JP2001153706A - 発熱抵抗体式空気流量測定装置 - Google Patents
発熱抵抗体式空気流量測定装置Info
- Publication number
- JP2001153706A JP2001153706A JP33720599A JP33720599A JP2001153706A JP 2001153706 A JP2001153706 A JP 2001153706A JP 33720599 A JP33720599 A JP 33720599A JP 33720599 A JP33720599 A JP 33720599A JP 2001153706 A JP2001153706 A JP 2001153706A
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- JP
- Japan
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- air flow
- type air
- heating resistor
- measuring device
- measuring apparatus
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Abstract
(57)【要約】
【課題】電気回路の自己発熱及び外部環境温度の影響を
低減した発熱抵抗体式空気流量計測装置を提供する。 【解決手段】本発明は、上記課題を解決するために電気
回路の形成部位を規定した物である。空気流量測定装置
は自動車の吸気通路１を形成する主通路２にフランジ４
を介して装着される。ベース部材７はハウジング５の一
壁面に接合され、その表面には電気回路部８が形成され
ている。 【効果】本発明によれば特に複雑な構造を用いることな
く、上記目的を達成した発熱抵抗体式空気流量計測装置
を提供することが出来る。
低減した発熱抵抗体式空気流量計測装置を提供する。 【解決手段】本発明は、上記課題を解決するために電気
回路の形成部位を規定した物である。空気流量測定装置
は自動車の吸気通路１を形成する主通路２にフランジ４
を介して装着される。ベース部材７はハウジング５の一
壁面に接合され、その表面には電気回路部８が形成され
ている。 【効果】本発明によれば特に複雑な構造を用いることな
く、上記目的を達成した発熱抵抗体式空気流量計測装置
を提供することが出来る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の吸気系
を構成して吸入空気量を測定する空気流量測定装置に係
わり、特に自動車用エンジンに吸入される空気流量を測
定することを主目的とした発熱抵抗体式空気流量測定装
置に関する。
を構成して吸入空気量を測定する空気流量測定装置に係
わり、特に自動車用エンジンに吸入される空気流量を測
定することを主目的とした発熱抵抗体式空気流量測定装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術においては、特開平１１−１
４４２３号に見られるように、電気回路は回路基板上に
形成され、回路基板はベース部材上に接合され、尚且つ
ハウジング、ベース及びカバーにより形成される空間に
配置される構成となっている。
４４２３号に見られるように、電気回路は回路基板上に
形成され、回路基板はベース部材上に接合され、尚且つ
ハウジング、ベース及びカバーにより形成される空間に
配置される構成となっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は回路挿入型の
発熱抵抗体式空気流量計測装置において、電子回路自体
が発生する熱による影響の低減と周囲環境から伝えられ
る熱による影響の低減の両立を図ったものである。
発熱抵抗体式空気流量計測装置において、電子回路自体
が発生する熱による影響の低減と周囲環境から伝えられ
る熱による影響の低減の両立を図ったものである。
【０００４】発熱抵抗体式空気流量計測装置では、発熱
抵抗体を有するブリッジ回路にて発生する基準出力電圧
を増幅回路を通して外部に出力している。この増幅回路
部分では供給電力に応じて発熱現象が起こっており、こ
の熱による電子部品への影響及び回路抵抗値の変化は無
視できない。そのため増幅回路にて発生する熱を外部に
放熱してやる必要が有る。従来の回路挿入型発熱抵抗体
式空気流量計測装置では放熱特性に優れたアルミニウム
等の金属を回路基板を装着するベース部材として採用
し、回路基板の放熱特性を向上していた。
抵抗体を有するブリッジ回路にて発生する基準出力電圧
を増幅回路を通して外部に出力している。この増幅回路
部分では供給電力に応じて発熱現象が起こっており、こ
の熱による電子部品への影響及び回路抵抗値の変化は無
視できない。そのため増幅回路にて発生する熱を外部に
放熱してやる必要が有る。従来の回路挿入型発熱抵抗体
式空気流量計測装置では放熱特性に優れたアルミニウム
等の金属を回路基板を装着するベース部材として採用
し、回路基板の放熱特性を向上していた。
【０００５】反面、内燃機関の吸気通路内の空気温度と
空気流量計測装置外部の空気温度が異なり、特に外部の
空気温度が吸気通路内の空気温度より高くなる条件の場
合には熱伝導性の高い金属製のベース部材が外部の温度
を空気流量計測装置全体に伝播してしまい、出力特性の
