JP2001206844A - クルクミン配合物、その製造方法、その使用および適用製品 - Google Patents
クルクミン配合物、その製造方法、その使用および適用製品Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 安定な新規クルクミン配合物を提供する。
【解決手段】 X線解析図中の最強反射線が2θ=13
゜〜2θ=15゜の角範囲内にあるクルクミンを含有さ
せる。
゜〜2θ=15゜の角範囲内にあるクルクミンを含有さ
せる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規結晶変態のク
ルクミンを含有するクルクミン配合物ならびにその製造
および使用に関する。
ルクミンを含有するクルクミン配合物ならびにその製造
および使用に関する。
【0002】
【従来の技術】クルクミン、自然界、殊にウコン科植物
中に出現する色素は、食料品の分野において屡々、就中
焼き菓子、ピクルス、チーズ、スープ、サラダドレッシ
ングおよびスパイスを着色するための合成染料の代替物
として使用される。
中に出現する色素は、食料品の分野において屡々、就中
焼き菓子、ピクルス、チーズ、スープ、サラダドレッシ
ングおよびスパイスを着色するための合成染料の代替物
として使用される。
【0003】着色剤としてのその性質の外に、クルクミ
ンはさらに、動物実験においてならびにヒトにつき証明
された重要な薬理作用を有する。これに入るのは、たと
えば胆汁排泄促進作用(胆嚢筋刺激作用);抗高脂血症
作用(血漿コレステロール濃度の低下);抗腫瘍作用で
ある[これについてはR.Haensel、K.Kel
ler、H.RimplerおよびG.Schneid
er(編集者)Hagers Handbuch de
r Pharmazeutischen Praxi
s、Springer出版、4巻、薬種A−D、5版、
1084〜1102ページ参照]。
ンはさらに、動物実験においてならびにヒトにつき証明
された重要な薬理作用を有する。これに入るのは、たと
えば胆汁排泄促進作用(胆嚢筋刺激作用);抗高脂血症
作用(血漿コレステロール濃度の低下);抗腫瘍作用で
ある[これについてはR.Haensel、K.Kel
ler、H.RimplerおよびG.Schneid
er(編集者)Hagers Handbuch de
r Pharmazeutischen Praxi
s、Springer出版、4巻、薬種A−D、5版、
1084〜1102ページ参照]。
【0004】クルクミンの化学合成は、就中Heter
ocycles 1977年、7巻、241〜246ペ
ージ;Liebig Ann.Chem.1985年、
1557〜1569ページおよびOrg.Prep.P
roced.Int.1994年、26巻、674〜6
77ページに記載されている。
ocycles 1977年、7巻、241〜246ペ
ージ;Liebig Ann.Chem.1985年、
1557〜1569ページおよびOrg.Prep.P
roced.Int.1994年、26巻、674〜6
77ページに記載されている。
【0005】H.Tonnesen等は、Acta C
hem.Scand.B36(7)、1982年、47
5〜479ページに、エタノール/水から再結晶された
クルクミンの結晶構造を記載する。
hem.Scand.B36(7)、1982年、47
5〜479ページに、エタノール/水から再結晶された
クルクミンの結晶構造を記載する。
【0006】WO91/06292号は、水性コロイド
の存在におけるクルクミンの粉砕方法を記載する。
の存在におけるクルクミンの粉砕方法を記載する。
【0007】しかし、クルクミン溶液またはウコンの含
油樹脂は、空気中で可成り迅速に褪色するという欠点を
有する。この不十分な安定性およびその水不溶性に基づ
き、食料品工業および医薬調剤におけるクルクミンの使
用は強く制限されている。さらに、クルクミンの生物学
的利用能はこれまで満足なものでない。
油樹脂は、空気中で可成り迅速に褪色するという欠点を
有する。この不十分な安定性およびその水不溶性に基づ
き、食料品工業および医薬調剤におけるクルクミンの使
用は強く制限されている。さらに、クルクミンの生物学
的利用能はこれまで満足なものでない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、上述した欠点を有しない安定な新規クルクミン配合
物を提供することであった。
は、上述した欠点を有しない安定な新規クルクミン配合
物を提供することであった。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題は、X線回折図
が新規の線強さ分布を有するA型のクルクミンを含有す
るクルクミン配合物により解決された。本発明による配
合物は、X線回折図中の最強の反射線として2θ=13
゜〜2θ=15゜の間の角範囲内、好ましくは2θ=1
3.5゜〜2θ=14.5゜の間の角範囲内に線を有す
る。その際、配合物はCuKα線を用いるX線回折分析
にかけた[X線回折計(2θ)]。
が新規の線強さ分布を有するA型のクルクミンを含有す
るクルクミン配合物により解決された。本発明による配
合物は、X線回折図中の最強の反射線として2θ=13
゜〜2θ=15゜の間の角範囲内、好ましくは2θ=1
3.5゜〜2θ=14.5゜の間の角範囲内に線を有す
る。その際、配合物はCuKα線を用いるX線回折分析
にかけた[X線回折計(2θ)]。
【0010】これと関連して、最強の反射線としては最
大において最高の計数率(Zaelrate)を有する
線が考えられている。
大において最高の計数率(Zaelrate)を有する
線が考えられている。
【0011】本発明による配合物のX線回折図中に出現
する反射線の場合、2θ=17゜における反射線の強さ
対2θ=13゜〜2θ=15゜の間の角範囲内の反射線
