JP2799821B2 - 開封装置とこの装置を用いたシーリング材等の充填される注入容器 - Google Patents

開封装置とこの装置を用いたシーリング材等の充填される注入容器

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JP2799821B2 JP5316003A JP31600393A JP2799821B2 JP 2799821 B2 JP2799821 B2 JP 2799821B2 JP 5316003 A JP5316003 A JP 5316003A JP 31600393 A JP31600393 A JP 31600393A JP 2799821 B2 JP2799821 B2 JP 2799821B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C17/00Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces
    • B05C17/005Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces for discharging material from a reservoir or container located in or on the hand tool through an outlet orifice by pressure without using surface contacting members like pads or brushes
    • B05C17/01Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces for discharging material from a reservoir or container located in or on the hand tool through an outlet orifice by pressure without using surface contacting members like pads or brushes with manually mechanically or electrically actuated piston or the like

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  • Closures For Containers (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物等の各種の設備
あるいは機器類に生ずる各種の隙間、クラクの密封あ
るいは充填用に使用されるシーリング材およびコーキン
グ材の充填される注入容器に係わるものであり、注入容
器を注入機に装着し、底蓋部をシーリング材等に押し付
けることにより、該注入容器内に摺動自在に配設した開
封装置により自動的に封印部を開封して、シーリング材
等を押出注出可能とした開封装置とこの装置を用いたシ
ーリング材等の充填される注入容器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、建築物等の各所の設備あるい
は機器類に生ずる各種の隙間、クラックを密封しあるい
は充填するものとしては、各種のシーリング材あるいは
コーキング材が実用化されているが、このシーリング材
等を収納する注入容器は、作業現場で操作可能なシーリ
ング材等の注入機に取付可能な適当な大きさのカートリ
ッジ式となっており、厚手のボール紙、合成樹脂および
金属あるいはこれらの複合材料で製作されている。ま
た、注入容器は、図9に示すように、中空体状の容
器本体部Dと、容器本体部Dの先端部に螺合されたノズ
ル部Nと、容器本体部の後端部内壁内に摺動自在に
設けられた底蓋部Tと、嫌気性のシーリング材Kを密封
するため該ノズル部Nを望む容器本体部D内に貼着さ
れた封印用金属フィルムでなる封印部F等により構成さ
れている。このため、シーリング材Kを押出注出する場
合には、まず、ノズル部Nを取外して封印部Fを先の尖
った針金等で破り、もう一度ノズル部Nを取り付け
後、さらに、ノズル部Nの先端を図9に二点鎖線で示す
B−B線に沿って切断し、そして、シーリング材等の注
入機に装着し、底蓋部Tをノズル部Nの方向に押し付け
て使用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のシーリング材等
充填される注入容器は、上述したとおり、構造上どう
しても使用時に先端に取り付けたノズル部を取り外し
て、注入容器内部に貼着した封印部を破った後、もう一
度ノズル部を取り付けて使用することが必要で、非常に
手間がかかるとともに、シーリング材等が嫌気性のた
極力封印した状態で押出出したいが、これができ
ないという欠点があった。本発明は、この欠点を除去す
るためになされたものであって、封印部と底蓋部間に開
