JP2001207510A - 収納式介護用水洗トイレ - Google Patents

収納式介護用水洗トイレ

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JP2001207510A
JP2001207510A JP2000013078A JP2000013078A JP2001207510A JP 2001207510 A JP2001207510 A JP 2001207510A JP 2000013078 A JP2000013078 A JP 2000013078A JP 2000013078 A JP2000013078 A JP 2000013078A JP 2001207510 A JP2001207510 A JP 2001207510A
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JP
Japan
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toilet
base
nursing
wall
driving device
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Application number
JP2000013078A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Okamoto
潔 岡本
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TAMA JUKI KENSETSU KK
Original Assignee
TAMA JUKI KENSETSU KK
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 身体不自由な人や患者が用いて有用なトイレ
を、不使用時は見えないように収納し、使用時は簡単に
取り出せるようにし、トイレの収納・取り出しに際して
移動操作が簡単かつスムースで、さらに人にぶつかる等
のおそれをなくした収納式介護用水洗トイレを提供す
る。 【解決手段】 収納式介護用水洗トイレ1に、床面3上
を移動自在な基台2上面に設置した介護用水洗トイレ4
と、可撓性を備えた排水路と、可撓性を備えた給水管と
を備えて、室内と収納域との間で出し入れ自在とする。
基台には壁体7を備えて水平方向に回転させるための回
転軸8を立設する。基台には床面を滑る車輪からなる走
行部材13とこの走行部材を回転駆動する駆動装置12
と、トイレの収納位置及び使用位置で駆動装置を停止さ
せるリミットスイッチ部材を備え、かつ使用者にぶつか
らないように駆動装置を停止させる安全装置23を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の技術分野】本発明は、身体不自由な人や患者
が家庭、病院等において使用する収納式介護用水洗トイ
レに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、身体不自由な人や患者は、家庭、
病院等においては、腰掛けて使用できる移動可能な便器
が一般に用いられている。
【0003】
【発明が解決すべき課題】しかし、上記従来の便器は使
用後の洗浄、防臭、換気等のために、介護人の大変な手
間を必要としたものであり、更に室内の見える処に便器
が常に用意してあることは、人目に好ましいものでなか
った。そこで本発明では、不使用時はトイレが見えない
ように収納しておき、使用時は簡単に取り出せるように
するとともに、このトイレの収納・取り出しに際して、
移動操作が簡単かつスムースで、さらに人にぶつかる等
のおそれをなくした有用な収納式介護用水洗トイレを提
供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明にかかる収納式介護用水洗トイレは、駆動装
置により床面上を移動自在な基台上面に設置してなる介
護用水洗トイレを、トイレ設置室に隣接して設けられた
トイレ収納室より出し入れ自在としてなる収納式介護用
水洗トイレにおいて、前記基台上面にはトイレ収納時に
トイレ収納室とトイレ設置室の仕切壁面となる壁体を一
側部に立設するとともに、前記基台はトイレを所定のト