の強さの比は1を下回り、好ましくは0.5、とくに好
ましくは0.05、全くとくに好ましくは0.01を下
回る。
する反射線の場合、2θ=17゜における反射線の強さ
対2θ=13゜〜2θ=15゜の間の角範囲内の反射線
の強さの比は1を下回り、好ましくは0.5、とくに好
ましくは0.05、全くとくに好ましくは0.01を下
回る。
【0012】さらに新規クルクミン配合物は、3%を上
回る、好ましくは10%を上回る範囲内、とくに好まし
くは20〜95%の範囲内、全くとくに好ましくは30
〜80%の範囲内の結晶化度を有するA型のクルクミン
を含有することを特徴とする。その際、結晶化度は同様
にX線回折測定により決定することができる。
回る、好ましくは10%を上回る範囲内、とくに好まし
くは20〜95%の範囲内、全くとくに好ましくは30
〜80%の範囲内の結晶化度を有するA型のクルクミン
を含有することを特徴とする。その際、結晶化度は同様
にX線回折測定により決定することができる。
【0013】本発明の範囲内で、クルクミン配合物は、
就中A型のクルクミンが分散相を形成する水性分散液な
いしは水性懸濁液、これから製造した乾燥粉末を意味す
るが、たとえばo/w/o型エマルションのようなエマ
ルションも意味する。好ましい配合物は、乾燥粉末およ
び水性分散液である。
就中A型のクルクミンが分散相を形成する水性分散液な
いしは水性懸濁液、これから製造した乾燥粉末を意味す
るが、たとえばo/w/o型エマルションのようなエマ
ルションも意味する。好ましい配合物は、乾燥粉末およ
び水性分散液である。
【0014】本発明による配合物中のA型クルクミンの
含量は、配合物の乾燥質量に対して、0.1〜50質量
%の範囲内、好ましくは2〜30質量%の範囲内、とく
に好ましくは5〜20質量%の範囲内、全くとくに好ま
しくは8〜15質量%の範囲内にある。
含量は、配合物の乾燥質量に対して、0.1〜50質量
%の範囲内、好ましくは2〜30質量%の範囲内、とく
に好ましくは5〜20質量%の範囲内、全くとくに好ま
しくは8〜15質量%の範囲内にある。
【0015】水性分散液中ならびに乾燥粉末中に細分さ
れたA型クルクミンの平均粒度は、配合方法の種類に応
じて10μmを下回る範囲内、好ましくは5μmを下回
る範囲内、とくに好ましくは0.01〜2μmの範囲
内、全くとくに好ましくは0.05〜2μmの範囲内に
ある。
れたA型クルクミンの平均粒度は、配合方法の種類に応
じて10μmを下回る範囲内、好ましくは5μmを下回
る範囲内、とくに好ましくは0.01〜2μmの範囲
内、全くとくに好ましくは0.05〜2μmの範囲内に
ある。
【0016】上記のクルクミン配合物の安定性を高める
ために、作用物質に対し付加的に保護コロイド、軟化剤
および/または安定剤を配合物に混入するのが有利であ
る。
ために、作用物質に対し付加的に保護コロイド、軟化剤
および/または安定剤を配合物に混入するのが有利であ
る。
【0017】適当な保護コロイドは、帯電ポリマー(高
分子電解質)ならびに中性ポリマーである。代表例は、
就中ウシのゼラチン、ブタのゼラチンまたは魚のゼラチ
ンのようなゼラチン、デンプン、デキストリン、場合に
より加水分解されていてもよい大豆タンパク質のような
植物タンパク質、ペクチン、グアーガム、キサンタン、
アラビアゴム、カゼイン、カゼイン塩またはその混合物
である。ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ン、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、
ヒドロキシプロピルセルロース、フレーク状セラックお
よびアルギン酸塩も使用することができる。詳細に関し
ては、R.A.Morton、脂溶性ビタミン、Int
ern.encyclopedia of Food
and Nutrition、9巻、Pergamon
press 1970年、128〜131ページが参
照される。
分子電解質)ならびに中性ポリマーである。代表例は、
就中ウシのゼラチン、ブタのゼラチンまたは魚のゼラチ
ンのようなゼラチン、デンプン、デキストリン、場合に
より加水分解されていてもよい大豆タンパク質のような
植物タンパク質、ペクチン、グアーガム、キサンタン、
アラビアゴム、カゼイン、カゼイン塩またはその混合物
である。ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ン、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、
ヒドロキシプロピルセルロース、フレーク状セラックお
よびアルギン酸塩も使用することができる。詳細に関し
ては、R.A.Morton、脂溶性ビタミン、Int
ern.encyclopedia of Food
and Nutrition、9巻、Pergamon
press 1970年、128〜131ページが参
照される。
【0018】好ましい保護コロイドは、ウシのゼラチ
ン、ブタのゼラチンおよび魚のゼラチンのようなゼラチ
ン、植物タンパク質、ペクチン、カゼイン、カゼイン
塩、アラビアゴムおよびセラックからなる群から選択さ
れた化合物である。とくに好んで使用される保護コロイ
ドは、ペクチン、カゼイン、カゼイン塩、アラビアゴム
および/または魚ゼラチンの水溶液である。
ン、ブタのゼラチンおよび魚のゼラチンのようなゼラチ
ン、植物タンパク質、ペクチン、カゼイン、カゼイン
塩、アラビアゴムおよびセラックからなる群から選択さ
れた化合物である。とくに好んで使用される保護コロイ
ドは、ペクチン、カゼイン、カゼイン塩、アラビアゴム
および/または魚ゼラチンの水溶液である。
【0019】最終生成物の機械的安定性を高めるため
に、コロイドに糖または糖アルコール、たとえばショ
糖、グルコース、ラクトース、転化糖、ソルビトール、
マンニトールまたはグリセリン、またポリビニルアルコ
