JP3438843B2 - 熱式流量計 - Google Patents

熱式流量計

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JP3438843B2
JP3438843B2 JP14761695A JP14761695A JP3438843B2 JP 3438843 B2 JP3438843 B2 JP 3438843B2 JP 14761695 A JP14761695 A JP 14761695A JP 14761695 A JP14761695 A JP 14761695A JP 3438843 B2 JP3438843 B2 JP 3438843B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱式流量計に関し、特
に耐電波障害特性を向上する熱式流量計に関するものあ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、車両に搭載されるエンジンの吸入
空気量を測定する流量計の一つに熱式流量計が知られて
いる。この種の熱式流量計のうち、熱式流量計の流路内
に回路部とセンサ部とが一体となった機能部を配設する
ものでは、体格の小型化に伴うエンジンルーム内での搭
載性の向上により、流路上流側の流れの偏りや乱れの影
響を受け難くしている。
【0003】ところが、この種の熱式流量計によると、
回路部とセンサ部とからなる機能部を収容するケーシン
グが軽量化を図るため樹脂成形されていることから、熱
式流量計の外部から飛来する携帯電話、無線機等の外来
電波が電波ノイズとなってセンサ部に飛込み、センサ部
から出力される出力信号値を変動させるという問題を生
じている。このような外来電波による電波障害の対策
は、外来電波が飛込む信号線と回路部のアースとの間に
貫通コンデンサ等のバイパスコンデンサを挿入すること
で飛込んだ外来電波をアース側に逃がすことによって行
われるのが一般的である。しかしながら、このような電
波障害の対策は、貫通コンデンサ等の複数のバイパスコ
ンデンサを回路部に追加しなければならず製造工程の煩
雑化や製品コストの増大を招くという問題がある。
【0004】そこで、このような問題を解決するため特
開平6−265387号公報に開示される発熱抵抗式空
気流量測定装置では、樹脂ボディに金属のシールド管を
インサート成形し、シールド管と駆動回路との金属ベー
ス間を導電材料で作られたバネ作用等を持つ押圧手段に
より積極的に接触させている。そして、支持ピンの先端
に取付けられた発熱抵抗体および感温抵抗体の周囲と支
持ピンの周囲とを金属ベースに電気的に接続されたシー
ルド管が取り囲むことによって支持ピン、発熱抵抗体お
よび感温抵抗体に飛込む外来電波をアース側である金属
ベースに逃がしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
6−265387号公報に開示される発熱抵抗式空気流
量測定装置によると、外来電波を防ぐシールド管は金属
ベースと別体に設けられているため、部品点数の増加を
招き製品コストが増大するという問題を生じている。ま
た、このシールド管は金属ベースと電気的に導通させる
ため一端側に取付フランジ部が設けられ、さらにこの取
付フランジ部には金属ベースとねじ締結可能なナットが
圧入されるバーリング加工部が形成されている。さらに
また、フランジ中央部には金属ベースとの電気的な接触
を確保する凹部が形成されている。このように、このシ
ールド管には加工を必要とする箇所が多いことから、シ
ールド管の加工工数の増加に伴い製品コストの増大を招
くという問題を生じている。
【0006】本発明の目的は、耐電波障害特性を向上
し、かつ製品コストを低減する熱式流量計を提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めの本発明による請求項1記載の熱式流量計は、流体が
通過する主通路を有する筒体と、前記主通路の中央部に
位置し内部にバイパス通路を有する中央部材と、前記バ
イパス通路に設けられる流量検出部と、前記筒体に固定
