JP2001205612A - コンクリート供試体成型型枠 - Google Patents

コンクリート供試体成型型枠

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JP2001205612A JP2000020181A JP2000020181A JP2001205612A JP 2001205612 A JP2001205612 A JP 2001205612A JP 2000020181 A JP2000020181 A JP 2000020181A JP 2000020181 A JP2000020181 A JP 2000020181A JP 2001205612 A JP2001205612 A JP 2001205612A
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昌巳 坂本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンクリートの強度試験に用いるコンクリー
ト供試体を成型する型枠において、型枠内部の構造だけ
でなく、コンクリートを打設したときの状態を目視する
ことが可能な型枠を提供する。 【解決手段】 柱状体のコンクリート供試体を成型する
容器状の型枠において、該供試体の少なくとも周面部分
を成型する部分を透明又は半透明のプラスチックで形成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリートの強
度試験に供されるコンクリート供試体を成型する型枠の
改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコンクリート供試体を成型する型
枠としては、一般的に2つに分割された円筒状の側板
と、底板の三者から構成した金属製のものがある。ま
た、鉄、アルミニウムなどの金属の他、ポリ塩化ビニ
ル、ポリプロピレン、硬質ウレタンなどのプラスチック
や紙などで円筒容器状に成型したものがある。これらの
型枠によって成型されたコンクリート供試体の脱型は、
型枠を解体したり、圧縮空気を利用して押し出す方法で
行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
型枠は不透明の部材で形成されていることから、内部の
構造が把握できない問題があった。例えば、型枠が底板
や側板など複数に分割されている場合、これらが正確に
組み立てられているか外部から目視で判別できないこと
になる。また、パッキンのズレや劣化などがあっても、
従来では実際に漏水が発生するまで分からないのが現状
であり、再度やり直したり、正常な供試体を成型するこ
とができない問題を有していた。この他、型枠の問題だ
けでなく、打ち込まれたコンクリートの締固め状態や内
部の気泡残存量の把握ができないため、締固めにバラツ
キが生じる要因や、逆に必要以上に締固めを行って作業
能率が低下する要因ともなっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者は上記諸
点に鑑み鋭意研究の結果、本発明を成し得たものであ
り、その特徴とするところは、柱状体のコンクリート供
試体を成型させる容器状の型枠において、該供試体の少
なくとも周面部分を成型する部分を透明又は半透明のプ
ラスチック製としたことにある。
【0005】ここで、本明細書中でいう「コンクリート
供試体」とは、コンクリートの強度試験を行なう場合に
おいて、そのサンプルとして例えば直径100mm、高さ
200mmの円柱体に成型して、圧縮強度を測定するため
に製造するものをいう。この供試体は、容器状に形成し
た型枠にコンクリートを充填させることによって成型す
る。本発明においては、供試体の胴部と底部を成型する
ための型枠は、一体でも別体の部材で構成してもよく、
特に限定するものではない。また、コンクリート供試体
の形状は、円柱形に限らず四角形や六角形などの多角形
に成型する場合も含むものとする。
【0006】「型枠」とは、コンクリートを充填するこ
とによって、柱状体の供試体を成型する容器状の部材を
いう。構造は、一体型や複数の部材より構成した分割型
でもよい。成型した供試体の脱型方法は、例えば圧縮空
気の圧力を利用したり、型枠の底部から押し出し装置に
よる突き上げや、型枠の解体などによって行う。本発明
においては、これら型枠を無色や着色した透明又は半透
明のプラスチックで形成する。材質としては、例えばポ