ールまたはポリビニルピロリドンのようなポリマーのよ
うな軟化剤を添加するのが有利である。好んで使用され
る軟化剤は、ショ糖、ソルビトールおよびラクトースで
ある。
に、コロイドに糖または糖アルコール、たとえばショ
糖、グルコース、ラクトース、転化糖、ソルビトール、
マンニトールまたはグリセリン、またポリビニルアルコ
ールまたはポリビニルピロリドンのようなポリマーのよ
うな軟化剤を添加するのが有利である。好んで使用され
る軟化剤は、ショ糖、ソルビトールおよびラクトースで
ある。
【0020】保護コロイドおよび軟化剤対クルクミンの
比は一般に、A型のクルクミン0.1および50質量
%、保護コロイド10〜50質量%、好ましくは15〜
35質量%、軟化剤20〜70質量%、好ましくは30
〜60質量%を包含する最終生成物が得られるように選
択され、その際すべてのパーセント値は配合物の乾燥質
量に対しおよび個々の成分のパーセント値の和は100
%である。
比は一般に、A型のクルクミン0.1および50質量
%、保護コロイド10〜50質量%、好ましくは15〜
35質量%、軟化剤20〜70質量%、好ましくは30
〜60質量%を包含する最終生成物が得られるように選
択され、その際すべてのパーセント値は配合物の乾燥質
量に対しおよび個々の成分のパーセント値の和は100
%である。
【0021】酸化分解に対する作用物質の安定性を高め
るために、配合物の乾燥質量に対して、α−トコフェロ
ール、t−ブチルヒドロキシトルエン、t−ブチルヒド
ロキシアニソール、アスコルビン酸またはエトキシキン
0〜10質量%、好ましくは0.5〜7.5質量%を添
加するのが有利でありうる。
るために、配合物の乾燥質量に対して、α−トコフェロ
ール、t−ブチルヒドロキシトルエン、t−ブチルヒド
ロキシアニソール、アスコルビン酸またはエトキシキン
0〜10質量%、好ましくは0.5〜7.5質量%を添
加するのが有利でありうる。
【0022】さらに、乳化剤、たとえばアスコルビルパ
ルミテート、ポリグリセリン−脂肪酸エステル、ソルビ
タン−脂肪酸エステル、プロピレングリコール−脂肪酸
エステルまたはレシチンを、使用したA型のクルクミン
に対して、0〜200質量%、とくに5〜150質量
%、とくに好ましくは10〜80質量%の濃度で使用す
ることができる。
ルミテート、ポリグリセリン−脂肪酸エステル、ソルビ
タン−脂肪酸エステル、プロピレングリコール−脂肪酸
エステルまたはレシチンを、使用したA型のクルクミン
に対して、0〜200質量%、とくに5〜150質量
%、とくに好ましくは10〜80質量%の濃度で使用す
ることができる。
【0023】事情により、付加的にたとえばゴマ種子
油、トウモロコシ油、綿実油、大豆油または落花生油の
ような生理的に許容性の油を、A型のクルクミンに対し
て、0〜500質量%、とくに10〜300質量5、と
くに好ましくは20〜100質量%の濃度で使用するこ
とも有利でありうる。
油、トウモロコシ油、綿実油、大豆油または落花生油の
ような生理的に許容性の油を、A型のクルクミンに対し
て、0〜500質量%、とくに10〜300質量5、と
くに好ましくは20〜100質量%の濃度で使用するこ
とも有利でありうる。
【0024】A型のクルクミンの外に、配合物はなお付
加的に、X線回折図中の最強反射線が2θ=16゜〜2
θ=18゜の間または2θ=25゜〜2θ=26゜の間
の角範囲内にあるB型のクルクミンを、配合物の乾燥質
量に対して、0.1〜25質量%、好ましくは2〜20
質量%、特に好ましくは5〜10質量%含有することが
できる。
加的に、X線回折図中の最強反射線が2θ=16゜〜2
θ=18゜の間または2θ=25゜〜2θ=26゜の間
の角範囲内にあるB型のクルクミンを、配合物の乾燥質
量に対して、0.1〜25質量%、好ましくは2〜20
質量%、特に好ましくは5〜10質量%含有することが
できる。
【0025】X線回折図中の最強反射線が2θ=13゜
〜2θ=15゜の間の角範囲内にあるA型のクルクミン
を含有する、冒頭に記載したクルクミン配合物を製造す
るため、 a)クルクミンの分子分散溶液を水と混ざる有機溶剤ま
たは水および水と混ざる有機溶剤からなる混合物中で製
造しおよび b)この溶液に保護コロイドの水溶液を加え、その際ク
ルクミンの疎水性相はナノ分散相として生じることを特
徴とするクルクミン配合物の製造方法も本発明の対象で
ある。
〜2θ=15゜の間の角範囲内にあるA型のクルクミン
を含有する、冒頭に記載したクルクミン配合物を製造す
るため、 a)クルクミンの分子分散溶液を水と混ざる有機溶剤ま
たは水および水と混ざる有機溶剤からなる混合物中で製
造しおよび b)この溶液に保護コロイドの水溶液を加え、その際ク
ルクミンの疎水性相はナノ分散相として生じることを特
徴とするクルクミン配合物の製造方法も本発明の対象で
ある。
【0026】乾燥粉末の製造のために、工程b)におい
て得られた分散液は、付加的工程c)において溶剤およ
び水を除去し、場合により被覆材料の存在下に乾燥す
る。
て得られた分散液は、付加的工程c)において溶剤およ
び水を除去し、場合により被覆材料の存在下に乾燥す
る。
【0027】本発明による方法の実施のため、工程a)
においてはアルコール、エーテル、エステル、ケトンお
よびアセタールのような、炭素、水素および酸素のみを
含有する熱に安定な揮発性の水と混ざる溶剤が適当であ
る。一般に、少なくとも10%が水と混ざり、200℃
を下回る沸点を有しおよび/または10個より少ない炭
素を有するような溶剤が有利に使用される。とくに、エ
タノール、n−プロパノール、イソプロパノール、1,
2−ブタンジオール 1−メチルエーテル、1,2−プ
ロパンジオール 1−n−プロピルエーテルまたはアセ
トンが使用される。
においてはアルコール、エーテル、エステル、ケトンお
よびアセタールのような、炭素、水素および酸素のみを
含有する熱に安定な揮発性の水と混ざる溶剤が適当であ
