JP2001207937A - 組合せ式初期噴射及びピーク噴射圧力調節器を具備する燃料噴射器組立体 - Google Patents

組合せ式初期噴射及びピーク噴射圧力調節器を具備する燃料噴射器組立体

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JP2001207937A
JP2001207937A JP2000394876A JP2000394876A JP2001207937A JP 2001207937 A JP2001207937 A JP 2001207937A JP 2000394876 A JP2000394876 A JP 2000394876A JP 2000394876 A JP2000394876 A JP 2000394876A JP 2001207937 A JP2001207937 A JP 2001207937A
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ヒー・ジアーン
Craig L Savonen
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料噴射の初期量を低減しそしてピーク噴射
圧力を制限するのに使用しうるシステムを備える燃料噴
射器組立体に対する必要性。 【解決手段】 燃料源と流通する噴射器本体と、噴射事
象中燃料噴射器組立体から燃料を噴霧せしめるノズル組
立体と、前記ノズル組立体に高圧の燃料を供給する高圧
燃料送給系統と、噴射事象の最初における燃料噴射量を
調節するべく前記ノズル組立体を作動しそして更に前記
ノズル組立体から噴霧される燃料の最大圧力を制限しう
る組合せ式初期噴射及びピーク噴射圧力調節器と、各燃
料噴射事象中タイミングと燃料の量をコントロールする
ためのソレノイド及びアーマチャ制御弁とを包含する内
燃機関用燃料噴射器組立体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関用の燃料
噴射器組立体に関するものであり、特には組合せ式初期
噴射及びピーク噴射圧力調節器を具備する燃料噴射器組
立体に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関においては所定の調量された燃
料混合物を燃焼室に予備選択された間隔で送給するため
に燃料噴射器組立体が使用される。関連業界において一
般に使用される燃料噴射器は、ソレノイド動作式制御弁
と噴射機本体に形成されたシリンダ状穿孔との間を伸延
する高圧燃料通路を含んでいる。プランジャがシリンダ
状穿孔内を往復動されて燃料の圧力を増大する。プラン
ジャがその上死点にあるとき比較的低圧における燃料が
燃料入口に供給される。制御弁が、燃料吐出口への燃料
通路を通しての所定の間隔における燃料の送給量を調量
する。非常に高い圧力における燃料は、燃料ノズル組立
体に送られそして最終的に噴射器から分散せしめられ
る。
【0003】圧縮着火エンジン及びディーゼルエンジン
の場合、燃料は、比較的高圧で送給される。現在、従来
からの噴射器は、燃料を221MPa(32,000p
si)もの高い圧力において送っている。これらはかな
り高い圧力でありそして噴射器の構造的な保全性、良好
なシール性質及び燃焼室内での燃料の有効な霧化を保証
するためにはかなりの工学的注意を必要とした。本質的
に、現在のディーゼルエンジンは、益々厳しい排気物
(ガス)規制に見合いつつ実質上の燃料経済の利益を提
供せねばならない。しかし、より大きな燃料経済、一層
クリーンな燃焼、一層少ない廃棄物及びNOx規制に対
する要求の増大は、噴射器内での燃料圧力の増加を含め
てエンジン燃料送給系統に一層高い要求を課してきたし
また今後も課すことになろう。
【0004】上に論議した挑戦に部分的に見合うように
するために、燃料経済を改善しそして排気要件を満たす
べく、燃料噴射事象の始めと終わり、噴射タイミング、
及び燃料の量を制御するのに電子式制御モジュールが使
用されてきた。まだ尚、コスト節減様式での噴射事象の
期間にわたっての燃料噴射速度及びピーク噴射圧力のよ
うな、追加的な噴射パラメータについて不断の要望が存
在している。
【0005】従来からの燃料噴射器の時間に対する燃料
噴射量は、当然に、低い初期流量から噴射の終わり近く
での高い流量まで比較的直線的な累積を有する台形状で
ある。低い初期噴射量は、低NOx排出物をもたらす傾
向がある。噴射事象後半での高い噴射流量は、低い粒状
物排出と一層良好な燃料経済をもたらす傾向がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】NOx排出を低減しま
たその他の点で排気ガス要件に見合うようにするための
方式の一つは、最大燃焼温度、従ってNOx形成が減少
されるよう初期燃料噴射量をもっと低い水準に調節する
ことである。噴射事象に初めにおける、一般にパイロッ
ト噴射として知られる、燃料の短い初期噴射もまたこの
目的のために使用されてきた。しかし、噴射事象の初期
において燃料噴射量を調節しそして/また関連業界で知
られる燃料のパイロット噴射を提供せんとする試みは、
一般に、それらが機械的に複雑であり、複雑な電子制御
を必要とし、かろうじて効果があるだけでありそして/
またはその他の点でも高価であるという不利益を受け
た。
【0007】他方、燃料消費問題に対処しそして燃料経
済を改善するために、燃料噴霧量を改善することが所望
される。これは、特にピークトルク及び部品負荷におい
て燃料噴射圧力を増加することにより達成されうる。結
局、噴射圧力の増加は、高速度輪郭を有する噴射器カム
を使用することにより或いは一層大きなプランジャ直径
を指定することにより実現されうる。しかしながら、中
間速度及び中間負荷において一層高い圧力を与えるカム
