JP2001206320A - 充填包装機の診断方法 - Google Patents

充填包装機の診断方法

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JP2001206320A
JP2001206320A JP2000013528A JP2000013528A JP2001206320A JP 2001206320 A JP2001206320 A JP 2001206320A JP 2000013528 A JP2000013528 A JP 2000013528A JP 2000013528 A JP2000013528 A JP 2000013528A JP 2001206320 A JP2001206320 A JP 2001206320A
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JP
Japan
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filling
packaging machine
computer
sequence program
diagnosis
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JP2000013528A
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English (en)
Inventor
Toshiharu Inoue
敏春 井上
Akira Tadokoro
彰 田所
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Asahi Kasei Corp
Omori Machinery Co Ltd
Original Assignee
Asahi Kasei Corp
Omori Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】遠隔的に診断を行い、可能な故障復旧などを行
なうことができる重点包装機の診断方法の提供。 【解決手段】例えばオペレータが対処できないような異
常が充填包装機11に生じた場合には、パネルコンピュ
ータ10とメンテナンス会社あるいはプログラマブルコ
ントローラ製造会社に設置されたホストコンピュータ2
0とを接続し、診断を行なう。また、シーケンスプログ
ラムに規定された制御を前記充填包装機に対してプログ
ラマブルコントローラが実行し、前記第2のコンピュー
タは診断の結果、前記シーケンスプログラムの異常を検
出した場合には、前記プログラマブルコントローラのシ
ーケンスプログラムを前記ネットワークを介して、書き
換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、包装内部に原料や
製品等を充填する充填包装機の診断方法に関する。
【0002】
【従来の技術】これまでにハム、ソーセージ、蒲鉾など
を包装に充填する充填包装機が知られている。充填包装
機は、プログラマブルコントローラにより制御される。
プログラマブルコントローラは充填包装機の制御内容を
規定したシーケンスプログラムにしたがって、充填包装
機を制御する。
【0003】充填包装機に故障が発生した場合には、オ
ペレータが充填包装機内部を目視確認して、主に機械系
の故障個所を発見する。シーケンスプログラムなど制御
系の異常と思われる場合は、プログラマブルコントロー
ラの製造会社の技術サービス員に来てもらい、シーケン
スプログラムの書き換え等の修理を依頼する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記技術サービス員が
到着するまでは、異常が生じた充填包装機は正常稼動さ
せることができないので、生産工場の生産効率が落ちて
しまうという不具合が従来装置にはあった。また、その
他生産工場の運転条件なども遠隔操作したいという要望
があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、遠隔的に診断を
行い、可能な故障復旧などを行なうことができる重点包
装機の診断方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、充填包装機の動作状態を
第1のコンピュータにより監視し、該第1のコンピュー
タにより前記充填包装機の異常が検出された場合には、
ネットワークを介して前記第1のコンピュータと第2の
コンピュータを接続し、当該接続された第2のコンピュ
ータにより前記充填包装機の診断を行なうことを特徴と
する。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載の充填
包装機の診断方法において、シーケンスプログラムに規
定された制御を前記充填包装機に対してプログラマブル
コントローラが実行し、前記第2のコンピュータは診断
の結果、前記シーケンスプログラムの異常を検出した場
合には、前記プログラマブルコントローラのシーケンス
プログラムを前記ネットワークを介して、書き換えるこ
とを特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、請求項2に記載の充填
包装機の診断方法において、前記シーケンスプログラム
の書き換えは前記第1のコンピュータを介して行なわれ
ることを特徴とする。