る。一般に、少なくとも10%が水と混ざり、200℃
を下回る沸点を有しおよび/または10個より少ない炭
素を有するような溶剤が有利に使用される。とくに、エ
タノール、n−プロパノール、イソプロパノール、1,
2−ブタンジオール 1−メチルエーテル、1,2−プ
ロパンジオール 1−n−プロピルエーテルまたはアセ
トンが使用される。
【0028】さらに本方法は、工程a)においてクルク
ミン溶液に場合により、乳化剤、ポリマー、殊にセラッ
ク、および食用油からなる群から選択された他の添加物
を添加しおよび/または工程b)において保護コロイド
水溶液が付加的に少なくとも1種の軟化剤を含有するこ
とを特徴とする。しかし、1種以上の乳化剤を保護コロ
イド溶液に添加することも可能である。これらの添加物
の記述のために、既に冒頭に行った説明を指摘する。
ミン溶液に場合により、乳化剤、ポリマー、殊にセラッ
ク、および食用油からなる群から選択された他の添加物
を添加しおよび/または工程b)において保護コロイド
水溶液が付加的に少なくとも1種の軟化剤を含有するこ
とを特徴とする。しかし、1種以上の乳化剤を保護コロ
イド溶液に添加することも可能である。これらの添加物
の記述のために、既に冒頭に行った説明を指摘する。
【0029】本方法の好ましい実施形においては、工程
a)においてクルクミン分子分散溶液を30℃を上回る
温度、好ましくは50〜240℃の範囲内、とくに好ま
しくは140〜180℃の範囲内の温度で製造し、その
後直ちに工程b)において保護コロイドの水溶液を加
え、その際約35℃〜80℃、とくに好ましくは55℃
〜70℃の混合物温度が生じる。
a)においてクルクミン分子分散溶液を30℃を上回る
温度、好ましくは50〜240℃の範囲内、とくに好ま
しくは140〜180℃の範囲内の温度で製造し、その
後直ちに工程b)において保護コロイドの水溶液を加
え、その際約35℃〜80℃、とくに好ましくは55℃
〜70℃の混合物温度が生じる。
【0030】高温での処置は、不所望なクルクミンの作
用物質損失を生じうるので、クルクミンをできるだけ迅
速に、たとえば秒の範囲内、たとえば0.1〜10秒、
とくに好ましくは1秒を下回る速度で溶解させる。分子
分散溶液の迅速な製造のために、たとえば20bar〜
100bar、とくに30〜80barの範囲内の高め
た圧力の適用が有利でありうる。
用物質損失を生じうるので、クルクミンをできるだけ迅
速に、たとえば秒の範囲内、たとえば0.1〜10秒、
とくに好ましくは1秒を下回る速度で溶解させる。分子
分散溶液の迅速な製造のために、たとえば20bar〜
100bar、とくに30〜80barの範囲内の高め
た圧力の適用が有利でありうる。
【0031】使用した保護コロイドの種類および量に応
じて、工程b)の後に、A型のナノ粒状分散クルクミン
の濃厚に着色した水性分散液が得られる。
じて、工程b)の後に、A型のナノ粒状分散クルクミン
の濃厚に着色した水性分散液が得られる。
【0032】乾燥粉末の製造のために、溶剤の除去を、
たとえば水と混ざらない溶剤での抽出によって行うかま
たは沸点に応じ自体公知の方法で、たとえば場合により
減圧下での蒸留によって行うことができる。この場合に
は、イソプロパノールの使用の際に得られる共沸混合物
を水の除去なしに直接に溶剤として使用するのが有利か
つ可能であることが立証された。とくに、溶剤の分離
は、噴霧乾燥または噴霧造粒により水の除去と一緒に行
われる。
たとえば水と混ざらない溶剤での抽出によって行うかま
たは沸点に応じ自体公知の方法で、たとえば場合により
減圧下での蒸留によって行うことができる。この場合に
は、イソプロパノールの使用の際に得られる共沸混合物
を水の除去なしに直接に溶剤として使用するのが有利か
つ可能であることが立証された。とくに、溶剤の分離
は、噴霧乾燥または噴霧造粒により水の除去と一緒に行
われる。
【0033】水性クルクミン分散液の乾燥粉末への変換
を、場合により被覆材料の存在下に行うこともできる。
被覆剤としては、就中トウモロコシデンプン、ケイ酸ま
たはリン酸三カルシウムが適当である。
を、場合により被覆材料の存在下に行うこともできる。
被覆剤としては、就中トウモロコシデンプン、ケイ酸ま
たはリン酸三カルシウムが適当である。
【0034】乾燥方法に応じて、クルクミン含有乾燥粉
末は、100〜1000μm、好ましくは200〜80
0μm、とくに好ましくは250〜600μmの平均粒
度を有する。
末は、100〜1000μm、好ましくは200〜80
0μm、とくに好ましくは250〜600μmの平均粒
度を有する。
【0035】より正確な方法および装置の記述に関して
は、此処で明瞭にEP−A0065193号を引用す
る。
は、此処で明瞭にEP−A0065193号を引用す
る。
【0036】A型のクルクミンが分散相を形成する水性
分散液は、EP−A0845503号と同様に他の油相
中へ乳化させることができ、それで該分散液はo/w/
o型エマルションの形の二重分散系(doppelte
s Dispersionssystem)を形成す
る。このような配合物はまた、油と良好に混ざり、従っ
て親油性系中での相応する適用のために有利に使用する
ことができるという利点を有する。
分散液は、EP−A0845503号と同様に他の油相
中へ乳化させることができ、それで該分散液はo/w/
o型エマルションの形の二重分散系(doppelte
s Dispersionssystem)を形成す
る。このような配合物はまた、油と良好に混ざり、従っ
て親油性系中での相応する適用のために有利に使用する
ことができるという利点を有する。
【0037】上記方法により製造したクルクミン配合物
は、非常に高い色安定性および改善された生物学的利用
能により優れている。さらに、本発明による乾燥粉末は
結晶性クルクミンと比べて、温水ならびに冷水に対する
非常に良好な再分散性を有する。
は、非常に高い色安定性および改善された生物学的利用