輪郭、プランジャ直径及び他のハードウエア形態は、通
常、高いエンジン速度及び高い負荷において極めて高い
噴射圧力を発生する。そうした高い噴射圧力は、重大な
噴射器信頼性問題や耐久性問題をもたらしうる。従っ
て、斯界では、ピークシステム圧力を制限するように働
く逃し弁を使用することが知られている。しかし、斯界
では、簡単で、安価でそして費用効果のある方式で燃料
噴射の初期量を低減しそしてピーク噴射圧力を制限する
のに使用しうるシステムを備える燃料噴射器組立体に対
する必要性が残っている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、燃料源と流通
状態にある噴射器本体を含めて内燃機関用の燃料噴射器
組立体における斯界での不利益を克服する。本組立体は
更に、噴射事象中燃料を分散せしめるノズル組立体を含
んでいる。高圧燃料送給系統がノズル組立体に高圧燃料
を提供する。加えて、燃料噴射器組立体は、噴射事象の
初めにおいて燃料噴射量を調節するようにノズル組立体
をコントロールするべく作用しそして更にノズル組立体
から分散される燃料の最大圧を制限するように作用しう
る組合せ式初期噴射及びピーク噴射圧力調節器を含む。
【0009】従って、本発明の利点の一つは、組合せ式
初期噴射及びピーク噴射圧力調節器が初期、パイロット
噴射を提供しそして/または燃料噴射の初期量を低減す
るように作用することである。
【0010】本発明のまた別の利益は、組合せ式初期噴
射及びピーク噴射圧力調節器が燃料噴射量の様々の組合
せが創出され、それにより最大燃焼温度を低減しそして
NOx排気物を低減するように整調されうることであ
る。
【0011】本発明のまた別の利益は、組合せ式初期噴
射及びピーク噴射圧力調節器がノズル組立体から分散さ
れる燃料の最大圧力を制限するように更に操作されうる
ことである。従って、組合せ式初期噴射及びピーク噴射
圧力調節器は、高噴射圧力が低エンジン速度および負荷
において所望される噴射器と併用するのに特に適応す
る。
【0012】本発明のまた別の利益は、組合せ式初期噴
射及びピーク噴射圧力調節器が高い噴射圧力と関与する
燃料噴射環境において負担および耐久性の問題に有効に
対処することである。
【0013】本発明のまた別の利益は、上述した特性
が、簡単で、コスト効果型であり、操作において効率的
であり、そしてまたすっきりとして簡単でありそして課
題に機械的に複雑でない組合せ式初期噴射及びピーク噴
射圧力調節器において提供されることである。
【0014】本発明の他の目的、特徴および利点は、添
付図面と関連しての以下の説明から容易に理解されよ
う。
【0015】
【発明の実施の形態】同じ番号が図面全体を通して同様
の構造を表示する図面を参照すると、内燃エンジン(機
関)のための燃料噴射器組立体図1に番号10で表示さ
れる。燃料噴射器組立体10は、シリンダヘッド12に
より支持される代表的な環境において示されそして内燃
エンジンのシリンダに燃料を噴射するようになってい
る。燃料が燃焼されてクランクシャフトを回転せしめる
動力を発生する。カム14が回転されてロッカーアーム
(揺動腕)16を駆動し、後者は結局燃料噴射器組立体
10により往復動しうるよう支持されるプランジャ18
を駆動する。別法としては、斯界で一般に知られるよう
に、エンジン駆動カムがプランジャ18を直接駆動する
のに使用できる。プランジャ18の移動は、燃料噴射器
組立体10内で燃料圧力を増加する作用を為す。燃料は
最終的に、以下に詳しく説明するように、燃料噴射器組
立体10によりシリンダ内に高圧で噴射される。
【0016】図2を参照すると、本発明に従う燃料噴射
器組立体10が断面で示されそして燃料源と流通状態に
ある、全体を20で示す垂直に伸延する噴射器本体を含
んでいる。噴射器本体20は、ブシュ22と、ブシュ下
端に螺着されそしてその延長部を構成するナット24と
を含む。ナット24はその下端に開口26を備え、そこ
を通して全体を28で示すノズル組立体28が伸延す
る。燃料は、以下に詳しく述べるように、噴射事象中ノ
ズル組立体28から分散せしめられる。
【0017】燃料噴射器組立体10はまた、ノズル組立
体28に高圧で燃料を提供する役目を為す、全体を30
で示される高圧燃料送給系統を含んでいる。高圧燃料送
給系統30は、ブシュ22内に形成される円形断面の穿
孔32を含んでいる。プランジャ18が穿孔32内に摺
動自在に収容される。プランジャ18と穿孔32とは協
同してポンプ室34を構成する。プランジャ18は、ブ
シュ22の一端から突出しそして上端部をカム従節36
に装着される。ブシュ22に形成された肩40とプラン
ジャバネ保持体42との間に支持される戻しバネ38が
プランジャ18をその完全に伸延した位置に偏倚する作
用を為す。止めフック(図示無し)が噴射器本体20を
通してバネ保持体42まで伸延して戻しバネ38の偏倚
の下で誘導されるプランジャ18の上方移行を制限す
る。
【0018】低圧燃料が、燃料レール(共通路)等から
ブシュ22内に形成された燃料供給通路44を通して燃
料噴射器組立体10に供給される。燃料供給通路44
は、入口46を経てポンプ室34と流通する。他方、高
圧燃料送給系統30は更に、全体を48で示される高圧
燃料通路を含み、これは噴射器本体20を通してポンプ
室34からノズル組立体28まで伸延する。
【0019】ノズル組立体28は、少なくとも一つの、
好ましくは複数の開口52を具備するスプレイチップ5
0を含んでいる。開口52は、そこを通してノズル組立
体28から流体を分散せしめる。スプレイチップ50
は、その上端において拡大されて肩54を提供し、肩5
4はナット24内の貫通端ぐり57により提供される内
部肩56上に座置する。スプレイチップ50と噴射器本
体20の下端との間に、ノズル組立体28の上方に、ス