イレ収納位置及びトイレ使用位置に自動的に停止させる
ことができかつ、トイレ収納時に使用者がトイレとトイ
レ室構成壁面間に挟まれたり、トイレ取出時に使用者が
トイレに当たらないよう基台の移動を停止させることの
できる制御手段を備えてなることを特徴とするものであ
る。
【0005】また、基台下面には駆動装置により正転、
逆転自在の車輪からなる走行部材を取付け基台上のトイ
レをトイレ設置室とトイレ収納室間を移動自在としたこ
とを特徴とするものである。
【0006】また、基台を水平方向に回転移動させるた
めの回転軸をトイレ収納室とトイレ設置室の仕切壁とな
る壁体の一側部基部に備えてなることを特徴とするもの
である。
【0007】また、トイレ収納時に使用者がトイレとト
イレ設置室構成壁面間に挟まれたりトイレ取出時に使用
者がトイレに当たらないための制御手段はトイレの移動
範囲に入る人を監視する光センサーの信号により基台の
駆動装置を停止させることを特徴とするものである。
【0008】また、トイレ収納時に使用者がトイレとト
イレ設置室構成壁面間に挟まれたりトイレ取出時に使用
者がトイレに当たらないための制御手段は使用者がトイ
レとトイレ設置室構成壁との間に挟まれたりトイレ取出
時にトイレに当たることにより駆動装置に過大な負荷が
かかったときに発信される信号により駆動装置を停止さ
せることを特徴とするものである。
【0009】また、駆動装置により回転駆動される走行
部材は、床面方向に付勢されつつ上下動自在として基台
と床面との間隔が変位した場合でも床面上を移動するこ
とを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図面に従って本発明の実施例を説
明する。図1〜図6において、1は本発明の収納式介護
用水洗トイレであり、トイレ設置室Aとトイレ収納室B
との間を出し入れ自在とするものである。図中2は、床
面3上に水平に位置して介護用水洗トイレ4を載置する
基台、5は基台2から立設しトイレ収納時にトイレ設置
室Aの壁6と一体に壁面を構成する壁体、7は同じく基
台2から立設しトイレ使用時にトイレ設置室Aの壁6と
一体に壁面を構成する壁体であり、8は基台2を水平方
向に回転移動させるための回転軸であり、壁体5の一側
部と壁体7の一側部の接続部分に設けている。壁体7の
裏面には、介護用水洗トイレ4へ給水する給水タンク9
が配設され、この給水タンク9には可撓性を備えた給水
管10が接続されているとともに、同じく介護用水洗ト
イレ4には可撓性を備えた排水管11が接続されてい
る。
【0011】12は、収納式介護用水洗トイレ1を収納
自在に移動させるために壁体7裏面の下端に配設された
電動モーターからなる駆動部材であり、その回転軸に床
面3に当接する車輪からなる走行部材13を設け、壁6
に設けられた駆動スイッチ14(リモートコントロール
ユニットを用いてもよい)により正回転又は逆回転をす
る構造としている。15は、収納式介護用水洗トイレ1
の収納時に壁体7に押動されると駆動部材12を停止さ
せるべく信号を出すリミッタスイッチで、16は同じく
収納式介護用水洗トイレ1の収納時に走行部材13が当
接して機械的に停止させるために床面3に固定されたス
トッパーであるが、このストッパー16に走行部材13
が当接して停止する前に前記リミッタスイッチ15が作
動して駆動部材12を停止させる設定としている。
【0012】17は、壁体7の上方に設けられ、収納式
介護用水洗トイレ1の使用時に移動して、壁6に当接す
ると駆動部材12を停止させるべく信号を出すリミッタ
スイッチで、18は同じく収納式介護用水洗トイレ1の
使用時に壁6に当接して機械的に停止させるために壁体
7の中途部分に配設されたアングル状のストッパーであ
る。そして、このストッパー18も壁6に当接する前に
リミッタスイッチ17が作動して駆動部材12を停止さ
せる設定としている。
【0013】19は、壁体7に設けられたトイレットペ
ーパーを回転自在に収納するペーパーホルダー、20は
給水タンク9に直結して回転させることで給水タンク9
内の水を放出させるためのレバー、21は、このレバー
19の操作に連動して水を出す手洗い装置、22は介護
用水洗トイレ4の周囲に配設された手すり部材である。
【0014】23は、収納式介護用水洗トイレ1が設置
