JP2001208586A - 空気流量測定装置 - Google Patents

空気流量測定装置

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    • F02D2400/18Packaging of the electronic circuit in a casing

Abstract

(57)【要約】 【課題】パワートランジスタの自己発熱に起因した熱影
響を抑制して信頼性の高い高精度な空気流量測定装置を
実現する。 【解決手段】吸気管20内にて、パワートランジスタ1
を他の電子回路素子が配置される電子回路基板7とは別
個に単独で、金属製電源端子40に実装する。この電源
端子40は、電力入力用の端子であり、その一部が吸気
管20の空気通路中に露出させる構造となっている。パ
ワートランジスタ1の発熱は、他の電子回路素子に大き
な影響を与えることなく、金属製端子40により有効に
放熱される。これにより、部品点数を増やすことなくパ
ワートランジスタ1の自己発熱による、その他の電子回
路構成素子への熱影響を軽減することができ、測定精度
の良い信頼性の高い空気流量測定装置を実現することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の吸気系
の吸入空気通路に流れる空気流量を測定する空気流量測
定装置に係り、特に、自動車等のエンジンに吸入される
空気流量を測定するのに発熱感温抵抗体を用いた空気流
量測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の空燃比を正確に制御する最も
一般的な方法に、吸入空気流量を測定し、燃焼状態が最
適となる燃料噴射量を逐次演算するものがある。これに
は、吸入空気流量を測定するための空気流量測定装置が
欠かせない。
【0003】そこで、従来から種々の方式による空気流
量測定装置が提案され、今日広く実用に供されている。
その一方式に空気の質量流量を検出することができる熱
式の空気流量計がある。
【0004】この熱式空気流量計は、吸入空気流路内に
配置された感温抵抗体を空気流量検出素子として備え、
検出回路と電気的に接続してある。
【0005】この検出回路は制御回路とも呼ばれ、これ
により感温抵抗体自体あるいはその近傍に設けたヒータ
に電流を供給して発熱させ、このとき感温抵抗体の温度
が、内燃機関に吸入される空気の温度よりも常に一定の
温度だけ高くなるように、供給電流の大きさを制御して
いる。
【0006】感温抵抗体に空気が流れると感温抵抗体か
ら奪われる熱量が増加し、その割合は空気の流れる速度
に応じて変化し、これに伴い感温抵抗体あるいはヒータ
に供給される電流の値も変化する。
【0007】この結果、感温抵抗体に供給される加熱電
流の変化量は空気流量に対応した値となる。
【0008】また、発熱感温抵抗体の正確な放熱量を得
るためには、計測する空気の温度を検出する必要がある
ため、もう一つの感温抵抗体を吸入空気温度検出素子と
して吸入空気流路内に配置している。
【0009】こうして検出された空気流量を表す電気信
号は、出力処理回路に入力され、ここでエンジン制御装
置に必要な入力電圧範囲と適合するように処理され、空
気流量測定装置の出力信号として出力される。
【0010】このような技術を用いた構成としては、例
えば、特開平9−4487号公報に記載された空気流量
測定装置がある。この空気流量測定装置は、電子回路基
板を内装したモジュールハウジングを吸気管の内側に挿
入する構成とすることで、電子回路基板より発生する熱
を吸入空気により冷却することが可能な優れた技術であ
る。
【0011】なお、空気流量測定装置のその他の例とし
ては、特開平5−231899号公報、特表平9−50
3310号公報(U.S.P.5、631、416に対
応する)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平9−4487号公報に記載された従来技術では、電
子回路基板より発生する熱を吸入空気により冷却する構
成としているが、吸入空気の大小により冷却される熱量
が変化する際の電子回路構成素子に与える熱影響に対す
る考慮が充分であると言えない。
【0013】すなわち、熱式の空気流量測定装置は、感
温抵抗体に電流を流して発熱させることから、発熱に必
要な供給電流を得るためにパワートランジスタを電子回
路に実装している。
【0014】パワートランジスタは、電流増幅時に自己