プレイチップ50から始まる順序で、全体を58で示さ
れる偏倚部材と、全体を60で示される組合せ式初期噴
射およびピーク噴射圧力調節器および全体を62により
示されるソレノイド動作式逆止弁が位置づけられてい
る。これら図面の例示されるように、これら要素は製作
および組立の容易化のために別個の部品として形成され
ている。ナット24には、噴射器本体20の下端におけ
る内部ねじ66と合致しての係合のためのねじ64が形
成されている。ナット24の噴射器本体20への螺着
は、スプレイチップ50、偏倚部材58、圧力調節器6
0およびソレノイド動作式逆止弁62をスプレイチップ
50の上面68とブシュ22の底面70との間に端面を
突き合わせて並べて固定した状態に保持する。これら要
素のすべては、ラップ研磨された合致した表面を有し、
それによりこれら要素は互いに圧着密封関係に保持され
る。
【0020】噴射器本体20は、その中心線を定義する
長手軸線74を有する。プランジャ18、圧力調節器6
0、逆止弁62およびノズル組立体28は各々この中心
線に沿って軸線方向に配置される。加えて、ナット24
は、燃料送給系統30から未使用燃料を収集する低圧燃
料溢出回廊72を構成する。燃料は、そこに隣り合って
ナット24に形成された燃料戻し口73を経由して噴射
区本体20から流出する。低圧燃料溢出回廊72と高圧
燃料通路48とは、噴射器本体20内の中心線から側方
に離間されそして特にその両側に位置づけられている。
【0021】ノズル組立体28は、噴射器本体20の中
心線に沿ってスプリングチップ50内に形成されたノズ
ル穿孔76を含む。穿孔76は、高圧燃料通路48と流
通状態にありそして噴射空洞78を構成している。ノズ
ル組立体28はまた、全体を80で示されるニードル弁
をも含んでいる。ニードル弁80は、燃料をノズル組立
体28から分散せしめない閉鎖位置とノズル穿孔内の圧
力が所定のニードル弁開放圧力を超えるとき開口52を
通してノズルチップ50から燃料を分散せしめる開放位
置との間で燃料圧力に応答してノズル穿孔76内で可動
的に支持されている。従って、ニードル弁80は、チッ
プ部分82と噴射空洞78内に合致して収容される弁部
分84を具備する。チップ部分82は、燃料送給系統3
0における圧力がニードル弁閉鎖圧力より小さいとき開
口52を閉鎖するようになっている。他方、ニードル弁
80は、噴射空洞78内の弁部分84に作用する圧力に
応答してその開放位置まで移動し、それにより噴射器1
0から開口52を通して燃料を分散せしめる。偏倚部材
58は、噴射器空洞78内で作用する燃料送給系統30
からの圧力がニードル弁解方圧力に達したあとのみ、ニ
ードル弁80をその開放位置へと移動せしめるように、
ニードル弁80をその開放位置へと偏倚している。
【0022】偏倚部材58は、一端においてスプレイチ
ップ50の上面68と当接して支持されるばねケージ8
6を含んでいる。ばねケージ86は内部に形成されるば
ね室88を有する。ばね室88内には、互いに離間した
上方保持体90および下方保持体92が存在する。コイ
ルばね94が2つの保持体90、92の間に延在してそ
れらを所定の力で反対方向に偏倚している。ばねケージ
86は、下方保持体92に対応しそしてばね室88とノ
ズル穿孔76との間を伸延する下方開口96を含んでい
る。ニードル弁80はまた、チップ部分82と反対側に
配置されるヘッド98を含んでいる。ヘッド98は、下
方開口96を通して収容されそして下方保持体92によ
り係合される。従って、下方保持体92は、ニードル弁
80に所定の力を行使してそれを閉鎖位置に偏倚する。
【0023】上述したように、組合せ式初期噴射および
ピーク噴射圧力調節器60が偏倚部材58の直上に配置
される。組合せ式初期噴射およびピーク噴射圧力調節器
60は、噴射事象の初めにおいて燃料噴射量を調節する
ためノズル組立体をコントロールするべく作動する。加
えて、噴射圧力調節器60はまた、ノズル組立体28か
ら分散される燃料の最大圧力を制限するようにも作動し
うる。この目的のために、噴射圧力調節器60は、1つ
の閉位置と2つの開位置、即ち(1)噴射事象の初めに
おける燃料噴射量を減じる第1の開位置並びにノズル組
立体28により分散される燃料の最大圧力を制限する第
2の閉位置との間に可動に支持される。噴射圧力調節器
60はまた、以下に詳しく説明するようにそれが第1の
開位置に移動されるとき、噴射事象の初めにおいて噴射
されるパイロット燃料の短時間の噴出(バースト)を提
供し得るようにもなっている。偏倚部材58は噴射圧力
調節器60をその閉位置まで所定の力で偏倚し、燃料送
給系統30における圧力が所定の第1開放圧に達した後
のみその第1開位置に移動する。更に、偏倚部材58
は、噴射圧力調節器60が燃料送給系統30における圧
力が所定の第2開放圧に達した後のみその第2開位置に
移動するよう作用する。
【0024】図3〜7を参照すると、組合せ式初期噴射
およびピーク噴射圧力調節器60は、全体を100で示
される流量調節弁と全体を102で示される廃棄ゲート
弁を含んでいる。噴射圧力調節器60は、第1の大きな
方の直径を定義する弁穿孔106及び図4において
[A」で表示される第2の小さな方の直径を定義する入
口108を有するハウジング104を含んでいる。入口
108は、燃料送給系統30と弁穿孔106との間に短
い導管110を経て流通を提供する。別様には、図4に
も示されるように、入口108は、ポンプ室34と直接
流通状態となし得る。この具体例においては、逆止弁6
2は噴射器本体における別の部位に配置される。別様に
は、図4に例示される燃料噴射器組立体10は、図2及
び3に示したものと重要な点で実質上同等である。ハウ
ジング104はまた入口108と弁穿孔106との間に
形成される弁座112をも含む。
