JP2001205972A - 筆記具 - Google Patents

筆記具

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JP2001205972A
JP2001205972A JP2000020963A JP2000020963A JP2001205972A JP 2001205972 A JP2001205972 A JP 2001205972A JP 2000020963 A JP2000020963 A JP 2000020963A JP 2000020963 A JP2000020963 A JP 2000020963A JP 2001205972 A JP2001205972 A JP 2001205972A
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JP
Japan
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tail plug
peripheral surface
shaft
outer peripheral
exterior
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000020963A
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English (en)
Inventor
Akinori Furuichi
明典 古市
Katsuhiro Ueda
勝弘 上田
Shigeki Kihara
茂喜 木原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentel Co Ltd
Original Assignee
Pentel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 圧入固定により発生する経時的な部品の抜
け、緩み、又、圧入部分の径方向の寸法管理を十分に実
施しない時に発生する圧入膨れの問題点を改善した筆記
具を提供する。 【解決手段】 内部にインキ収容部を形成し、先端開口
部にペン先を取り付けた中軸1と、この中軸を挿入する
外装軸11と、尾栓7とよりなり、外装軸を、中軸の外
周面に設けた鍔部5と、尾栓の外周面に設けた鍔部とで
挟持し、中軸と尾栓とを、中軸後端の内周面に設けた螺
子部8と、尾栓前端の外周面に設けた螺子部6とで螺合
してなる筆記具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外装軸と、この外
装軸に挿入される中軸と、尾栓とよりなる筆記具に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、キャップ式のボールペンは、先端
にチップ20を備えたチップホルダー21にパイプ22
を圧入させたリフィルを、外装軸19先端より挿入し
て、チップホルダー21を外装軸19の内面に圧入固定
すると共に、尾栓23を、外装軸19の後端内面に圧入
固定したもの(図3参照)が知られている。あるいは、
チップ24、外装軸25、尾栓26から構成され、外装
軸25の先端にチップ24を固定すると共に、尾栓26
を外装軸25の後端に圧入固定したもの(図4参照)が
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のボ
ールペンは、チップホルダー若しくは尾栓が外装軸に圧
入されているので、経時的に各圧入部品の抜け、緩みが
発生するという問題があった。また、各部品の圧入部分
の寸法管理が十分でないと、圧入によって、外装軸に膨
れといった外観不良が発生するという問題があった。そ
こで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであ
り、圧入固定により発生する各圧入部品の抜けや緩み及
び膨れによる外観不良を防止した筆記具を提供すること
を課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、内部にインキ
収容部を形成し、先端開口部にペン先を取り付けた中軸
と、この中軸を挿入する外装軸と、尾栓とよりなり、外
装軸を、中軸の外周面に設けた鍔部と、尾栓の外周面に
設けた鍔部とで挟持し、中軸と尾栓とを、中軸後端の内
周面に設けた螺子部と、尾栓前端の外周面に設けた螺子
部とで螺合してなる筆記具を第一の要旨とし、内部にイ
ンキ収容部を形成し、先端開口部にペン先を取り付けた
中軸と、この中軸を挿入する外装軸と、尾栓とよりな
り、外装軸の後端部に形成した縮径部を、中軸の後端面
と、尾栓の外周面に設けた鍔部とで挟持し、中軸と尾栓
とを、中軸後端の内周面に設けた螺子部と、尾栓前端の
外周面に設けた螺子部とで螺合してなる筆記具を第二の
要旨とするものである。
【0005】
【実施例】実施例を図示し説明する。図1は、第1実施
例の縦断面図を示すものである。中軸1は、ポリプロピ
レン等の熱可塑性樹脂により成形し、その先端開口部3
にペン先2を取り付けると共に内部はインキ収容部4を
形成したものである。中軸1のインキ収容部4は、イン
キが直接充填されている状態を示したが、インキを含有
する繊維束を配置した方式、即ち、中綿式であっても良
