JP4031316B2 - コンクリートの強度試験用供試体型枠 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、コンクリートの強度試験用供試体型枠に関し、コンクリートの圧縮強度試験のための供試体(JIS A 1132)を簡単に作ることができるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
セメントを結合材とし、これに骨材および水を適当な割合で配合して練り混ぜ、水とセメントとの水和作用によって固化させるセメントコンクリートは、圧縮強度が高く、剛性が大きく、任意の形状寸法の部材や構造物を作ることができることから土木・建築用材料として広く用いられている。
【0003】
このようなコンクリートは、セメント、水、骨材などの各材料の配合によって品質に大きな影響を受けることから、必要な強度を備えることを確認するため強度試験が行われる。
【0004】
このようなコンクリートの強度試験の代表的なものの一つとして、圧縮強度試験があり、日本工業規格:JIS A 1108に圧縮強度試験方法などが規定され、供試体は直径の2倍の高さを持つ円柱形とされ、通常、直径の標準は10cm、12.5cmなどとされる。
【0005】
さらに、このような供試体を製造するための器具である型枠についても規定され、供試体を作るときに変形および漏水がないもので、寸法誤差が直径で1/200、高さで1/100以下でなければならず、型枠の底板の平面度は、0.02mm以内でなければならないとされている。
【0006】
このような条件を満たした供試体の型枠として従来は金属製の円筒を縦に1つまたは2つの継ぎ目をもつ側板および底板からなるものが使用され、側板を分解して供試体を取出すようにしていたが、分解・組み立てが面倒であることから、近年、一体の円筒状の側板と別体の底板からなるものや円筒状の側板と底板全体を一体にしたものが提案され、機械的な力や加圧流体を用いて脱型するように工夫している。
【0007】
例えば、▲1▼特公昭60−56082号公報には、図5(a)(b)に示すように、円筒状の側板1に摺接させながら落とし入れた底板2を側板1の下端内周の突出部3で支持するようにし、脱型する場合には、底板2をプッシュロッド4で押すようにしたものが開示されている。
【0008】
また、特許第3261427号公報には、▲2▼図6(a)(b)に示すように、円筒状の側板1と底板2をねじによって密閉状態で結合されるようにし、この底板2の側板1の下面と対向する部分に環状凹部5を設けるとともに、側板1の下面に圧縮空気を噴出させる噴出孔6を設けて側板1と底板2のいずれか一方の外面部と連通するようにして環状凹部5に設けた軟質のパッキン7で封止し、脱型の際にはパッキン7を圧縮空気の圧力で押し縮めて噴出孔6から圧縮空気を噴出させて取り出すようにしたものや▲3▼図7(a)(b)に示すように、円筒状の側板1の下端部を底板2の周溝部8に嵌め込んで密閉状態で結合されるようにし、この密閉状態から底板2を上昇させて周溝部8の内周に形成される隙間の噴出孔6から噴出する圧縮空気で取り出すようにしたもの等が開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、▲1▼のコンクリート供試体用型枠では、円筒状の側板1に摺接させながら落とし入れた底板2を側板1の下端内周の突出部3で支持するようにしているため、底板2の外周と側板1の内周との摺接部や底板2の下面と突出部3の上面の支持部からの漏水を防止することが難しいという問題がある。
【0010】
また、▲2▼のコンクリート供試体成型型枠では、環状凹部5に設けた軟質のパッキン7で封止状態とし、このパッキン7を圧縮空気で押し縮めて噴出させるようにしているため、コンクリートもパッキン7と接触する恐れがあり、噴出孔6とこれを塞ぐパッキン7により供試体の寸法精度に影響が及ぶという問題があり、▲3▼の移動式の底板2を用いる場合には、側板1と底板2の締め付け状態等によって供試体の寸法精度に影響が及ぶ恐れがあるという問題があり、これら▲2▼,▲3▼では側板1と底板2との連結部の形状が複雑になるという問題もある。
【0011】
さらに、▲1▼,▲2▼,▲3▼のいずれの型枠でも側板1が円筒状とされ、その外周部に円環状のつば部やフランジ部が形成されているため箱などに収納しようとするとずれ易く、横に倒すと転がってしまうという問題もある。
【0012】
この発明はかかる従来技術の有する課題に鑑みてなされたもので、必要な寸法精度を確保することができると同時に、漏水の問題もなく、簡単に組み立てることができ、しかも脱型も容易なコンクリートの強度試験用供試体型枠を提供しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記従来技術が有する課題を解決するためこの発明の請求項1記載のコンクリートの強度試験用供試体型枠は、有底円筒状の型枠本体と、この型枠本体の底部に設けられる磁石と、この磁石に吸着固定され磁性材料で作られて前記型枠本体の内底面を形成する磁性底板と、この磁性底板と前記型枠本体との間に設けられ水密状態で封止する封止部材と、前記型枠本体の底部を貫通して設けられ供給される加圧流体で前記磁性底板ごと脱型する流体供給孔とを備えることを特徴とするものである。