【0025】流量調整弁100は、弁穿孔106内に加
圧流体の漏れを防止するように合致して収容される、精
密機械加工された円筒状本体114を含んでいる。流量
調整弁100はまた、本体114から伸延しそして入口
108内に収容されるピントルヘッド116をも含み、
所定の環状間隙118を間に定義する。従って、環状の
間隙118は、入口108の直径「A」とピントルヘッ
ド116の直径との寸法差により形成される。加えて、
本体114とピントルヘッド116との間に環状肩12
0が形成される。弁室122が、環状肩120と便穿孔
106との間に形成される。流量調整弁100はまた、
ピントルヘッド116と環状肩120との間に形成され
弁座112と協同する切頭円錐部分124を含む。
【0026】流量調整弁100は、ピントルヘッド11
6に作用する燃料送給系統30における燃料圧力に応答
して閉鎖位置から開放位置まで弁穿孔106内部で可動
的に支持される。その開放位置において、燃料は環状間
隙118を通してピントルヘッド116及び切頭円錐部
分124を横切って弁室122内に流れる。これは、噴
射事象のはじめにおいて燃料の圧力を減じることにより
ノズル組立体から分散される燃料の量を減ずる。
【0027】流量調整弁100はまた、シリンダへの燃
料の短時間のパイロット噴射を与えるよう形態づけられ
る。パイロット噴射の場合、ニードル弁80が最初開い
て短時間の燃料予備噴射を可能ならしめる。環状間隙1
18は、弁室122への燃料流れが系統の燃料圧力をそ
れがニードル開放圧力以下に落ちるように減じるに十分
の寸法を有している。ニードル弁80はその後、送給系
統30における燃料圧力が再度ニードル開放圧力を超え
て上昇するまで閉鎖される。しかし、流量調整弁100
は、それを開放状態に維持するのに必要とされる圧力
(即ち、ピントルヘッド116及び肩120両方に作用
する系統圧力)がそれを開放位置まで移動するに必要と
される圧力より少ないので、その開放位置に留まる。い
ずれの事象においても、流量調整弁は最大燃焼温度、従
ってNOx形成を減じるべく機能する。偏倚部材58
は、流量調整弁100を所定の力でその閉鎖位置まで偏
倚するので、流量調整弁100は燃料送給系統30が所
定の流量調整弁開放圧力に達した後のみその開放位置に
移動する。
【0028】図4〜7に明示されるように、流量調整弁
100の本体114はまた、廃棄ゲート弁102のため
のハウジングとしても機能する。従って、このハウジン
グ114は、第1の大きい方の直径を定義する廃棄弁穿
孔126を具備する。加えて、廃棄ゲートハウジング1
14は、図4に「B」で表示した第2の小さい方の直径
を定義する入口128を含んでいる。
【0029】廃棄ゲート弁102は、廃棄弁穿孔126
内に合致して収容される、精密機械加工された実質上円
筒状の本体130と所定の環状間隙134を間に定義す
るよう入口128内に収容されるようになっているピン
トルヘッド132を含む。すなわち、環状間隙134
は、入口128の直径「B」とピントルヘッド132の
直径との寸法差により形成される。加えて、全体を13
6により示される廃棄燃料通路系統は、廃棄弁穿孔12
6と燃料溢流回廊72との間の流通を提供する。詳しく
は、廃棄燃料通路系統136は、廃棄ゲート弁本体13
0に形成された溝付き通路138を含んでいる。溝付き
通路138は、廃棄ゲート弁本体130周囲に互いに周
回的に離間されそしてその一部に沿って軸線方向に伸び
る複数の流れ溝140を含む。溝付き通路138はま
た、本体130の周囲に沿って環状的に配置されるベル
ト溝142を含んでいる。
【0030】廃棄燃料通路系統136はまた、噴射圧力
調節器ハウジング104を通して伸延する少なくとも一
つの連結通路144を含みそして燃料溢流回廊72と流
量調整弁穿孔106との間の流通を提供する。加えて、
少なくとも一つの、但し好ましくは複数の分路146が
廃棄ゲートハウジング114を通して伸びそして流量調
整弁本体114の下方部分周囲に形成された環状溝14
5と対応する。環状溝145は、連結通路144と対応
し、それにより連結通路144と分路146との間の流
通を提供する。ベルト溝142は、分路146と流れ溝
140との間の流通を確立する。
【0031】上述したように、偏倚部材58は、噴射圧
力調節器60をその閉鎖位置まで偏倚する。この目的に
対して、上方バネ保持体90は、所定の力を噴射圧力調
節器60に廃棄ゲート弁103を介して伝えて、噴射圧
力調節器60をその閉鎖位置まで偏倚する。詳しくは、
バネ室88は、上方保持体90に対応しそしてバネ室8
8と廃棄弁穿孔126との間を伸延する上方開口150
を含んでいる。廃棄ゲート弁本体130は、上方開口1
50を通して収容される尻棒152を含んでいる。尻棒
152は、上方保持体90により係合されて廃棄ゲート
弁102をそして組合せ式初期噴射およびピーク噴射圧
力調節器60をその閉鎖位置に偏倚する。
【0032】入口128は、燃料送給系統30と廃棄弁
穿孔126との間の流通を提供する。廃棄ゲート弁10
2は、噴射器組立体10のみならず、流量調整弁100
に対して同軸である。更に、廃棄ゲート弁102は、燃
料送給系統30における燃料圧力に応答して閉鎖位置か
ら開放位置まで廃棄弁穿孔126内で(即ち、流量調整
弁本体114内で)可動的に支持される。廃棄弁102
は、その開放位置において、燃料送給系統30と燃料溢
流回廊72との間の流通を提供する。廃棄ゲート弁10
2が開放されるとき、燃料送給系統30における燃料圧
力は劇的に減少される。従って、廃棄ゲート弁102
は、燃料送給系統30におけるピーク圧力、従ってピー
ク噴射圧力を制限する。ピークシステム及び噴射圧力
は、廃棄ゲート弁102の入口128の寸法を制御する
ことにより設計されうる。入口128が大きいほど、噴