封装置を設けて、底蓋部をシーリング材等に押し付ける
ことにより該開封装置で自動的に封印部を開封可能とす
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、第一
に、シーリング材等の充填される注入容器内に設けた
印部を開封する開封装置であって、シーリング材等の充
填される注入容器内に嵌入可能に形成される本体部と、
該本体部の外周に設けられる摺動部と、上記本体部に設
けられる孔部と、該孔部に沿って突成状に設けられる
とよりなることを特徴とするものである。第二に、
ーリング材等の充填される注入容器であって、中空体状
の容器本体部と、該容器本体部の先端部に設けたノズル
部と、該容器本体部の後端部の内壁内に摺動自在に設け
た底蓋部と、該ノズル部に望む容器本体部内に設けた封
印部と、該封印部に対峙して容器本体部の内壁内に摺動
自在に設けた第一の構成の開封装置とを有し、該開封装
置と該底蓋部間にシーリング材等を充填可能としたこと
を特徴とするものである。また、第三に、第二の構成の
シーリング材等の充填される注入容器であって、上記
器本体部と上記ノズル部とが一体に形成されていること
を特徴とするものである。さらに、第四に、第二の構成
のシーリング材等の充填される注入容器であって、上記
容器本体部と上記ノズル部とが着脱自在に形成されてい
ることを特徴とするものである。
【0005】
【作用】上記構成によりなる本発明においては、シーリ
ング材等の充填される注入容器内において、封印部と底
間の任意の位置に開封装置を設け、開封装置と底蓋
部間にシーリング材等を充填して、使用時に注入容器を
シーリング材等の注入機に取り付け、底蓋部をシーリン
グ材等に押し付けることにより、開封装置が注入容器の
容器本体部内壁内を摺動し、封印部に開封装置の刃部が
当接して自動的に封印部を開封し、さらに、底部をシ
ーリング材等に押し付けることにより、シーリング材等
開封装置の孔部を通して直ちにノズル部に圧送して使
用することが可能となる。よって、使用前にノズル部を
取り外して容器本体部の封印部を破った後再びノズ
ル部を取り付ける作業が必要でなくなるため、嫌気性の
シーリング材等を押出注出の直前まで密封状態とするこ
とも可能となる。なお、容器本体部とノズル部とを一体
成形により製造することも可能となるので、当然注入
器の製造コストを低減させることができる。
【0006】
【実施例】以下引き続き、本発明の開封装置およびその
装置を用いたシーリング材等の充填される注入容器の要
旨をさらに明確にするため、図面を使用して、一実施例
を説明する。先ず図1ないし図3を用いて、本発明によ
る開封装置の一実施例について説明する。1は金属製の
開封装置であり、円盤状の本体部11の中央部に略円形
状を呈する孔部122を設け、かつ、先端に鋸状の刃
21を該孔部122に沿って突成し円筒状の刃部
12を設け、さらに、該本体部11の外周で反刃部12
側に向けて円筒状の摺動部13が突成して形成されてい
る。なお、該開封装置は金属のみでなく合成樹脂で成
形してもよい。
【0007】次に、図4ないし図7を用いて前記開封装
置1を用いたシーリング材等の充填される注入容器の第
一実施例について説明する。C1は注入容器であり、
4に示すように、後端部に開口部21aを備えた中空円
筒形状の金属製の容器本体部2aと、該容器本体部2a
の先端部に一体に突成された金属製の円錐状のノズル部
22aにより構成されている。さらに、該ノズル部2
2aを望む容器本体部2aの内壁20a内には金属フィ
ルムでなる封印部3aが貼着されており、また、円盤状
の蓋本体41aと該蓋本体41aの外周下側に突成され
た円筒状の摺動部42aよりなる金属製の底蓋部4a
が容器本体部2aの後端部の内壁20a内に摺動自在に
設けられ、さらに、該封印部3aと該底蓋部4a間に
、前記開封装置1が容器本体部2aの内壁20a内に
摺動自在に設けられていて、前記開封装置1底蓋部
4a間には、シーリング材Kが充填されている。
【0008】次に、本実施例の作用については、図5な
いし図7に示すように、まず、容器本体部2aのノズル
部22aを望む内壁20a内に封印部3aを貼着した状
態で、後端部の開口部21aよりシーリング材Kを若干
注入し、開封装置1を開口部21aより嵌入し内壁20
a内を摺動させてシーリング材Kに当接させた後、さら
にシーリング材Kを開口部21a近くまで注入し、底蓋
部4aを開口部21aより嵌入し内壁20a内を摺動し
シーリング材Kに当接させて、封印部3aと底蓋部4a
間にシーリング材Kを充填した状態とする。この状態
で、ノズル部22aを図4におけるB−B線に従って切
断して除去した後、容器本体部2aの開口部21aをシ
ーリング材等の注入機Sに装着し、該注入装置Sの引き
金S1を引いて、底蓋部4aを容器本体部2aの先端部
に向けて押し付けると、シーリング材Kにかかる圧力に
より、開封装置1も先端部に移動することによって、該
開封装置1の刃部12の鋸状の刃121が上方の封印部
3aを破って、シーリング材Kをノズル部22aの先端