い。中軸1の前方部外周には、鍔部5が形成されてい
る。又、中軸1の後端部の内周面には、後述する尾栓7
と螺合する螺子部6が形成されている。
【0006】尾栓7の前方外周面には中軸1と螺合する
螺子部8が形成されている。又、尾栓7の螺子部8が終
了した外周面には鍔部9が形成されている。材質はA
S、ABS、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカー
ボネート、PET等の熱可塑性樹脂、或いは、真鍮、ア
ルミニウム等の金属を用いることが出来る。
【0007】外装体となる外装軸10は、中軸1の外方
に配置され、外装軸10の両端を中軸1の鍔部5及び尾
栓7の鍔部9と当接することにより狭持し、中軸1と尾
栓7とを螺合することにより挟持固定される。材質はA
S、ABS、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカー
ボネート、PET等の熱可塑性樹脂、或いは、真鍮、ア
ルミニウム等の金属を用いることが出来る。この外装軸
10は、インキ収容部4のインキが空気交換するための
外気導入孔11を備えている。該外気導入孔11は、イ
ンキが逆流した場合に外部へインキが流出することを防
止するためにできるだけ先端方向に1カ所以上設けるこ
とが好ましい。
【0008】参照符号12は、中軸1の後端側に注入内
在させたグリス等の高粘度液体である。この高粘度液体
12は、いわゆる、逆流防止体であり、従来、不揮発性
の有機溶剤をゲル化させたものが用いられている。この
逆流防止体は、インキの後端側への落下(いわゆる、イ
ンキ洩れ)を防ぐことを主な目的としたものである。因
みに、逆流防止体としての目的を達成するために、ポリ
プロピレンなどの合成樹脂製フロートを液体の中に入れ
ることも好ましく行われる。
【0009】図2は、第2実施例の要部縦断面図を示す
ものである。第2実施例は、第1実施例において、外装
軸を中軸の鍔部と尾栓の鍔部とで挟持固定する代わり
に、外装軸に縮径部を形成し、この縮径部を中軸の後端
と尾栓の鍔部とで挟持固定した以外は、第1実施例と同
様である。以下、詳述する。
【0010】外装体となる外装軸15は、中軸13の外
方に配置される。外装軸15の後端部には、内径方向に
縮径部16が形成されている。外装軸15は、中軸13
と尾栓14を螺合することにより、該縮径部16の前端
面と中軸後端面17とを当接させ、且つ、縮径部後端面
と尾栓14の鍔部18とを当接させることによって挟持
固定されている。材質はAS、ABS、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリカーボネート、PET等の熱可塑
性樹脂、或いは、真鍮、アルミニウム等の金属を用いる
ことが出来る。
【0011】
【発明の効果】本発明に係る筆記具は、螺合による挟持
固定なので、部品の圧入ふくれによる外観不良の発生や
抜け、緩み等の発生が防止でき、また、外装軸の軸芯方
向の寸法のばらつきを吸収する事が出来る。更に、材質
が真鍮やアルミニウム等の金属の場合、製品上の見栄え
を良くするために、めっき、塗装、アルマイト等の表面
処理を施し、加飾した外装軸を狭持固定するので、交換
容易にする事も出来る。また、外装軸の肉厚が薄い場
合、特に効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の縦断面図である。
【図2】 第2実施例の要部縦断面図である。
【図3】 従来の筆記具の縦断面図である。
【図4】 従来の他の筆記具の縦断面図である。
【符号の説明】
1 中軸 13 中軸 2 ペン先 5 鍔部 6 螺子部 7 尾栓 14 尾栓 8 螺子部 9 鍔部 18 鍔部 11 外装軸 15 外装軸 16 縮径部 17 中軸後端面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にインキ収容部を形成し、先端開口
    部にペン先を取り付けた中軸と、この中軸を挿入する外
    装軸と、尾栓とよりなり、外装軸を、中軸の外周面に設
    けた鍔部と、尾栓の外周面に設けた鍔部とで挟持し、中
    軸と尾栓とを、中軸後端の内周面に設けた螺子部と、尾
    栓前端の外周面に設けた螺子部とで螺合してなる筆記
    具。
  2. 【請求項2】 内部にインキ収容部を形成し、先端開口
    部にペン先を取り付けた中軸と、この中軸を挿入する外
    装軸と、尾栓とよりなり、外装軸の後端部に形成した縮
    径部を、中軸の後端面と、尾栓の外周面に設けた鍔部と
    で挟持し、中軸と尾栓とを、中軸後端の内周面に設けた
    螺子部と、尾栓前端の外周面に設けた螺子部とで螺合し
    てなる筆記具。
JP2000020963A 2000-01-28 2000-01-28 筆記具 Pending JP2001205972A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009101650A (ja) * 2007-10-25 2009-05-14 Pilot Corporation 筆記具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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