射器組立体10のピークシステム及び噴射圧力は低下す
る。
【0033】ここで開示した具体例において、単一の偏
倚部材58がニードル弁80をその閉鎖位置に並びに組
合せ式初期噴射およびピーク噴射圧力調節器60(即
ち、流量調整弁100及び廃棄ゲート弁102の両方)
をその閉鎖位置に偏倚するのに使用される。しかし、当
業者は、一つの偏倚部材がニードル弁に使用されそして
専用とされ、同時に別の偏倚部材が圧力調節器60に専
用とされうることを理解しよう。追加的に、別個の偏倚
部材が流量調整弁100と廃棄ゲート弁102の各々に
対して使用されうる。
【0034】図2及び3に示されるように、ソレノイド
動作式逆止弁62がポンプ室34及びノズル組立体28
の間並びに低圧燃料溢流回廊72と高圧燃料通路48と
の間に配置されうる。即ち、逆止弁62は、組合せ式初
期噴射およびピーク噴射圧力調節器60直上でそしてポ
ンプ室34の下側に配置されうる。逆止弁62は、燃料
送給系統30における圧力を制御するよう作動しうる。
このために、逆止弁62は、高圧燃料通路48と低圧溢
流回廊72との間の流通が確立され、それにより燃料送
給系統30内の圧力を減少する開放位置と高圧燃料通路
48と低圧溢流回廊72との間の流通を遮断し、それに
より燃料送給系統30内の圧力を増大する閉鎖位置との
間で可動である。逆止弁62の閉鎖と燃料送給系統の圧
力の増大は、ポンプ室34からノズル組立体28への高
圧での燃料の送給を容易ならしめる。
【0035】逆止弁62は、弁穿孔156とそこに可動
的に支持される弁部材158とを具備する弁ハウジング
154を含んでいる。全体を160で示されるソレノイ
ド組立体がハウジング154に隣り合って設置される。
アーマチャ162が弁158とソレノイド組立体160
とを電磁気的に相互結合しそして弁158をその開放位
置と閉鎖位置との間で移動するよう作用する。非常に短
い導管164が、弁穿孔156と燃料溢流回廊72との
間でハウジング154内部を伸延する。加えて、連結口
166が、ハウジング154内を弁穿孔156と高圧燃
料通路との間で伸延する。
【0036】ソレノイド組立体160は、磁極片168
とその周囲に巻かれるコイル170とを含んでいる。コ
イル170は端子172(図2に示す)に電気的に接続
され、端子は次いで燃料噴射電子制御回路を経由して電
源に接続される。磁極片168は、盲端176を具備す
る穿孔174とアーマチャ162に面するエアーギャッ
プ178を含んでいる。コイルバネ180が、穿孔17
4内でそして盲端176とアーマチャ162との間で拘
束されて弁158をその開放位置へと偏倚する。アーマ
チャ162は、磁極片168における穿孔174と整列
する開口182を含んでいる。締着ねじ184が開口1
82を通して伸延しそしてアーマチャ162と弁158
とを相互連結する。弁158は図面で見て上方に移動さ
れそしてコイル170が付勢されてアーマチャ162に
作用する磁束を発生するとき逆止弁62が閉鎖される。
【0037】図2及び3に例示した具体例において、弁
ハウジング154は、アーマチャ162の移動を受け入
れるが、磁極片168と密封状態での当接に適応しうる
ようにチャネル186内にゆるく受容される段付き部分
188を含む。かくして、高圧燃料通路48は、段付き
部分188を通して磁極片168と弁ハウジング154
を貫通する。
【0038】(操作)操作において、低圧燃料は燃料共
通路当から燃料通路44を通して噴射器組立体10に供
給される。燃料は、プランジャ18が図2に示されるよ
うな戻しバネ18の偏倚作用の下でその完全突出位置、
即ち休止位置にあるとき、入口46を経てポンプ室34
に流入する。図1に例示されるように、カム14は、そ
の全体昇揚区画(点CとDとの間)の期間が約180度
の回転角であるように設定されている。プランジャ18
は、カム回転の最初の半回転においてカム突出部により
揺動腕16を経てその休止位置からその最大行程位置
(即ち最下位置)まで下方に推進されそして後休止位置
へと戻る。プランジャ18は、カム回転の残りの半回転
の間その上端休止位置にとどまる。
【0039】カム14が回転してその突出部が揺動腕1
6を作動するとき、プランジャ18は下方に推進されそ
して入口46はプランジャ18により閉鎖される。プラ
ンジャ18の下方への移動は燃料送給系統30における
圧力を最大プランジャ行程において最大限にまで増大す
る。ソレノイド動作式逆止弁62は、常態では、コイル
バネ180の偏倚作用の下で弁部材158を着座しない
状態のその開放位置に保持されている。この配置におい
て、燃料送給系統30は、短い連結口166と身近導管
164を経て低圧燃料溢流回廊72と流通常態にある。
従って、燃料送給系統30は低圧側に通気されそして高
い噴射圧力は噴射器内部に発生しえない。
【0040】しかしながら、逆止弁62の作動は、エン
ジン制御モジュール或いは何らかの他のコントロールデ
バイスにより制御される。詳しくは、プランジャ18の
下向き行程中、ソレノイド組立体160は電磁力を発生
するように起動されうる。この力は、アーマチャ162
をソレノイド組立体160の方に吸引し、次いで弁部材
158をバネ180の偏倚力に抗してその閉鎖位置まで
移動し、それにより逆止弁62を経由しての燃料送給系
統30と燃料溢流回廊72との間の連通を遮断する。そ
の後、燃料送給系統30は、プランジャ18のその下向
き行程中のポンピング作用により加圧される。
【0041】組合せ式初期噴射およびピーク噴射圧力調
節器60は、廃棄ゲート弁102の尻棒152を介して
作用するコイルバネ94の偏倚力により常態では閉鎖さ
れている。しかし、流量調整弁100は入口108の面
積「A」全体に作用する燃料送給系統30における圧力
に応答している。
【0042】同じく、ノズル組立体28は、ニードル弁