より押出注出させることが可能となる。なお、容器本体
部2aとノズル部22aとが一体に形成されているの
で、当然製造コストを低減させることができる。
【0009】次に、図8により前記開封装置1を用いた
シーリング材等の充填される注入容器の第二実施例につ
いて説明する。まず、本実施例における注入容器C2の
構成については、容器本体部2bの先端部にシーリング
材Kを吐出する合成樹脂製のノズル部5bが螺合可能に
取付られているほか、内壁20b、開口部21b、封
印部3b、底蓋部4b、蓋本体41b、摺動部42b等
については、上記第一実施例と同様であり、また、本
実施例の作用についても、上記第一実施例と同様であ
るので詳述は省略する。
【0010】なお、前記実施例では容器本体部を円筒形
状としたが四角などの任意断面形状でよく、また、容
器本体部、開封装置、底蓋部を金属製としノズル部を金
属製または合成樹脂製としたが任意材質でよいなど、本
発明に係わる注入容器および開封装置等の形状、大き
さ、材質および各構成要素の作動方法等は、前記した目
的、作用および後記する発明の効果が達成される範囲内
においてそれそれ任意に定められてよく、これらの変更
はいずれも本発明の要旨を何ら変更するものでないこと
は申すまでもない。
【0011】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
刃部を備えた開封装置を、シーリング材等を充填する
入容器の封印部と底蓋部間の内壁内に摺動自在に設
、開封装置と底蓋部間にシーリング材等を充填してあ
るので、使用時に注入容器をシーリング材等の注入機に
取り付け、底蓋部によりシーリング材等を押し付けて開
封装置の刃部を移動させ封印部に押圧することによっ
て、封印部を開封するとともに、開封装置の孔部および
封印部の開封された部分を介してシーリング材等が圧送
されるので、使用前に先端に取り付けたノズル部を取り
外して封印部を破る手間をなくすることができる。よっ
て、使用直前まで嫌気性のシーリング材等を密封状態と
して、シーリング材等の注入作業の効率向上をはかると
ともに、注入作業の質的向上をはかることも可能とな
る。なお、容器本体部とノズル部とを一体成形により製
造することも可能となるので、当然注入容器の製造コス
トを低減させることができる。以上、本発明は、独特の
効果を奏し、まことに優れた発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明開封装置の一実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明開封装置の一実施例を示す平面図であ
る。
【図3】本発明開封装置の一実施例を示す断面図であ
る。
【図4】本発明注入容器の第一実施例を示す断面図であ
る。
【図5】本発明注入容器の第一実施例の使用状態を示す
説明図である。
【図6】本発明注入容器の第一実施例の使用状態の要部
を示す説明図である。
【図7】本発明注入容器の第一実施例の使用状態の要部
を示す説明図である。
【図8】本発明注入容器の第二実施例を示す断面図であ
る。
【図9】従来のシーリング材等の充埴される注入容器の
断面図である。
【符号の説明】
1 開封装置11 本体部 12 刃部 122 孔部 13 摺動部 2a、2b 容器本体部 20a、20b 内壁 22a、5b ノズル部 3a、3b 封印部 4a、4b 底蓋部 C1、C2 注入容器 K シーリング材

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シーリング材等の充填される注入容器内
    に設けた封印部を開封する開封装置であって、シーリン
    グ材等の充填される注入容器内に嵌入可能に形成される
    本体部と、該本体部の外周に設けられる摺動部と、上記
    本体部に設けられる孔部と、該孔部に沿って突成状に設
    けられる刃部とよりなることを特徴とする開封装置。
  2. 【請求項2】 中空体状の容器本体部と、該容器本体部
    の先端部に設けたノズル部と、該容器本体部の後端部の
    内壁内に摺動自在に設けた底蓋部と、該ノズル部に望む
    容器本体部内に設けた封印部と、該封印部に対峙して容
    器本体部の内壁内に摺動自在に設けた請求項1に記載の
    開封装置とを有し、該開封装置と該底蓋部間にシーリン
    グ材等を充填可能としたことを特徴とするシーリング材
    等の充填される注入容器
  3. 【請求項3】 上記容器本体部と上記ノズル部とが一体
    に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の
    ーリング材等の充填される注入容器。
  4. 【請求項4】 上記容器本体部と上記ノズル部とが着脱
    自在に形成されていることを特徴とする請求項2に記載
    のシーリング材等の充填される注入容器。
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