され前記中央部材を支持するリブと、前記流量検出部を
制御する回路部と、前記リブに取付けられ前記回路部を
収容する導電性ケースと、前記リブに保持され前記回路
部の基準電位に接続される端子と、前記流量検出部と前
記回路部とを電気的に接続する結線部と、前記端子を拡
張し前記結線部方向に飛来する外来電波を前記回路部の
基準電位側に逃がす電磁波遮蔽部とを備えることを特徴
とする。
【0008】また、本発明による請求項2記載の熱式流
量計は、請求項1記載の熱式流量計において、前記電磁
波遮蔽部は、前記導電性ケースと前記電磁波遮蔽部とに
より前記結線部を挟み込むように位置することを特徴と
する。さらに、本発明による請求項3記載の熱式流量計
は、請求項1記載の熱式流量計において、前記電磁波遮
蔽部は、前記結線部の周囲を覆う筒部を有することを特
徴とする。
【0009】さらにまた、本発明による請求項4記載の
熱式流量計は、請求項1、2または3記載の熱式流量計
において、前記電磁波遮蔽部と前記導電性ケースとは、
複数箇所で電気的に接続されることを特徴とする。
【0010】
【作用および発明の効果】本発明の請求項1記載の熱式
流量計によると、流量検出部を制御する回路部の基準電
位に接続される端子を拡張し、流量検出部と回路部とを
電気的に接続する結線部方向に飛来する外来電波を回路
部の基準電位側に逃がす電磁波遮蔽部を備えることか
ら、結線部に飛来する外来電波を簡単な構成で確実に抑
制することができる。これにより、結線部に飛来する外
来電波によって生ずる回路部の誤動作等を抑制できるた
め、外来電波に対する耐電波障害特性を向上させる効果
がある。また流量検出部と回路部とを電気的に接続する
結線部に貫通コンデンサ等のバイパスコンデンサを挿入
することなくして電磁波遮蔽部により外来電波を回路部
の基準電位側に逃がすことができるため、貫通コンデン
サ等のバイパスコンデンサの使用数を削減できる。これ
により、製品コストを低減する効果がある。
【0011】また、本発明の請求項2記載の熱式流量計
によると、電磁波遮蔽部は、導電性ケースと電磁波遮蔽
部とにより結線部を挟み込むように位置することから、
導電性ケースと電磁波遮蔽部とが共に電磁波遮蔽体とし
て作用する。これにより、電磁波遮蔽部を加工が容易な
形状、例えば板状にしても結線部に飛来する外来電波を
抑制することができる。したがって、電磁波遮蔽部の加
工コストを削減でき、製品コストをさらに低減する効果
がある。
【0012】さらに、本発明の請求項3記載の熱式流量
計によると、電磁波遮蔽部は、結線部の周囲を覆う筒部
を有することから、周囲を覆われた結線部方向に飛来す
る外来電波の抑制を確実にする。これにより、結線部に
飛来する外来電波によって生ずる回路部の誤動作等をさ
らに抑制できるため、外来電波に対する耐電波障害特性
を一段と向上させる効果がある。また例えば打出成形等
により端子、電磁波遮蔽部および筒部を一体成形するこ
とで、端子と電磁波遮蔽部と筒部とを個々の部材として
形成する場合と較べ部品点数の削減ができる。これによ
り、製品コストの低減を可能にする効果がある。
【0013】さらにまた、本発明の請求項4記載の熱式
流量計によると、電磁波遮蔽部と導電性ケースとは、複
数箇所で電気的に接続されることから、電磁波遮蔽部と
導電性ケースとの電気的接続が高周波的に強化される。
これにより、電磁波遮蔽部と導電性ケースとの電磁波遮
蔽効果をより向上させることができ、例えば極超短波の
周波数以上における耐電波障害特性を向上させることが
きる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 (第1実施例)本発明の第1実施例は、エンジンに吸入
される空気量を計測する熱式流量計であって、エアーク
リーナエレメントの下流側に形成される吸気通路を有す
るダクトに設けた流量計の例である。図1および図2に
示すように、ダクト1に熱式流量計の要部を構成するユ
ニット10が取り付けられている。
【0015】ダクト1は、主通路2を有する第1の筒体
3と、ユニット10を挿入するための穴4を有する第2
の筒体5とからなる。これら第1の筒体3と第2の筒体
