロボ用回路基板でる。31は放電
管、反射傘、ストロボパネル等からなる発光部であり、
その配光特性は標準レンズの画角に対応している。そし
て、発光部31はストロボ用回路基板21に装着されて
いる。
【0044】ここで、広角レンズを装着し、他の部品の
変更を最小限度にして新たなレンズ付きフィルムユニッ
トを製造したい場合がある。この場合には、発光部の配
光特性は広角レンズに対応して広角にする必要がある。
そこで、少なくとも反射傘を変更し、広角レンズに対応
した配光特性を有する発光部32を準備しておき、発光
部31に代えて発光部32をストロボ用回路基板21に
装着することにより、異なる性能のストロボユニットを
同一工程で製造することができる。
【0045】なお、これは一例であって、発光部31と
発光部32との配光特性が異なれば、どのような配光特
性であってもよい。
【0046】また、33はメインコンデンサであり、ス
トロボ用回路基板21に実装されている。より高感度の
フィルムを内蔵したり、Fナンバーの明るい撮影レンズ
を用いたりしたときは、より容量の少ないメインコンデ
ンサを用い、充電時間を短くしたり、原価低減したりす
ることができる。そこで、メインコンデンサ33に代え
て容量の小さいメインコンデンサ34を実装することに
より、異なる性能のストロボユニットを同一工程で製造
することができる。
【0047】なお、異なる容量のメインコンデンサを実
装するようにすれば、どのような容量のメインコンデン
サでもよいが、2本のリードをストロボ用回路基板21
に設けた孔に挿入して半田付けするので、2本のリード
の太さ及びピッチは同一であることが望ましい。
【0048】また、22は負極用電池接片、35は正極
用電池接片であって、一端がそれぞれストロボ用回路基
板21に実装されている。そして、負極用電池接片22
と正極用電池接片35とによって単三型乾電池B3が保
持されている。
【0049】ここで、容量の小さいメインコンデンサ3
4を実装すると、単三型乾電池B3を用いずに、より容
量の小さい単四型乾電池を用いることができる。そこ
で、正極用電池接片35をより長さの短い正極用電池接
片36に取り替えて、負極用電池接片22と正極用電池
接片36とによって単四型乾電池B4を保持するように
することもできる。従って、正極用電池接片35と正極
用電池接片36との交換のみで単三型乾電池B3から単
四型乾電池B4に交換でき、異なる性能のストロボユニ
ットを同一工程で製造することができる。
【0050】なお、場合によっては単五型乾電池を保持
できる正極用電池接片を準備してもよい。
【0051】また、交換する電池接片は必ずしも正極用
電池接片である必要はなく、一定の正極用電池接片を用
い、負極用電池接片の方を適宜交換するようにしてもよ
い。
【0052】以上の如く説明したストロボユニットを装
着する本体は、レンズ付きフィルムユニットの本体でも
よいし、フィルム交換が可能な一般のカメラの本体でも
よいし、更にデジタルカメラの本体であってもよい。
【0053】
【発明の効果】請求項1〜13に記載のストロボユニッ
ト、及び請求項14〜19に記載のストロボユニットの
製造方法によれば、基本となるストロボユニットに所定
の回路を付加して、より高機能で異なる機能のストロボ
ユニットを簡単に製造することができ、しかも共通部品
が多いので同一の製造ラインで安価に製造することがで
きる。
【0054】請求項20〜22に記載のストロボユニッ
トの製造方法によれば、基本となるストロボユニットの
所定の部材を交換して、用途に応じて性能の異なるスト
ロボユニットを簡単に製造することができ、しかも共通
部品が多いので同一の製造ラインで安価に製造すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態におけるストロボユニットを
前方から見た斜視図である。
【図2】ストロボの基本回路図である。
【図3】調光方式の付加回路を付加した回路図である。
【図4】自動充電停止方式の付加回路を付加した回路図
である。
【図5】自動発光方式の付加回路を付加した回路図であ
る。
【図6】第2の実施の形態におけるストロボユニットを
後方から見た斜視図である。
【符号の説明】
