JP2001207730A - 窓サッシ用位置調整具 - Google Patents

窓サッシ用位置調整具

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JP2001207730A
JP2001207730A JP2000020013A JP2000020013A JP2001207730A JP 2001207730 A JP2001207730 A JP 2001207730A JP 2000020013 A JP2000020013 A JP 2000020013A JP 2000020013 A JP2000020013 A JP 2000020013A JP 2001207730 A JP2001207730 A JP 2001207730A
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JP
Japan
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movable plate
window sash
base plate
screw rod
plate
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Application number
JP2000020013A
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English (en)
Inventor
Yoshimitsu Mitsuyama
吉光 蜜山
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HANII TOP KK
Original Assignee
HANII TOP KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジャッキ方式によって窓サッシの位置調整を
行うことにより、その位置調整作業を短時間で簡単に行
うことができ、作業の能率を大幅に向上できるようにし
た窓サッシ用位置調整具の提供。 【解決手段】 躯体の窓開口部4内に窓サッシ5を位置
決めするための窓サッシ用位置調整具Aである。窓開口
部と窓サッシとの間隙6に差し込むベース板1及び可動
板3を備え、ベース板の基端部に、先端にハンドル20
が取り付けられたねじ棒2を回転可能に立設し、このね
じ棒に可動板の基端部を螺合して、ねじ棒の回転により
可動板をねじ棒の軸方向に移動させることにより、可動
板をベース板に対して近接離反させて可動板とベース板
との間隔を拡縮させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の窓を施工
する際に、躯体の窓開口部内に窓サッシを位置決めする
ために用いられる窓サッシ用位置調整具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、躯体の窓開口部内に窓サッシを位
置決めするに際しては、窓開口部と窓サッシとの間隙に
クサビを差し込み、このクサビの打ち込み量を加減する
ことによって窓サッシを上下左右方向に位置調整するよ
うになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このク
サビを用いた窓サッシの位置調整では、クサビの打ち込
み量の加減が難しく、その位置調整作業に多くの時間と
手間がかかるし、又、クサビを用いるため、窓サッシを
前後方向に調整するのが困難であるなど、作業能率を向
上できないという問題があった。
【0004】本発明は、上述のような問題点を解決する
ためになされたもので、ジャッキ方式によって窓サッシ
の位置調整を行うことにより、その位置調整作業を短時
間で簡単に行うことができ、又、窓サッシの前後方向の
調整が容易にできるようにして、作業の能率を大幅に向
上できるようにした窓サッシ用位置調整具を提供するこ
とを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の窓サッシ用位置調整具(請求項1)は、躯
体の窓開口部内に窓サッシを位置決めするための窓サッ
シ用位置調整具であって、窓開口部と窓サッシとの間隙
に差し込むベース板及び可動板を備え、ベース板の基端
部に、先端にハンドルが取り付けられたねじ棒を回転可
能に立設し、このねじ棒に可動板の基端部を螺合して、
ねじ棒の回転により可動板をねじ棒の軸方向に移動させ
ることにより、可動板をベース板に対して近接離反させ
て可動板とベース板との間隔を拡縮させるように構成し
た。