5は樹脂により一体成形されて形成されている。ユニッ
ト10は、第2の筒体5に組付けられて固定される。ユ
ニット10は、熱式流量計の主要部を構成するもので、
組付けられた状態で主通路2の中央に配置される中央
部材11と、空気流量を計測する流量検出部8、中
央部材11を主通路2内に支持するリブ12と、リブ
12に固定され内部に回路部13を収容する金属からな
る回路ケース25と、ダクト1へのユニット10の取
付部14と、流量検出部8で発生する電気信号を処理
する回路部13と、回路部13と電気的に接続するた
めの機械的なコネクタ部15とからなる。
【0016】中央部材11は、その外形が砲弾状であっ
て外周形状が下流側に向かい徐々に外径が拡大する形状
をしている。この中央部材11は、第1の筒体3の内部
中央に設けられ、中央部材11の外周部に形成される主
通路2の通路断面積を縮小するように設けられる。中央
部材11の内部に形成されるバイパス通路16は、上流
側に大径通路16aを有し、下流側に小径通路16bを
有し、その中間部に段差部17を有する。小径通路16
bにより形成される下流バイパス通路面積は、段差部1
7の上流側の大径通路16aにより形成される上流バイ
パス通路面積より小となっている。バイパス通路16
は、流量検出部8の下流側で折返し、この折返されて上
流側に戻る断面C字状のバイパス通路16cは、流量検
出部8の上流側で中央部材11の外周面にバイパス出口
部18を形成し、このバイパス出口部18でバイパス通
路16と主通路2とが連通している。バイパス出口部1
8は、図2に示すように、リブ12が形成される部分を
除いてバイパス通路16cのほぼ全周にわたって開口し
ている。
【0017】流量検出部8は、流速測定用抵抗体21と
温度補償用抵抗体22を備え、これらの流速測定用抵抗
体21と温度補償用抵抗体22は、小径通路16bに配
置され、小径通路16bの通路流れ方向に対し垂直に支
持体35、36により支持されている。リブ12は、中
央部材11を主通路2のほぼ中央部に配置するように中
央部材11を支持するものである。このリブ12は、第
2の筒体5の穴4の開口方向に挿入されている。
【0018】取付部14は、前記中央部材11、リブ1
2、回路ケース25とコネクタ部15をダクト1に固定
する部分であって、ダクト3の第2の筒体5のフランジ
26に固定される。これは、ユニット10の取付部14
を第2の筒体5に固定するだけで、この取付部14にリ
ブ12により支持される中央部材10を主通路2のほぼ
中央部に配置できることを意味している。すなわち、ダ
クト1に形成される第2の筒体5の開口部にユニット1
0を挿入組付することで熱式流量計の流量検出部8を組
付配置することができる。
【0019】矩形の箱状からなる回路ケース25は、例
えば金属板等の導電性材料により形成されており、矩形
状の底板部25aを有している。そして、流速測定用抵
抗体21と温度補償用抵抗体22に電気的に接続される
制御回路を有する回路部13を収容し、リブ12の側壁
に固定されている。コネクタ部15は、回路部13に電
気的に接続されるターミナル28a、b、cを固定する
部分で、取付部14と樹脂により一体成形されている。
【0020】ターミナル28a、b、cはリボン状に形
成され、後述するリボン部28e、f、g、シールド板
28d、リボン部29a、b、c、dとともに前述した
リブ12内にインサート成形されている。ここで、リブ
12内にインサート成形されるターミナル28a、b、
c、シールド板28d、リボン部28e、f、g、リボ
ン部29a、b、c、dの形状およびその役割を図1〜
図3に基づいて詳述する。
【0021】図3に示すように、リボン状に形成される
ターミナル28a、b、cは、回路ケース25と所定距
離を確保して同一平面上に位置している。ターミナル2
8aは外部から印加される電源電圧のマイナス端子に接
続されており、以下説明するようにシールド板28dと
リボン部28eとを介して回路部13に構成される制御
回路の基準電位であるアースに接続されている。
【0022】ターミナル28aの図3で下方にはターミ
ナル28aを拡張する矩形状のシールド板28dが形成