リ塩化ビニル、ポリプロピレン、ABS樹脂、硬質ウレ
タンなどであり、内部の構造や打設されたコンクリート
の状態がある程度見える透明性を有するものであればよ
い。この型枠は全体を透明又は半透明にする他、少なく
とも供試体の周面を成型する部分のみを透明又は半透明
にするだけでもよい。この場合、供試体の周面を成型す
る部分全体を透明又は半透明にする他、一部を透明又は
半透明にしたり、透明又は半透明の部材を組み込むなど
の方法でもよい。
【0007】「段差部」とは、型枠の上端部に設けた鍔
に設けたもので、上端面より一段低くした部分をいう。
この段差部に付箋を取り付けるための掛止部を設ける。
つまり、段差部は型枠で成型するコンクリートの種類や
場所などを銘記しておく付箋を、該型枠に取り付けるた
めのものであり、コンクリートを打ち込んでからその上
端面を均すときに、該付箋の取り付け部分が型枠の上端
面から突出しないようにするためである。掛止部として
は、貫通孔や突起などであり、付箋に設けられている針
金等をこれらに掛止して取り付ける。
【0008】「型枠本体」とは、柱状体の供試体を成型
する型枠の一部を構成するもので、該供試体の周面部分
を成型する筒状の部材をいう。この場合、型枠本体は供
試体の周面を成型するため筒状部分だけの筒体形状でよ
いが、筒体に底を設けた筒形容器状にしてもよい。型枠
本体に底板を設ける手段としては、例えば型枠本体の開
口部から底板を圧入したり、インサート成型などの方法
によって行なう。底板の装着部には、特に何も設けなく
てもよいが、凹部や凸部など底板に嵌合させるための係
合部を設けてもよい。係合部は、必ずしも全周に渡って
設けなくてもよく、部分的でもよい。
【0009】型枠本体には圧縮空気を送り込むための送
気孔を設ける。この送気孔を底板の装着部に連通させる
ことによって成型された供試体を脱型させる。装着部に
連通させる場合として、送気孔から送り込まれた圧縮空
気を噴出させる噴気孔を装着部に設ける他、型枠本体に
底がある場合は噴気孔を型枠本体の底に設けるようにし
てもよい。要は、装着部や係合部を通じて底板の上面部
分に圧縮空気が噴出するように設けたものであればよ
い。
【0010】送気孔には、エアコンプレッサーなどの圧
縮空気供給源からのホース、配管、エアガンなどを接続
する。送気孔とホース等の接続は、常時接続しておいて
もよく或いは脱型時にのみ接続させるようにしてもよ
い。また、ホース等の接続を容易にするためにワンタッ
チ式のプラグ型の接続具を設けておいてもよい。型枠本
体の材質としては、その全体を上述したような透明又は
半透明のプラスチック材料で成型したり、部分的に透明
又は半透明にする。
【0011】「底板」とは、供試体の底面部分を成型す
るための板状部材であって、型枠本体の内部に装着する
ものをいう。型枠本体への底板の支持は、前述した圧入
などによる他、底板の底面側に脚などの支持部を設けて
支持させてもよい。底板の材質は、型枠本体と同じでも
よく、異なった材質でもよい。また、この底板は必ずし
も透明性を必要とするものでないため、型枠本体のよう
に透明や半透明にしなくてもよく、金属や紙など透明性
を有しない材質で形成してもよい。
【0012】底板にはその周囲にパッキンやOリング等
を設けてもよい。パッキン等を設けることにより、コン
クリート充填時における送気孔からの漏水の防止、その
弾性による型枠本体への装着の容易性や型枠本体との密
着性を高める利点がある。送気孔からの漏水を防止する
ようにパッキン等を設けた場合には、脱型時の圧縮空気
の流路を遮断しないように柔らかめの材質や中空構造の
ものを利用したり、パッキン等の装着箇所に空隙部を設
けて圧縮空気を送ったときの流路を確保しやすくするの
が好ましい。この空隙部は、圧縮空気の送給時にパッキ
ン等を入り込ませるためのものであり、全周に渡って設
ける他、適宜間隔に設けたり、送気孔に対応する箇所に
のみ設けてもよい。
【0013】「容器本体」とは、供試体の底面部分を成
型するための容器状の部材をいう。容器本体としては、
供試体の底面を成型する底板部分と後述する側板を内嵌
させて支持する周面部分が存在するものであればよい。
このため、周面部分としては、必ずしも周面全体を覆う
筒状にする必要はなく、適宜箇所に周面の一部を形成す
る部材が設けられたものであればよい。この容器本体
に、圧縮空気を送り込むための送気孔を設ける。送気孔
の噴出側の噴気孔は、容器本体に内嵌した側板に面する
部分に設け、該容器本体と該側板との間に圧縮空気を送