80のヘッド98を介して作用するコイルバネ94の偏
倚力により常態では閉鎖されている。ニードル弁80
は、噴射空洞78において弁部分84に対して作用する
系統圧力に応答してニードル弁80をその開放位置に移
動せしめる。そこで、燃料噴射事象が始まる。
【0043】系統圧力が流量調整弁開放圧力を超えると
き、流量調整弁本体114は、穿孔106内で図4に記
される距離「L1」にわたってコイルバネ94の偏倚力
に抗してその開放位置に移動する。従って、流量調整弁
開放圧力は、入口108の面積「A」とバネ94の予備
付加とにより決定される。流量調整弁100が開くと
き、加圧流体が入口108から弁室122に流れ込む。
弁室122への燃料流れの流量は入口108とピントル
ヘッド116との間に形成される環状間隙118の断面
積により決定される。環状間隙118が大きいほど、一
層多量の加圧流体を弁室122に急速に流入せしめる。
これは急激な系統圧力降下をもたらす。環状間隙118
は、系統圧力降下がニードル弁閉鎖圧力より小さいよう
に設計されうる。その場合、ニードル弁80は、その座
に戻って着座し少量に燃料のエンジン燃焼室内への初期
パイロット噴射をもたらす。
【0044】こうした間に、プランジャ18はその下向
き移動を継続しそしてニードル弁80は系統圧力が再度
その開放圧力に達した後再度開く。しかし、流量調整弁
100は、それを開放常態に維持するに必要な圧力が流
量調整弁を最初に開放するに必要な圧力より小さいから
初期圧力降下中でも開いたままである。
【0045】以上説明したパイロット噴射の概要が図8
にグラフとして例示される。ここでは、ニードル弁の移
動は190において始まる。これは、192において示
されるものとしての噴射事象のはじめにおいて初期流量
の燃料噴射をもたらす。同様に、噴射圧力は最初194
において示されるように上昇する。しかし、その後、ニ
ードル弁80は、流量調整弁100が196において示
すように最初開くとき閉鎖される。噴射量が198に示
すようにゼロに落ちそして噴射圧力は200において示
すように少し下がる。系統圧力が再度所定のニードル弁
解方圧力まで上昇した後、ニードル弁80は202にお
いて示されるように開放され、そして噴射量及び噴射圧
力は、それぞれ204及び206において示されるよう
に上昇する。
【0046】別様には、もっと小さな環状間隙118
は、一層低い流量で弁室122に燃料流れを供給する。
これは、図8に例示したより低い噴射圧力降下をもたら
す。更に、環状間隙118と流量調整弁100の行程
「L1」パイロット噴射が存在せず、むしろ全体的な初
期噴射量が単に減じるように設計されうる。この特徴
は、図9にグラフとして例示され、ここでは流量調整弁
100(RSV)を有する燃料噴射器の噴射量と噴射圧
力(実線で示す)が流量調整弁100(RSV)を有し
ない場合(点線で示す)と比較される。流量調整弁10
0を有する燃料噴射器は流量調整弁を有しない場合より
208で示されるように噴射量に低下をもたらすが、2
10で示されるように噴射圧力の増加をもたらす。こう
して、初期噴射量の形(様式)の様々の組み合わせが、
環状間隙118と流量調整弁行程の寸法を修正すること
により創出されて、パイロット噴射、初期噴射量の低下
を与えまた一層低い最大燃焼温度及び一層低いNOx排
出をもたらす。
【0047】より低いエンジン速度及び負荷において高
い噴射圧力を発生するように高速度噴射カムが使用され
るか若しくはプランじゃ直径が指定される場合、高いエ
ンジン速度或いは高い負荷において発生する系統圧力
は、噴射器の噴射器の完全性を試験し得るし、破損をも
たらしたりまた早期の摩損につながる。従って、本発明
の圧力調節器60は、廃棄ゲート弁102を含んでい
る。所定の上昇した系統圧力に応答して、廃棄ゲート弁
本体130は、図4にL2として示される距離にわたっ
て尻棒152を介して本体130に作用するコイルバネ
94の偏倚力に抗してその開放位置に移動する。廃棄ゲ
ート弁開放圧力は、入口128の面積「B」とコイルバ
ネ94への合計負荷により決定される。この負荷は、初
期バネ負荷と流量弁行程「L1」による負荷の合計であ
る。その後、加圧燃料は、環状間隙134を横切って廃
棄燃料通路系統136内に流れる。つまり、加圧燃料
は、溝付き通路138を経由して分路146を通して流
量調整弁本体114の下方部分における環状溝145へ
とそして連結通路144を経て燃料溢流回廊72へと流
れる。環状間隙134と廃棄ゲート弁行程[L2」が加
圧燃料の溢流量を決定する。高圧燃料送給系統30はこ
うして低圧溢流回廊72に通気され、組立体10におい
て発生しうる最大圧力の制限をもたらす。
【0048】この特徴は、図10に例示され、ここでは
廃棄ゲート弁(WGV)102を具備する噴射器の噴射
量と噴射圧力(太い実線で示す)とが、廃棄ゲート弁を
有しない2種の噴射器(細い実線及び点線で示す)と比
較される。図10は、廃棄ゲート弁が使用された場合に
実現される制限されたピーク噴射圧力212を示す。
【0049】噴射事象の終わりにおいて、ソレノイド組
立体160が消勢され、弁部材158はコイルバネ18
0の作用の下でその開放位置に偏倚されそして高圧燃料
送給系統30は低圧燃料溢流回廊72に完全に通気され
る。ニードル弁80はコイルバネ94の作用の下で再度
着座しそしてプロセスが繰り返される。
【0050】
【発明の効果】従って、本発明の燃料噴射器組立体10
は、噴射事象のはじめにおける燃料噴射量を調節するべ
くノズル組立体を制御するように作動しうる組合せ式初
期噴射およびピーク噴射圧力調節器60を提供する。つ
まり、組合せ式初期噴射およびピーク噴射圧力調節器6
0は、最初のパイロット噴射を与えるようにそして/又
は初期燃料噴射量を低減するよう作動しうる。更に、組
合せ式初期噴射およびピーク噴射圧力調節器60は、様