されており、このシールド板28dから図3で右方向に
はリボン状に延びるリボン部28eが形成されている。
シールド板28dは、回路ケース25の底板部25aの
図3で左側半分を覆っている。そして、このシールド板
28dと底板部25aとにより後述するリボン部29
a、b、c、dを所定間隔を確保しながら挟込んでい
る。この様子は、図1に示すII−II線断面図である図2
により表されている。
【0023】シールド板28dから延びるリボン部28
eは、端部がL字状に形成されており、この端部の先端
には接続部28hが形成されている。そして、接続部2
8hにリード線45がはんだ付されることにより、回路
部13の制御回路のアースに接続されるピン13gとリ
ボン部28eとが電気的に接続される。また、このリー
ド線45はピン13gと接続部28hとを電気的に接続
するばかりでなく、その途中において回路ケース25に
もはんだ付等により電気的に接続されている。これによ
り、回路部13の制御回路のアースがピン13g、リー
ド線45、リボン部28eおよびシールド板28dを介
してターミナル28aと電気的に接続されている。
【0024】ターミナル28bは、図3で下方に延びる
リボン状に形成されるとともに、リボン部28eと同
様、図3で右方向にはリボン状に延びるリボン部28f
が形成されている。このリボン部28fは、端部がL字
状に形成されており、この端部の先端には接続部28i
が形成されている。この接続部28iに貫通コンデンサ
47の一端がはんだ付され、回路部13の制御回路の出
力信号線に接続されるピン13fに貫通コンデンサ47
の他端がはんだ付されることで、接続部28iと制御回
路の出力信号線とが電気的に接続される。貫通コンデン
サ47の環状の金属ボディは回路ケース25に形成され
た図示しない穴に挿入され、その周囲がはんだ付されて
いる。これにより、制御回路から出力される出力信号が
貫通コンデンサ47およびリボン部28fを介してター
ミナル28bに出力される。
【0025】ターミナル28cは、ターミナル28bと
同様、図3で下方に延びるリボン状に形成されるととも
に、図3で右方向にはリボン状に延びるリボン部28g
が形成されている。このリボン部28gは、端部はL字
状に形成されており、この端部の先端には接続部28j
が形成されている。この接続部28jに貫通コンデンサ
46の一端がはんだ付され、回路部13の制御回路の出
力信号線に接続されるピン13eに貫通コンデンサ46
の他端がはんだ付されることで、接続部28jと制御回
路の出力信号線とが電気的に接続される。これにより、
制御回路から出力される出力信号が貫通コンデンサ46
およびリボン部28gを介してターミナル28cに出力
される。
【0026】また、貫通コンデンサ46、47を介して
制御回路からターミナル28b、cに出力信号を出力す
ることにより、ターミナル28b、c、リボン部28
f、g等に飛込む電波ノイズを貫通コンデンサ46、4
7を介してアースと同電位である回路ケース25に逃が
すことができる。一方、流速測定用抵抗体21が接続さ
れる支持体35には、リボン部29aとリボン部29d
とがそれぞれ電気的に接続されている。また温度補償用
抵抗体22が接続される支持体36には、リボン部29
bとリボン部29cとがそれぞれ電気的に接続されてい
る。
【0027】リボン部29aは、図3で上方に延びるリ
ボン状に形成されるとともに、その端部がL字状に形成
されている。L字状に形成されたリボン部29aの端部
は、先端に接続部29eを有しており、この接続部29
eには回路部13の制御回路に接続されるピン13aと
電気的に接続するリード線41がはんだ付等により接続
されている。
【0028】また、リボン部29bは、リボン部29a
と同様、図3で上方に延びるリボン状に形成されるとと
もに、端部がL字状に形成されている。そして、その端
部の先端には接続部29fが形成されており、この接続
部29fには回路部13の制御回路に接続されるピン1
3bと電気的に接続するリード線42がはんだ付等によ
り接続されている。
【0029】さらに、リボン部29cもリボン部29a
と同様、リボン状に形成され、L字状に形成された端部