発熱を生ずるため、周辺部材及び電子回路素子へ熱影響
を与える。
【0015】空気流量測定装置の電子回路基板は、空気
流量と空気温度を検出する感温抵抗体以外の全ての電子
回路部品を同一の回路基板上に実装することで部品点数
の削減と実装作業の工程削減によるコストダウン、更に
製品の小型化を図っている。
【0016】そのため、パワートランジスタは電子回路
基板上に実装され、このパワートランジスタの熱は、実
装された回路基板に熱伝導し回路基板を接合している金
属製のベースに熱伝導し、周辺部材及び他の電子回路素
子へ熱影響を与えることとなる。
【0017】空気流量測定装置は、主に自動車エンジン
の吸気管内部に位置するように配置されるため、電子回
路基板の熱は、吸入空気により持ち去られるのである
が、エンジンの吸入空気量の大小により吸気管内の空気
流速が異なる。特に、エンジンがアイドリング時では、
空気流速が比較的に遅く、回路基板の熱を奪いきれない
場合に、回路基板の加熱による電子回路の不具合や、各
素子及び抵抗体等が持つ温度依存性による計測誤差、あ
るいは感温抵抗体が熱影響を受け検出誤差が生じるとい
う問題がある。
【0018】本発明の目的は、パワートランジスタの自
己発熱に起因した熱影響を抑制して信頼性の高い高精度
な空気流量測定装置を実現することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、次のように構成される。
【0020】(1)空気流量を測定するための流量検出
素子と、この流量検出素子と電気的に接続し、流量検出
素子の制御と空気流量に対応する信号を出力する電子回
路と、この電子回路を保護内装するハウジングと、この
ハウジングの外部に上記電子回路と外部機器とを連絡す
るための端子とを有する空気流量測定装置において、上
記端子によりパワートランジスタが支持されている。
【0021】(2)好ましくは、(1)において、上記
流量検出素子は、電流を印加することにより発熱する感
温抵抗体であり、上記パワートランジスタにより、上記
発熱感温抵抗体への電流が増幅制御される。
【0022】(3)また、好ましくは、上記(1)又は
(2)において、上記端子上に上記パワートランジスタ
のコレクタ電極が接合され、ベース電極及びエミッタ電
極が上記電子回路にそれぞれ導電性部材により接続され
る。
【0023】(4)また、好ましくは、上記(1)、
(2)又は(3)において、上記端子は、熱伝導率の大
きい銅系の金属が用いられる。
【0024】(5)また、好ましくは、上記(1)、
(2)、(3)又は(4)において、上記電子回路は、
空気通路を形成する管路内部に配置され、上記端子は、
上記管路の外部に位置する部分を有し、上記パワートラ
ンジスタから発生された熱が、上記端子により上記管路
の外部へ伝導される。
【0025】(6)また、好ましくは、上記(1)、
(2)、(3)、(4)又は(5)において、上記パワ
ートランジスタを支持する端子は、上記ハウジングの内
側から空気が流れる通路中まで延長し、端子の一部が空
気中に露出される。
【0026】(7)また、好ましくは、上記(1)、
(2)、(3)、(4)、(5)又は(6)において、
上記パワートランジスタを支持する端子は、インダクタ
ンス成分を有する。
【0027】(8)また、好ましくは、上記(1)、
(2)、(3)、(4)、(5)、(6)又は(7)に
おいて、上記ハウジングは樹脂製であり、上記端子は、
MID技術を用い、上記樹脂製ハウジングへのメッキ配
線により構成される。
【0028】(9)空気流量を測定するための流量検出
素子と、この流量検出素子と電気的に接続し、流量検出
素子の制御と空気流量に対応する信号を出力する電子回
路と、この電子回路を保護内装するハウジングと、この
ハウジングの外部に上記電子回路と外部機器とを連絡す
るための端子とを有する空気流量測定装置において、上
記ハウジングは樹脂製であり、この樹脂製ハウジングに
金属板インサートモールド成形し、上記金属板によりパ
ワートランジスタが支持される。
【0029】(10)好ましくは、上記(9)におい
て、上記外部機器と連絡するための端子は、金属製の端
子であり、上記金属板は、上記金属製端子と共に形成さ
れ、上記樹脂製ハウジングへインサート成形され後に、
上記金属製端子から分離される。
【0030】空気流量測定装置において、パワートラン
ジスタは、回路基板を内装するハウジングの外部の端子
により支持される。