々の組み合わせの初期噴射流量の態様が創出されうるよ
うに調整でき、それにより最大燃焼温度を下げそしてN
Ox排出を減じる。加えて、組合せ式初期噴射およびピ
ーク噴射圧力調節器60は更に、ノズル組立体から散布
される燃料の最大圧力を制限するように作動しうる。こ
うして、組合せ式初期噴射およびピーク噴射圧力調節器
60は、高い噴射圧力が低いエンジン速度及び負荷にお
いて所望される噴射器と併用して使用されるに殊に適応
する。組合せ式初期噴射およびピーク噴射圧力調節器6
0はこうして、これら環境での信頼性と耐久性の問題に
効果的に対処する。上述した特徴や利点は動作がシンプ
ルでそして機械的に過剰に複雑でない簡易な、コスト節
減型のそして効率的な圧力調節器において実現される。
【0051】以上、本発明を例示的な態様で説明した。
用語は限定的なものでなく、例示として使用したことを
理解されたい。以上に教示に鑑み、本発明の精神内で様
々の変更や改変が可能であることを銘記されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】シリンダヘッド内に支持されそしてカム駆動式
ロッカアームにより作動される燃料噴射器の側面からの
断面図である。
【図2】本発明の燃料噴射器組立体の側面からの断面図
である。
【図3】本発明の組合せ式初期噴射およびピーク噴射圧
力調節器を例示する燃料噴射器の、拡大部分断面側面図
である。
【図4】本発明の組合せ式初期噴射およびピーク噴射圧
力調節器を使用する燃料噴射器のまた別の具体例の、拡
大部分断面側面図である。
【図5】本発明の速度シェイピング弁部材および廃棄ゲ
ート弁部材を例示する分解図である。
【図6】本発明の流量調整弁部材の断面図である。
【図7】本発明の廃棄ゲート弁部材の断面図である。
【図8】クランク角度の変位(度)についてニードル弁
行程、噴射量、および噴射圧力のグラフである。
【図9】本発明の流量調整弁を使用する場合と使用しな
い場合とでの、噴射量および噴射圧力対燃料噴射器のク
ランク角度(度)を比較するグラフである。
【図10】本発明の廃棄ゲート弁を使用する場合と使用
しない場合とでの、燃料噴射器のクランク角度変位
(度)についての噴射量および噴射圧力を比較するグラ
フである。
【符号の説明】
44 燃料通路 10 噴射器組立体 18 プランジャ 34 ポンプ室 14 カム 46 入口 30 燃料送給系統 162 アーマチャ 160 ソレノイド組立体 60 組合せ式初期噴射およびピーク噴射圧力調節器

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関用燃料噴射器組立体であって、 燃料源と流通する噴射器本体と、 噴射事象中燃料噴射器組立体から燃料を噴霧せしめるノ
    ズル組立体と、 前記ノズル組立体に高圧の燃料を供給する高圧燃料送給
    系統と、 噴射事象の最初における燃料噴射量を調節するべく前記
    ノズル組立体を作動しそして更に前記ノズル組立体から
    噴霧される燃料の最大圧力を制限しうる組合せ式初期噴
    射及びピーク噴射圧力調節器と、 各燃料噴射事象中タイミングと燃料の量をコントロール
    するためのソレノイド及びアーマチャ制御弁とを包含す
    る内燃機関用燃料噴射器組立体。
  2. 【請求項2】 噴射圧力調節器が閉鎖位置と噴射事象の
    始めにおける燃料噴射量を減じる第1の開放位置並びに
    ノズル組立体により噴射される燃料の最大圧力を制限す
    る第2の開放位置との間で前記燃料組立体内で可動的に
    支持される請求項1の組立体。
  3. 【請求項3】 燃料送給系統における圧力が所定の第1
    開放圧力に達した後のみ第1開放位置に移動するようそ
    して噴射圧力調節器が燃料送給系統における圧力が所定
    の第2開放圧力に達した後のみ第2開放位置に移動する
    よう噴射圧力調節器を閉鎖位置に偏倚する、燃料噴射器
    内に支持される偏倚部材を更に含む請求項2の組立体。
  4. 【請求項4】 噴射圧力調節器が閉鎖位置と開放位置と
    の間で燃料噴射器組立体内部に可動的に支持され、噴射
    事象の始めにおいて噴射される燃料の量を減じる流量調
    整弁と閉鎖位置と開放位置との間で燃料噴射器組立体内
    部に可動的に支持され、噴射事象の終わりにおいて噴射
    される燃料の最大圧力を制限する廃棄ゲート弁を含む請
    求項3の組立体。
  5. 【請求項5】 偏倚部材が流量調整弁が燃料送給系統に
    おける圧力が所定の流量調整弁開放圧力に達した後のみ
    開放位置に移動するように所定の力で流量調整弁を閉鎖
    位置に偏倚する請求項4の組立体。
  6. 【請求項6】 噴射圧力調節器が燃料送給系統と流通す
    る弁穿孔を有するハウジングを含み、 前記流量調整弁が燃料送給系統における燃料圧力に応答
    して閉鎖位置から開放位置まで弁穿孔内に可動的に支持
    され噴射事象の始めにおいて燃料の圧力を減じることに
    よりノズル組立体から噴射される燃料の流量を減じる請
    求項4の組立体。
  7. 【請求項7】 弁穿孔が第1の大きい方の直径を定義
    し、前記ハウジングが第2の小さな方の直径を定義し、
    前記入口が前記燃料送給系統と弁穿孔との間の流通を与
    え、 前記流量調整弁が前記弁穿孔内に合致して収容される収
    容される本体、前記入口に所定の環状間隙を定義するよ
    う収容されるピントルヘッドを含み、環状肩が該本体と
    ピントルヘッドとの間に形成されそして前記環状肩と弁
    穿孔との間に弁室を構成し、該流量調整弁の開放位置へ
    の移動が燃料を該弁室に流入せしめ、それにより燃料送
    給系統における圧力を減じる請求項6の組立体。