の先端には接続部29gが形成されている。そして、こ
の接続部29gと制御回路に接続されたピン13cとが
双方にはんだ付されたリード線43により電気的に接続
されている。さらにまた、リボン部29dもリボン部2
9aと同様、リボン状に形成され、L字状に形成された
端部の先端には接続部29hが形成されている。そし
て、この接続部29hと制御回路に接続されるピン13
dとが双方にはんだ付されたリード線44により電気的
に接続されている。
【0030】上述したリボン部29a、b、c、dは、
図3で下方から上方に向かって延び同一平面上でそれぞ
れ互いに並行に位置する中央部を有し、この中央部が前
述したシールド板28dと所定間隔を保つように位置し
ながら樹脂からなるリブ12内にインサート成形されて
いる。このインサート成形時には、図示しない成形型の
一部にリボン部29a、b、c、dおよびシールド板2
8dの露出する所定部分を固定することで、インサート
成形後にリボン部29a、b、c、dのそれぞれの中央
部とシールド板28dとが互いに接触することなく、か
つ所定間隔を維持できるように制御している。
【0031】また、リボン部29a、b、c、dのそれ
ぞれの中央部から図3で右側から左方向に延びたリボン
部29a、b、c、dの端部が、前述したようにL字状
にそれぞれ形成され回路ケース25の裏側から表側に回
込むように位置していることから、図3で回路ケース2
5の左側にピン13a、b、c、dが位置していても回
路ケース25の底板部25aとシールド板28dとの間
にリボン部29a、b、c、dを位置させることができ
る。そして、回路ケース25の底板部25aは板状に形
成されるリブ12と面接触するように位置することか
ら、底板部25aとリボン部29a、b、c、dとシー
ルド板28dとが互いに所定間隔を確保しながら並行に
位置することになる。これにより、リボン部29a、
b、c、dが底板部25aとシールド板28dとの間に
挟込まれるように位置するため、携帯電話、無線機等の
電波が外部から飛来しても底板部25aとシールド板2
8dとにより飛来した電波の殆どがアース側に逃がされ
る。つまり、底板部25aとシールト板28dとが電磁
波遮蔽体の役割を果たしリボン部29a、b、c、dに
飛込むおそれのある電波ノイズ等の殆どを制御回路のア
ース側に逃がすため、リボン部29a、b、c、dに飛
込む電波ノイズ等を抑制することができる。したがっ
て、流速測定用抵抗体21および温度補償用抵抗体22
からの検出信号が電波ノイズ等によって受ける影響を最
小限に抑えることができ、熱式流量計の耐電波障害特性
を向上する効果がある。
【0032】次に、シールド板28dと回路ケース25
との電気的接続箇所を増加させた変形例を図4に基づい
て説明する。図4に示す変形例は、前述したシールド板
28dに、さらに接続部28kおよびリボン部28mを
設け、この接続部28kおよびリボン部28mと回路ケ
ース25とをそれぞれ電気的に接続するリード線51、
52を設けた例である。
【0033】図4に示すように、ターミナル28aから
最も離れた側に位置するシールド板28dの2箇所の角
部付近にそれぞれ接続部28kとリボン部28mとを形
成している。この接続部28kには接続部28kと回路
ケース25とを電気的に接続するリード線51がはんだ
付されており、またリボン部28mの先端に位置する接
続部28nにはリボン部28mと回路ケース25とを電
気的に接続するリード線52がはんだ付されている。
【0034】このように、シールド板28dの2箇所の
角部付近をアース側である回路ケース25に電気的に接
続することにより、シールド板28dと回路ケース25
との電気的接続が高周波的に強化されるため、シールド
板28dと回路ケース25との電磁波遮蔽効果をより向
上させることができる。そして、この電磁波遮蔽効果の
向上は、発明者の実験により確認されている図5に示す
耐電波障害特性により明確である。
【0035】図5に示す耐電波障害特性は、熱式流量計
の近傍に設置した図示しない信号発生装置により発射さ
れる電波が熱式流量計の流量測定値に影響を与えたとき
の周波数と電界強度とを測定したものである。したがっ