11 ストロボ用回路基板 12 付加回路用回路基板 13 接続部材 14,31,32 発光部 15,33,34,CM メインコンデンサ 22 負極用電池接片 35,36 正極用電池接片 Xe 放電管 D11,D21 ツェナーダイオード PT フォトトランジスタ CC チョークコイル Cd CdSセル

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、電源の電圧を昇圧する昇圧
    回路と、放電管の発光を開始させる発光回路とを有する
    ストロボ用回路基板に、ストロボの発光時間を制御する
    調光回路を有する付加回路部材を装着したことを特徴と
    するストロボユニット。
  2. 【請求項2】 少なくとも、電源の電圧を昇圧する昇圧
    回路と、放電管の発光を開始させる発光回路とを有する
    ストロボ用回路基板に、ストロボが充電完了すると自動
    的に充電を停止させる自動充電停止回路を有する付加回
    路部材を装着したことを特徴とするストロボユニット。
  3. 【請求項3】 少なくとも、電源の電圧を昇圧する昇圧
    回路と、放電管の発光を開始させる発光回路とを有する
    ストロボ用回路基板に、所定の輝度以下のときのみ前記
    放電管を発光させる自動発光回路を有する付加回路部材
    を装着したことを特徴とするストロボユニット。
  4. 【請求項4】 前記ストロボ用回路基板における、メイ
    ンコンデンサの陽極側、該メインコンデンサの陰極側、
    発振用トランジスタのベース側、またはトリガーコンデ
    ンサにおける前記メインコンデンサと接続していない側
    の少なくとも何れか2カ所において前記付加回路部材と
    接続していることを特徴とする請求項1〜3の何れか1
    項に記載のストロボユニット。
  5. 【請求項5】 少なくとも、発振用トランジスタを有し
    電源の電圧を昇圧する昇圧回路と、メインコンデンサ
    と、ストロボ光を発光する放電管と、一端が前記メイン
    コンデンサと接続されたトリガーコンデンサを有し前記
    放電管の発光を開始させる発光回路とを有するストロボ
    用回路基板を備え、前記ストロボ用回路基板における前
    記メインコンデンサの陽極側、該メインコンデンサの陰
    極側、前記発振用トランジスタのベース側、または前記
    トリガーコンデンサの他端側の少なくとも何れか2カ所
    に、付加機能を付与する付加回路部材の接続を可能とす
    る接続端子を設けたことを特徴とするストロボユニッ
    ト。
  6. 【請求項6】 前記接続端子は、少なくとも前記メイン
    コンデンサの陽極側、前記メインコンデンサの陰極側、
    及び前記トリガーコンデンサの他端側にそれぞれ設けら
    れていることを特徴とする請求項5に記載のストロボユ
    ニット。
  7. 【請求項7】 前記メインコンデンサの陽極側、前記メ
    インコンデンサの陰極側、及び前記トリガーコンデンサ
    の他端側にそれぞれ設けられている前記接続端子を介し
    て、ストロボの発光時間を制御する調光回路を有する付
    加回路部材を装着したことを特徴とする請求項6に記載
    のストロボユニット。
  8. 【請求項8】 前記接続端子は、少なくとも前記メイン
    コンデンサの陽極側、前記メインコンデンサの陰極側、
    及び前記発振用トランジスタのベース側にそれぞれ設け
    られていることを特徴とする請求項5に記載のストロボ
    ユニット。
  9. 【請求項9】 前記メインコンデンサの陽極側、前記メ
    インコンデンサの陰極側、及び前記発振用トランジスタ
    のベース側にそれぞれ設けられている前記接続端子を介
    して、ストロボが充電完了すると自動的に充電を停止さ
    せる自動充電停止回路を有する付加回路部材を装着した
    ことを特徴とする請求項8に記載のストロボユニット。
  10. 【請求項10】 前記接続端子は、少なくとも前記メイ
    ンコンデンサの陽極側、及び前記トリガーコンデンサの
    他端側にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求
    項5に記載のストロボユニット。
  11. 【請求項11】 前記メインコンデンサの陽極側、及び
    前記トリガーコンデンサの他端側にそれぞれ設けられて