【0006】この窓サッシ用位置調整具を使用するに際
しては、まず、窓開口部と窓サッシとの間隙にベース板
と可動板とを先端から差し込む。次に、ハンドルによっ
てねじ棒を回転させるもので、このねじ棒の回転によ
り、可動板がねじ棒の軸方向に移動して、可動板がベー
ス板に対して近接又は離反する。これにより、可動板と
ベース板との間隔が拡大又は縮小するため、窓サッシを
上下左右方向に位置調整することができる。
【0007】このように、本発明の窓サッシ用位置調整
具は、ねじ棒を回転させて可動板とベース板との間隔を
拡縮させるというジャッキ方式で窓サッシの位置調整を
行うため、その位置調整作業を短時間で簡単に行うこと
ができる。また、ベース板と可動板とを窓開口部と窓サ
ッシとの間隙に差し込むようにしているため、窓サッシ
を前後方向に簡単にスライドさせることができ、これに
より、窓サッシを前後方向に容易に位置調整することが
できる。
【0008】又、本発明の窓サッシ用位置調整具におい
て、ベース板にガイド部材を立設し、このガイド部材に
可動板を摺動させることにより、可動板をベース板に対
してほぼ平行状態で移動させるようにした態様(請求項
2)がある。
【0009】この場合、可動板がガイド部材に沿ってほ
ぼ平行状態で移動するため、可動板が窓サッシに対し、
面で確実に接触した状態になる。したがって、可動板の
移動を窓サッシに対して確実に伝達することができる。
又、可動板が平行状態で移動するため、可動板とねじ棒
との螺合状態が適正に維持され、可動板をスムーズに移
動させることができる。
【0010】又、本発明の窓サッシ用位置調整具におい
て、ベース板を二股形状に形成し、その二股間に可動板
を配設することにより、可動板をベース板に対して最も
近接させた状態で、可動板がベース板の板厚内に納まる
ようにした態様(請求項3)がある。
【0011】本発明の窓サッシ用位置調整具は、ベース
板と可動板とを窓開口部と窓サッシとの間隙に差し込ん
で使用するもので、このとき、可動板をベース板に対し
て最も近接させた状態で、可動板がベース板の板厚内に
納まるようにしておけば、窓開口部と窓サッシとの間隙
が少なくともベース板の板厚以上であれば、本発明の窓
サッシ用位置調整具を使用することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の窓サッシ用位置調
整具の実施の1形態を示す側面断面図、図2は窓サッシ
用位置調整具の平面図、図3は窓サッシ用位置調整具を
使用した窓サッシの位置調整施工例の説明図である。
【0013】図において、1はベース板で、先端部が二
股形状に形成され、基端部にはボックス部材10が立設
され、このボックス部材10の内部に、上端にハンドル
20が取り付けられたねじ棒2が回転可能に立設されて
いる。
【0014】前記ねじ棒2には、可動板3の基端部が螺
合されている。この可動板3は、ベース板1の二股間に
配設され、その基端側には、立上部30を介して連結部
材31が連結されている。
【0015】そして、この連結部材31がボックス部材
10の前面に形成したスリット穴11を通してボックス
部材10の内部に挿入され、この連結部材31の基端に
形成したねじ穴32が前記ねじ棒2に螺合されている。
又、ボックス部材10の前面がガイド部材としてのガイ
ド面12に形成され、このガイド面12に対して可動板
3に形成した立上部30の背面33が摺動可能に接触し
ている。
【0016】この窓サッシ用位置調整具Aを使用するに
際しては、躯体の窓開口部4と窓サッシ5との間隙6に
ベース板1と可動板3とを先端から差し込む。この場
合、図3に示すように、窓サッシ5の上辺5a、下辺5
b、左右両側辺5c,5cのそれぞれ複数ヶ所(実施の
形態ではそれぞれ2ヶ所づつ)に窓サッシ用位置調整具
Aをセットするもので、上辺5a及び下辺5bにセット
した窓サッシ用位置調整具Aにより上下方向の位置調整
を行い、左右両側辺5c,5cにセットした窓サッシ用
位置調整具A,Aにより左右方向の位置調整を行う。
【0017】次に、ハンドル20によってねじ棒2を回
転させるもので、このねじ棒2の回転により、可動板3
がねじ棒2の軸方向に移動して、可動板3がベース板1
に対して近接又は離反する。これにより、可動板3とベ
ース板1との間隔が拡大又は縮小するため、窓サッシ5
を上下左右方向に位置調整することができる。尚、窓サ
ッシ5を前後方向に位置調整する場合、窓サッシ5を可
動板3上で前後方向にスライドさせることになる。
【0018】従って、この窓サッシ用位置調整具Aで
は、ねじ棒2を回転させて可動板3とベース板1との間
隔を拡縮させるというジャッキ方式で窓サッシ5の位置