て、この電界強度の数値が大きいほど耐電波障害特性が
良好であることを示している。ここで、図5に示す従来
例Aとは、前述したシールド板28dを有しないもので
あり、かつリード線41、42、43、44の代わりに
貫通コンデンサが取付られたものである。また従来例B
とは、前述したシールド板29dを有しないものであ
り、かつ前述したリード線41、42、43、44を用
いたものである。そして、変形例1は、前述した変形例
でシールド板28dと回路ケース25とを接続したリー
ド線51、52のうち、リード線52を接続することな
くリード線51だけを接続した例である。また変形例2
は、前述した変形例でシールド板28dと回路ケース2
5とを接続したリード線51、52を双方接続した例で
ある。
【0036】図5に示すように、従来例Aはリード線4
1、42、43、44の代わりに貫通コンデンサを備え
ていることから、周波数21、28、50、144MHz
においては、100V/mの電界強度に耐え良好な耐電
波障害特性を示している。ところが、周波数430、9
00、1200MHzにおいては、10〜40V/mの電
界強度に耐え得るのみで耐電波障害特性が劣化している
ことが判る。そして、従来例Bは貫通コンデンサを用い
ることなくリード線41、42、43、44を用いるた
め、周波数21、28、50、144、430、90
0、1200MHzのいずれの周波数においても他のもの
と較べ耐電波障害特性の劣化が見られる。
【0037】これに対し、第1実施例の熱式流量計によ
ると、周波数21、28、50、144MHzにおいて1
00V/mの電界強度に耐え、さらに周波数430、9
00、1200MHzにおいても貫通コンデンサを用いた
従来例Aと同等以上の良好な耐電波障害特性を示してい
る。特に変形例1、2では、周波数430MHzと周波数
1200MHzにおいて従来例Aより上回る耐電波障害特
性を示し、周波数430MHzで変形例1の耐電界強度が
40V/m、変形例2の耐電界強度が50V/m、周波
数1200MHzで変形例1、2とも耐電界強度が20V
/mをそれぞれ示していることが判る。このように極超
短波の周波数域においても耐電波障害特性が改善されて
いるのは、シールド板28dと回路ケース25との電気
的接続が高周波的に強化されていることを示しており、
シールド板28dの2箇所の角部付近をアース側である
回路ケース25に電気的に接続したことによって、シー
ルド板28dと回路ケース25との電磁波遮蔽効果がよ
り向上したことを示している。
【0038】次に、本実施例の第1実施例の作用につい
て説明する。図1において、ダクト1の上流側に組み付
けられる図示しないエアクリーナから導入される空気
は、主通路2に導入され、この主通路2を図1で右側か
ら左方向に流れる。このとき、中央部材11によって主
通路面積が絞られているので、主通路2を流れる流速が
増大し、バイパス出口部18に負圧が発生し、この負圧
とバイパス通路16のバイパス入口部32の圧力との差
圧によってバイパス通路16の内部に空気の流れが発生
する。バイパス通路16に設けられる流速測定用抵抗体
21は、回路部13によって吸気温度に対して一定温度
差に加熱され、バイパス通路16内の空気の流れを計測
する。これより吸入空気量を検出することができる。
【0039】バイパス通路16を形成するバイパス入口
部32が主通路2のほぼ中央部に位置するため、上流か
らの空気の流れの乱れに対しバイパス通路16を流れる
空気の乱れが小さい。バイパス通路16が流量検出部8
の上流側で段差部17をもつため、上流からの流れがこ
の段差部17で絞られることにより整流される。また上
流からの流れの偏りに対しバイパス出口部18がリブ1
2の部分を除いてバイパス通路16のほぼ全周にC字状
に開口していること、さらに中央部材11の外径が下流
側に向かって次第に拡大する形状になっており流れの偏
りを回復させる作用をもつこと等のため、バイパス通路
16の流速が平均化されて上流からの流れの偏りの影響
を受けにくい。
【0040】また、外部から電波ノイズ等が飛来して
も、流速測定用抵抗体および温度補償用抵抗体から出力