される壁6近傍の上方に設置された光センサーを備えた
安全装置であり、トイレを収納する際に使用者が挟まれ
たりトイレを出す際に使用者に当たることがないよう
に、トイレの移動範囲に入る人を光センサーで監視する
ものである。すなわち、安全装置23の光センサーが収
納式介護用水洗トイレ1の移動範囲に人が存在すること
を検知した場合には、使用者が駆動スイッチ14を操作
して収納式介護用水洗トイレ1を出そうとしても、安全
装置23の光センサーが信号を出して駆動装置12は動
作することがなく、またトイレが移動中であっても駆動
装置12を停止させる。また、トイレ使用後に駆動スイ
ッチ14を操作して収納式介護用水洗トイレ1を収納す
る際に、トイレに人が座っていたりトイレの移動範囲に
人がいることを安全装置23の光センサーが検知した場
合には、駆動装置12は動作することがない。そして、
トイレの移動範囲外、すなわち安全装置23の光センサ
ーの検出範囲外に人が離れ去った場合には、収納式介護
用水洗トイレ1は駆動スイッチ14により出し入れ自在
に移動することができる。
【0015】図5及び図6は、駆動装置12及びこれに
駆動される走行部材13とそれを支える支持部材24を
示しており、この支持部材24は壁体7の裏面に固定さ
れた断面L字形状のアングル部材25に対し、駆動装置
12が固定された固定板26が蝶番部27を介して上下
に移動可能に配設され、さらに上記アングル部材25と
固定板26との間には、伸張方向に付勢するバネ部材2
8をある程度圧縮した状態で設けている。これにより、
走行部材13が当接する床面3に凸凹があっても、床面
3の凹部で走行部材13が浮き上がったり床面3の凸部
に走行部材13が当接して止まることなく、バネ部材2
8が伸縮して走行部材13を床面3に対して常に好適な
接地圧を有して当接させることができ、これにより収納
式介護用水洗トイレ1を好適に移動させることが可能と
なる。
【0016】尚、特に図示しないが、上述した光センサ
ーを用いた安全装置以外にも、収納式介護用水洗トイレ
1の出し入れに際し、駆動装置12の駆動電流を監視し
て過大な電流が流れた場合には、人にぶつかるか人を挟
んだ等の異常事態と判断して信号を出し、自動的に駆動
装置12を停止させる安全装置を備えてもよい。そして
この安全装置は、単独で若しくは上記光センサーを用い
た安全装置と併用して用いてもよいものである。
【0017】
【発明の効果】以上詳述したごとく、本発明の収納式介
護用トイレによれば、不使用時にはトイレが見えないよ
うに収納しておき、使用時は簡単に取り出すことができ
ることは勿論のこと、家庭や病院等において身体の不自
由な人や患者であっても何らの労苦を要することなくト
イレの取り出し・収納を、スイッチ一つで簡単にかつ使
用者にぶつかるおそれなく安全に行うことができるもの
である。
【0018】また、基台には駆動装置により正転、逆転
自在の車輪からなる走行部材を取付け基台上のトイレを
トイレ設置室とトイレ収納室間を移動自在とすること
で、介護用トイレをスムースに移動させることができ
る。
【0019】また、制御手段が、トイレの移動範囲に入
る人を監視する光センサーの信号により基台の駆動装置
を停止させることで、使用者がトイレとトイレ設置室構
成壁面間に挟まれたり、トイレが使用者に当たるおそれ
がなくなり、安全に使用することができる。
【0020】また、制御手段が、使用者がトイレとトイ
レ設置室構成壁との間に挟まれたりトイレ取出時にトイ
レに当たることにより駆動装置に過大な負荷がかかった
ときに発信される信号により駆動装置を停止させること
で、使用者がトイレとトイレ室構成壁面間に挟まれた
り、トイレが使用者に当たるおそれがなくなり、安全に
使用することができる。
【0021】また、駆動装置により回転駆動される走行
部材が、床面方向に付勢されつつ上下動自在として基台
と床面との間隔が変位した場合でも床面上を移動するこ
とで、走行部材が当接する床面に凸凹があっても、床面
の凹部で走行部材が浮き上がったり床面の凸部に走行部
材が当接して止まることなく、走行部材が上下して床面
に対して常に好適な接地圧を有して当接することがで
き、これにより収納式介護用水洗トイレを好適に移動さ
せることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の収納式介護用トイレにおけるトイレの