【0014】
このコンクリートの強度試験用供試体型枠によれば、有底円筒状の型枠本体と、この型枠本体の底部に設けられる磁石と、この磁石に吸着固定され磁性材料で作られて前記型枠本体の内底面を形成する磁性底板と、この磁性底板と前記型枠本体との間に設けられ水密状態で封止する封止部材と、前記型枠本体の底部を貫通して設けられ供給される加圧流体で前記磁性底板ごと脱型する流体供給孔とを備えるようにしており、型枠本体の底部に設けた磁石に磁性底板を吸着固定することで所定寸法位置に磁性底板を設置することができ、この磁性底板と型枠本体との間にOリングなどの封止部材を入れることで磁性底板の位置を所定寸法にしながら水密状態にすることができ、型枠本体の底部に設けた流体供給孔から加圧流体を供給することで磁石による吸着を解放して磁性底板ごと脱型するようにし、流体供給孔による平面度への影響を回避するようにしている。
【0015】
また、この発明の請求項2記載のコンクリートの強度試験用供試体型枠は、請求項1記載の構成に加え、前記型枠本体の底部上面に前記加圧流体の流路を形成したことを特徴とするものである。
【0016】
このコンクリートの強度試験用供試体型枠によれば、前記型枠本体の底部上面に前記加圧流体の流路を形成するようにしており、突出部や溝などによって型枠本体と磁性底板との間に加圧流体の流路を形成することで、一層効率的に脱型することができるようにしている。
【0017】
さらに、この発明の請求項3記載のコンクリートの強度試験用供試体型枠は、請求項1または2記載の構成に加え、前記型枠本体の外周に多角形状のフランジ部を設けたことを特徴とするものである。
【0018】
このコンクリートの強度試験用供試体型枠によれば、前記型枠本体の外周に多角形状のフランジ部を設けるようにしており、多角形状のフランジ部を少なくとも1か所設けることによって収納時のずれを防止して安定した状態で配列できるようにするとともに、横にした場合にも転がらないようにでき、複数か所とすれば一層安定性を向上できるようになる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施の形態について図面に基づき詳細に説明する。
図1〜図4はこの発明のコンクリートの強度試験用供試体型枠の一実施の形態にかかり、図1は概略縦断面図、図2は型枠本体のみの平面図、図3は脱型状態の説明断面図、図4は収納状態の概略平面図である。
【0020】
このコンクリートの強度試験用供試体型枠10は、例えばプラスチック(合成樹脂)製の底部11a付きの円筒状の型枠本体11を備えており、内径が圧縮強度試験用の供試体の直径に合わせた寸法としてあり、下端部には、下方に突き出す脚部11bが形成され、ごみなどが付着しないようにするとともに、据りを良くし安定した状態で立てて置くことができるようにしてある。
【0021】
この型枠本体11の底部11aには、上面外周に水密状態に保持するための封止部材としてのOリング12を装着する封止部材装着溝13が形成されるとともに、中心部に円筒状の磁石取付部14が形成され、この磁石取付部14の底部上面に、図2に示すように、円周方向に4つに分割され上方に突出する突出部15が同心状に2列形成してあり、中心部に取付ボルト用の貫通孔16が形成され、これと隣接して2列の突出部15の間に加圧流体供給孔17が底部11aを貫通して形成してある。
【0022】
これにより、型枠本体11の底部11aに突出部15の高さ分の隙間で加圧流体の流路15aが形成されることになる。
【0023】
この型枠本体11の底部11aの磁石取付部14には、円盤状の永久磁石18が装着されて2列の環状の突出部15上に載置され、底部11aの中心部の貫通孔16に下方から挿通されたボルト19で固定されるようになっており、この固定状態の永久磁石18の上面が型枠本体11の磁石取付部14の外周部より僅かに高くなるようにしてある。
【0024】
このような永久磁石18が底部11aの中央に取付けられた型枠本体11には、磁性材料で作られた磁性底板20が吸着固定されるようになっており、この磁性底板20が型枠本体11の内底面を構成するようにしてある。
【0025】
この磁性底板20は、その直径が型枠本体11の内周面に摺接する寸法とされ、上面は供試体や型枠として必要な平面度を満たすようにしてある。
【0026】
そして、この磁性底板20を型枠本体11の永久磁石18に密着するように吸着固定させたときに、磁性底板20の下面外周が封止部材装着溝13に装着した封止部材であるOリング12を押圧して水密状態にできるようにしてあり、これに必要な磁気吸着力を備えた永久磁石18が使用してある。