  8. 【請求項8】 ハウジングが入口と弁穿孔との間に形成
    される弁座を含み、前記流量調整弁が前記ピントルヘッ
    ドと環状肩との間に形成されそして該流量調整弁が閉鎖
    位置にあるとき該弁座と協同する切頭円錐部分を含む請
    求項6の組立体。
  9. 【請求項9】 前記流量調整弁が燃料送給系統と流通す
    る廃棄弁穿孔を有するハウジングを構成し、 該廃棄弁が燃料送給系統における圧力に応答して廃棄弁
    穿孔において閉鎖位置から開放位置まで可動的に支持さ
    れて、噴射事象の終わりにおいて噴射される燃料の最大
    圧力を制限する請求項6の組立体。
  10. 【請求項10】 燃料噴射組立体が未使用燃料を燃料源
    に戻す燃料溢流回廊を含み、 前記廃棄ゲート弁が該廃棄ゲート弁が開放位置にあると
    き燃料送給系統と燃料溢流回廊との間の流通を与える請
    求項9の組立体。
  11. 【請求項11】 廃棄弁穿孔が第1の大きい方の直径を
    定義し、前記廃棄ゲート弁ハウジングが第2の小さな方
    の直径を定義する入口を含み、該入口が燃料送給系統と
    廃棄弁穿孔との間の流通を与え、 該廃棄弁が廃棄弁穿孔内に収容される本体及び該廃棄弁
    穿孔と燃料溢流回廊との間の流通を与えるべく間に所定
    の間隙を構成しそして廃棄燃料通路系統を構成するよう
    に該入口内に収容されうるピントルヘッドを含む請求項
    10の組立体。
  12. 【請求項12】 廃棄燃料通路系統が廃棄ゲート弁本体
    に形成された溝付き通路、噴射圧力ハウジングを通して
    伸延しそして燃料溢流回廊と流量調整弁穿孔との間の流
    通を与える少なくとも一つの連結通路、及び該少なくと
    も一つの連結通路の対応して廃棄ゲートハウジングを通
    して伸延しそして該連結通路と溝付き通路との間の流通
    を与える少なくとも一つの分路を含む請求項11の組立
    体。
  13. 【請求項13】 溝付き通路が廃棄弁本体周囲に互いに
    周回的に離間されそして一部に沿って軸線方向に伸延す
    る複数の溝と廃棄弁本体の周囲に環状に配置されそして
    前記流れ溝並びに分路と流通を確立するベルト溝を含む
    請求項12の組立体。
  14. 【請求項14】 燃料ノズル組立体が該組立体から流体
    を噴霧する少なくとも一つの開口を具備するノズルチッ
    プ、燃料送給系統と流通状態にあるノズル穿孔及び燃料
    をノズル組立体から噴霧しない閉鎖位置とノズル穿孔に
    おける圧力が所定のニードル弁開放圧力を超えるとき少
    なくとも一つの開口を通してノズルチップから燃料を噴
    霧する開放位置との間で燃料圧力に応答して該ノズル穿
    孔内に可動的に支持されるニードル弁を含む請求項11
    の組立体。
  15. 【請求項15】 ノズル穿孔が燃料送給系統と流通状態
    にある噴射空洞を定義し、前記ニードル弁が該燃料送給
    系統における圧力がニードル弁閉鎖圧力より小さいとき
    ノズルチップにおける前記少なくとも一つの開口を閉鎖
    するチップ部分と前記噴射空洞内に収容される弁部分と
    を含み、該ニードル弁が該弁部分に作用する圧力に応答
    して燃料圧力がニードル弁開放圧力を超えるとき開放位
    置に移動するよう弁部分に作用する請求項14の組立
    体。
  16. 【請求項16】 ニードル弁を所定の力で閉鎖位置に偏
    倚する偏倚部材を更に含み、ニードル弁を燃料供給系統
    における圧力がニードル弁開放圧力に達した後のみ開放
    位置に移動せしめる請求項14の組立体。
  17. 【請求項17】 偏倚部材が内部にバネ室を形成したバ
    ネケージ、上方保持体、下方保持体及び該上方及び下方
    保持体の間に該保持体を所定の反対向き力で偏倚するよ
    うに介在するコイルバネを含む請求項16の組立体。
  18. 【請求項18】 前記上方バネ保持体が前記噴射圧力調
    節器を閉鎖位置に偏倚するよう該噴射圧力調節器に所定
    の力を伝える請求項17の組立体。
  19. 【請求項19】 バネ室が上方保持体に対応し、バネ室
    と廃棄弁穿孔との間に伸延する上方開口を含み、廃棄弁
    本体が該上方開口に収容されそして前記上方保持体によ
    り契合される尻棒を含み、前記所定の力が廃棄ゲート尻
    棒を介して噴射圧力調節器に作用する請求項17の組立
    体。
  20. 【請求項20】 下方バネ保持体がニードル弁を閉鎖位
    置に偏倚するべくニードル弁に所定の力を伝える請求項
    17の組立体。
  21. 【請求項21】 バネケージが下方保持体に対応しバネ
    室とノズル穿孔との間を伸延する下方開口を含み、ニー
    ドル弁が前記チップ部分と対向して配置されるヘッドを
    含み、該ヘッドが前記下方開口に収容されそして下方保
    持体に係合され前記所定の力が該ヘッドを介して該ニー
    ドル弁に作用する請求項17の組立体。
  22. 【請求項22】 ソレノイドがプランジャ室の下側に配
    置され、アーマチャ及び制御弁の組立体がソレノイドの
    下側に設けられ、そして高圧室から燃料溢流回廊への流
    路が制御弁開閉目的の良好なコントロールを与えるに充
    分短く、燃料噴射事象の良好なコントロールを与える請
    求項17の組立体。
JP2000394876A 1999-12-27 2000-12-26 組合せ式初期噴射及びピーク噴射圧力調節器を具備する燃料噴射器組立体 Withdrawn JP2001207937A (ja)

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