誤差を生じる原因となっている問題が有り、電子回路自
己発熱の放熱及び外部環境温度の熱遮断は相反する実現
困難な課題であった。
空気流量計測装置外部の空気温度が異なり、特に外部の
空気温度が吸気通路内の空気温度より高くなる条件の場
合には熱伝導性の高い金属製のベース部材が外部の温度
を空気流量計測装置全体に伝播してしまい、出力特性の
誤差を生じる原因となっている問題が有り、電子回路自
己発熱の放熱及び外部環境温度の熱遮断は相反する実現
困難な課題であった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】回路基板の放熱を効率よ
く行うために、本発明では回路基板にてハウジングの一
壁面を構成する事により、回路基板を直接前記主通路内
の空気流にさらす構造を採っている。この構成により、
電子回路にて発生した熱は回路基板より直接空気流に放
熱する事が可能となり、効率よく増幅回路部分の温度上
昇を低減する事ができる。
く行うために、本発明では回路基板にてハウジングの一
壁面を構成する事により、回路基板を直接前記主通路内
の空気流にさらす構造を採っている。この構成により、
電子回路にて発生した熱は回路基板より直接空気流に放
熱する事が可能となり、効率よく増幅回路部分の温度上
昇を低減する事ができる。
【０００７】また、回路基盤をセラミックもしくは樹脂
にて形成した場合にはアルミニウム等の金属に比較して
熱伝導率が低く、空気流量計測装置外部の環境温度を伝
えにくくなっている。
にて形成した場合にはアルミニウム等の金属に比較して
熱伝導率が低く、空気流量計測装置外部の環境温度を伝
えにくくなっている。
【０００８】本構造を採用する事により、従来必要であ
った回路基板設置用のベース部材が不要となるため、部
品数低減による原価低減が可能となっている。また、部
品数が低減する事により、構造の簡略化が図れる事より
組立て工数の低減も図れる。
った回路基板設置用のベース部材が不要となるため、部
品数低減による原価低減が可能となっている。また、部
品数が低減する事により、構造の簡略化が図れる事より
組立て工数の低減も図れる。
【０００９】回路基盤に琺瑯材を使用した場合には琺瑯
のベース部材である金属板の材質をステンレスもしくは
チタン合金などの熱伝導率の比較的低い材質とする事に
より、同様の効果が得られる
のベース部材である金属板の材質をステンレスもしくは
チタン合金などの熱伝導率の比較的低い材質とする事に
より、同様の効果が得られる
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図１
から図４で説明する。
から図４で説明する。
【００１１】図１は本発明の一実施例である自動車用空
気流量測定装置の正面図、及び図２は上面図である。
気流量測定装置の正面図、及び図２は上面図である。
【００１２】空気流量測定装置は自動車の吸気通路１を
形成する主通路２にフランジ４を介して装着される、フ
ランジ４は回路保護用のハウジング５及び外部との電気
的接続を行うためのコネクタ３と一体形成されている。
ベース部材７はハウジング５の一壁面に接合され、その
表面には電気回路部８が形成されている。副通路ケース
６はベース部材７及びハウジング５に接合され、副通路
を形成している。副通路内には流量計測素子１１及び感
温素子１２が配置されボンディングワイヤ９等により電
気回路８と電気的に接続している。カバー１０はハウジ
ング５に接合され電気回路８を保護している。
形成する主通路２にフランジ４を介して装着される、フ
ランジ４は回路保護用のハウジング５及び外部との電気
的接続を行うためのコネクタ３と一体形成されている。
ベース部材７はハウジング５の一壁面に接合され、その
表面には電気回路部８が形成されている。副通路ケース
６はベース部材７及びハウジング５に接合され、副通路
を形成している。副通路内には流量計測素子１１及び感
温素子１２が配置されボンディングワイヤ９等により電
気回路８と電気的に接続している。カバー１０はハウジ
ング５に接合され電気回路８を保護している。
【００１３】図３は本発明の一実施例である空気流量測
定装置の背面図である。ベース部材７はその表面に電気
回路８を形成し、尚且つハウジング部５及び副通路ケー
ス６部を含む空気流量測定装置の一壁面を完全に形成し
ている。
定装置の背面図である。ベース部材７はその表面に電気
回路８を形成し、尚且つハウジング部５及び副通路ケー
ス６部を含む空気流量測定装置の一壁面を完全に形成し
ている。
【００１４】図４は本発明の一実施例である空気流量測
定装置の背面図である。ベース部材７はその表面に電気
回路８を形成し、尚且つハウジング部５の一壁面を形成
している。
定装置の背面図である。ベース部材７はその表面に電気
回路８を形成し、尚且つハウジング部５の一壁面を形成
している。
【００１５】
【発明の効果】本発明によれば、他の部材を介さずに電
気回路の発熱を効率的に放熱し、尚且つ外部周囲温度の
電気回路に対する伝熱量を低減する事により、あらゆる
温度条件下で安定した特性を有する発熱抵抗体式空気流
量計測装置を提供することが可能である。また、従来技
術に対して一部構成部品を廃止する事が可能であり、安
価な発熱抵抗体式空気流量計測装置提供する事ができ
る。
気回路の発熱を効率的に放熱し、尚且つ外部周囲温度の
電気回路に対する伝熱量を低減する事により、あらゆる