調整を行うため、その位置調整作業を短時間で簡単に行
うことができる。また、ベース板1と可動板3とを窓開
口部4と窓サッシ5との間隙6に差し込むようにしてい
るため、窓サッシ5を前後方向に簡単にスライドさせる
ことができ、これにより、窓サッシ5を前後方向に容易
に位置調整することができる。
【0019】又、可動板3に形成した立上部30の背面
33がガイド面12に対して摺動可能に接触しているた
め、可動板3がガイド面12に沿ってほぼ平行状態で移
動する。従って、可動板3が窓サッシ5に対し、面で確
実に接触した状態になり、可動板3の移動を窓サッシ5
に対して確実に伝達することができる。又、可動板3が
平行状態で移動するため、可動板3とねじ棒2との螺合
状態が適正に維持され、可動板3をスムーズに移動させ
ることができる。
【0020】又、可動板3がベース板1の二股間に配設
されているため、可動板3をベース板1に対して最も近
接させた状態で、可動板3がベース板1の板厚内に納ま
る。従って、窓サッシ用位置調整具Aを使用するにあた
り、窓開口部4と窓サッシ5との間隙6が少なくともベ
ース板1の板厚以上であればよく、それだけ窓サッシ用
位置調整具Aの使用範囲が広がる。
【0021】以上、本発明の実施の形態を図面により説
明してきたが、具体的な構成はこれに限定されるもので
はなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があ
っても本発明に含まれる。
【0022】
【発明の効果】以上、説明してきたように本発明の窓サ
ッシ用位置調整具にあっては、ジャッキ方式によって窓
サッシの位置調整を行うようにしたので、その位置調整
作業を短時間で簡単に行うことができ、作業能率を大幅
に向上できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の窓サッシ用位置調整具の実施の1形態
を示す側面断面図である。
【図2】窓サッシ用位置調整具の平面図である。
【図3】窓サッシ用位置調整具を使用した窓サッシの位
置調整施工例の説明図である。
【符号の説明】
1 ベース板 12 ガイド面 2 ねじ棒 20 ハンドル 3 可動板 4 窓開口部 5 窓サッシ 6 間隙 A 窓サッシ用位置調整具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 躯体の窓開口部内に窓サッシを位置決め
    するための窓サッシ用位置調整具であって、 窓開口部と窓サッシとの間隙に差し込むベース板及び可
    動板を備え、 ベース板の基端部に、先端にハンドルが取り付けられた
    ねじ棒を回転可能に立設し、 このねじ棒に可動板の基端部を螺合して、ねじ棒の回転
    により可動板をねじ棒の軸方向に移動させることによ
    り、可動板をベース板に対して近接離反させて可動板と
    ベース板との間隔を拡縮させるようにしたことを特徴と
    する窓サッシ用位置調整具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の窓サッシ用位置調整具に
    おいて、ベース板にガイド部材を立設し、このガイド部
    材に可動板を摺動させることにより、可動板をベース板
    に対してほぼ平行状態で移動させるようにした窓サッシ
    用位置調整具。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の窓サッシ用位置調
    整具において、ベース板を二股形状に形成し、その二股
    間に可動板を配設することにより、可動板をベース板に
    対して最も近接させた状態で、可動板がベース板の板厚
    内に納まるようにした窓サッシ用位置調整具。
JP2000020013A 2000-01-28 2000-01-28 窓サッシ用位置調整具 Pending JP2001207730A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019011668A (ja) * 2017-06-30 2019-01-24 文化シヤッター株式会社 建材用ジャッキ装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019011668A (ja) * 2017-06-30 2019-01-24 文化シヤッター株式会社 建材用ジャッキ装置
JP7049180B2 (ja) 2017-06-30 2022-04-06 文化シヤッター株式会社 建材用ジャッキ装置

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