される検出信号を伝達するリボン部29a、b、c、d
を回路部13の制御回路のアースと同電位を有する回路
ケース25の底板部25aと同様に制御回路のアースと
同電位を有するシールド板28dとの間に位置させたこ
とから、飛来した電波ノイズ等を制御回路のアース側に
逃がすことができる。これにより、リボン部29a、
b、c、dに飛込むおそれのある電波ノイズ等の殆どが
制御回路のアース側に逃げるため、リボン部29a、
b、c、dに飛込む電波ノイズ等を抑制することができ
る。したがって、流速測定用抵抗体および温度補償用抵
抗体からの検出信号が電波ノイズ等によって受ける影響
を最小限に抑えることができ、耐電波障害特性を向上す
る効果がある。またリボン部29a、b、c、dと回路
部13のピン13a、b、c、dとを貫通コンデンサを
介して電気的に接続していた従来例のものと較べ、貫通
コンデンサの代わりにリード線41、42、43、44
を用いても、従来例のものと同等以上の良好な耐電波障
害特性が得られることから、貫通コンデンサの使用数を
削減することができ製品コストを低減する効果がある。
【0041】さらに、シールド板28dの2箇所の角部
付近をアース側である回路ケース25に電気的に接続し
たことにより、極超短波の周波数域における耐電波障害
特性を向上させることがきる。これにより、430、9
00、1200MHzの各周波数においても電磁波遮蔽効
果を向上させる効果がある。またさらに、シールド板2
8dは、ターミナル28aを拡張して形成されることか
ら、例えば1枚の鋼板を打出成形することで、ターミナ
ル28aおよびシールド板28dを一体に形成すること
ができる。これにより、ターミナル28aおよびシール
ド板28dを個々の部材として形成する必要がない。し
たがって、部品点数の削減および製品コストの低減を可
能にする効果がある。
【0042】(第2実施例)本発明の第2実施例を図6
に示す。第1実施例と実質的に同一の構成部分には同一
符号を付す。図6に示す第2実施例は、ターミナル28
aを下方に拡張したシールド板28dをさらに下方に逆
T字状に延ばし、この逆T字状のシールド板によって回
路部13に接続されるリボン部61a、61b、61
c、61dの周囲を包む筒部28pを形成した例であ
る。
【0043】図示しない流速測定用抵抗体が取付られる
2本の支持体35には、第1実施例で説明したリボン部
29a、29dと同様の形状からなる端部を有するリボ
ン部61a、61dが圧接等により電気的にそれぞれ接
続されている。また図示しない温度補償用抵抗体が取付
られる2本の支持体36にも支持体35と同様、第1実
施例で説明したリボン部29b、29cと同様の形状か
らなる端部を有するリボン部61b、61cが圧接等に
より電気的にそれぞれ接続されている。
【0044】このリボン部61a、dの流速測定用抵抗
体が接続されない側の端部およびリボン部61b、cの
温度補償用抵抗体が接続されない側の端部は、図6で上
方に延びるように形成され回路部13の長手方向の辺の
近傍に位置する図示しない回路パターンとはんだ付等に
より電気的に接続され、これらのリボン部61a、b、
c、dは互いに並行に位置している。そして、この互い
に並行に位置するリボン部61a、b、c、dには、そ
の周囲を囲むように形成された筒部28pが位置してい
る。
【0045】この筒部28pは、第1実施例で説明した
シールド板28dの辺のうち、回路部13の長手方向の
辺と並行する辺をリボン部61a、b、c、dが延びる
方向に拡張することにより形成されており、筒状に形成
される前の展開した形状では逆T字状を有するように形
成されている。そして、この展開した逆T字状の縦長部
分に位置するリボン部61a、b、c、dを包込むよう
に逆T字状の横長部分の両端をコ字状に折曲げることに
より筒部28pが形成される。
【0046】また、この筒部28pは、回路部13の制
御回路のアースに接続されるシールド板28dに電気的
に接続されていることから、制御回路のアースと同電位
を有する。第2実施例によると、流速測定用抵抗体およ
び温度補償用抵抗体から出力される検出信号を伝達する
リボン部61a、b、c、dの周囲が回路部13の制御