【0031】これにより、パワートランジスタの発熱量
を端子に放熱することができ、パワートランジスタ自体
の温度上昇を低減し、また、電子回路基板を直接加熱す
ることを防止できる。
【0032】上記端子は、熱伝導率の大きい銅系の材料
により構成することで、放熱効果を増大可能である。
【0033】また、パワートランジスタを支持する端子
はハウジングの内側から吸入空気にさらされる位置まで
延長した形状としハウジングより露出させ、その露出し
た端子より放熱させる構造とすることで、放熱効果が向
上される。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明によ
る第1の実施形態である空気流量測定装置を吸気管に取
り付けた状態の概略構成図であり、図2は図1のA−A
線に沿った概略断面図である。また、図3は、図1に示
した空気流量測定装置の概略側面図である。
【0035】図1〜図3において、空気流量を検出する
ための感温抵抗体3と、温度を検出するための温度補償
用感温抵抗体4とが、内燃機関に導入される空気23が
流れる吸気管20内部に配置され、これら感温抵抗体3
及び温度補償用感温抵抗体4は、同じく、吸気管20の
内部に配置された電子回路基板7と電気的に接続され
る。
【0036】電子回路基板7は、自動車のエンジンルー
ム内に設置されることを考慮して高温にも耐えうるアル
ミナセラミックスを板状に成形したものが用いられる。
そして、アルミナセラミックスの表面に厚膜導体や厚膜
抵抗体ペーストが印刷され、その後、焼成により導体お
よび抵抗体パターンが形成される。その導体パターン上
にオペアンプ等の半導体素子8がはんだ等により実装さ
れる。
【0037】もちろん、本発明の第1の実施形態とは異
なる、その他の例えばモールドパッケージIC等の電子
回路も有り得るが、効果は同様であるため、その他の電
子回路の説明は省略する。
【0038】電子回路基板7は、板金製のベースプレー
ト11に接着固定され、樹脂製ハウジング10により保
護されるように、電子回路基板7の側面のほぼ全周に亘
って樹脂製ハウジング10で囲われている。また、板金
製のベースプレート11は、樹脂製ハウジング10に接
着固定もしくはインサート成形により一体化されてい
る。
【0039】なお、板金製のベースプレート11を用い
ず、底面を含めた箱状の樹脂製ハウジングにより電子回
路基板7を固定し、保護する構成とすることも可能であ
る。
【0040】樹脂製ハウジング10は、プラスチック部
品であり、空気流量検出用の感温抵抗体3と空気温度検
出用の感温抵抗体4とを溶接等により保持するための金
属製支柱43、44、45、46と、樹脂製ハウジング
10に内蔵された電子回路基板7と外部機器との接続を
図るための金属製端子40、41、42とがインサート
成形されている。
【0041】また、樹脂製ハウジング10は、内燃機関
に吸入される空気23の一部を通過させるための副空気
通路12や外部機器との接続を図るためのコネクタ9を
一体化している。
【0042】電子回路基板7は必要に応じ特性調整を行
い、板状の樹脂製カバーを樹脂製ハウジング10に接着
等により固定し、電子回路基板7が密閉保護される。
【0043】樹脂製ハウジング10に内蔵された電子回
路基板7、副空気通路12及び感温抵抗体3、4は、内
燃機関に導入される空気23が流れる吸気管20内部に
配置される。また、樹脂製ハウジング10に一体化され
たコネクタ9は、吸気管20の外部に位置されるように
固定される。
【0044】コネクタ9内に配置された金属製の入出力
端子40、41、42は、樹脂製ハウジング10の内側
からコネクタ9の内部へ貫通しており、金属ワイヤ等の
導電性部材により電子回路基板7と電気的に接続されて
いる。
【0045】上記金属製入出力端子は、空気流量測定装
置が駆動するために必要な電力が供給される電源端子4
0と、空気流量測定装置の流量信号を出力する出力端子
41と、電子回路基板7の回路の基準電位となるグラン
ド(アース)ラインであるグランド端子42等とにより
構成される。
【0046】金属製の電源端子40は、コネクタ9の内
部から樹脂製ハウジング10の内側へ貫通し、更に吸入
空気23にさらされる位置まで延長した形状となるよう
に他の入出力端子41、42と同時にプレス等により成
形され、吸気管20の内部であるが、樹脂製ハウジング
10の外部に露出されるように構成される(図3参
照)。したがって、露出した金属製の電源端子40は、