り込むことで、該側板の下端部と該容器本体の底板部分
との隙間から噴出させるようにする。
【0014】「側板」とは、供試体の周面部分を成型す
るための筒状部材であって、容器本体に内嵌するものを
いう。容器本体とこの側板の材質は、型枠本体と同じに
する他、異なった材質の組み合わせとしてもよい。透明
又は半透明にするのは、容器本体と側板の両者でもいず
れか一方でもよく、内部の構造や状態が把握しやすくな
ればよい。
【0015】側板を容器本体に内嵌する手段も、型枠本
体と底板の組み合わせの場合と同様に、容器本体と側板
を相互に嵌め込んだり、いずれかをインサートして成型
させる。また、側板にもその下端部分にパッキンやOリ
ング等を設けてもよい。パッキン等を設けた場合には、
噴気孔は該パッキン等に面する部分に設けるようにして
もよい。下端部分とは下端部や下端部よりやや上方の下
端部近傍部分をいう。パッキン等は、その構造や材質は
上述した底板に設ける場合と同様でよく、パッキン等を
設ける箇所に空隙部を設ける場合も同様でよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す発明の
実施の形態に基づいて詳細に説明する。
【0017】図1は本発明に係るコンクリート供試体成
型型枠1の実施の形態の一例を示すもので、周面部2と
底面部3を一体に形成した円筒容器状であり、透明のポ
リプロピレンで成型したものである。該底面部3に圧縮
空気を送り込むための送気孔4を設け、該送気孔4から
圧縮空気を送り込んで成型した供試体Cを脱型する構造
である。コンクリートを打ち込むときは、キャップ5で
封止している。
【0018】図2は本発明に係るコンクリート供試体2
1の実施の形態の他の例を示すもので、底26を設けた
円筒容器状の型枠本体22と該型枠本体22内の底部に
装着した底板23とによって構成し、該底板23を装着
した装着部25に連通する送気孔24を設けたものであ
る。このようにして形成した型枠21内にコンクリート
を充填して円柱状の供試体Cを成型する。コンクリート
が固化して供試体Cが成型されると、該送気孔24から
圧縮空気を送り込み該供試体を押し上げて脱型させる。
本例に示す型枠本体22は、透明のポリプロピレンの射
出成型品であり、ステンレス製の底板23をインサート
成型や圧入によって設けたものである。インサート成型
の場合には、底板23に離型材を塗布するなど底板23
と装着部25とを密着させないようにするのが好まし
い。
【0019】図2の型枠21では、インサート成型後の
収縮や圧入によって底板23を固定させているため、型
枠本体22の装着部25としては別段何も設けていない
が、装着部25として図3のように周溝状の係合部27
を設け、底板23を嵌合させる構造としてもよい。送気
孔24は、型枠本体22を底26のある円筒容器状とし
た場合には、該底26に設けてもよい。型枠本体22と
しては、図4のように底26のない円筒状としてもよ
い。この場合、底板23の支持として図では該底板23
に脚28を設けているが、底板23の係合部27との嵌
め込み長さを長くしたり、底板23より下方の型枠本体
22の肉厚を全部若しくは部分的に厚くしてもよい。た
だ、底板23の下面側全体を覆う底26を設けない場合
には、圧縮空気が底板23の下面側から流出しないよう
にしなければならない。例えば、型枠本体22の成型時
に底板23の下面側と密着させたり、接着剤やパテなど
による封止、型枠本体22と底板23に凸部と凹部を設
け嵌め合わせて構造的に封止させるようにする。
【0020】図5(a)は本発明に係るコンクリート供
試体成型型枠21の実施の形態の他の例を示すもので、
型枠本体22及び底板23を透明にしたことにより、内
部の構造を明確に把握することができる。この型枠21
は、同部(b)のように上端部の鍔40のその上端面よ
り低くした段差部41を設け、該段差部41に設けた掛
止部42に付箋Tを取り付けている。これは、従来の型
枠のように不透明の部材では、該型枠自体に直接書き込
んだり、シールを張り付けたりしていたが、この方法で
は本発明の特徴である透明又は半透明にした効果が半減
することや、文字が見にくくなるためである。このこと
から、コンクリートを打設したときの上面の均しに邪魔
にならないように、鍔40に段差部41を設けて付箋T
を取り付けるようにしたものである。また、本例では鍔
40を一部突出させた支持部43を設けており、型枠2
1を横に寝かして脱型する場合に安定させるようにして
いる。
【0021】この型枠21の構造は、図6(a)に示す