能により優れている。さらに、本発明による乾燥粉末は
結晶性クルクミンと比べて、温水ならびに冷水に対する
非常に良好な再分散性を有する。
【0038】本発明によるクルクミン配合物は、就中食
料品調製物および動物飼料用添加物として、医薬調剤お
よび化粧品製造用ならびにヒトおよび動物分野における
栄養補充剤製造用の組成物として適当である。
料品調製物および動物飼料用添加物として、医薬調剤お
よび化粧品製造用ならびにヒトおよび動物分野における
栄養補充剤製造用の組成物として適当である。
【0039】食料品領域における代表的な使用分野は、
たとえば飲料、チーズ、ヨーグルト、風味付けミルクド
リンクまたは酪農場アイスクリームのような乳製品用な
らびにプディング粉末、マスタード、卵製品、サラダド
レッシング、ベーキングミックス、スパイスおよび菓子
類用着色剤としての使用である。
たとえば飲料、チーズ、ヨーグルト、風味付けミルクド
リンクまたは酪農場アイスクリームのような乳製品用な
らびにプディング粉末、マスタード、卵製品、サラダド
レッシング、ベーキングミックス、スパイスおよび菓子
類用着色剤としての使用である。
【0040】たとえば飼料領域においては、クルクミン
配合物は場合によりカロチノイドと一緒に、鶏飼育にお
ける卵黄およびブロイラー皮着色のために使用すること
ができる。
配合物は場合によりカロチノイドと一緒に、鶏飼育にお
ける卵黄およびブロイラー皮着色のために使用すること
ができる。
【0041】たとえば化粧品領域においては、本発明に
よるクルクミン配合物はたとえば装飾的ボデーケア剤用
着色剤として使用することができる。
よるクルクミン配合物はたとえば装飾的ボデーケア剤用
着色剤として使用することができる。
【0042】上述したクルクミン配合物を含有する栄養
補充剤、動物飼料、食料品ならびに医薬品および化粧品
も、本発明の対象である。
補充剤、動物飼料、食料品ならびに医薬品および化粧品
も、本発明の対象である。
【0043】本発明によるクルクミン配合物を含有する
栄養補充調製物ならびに医薬調剤は、就中錠剤、糖衣錠
ならびに硬質および軟質ゼラチンカプセルを意味する。
栄養補充調製物ならびに医薬調剤は、就中錠剤、糖衣錠
ならびに硬質および軟質ゼラチンカプセルを意味する。
【0044】上述したクルクミン配合物を含有する食料
品としては、たとえば飲料、チーズ、ヨーグルト、風味
付けミルクドリンクまたは酪農場アイスクリームのよう
な乳製品およびプディング粉末、マスタード、卵製品、
サラダドレッシング、ベーキングミックス、スパイスお
よび菓子類が考えられている。
品としては、たとえば飲料、チーズ、ヨーグルト、風味
付けミルクドリンクまたは酪農場アイスクリームのよう
な乳製品およびプディング粉末、マスタード、卵製品、
サラダドレッシング、ベーキングミックス、スパイスお
よび菓子類が考えられている。
【0045】本発明によるクルクミン配合物を含有しう
る化粧品は、たとえば局所適用できる調製物、殊に口
紅、クリーム、ローション、パウダーの形またはルージ
ュとしてのフェースメーキャップのような装飾的ボデー
ケア組成物である。
る化粧品は、たとえば局所適用できる調製物、殊に口
紅、クリーム、ローション、パウダーの形またはルージ
ュとしてのフェースメーキャップのような装飾的ボデー
ケア組成物である。
【0046】医薬調剤は、創傷治療に、胆汁分泌促進薬
として、ならびに高コレステロールレベルの予防または
治療のために適当である。
として、ならびに高コレステロールレベルの予防または
治療のために適当である。
【0047】次の例において、本発明によるクルクミン
配合物の製造を詳述する。例中に使用した装置の詳細
は、EP−B0065193号に存在する。
配合物の製造を詳述する。例中に使用した装置の詳細
は、EP−B0065193号に存在する。
【0048】
【実施例】例1 保護コロイドとしてカゼイン酸ナトリウムおよびゼラチ
ンを用いる、10質量%濃度のクルクミン乾燥粉末の製
造 作用物質懸濁液として、最初にクルクミン47gをイソ
プロパノールおよび水からなる共沸混合物343g中に
撹拌混入した。保護コロイド水溶液として、ゼラチンB
200Bloom71.7g、カゼイン酸ナトリウム3
6g、ショ糖137gおよび安息香酸Na2.15g、
ソルビン酸1.43g、メチルパラベン0.75gおよ
びプロピルパラベン0.32gからなる防腐剤系4.6
5gを水10820gに溶解した。保護コロイド溶液の
pH値は、1M NaOH13mlの添加によりpH
6.4に調節した。
ンを用いる、10質量%濃度のクルクミン乾燥粉末の製
造 作用物質懸濁液として、最初にクルクミン47gをイソ
プロパノールおよび水からなる共沸混合物343g中に
撹拌混入した。保護コロイド水溶液として、ゼラチンB
200Bloom71.7g、カゼイン酸ナトリウム3
6g、ショ糖137gおよび安息香酸Na2.15g、
ソルビン酸1.43g、メチルパラベン0.75gおよ
びプロピルパラベン0.32gからなる防腐剤系4.6
5gを水10820gに溶解した。保護コロイド溶液の
pH値は、1M NaOH13mlの添加によりpH
6.4に調節した。
【0049】作用物質懸濁液を96℃の温度に加熱し、
2.0kg/hの流量で連続的に、217℃の温度にし
たイソプロパノール/水の共沸混合物と2.7kg/h
の流量で混合した。その際、クルクミンは分子状に溶解
した。このクルクミン溶液を、上記の保護コロイド水溶
液(その流量は54.8kg/hであった)と混合し
た。その際、クルクミンはコア/シェル粒子の形でヒド
ロゾルとして沈殿した。
2.0kg/hの流量で連続的に、217℃の温度にし
たイソプロパノール/水の共沸混合物と2.7kg/h
の流量で混合した。その際、クルクミンは分子状に溶解
した。このクルクミン溶液を、上記の保護コロイド水溶
液(その流量は54.8kg/hであった)と混合し
た。その際、クルクミンはコア/シェル粒子の形でヒド