吸気管20内の吸入空気により冷却される。
【0047】電源端子40は、その他の入出力端子4
1、42と同様に導電性部材により電子回路基板7と電
気的に導通を図るほか、発熱感温抵抗体3に供給する電
流を増幅するためのパワートランジスタ1をはんだ付け
等により実装している(又は支持している)。
【0048】図4は、発熱感温抵抗体を用いた空気流量
測定装置の回路図である。感温抵抗体3は、放熱の大小
により空気流量を検出するために発熱させる必要があ
り、発熱に必要な電流を供給するためにパワートランジ
スタ1を用い電流を増幅している。
【0049】図4において、空気流量測定装置の制御回
路2は、基本的にブリッジ回路により構成され、ブリッ
ジの中点2個所の電圧をオペアンプ7に入力することよ
り、各々の電圧が比較され、両者が同じ電圧になるよう
に制御される。
【0050】空気通路20中に配置された二つの感温抵
抗体3及び4は、ブリッジ回路を構成する抵抗体の一部
として制御回路2と電気的に接続し、この制御回路2に
設けたオペアンプ7により制御されるものである。
【0051】空気流量測定装置を構成する上で、空気流
量と空気温度とを検出する感温抵抗体3、4以外の全て
の電子回路部品は、同一の回路基板上に実装するのが望
ましい。
【0052】これは、部品点数の削減と、実装作業の工
程削減によるコストダウンと、製品の小型化とを図るこ
とができるからである。
【0053】しかしながら、パワートランジスタ1は、
電流増幅時に自己発熱を生ずるため、同一基板上にパワ
ートランジスタと他の電子回路素子等を実装すると、パ
ワートランジスタの周辺の電子回路素子等に熱影響を及
ぼす問題が生ずる。
【0054】オペアンプ等の半導体素子8の熱的耐久性
に関しては、熱伝導の良いセラミック製基板に実装し、
それを回路ケースの底面を構成する板金製ベースプレー
ト11に接合することでパワートランジスタ1の自己発
熱分を、ある程度放熱できることからさほど問題とはな
らない。
【0055】また、半導体素子8やセラミック基板の表
面に印刷焼成した厚膜抵抗体は、出力特性及び抵抗値に
温度依存性を有しており、回路特性を変える働きを持っ
ているが、特性的には電子回路に温度補償回路を構成
し、温度変化が生じても出力補正できるように構成する
ことで、パワートランジスタの発熱に対して、ある程度
は、その影響が及ばないように対処することができる。
【0056】しかしながら、パワートランジスタ1を電
子回路基板7に実装した場合、パワートランジスタ1の
自己発熱により暖められたセラミック基板7の熱が、基
板7を接着等により固定した板金製のベースプレート1
1に伝導し、熱伝導率の高い金属製のベースプレート1
1は全体的に暖まる。
【0057】ここで、吸入空気23の温度を検出してい
る感温抵抗体4は、副空気通路12の内部に配置されて
おり、その周囲は一方の側壁は、板金製のベースプレー
ト11で構成され、他方の側壁は樹脂製のハウジング1
0で構成されている。
【0058】したがって、パワートランジスタ1の熱が
ベースプレート11へ熱伝導すると、さらにベースプレ
ート11の熱は副空気通路12内部の空気に熱伝達す
る。このため、吸入空気の温度を検出している感温抵抗
体4は、パワートランジスタ1の自己発熱に起因した熱
影響を受けて検出温度に誤差を生じてしまうこととな
る。
【0059】もちろん、空気流量測定装置は内燃機関の
吸気管20内に配置されるため、吸入空気23は、内燃
機関の出力に応じた流速を持つことから、ベースプレー
ト11の熱を奪うが、空気流速の変化により熱伝達量の
違いが生ずることになる。
【0060】すなわち、吸入空気23の流速が0.5m
/s程度の極低流速下においては、ベースプレート11
は、ほぼ自然対流時の放熱となり、感温抵抗体4に熱影
響を及ぼす。逆に、吸入空気23が流速が高い場合は、
ベースプレート11の熱がほとんど空気に奪われ冷却さ
れることで副空気通路12内は吸入空気の温度と等しく
なる。この熱影響による温度検出誤差の流速依存性が問
題となるのである。
【0061】そこで、上述した樹脂製ハウジング10に
一体化した金属製電源端子40上にパワートランジスタ
1を、はんだもしくは導電性接着剤等により接合し実装
する構成とすることで、回路基板7及び金属製ベースプ
レート11は熱影響を受け難くなる。これにより、温度
検出用の感温抵抗体4は、検出誤差を低減することがで
き、測定精度の高い空気流量測定装置を実現することが
できる。