【0027】
したがって、このコンクリートの強度試験用供試体型枠10では、型枠本体11の内径が供試体の直径に合わせられ、型枠本体11の底部11aの突出部15上に取付けられた永久磁石18に吸着固定された磁性底板20の上面が供試体の高さの基準となり、これを基準に供試体の製造に必要な型枠本体11の高さが確保してある。
【0028】
この供試体の高さの基準となる磁性底板20の上面は、永久磁石18の上面に磁性底板20を密着させることで定まり、封止部材であるOリング12を押圧して変形させた状態によらず一定となり、Oリング12を用いても供試体の寸法精度(高さや直角度)に影響を及ぼすことがなく、水密状態を確保しながら供試体の寸法精度を確保することができる。
【0029】
また、封止部材としてOリング12を用いることで、これまでの円筒状の側板の底部内周の突出部に底板を載置して支持するだけのものに比べ、格段に水密性を向上することができ、漏水を完全に防止することができる。
【0030】
さらに、このコンクリートの強度試験用供試体型枠10では、型枠本体11の上端部外周に多角形状のフランジ部21が形成してあり、図示例では8角形のフランジ部21としてある。
【0031】
このような多角形状のフランジ部21を形成することで、コンクリートの強度試験用供試体型枠10を並べる場合や箱などに収納する場合などに、図4に示すように、隣接する供試体型枠10の直線状の辺21a同士を接触させてることで、供試体型枠10同士をずれることなく配列することができ、安定した状態で供試体の製造作業や供試体型枠10の輸送などを行うことができる。
【0032】
また、供試体型枠10を横にした場合にも転がることを防止でき、いずれの状態に置いても安定しており、供試体の製造作業を能率良く行うことができる。
【0033】
なお、この多角形のブランジ部は上端部外周だけでなく、下端部や中央部などにも設けて複数か所とすることで一層安定性を向上することができる。
【0034】
また、多角形の形状も8角形に限らず、12角形など他の多角形状としても良い。
【0035】
次に、このように構成したコンクリートの強度試験用供試体型枠10による供試体の製造について説明する。
【0036】
まず、図1に示したように、コンクリートの強度試験用供試体型枠10を組み立てる。すなわち、型枠本体11の底部11aの磁石取付部14に永久磁石18を装着して貫通孔16に下方から入れたボルト19で固定する。
【0037】
また、型枠本体11の底部11aの封止部材装着溝13に封止部材としてのOリング12を装着する。
【0038】
こののち、磁性底板20を型枠本体11の上方から内周面に摺動・接触させるようにして永久磁石17の上面に密着させて吸着固定することで、供試体型枠10の組み立てが完了する。
【0039】
このような組み立て状態では、型枠本体11の内径で供試体の直径が定まり、型枠本体11の底部11aの突出部15上に取付けた永久磁石18に密着して吸着固定された磁性底板20の上面を基準として供試体の高さが定まる。
【0040】
また、型枠本体11と磁性底板20とで供試体の直角度が定まり、磁性底板20の上面によって供試体の平面度が定まる。
【0041】
したがって、これらの直径、高さ、直角度、平面度等がJISに定められた条件を満たすように各部材が製作されるとともに、これらが組み立てられている。
さらに、この供試体型枠10では、永久磁石18に密着して吸着固定された磁性底板20によってOリング12が押圧されて水密状態とされ、漏水が完全に防止された状態となっている。
【0042】
こうして供試体型枠10が組み立てられたのち、コンクリートを充填して供試体を成形する。
【0043】
そして、必要な工程を経て供試体が形成された後、脱型する場合には、型枠本体11の底部11aに形成した加圧流体供給孔17に、例えば圧縮空気供給装置に接続されたホースを接続し、圧縮空気を供給する。
【0044】
すると、供給された圧縮空気が加圧流体供給孔17から型枠本体11の底部11aの突出部15によって永久磁石18の下面との間に形成された隙間を流路として磁性底板20の下面に加圧力を加えることになり、永久磁石18の吸着力に抗して磁性底板20ごと供試体を押出すようにして脱型し、底部の磁性底板20を取り外すことで供試体を得ることができる。
【0045】
こうして得られた供試体は、必要な養生がなされた後、圧縮強度試験に供される。
【0046】
一方、次の供試体の製造のため、型枠本体11および取り外された磁性底板20は水洗いして、再び組み立ててコンクリートを充填することで繰り返し供試体の製造に用いることができる。
【0047】