【0009】請求項4の発明は、請求項1に記載の充填
包装機の診断方法において、前記第2のコンピュータか
ら前記第1のコンピュータに対して、対策情報が転送さ
れ、前記第1のコンピュータの表示画面に表示されるこ
とを特徴とする。
【0010】本発明において診断とは、故障、稼働率、
生産条件、運転条件等の変更制御などの診断をいう。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。以下の例は故障診断を例にあ
げて説明する。
【0012】図1は本発明を適用した充填包装システム
のシステム構成を示す。図1において、10は充填包装
機11の運転状態を監視する第1のコンピューターであ
るパネルコンピュータである。パネルコンピュータ10
はCPUなどの演算処理部および情報を表示すCRTな
どの表示部、キーボードやマウスなどの情報入力部を有
する。パネルコンピュータ10として通信機能を有する
汎用コンピュータを使用することができる。パネルコン
ピュータは通信ネットワーク30を介して、第2のコン
ピューターであるホストコンピュータ20に接続され
る。ホストコンピュータ20はメンテナンス会社、会社
のメンテナンス部門等に設置される。ホストコンピュー
タ20には故障診断プログラムが搭載されており、ホス
トコンピュータ20はリモートで、後述の充填包装機1
1のプログラマブルコントローラ(以下、コントローラ
と略記する)12のシーケンスプログラムの書き換え処
理を行なう。
【0013】充填包装機11は、たとえば、特開平5−
67483号に開示されているような構成とすることが
できるので、詳細な説明を省略する。充填包装機11が
コントローラ12の制御を受ける。コントローラはセン
サー群の出力情報あるいは、充填包装機内部の機器の接
点(リレー)のオン/オフ情報を入力し、入力された情
報およびシーケンスプログラムに基づいて、充填包装機
の動作制御を行なう。センサー群12は充填包装機11
内に設置され、所定部分の電流、電圧、モータ回転数、
温度等、充填包装機の種類に応じた物性の測定を行な
う。
【0014】センサー群12の測定結果は、パネルコン
ピュータ10にも転送され、故障個所の検知に使用され
る。監視カメラ群14は充填包装機11の外部または内
部に世知され、撮影結果がパネルコンピュータ10の表
示部に表示される。
【0015】このようなシステム構成の動作を図2のフ
ローチャートを参照して説明する。図2はパネルコンピ
ュータ10およびホストコンピュータ20により実行さ
れる故障診断処理および復旧処理の処理内容を示す。
【0016】なお、予め、パネルコンピュータ10には
充填包装機11の操作条件(生産する製品の銘柄、生産
数量、運転時間、モータの正常運転回数、所定位置の正
常電流値、電圧値、テープシールのタイミングの移動時
間等各種の操作条件)を示す情報が記憶されているもの
とする。
【0017】パネルコンピュータ10はステップS10
で、センサ群17から測定結果、コントローラ12から
接点情報等を入力し、これらの入力情報が上記操作条件
の許容範囲にあるか否かを判定して、故障の有無を判定
する(ステップS20)。故障が検知されなかった場合
にはステップS10〜S20の処理を繰り返し実行して
センサ群13およびコントローラ12からの情報集およ
び故障の有無判定を繰り返す。
【0018】充填包装機11内のどこかに異常が発生
し、故障判定条件に合致するような故障(動作異常)が
見つかった場合には、パネルコンピュータ10の表示部
に故障が発生した旨を示すメッセージを表示する。な
お、本実施形態では、故障個所が、センサ群の測定結果
からわかる場合には、その異常個所をも表示部で表示す
る。
【0019】この表示を見てオペレータが充填包装機1
1を点検する。点検しても詳細な異常原因がわからない
場合には、パネルコンピュータ10の入力部から、故障
診断の依頼を行なう。この依頼をパネルコンピュータ1
0が検出すると(ステップS40)、パネルコンピュー
タ10は、予め内部に記憶してある、ホストコンピュー
タ20用のダイヤル番号にモデム等の通信機器を介して
電話をかける(ダイヤルアップする)。ホストコンピュ
ータ20は、パネルコンピュータ10からのダイヤルア
ップに応答すると、診断プログラムを起動し、パネルコ
ンピュータ10から運転記録(センサ群13の各時点で
の測定結果およびコントローラ12からの接点情報等)
を受け取り、詳細な故障診断を行なう(ステップS50
→S60)。故障診断プログラムは従来から周知のもの
を使用することができる。
【0020】ホストコンピュータ20は、故障診断の結
果に応じて、たとえば、オペレータが、故障を修理でき
るよう場合は故障復旧のためのアドバイスメッセージを
パネルコンピュータ10に送り、表示部に表示させる。
【0021】また、故障診断の結果、オペレータが故障
復旧できないような場合、たとえば、コントローラ12
のシーケンスプログラムを書き換えなければならないよ
うな場合には、ホストコンピュータ20からパネルコン
ピュータ10を介してコントローラ12のシーケンスプ
ログラムを書き換える(ステップS70)。
【0022】このような情報処理を行なうためには、予
め、故障の診断結果、すなわち、異常内容の種類に対応
した対策を定めておき、その対策に従った対策メッセー
ジの転送処理やシーケンスプログラムの書き換え処理を
行なうとよい。
【0023】この後、充填包装機11の正常復帰を確認