【0062】また、金属製端子40を樹脂製ハウジング
10から露出させる構成にすることで、金属製端子40
がヒートシンクの役目を果たすことからパワートランジ
スタ1の自己発熱による熱影響を軽減することができ
る。
【0063】ところで、温度検出用感温抵抗体4は板金
製ベースプレート11から熱影響を受けるのであるか
ら、これを樹脂製ベースプレートに置き換えることで、
温度検出用感温抵抗体4の熱影響が改善可能か述べる。
【0064】板金製ベースプレート11を樹脂製ベース
プレートにより構成した場合、樹脂は金属と比較して熱
伝導率が低く、すなわち伝導熱抵抗が大きいのでパワー
トランジスタ1を実装したセラミック基板の近傍が熱影
響を受けるに止まり、温度検出用の感温抵抗体4を囲む
副空気通路12内部の熱影響は軽減される。逆に、金属
であったベースプレート11に比べて放熱が悪くなるた
め、電子回路基板7を収めたハウジング10内部に熱が
こもってしまう。
【0065】空気流量測定装置は、主に自動車用である
が故に、高温環境下にさらされる為、パワートランジス
タ1の自己発熱による熱に加えて、エンジンの発熱によ
る輻射熱等が影響するため、電子回路基板7に実装した
半導体素子8等の高温側温度補償範囲を超えてしまう恐
れがある。
【0066】また、ベースプレート11からの放熱を抑
制したことにより、ハウジング10に一体成形された感
温抵抗体4を溶接等により固定する導電性支柱46に熱
が伝導し、問題としていた空気温度検出用の感温抵抗体
4が熱影響を受ける恐れがある。
【0067】したがって、板金製ベースプレート11を
樹脂製ベースプレートに置き換えることでは、温度検出
用感温抵抗体4の熱影響を改善することは困難である。
【0068】以上により、本発明の第1の実施形態によ
れば、パワートランジスタ1を他の電子回路素子が配置
される電子回路基板7とは別個に単独で、金属製電源端
子40に実装し、電源端子40の一部を空気通路中に露
出させる構造とすることで、部品点数を増やすことなく
パワートランジスタ1の自己発熱による、その他の電子
回路構成素子への熱影響を軽減することができ、測定精
度の良い信頼性の高い空気流量測定装置を実現すること
ができる。
【0069】なお、電気的にはパワートランジスタ1の
一方の面をコレクタ電極により構成し、他方の面をベー
ス電極とエミッタ電極との2極とする構成とし、電源端
子40上にパワートランジスタ1のコレクタ電極をはん
だ若しくは導電性接着剤により接合し、電気的導通を図
ることができる。そして、パワートランジスタ1の他方
のベース電極及びエミッタ電極と電子回路基板とを金属
ワイヤ等の導電性部材を用いて接合するものである。
【0070】これにより、電源端子40は、放熱部材と
しての効果のみならず電子回路の構成素子とすることが
でき、放熱のみの目的に別な放熱部品を設けなくともパ
ワートランジスタ1の発熱を有効に放熱することができ
る。
【0071】また、金属端子40に熱伝導率の大きい銅
系材料を用いることにより、熱を伝えたい部材であるパ
ワートランジスタ1の実装部へは効率よく熱伝達でき、
逆に熱伝達させたくない周辺部材及び電子回路構成素子
への熱影響を一層軽減できる。
【0072】図5は、本発明の第2の実施形態による空
気流量測定装置を吸気管に取り付けた状態の概略構成図
であり、図6は図5のB−B線に沿った概略断面図であ
る。
【0073】この第2の実施形態においては、パワート
ランジスタ1は、電源端子40ではなく、別個に設けら
れた金属板50に実装されており、他の構成は、上述し
た第1の実施形態と同様である。
【0074】図5、図6において、パワートランジスタ
1を実装する金属板50は、コネクタ9内に配置された
金属製電源端子40等と同時にプレス等により成形さ
れ、金属製端子40等と同一材料の部材であり、第1の
実施形態における電源端子40と同様に、ハウジング1
0にインサートモールド成形されたものである。
【0075】金属板50は、熱伝導率の大きい例えば銅
系の材料を用いることで、パワートランジスタ1の自己
発熱による熱を積極的に金属板50へ熱伝導させること
ができる。
【0076】この金属板50は、電子回路構成上、パワ
ートランジスタ1を金属製電源端子40に実装すること
が困難な場合に有効な手段である。
【0077】以上のように、本発明の第2の実施形態に
よっても、電子回路基板7やベースプレート11及び感
温抵抗体3、4への熱影響を軽減することができ、測定
精度の良い信頼性の高い空気流量測定装置を実現するこ