ように周囲にパッキン29を設けた底板23を型枠本体
22の底部に圧入したものである。底板23にパッキン
29を設けたことにより、コンクリート充填時における
送気孔24からの漏水が防止でき、しかも型枠本体22
への装着が容易となる利点がある。本例のパッキン29
は、同図(b)のようにコの字状に形成すると共に、底
板23にはこれの取り付け部分に空隙部30を設けてい
る。この空隙部30によって、送気孔24から圧縮空気
を送給したとき、同図(c)のようにパッキン29が変
形して圧縮空気を底板23の上面側に噴出させることが
可能となる。
【0022】パッキン29や空隙部30の他の例として
は、図7(a)のような構造としてもよく、圧縮空気送
給時には点線のように変形して圧縮空気の流路を確保さ
せることができる。また、同図(b)のように空隙部3
0を設けずに中空構造のパッキン29を利用してもよ
い。また、内周側に柔らかいパッキンと外周側に硬いパ
ッキンを組み合わせたものや、内周側を部分的にえぐっ
たり、内周側を突起や突条など変形しやすい構造にすれ
ば、空隙部30を設けなくてもよい。この他、単に圧縮
空気の送給によって変形する硬さのパッキン29を選定
すれば、空隙部30を設けたり、パッキン29自体を特
殊な構造にしなくてもよい。
【0023】図8は本発明に係るコンクリート供試体成
型型枠31の実施の形態の一例を示すもので、円筒容器
状の容器本体32とこれに内嵌した円筒状の側板33と
によって構成したものであり、該容器本体32に側板3
3との間に圧縮空気を送り込むための送気孔34を設け
ている。この送気孔34から側板33との間を通じて側
板33の下端部と容器本体32の底板35の間から圧縮
空気を噴出させて、成型された供試体Cを押し出す構造
である。圧縮空気をこのように導くために、容器本体3
2と側板33の上部側に凹部と凸部による封止部36を
設けている。封止部36としては、前述したように成型
時の密着、接着剤やパテの塗着などによってもよい。
【0024】この型枠31の形成方法としては、容器本
体32と側板33を別々に形成して嵌め合わせる他、イ
ンサート成型によって行なう。インサート成型の場合
は、一方を金属製にする他両者ともプラスチック製とし
てもよい。両者をプラスチックにする場合は、分子構造
の異なる材質の組み合わせとするのが好ましい。これ
は、圧縮空気の流路を確保するために成型時に両者が密
着しないようにするためである。例えば、容器本体22
と側板23のいずれか一方をポリアミド6,6−6、ポ
リプロピレンなどの結晶性樹脂で射出成型し、これを別
の金型に装着して、他方をABS、AS、ポリスチレン
などの非晶性樹脂でインサート成型する。また、この場
合にはできるだけ融点の異なる材質を選択するのが好ま
しい。
【0025】型枠31の実施の形態の他の例として、容
器本体32は必ずしも側板33と同程度の高さにする必
要はないため、図9のように側板33の下部の一部に外
嵌させる程度でもよい。また、図10(a)のように側
板33にOリングなどのパッキン37を設けてもよい。
本例では、容器本体32に設けた送気孔34の噴出部を
側板33の下端部に配し、圧縮空気でパッキン37を押
し上げて側板33の下端部と容器本体32の底板35の
間から噴出させるようにしている。このため、側板33
のパッキン37を設ける部分の上面に、同図(b)の波
形、同図(c)の櫛形のような空隙部38を設けてい
る。圧縮空気の圧でパッキン37を変形させるために
は、前述した場合と同様に中空構造にしたり、適当な硬
さのパッキン37を選定するなどの方法によってもよ
い。また、前述した実施例の底板23も波形や櫛型の空
隙部30を設けてOリング等を装着する構造としてもよ
い。
【0026】パッキン37は、側板33の下端部に設け
る他、図11のように下端部よりやや上方に設けるよう
にしてもよい。この場合、パッキン37が容易に変形で
きるようにするため、側板33のパッキン37装着部の
内周面側に図10(b)のような波形の空隙部38を設
けている。本例では、側板33の下端部にリング部材3
9を固着させることによって、パッキン37の装着部を
形成している。
【0027】上述した各実施の形態では、円柱状のコン
クリート供試体Cを成型する例を示しているが、四角柱
や六角柱などの多角形のコンクリート供試体Cを成型す
る場合も同様であり、周面部2、型枠本体22、側板3
3等の少なくとも内周面を多角形に形成すればよい。こ
の場合、多角柱の各稜線部をアール状にすることも任意