ロゾルとして沈殿した。
【0050】クルクミン粒子は、41%の分散で194
nmの粒度を有していた。ヒドロゾル中のクルクミン含
量は、83のEl/l値において0.32%であった。
次に、ヒドロゾルを薄膜型蒸発缶中で固形分約38%に
濃縮し、次いで二重乳化(Doppelemulgie
rung)を経て乾燥粉末に処理した。その際、乾燥粉
末中のクルクミン含量は10.4質量%であった。
nmの粒度を有していた。ヒドロゾル中のクルクミン含
量は、83のEl/l値において0.32%であった。
次に、ヒドロゾルを薄膜型蒸発缶中で固形分約38%に
濃縮し、次いで二重乳化(Doppelemulgie
rung)を経て乾燥粉末に処理した。その際、乾燥粉
末中のクルクミン含量は10.4質量%であった。
【0051】例2:保護コロイドとしてゼラチン混合物
を用いる、10質量%濃度のクルクミン乾燥粉末の製造 作用物質懸濁液および保護コロイド溶液は、例1におけ
るように調製したが、保護コロイド溶液中にはカゼイン
酸ナトリウム36gの代わりにゲリタ ゾルP(Gel
ita Sol P)型の低分子量ゼラチン36gを溶
解した。保護コロイド溶液のpH値は、1M NaOH
18mlの添加によりpH6.4に調節した。
を用いる、10質量%濃度のクルクミン乾燥粉末の製造 作用物質懸濁液および保護コロイド溶液は、例1におけ
るように調製したが、保護コロイド溶液中にはカゼイン
酸ナトリウム36gの代わりにゲリタ ゾルP(Gel
ita Sol P)型の低分子量ゼラチン36gを溶
解した。保護コロイド溶液のpH値は、1M NaOH
18mlの添加によりpH6.4に調節した。
【0052】溶解条件および沈殿条件は、例1のそれに
一致した。
一致した。
【0053】クルクミン粒子は、42%の分散で275
nmの粒度を有していた。ヒドロゾル中のクルクミン含
量は、64のEl/l値において0.32%であった。
引き続き、ヒドロゾルを薄膜型蒸発缶(Sambay)
中で固形分37%に濃縮し、次いで二重乳化を経て乾燥
粉末に処理した。その際、乾燥粉末中のクルクミン含量
は10.7%であった。
nmの粒度を有していた。ヒドロゾル中のクルクミン含
量は、64のEl/l値において0.32%であった。
引き続き、ヒドロゾルを薄膜型蒸発缶(Sambay)
中で固形分37%に濃縮し、次いで二重乳化を経て乾燥
粉末に処理した。その際、乾燥粉末中のクルクミン含量
は10.7%であった。
【0054】例3:保護コロイドとしてカゼイン酸ナト
リウムを用いる、12質量%濃度のクルクミン乾燥粉末
の製造 作用物質懸濁液は、例1と同様に調製した。保護コロイ
ドの水溶液として、カゼイン酸ナトリウム36g、ショ
糖137gおよび例1からの防腐剤系4.65gを水1
0820gに溶解した。保護コロイド溶液のpH値は、
1M NaOH10mlの添加によりpH6.5に調節
した。
リウムを用いる、12質量%濃度のクルクミン乾燥粉末
の製造 作用物質懸濁液は、例1と同様に調製した。保護コロイ
ドの水溶液として、カゼイン酸ナトリウム36g、ショ
糖137gおよび例1からの防腐剤系4.65gを水1
0820gに溶解した。保護コロイド溶液のpH値は、
1M NaOH10mlの添加によりpH6.5に調節
した。
【0055】溶解条件および沈殿条件は次のようであっ
た:作用物質懸濁液を97℃ 2.1kg/hの流量
で、イソプロパノール/水の共沸混合物220℃ 2.
4kg/hでおよび保護コロイド溶液 55.3kg/
hで。その際、クルクミンは例1におけるようにコア/
シェル粒子の形でヒドロゾルとして沈殿した。
た:作用物質懸濁液を97℃ 2.1kg/hの流量
で、イソプロパノール/水の共沸混合物220℃ 2.
4kg/hでおよび保護コロイド溶液 55.3kg/
hで。その際、クルクミンは例1におけるようにコア/
シェル粒子の形でヒドロゾルとして沈殿した。
【0056】クルクミン粒子は、46%の分散で219
nmの粒度を有していた。ヒドロゾル中のクルクミン含
量は、67のEl/l値において0.31%であった。
引き続き、ヒドロゾルを薄膜型蒸発缶(Sambay)
中で固形分45%に濃縮し、ゼラチン B 200 B
loom19.3gで被覆し、次いで二重乳化を経て乾
燥粉末に処理した。乾燥粉末中のクルクミン含量は1
2.3%であった。
nmの粒度を有していた。ヒドロゾル中のクルクミン含
量は、67のEl/l値において0.31%であった。
引き続き、ヒドロゾルを薄膜型蒸発缶(Sambay)
中で固形分45%に濃縮し、ゼラチン B 200 B
loom19.3gで被覆し、次いで二重乳化を経て乾
燥粉末に処理した。乾燥粉末中のクルクミン含量は1
2.3%であった。
【0057】例4:保護コロイドとしてカゼイン酸ナト
リウムおよびアスコルビルパルミテートを用いる、12
質量%濃度のクルクミン乾燥粉末の製造 作用物質懸濁液は、例1におけるように調製した。保護
コロイド水溶液として、カゼイン酸ナトリウム39gお
よびアスコルビルパルミテート1.1gを水10820
gに溶解した。保護コロイド溶液のpH値は、NaOH
の添加なしにpH6.9であった。
リウムおよびアスコルビルパルミテートを用いる、12
質量%濃度のクルクミン乾燥粉末の製造 作用物質懸濁液は、例1におけるように調製した。保護
コロイド水溶液として、カゼイン酸ナトリウム39gお
よびアスコルビルパルミテート1.1gを水10820
gに溶解した。保護コロイド溶液のpH値は、NaOH
の添加なしにpH6.9であった。
【0058】溶解条件および沈殿条件は次のようであっ
た:作用物質懸濁液 95℃ 流量2.1kg/hで、
イソプロパノール/水の共沸混合物 219℃ 2.5
kg/hでおよび保護コロイド溶液 55.4kg/h
で。その際、クルクミンは例1におけるようにコア/シ
ェル粒子の形でヒドロゾルとして沈殿した。引き続き、
ヒドロゾルをゼラチン B 200 Bloom19.