    いる前記接続端子を介して、所定の輝度以下のときのみ
    前記放電管を発光させる自動発光回路を有する付加回路
    部材を装着したことを特徴とする請求項10に記載のス
    トロボユニット。
  12. 【請求項12】 前記付加回路部材は付加回路用回路基
    板であることを特徴とする請求項1〜11の何れか1項
    に記載のストロボユニット。
  13. 【請求項13】 前記付加回路部材は電気部品をパッケ
    ージ化した部材であることを特徴とする請求項1〜11
    の何れか1項に記載のストロボユニット。
  14. 【請求項14】 少なくとも、電源の電圧を昇圧する昇
    圧回路と、放電管の発光を開始させる発光回路とを有す
    るストロボ用回路基板に、ストロボの発光時間を制御す
    る調光回路を有する付加回路部材を装着することによ
    り、調光機能を有するストロボユニットを得ることを特
    徴とするストロボユニットの製造方法。
  15. 【請求項15】 少なくとも、電源の電圧を昇圧する昇
    圧回路と、放電管の発光を開始させる発光回路とを有す
    るストロボ用回路基板に、ストロボが充電完了すると自
    動的に充電を停止させる自動充電停止回路を有する付加
    回路部材を装着することにより、自動充電停止機能を有
    するストロボユニットを得ることを特徴とするストロボ
    ユニットの製造方法。
  16. 【請求項16】 少なくとも、電源の電圧を昇圧する昇
    圧回路と、放電管の発光を開始させる発光回路とを有す
    るストロボ用回路基板に、所定の輝度以下のときのみ前
    記放電管を発光させる自動発光回路を有する付加回路部
    材を装着することにより、自動発光機能を有するストロ
    ボユニットを得ることを特徴とするストロボユニットの
    製造方法。
  17. 【請求項17】 前記ストロボ用回路基板における、メ
    インコンデンサの陽極側、該メインコンデンサの陰極
    側、発振用トランジスタのベース側、またはトリガーコ
    ンデンサにおける前記メインコンデンサと接続していな
    い側の少なくとも何れか2カ所において前記付加回路部
    材と接続していることを特徴とする請求項14〜16の
    何れか1項に記載のストロボユニットの製造方法。
  18. 【請求項18】 前記付加回路部材は付加回路用回路基
    板であることを特徴とする請求項14〜17の何れか1
    項に記載のストロボユニットの製造方法。
  19. 【請求項19】 前記付加回路部材は電気部品をパッケ
    ージ化した部材であることを特徴とする請求項14〜1
    7の何れか1項に記載のストロボユニットの製造方法。
  20. 【請求項20】 少なくとも、電源の電圧を昇圧する昇
    圧回路と、放電管の発光を開始させる発光回路とを有す
    るストロボ用回路基板に、第1の発光部を装着すること
    により第1のストロボユニットを得て、前記第1の発光
    部と異なる配光特性を有する第2の発光部を装着するこ
    とにより第2のストロボユニットを得ることを特徴とす
    るストロボユニットの製造方法。
  21. 【請求項21】 少なくとも、電源の電圧を昇圧する昇
    圧回路と、放電管の発光を開始させる発光回路とを有す
    るストロボ用回路基板に、第1のメインコンデンサを実
    装することにより第1のストロボユニットを得て、前記
    第1のメインコンデンサと異なる容量を有する第2のメ
    インコンデンサを実装することにより第2のストロボユ
    ニットを得ることを特徴とするストロボユニットの製造
    方法。
  22. 【請求項22】 少なくとも、電源の電圧を昇圧する昇
    圧回路と、放電管の発光を開始させる発光回路とを有す
    るストロボ用回路基板に、第1の電池を保持可能な第1
    の電池接片を装着することにより第1のストロボユニッ
    トを得て、前記第1の電池と異なる形状の第2の電池を
    保持可能な第2の電池接片を装着することにより第2の
    ストロボユニットを得ることを特徴とするストロボユニ
    ットの製造方法。
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