である。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るコンクリー
ト供試体成型型枠は、柱状体のコンクリート供試体を成
型させる容器状の型枠において、該供試体の少なくとも
周面部分を成型する部分を透明又は半透明のプラスチッ
ク製としたことにより、型枠内部の構造だけでなく、コ
ンクリートを打設したときの状態を目視することが可能
となり、最も適切な状態で品質の一定した供試体を成型
することができるなど、実用上極めて有益な効果を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンクリート供試体成型型枠の実
施の形態の一例を示す縦断面図である。
【図2】本発明に係る供試体成型型枠の実施の形態の他
の例を示す縦断面図である。
【図3】本発明に係る供試体成型型枠の実施の形態のさ
らに他の例を示す縦断面図である。
【図4】本発明に係る供試体成型型枠の実施の形態のさ
らに他の例を示す部分縦断面図である。
【図5】(a)は本発明に係る供試体成型型枠の実施の
形態のさらに他の例を示す斜視図、(b)は(a)の段
差部の部分拡大図である。
【図6】(a)は図5(a)に示したものの縦断面図、
(b)はパッキン部分の部分拡大図、(c)は送気孔か
ら圧縮空気を送給したときにパッキンが変形した状態を
示す部分拡大図である。
【図7】(a)はパッキンと空隙部の他の例を示す部分
拡大図、(b)はパッキンのさらに他の例を示す部分拡
大図である。
【図8】本発明に係るコンクリート供試体成型型枠の実
施の形態のさらに他の例を示す縦断面図である。
【図9】本発明に係る供試体成型型枠の実施の形態のさ
らに他の例を示す部分縦断面図である。
【図10】(a)は側板の下端部にパッキンを設けた例
を示す部分拡大図、(b)(c)は夫々空隙部の例を示
す部分拡大図である。
【図11】側板の下端部にパッキンを設けた場合の他の
例を示す部分拡大図である。
【符号の説明】
C 供試体 1 本発明に係るコンクリート供試体成型型枠 2 周面部 3 底面部 4 送気部 5 キャップ 21 本発明に係るコンクリート供試体成型型枠 22 型枠本体 23 底板 24 送気孔 25 装着部 26 底 27 係合部 28 脚 29 パッキン 30 空隙部 31 本発明に係るコンクリート供試体成型型枠 32 容器本体 33 側板 34 送気孔 35 底板 36 封止部 37 パッキン 38 空隙部 39 リング部材 40 鍔 41 段差部 42 掛止部 43 支持部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱状体のコンクリート供試体を成型させ
    る容器状の型枠において、該供試体の少なくとも周面部
    分を成型する部分を透明又は半透明のプラスチック製と
    したことを特徴とするコンクリート供試体成型型枠。
  2. 【請求項2】 型枠は、上端部に設けられた鍔に、上端
    面より低くした段差部を設けると共に、該段差部に付箋
    を取り付ける掛止部を設けたものである請求項1記載の
    コンクリート供試体成型型枠。
  3. 【請求項3】 型枠は、供試体の周面部分を成型する筒
    状の型枠本体と、該供試体の底面部分を成型するもので
    該型枠本体の内部に装着した底板とによって構成したも
    ので、該型枠本体に、圧縮空気を送り込むもので該底板
    の装着部に連通させた送気孔を備えた構造としたもので
    ある請求項1記載のコンクリート供試体成型型枠。
  4. 【請求項4】 底板は、型枠本体の内周面に設けられ送
    気孔に連通させた係合部に嵌合させたものである請求項
    3記載のコンクリート供試体成型型枠。
  5. 【請求項5】 底板は、周囲にパッキンを設けたもので
    ある請求項3記載のコンクリート供試体成型型枠。
  6. 【請求項6】 型枠は、供試体の底面部分を成型するも
    ので容器状の容器本体と、該容器本体に内嵌するもので
    該供試体の周面部分を成型する筒状の側板とによって構
    成し、該容器本体に、該側板との間に圧縮空気を送り込
    む送気孔を備えた構造としたものである請求項1記載の
    コンクリート供試体成型型枠。
  7. 【請求項7】 側板は、下端部分にパッキンを設けたも
    のである請求項6記載のコンクリート供試体成型型枠。
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