JP2001205561A - ロール計測装置 - Google Patents

ロール計測装置

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JP2001205561A
JP2001205561A JP2000015855A JP2000015855A JP2001205561A JP 2001205561 A JP2001205561 A JP 2001205561A JP 2000015855 A JP2000015855 A JP 2000015855A JP 2000015855 A JP2000015855 A JP 2000015855A JP 2001205561 A JP2001205561 A JP 2001205561A
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JP
Japan
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roll
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pair
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Application number
JP2000015855A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Hosokawa
川 一 幸 細
Kazuhiro Takeuchi
内 一 弘 竹
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Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Machine Co Ltd filed Critical Toshiba Machine Co Ltd
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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 接触子をロールの中心を通る直線上に正確に
位置決めしなくとも精度の高いロール計測を可能とする
キャリパ型のロール計測装置を提供する。 【解決手段】 一対の各々の接触子34a、34bにロ
ール15の外周面と接触する円筒面36a、36bを形
成し、一対の接触子34a、34bの各々をその円筒面
36a、36bの母線がロール軸線と直角になるように
支持する各足部26a、26bを支持部25a、25b
に揺動自在に設け、足部26a、26bと支持部25
a、25bとの間に足部の揺動角を検出する揺動角検出
手段35a、35bを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロール研削盤で加
工したロールの直径やプロファイル等の寸法を計測する
のに使用されるロール計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ロール研削盤では、加工対象のロールを
加工しながら、寸法通りに加工されているかを確認する
ためにロール計測装置が設けられている。このロール計
測装置は、ロールを高精度に研削加工するためには必要
不可欠である。このロール計測では、一般にロールの直
径、真円度、振れ、プロファイルなどの種々の寸法が測
定される。従来、ロールの自動計測には、接触式変位セ
ンサを用いたキャリパ型のロール計測装置が用いられて
いる。この種のキャリパ型のロール計測装置では、一対
の接触子をロールに接触させて直径等の各種寸法を測定
するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のキャリパ型のロ
ール計測装置では、接触子はその先鋭な部分でロールと
接触するようになっているので、ロールと接触子との接
触態様は、点接触にになっている。このために、計測を
実施するにあたっては、一対の接触子をロールの中心を
通る直線上に正確に位置決めしなければ、測定結果に誤
差が生じ正確な計測値が得られないという問題がある。
【0004】そこで、本発明の目的は、前記従来技術の
有する問題点を解消し、キャリパ型の計測装置において
も接触子をロールの中心を通る直線上に正確に位置決め
しなくとも精度の高いロール計測を可能とするロール計
測装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、ロール研削盤の往復台に設けられ、一
対の接触子を計測対象のロールの表面に接触させながら
ロールの各種寸法を計測するキャリパ型のロール計測装
置において、前記一対の各々の接触子に前記ロールの外
周面と接触する円筒面を形成し、前記一対の接触子の各
々をその円筒面の母線がロール軸線と直角になるように
支持する各足部を支持部に揺動自在に設け、前記足部と
支持部との間に前記足部の揺動角を検出する揺動角検出
手段を設けたことを特徴とするものである。
【0006】本発明によれば、各接触子は円筒面の母線
に沿ってロールと常に接触し合い、ロールのプロファイ
ルの変動が足部の揺動量を正確に反映することから、各
接触子をロール表面に接触させるだけで、正確なプロフ
ァイル計測が可能となり、各接触子を正確にロール中心
を通る直線上に位置決めする必要をなくすことができ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるロール計測装
置の一実施形態について、添付の図面を参照しながら説
明する。図1は、本発明によるロール計測装置が適用さ
れるロール研削盤を示す。
【0008】図1において、10は砥石台であり、11
は、心押台、12は主軸台を示す。砥石台10は、往復
台13の上をX軸方向に移動可能なように設けられてい
る。砥石台10には、砥石14がロール15の軸方向に
対して直角に向き合うように設けられており、図示しな
いインフィード機構により、砥石14がロール15に対
して前後(X軸方向)に移動し、ロール15に切り込み
を与えることができるようになっている。往復台13
は、サーボモータによりボールねじを駆動してZ軸方向
に送られるもので、ボールねじや送り運動を案内するガ
イドレールは、伸縮自在な入れ子状の摺動面カバー17
によって被覆されており、その摺動面が保護されてい
る。
【0009】一方、心押台11は、ロール15の軸方向
と平行なZ軸方向に延びるラック16に沿ってピニオン
・ラック機構を利用してZ軸方向に移動することができ
るようになっている。心押台11と主軸台12の間に
は、ロール15を支持する一対の受台18a、18bが