7gで被覆し、回転蒸発器中で固形分27%に濃縮し、
次いで二重乳化を経て乾燥粉末に処理した。乾燥粉末中
のクルクミン含量は、11.8%であった。
た:作用物質懸濁液 95℃ 流量2.1kg/hで、
イソプロパノール/水の共沸混合物 219℃ 2.5
kg/hでおよび保護コロイド溶液 55.4kg/h
で。その際、クルクミンは例1におけるようにコア/シ
ェル粒子の形でヒドロゾルとして沈殿した。引き続き、
ヒドロゾルをゼラチン B 200 Bloom19.
7gで被覆し、回転蒸発器中で固形分27%に濃縮し、
次いで二重乳化を経て乾燥粉末に処理した。乾燥粉末中
のクルクミン含量は、11.8%であった。
【0059】例5:保護コロイドとしてカゼイン酸ナト
リウムおよびアスコルビルパルミテートを用いる、約1
2質量%濃度のクルクミン乾燥粉末の製造 作用物質懸濁液として、最初にクルクミン47gおよび
トウモロコシ油141gをイソプロパノール686g中
に撹拌混入した。保護コロイド水溶液として、カゼイン
酸ナトリウム36gおよびアスコルビルパルミテート
1.1gを水10820gに溶解した。保護コロイド溶
液のpH値は、それ自体pH6.8であった。
リウムおよびアスコルビルパルミテートを用いる、約1
2質量%濃度のクルクミン乾燥粉末の製造 作用物質懸濁液として、最初にクルクミン47gおよび
トウモロコシ油141gをイソプロパノール686g中
に撹拌混入した。保護コロイド水溶液として、カゼイン
酸ナトリウム36gおよびアスコルビルパルミテート
1.1gを水10820gに溶解した。保護コロイド溶
液のpH値は、それ自体pH6.8であった。
【0060】溶解条件および沈殿条件は次のようであっ
た:作用物質懸濁液 95℃ 流量2.1kg/hで、
イソプロパノール/水の共沸混合物 219℃ 2.2
kg/hでおよび保護コロイド溶液55.2kg/h
で。その際、クルクミンを、例1におけるようにトウモ
ロコシ油と共にコア/シェル粒子の形でヒドロゾルとし
て沈殿させ、その際粒子コアはクルクミンならびに油を
含有する。
た:作用物質懸濁液 95℃ 流量2.1kg/hで、
イソプロパノール/水の共沸混合物 219℃ 2.2
kg/hでおよび保護コロイド溶液55.2kg/h
で。その際、クルクミンを、例1におけるようにトウモ
ロコシ油と共にコア/シェル粒子の形でヒドロゾルとし
て沈殿させ、その際粒子コアはクルクミンならびに油を
含有する。
【0061】粒子は、72%の分散で389nmの大き
さを有していた。ヒドロゾル中のクルクミン含量は、2
5のEl/l値において0.17%であった。引き続
き、ヒドロゾルを薄膜型蒸発缶(Sambay)中で固
形分48%に濃縮し、ゼラチンB 200 Bloom
10gで被覆し、次いで二重乳化を経て乾燥粉末に処
理した。その際、乾燥粉末中のクルクミン含量は11.
6%であった。
さを有していた。ヒドロゾル中のクルクミン含量は、2
5のEl/l値において0.17%であった。引き続
き、ヒドロゾルを薄膜型蒸発缶(Sambay)中で固
形分48%に濃縮し、ゼラチンB 200 Bloom
10gで被覆し、次いで二重乳化を経て乾燥粉末に処
理した。その際、乾燥粉末中のクルクミン含量は11.
6%であった。
【0062】例6:アスコルビルパルミテートおよびカ
ゼイン酸ナトリウムを用いる、クルクミンおよびフレー
ク状セラックのヒドロゾルとしての沈殿 作用物質懸濁液として、最初にクルクミン47gおよび
フレーク状セラック47gをイソプロパノール343g
中に撹拌混入した。保護コロイド水溶液として、カゼイ
ン酸ナトリウム36gおよびアスコルビルパルミテート
1.1gを水10820gに溶解した。その際、pH値
はpH6.9になった。
ゼイン酸ナトリウムを用いる、クルクミンおよびフレー
ク状セラックのヒドロゾルとしての沈殿 作用物質懸濁液として、最初にクルクミン47gおよび
フレーク状セラック47gをイソプロパノール343g
中に撹拌混入した。保護コロイド水溶液として、カゼイ
ン酸ナトリウム36gおよびアスコルビルパルミテート
1.1gを水10820gに溶解した。その際、pH値
はpH6.9になった。
【0063】作用物質懸濁液を95℃の温度に加熱し、
1.1kg/hの流量で連続的に、218℃の温度にさ
れたイソプロパノール/水の共沸混合物と、0.8kg
/hの流量で混合した。その際、クルクミンおよび板状
シェラックは分子状に溶解する。この溶液を上記の保護
コロイド水溶液(その流量は54.8kg/hであっ
た)と混合した。その際、クルクミンおよびフレーク状
セラックをマトリックス粒子として沈殿させ、これはカ
ゼイン酸ナトリウムによりヒドロゾルとして安定化して
いる。引き続き、ヒドロゾルを回転蒸発器中で固形分3
1%に濃縮し、ゼラチン B 200 Bloom 1
4.6gで被覆し、次いで二重乳化を経て乾燥粉末に処
理した。その際、乾燥粉末中のクルクミン含量は11.