回路のアースと同電位を有する筒部28pにより囲まれ
ていることから、外部から飛来する電波ノイズ等を制御
回路のアース側に確実に逃がすことができる。これによ
り、リボン部61a、b、c、dに飛込むおそれのある
電波ノイズ等の殆どを制御回路のアース側に逃がすた
め、リボン部61a、b、c、dに飛込む電波ノイズ等
を抑制することができる。したがって、流速測定用抵抗
体および温度補償用抵抗体からの検出信号が電波ノイズ
等によって受ける影響をさらに最小限に抑えることがで
き、熱式流量計の耐電波障害特性を向上する効果があ
る。
【0047】また、第2実施例によると、筒部28p
は、ターミナル28aの拡張であるシールド板28dを
さらに拡張して形成されることから、例えば1枚の鋼板
を打出成形することで、ターミナル28a、シールド板
28dおよび筒部28pを一体に形成することができ
る。これにより、ターミナル28a、シールド板28d
および筒部28pを個々の部材として形成する必要がな
い。したがって、部品点数の削減および製品コストの低
減を可能にする効果がある。
【0048】なお、本発明の熱式流量計は、エンジンの
吸入空気を計測する流量計に適用する場合に限らず、ま
た車両用のエンジンの吸入空気量を計測する熱式流量計
以外にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による熱式流量計を示す断
面図である。
【図2】図1に示すII−II線断面図である。
【図3】第1実施例のターミナル28a〜d、リボン部
29a〜d、回路ケース25等の位置関係を示す斜視図
である。
【図4】第1実施例の変形例の要部を示す拡大図であ
る。
【図5】飛来する電波の周波数に対する耐電波障害特性
を示す特性図である。
【図6】本発明の第2実施例による熱式流量計のターミ
ナル28a〜d、筒部28p、リボン部61a〜d、回
路ケース25等の位置関係を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ダクト 2 主通路 3 第1の筒体 (筒体) 5 第2の筒体 8 流量検出部 10 ユニット 11 中央部材 12 リブ 13 回路部 14 取付部 15 コネクタ部 16a バイパス通路 16b バイパス通路 16c バイパス通路 25 回路ケース (導電性ケース) 28a ターミナル (端子) 28d シールド板 (電磁波遮蔽部) 28p 筒部 (電磁波遮蔽部) 29a、b、c、d リボン部(結線部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01F 1/00 - 9/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体が通過する主通路を有する筒体と、 前記主通路の中央部に位置し内部にバイパス通路を有す
    る中央部材と、 前記バイパス通路に設けられる流量検出部と、 前記筒体に固定され前記中央部材を支持するリブと、 前記流量検出部を制御する回路部と、 前記リブに取付けられ前記回路部を収容する導電性ケー
    スと、 前記リブに保持され前記回路部の基準電位に接続される
    端子と、 前記流量検出部と前記回路部とを電気的に接続する結線
    部と、 前記端子を拡張し前記結線部方向に飛来する外来電波を
    前記回路部の基準電位側に逃がす電磁波遮蔽部とを備え
    ることを特徴とする熱式流量計。
  2. 【請求項2】 前記電磁波遮蔽部は、前記導電性ケース
    と前記電磁波遮蔽部とにより前記結線部を挟み込むよう
    に位置することを特徴とする請求項1記載の熱式流量
    計。
  3. 【請求項3】 前記電磁波遮蔽部は、前記結線部の周囲
    を覆う筒部を有することを特徴とする請求項1記載の熱
    式流量計。
  4. 【請求項4】 前記電磁波遮蔽部と前記導電性ケースと
    は、複数箇所で電気的に接続されることを特徴とする請
    求項1、2または3記載の熱式流量計。
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