とができる。
【0078】図7は、本発明による第3の実施形態であ
る空気流量測定装置を吸気管に取り付けた状態の概略構
成図である。
【0079】この第3の実施形態においては、パワート
ランジスタ1は、第1の実施形態と同様に、電源端子4
0に接続されるが、この電源端子40の形状が第1の実
施形態とは異なっている。他の構成については、第1の
実施形態と第3の実施形態とは同様となっている。
【0080】金属製電源端子40は、インダクタンス成
分を持つように、供給される電流の向きが交互となるよ
うなコイル形状をコネクタ9内に構成する。
【0081】コイル状に形成した部分を有する電源端子
40は、電磁波ノイズ等の高周波電流が印加された場合
においても、電流の向きが交互になるため、逆起電力が
発生し、ノイズを熱に変換して電子回路7へ安定した電
力を供給する作用がある。
【0082】以上のように、本発明の第3の実施形態に
よれば、第1の実施形態と同様な効果を得ることができ
る他、電磁波ノイズ等の高周波電流が印加された場合に
おいても、電子回路7へ安定した電力を供給することが
できる空気流量測定装置を実現することができる。
【0083】なお、上述した電源供給端子40、出力信
号端子41、グランド端子42等のコネクタ端子は、M
ID(Molded Interconnection
Device)技術を用い、樹脂製ハウジング10へ
のメッキ配線により構成することもできる。
【0084】また、上述した例は、本発明を発熱感温抵
抗体への電流制御のために用いる場合に適用した例であ
るが、本発明は、これに限らず、パワートランジスタが
用いられ、このパワートランジスタの発熱が周囲の電子
回路素子に影響を与える例に適用可能である。
【0085】
【発明の効果】本発明によれば、パワートランジスタの
自己発熱に起因した熱影響を抑制して信頼性の高い高精
度な空気流量測定装置を実現することができる。
【0086】さらに、金属端子に熱伝導率の大きい銅系
材料を用いることにより、熱を伝えたい部材であるパワ
ートランジスタ実装部は効率よく熱伝達でき、逆に熱伝
達させたくない周辺部材及び電子回路構成素子への熱影
響を一層軽減できる。
【0087】このため、温度を検出する感温抵抗体の検
出精度を低下させることを防止でき、出力特性精度が低
下する要因を排除することができる。
【0088】また、電源端子上に直接パワートランジス
タのコレクタ電極を接合し、ベース電極及びエミッタ電
極を金属ワイヤにより回路基板と接合するため、電気的
にも回路を構成することが可能であり、放熱のみの目的
に別な放熱部品を設けなくとも課題を達成することがで
きる。
【0089】この結果、信頼性及び測定精度の高い物理
量検出装置および空気流量測定装置を提供することがで
きる。
【0090】また、パワートランジスタを実装する金属
端子が、コイル状に形成された部分を有するように構成
すれば、パワートランジスタの自己発熱に起因した熱影
響を抑制して、精度を向上することができるとともに、
電磁波ノイズ等の高周波電流が印加された場合において
も、電子回路へ安定した電力を供給することができる空
気流量測定装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施形態である空気流量測
定装置を吸気管に取り付けた状態の概略構成図である。
【図2】図1のA−A線に沿った概略断面図である。
【図3】図1に示した空気流量測定装置の概略側面図で
ある。
【図4】発熱感温抵抗体を用いた空気流量測定装置の回
路図である。
【図5】本発明の第2の実施形態である空気流量測定装
置を吸気管に取り付けた状態の概略構成図である。
【図6】図5のB−B線に沿った概略断面図である。
【図7】本発明の第3の実施形態である空気流量測定装
置を吸気管に取り付けた状態の概略構成図である。
【符号の説明】
1 パワートランジスタ 2 制御回路 3 空気流量検出用の感温抵抗体 4 空気温度検出用の感温抵抗体 5 抵抗 6 抵抗 7 電子回路(基板) 8 半導体素子 9 コネクタ 10 樹脂製ハウジング 11 金属製ベースプレート 12 副空気通路 20 ボディ(吸気管構成部材) 40 電源供給端子 41 出力信号端子 42 グランド(アース)端子 43、44 導電性支持体 45、46 導電性支持体 50 金属板