このような供試体型枠10によれば、型枠本体11の底部11aに永久磁石18を取り付け、これに磁性底板18を密着するよう吸着固定することで、簡単に組み立てることができるとともに、構造も簡素化することができ、しかも供試体や型枠として必要な寸法精度を確保することができる。
【0048】
また、封止部材としてのOリング12を装着するようにしたので、漏水を完全に防止でき、しかも供試体の寸法にも何等影響を及ぼすことがない。
【0049】
なお、上記実施の形態では、永久磁石を底部下方から入れたボルトで固定するようにしたが、接着剤などを用いて型枠本体の底部に取り付けるようにしても良い。
【0050】
また、加圧流体として圧縮空気を用いる場合で説明したが、他の加圧した気体や液体などを用いるようにしても良い。
【0051】
さらに、型枠本体の底部に加圧流体の流路を形成するため突出部を2列の同心円状に配置するようにしたが、これに限らず、1列だけの円弧状としたり、放射方向に配置して構成したり、突出部に替えて溝によって加圧流体の流路を形成するようにすることもでき、型枠本体の底部と磁石との隙間を流路としても良く、磁石に溝や突出部を形成するようにしても良い。
【0052】
【発明の効果】
以上、実施の形態とともに具体的に説明したように、この発明の請求項1記載のコンクリートの強度試験用供試体型枠によれば、有底円筒状の型枠本体と、この型枠本体の底部に設けられる磁石と、この磁石に吸着固定され磁性材料で作られて前記型枠本体の内底面を形成する磁性底板と、この磁性底板と前記型枠本体との間に設けられ水密状態で封止する封止部材と、前記型枠本体の底部を貫通して設けられ供給される加圧流体で前記磁性底板ごと脱型する流体供給孔とを備えるようにしたので、型枠本体の底部に設けた磁石に磁性底板を吸着固定することで所定寸法位置に磁性底板を設置することができ、この磁性底板と型枠本体との間にOリングなどの封止部材を入れることで磁性底板の位置を所定寸法にしながら水密状態にすることができ、型枠本体の底部に設けた流体供給孔から加圧流体を供給することで磁石による吸着を解放して磁性底板ごと脱型するようにし、流体供給孔による平面度への影響を回避することができる。
【0053】
また、この発明の請求項2記載のコンクリートの強度試験用供試体型枠によれば、前記型枠本体の底部上面に前記加圧流体の流路を形成するようにしたので、突出部や溝などによって型枠本体と磁性底板との間に加圧流体の流路を形成することで、一層効率的に脱型することができる。
【0054】
さらに、この発明の請求項3記載のコンクリートの強度試験用供試体型枠によれば、前記型枠本体の外周に多角形状のフランジ部を設けるようにしたので、多角形状のフランジ部を少なくとも1か所設けることによって収納時のずれを防止して安定した状態で配列することができるとともに、横にした場合にも転がらないようにでき、複数か所とすれば一層安定性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のコンクリートの強度試験用供試体型枠の一実施の形態にかかる概略縦断面図である。
【図2】この発明のコンクリートの強度試験用供試体型枠の一実施の形態にかかる型枠本体のみの平面図である。
【図3】この発明のコンクリートの強度試験用供試体型枠の一実施の形態にかかる脱型状態の説明断面図である。
【図4】この発明のコンクリートの強度試験用供試体型枠の一実施の形態にかかる収納状態の概略平面図である。
【図5】従来のコンクリート供試体用型枠の縦断面図および脱型状態の概略縦断面図である。
【図6】従来のコンクリート供試体成型型枠の部分縦断面図および脱型状態の概略縦断面図である。
【図7】従来の他のコンクリート供試体成型型枠の部分縦断面図および脱型状態の概略縦断面図である。
【符号の説明】
10 コンクリートの強度試験用供試体型枠
11 型枠本体
11a 底部
11b 脚部
12 Oリング(封止部材)
13 封止部材装着溝
14 磁石取付部
15 突出部
15a 流路
16 貫通孔(ボルト用)
17 加圧流体供給孔
18 永久磁石
19 ボルト
20 磁性底板
21 フランジ部
21a 辺

Claims (3)

  1. 有底円筒状の型枠本体と、この型枠本体の底部に設けられる磁石と、この磁石に吸着固定され磁性材料で作られて前記型枠本体の内底面を形成する磁性底板と、この磁性底板と前記型枠本体との間に設けられ水密状態で封止する封止部材と、前記型枠本体の底部を貫通して設けられ供給される加圧流体で前記磁性底板ごと脱型する流体供給孔とを備えることを特徴とするコンクリートの強度試験用供試体型枠。
  2. 前記型枠本体の底部上面に前記加圧流体の流路を形成したことを特徴とする請求項1記載のコンクリートの強度試験用供試体型枠。
  3. 前記型枠本体の外周に多角形状のフランジ部を設けたことを特徴とする請求項1または2記載のコンクリートの強度試験用供試体型枠。
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