5%であった。
1.1kg/hの流量で連続的に、218℃の温度にさ
れたイソプロパノール/水の共沸混合物と、0.8kg
/hの流量で混合した。その際、クルクミンおよび板状
シェラックは分子状に溶解する。この溶液を上記の保護
コロイド水溶液(その流量は54.8kg/hであっ
た)と混合した。その際、クルクミンおよびフレーク状
セラックをマトリックス粒子として沈殿させ、これはカ
ゼイン酸ナトリウムによりヒドロゾルとして安定化して
いる。引き続き、ヒドロゾルを回転蒸発器中で固形分3
1%に濃縮し、ゼラチン B 200 Bloom 1
4.6gで被覆し、次いで二重乳化を経て乾燥粉末に処
理した。その際、乾燥粉末中のクルクミン含量は11.
5%であった。
【0064】本発明により製造された乾燥粉末を、Cu
Kα線を用いるX線回折分析にかけた。X線広角線図
は、1゜≦2θ≦50゜の角範囲内で記録した。
Kα線を用いるX線回折分析にかけた。X線広角線図
は、1゜≦2θ≦50゜の角範囲内で記録した。
【図1】例4により製造した本発明によるクルクミン含
有乾燥粉末の粉末回折図
有乾燥粉末の粉末回折図
【図2】従来の技術で製造した結晶性クルクミンの粉末
回折図
回折図
【図3】WO91/06292号(例13)により製造
したクルクミン含有乾燥粉末の粉末回折図
したクルクミン含有乾燥粉末の粉末回折図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 9/10 A61K 9/10 9/14 9/14 A61P 1/16 A61P 1/16 3/06 3/06 35/00 35/00 (72)発明者 ヘリベルト ボーン ドイツ連邦共和国 ヴァッテンハイム ヤ ーコプ−リ−ス−シュトラーセ 10 (72)発明者 オリヴァー ハッセルヴァンダー ドイツ連邦共和国 ランダウ ハンブルガ ー シュトラーセ 52 (72)発明者 イェンス リーガー ドイツ連邦共和国 ルートヴィッヒスハー フェン バートガッセ 23 (72)発明者 ハルトヴィッヒ シュレーダー ドイツ連邦共和国 ヌスロッホ ベンツシ ュトラーセ 4 (72)発明者 クリストフ ヴェーグナー ドイツ連邦共和国 キルヒハイム ヴァイ ンシュトラーセ 6ヨット
Claims (17)
- 【請求項1】 X線解析図中の最強反射線が2θ=13
゜〜2θ=15゜の角範囲内にあるA型のクルクミンを
含有する、クルクミン配合物。 - 【請求項2】 2θ=17゜における反射線の強さ対2
θ=13゜〜2θ=15゜の角範囲内の反射線の強さの
比が、1を下回る、請求項1記載のクルクミン配合物。 - 【請求項3】 水性分散液または乾燥粉末であることを
特徴とする請求項1または2記載のクルクミン配合物。 - 【請求項4】 3%を上回る結晶化度を有するA型のク
ルクミンを含有する、請求項1から3までのいずれか1
項記載のクルクミン配合物。 - 【請求項5】 10μを下回るの粒度を有するA型のク
ルクミンを含有する、請求項1から4までのいずれか1
項記載のクルクミン配合物。 - 【請求項6】 A型のクルクミン0.1〜50質量%、
保護コロイド10〜50質量%、軟化剤20〜70質量
%、安定剤0〜10質量%(その際すべてのパーセント
値は配合物の乾燥質量に対しおよび個々の成分のパーセ
ント値の和は100%である)を含有する、請求項1か
ら5までのいずれか1項記載のクルクミン配合物。 - 【請求項7】 付加的に、X線回折図中の最強反射線が
2θ=16゜〜2θ=18゜の間または2θ=25゜〜
2θ=26゜の間の角範囲内にあるB型のクルクミン
0.1〜25質量%を含有する、請求項6記載のクルク
ミン配合物。 - 【請求項8】 請求項1により定義されたクルクミン配
合物の製造方法において、a)クルクミンの分子分散溶
液を、水と混ざる有機溶剤または水および水と混ざる有
機溶剤からなる混合物中で製造しおよび b)この溶液に保護コロイドの水溶液を加え、その際ク
ルクミンの疎水性相がナノ分散相として生じることを特
徴とするクルクミン配合物の製造方法。 - 【請求項9】 工程b)において得られる乾燥粉末製造
用分散液を、付加的工程c)において溶剤および水を除
去し、場合により被覆材料の存在下に乾燥することを特
徴とする、請求項8記載の方法。 - 【請求項10】 クルクミン溶液に工程a)において、
乳化剤、ポリマーおよび食用油からなる群から選択され
た他の添加物を添加することを特徴とする、請求項8ま
たは9記載の方法。 - 【請求項11】 工程b)において保護コロイド水溶液
が付加的に少なくとも1種の軟化剤を含有することを特
徴とする、請求項8から10までのいずれか1項記載の
方法。 - 【請求項12】 工程a)においてクルクミン溶液を3
0℃を上回る温度で製造し、その後直ちに工程b)にお
いて保護コロイドの水溶液を加え、その際35〜80℃
の混合温度を使用することを特徴とする、請求項8から
11までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項13】 栄養補充剤、医薬調剤および化粧品製
造のため、ならびに食料品および動物飼料に対する添加
物としての、請求項1から7までに定義されたクルクミ
ン配合物の使用。 - 【請求項14】 着色剤としての請求項13記載の使
用。 - 【請求項15】 栄養剤および医薬調剤製造のための、
請求項13記載の使用。 - 【請求項16】 過剰なコレステロールレベルを予防ま
たは治療するための、請求項15記載の使用。 - 【請求項17】 請求項1から7までのいずれか1項に
定義されたクルクミン配合物を含有する、栄養補充剤、
動物飼料、食料品ならびに医薬調剤および化粧品。
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