配置されており、ロール15はその両端部でそれぞれ受
台18a、18bによって回転可能に支持されている。
【0010】主軸台12は、ロール15に駆動トルクを
伝える面板20と、図示しないモータの駆動トルクを面
板20へ伝達するベルト伝動機構などが内蔵されてい
る。
【0011】本発明によるロール計測装置22は、往復
台13に設置されているものであり、図2にその詳細を
示す。
【0012】この図2において、往復台13の上面に
は、コラム23が立設され、このコラム23の上端部に
は、ビーム24がロール軸線とは直角にロール15側に
突出すように支持されている。このビーム24には、次
のように構成されるキャリパー型のロール計測装置が設
けられている。
【0013】25a、25bは、その先端部に後述する
接触子34a、34bを有する足部26a、26bを支
持する支持部である。この支持部25a、25bは、接
触子34a、34bを互いに接近または離間させる方向
に移動させる移動機構27に連結されている。この移動
機構27は、サーボモータ28により歯車装置29を介
してボールねじ30a、30bを駆動する。この場合、
ボールねじ30a、30bはねじの方向が左右逆ネジに
なっていて、したがって、サーボモータ28を単一の駆
動限として、支持部25a、25bを同じ距離だけを互
いに反対方向に移動させることができる。なお、好まし
くは、図2に2点鎖線で示すように、ロール計測装置全
体が湾曲するガイド31に沿って前進して傾くことがで
きるようになっている。また、移動機構の27全体は、
ビーム24に対して水平な図示しない回転軸を中心に最
大90度回動することができるようになっている。
【0014】次に、図3は、足部26a、26bを拡大
して示す図である。支持部26a、26bには、連結部
材32a、32bを介して足部26a、26bがピン3
3a、33aを中心に揺動自在に支持されている。この
場合、足部26a、26bは、ロール15の軸線と直交
する平面上を揺動するようになっている。足部26a、
26bの先端部には、それぞれ接触子34a、34bが
固定されている。この接触子34a、34bは、円筒体
の一部をなす円筒面36a、36bを有し(図4参
照)、この円筒面36a、36bでロール15の表面と
接触するようになっている。この円筒面36a、36b
の母線は、ロール軸線と直角になるようになっている。
他方、連結部材32a、32bには、それぞれ足部26
a、26bの揺動角度を検出する手段として変位センサ
35a、35bが取り付けられている。
【0015】次に、以上のように構成されるロール計測
装置を用いて実施するロール計測について、ロール15
のプロファイルの計測を例に説明する。
【0016】図2において、まず、サーボモータ28を
駆動して、左右両側からロール15の表面に接触子34
a、34bが接触する位置まで支持部25a、25bを
移動させておく。その後、往復台13の移動とともに、
接触子34a、34bをロール15の表面に接触させた
ままロール軸方向に移動に移動させてロール15のプロ
ファイルを計測する。
【0017】接触子34a、34aがロール表面を摺動
している間、ロール15の表面にプロファイルの変動が
あれば、その変動は、足部26a、26bを僅かに揺動
させる。この揺動角度は、変位センサ35a、35bに
より検出され、図示しない演算装置に出力されるので、
この揺動角度の変化からロール15の長さ方向全体にわ
たるプロファイルを計測することができる。
【0018】図3および図4に示すように、各接触子3
4a、34bの円筒面36a、36bはロール軸線と直
角な母線に沿ってロール15と常に接触し合し、ロール
15のプロファイルの変動が足部26a、26bの揺動
量に正確に反映されることから、各接触子34a、34
bをロール表面に接触させるだけで、各接触子34を正
確にロール中心を通る直線上に位置決めする必要なく、
正確なプロファイル計測が可能となる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、一対の各々の接触子に前記ロールの外周面と
接触する円筒面を形成し、前記一対の接触子の各々をそ
の円筒面の母線がロール軸線と直角になるように支持す
る各足部を支持部に揺動自在に設け、前記足部と支持部
との間に前記足部の揺動角を検出する揺動角検出手段を
設けているので、接触子をロールの中心を通る直線上に
正確に位置決めしなくとも精度の高いロール計測を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるロール計測装置が適用されるロー
ル研削盤の一実施形態を示す斜視図。
【図2】本発明の一実施形態によるロール計測装置の側
面図。
【図3】同実施形態によるロール計測装置の要部を示す
側面図。
【図4】図3におけるIV-IV矢視断面図。
【符号の説明】
10 砥石台 11 心押台 12 主軸台 13 往復台 14 砥石 15 ロール 22 ロール計測装置 23 コラム 24 ビーム 26a、26b 足部 28 サーボモータ 34a、34b 接触子 35a、35b 円筒面 36a、36b 円筒面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロール研削盤の往復台に設けられ、一対の
    接触子を計測対象のロールの表面に接触させながらロー
    ルの各種寸法を計測するキャリパ型のロール計測装置に
    おいて、 前記一対の各々の接触子に前記ロールの外周面と接触す
    る円筒面を形成し、前記一対の接触子の各々をその円筒
    面の母線がロール軸線と直角になるように支持する各足
    部を支持部に揺動自在に設け、前記足部と支持部との間
    に前記足部の揺動角を検出する揺動角検出手段を設けた
    ことを特徴とするロール計測装置。
JP2000015855A 2000-01-25 2000-01-25 ロール計測装置 Pending JP2001205561A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009502523A (ja) * 2005-07-27 2009-01-29 テキント コンパニア テクニカ インテルナツィオナレ ソシエタ ペル アチオニ 研削盤のための独立測定装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009502523A (ja) * 2005-07-27 2009-01-29 テキント コンパニア テクニカ インテルナツィオナレ ソシエタ ペル アチオニ 研削盤のための独立測定装置

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