フロントページの続き (72)発明者 五十嵐 信弥 茨城県ひたちなか市高場2477番地 株式会 社日立カーエンジニアリング内 (72)発明者 石川 人志 茨城県ひたちなか市高場2477番地 株式会 社日立カーエンジニアリング内 Fターム(参考) 2F031 AA00 AB04 2F035 AA02 EA04 EA09

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気流量を測定するための流量検出素子
    と、この流量検出素子と電気的に接続し、流量検出素子
    の制御と空気流量に対応する信号を出力する電子回路
    と、この電子回路を保護内装するハウジングと、このハ
    ウジングの外部に上記電子回路と外部機器とを連絡する
    ための端子とを有する空気流量測定装置において、 上記端子によりパワートランジスタが支持されているこ
    とを特徴とする空気流量測定装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の空気流量測定装置におい
    て、上記流量検出素子は、電流を印加することにより発
    熱する感温抵抗体であり、上記パワートランジスタによ
    り、上記発熱感温抵抗体への電流が増幅制御されること
    を特徴とする空気流量測定装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の空気流量測定装置に
    おいて、上記端子上に上記パワートランジスタのコレク
    タ電極が接合され、ベース電極及びエミッタ電極が上記
    電子回路にそれぞれ導電性部材により接続されることを
    特徴とする空気流量測定装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2又は3のうちのいずれか一項
    記載の空気流量測定装置において、上記端子は、熱伝導
    率の大きい銅系の金属が用いられることを特徴とする空
    気流量測定装置。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3又は4のうちのいずれか
    一項記載の空気流量測定装置において、上記電子回路
    は、空気通路を形成する管路内部に配置され、上記端子
    は、上記管路の外部に位置する部分を有し、上記パワー
    トランジスタから発生された熱が、上記端子により上記
    管路の外部へ伝導されることを特徴とする空気流量測定
    装置。
  6. 【請求項6】請求項1、2、3、4又は5のうちのいず
    れか一項記載の空気流量測定装置において、上記パワー
    トランジスタを支持する端子は、上記ハウジングの内側
    から空気が流れる通路中まで延長し、端子の一部が空気
    中に露出されることを特徴とする空気流量測定装置。
  7. 【請求項7】請求項1、2、3、4、5又は6のうちの
    いずれか一項記載の空気流量測定装置において、上記パ
    ワートランジスタを支持する端子は、インダクタンス成
    分を有することを特徴とする空気流量測定装置。
  8. 【請求項8】請求項1、2、3、4、5、6又は7のう
    ちのいずれか一項記載の空気流量測定装置において、上
    記ハウジングは樹脂製であり、上記端子は、MID技術
    を用い、上記樹脂製ハウジングへのメッキ配線により構
    成したことを特徴とする空気流量測定装置。
  9. 【請求項9】空気流量を測定するための流量検出素子
    と、この流量検出素子と電気的に接続し、流量検出素子
    の制御と空気流量に対応する信号を出力する電子回路
    と、この電子回路を保護内装するハウジングと、このハ
    ウジングの外部に上記電子回路と外部機器とを連絡する
    ための端子とを有する空気流量測定装置において、 上記ハウジングは樹脂製であり、この樹脂製ハウジング
    に金属板インサートモールド成形し、上記金属板により
    パワートランジスタが支持されることを特徴とする空気
    流量測定装置。
  10. 【請求項10】請求項9記載の空気流量測定装置におい
    て、上記外部機器と連絡するための端子は、金属製の端
    子であり、上記金属板は、上記金属製端子と共に形成さ
    れ、上記樹脂製ハウジングへインサート成形され後に、
    上記金属製端子から分離されることを特徴とする空気流
    量測定装置。
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