使用状態を示す平面図である。
【図2】本発明の収納式介護用トイレにおけるトイレの
使用状態を示す側面図である。
【図3】本発明の収納式介護用トイレにおける収納状態
を示す平面図である。
【図4】本発明の収納式介護用トイレにおける収納状態
を示す側面図である。
【図5】本発明の収納式介護用トイレにおける背面を示
す側面図である。
【図6】図5のC−C線断面図である。
【符号の説明】
A トイレ設置室 B トイレ収納室 1 収納式介護用水洗トイレ 2 基台 3 床面 4 介護用水洗トイレ 5 壁体 6 壁 7 壁体 8 回転軸 9 給水タンク 10 給水管 11 排水管 12 駆動部材 13 走行部材 14 駆動スイッチ 15 リミッタスイッチ 16 ストッパー 17 リミッタスイッチ 18 ストッパー 19 ペーパーホルダー 20 レバー 21 手洗い装置 22 手すり部材 23 安全装置 24 支持部材 28 バネ部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動装置により床面上を移動自在な基台
    上面に設置してなる介護用水洗トイレを、トイレ設置室
    に隣接して設けられたトイレ収納室より出し入れ自在と
    してなる収納式介護用水洗トイレにおいて、前記基台上
    面にはトイレ収納時にトイレ収納室とトイレ設置室の仕
    切壁面となる壁体を一側部に立設するとともに、前記基
    台はトイレを所定のトイレ収納位置及びトイレ使用位置
    に自動的に停止させることができかつ、トイレ収納時に
    使用者がトイレとトイレ室構成壁面間に挟まれたり、ト
    イレ取出時に使用者がトイレに当たらないよう基台の移
    動を停止させることのできる制御手段を備えてなること
    を特徴とする収納式介護用水洗トイレ。
  2. 【請求項2】 基台には駆動装置により正転、逆転自在
    の車輪からなる走行部材を取付け基台上のトイレをトイ
    レ設置室とトイレ収納室間を移動自在としたことを特徴
    とする請求項1に記載の収納式介護用水洗トイレ。
  3. 【請求項3】 基台を水平方向に回転移動させるための
    回転軸をトイレ収納室とトイレ設置室の仕切壁となる壁
    体の一側部基部に備えてなることを特徴とする請求項1
    に記載の収納式介護用水洗トイレ。
  4. 【請求項4】 トイレ収納時に使用者がトイレとトイレ
    設置室構成壁面間に挟まれたりトイレ取出時に使用者が
    トイレに当たらないための制御手段はトイレの移動範囲
    に入る人を監視する光センサーの信号により基台の駆動
    装置を停止させることを特徴とする請求項1に記載の収
    納式介護用水洗トイレ。
  5. 【請求項5】 トイレ収納時に使用者がトイレとトイレ
    設置室構成壁面間に挟まれたりトイレ取出時に使用者が
    トイレに当たらないための制御手段は使用者がトイレと
    トイレ設置室構成壁との間に挟まれたりトイレ取出時に
    トイレに当たることにより駆動装置に過大な負荷がかか
    ったときに発信される信号により駆動装置を停止させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の収納式介護用水洗ト
    イレ。
  6. 【請求項6】 駆動装置により回転駆動される走行部材
    は、床面方向に付勢されつつ上下動自在として基台と床
    面との間隔が変位した場合でも床面上を移動することを
    特徴とする請求項2記載の収納式介護用水洗トイレ。
JP2000013078A 2000-01-21 2000-01-21 収納式介護用水洗トイレ Pending JP2001207510A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103088893A (zh) * 2011-10-27 2013-05-08 张耀祖 便斗
CN109281364A (zh) * 2018-10-08 2019-01-29 珠海格力电器股份有限公司 一种智能马桶控制方法及智能马桶

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041012