温度条件下で安定した特性を有する発熱抵抗体式空気流
量計測装置を提供することが可能である。また、従来技
術に対して一部構成部品を廃止する事が可能であり、安
価な発熱抵抗体式空気流量計測装置提供する事ができ
る。
【図１】本発明の一実施例を示す、発熱抵抗体式空気流
量計測装置の正面図。
量計測装置の正面図。
【図２】本発明の一実施例を示す、発熱抵抗体式空気流
量計測装置の上面図。
量計測装置の上面図。
【図３】本発明の一実施例を示す、発熱抵抗体式空気流
量計測装置の背面図。
量計測装置の背面図。
【図４】本発明の一実施例を示す、発熱抵抗体式空気流
量計測装置の背面図。
量計測装置の背面図。
１…吸気通路、２…主通路、３…コネクタ、４…フラン
ジ、５…ハウジング、６…副通路ケース、７…ベース部
材、８…電気回路部、９…ボンディングワイヤ、１０…
カバー、１１…流量計測素子、１２…感温素子。
ジ、５…ハウジング、６…副通路ケース、７…ベース部
材、８…電気回路部、９…ボンディングワイヤ、１０…
カバー、１１…流量計測素子、１２…感温素子。
フロントページの続き (72)発明者 石川 人志 茨城県ひたちなか市高場2477番地 株式会 社日立カーエンジニアリング内 Ｆターム(参考） 2F035 AA02 EA03 EA04
Claims (4)
- 【請求項１】 内燃機関の吸気通路の一部を形成する主
通路に取り付けられ、空気流量を計測する発熱抵抗体及
び感温抵抗体を有し、前記発熱抵抗体及び感温抵抗体を
駆動する電子回路及び電子回路を保護するハウジングを
備え、尚且つ電子回路及びハウジング部が前記主通路内
に挿入される形態を有する発熱抵抗体式空気流量計測装
置において、前記電子回路を印刷する基板が前記ハウジ
ングの一壁面を形成する事を特徴とした、発熱抵抗体式
空気流量計測装置。 - 【請求項２】 請求項１において、前記電子回路を印刷
する基盤をセラミックで形成する事を特徴とした、発熱
抵抗体式空気流量計測装置。 - 【請求項３】 請求項１において、前記電子回路を印刷
する基盤を琺瑯材で形成する事を特徴とした、発熱抵抗
体式空気流量計測装置。 - 【請求項４】 請求項１において、前記電子回路を形成
する基盤を樹脂材で形成する事を特徴とした、発熱抵抗
体式空気流量計測装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33720599A JP2001153706A (ja) | 1999-11-29 | 1999-11-29 | 発熱抵抗体式空気流量測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33720599A JP2001153706A (ja) | 1999-11-29 | 1999-11-29 | 発熱抵抗体式空気流量測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001153706A true JP2001153706A (ja) | 2001-06-08 |
Family
ID=18306436
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33720599A Pending JP2001153706A (ja) | 1999-11-29 | 1999-11-29 | 発熱抵抗体式空気流量測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001153706A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019049513A1 (ja) * | 2017-09-05 | 2019-03-14 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 熱式流量計 |
-
1999
- 1999-11-29 JP JP33720599A patent/JP2001153706A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019049513A1 (ja) * | 2017-09-05 | 2019-03-14 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 熱式流量計 |
| CN111033186A (zh) * | 2017-09-05 | 2020-04-17 | 日立汽车系统株式会社 | 热式流量计 |
| JPWO2019049513A1 (ja) * | 2017-09-05 | 2020-07-02 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 熱式流量計 |
| EP3680630A4 (en) * | 2017-09-05 | 2021-07-07 | Hitachi Automotive Systems, Ltd. | THERMAL TYPE FLOW METER |
| US11143535B2 (en) | 2017-09-05 | 2021-10-12 | Hitachi Automotive Systems, Ltd. | Thermal-type flowmeter |
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