してホストコンピュータ20およびパネルコンピュータ
10は相互の間の通信を切断する。また技術指導員が修
理を行なわなければならないような故障が診断された場
合にはその旨がホストコンピュータ20からパネルコン
ピュータ10に通知され、表示部に表示される(ステッ
プS80)。1つの生産工場に複数の充填包装機が設置
されている場合は通信機器と各パネルコンピューターの
間にサーバーを設けなければ診断に必要な包装装置が選
択できる。
【0024】このような遠隔的にホストコンピュータ2
0で詳細な故障診断を行ない、故障復旧の対策情報(ア
ドバイス)を転送したり、自動的にコントローラ12の
シーケンスプログラムを書き換えることで、迅速に故障
した充填包装機11を正常に復帰することができる。
【0025】上述の実施形態の他に次の形態を実施でき
る。 1)ホストコンピュータとパネルコンピュータの間の通
信は、上述の実施形態のように相互のコンピュータから
情報を送信する形態の他、ホストコンピュータがパネル
コンピュータ内の記憶情報を読み出す形態を採ることが
できる。
【0026】2)上述の実施形態で使用する通信ネット
ワークはインターネット、LAN、一般公衆電話回線、
その他、周知の通信ネットワークを使用することができ
る。
【0027】3)上述の実施形態では、ホストコンピュ
ータとパネルコンピュータとの間はオペレータの指示に
基づいて接続したが、異常が検出された場合に、手動の
指示なし、自動で接続を行なってもよい。
【0028】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、第1のコンピュータで充填包装機を監視し、第2の
コンピュータで診断を行なうので、充填包装機の異常が
発生した場合にも、その都度、プログラマブルコントロ
ーラの技術サービス員を呼ぶ必要がなく、適切な正常復
旧対策をとることができる。また、従来は人手により行
なっていたシーケンスプログラムの書き換えが自動的に
行なわれるので、技術サービス員の負荷も軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態のシステム構成を示すブロック
図である。
【図2】本発明実施形態の処理手順を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
10 パネルコンピュータ 11 充填包装機 12 プログラマブルコントローラ 13 センサー群 14 監視カメラ群 20 ホストコンピュータ 30 通信ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田所 彰 埼玉県越谷市西方2761番地 大森機械工業 株式会社内 Fターム(参考) 5H220 AA04 BB09 BB12 CC09 CX06 CX09 HH01 HH03 JJ12 JJ24 JJ28 KK06 KK08 LL04 5H223 AA05 AA15 CC03 CC08 DD03 EE06 EE19

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充填包装機の動作状態を第1のコンピュ
    ータにより監視し、該第1のコンピュータにより前記充
    填包装機の異常が検出された場合には、 ネットワークを介して前記第1のコンピュータと第2の
    コンピュータを接続し、 当該接続された第2のコンピュータにより前記充填包装
    機の診断を行なうことを特徴とする充填包装機の診断方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の充填包装機の診断方法
    において、シーケンスプログラムに規定された制御を前
    記充填包装機に対してプログラマブルコントローラが実
    行し、前記第2のコンピュータは診断の結果、前記シー
    ケンスプログラムの異常を検出した場合には、前記プロ
    グラマブルコントローラのシーケンスプログラムを前記
    ネットワークを介して、書き換えることを特徴とする充
    填包装機の診断方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の充填包装機の診断方法
    において、前記シーケンスプログラムの書き換えは前記
    第1のコンピュータを介して行なわれることを特徴とす
    る充填包装機の診断方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の充填包装機の診断方法
    において、前記第2のコンピュータから前記第1のコン
    ピュータに対して、対策情報が転送され、前記第1のコ
    ンピュータの表示画面に表示されることを特徴とする充
    填包装機の診断方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1969538A1 (en) * 2005-12-05 2008-09-17 Sap Ag Packaging specification
CN105051628A (zh) * 2013-03-28 2015-11-11 三菱电机株式会社 网络单元
JP2016145062A (ja) * 2015-02-09 2016-08-12 株式会社イシダ 包装システム

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